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ブログにお越しいただき有難うございます。

本日午前中は、顧問契約してそろそろ10年近く経つ団地の常設修繕委員会に出席しました。

この団地は、 ​コストについて「攻める」意識​ を持っています。

管理会社や設計事務所の提案を鵜呑みにして、管理費・積立金を設定している「受け」のマンションとは違います。

5年ごとに見直しを図っている長期修繕計画も、 ​​ ローコスト管理を実現するイダケン ​​ マジック で資金計画をベースにしているのですが、前回・今回と、タスクチームである修繕委員会で2年近く検討を重ねて、修繕の方針を決めます。

「攻め」の意識は、管理費・積立金・駐車場徴収額に如実に反映​ されます。

団地としては約200戸と、そんなに大きくありません。築年数は30年を超えて、建物本体だけではなく、設備も老朽化が進行しています。



・積立金も月額約12000円(㎡あたり約140円)

・駐車料は1台2000-3000円

​​ 7​0㎡の専有部分の部屋だと、駐車料を含めても一月20000円程 に抑えられています。

ケチケチで、最低限の工事しかやらないわけではありません。

一昨年は、サッシをペアサッシのグレードのよいものに全窓交換。これと併せて玄関扉も交換。居住性を向上させるためのグレードアップも行います。

大規模修繕もおおむね12年周期で実施しています。

1戸当たりのコストを上げないように、真剣に議論し、良い着地点を見出しています。

コスト圧縮する手法を見つけるためには、コンサルタントを積極的に採用して助言を求めます。

修繕委員会は、大規模修繕時だけにスポットで結成するのではなく、常設化し、日常の修繕コストも常に節約に努め、長期修繕計画と実態の工事の比較も定期的に実施しています。

​管理コストの最適化は、管理会社や大規模修繕専門の設計事務所にお任せでは実現が難しい​ と思います。






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最終更新日  2022.06.05 05:50:07
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