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戦後保守然として、読売社説子は、
《先の大戦の終戦から80年となった。惨禍の記憶を風化させないための取り組みを強化し、不戦と平和の誓いを次世代に継承せねばならない》(8月16日付読売新聞社説)
と言う。ここで、戦後保守とは、敗戦後GHQによって敷かれた体制、すなわち、「戦後レジーム」を保守するという意味である。また、かの戦争は日本だけが悪かったという「自虐史観」を保守しようとするのも戦後保守の特徴である。
《惨禍の歴史を伝える取り組みは一層重要となる。
戦後世代が、戦中・戦後の暮らしや労苦を学び、学校などで伝える「語り部」の活動が各地に広がっている。戦争体験者が健在なうちに、さらに育成を進めたい。
体験者の証言を映像などで残す活動も加速させる必要がある。各地の戦争遺跡も、戦時下の地域の歴史を学ぶ場となるはずだ》(同)
惨禍の歴史を伝えなければどうなるのか。若い世代が惨禍の歴史を知らなければ、また同じように他国を侵略しようなどと邪(よこしま)なことを考えかねないとでも思っているのか。日本民族は、しっかり箍(たが)を嵌めておかなければ、何をしでかすか分からない野蛮民族だとでも思っているのだろうか。
それとも、戦争は懲り懲り(こりごり)だ、平和が一番、だから、少しでも平和を掻き乱すことは許せない、という平和潔癖症ゆえ、戦争の悲惨さは語り続けなければならないと思っているのだろうか。
が、戦争とは相手のあることであって、いくら自分たちが非暴力を貫こうが、吹っ掛けられたら御仕舞だ。実際、大東亜戦争は、石油を止められた日本が自存自衛のために打って出たものであり、決して亜細亜を侵略しようなどと考えたものではなかった。
相手が責めてきたら「白旗」を挙げて迎えればよいという絶対平和主義の立場もあろう。が、チベットやウイグルがどうなったのかを見れば分かるように、それは最悪民族浄化( ethnic cleansing )となりかねないし、少なくとも徹底した搾取に遭(あ)うであろうことは容易に想像できる。
必要なのは、戦争に巻き込まれないようにすることだ。相手に攻め込まれないための自衛力を保有し、利害を共有する国との連携を深めることも大事である。はたまた、他国と友好関係を築き、敵を作らないための外交努力も不可欠である。つまり、国際社会における平和の構築に汗をかくことが重要だということだ。
戦争を自国の問題としてだけ考えること、すなわち、一国平和主義は、大海を知らぬ井の中の蛙的思考でしかない。【続】
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