PR
カレンダー
コメント新着
キーワードサーチ
マーケットコメント
長期投資のススメvol27 根拠なき熱狂①
〜バブルを生み出すストーリー〜
今の金融市場がバブルを生み出しやすい状況にあることは、このブログでも何度かお伝えしました。バブルは終わってみて初めて認識できるものですが、少なくともその兆候は、ある特徴的事件やニュースによってつかむことができると言えそうです。市場が根拠なしで熱狂している時、それ自体がバブルなのです。今年もすでにいくつか根拠なき熱狂のニュースが出ていますが、今後そうしたニュースが出るたびにシリーズでご紹介していきます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8298cc143362a64698e59ba8c3f3804eb5f37d73
詳しくは記事を読んでください。今、このロビンフッドがコロナ禍で暇を持て余した若者に大人気。全く知識のない人達が、プロでも難しいようなデリバティブ商品(株式オプション取引など)へお金を投じていることが話題になっています。手数料がゼロでオプション取引も出来るとなると、少ない資金で大きなリターンを狙うことが出来ます。今年はコロナの影響で2月から3月にかけ相場が下落しましたが、そこをチャンスとばかりにこのアプリを通じて株式投資に参戦してきた若者が多数。良い儲けのツールとして爆発的に広まりました。
〜問題は根拠なき熱狂〜
私は多くの人に投資を広めていきたいと考えていますので、若者がこうしたアプリをきっかけに相場を始めること自体は歓迎しています。問題は理解をせずにオプション取引を行っていること。また、初心者が分析も行わずに個別株投資によって短期的に大きなリターンを狙おうとしていること。これらは非常に成功する可能性が低いゲームです。それでも米国の若者がなりふり構わず束になって人気銘柄にお金をつぎ込みましたので、あたかも自分の取引がうまくいっているような気分になったのでしょう。確かにテクノロジー株やバイオ株は今年は象徴的な上昇を示しました。既にマーケット参加者の一部によって株価の正当性が証明できないと指摘されていましたが、上昇モメンタムはとどまることを知らず、赤字の企業でも将来の成長が買われて株価が何倍にもなるケースも見られ始めました。
先週、米国の証券取引委員会がこのロビンフッドに対して調査を開始することを発表。このニュースをきっかけにこれまで過熱していた銘柄が急反落。個人投資家は一気に手仕舞い売りへと転じたため、相場全体が調整一色となったようです。
〜宴はおそらくまだ続く〜
この様に、株価が根拠なく上昇し、根拠なく調整するという事を繰り返す相場がバブル相場です。そして、このバブルの根源であるのが、世界全体で余っている投資資金。これがまだ増え続けている間は、世界中のいたるところで似た様な現象が起きるでしょう。宴はおそらくまだ続くと予想します。いつ終わるか、どの様なきっかけで終わるかは誰にもわかりません。ただ、1つ言えることは、この相場の原因を作り出している金融環境が変わり始めても、まだ相場上昇が続くようであれば、それは最終局面の合図になると考えています。従って、各国中央銀行の金融政策の行方が大変重要なのです。米国はFRB、欧州はECB、日本は日銀、中国はPBOC。これらの金融政策は今後ますます重要になっていきますので、注視しましょう。
吉田チーフの毎月コツコツ投資 2023Oct08 2023.10.10
ゆーごパパのコツコツほったらかし投資 20… 2023.06.14
吉田チーフの毎月コツコツ投資 2023Jun11 2023.06.13