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今日のまとめ日本人駐在員も巻き込む暴動が起きたインド進出の「先輩」企業だけにショックが大きかったインドは継続的な海外からの直接投資を必要としているインド政府が事態を早期に収拾できるかに注目マルチ・スズキにおける労働争議7月18日にインド屈指の製造業の拠点、マネサールにあるマルチ・スズキの自動車工場で暴動が起きました。騒動の原因は正社員と臨時雇いの社員の賃金格差だと言われています。この暴動で同工場の人事部長が死亡したほか、二人の日本人駐在員を含む、多くの社員や警察官が負傷したそうです。今回の事件の重要性インドは比較的労働争議の多い国ですが、今回の事件は幾つかの点で注目に値すると思います。先ず、マルチ・スズキは日本の企業の中でもいち早くインドの将来性に気付いていた企業であり、インド進出の先駆者です。その分、他社よりも現地の労務管理ノウハウや経験という意味では先行していると考えられてきました。その「先輩格」の企業でこのような大きな争議が起きたことはインド進出を考える他の企業にとって進出を躊躇させる原因になりかねません。次にマネサールという土地柄ですが、首都デリーに比較的近く、歴史的には余り労働問題が先鋭的でなかったところです。このため「ここで駄目なら、一体、どこが安全なのだ?」という不安を外国の経営者に与えています。さらに今回の暴動が極めて計画的であったこと、そして暴徒の行動が残忍だったことも海外からの投資家が二の足を踏む原因になりかねません。直接投資を必要とするインドインドはこのところ慢性的に経常赤字となっており、その帳尻を合わせるためには外国からの直接投資の誘致は極めて優先度の高い問題となっています。以上のような理由からマネサールにおける今回の労働争議をインド政府が早期に鎮静化させることができるかどうかが注目されます。
2012年07月23日

今日のまとめGDPは予想を下回った鉱工業生産は予想を下回った小売売上高は予想を上回った全体として中国経済の減速に歯止めが掛っていないGDP成長率中国の第2四半期のGDP成長率は前年比+7.6%でした。コンセンサス予想は+7.7%ですのでそれを下回ったことになります。因みに第1四半期のGDP成長率は+8.1%でした。鉱工業生産中国の6月の鉱工業生産は前年比+9.5%でした。コンセンサス予想は+9.8%ですのでそれを下回ったことになります。因みに5月は+9.6%でした。小売売上高中国の6月の小売売上高は前年比+13.7%でした。コンセンサス予想は+13.4%でしたのでそれを上回りました。なお5月は+13.8%でした。まとめこれらのデータ・ポイントはいずれも中国経済が急速に冷却していることを示しています。さらに追加的な利下げが必要だと思われます。
2012年07月13日

今日のまとめ物価は市場予想より低い伸びだった先週の政策金利の引き下げは未だ不十分6月の輸入は特に低い伸びだったいずれそれは輸出にも影響を及ぼす物価中国の6月の消費者物価指数は+2.2%でした。コンセンサス予想は+2.3%ですので、それを下回りました。因みに5月は+3.0%でした。一方、生産者物価指数は-2.1%でした。コンセンサス予想は-2.0%ですので、それより下落幅が大きかったことになります。因みに5月は-1.4%でした。中国経済はこのところ著しく減速しており、景気に活を入れるためには思い切り政策金利を低くすることが望まれます。それを受けて中国人民銀行は先週、1年物預金金利を0.25%引き下げ3%としました。しかし今回の消費者物価指数が+2.2%だったので、未だ1年物預金金利より消費者物価指数が0.8%低い状態になっています。それは言い換えれば先週の利下げでも未だ十分ではないと言うことです。貿易統計中国の6月の輸入は前年比+6.3%の1,484.8億ドルでした。これは市場予想のほぼ半分の伸びにとどまりました。一方6月の輸出は前年比+11.3%の1,802.1億ドルでした。こちらは先月に続いて2カ月連続で二桁台の成長でした。輸入の伸びが低かったことは中国の加工輸出業者が海外の需要に対して用心深いスタンスを取っている事を示唆しています。それはいずれ輸出の伸びの鈍化という形で統計に表れて来ると思います。いずれにせよこの程度の輸入ならびに輸出の伸びでは+8%前後のGDP成長率を維持するのはかなり難しいと思います。6月の低い輸入の伸びはいずれ輸出にも反映されるものと思われます。
2012年07月11日

今日のまとめブラジルは輸出市場の低迷に相変わらず苦しんでいるロシアの指数は新規受注の鈍化で大幅に悪化インドの指数は最も安定している中国の低迷がひときわ目立つブラジルブラジルの6月の製造業購買担当者指数は48.5で5月の49.3より悪化しました。ブラジルの製造業購買担当者指数はブラジル中銀の金融緩和にもかかわらず、2月以降、ずっと下降トレンドを続けています。内容的には、新規受注も出荷も鈍化しています。中国経済の鈍化の影響が出ていると思われます。需要が弱いことを受けて、製造業各社は生産を絞り込んでいます。全体の16%程度の企業が減産措置を取ったと報告しています。最終製品の在庫は引き続き圧縮されています。雇用は3カ月連続して減少しました。ロシアロシアの6月の製造業購買担当者指数は51.0で5月の53.2から大幅に悪化しました。6月の指数の反落は先月異常に強かった新規受注の伸びが一巡したことによります。生産は先月同様順調であり、その結果、受注残は若干減少しています。雇用は先月と一転して減少しました。輸出は4カ月連続して成長しています。インフレ圧力も引き続き強くありませんでした。インドインドの6月の製造業購買担当者指数は54.8で5月の54.9とほぼ同じでした。インドの製造業購買担当者指数はBRICsの中では最もしっかりしています。生産は今月も更に拡大し、雇用も拡大しています。仕入れ価格は引き続きインフレ圧力を受けており、価格上昇は加速しているように見えます。これは懸念材料です。中国中国の6月の製造業購買担当者指数は48.2で5月の48.4から更に悪化しました。新規受注は過去7カ月で最も弱かったです。これは欧州、北米の輸出市場での需要減退が原因と考えられます。先月比の新規受注の下落幅は今年最大を記録しました。生産の絞り込みは比較的小さく、その結果として最終製品在庫の増加は2004年4月にこのデータが収集されはじめて以来、二番目に大きい数字でした。
2012年07月03日
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