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2006.07.10
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カテゴリ: 果物
日本に栽培されている梨は、日本梨.西洋梨.中国梨の3つの品種群がある。その原生分布はユーラシア大陸とその島嶼に限られている。
日本梨は「日本書紀」(720年)などに栽培の記録があり、古い歴史をもち、栽培分布も広く、江戸時代に果樹園としてまとまった栽培が行われ、150種以上の品種が記録されている。盛んになったのは、明治時代以降。ナシは、中心部が酸っぱいので、中酢(なかす)が略され、古くは、「なす」と呼んだ。ナシが無しに通じ縁起が悪いので、逆に「有り実」の別名があります。古い料亭の女将さんなどは、こうした表現を使っているそうです。

梨は果皮のコルクが発達して錆褐色になった赤梨系と発達していない青梨系があります。代表品種には、次のようなものがあります。

長十郎(赤梨)...明治27年に、神奈川県川崎市大師河原の当麻長十郎の園で偶然実生として発見されました。大正から昭和の初めが全盛期でした。千葉県.茨城県.埼玉県などの関東地方が主な生産地でした。地域差はありますが8月中旬~9月下旬ごろが出荷期間ですが、最近は幸水.豊水.新水の三水系にとって変わられた感があります。

二十世紀(青梨)...明治31年に、千葉県松戸市の松戸覚之助によって、偶然実生として発見された青梨が、これから迎える二十世紀を代表するものとして命名されたそうです。現在は、鳥取県と長野県で全国の80%を占め、あとに千葉県、福島県が続きます。果皮は薄くなめらかで透き通るような淡黄色で、果肉は柔らかく適度な酸味で日持ちも良い。鳥取産は8月下旬~9月中旬、長野産は9月下旬~10月中旬にでまわります。

八雲(青梨)...二十世紀より品種改良によってつくりだされた。二十世紀よりやや小粒でたて長の形をしています。8月中旬~下旬まで出回りましたが、それも昭和40年代まで。多少酸味が有り、透き通るようなきれいな果肉をしています。

菊水(青梨)...二十世紀より品種改良によってつくりだされた。二十世紀と比べると、同じ青梨系でも、皮がちょっとまだらな感じがします。神奈川県農業試験場で作られた品種で、幸水.新水の親になります。

幸水(中間赤梨)...早生幸造と菊水の交配で誕生し、昭和34年にそれぞれの両親から1字ずつとって命名されました。果皮は黄緑褐色、果肉は緻密で果汁が多い。特有の香りをもち、非常に甘い。昭和40年代から多く出回るようになり、現在二十世紀を凌ぎ中心的品種です。8月初旬~下旬がピークで、日持ちは1週間くらいです。

豊水(赤梨)...昭和34年、赤梨系の「りの14」と八雲の交配によってできました。出荷期間は8月下旬~9月下旬で、三水系の中では後期になります。大ぶりですが、肉質は幸水に似て柔らかく、甘みも強くジューシーです。日持ちは2週間程度。甘みや果汁が豊かという意味で、豊水。



新高(赤梨)...大正4年、土佐県土佐市高岡町の今村家の庭に育った在来種「今村秋」に新潟県産の在来種「天の川」を交配して誕生、新潟県の「新」、高知県の「高」をとって命名されました。当初は、果実は小型だったようですが、更に系統を選び栽培法の改良し、大果へ大果へと移行していき、現在は1個500g~1kg前後の大果になりました。出荷期間は9月下旬~10月中旬で、柔らかくて果汁が多く、酸味はほとんどない。

晩三吉「おくさんきち」(赤梨)...名前が示すとうり晩生で、新潟県で発見された。10月~11月ごろ出回ります。また、収穫してから翌年の4月~5月ごろまで貯蔵できるので、「貯蔵梨」としてもしられています。やや大きめで、凸凹しており形はあまり整っていませんが、サクサクとした歯触りで甘く果汁もたっぷりしています。甘みも酸味もほどよくあって美味しい品種です。

愛宕(赤梨)...11月下旬~12月下旬ごろでまわります。一つが1.5kgと大きく。岡山県産のものが、ずばぬけておいしい。

西洋梨は単に洋梨ともいう。適期に収穫した後、追熟させないと食べられず、追熟後はすぐ痛むのが特徴。このため生産量は多くないが、追熟したものは果皮が薄緑色から黄色に変わり、とろけるような舌触りで蜜のような甘さと芳香がある。北海道.山形県.秋田県で多く生産され、長野県、西では岡山県で若干作っていますが量的には少ない。次のような品種がある。

バートレット...原産地のイギリスからアメリカに伝わり、ボストンでバートレットという人が普及させたので彼の名前がついた。日本には、明治初年に導入され、大きさは250g前後、甘く果汁が多い優良品である。8月下旬~9月上旬に収穫され、追熟は2週間。果皮の赤いレッドバートレットもある。

ラ.フランス...フランス原産で果実は150g~200gと小さく、バートレットよりも丸みを帯びている。果皮は黄色がかった緑色で凸凹が多く、追熟させると果肉はとろけるように柔らかくなって特有の芳香があり、味は最上である。10月上旬~下旬に収穫される。追熟は2週間。

ル.レクチュ...明治36年に新潟県に導入されが栽培が難しい。昭和50年代末から品質のよさが見直され、普及し始めた。追熟に40~45日もかかるが、果皮は澄んだ美しい黄色となり、とろりとした舌触りは絶品。

中国梨は明治時代に日本に導入されたがあまり普及はしなかった。現在は生産量は少ないが一部に人気が出てきた。品種は次のとうりです。

鴨梨「ヤーリー」...中国北部での栽培が多い。果皮は淡緑色で、果肉は柔らかくて果汁が多く、特有の香気がある。3月ごろまで貯蔵が可能。

慈梨「ツーリー」...中国山東省莱陽県が原産で、正式名は莱陽慈梨「ライヤンツーリー」重さ400g以上で果肉は柔らかくて果汁が多く、上品な甘みと香りがある。2~3週間の追熟を必要とする。

  イクマショップ http://ikuma.jp/





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最終更新日  2006.07.11 02:00:47
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