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スポーツドリンクに限らず、ジュース類には大量の砂糖が使われています。
ところで、甘味によって人体の気の流れがどのようになるか、ご存知でしょうか
甘味というのは、気を緩めたり、気の流れをゆっくりにする作用があります。
甘味の作用に関しては、漢方薬の考えが参考になります。
漢方薬でもっとも頻繁に使われる薬種に、甘草があります。
この甘草には、 急を緩める
作用があります。
急を緩めるとは、気の流れを緩める=ゆっくりにするということです。
激しい葛藤や緊張があると、甘い物が欲しくなるのはこのためです。
この甘草だけを濃く煎じて服用すると、身体に浮腫が起きることは医学界では、広く知られていることです。
甘草は、気の流れを低下させ 体液の異常
が現れやすくなります。
体液が停滞しやすくなったその結果、どのようなことが起きるかと言うと、浮腫以外にまず大便の不調が現れます。水分の代謝が良くないので、大便がベトベトしたり、排泄後がすっきりとせず何度もトイレに行くようになります。激しいと軟便・下痢を起こすようになります。
そのことによりさらに体液が気の流れを阻むので、身体が重い・気持ちがモヤモヤとしてすっきりとしない、頭がぼんやりとして何をするのもおっくう、少しのことがプレッシャーになる等々、ここに書ききれないほどの症状や、何となくおかしい・不調などの感覚が、身体と精神状態にまで及びます。
これらの事は、誇張でもなんでもありません。日常の臨床で度々遭遇することです。
これって恐るべきことだと思うのですが、皆さんはどのように思われますでしょうか。
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