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(右下に少しだけ写っているのが、取り寄せたキャットドアの箱)
1階から2階への階段がついた。
すごく嬉しい。これでリビングやキッチンを見るのに、もう 命がけの思いをしないで
済む。
パインの無垢材の香りがしている。
色もナチュラル色なので、北側の階段にも明るく映えている。
この日は、現場でネコ階段の打合せ。
新しい我が家には、ヒト用とネコ用の階段がある。 『何と贅沢な』と思われるかも知れないが、もともとはせっかくの無垢の建具に
キャットドアのための穴を開けたくない、という人間側の都合によるもの。


(2階から階段を見下ろす) (無垢のパイン材の踏み板)
階段踊り場からリビングにかけて、ドアを締め切ったとき、
猫にとっては行き来が不自由になる。
通常は、最初からキャットスルーと呼ばれるくぐり穴が付いた建具を用いたり、
既製のドアにキャットドアを取り付ける場合が、多いようだが、
無垢素材で、気にいったものが見つけることが出来ないことから、二の足を踏んだ。
次に考えたのが「壁に穴を明ける」であるが、これも間取り上どうしても
適当な位置を見つけることが出来ない。 それで、次に考えたのが階段(ヒト用)横の壁の一部を利用して
「ネコ専用の階段を造ってしまう」であった。
この発想を思いついたときは、正直、無理難題のように思えたので、
却下されることを覚悟の上で、工務店さんに相談してみた。
専務さんは、思いがけず「面白いですね...」と話しに乗ってきてくれた。
さっそく図面もいくつか描いてくださった。
しかし、初めての試みのうえ、猫は飼ったことのないということで、
ステップの幅や段差など微妙なところで、いまひとつ判断に困るのも事実のようである。
大工さんも、図面を見ながら「どうも判らないッス」とつぶやいていた。
そんなわけで、現場では階段を前にして、工務店の専務さんと大工さんが顔を突き合わせ、 細かな取り合いなど、相談は続いていた。
「この踏み面、この幅で大丈夫かなぁ」
「余り壁面より飛び出すと、人間が歩くのに邪魔になるよね」
「ステップとステップの段差、遠くない?」
「それは大丈夫。それより、2階の床面から最初の下る1段目が、ちょっとキツイみたい。
廻り込む姿勢になるから、勇気いるなぁ」
「うーん、ここは猫の気持ちになってみて」
「…うちには犬はいるけど、猫は飼ったことないから判らないなぁ。」
「ここの1段目だけ、ステップにカーブつけて前足かけ易いようにしようか?」
「踏み板部分は、爪に優しい素材がいいよね?やっぱり、じゅうたん巻きかな」
「いや、後々のメンテナンスのこと考えたら、コルクボードなんかどうだろう」
などなど、いろんな意見が飛び交っている。

(アホりんちゃん)私の気持ちになって
気温が30度を超す蒸し暑い中、施主も工務店さんも大工さんも皆、汗だらだらになりながら
真剣である。
それは、物造りに妥協しない技術者としての姿勢なのであろうが、
立派な大の男たちが5~6人も集まって、我が家の猫ちゃんのためにこんなに
頭を悩ませてくれていると思うと、ちょっと可笑しくもあり、ありがたく
「ああ、うちの子たちは何て幸せ者なんだろう」と、しみじみ思った。
けっきょく、最終案はいろんな人たちの意見を、それぞれ取り入れた、
当初のものとは、かなり違ったシンプルなものになった。
皆で決めたのが実感できて、とっても納得できた。
後で専務さんが「今日の打合せは、良かったです。皆のお知恵が借りれて」と おっしゃってくださった。温かな気持ちになった。
(アホりんちゃん)早う、決めてや。
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