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統一地方選挙前半戦の県議選で、日本共産党長野県議団は現有7議席(4年前の改選時は8議席…毛利栄子さんが国政への挑戦で1議席減)から5議席に後退した。塩尻、佐久市・北佐久郡区、上伊那郡区の現職区で当選できず、2002年以来17年ぶりに代表質問権を失い、交渉会派で無くなった。大変残念な結果だ。 明るい希望は、定数2の須坂市・上高井郡区で日本共産党が推薦した野党と市民の共同候補、小林きみおさんが当選し、自民党2議席独占の一角を崩すことができたこと。 新県議団の団長は岡谷市・下諏訪町区選出の毛利栄子さん。一昨年の衆議院選挙でもあと一歩の大奮闘をし、今回は二人区で見事トップ当選で返り咲き。残念ながら自民党県議団が過半数を獲得するだろうという厳しく新しい情勢のもとで、県民要求実現の一致点での共同の輪を広げて、新県議団の活躍に期待したい。 写真は中央の黄色のジャケット姿が毛利栄子県議団長、向かって右へ鮎沢県委員長、小林前県議団長、和田あき子県議、両角友成県議、山口のりひさ県議、毛利県議団長から向かって左へ高村京子県議、共産党推薦の小林きみお県議、共同記者会見の司会を務めた党県副委員長のの私、石坂。
2019年04月15日
午前中は長野県革新懇の活動交流会、午後は革新懇の記念講演会だった。 午前中の活動交流会では、千曲市の場外車券場反対の住民運動の報告、下伊那地域のリニア新幹線をめぐる現状と課題について、それぞれ報告があった。 千曲市の場外車券場に反対する運動は、地元のマスコミでも報道され、市議会の傍聴席を埋めた反対住民の前で、車券場設置の是非を決める権限もない市議会が10対11で設置推進を決議するなどの乱暴なやり方です。明らかに住民運動の力が推進派を追い詰めているわけで、長野県は公営ギャンブルの場外車券場、馬券場は一か所もつくらせておらず、各地のこれまでのとりくみも交流するシンポジウムを開く計画も提案された。 リニア新幹線の計画もお粗末。膨大なトンネル掘削に伴う排出度の最終的な置き場、処分先も決まらないまま工事は始められ、工事が進めば進むほど、「こんなはずではなかった。」という住民の思いが広がり、矛盾が出ている。この工事を、このまま無責任に推進していいのだろうかという疑問が広がる。 私も、長野県の野党共闘の現状について、報告をした。 午後の記念講演会は、長野県短期大学准教授の瀬畑源さんの「象徴天皇制の行方を考える――明仁天皇の人生をふりかえりつつ――」。来年の天皇退位を前に、象徴天皇制について考える興味深い機会になった。
2018年10月27日
沖縄県知事選挙には長野県からもわかっているだけで60名以上の人が応援に駆け付け、派遣のためのカンパも多くの人から寄せられた。今日は、応援に行ったみなさんのリアルな体験や感想をお聞きする会が長野市で開かれた。「オール沖縄」の共闘の力、最後までのみんなの頑張りで官邸ぐるみの圧力を跳ね返して勝ちとった玉城デニーさんの勝利。学ぶべきことは多い。
2018年10月21日
中川真由美さんのピアノコンサート「ムーンライト ファンタジー」に、娘と二人で行ってきました。 中川先生が、私の参加しているコーラス・グループで伴奏をしてくださっているというご縁があってのことでもあるけれど、東北ブロックの9条の会連絡会のコンサートと講演のつどいで、バイオリンや歌との素敵なコンサートが印象的だったことと、ホテル・メトロポリタンが会場で、ワインとお料理付きのディナー・ショーというのも、ちょっと魅力的だったから。 アット・ホームで飾らないトークとともに、クラシックからジャズ、映画音楽、日本の歌等々、ショパンの「幻想即興曲」、ベートーヴェンのピアノソナタ「月光」、ドビュッシーの「月の光」、リストの「ラ・カンパネラ」をはじめ、グレン・ミラーの「ムーンライト・セレナーデ」、「マイ・ウェイ」やアンコールの「子犬のワルツ」や「トルコ行進曲」などのおなじみの曲の数々…中川さんの編曲による「荒城の月」ファンタジー、弾き語りの「アナと雪の女王」・・・おいしいワインとお料理とともに、あっという間の2時間でした。 改めて、こんな素敵な中川さんに伴奏していただいて練習できる私達って、本当に幸せ、というより贅沢ですね。
2017年12月10日
1933年2月4日に、長野県で平和と民主主義のために活動していた教師、青年、労働者、農民、政党関係者が治安維持法によって弾圧された、いわゆる「教員赤化事件」-「2.4事件」から85周年になることを踏まえてのプレ企画「治安維持法と共謀罪」の講演会があった。講師は九州大学名誉教授の内田博文さん。改正を重ねながら拡大会食・運用されてきた治安維持法の歴史と共謀罪法を重ね合わせ、物静かな語り口で憲法に保障された人権は、自ら守る権利をたたかいとることが大切と訴えられた。私たち国民一人一人が、そのための意欲と勇気、能力を持つことが必要と。集会が終わり、友人のMさんの能面の個展をのぞく。いつもながら、なかなかのもの。
2017年09月16日
いつも、その時々の山菜や野菜を届けてくれる友人から、山ウドと竹の子、ノビロが届いた。 早速、と言いたいけれど、実は、届いたのは昨日で、下ごしらえなどしている余裕がなく、今夜、やっと、山ウドはてんぷらと煮物にして、残りはさっとゆでて冷凍し、竹の子はゆでてあく抜き、身欠きにしんとこんにゃくと煮物にし、ノビロは、とりあえず、洗って根を取り、生のまま、ザクザクきざんで、鰹節とお醤油をまぶした。 この、ノビロの鰹節とお醤油をまぶしたものは、私の大好物。温かいご飯に乗せて食べれば最高で、病み付きになる。焼き海苔でご飯とともに、巻いて食べてもおいしいし、もちろん、お酒やビールの肴にも良し。 ノビロは、味噌炒めや、おひたし、てんぷら、おやきの具もおいしいけれど、私は、この鰹節とお醤油をまぶしたものが、大好き。 これで、また、元気をもらって、がんばれる。
2016年05月09日
今日は、母の日。 私は、午前中、安曇野市で学習会があり、息子夫婦や夫と待ち合わせて、インターのそばのお寿司屋さんで昼食会。9ヶ月になる孫は、会うたびにかわいくなって、今日は、特にご機嫌だった。名前を呼ぶと、呼んだ人のほうを確実に向くので、大人たちは面白がって声をかける。絵本も、大好きで、しっかり集中して見ているのが、またかわいい。 息子夫婦からは、小型マッサージ器のプレゼントをもらった。これが、何と、なかなか、すぐれもの。 コンパクトで、自分の体の状態に合わせて、座椅子などを利用して、腰、背中、肩、首などの位置に置き、右側にあるスイッチのボタンを押すと、グルグルと優しくマッサージが始まる。早速使ってみたが、肩こり症の私には、疲れがスーッと取れて、気持ちよく、ついつい居眠りも始まった。息子夫婦には、心から感謝した次第。 娘からは、前々日にカーネーションの鉢植えが届いた。 お花は、いつもらっても、うれしいもの。 さあ、明日から、また、がんばろう。
2016年05月08日
夕方6時30分から、長野市のホクト文化会館で、日本共産党長水地区委員会主催の「長野から本気で日本を変える大集会」。開会が近づくにつれて、続々と参加者が会場に来てくれて、約1200人の参加で会場はいっぱい。 憲法学者の小林節さんのミニ講演、今年の参議院選挙の長野選挙区野党統一予定候補の杉尾ひでやさん、参議院比例代表予定候補者の武田良介さん、唐沢ちあきさんのあいさつ、先日発表された衆議院長野1区予定候補の長瀬由希子さん、長野2区予定候補の清沢達也さんも紹介された。日本共産党は、同時選挙になった場合、参議院の1人区に続いて、衆議院の小選挙区でも野党共闘を実現するために努力する。 (写真は、向かって左から、清沢達也さん、唐沢ちあきさん、杉尾ひでやさん、小林節さん、小池晃さん、武田良介さん、長瀬由希子さん) そして、小池晃書記局長の演説。もう、とても盛りだくさんの演説会だった。 初めての野党共闘を反映して、会場には、民進党の篠原孝衆議院議員、民進党や無所属の県議、市議、社民党の元市議の姿も。元ニュースキャスターの杉尾さんは、さすがで、マイクを手に、舞台を自在に歩き回り、「長野から自公勢力を追い詰めて、必ず勝利しましょう。」と、迫力ある訴え。 戦争法廃止、立憲主義回復の大義で一致した初めての国政選挙での野党統一。 安倍内閣の暴走政治をやめさせて、国民の声が届く政治を実現するためにも、長野県から杉尾ひでやさんを国会に送り出し、比例での日本共産党の議席を一つでも多く増やせるよう、参加者に、そんな思いが大きく広がった演説会だった。 今日の集会で集まった熊本地震救援募金は49万8171円、参議院選挙躍進募金は32万9633円とのこと。参加者の皆さんの思いのこもった募金に感謝。
2016年04月27日
須坂市議補選に出馬する宮坂あやみさんの決起集会に参加し、激励のあいさつをした。 須坂駅前のシルキーホールの会場は満員の参加者。 今日は、北朝鮮が水爆実験をしたという信じられないニュースもあり、私は、世界の核兵器廃絶の流れにも逆行する事態に抗議。世界唯一の被爆国として原水爆禁止運動とともに、「命を生み出す母親は、命を育て、命を守ることを望みます」のスローガンのもとにとりくんできた母親運動の思いも紹介しながら、宮坂あやみさんの勇気ある決意、母親としての覚悟をぜひ応援してほしいと訴えた。 現在、戦争法廃止をめぐっては9対9の力関係になっている須坂市議会で、戦争法廃止を掲げる宮坂あやみさんが1議席を得ることの意味、そして夏の参議院選挙に向けて、野党と国民の共同で戦争法廃止、立憲主義を取り戻し安倍内閣を退陣に追い込んでいく流れをつくっていくためにも、小さな市でたたかわれる大きな意義ある選挙を、ぜひ、勝たせてほしいと訴えた。 宮坂あやみさんは、決意してからまだ1ヶ月もたたない新人とはとても思えない、さわやかで、思いのこもったノリの良い決意表明。 彼女の決意を支えてくれた夫さんと子供さんたちから花束が。そして、プログラムには無かったが、夫さんからごあいさつ。「夫婦二人で真剣に悩みましたが、決意してがんばっている妻を、今は尊敬しています。家族として支えて生きたいと思いますので、よろしくお願いします。」と。思わず、涙が出た。 宮坂あやみさんは、「夫の支えがあったから、かわいい子どもたちがいたから、決意ができました。」と語っている。 いよいよ、告示間近。がんばれ!宮坂あやみさん。
2016年01月06日
午前11時半から、2016年長野県党旗びらき。 参議院選挙の年でもあり、テレビ局3社を始め、マスコミ関係者も多数駆けつけた。 鮎沢県委員長のあいさつに続き、参議院比例代表の予定候補者武田良介さん、長野選挙区予定候補者の唐沢ちあきさんが決意をこめたあいさつ。来賓として、長野県労連議長の細尾俊彦さん、憲法かえるのやだネット代表の田澤洋子さん、県革新懇代表委員の山口光昭さんからお祝いのあいさつ。高村京子県議団幹事長、滝沢真一長野市会議員、宮坂あやみ須坂市議補選予定候補者から、それぞれ決意表明。 宮坂あやみさんは、1月7日に告示される須坂市会議員の補欠選挙に急遽の立候補。昨年12月17日に記者会見して立候補表明をしたばかりの35歳、中学生、小学生、2歳の3人の子供たちのママだ。 須坂市は、保育料の減免制度が他市に比べても遅れていて高い。子供の医療費の窓口無料化などをはじめとする子育て支援の充実、働く子育て世代への支援、暮らしの願いが届く市政にしたいと決意してくれた。 同時に、彼女の決意の大きなきっかけになったのは、須坂市議会が戦争法廃止の意見書を10対9で可決した議会で、その10名のうち1名の議員さんが亡くなられ、9対9の力関係になった中で行なわれる補欠選挙になったからだ。「子どもたちに、未来への希望と平和のたすきを渡したい。」と、今日の党旗びらきでも決意をこめたごあいさつ。 宮坂あやみさんは、須坂市議として、多くの市民のくらしの願いを実現して献身的にがんばってきた土谷フミエさんの娘さんでもある。出馬表明の記者会見で、なぜ立候補を決意したのかと質問され、「母の涙です。」と答えたという彼女。ぜひ、当選して、平和のバトンを受け継いでほしいもの。
2016年01月04日
午前9時半から、善光寺の仁王門前で、恒例の原水爆禁止長野県協議会の核兵器廃絶署名宣伝行動に参加。 若いカップルがすすんで署名してくれたり、なかなか反応は良く、横に並べた戦争法廃止署名もほとんどの人がしてくれて、予定の1時間で200名を超える署名が集まって、参加者一同で記念撮影。 わたしは、原水協の行動に参加して帰らせてもらったが、12時からは、大門の82銀行前で、医療・福祉関係者がよびかけた戦争法廃止を願う署名・宣伝行動。参院選に向けて、戦争法廃止をめざして野党の統一候補を実現しようと呼びかけている、元82銀行頭取の茅野實さんや善光寺白蓮坊住職の若麻績敏隆さんらの参加もあり、370筆をこえる戦争法廃止署名が集まったとか。 新しい年2016年が、さまざまな人たちの年初めからの行動でスタートしたのは、大変心強いこと。あきらめない私たちの取り組みを、さらに広げていく年にしたいもの。
2016年01月03日
1月2日。冬休みの中学1年生と小学校4年生の孫たちは書初め。年の初めのこの日に、書初めをすると字が上手になると言われていて、孫たちは、毎年この日に書初めをする。 例年にない暖かいお正月だけれど、昔ながらの良い習慣は伝えて行きたいもの。 彼女たちの今年は、どんな年になるのだろう。良い年になーれ!そんな思いをこめて、書初めを飾った。
2016年01月02日
新しい年2016年を迎え、毎年恒例の善光寺近くの大門交差点前で街頭宣伝。昨年4月に県会議員を引退して初めてのお正月なので、長野市会議員補欠選挙の立候補以来、数十年ぶりに弁士ではなく、応援団として参加。初詣の途中に立ち寄ってくれた人も含めて応援団は約30人くらい。 (向かって左から、藤野衆議院議員、山口県議、唐沢ちあきさん、滝沢市議、野々村市議) 東京から駆けつけた藤野やすふみ衆議院議員、参議院長野選挙区予定候補者の唐沢ちあきさん、山口のりひさ県会議員、野々村博美長野市議団長、滝沢真一長野市会議員が、それぞれ街頭からごあいさつ。 昨年は、春の県議選で、長野市区では山口のりひささんと私が無事交代を成功させ、和田あき子さんとともに2議席を維持できた。全県では6議席から過去最高の8議席の県議団に躍進した。 秋の長野市議選では、5議席から新人3人を含めて7議席に躍進。うれしい年だった。 あたたかく穏やかな元旦。初詣に出かけてきた人々や通り過ぎる車の街頭宣伝への反応は例年以上にあたたかい。バスの運転手さんが、身を乗り出さんばかりにして、何度も何度も手を振ってくれたり、足を止めて街頭演説を聴き、大きな拍手を送ってくれる人がいたり。 街頭宣伝が終わって、ふと気がつくと、歩道の梅がもう咲いていた。「エー、もう梅が咲いてる!」みんなでびっくりしながら記念にパチリ。 良い年になりそう。良い年にしよう。
2016年01月01日
珍しいことに、小学校4年生の孫が、JA長野県本部が募集した「食育」と言うお習字のコンクールに、孫の通うA小学校から一人だけ入選したとのこと。 女の子なのに、小さい頃から男の子になることにあこがれたり、元気すぎて、しょっちゅう、あちこちに怪我をしたり、落ち着きがない、忘れ物が多い、と先生から注意されたり・・・というイメージが強い彼女の快挙(?)に、我が家で、お祝いの夕飯を食べた。お祝いと言っても、ありあわせの手作りだけど、本当に、おめでとう! 「伸び伸びとしたところが良かったんじゃない?」などと、大人たちは勝手に論評。日ごろ、ほめられることの少ない彼女も、うれしそう。良かった、良かった。
2015年12月10日
長野市平和委員会主催の「戦争体験を語るつどい」が、長野市もんぜんぷら座で開かれた。 このつどいは、毎年、太平洋戦争開戦の日にちなんで12月8日に開かれてきたが、私は、ほとんど議会と重なって出席できず。しかし、やはり、平日に開催だと参加しにくい人もいると言うことで、第9回となる今年は、12月8日にこだわらず、8日に近い土曜日の今日開催となったとのこと。 (開会のあいさつをする伝田さん) 戦争体験を語ってくれた証言者は、松本市在住の小柴昌子さんと、長野市の宮沢彰一さん。 小柴昌子さんは、私が、新日本婦人の会の県本部事務局長をしていたころ、新日本婦人の会の松本支部の事務局長や県の常任委員として一緒に活動したこともある女性運動の先輩。自由な発言や行動が許されなかった、戦時下の女学生からの告発を語った。上級生のほとんどは戦死。充分に学ぶこともできなかった過酷な青春時代の体験だ。 (体験を語る小柴昌子さん) 宮沢彰一さんも、自らの戦争体験を語りながら、日本人の歴史認識について問題提起。司会者からも、「実は、私の妻の父は戦死して、妻は父親の顔を知らないのです。戦地から帰ってきた箱には、石が入っていただけだったとか。」と。戦争体験者の高齢化による戦争体験の風化が心配される中で、戦後生まれの私たちが、その体験を語り継いでいくことの大切さを痛感したつどいだった。 (体験を語り、問題提起する宮沢彰一さん)
2015年12月05日
長野県議会は、今日から一般質問。 党県議団は、今回の定例議会は、山口のりひさ、藤岡義英、備前光正、毛利栄子の各議員が一般質問をすることになっていて、今日は、トップバッターで山口のりひさ県議が午後1番に質問するため、傍聴に。 (質問を終えた山口さんと、傍聴に行った皆さんとパチリ。) 山口さんは、中小企業への支援策、浅川ダム、県と長野市の保健所共同設置の問題について質問した。 史上空前の利益をあげている大手自動車メーカーの部品を造る工場で働いている長野市内の労働者が、「今年はボーナスも出ない。」と言う実態や、自動車や航空機の部品の製造で、独自の製品開発などで仕事を確保し、優秀な技術を持ち、価格決定権もあり、後継者もいる企業でさえ、大手や取引先の要請に応えるためにはコストダウンせざるを得ない現実や、下請け構造の持つ矛盾などを、直接、企業経営者から聞いた実態から、県としての実態調査や、いっそうの踏み込んだ支援策を求めた質問に、産業労働部長は、「現場の実態をつかむことは重要であり、いっそうの現状把握に努めて対応したい。」と、前向き答弁。 活断層のある地すべり地帯に建設されている浅川ダムは、ほぼ完成し、来年秋には試験湛水が予定されている。 山口さんは、地すべり対策費を増額して対応している浅川ダムで、安全性の十分な検証なしに試験湛水を行なうべきではないこと、ダムが建設されることで、下流の水害(内水被害)が、むしろ拡大されることを県自身が認めており、被害拡大分の21㎥/sの排水ポンプ増設の計画だが、ダム完成時までには14㎥/sまでしか増設されないため、21㎥/sの排水ポンプの増設を急ぐこと、また、内水被害軽減のために地域の住民がダムの賛否を超えて要望している遊水地の設置を「コストがかかる」ことを理由に、かたくなに実施しようとしない県の姿勢を、地域住民は納得していないため、遊水地の具体的な検討を急ぐべきであることを指摘した。 安倍知事は、何と、「安全性は、試験湛水をしながら確認する。」と答弁し、 再質問で、排水ポンプの増設や遊水地の検討をただした山口さんの質問に対し、知事も、建設部長も、しどろもどろ・・・結局、遊水地の設置など、真剣に検討していないことが、改めて明らかになった。 答弁は、到底納得できないものだったが、流域住民の安心、安全な生活のために、優先するべき課題は何かを、改めて鮮明にした、切れ味鋭い山口さんの質問に、拍手!
2015年12月01日
今日は、朝9時半から、党佐久地区委員会で集会があり、久しぶりに佐久市へ。 高速道では、途中、千曲川から上がってきたと思われるすごい霧で、トンネルから出たら、まったく周りが見えなくなって、怖い。何とか、無事、霧の中から脱出し、佐久地区委員会の事務所に着くと、何と駐車場の水溜りには氷が! 例年、えびす講の頃には雪がちらちら舞うのだけれど、今年のえびす講は、思いのほか暖かかった。・・・と思ったら、昨日は、突然、雨からみぞれ、ぼたん雪・・・あわてて車のタイヤを冬タイヤに替えたところ。 みるみる、季節は冬に。 長野に帰りながら、ふと見れば、浅間山はすっかり白く雪をかぶっている。 もう、11月も残りわずか。
2015年11月28日
戦争法の廃止をめざし、今日は、みんなで「お散歩ウォーク」。 天気予報では雨だったので、覚悟していたのだけれど、予想に反してよいお天気になり、「私たちって、行ないがいいから・・・」と気分をよくして、権堂イーストプラザ前を出発。ぶらぶらとお散歩っぽく歩きながらアピールするというものだけど、やっぱり、いつものデモみたいにコールがないと調子が出ない。 それでも、時々コールしながら、ランダムに歩道に広がったり、ごちゃごちゃと歩きながら、ゆるい感じでアピール。パリでの、思いがけないテロ事件に心を痛めている人も多く、やっぱり、報復や武力では何も解決しないこと、憎しみの連鎖を断ち切りたいとの思いが募る。 今日の「お散歩ウォーク」の最終地点、トイー後ひろば前で、車道に向かって、全員でスタンディング・アピール。戦争法廃止の署名行動も。通過する車の窓を開けての激励や、車の中から手を振ってくれたり、会釈していく人もあり、反応は上々。 憲法違反の戦争法廃止。この声を、さらに、さらに、広げて行きたいもの。
2015年11月23日
今日は、7期28年間、日本共産党長野市会議員を務め、9月の市会議員選挙で新人の滝沢真一さんに議席をバトンタッチした原田のぶゆきさんの「ご苦労様」会。会場の長野市豊野の「りんごの湯」には、約60名が集まって、手作り感いっぱいの和気あいあいの会になった。 原田さんが初当選した時の選挙は、日本共産党長野市会議員団が5議席から6議席をめざし、総得票を増やしたにもかかわらず、現職全員が落選し、新人の原田さんと野々村博美の二人だけになってしまったと言う衝撃のデビューだった。その時の党長野市会議員団の事務局だったのが、元長野市役所職員だった私の夫。新人議員二人の連日の涙ぐましい奮闘振りを連日のように聞かされた。 その後、私も県会議員となり、原田さんと一緒に取り組んできた住民要望実現の数々。懐かしい思い出がいっぱいだ。河川改修の工法を、いわゆる三面張りから変更してもらって守ることができた土京川の蛍、区長さんたちに署名運動の協力もしてもらって実現した信号機の設置、狭い踏み切りの劇的改善・拡幅、浅川ダム反対の運動や災害対策等々。 雨の日も、風の日も、もちろん、カンカン照りの猛暑の日も、辻々で訴え続けて評判を呼んだ街頭演説。朝の定時定点演説を始め、私も何箇所かはご一緒させてもらった。 大先輩、大ベテランの原田さんは、純粋で誠実な、今も昔も変わらない人柄。 実行委員会が用意してくれたプレゼントは、温泉地での帝国ホテルご夫婦宿泊券。仲が好いことでも有名な原田御夫妻(原田さんは、会話の中で奥様の話になると真っ赤になることで有名)の28年間のご苦労に対して、なかなか気の利いた贈り物だった。 原田さん、本当に、ご苦労様! とは言っても、戦争法廃止、国民連合政府をめざす新たな闘いが始まり、議員を引退しても、忙しい日々が続くことになるだろうけれど。お互いに、健康には気をつけて、がんばりたいもの。
2015年11月21日
憲法違反の戦争法が成立してしまった。これを廃止するためには、野党が協力して政権交代を実現することが大切と、日本共産党の志位委員長は戦争法廃止で一致できる国民連合政府を実現するための野党の選挙協力を呼びかけた。 まだ、名前の無い4人目の孫。いくら見ていても、飽きることが無いかわいらしさ。この子達の未来が明るいものであるように、今を生きる私たちの責任が問われている。
2015年09月23日
昨日夕方5時少し前、私たち夫婦にとっては4人目の孫が生まれました。3300グラムの元気な男の子。予定日より少し早かったのですが、母子ともに健康。何よりです。これで、我が家の3人の子どもたちは、全員、人の親になったことに。なんだか一安心です。 孫たちのためにも、一日も早く、戦争法を廃止できる連合政府を実現しなくては。
2015年09月22日
20日、21日は全県いっせい宣伝行動日。 今日は、地元の朝陽地区で、党支部の皆さんと一緒に大型スーパー前で宣伝。 わかりやすく、アピール性のあるスローガンをと、みんなで考えたと言う「あげないで 消費税10%」を手書きで書いた大きな横断幕を掲げて、山口のりひささんののぼり、憲法9条を守ろうと言うスローガンののぼりを持って、ハンドマイクで訴えると言う行動。 宣伝を始めようと横断幕を広げただけで、早くも通行中の車から激励が。車の窓を開けて手を振ってくれる人がずいぶん多い。運転しながら頭を下げていく人も多い。Wさんと私が交替でハンドマイクで訴えていると、Wさんと長寿会で一緒のお仲間のご婦人たちが「Wさんだー。」と立ち止まって聞いていてくれたり・・・たくさんの反応があって、勇気付けられた。 ただ、思いのほか風が強くて、手書きの横断幕は持っているのがとても大変。 消費税が8%になってから、暮らしも景気もますます大変。働く人たちの給料や国民の所得が増えないのだから、アベノミクスにかげりが出るのは当然。10%への増税はやめて、大企業や富裕層への応分の課税で消費税に頼らない財源の確保と景気回復を。 集団的自衛権行使容認の閣議決定は撤回を。 日本共産党以外のすべての政党の推薦を得て2期目の当選を果たした阿部知事は、安倍内閣の暴走政治に立ちはだかることができなくなった。唯一の野党県議団となった日本共産党県議団の果たさなければならない役割は、ますます大きくなった。 来年春の県議選では、私と交替して立候補の予定の山口典久さんに大きなご支援を!と心をこめて訴えた。
2014年09月21日
毎週定例のJR長野駅前のお昼休み宣伝で、今日は、広島の豪雨災害の被災者支援の募金を訴えた。 山口典久さん、今井誠党北陸信越ブロック事務所長、小林義和長野市議と私、党長野県委員会、長水地区委員会のメンバー総勢9名で支援を訴えるビラを配布しながらハンドマイクで訴え。 29年前の長野市の地附山地すべり災害の時には全国からのあたたかい支援が寄せられたことも紹介し、「ご協力お願いします。」と訴えると、横断歩道を渡りながらお財布を開けて駆け寄ってくる人、子供連れのお父さんから渡されたお金を募金箱に入れる小さな子、等々、約40分で100枚のビラはあっという間になくなり、20068円の募金が寄せられた。ビラを受け取って立ち去り、私たちの宣伝活動が終わるころ、また戻ってきて募金してくれた若い女の子もいた。世の中には、多くの善意の人々がいることを痛感し、うれしく、心強く感じた今日の宣伝行動だった。 広島は、今日も悪天候で、ボランティア活動も中止になったとか。まだ行方不明の方々のご家族、自宅が流されてしまったり、自宅に戻れない被災者の方々には、心からのお見舞いを。 長野県でも、今年の豪雨で、先日、南木曽町の地すべり災害があったばかり。地附山、南木曽、広島の地すべり災害にあった場所は、どこも火山灰や砂状のもろい地質の場所だ。地附山地すべり災害を起こした裾花凝灰岩のもろい地質の場所に、長野県は浅川ダムを造り続けている。長野県内の地すべり危険箇所は2万箇所以上。住民の安全最優先の考え方や対策が、ますます必要になっている。
2014年08月24日
柳原の東部文化会館で不定期に開催されている「うたごえひろば柳原」。毎回参加者が広がって、「うたごえ」好きの人たちの憩いの場所になっている。参加費は500円。休憩時間にセルフ・サービスでお茶、コーヒー、紅茶とお菓子をいただき、参加費の中から毎回、東日本大震災の被災者のために福島復興支援センターに募金を送っている。 今日も70名をこえる皆さんの参加。会場準備をしてくれる実行委員の皆さんのご苦労あってこそ。そして、絶妙な司会と伴奏をしながら、歌をリード、参加者一人ひとりを主役にさせていく不思議な力の持ち主、神谷あり子さん。 毎回、地元で音楽を楽しんでいる個人やサークルのゲスト出演が恒例となっているが、今日は、柳原のフォルクローレのグループの皆さんが出演。おなじみの「コンドルは飛んでいく」や「花祭り」の演奏を楽しんだ。ヤギの爪で作ったという打楽器がなかなかの良い音を出し、参加者がその打楽器をまわしながらガチャガチャと演奏に参加させてもらい、私もガチャガチャと参加。 参加者の中から男性全員に前に出てもらい男性コーラスをぶっつけ本番で歌ってもらうのも恒例。女性に比べてシャイな人が多い男性も、「みんなで歌えば怖くない。」。今日は20人の男性が参加していて一枚の写真には、とてもおさまらなかった。うれしい悲鳴。 今日の伴奏陣は「アコちゃん」の愛称で親しまれているアコーディオンの根本さん、信州大学の中山先生のピアノと、なんと豪華なこと!しかも中山先生は司会の神谷さんにうまく乗せられて「私に人生と言えるものがあるなら」を味のある声で歌ってくださるというプレゼントつき。 私も、若いころに参加していたコーラス・グループで歌っていた「ほたる」「いぬふぐり」を神谷さんと即興のユニットで歌った。あっという間の2時間。実行委員の皆さんに感謝し、再会を約束して解散。
2014年08月17日
今日は69回目の終戦記念日。 私の地元の朝陽地区では、今年も長命寺の本堂をお借りして、朝陽9条の会と浄土真宗本願寺派河西組の共催で「非戦の鐘ー平和をうたう集い」が開かれた。 木売慈教住職からは、「戦争に協力してはならない」と言うお釈迦様の教えを守れず、仏教関係者が戦争に協力してしまった深い反省から、毎年8月15日に「非戦の鐘」の取り組みを続けていること、自分自身も弱い人間であり、もし日本が戦争への道を実際に進み始めた時、心ならずも協力してしまうかもしれないからこそ、そうならないように、今、戦争につながる動きを食い止めて行くために、行動し、発言したいのだと、共感と感動を呼ぶお話があった。 神谷あり子さんの進行とピアノ伴奏で進んだ「うたう会」は、参加者から「長崎の鐘」「いのちの歌」などのリクエストも出て、朝陽9条の会の代表委員の石黒先生も参加者とともに熱唱(?)あっという間の1時間が過ぎた。 予定の午前11時を少しまわり、一人づつ、思いをこめて非戦の鐘をついた。山口典久さんも駆けつけてくれて、参加者とともに、鐘を「ゴーン」。タイミングが難しく、力も結構必要だが、私も、思いが通じて、良い音でつけて、やれやれ。(私の携帯電話のカメラで撮ったので、いまいちだが、後姿は鐘をつく山口さん。)(鐘をついて降りてくる山口さん) 懐かしい出会いもあったけれど、私と山口さんは長野駅前でも終戦記念日の街頭宣伝へとまっしぐら。何とか間に合い、原田信行長野市会議員、和田明子県会議員、今井誠北陸信越ブロック事務所長とともに、あいにくの雨の中街頭宣伝。本日付の信濃毎日新聞には、私たちも協力した「集団的自衛権の行使容認撤回を求める意見広告」が3000名をこえる賛同者で1面全面広告として掲載された。また、本日付しんぶん「赤旗」日刊紙1面には「黙ってはいられない」と長野県中川村の村長さんが安倍内閣の危険な動きに苦言を呈している。 69回目の終戦記念日は、平和への誓い新たに、世論と運動をいっそう広げていく決意の日となった。
2014年08月15日
10日の県知事選挙の投票日を間近に控え、「県民の会」一斉宣伝デー。 私は、朝は柳原の国道の交差点で、夕方は地元朝陽の大型スーパー付近の県道の交差点で、後援会の皆さんと一緒に、「戦争に行くな、選挙に行こう」の横断幕を掲げて宣伝。 通行中の車の中から手を振ってくれる人、中には車を止めて降りてきて「がんばってください。」と激励してくれる人もいて、元気が出た。 今日は、私の66歳の誕生日。娘と孫から「おめでとう」とお祝いの電話があった。
2014年08月08日
いよいよ明日から県知事選挙。 県世論調査協会の世論調査によれば、知事選に「関心ある」は81%。安倍内閣の暴走政治に、多くの県民が心を痛めている折、7月1にはついに集団的自衛権の行使容認を閣議決定した。憲法の解釈を変えてしまうという重要なことを、閣議決定で決めてしまうなんて・・・日本の歴史の大きな曲がり角。満蒙開拓団の犠牲を全国一生んだ長野県民は、こんな暴走政治を許さない。自民党安倍総理大臣から推薦証をもらって、暴走政治に何一つ逆らえない阿部知事の政治姿勢を許さない。 (野口しゅんぽうさん) 知事選の争点として取り上げてほしいことのトップは「子育て支援」「福祉・医療」。 私たち「県民の会」が、野口しゅんぽうさんを先頭に、「長野県でも子供や障害者の医療費の窓口無料を」と訴えてきたことが、大きな世論になっている現われでもあるのでは。 (「県民の会」決起集会で子供の医療費窓口無料化の実現を、と訴えるお母さん) 今、長野県の公式ホームページの「子育て、教育」の「少子化対策」をクリックすると、驚くべき動画を見ることができる。「子育て同盟」なる全国の若手知事11人によるこの動画は、5月に開かれた子育てサミットの講演で、「子育ては、肩肘張らずに、自然体で、ありのままでいい。」と言うメッセージにヒントを得て、アニメ映画「アナと雪の女王」のテーマソングにのせて、知事たちが次々に登場して踊ると言う構成。 肩の力を抜いた子育てのメッセージは歓迎するけれど、この動画は、どう見ても「悪乗り」?「アナと雪の女王」やテーマソングの感動が台無し。阿部知事は、ローザンヌのバレエコンクールで優勝した二山君のバレエをバックにマントを着て踊っているのだけれど、二山君のバレエだけでいいのでは、と言う気もするし。 子育て世代のお母さんたちや障害者を抱えた家族が必死に集めた子供や障害者の医療費の窓口無料化を求める7万4千名近い署名を携えての懇談でも、高校卒業までの医療費を支援している市町村のがんばりを県の頑張りであるかのように主張したり、市町村との行政手続きや財政負担の問題を主張して、切実な願いを受け止める姿勢が見られなかった阿部知事。 こんな動画を撮影している時間があったら、中学校卒業までの子供の医療費を自己負担金なし、所得制限なしで窓口無料化し、「県内どこに住んでいても格差のないサービス」「子育てするなら群馬県」と誇りを持って子育て支援を実施している群馬県にでも、是非、視察に行ってほしいもの。 暴走政治にストップをかけ、県民の切実な願いにより添える暖かい県政への転換を願って、苦手な暑さの中での県知事選挙となるが、がんばりたい。
2014年07月23日
8月の原水爆禁止世界大会に向けて全国を歩き継ぐ今年の平和行進が、今朝、長野県庁から出発した。定例県議会開会中のため、残念ながら参加者の皆さんと一緒に歩くことは出来ないが、党県議団で激励のお見送り。朝からギラギラと照りつける日差しが暑い。 阿部内閣は、今日、公明党との協議をまとめ、集団的自衛権の行使容認を閣議決定するという。一内閣の閣議決定で、憲法の解釈を変え、日本が外国から攻撃されなくても、集団的自衛権を行使できるというのは、まったく納得できないこと。今日で創立60周年を迎える自衛隊が、60年間、外国人を一人も殺さず、自衛隊員も一人も殺されなかったのは憲法に守られてきたからこそ。安倍内閣の閣議決定への抗議の思いもこめて、大切な取り組みになっている平和行進。憲法違反の閣議決定を許さない、大きな国民の世論と運動を広げて行きたいもの。 参加者の皆さん、通し行進者の皆さん、本当にご苦労様。熱中症にならないように、お体に気をつけて、がんばって歩いてほしい。 夕方6時から、県知事選挙に向けての「明るい県政を造る県民の会」の事務所開き。長野市内の焼き肉屋さんのあとの、コンパクトな事務所。まだ、焼き肉もできる。2階の事務所は、仕事帰りに駆けつけた「県民の会」参加団体の皆さんであふれかえった。8月10日の投票日に向けて、この事務所を拠点に、がんばることとなる。
2014年07月01日
議会は今日から各常任委員会の審議が始まった。 私が所属する警察委員会では、深刻な被害が広がる特殊詐欺の対策、山岳遭難、交通安全対策、全国では唯一自転車の傘さしを禁止していなかった長野県で、禁止することになった問題などの質問があった。 私は、県警内部で怒った盗難事件が未解決である問題に関連して、県警のセキュリティの問題、チャイルド・シートの装着率と正しい使用法の周知の問題などを質問した。 JAFと警察庁の合同調査によれば、チャイルド・シートの装着率は全国平均約61%である上に、子どもが大きくなるにつれて装着されなかったり、正しく装着されていない場合も多い。長野県の装着率は75,6%で全国平均を上回っているものの、大人の装着率が98%になっているのに比べれば、大きく下回っている。 県警察では、幼稚園に出向いての指導などで周知を図っているとのことだが、いっそうの周知を図り、守れるはずの子供の命が、失われることの無いようにと要望した。
2014年06月30日
上田創造館で県政報告会。 第一部は、飯島千鶴さんのバイオリン・コンサート。いつもながらのパワフルなトークとプロの演奏は圧巻。しかも、「浜辺の歌」や「川の流れのように」は参加者がバイオリンを伴奏に歌うという贅沢な企画。約300名の参加者の歌をたった一台のバイオリンがリードするのだから、バイオリンってすごい! いよいよ県政報告会。私は35分の時間をいただき、パワー・ポイントを使って永の県政の実態や阿部知事の政治姿勢について報告させていただいた。安倍内閣の暴走政治を批判しない阿部知事。史上最高となった長野県の借金。疑問だらけ、不安がいっぱいのリニア中央新幹線計画。 わが日本共産党県議団の最年少議員としてがんばっている佐久市・北佐久郡区選出の藤岡義英県議からも上田市選出の高村京子県議の奮闘ぶりを紹介しながら県議会報告。 看護師の経験を生かし、医療・福祉のプロとして、ひたむきにがんばっている高村京子県議の報告。国会で成立してしまった医療・介護総合法で、ますます医療・福祉は切り捨てられ、負担は重くなるばかり。長野県では、なかなか実現しない子どもや障害者の医療費の窓口無料化。高村さんには、もっともっとがんばってほしいもの。 参加者の皆さんに、高村県議、藤岡県議とともにごあいさつ。もっともっと県民の声が届く、希望ある県政をめざしてがんばる決意をこめて。
2014年06月29日
長野市内のエムウェーヴを会場に、全国食育推進大会が開催された。男女ともに長寿日本一となった長野県だが、食育は、健康長寿にとっても大切なこと。 オープニング・セレモニーでは、松本市の女子高校生たちのパワフルな習字のパフォーマンス。 会場の中のさまざまな展示ブースをゆっくり見学している時間がなくて残念だったが、和歌山県の南高梅のコーナーでは、おいしい梅ジュースの試飲をさせてもらい、梅ジュースをおいしく作るためには、梅を24時間冷凍し、同量の氷砂糖を入れて作るというレシピを教えていただいた。冷凍することで梅の細胞の組織が壊れて、砂糖に溶けやすくなり、おいしくできるのだということ。熟した梅なら香り高い梅ジュースが、青い梅ならさわやかな梅ジュースができるのだという。
2014年06月21日
3年前の福島原発事故以来、東京首相官邸前で毎週金曜日に行なわれている原発ゼロの日本を願っての集会とデモ行進、いわゆる「キンカン行動」に連帯して、長野市でも、JR長野駅前で毎週金曜日の夕方行なわれてきたキンカン行動が、今日で100回目を迎えた。 100回を数えても、原発再稼動をめざす政府と電力会社の方針は変わらない。「100回もやらせないでよ。」「100回も言わせないでよ。」と、手作りのプラカードは怒りのメッセージ。 でも、100回も続けて来たからこそ、沿道の焼き鳥屋さんや喫茶店のママさんたちが、この頃は通るたびに盛大に手を振ってエールを送ってくれる。飛び入りの参加者もあった。あたたかい雰囲気いっぱいのデモ行進。 100回目のデモ行進を終わり、一番最初に一人から始めた「原発の無い未来を創ろうプロジェクト」代表の田澤洋子さんは、「今日は、おおぜい参加していただき、ありがとうございます。皆さんに感謝です。原発を無くすまで、今日をまたスタートに、がんばりましょう。」と、ごあいさつ。 デモ行進を終わった私たちは、いつも沿道からエールを送ってくれる喫茶店に、100回目を記念してお礼をこめてお邪魔して、おいしいビールやワイン、サラダやスパゲッティをいただいた。 これからも、がんばろう!
2014年06月20日
今日から6月定例県議会が始まった。会期は7月4日までの予定。 この議会は、7月24日告示、8月10日投票で行われる長野県知事選挙を前に、阿部県政の1期4年間を検証する最後の議会にもなる。一般質問は24日から27日まで。日本共産党県議団からは、24日に藤岡義英県議(佐久市・北佐久郡区選出)、和田明子県議、27日に私が質問する予定。 阿部知事は、16日、自民党本部に出向いて安倍総理大臣から知事選挙の推薦証を受け取った。4年前は、地味等推薦の候補者と対決し、民主党、社民党の推薦を受けて当選した阿部知事だが、今回は、民主、社民、自民、公明の各党から推薦を受け、事実上の翼賛体制での選挙戦となる。 憲法の解釈をゆがめ、集団的自衛権の行使容認の閣議決定を強引に進めようとするばかりか、日本社会においてつくり上げてきたさまざまな物を、乱暴に壊そうとひた走る安倍内閣。暴走を続ける安倍内閣からの推薦証を受けて、うれしそうに微笑んでいる阿部知事は、長野県政をどこに進めようとしているのだろうか。県民の願う県政とは大きくかけ離れていく可能性は大きい。
2014年06月19日
7月24日告示、8月10日投票の長野県知事選挙に向けて、日本共産党も参加する「明るい県政をつくる県民の会」から立候補することになった野口しゅんぽうさんを迎えて、長水県民の会スタート集会。急な開催だったが約120名の参加。 参加者からは、「こどもと障がい者の医療費の窓口無料化を求める署名7万3000名余を集めて知事と懇談したが、本当にがっかりしてしまった。4人子供さんがいる母子家庭のお母さんが、お金がなくて、病気の重い子しかお医者さんにかかれないと悲しがっていた。」「教育への首長の介入は当然と言う知事の姿勢は恐ろしい。新たに導入されようとしている匿名の教員評価制度も、自由な教育を保障していくこととは逆行し、過労死ラインを超えて働いている現場の教員の思いを理解していないもの。」「新婦人の会は、すでに野口さん支持をお願いする電話がけを始めている。新婦人祭りには、受付に七夕の笹の絵を書いた大きな紙を用意し、県政への願いを短冊に書いてもらって貼る予定。」などの発言があった。 県知事予定候補者の野口しゅんぽうさんは小諸から駆けつけ、公約を裏切らない県政への転換を情熱をこめて訴えた。野口さんのお話には、いつも励まされ、感動する。 民主青年同盟の若い女性たちから花束を渡された野口さんは、「立候補表明以来、あちこちを回ってきたが、花束をもらったのは、今日が初めて。うれしいです。」と満面の笑み。 私も長野県政の実情について報告した。会場を埋めた多くの皆さんと、県政の転換めざして、がんばりたい。
2014年06月18日
2月の大雪で長野県内にも大きな被害が出て、農業用ビニールハウスは1万棟以上が倒壊した。従来に比べ、国の支援策も迅速な対抗で、長野県もとりあえず佐賀津中に対応可能なものということで、約2億1千万円の追加補正予算を決定した。ビニールハウスの撤去費用は、農家の負担にならないように、全額公費負担ということで歓迎されたものの、「国の基準の範囲内」ということで、現状との乖離が心配されている。 結局、農家の負担が多く、農業継続が困難になってはいけないと、補正予算承認に当たっても、党県議団としても改善を強く要望した。今日は、井上さとし参議院議員とともに、党県議団、党長野県委員会雪害対策本部長の唐沢ちあきさん、事務局長の山口典久さん、毛利栄子、備前光正前県議、水野力夫県議予定候補が参加して、農水省の担当者からの国の支援策についてのレクチャーを受け、いくつかの要望もさせてもらった。 農水省担当者との具体的なやり取りは次の通り。(問)倒壊した農業用ハウスの撤去費用は農業者の負担にならないよう「国の基準の範囲内」で全額公費負担となっているが、4段階になっている国の基準が現状に合わない。基準を見直してほしい。(答)山梨県のブドウ農家からも同様の要望があり、現地視察をした西村副大臣からも、現地で基準見直しの要望を受けており、検討してほしいという指示があった。実は現在検討中で、近く結論が出せると考えている。大きく動く可能性もあり、検討中である。 解体、撤去のためにパイプカッターなどを購入した場合は、撤去費用に含める。(問)農業用ハウスの撤去、修繕、再建の支援を受ける場合、被害状況のわかる写真や撤去の作業などを行なった日付、作業を行なった者、費用の額、発注書、納品書、請求書などの書類が必要とされているが、見積書は3社以上から取らなければならない、領収書も必要という説明もあり、実態に合わない。地方では業者が1社しかないところや、いったん支払うお金が用意できないという声もある。(答)税金での支援であるための適正な価格という点で、複数の業者の見積もりが望ましいとしているが、適正な価格であることの説明が出来れば、実情に合わせて1社でも可能。また、実際に大雪被害にあって、撤去、修繕、再建が必要になり、それらの作業を実施したことが証明されれば良いので、領収書は無くても良い。今後、基準の見直しの検討もされた後、必要な対応をしていくので、さかのぼっての支援はするので、とにかく、早く撤去、修繕、再建の作業を進めてほしい。(問)農業を継続するための支援であり、原状回復が原則ということだが、借金が残っている場合もあり、とりあえず、規模を縮小してハウスを再建し手農業を継続する場合も支援の対象にしてほしい。(答)農業継続のための支援であるため、規模縮小の再建でも今回の支援の対象になる。(問)全面倒壊ではないため、とりあえず応急処置的な修繕をしてハウスを使用し、一段落したら撤去、再建する場合も支援の対象になるか。(答)同じハウスに重複の支援は出来ないので、応急処置の修繕は自己負担で行い、その後の撤去、再建は支援の対象に出来る。ただし、あくまで今回の支援は26年度事業なので、26年度中に実施した場合に支援対象となる。(問)農業共済が適用になった場合、その分は支援の対象にはならないのか。もし、そうなれば、農業共済に加入していることの恩恵が無くなる。(答)農業共済の費用の半分は国が出しているため、共済給付の半分は国が支援しているという考え方で公的支援の費用算出の計算はするが、加入者が掛け金を払っていた文の恩恵はある。(問)災害時の農業共済のあり方について、共済だけでは限界があり、抜本的な見直しをしてほしい。(答)現在、農林水産省として、抜本的な見直しを検討している。 引き続き、市町村と県が2分の1づつを補助する苗の確保をはじめとする支援策の充実にも取り組んでいかなければならない。
2014年03月27日
今日は、地元の交通安全協会朝陽支部の総会に来賓で出席。 支部長さんのごあいさつによると朝陽地区ではこの3年間、交通事故による死亡はゼロということで、この記録が今年も更新されることを願っている。しかし、交通事故は、長野県全体として事故数は増えていないものの、死亡事故、特に高齢者の死亡事故が増えているとのこと。日頃の意識啓発、交通安全協会などによる交通安全教室、安全週間などの地道な取り組みが大切だ。 朝陽地区でも、過去に、インター線の道路工事が進むなかで、新学期を迎えた新入生が通学路で交通事故で死亡するという悲しいできごとがあった。現在も、東外環状線の工事が本格的に始まるのをはじめ、環境の大きな変化があるだけに、高齢者や子どもたちをはじめ、交通弱者の安全を守る活動は、地域ぐるみで取り組んでいかなければならない。 交通安全協会の役員の皆さんに感謝。
2014年03月23日
「反貧困ネット長野」主催の「雨宮処凛(かりん)さんと貧困と格差 生きづらさを考える」集会に参加。午後6時開演の勤労女性会館しなのきのホールは参加者でいっぱい。 (主催者あいさつをする野々村博美党長野市会議員団長) 集会は、雨宮さんに、長野パーソナル・サポート・センター長野センター所長の戸谷雅史さん、反貧困ネット長野事務局の新津みさ子さんが質問する形式で進められたが、戸谷さん、新津さんとも、実際に、失業した人、生活困窮者の相談、支援や居場所作り、無料学習塾などに取り組んでいるだけに、その経験や、取り組みの中で経験している悩みや課題が語られて、雨宮さんからも、実際にかかわっている東京での取り組みや、個性豊かなファッションやアピールが続出するデモ行進の映像なども写されて、格差や貧困が広がり、生きづらい現在の日本社会で、生きる権利を大切にする取り組みへの確信が心に響く。 (向かって左から、新津さん、戸谷さん、雨宮さん) いっこうに減らない非正規雇用労働者、貧困者の1割にも満たない生活保護者、その生活保護基準さえ引き下げる政府の理不尽・・・ 課題はたくさんあるけれど、人間らしく生きる権利を主張して、誰もが人間らしく生きられる社会を、力を合わせて作って行きたいもの。 集会の最後をシュプレヒコールで、という主催者の呼びかけで、「貧困なくせ!」「格差を無くせ!」と参加者一同、声を合わせた。最後に雨宮さんが「生きさせろ!」と呼びかけて、参加者みんなで「生きさせろ!」と、声を気持ちを合わせて唱和。 人間としてこの世に生を受けたもの、みんなが人間らしく生きる権利があるのだから、その権利、奪わせてなるものか、と思う。「生きさせろ!」と、心の中で繰り返し、繰り返し叫びながら、がんばって行きたいもの。
2014年03月20日
2月の大雪被害に対する緊急支援の追加補正予算約2億1千万円が、とりあえず3月中に対応可能な分ということで提案され、午後の本会議で全会一致で可決された。 しかし、本会議の質疑、委員会審議で明らかになったことは、財源は全額地方交付税(特別交付税)で、支出は国の基準に沿って行なわれること、国基準では、全額公費負担とされていた農業用ビニールハウスなどの撤去費用でも、自力撤去で骨材が鉄骨で無い場合、1平方メートルあたり110円など、実際にかかる費用とは大きくかけ離れていて、「農家の負担にならないように」という方針は、空手形に終わりかねないことなどだ。 国の基準を実態に見合ったものにするよう働きかけることと、県単独の支援も検討することを要望し、来年度の本格的な追加補正予算で、農家の意欲につながるきめ細かい支援の予算を組むことを提案して、今回の予算には賛成した。 今も、あの壊滅的な被害を目の前に、途方にくれていた農家の皆さんの姿が目に浮かぶ。農家の皆さんや党国会議員団や市町村議員の皆さんとも力を合わせて、雪害にあわれた皆さんへの支援が充実することを願って、がんばりたい。
2014年03月10日
午前10時から、長野駅前の南千歳公園で「つながろうフクシマ!ひろげよう脱原発!3.9長野行動」に参加。久しぶりのあたたかい日差しのもと、約500名が参加して、なかなかにぎやか。 (写真は左から、唐沢ちあきさん、山口典久さん、シャッターチャンスが悪く、下を向いているのは今井誠・党北陸信越ブロック事務所長。) 実行委員会の共同代表の一人、田澤陽子さんは、「私たちはフクシマを忘れてはならない。」と訴えた。本当に、その通り。フクシマを忘れない!原発は許さない! (3人の共同代表の皆さんが、それぞれごあいさつ) 福島から長野県白馬村に子供さんとともに避難し、今も避難してくる人たちの支援もしている森永敦子さん。 福島に支援に行ってきたばかり。今日も風評被害で売れないワカメを売っている頼もしい若者たち。 いつも、少々過激(?)なマブソン青眼さん。 おおぜいの人たちの原発ゼロへの思いをこめたコメントが書かれた、脱原発カラーの黄色い小旗などを持って、500名のデモ行進。長野市の空に、原発ゼロへの思いを響かせた。今日は、長野市以外にも、飯山、上田、佐久、松本、辰野を始め、県下各地で脱原発集会が開かれた。シンポジウムや講演会も。 引き続き、がんばろう。
2014年03月09日
毎週金曜日、定例の長野電鉄本郷駅での朝の街頭宣伝。 今日は、党長野県委員会の日米共同演習反対の県内一斉宣伝日でもある。私は、山口典久県議候補、野々村博美長野市議とともに宣伝。 (向かって右から、野々村博美長野市議、山口典久県議候補、私。) 陸上自衛隊と米軍による日米共同演習は2月25日から3月8日まで、長野県境に隣接する新潟県関山演習場と群馬県相馬原演習場で行なわれている。演習後の3月9日は「視察研修」ということで、長野市内へ来ると報道されている。今回の演習には、当初、垂直離着陸輸送機オスプレイが参加するということで、私たちは中止を求めてきた。オスプレイの参加はなくなったが、訓練の目的は、「沖縄の基地負担を軽減するため」と防衛大臣が明言しているように、事実上、本土への負担拡大だ。訓練内容も、日本を守るため、というよりも外国への攻撃のための訓練の色合いが濃い。 私は、2月26日の県議会での代表質問でも、知事に中止の働きかけを求めたが、安倍内閣の集団的自衛権容認の動き、戦争できる国づくりへの動きが進むなかで、見過ごすことはできない。
2014年03月07日
記者会見での発表、後援会総会での報告で、いよいよ来春の県議選準備スタート。 今朝は、山口典久さんはJR北長野駅で、原田のぶゆき長野市議と街頭宣伝。党吉田支部の皆さんも応援に出てくれて、山口さんの出来立ての新しいポスターが、なかなかいい感じ。 街頭宣伝が終わって、みんなで記念撮影。
2014年03月03日
来春の一斉地方選挙に向けて、安曇野市のサン・モリッツで党県後援会総会。長野県内各地から、後援会役員の皆さん約400名が参加。 県議選第1次分の候補者として、私を除く現職5名―ー和田明子(長野市)、両角友成(松本市)、高村京子(上田市)、小林伸陽(上伊那郡)藤岡義英(佐久市・北佐久郡)と、山口典久(長野市)、毛利栄子(岡谷市・下諏訪町)、水野ちかあき(飯田市)の皆さんが紹介された。 県下各地の後援会の活動交流のあと、必勝をちかって、「団結がんばろう!」。
2014年03月02日
来年4月の県議選長野市区から、3期目をめざす和田明子さんと新人、山口典久さんが立候補する予定であることを、今日、記者会見で正式に発表した。私は、この任期いっぱいで引退する。和田明子さん、山口典久さんのあいさつに続いて、私もひとことごあいさつ。 多くの皆さんのご支援で連続6期当選させていただいた私も65歳になった。初当選以来、「弱い立場の人たちに、あたたかい県政の光を」と願ってがんばってきたが、体力、気力のあるうちに適切な時期の世代交代を、と願ってきたが、私の思いを山口さんが受け継ぐことを決意してくれた。 山口典久さんは、私とちょうど、ひとまわり違いのねずみ年。政策能力、論戦力抜群で、人の痛みのわかる優しくたくましい人だ。2男2女の父親でもあり、趣味はサイクリングとお弁当作り。 記者会見が終わって、和田明子さん、山口典久さんと、新しいスタートへの決意をこめて、パチリ。 バトンタッチを成功させるのは、私自身の責任でもある。長野市での県議2議席実現のため、がんばらなければ!
2014年03月01日
日本共産党県議団を代表して代表質問。午前10時から12時頃まで。 大雪被害対策、知事の政治姿勢(集団的自衛権の容認問題、新潟・軍までの日米共同演習、秘密保護法廃止、柏崎・会話原発、浜岡原発の再稼動中止)、県財政の健全化、リニア中央新幹線への対応、県の契約に関する条例案、県立4年制大学、教員の評価制度、特別支援学校の教員、教室不足解消、非正規教員の正職員化と待遇改善、福祉医療費の窓口無料化、生活困窮者支援などについて質問。 (写真は、中学校卒業までの子どもの医療費を所得制限無し、自己負担金無しで完全窓口無料化を実施している群馬県が、県庁や市町村の担当窓口などに掲示しているポスターを示して子どもの医療費の窓口無料化について質問している私。) 知事から、初めて福祉医療費の窓口無料化について「検討する」との答弁。非正規教員(臨時的任用の教員)の待遇改善についても前進の方向。 質問堰から正面に見える、ほぼ満員の傍聴席に、大きな勇気と激励を貰って、県民の皆さんの切実な願いの実現を願って、無事、質問を終わった。膨張に来ていただいた皆さん、ありがとう! 明日からは一般質問。わが県議団からは、明日が藤岡義英県議(佐久市・北佐久郡)、28日が両角友成県議(松本市)、和田明子県議(長野市)、3月5日が高村京子県議(上田・小県郡)が、それぞれ質問する。
2014年02月26日
午後2時から、長野駅前の南千歳公園で、「秘密保護法やだネット長野」主催の第3回秘密法やだね!デモ。 今日は、出来立てほやほやの、やだネコバッヂ(1個200円)が大人気。 空気は寒いけれど、久しぶりに晴れわたり、約70名の参加。 松代大本営の保存をすすめる会の花岡さん。第2次世界大戦の終戦間際、大本営移転のための工事は、住民には真相が知らされないまま、長野市松代ですすめられていた。この工事が終わるまでの時間稼ぎに沖縄戦が戦われていたという話もある。 その沖縄で、オスプレイの配備やヘリ・パッド建設に反対する住民の姿を追った映画「標的の村」が、2月11日、長野市内の勤労女性会館しなのきで上映され、640名が参加。私も鑑賞し、沖縄住民のたたかいの粘り強さと米軍基地がおかれている日本の現実の不当さに、涙、涙だった。その映画「標的の村」実行委員会の古川さん。集団的自衛権容認の動きは危険、戦争する国づくりには反対、と。 自費で、秘密保護法反対を身近な人たちに、肩肘張らずに伝えたい、とパステル調のふんわりしたイメージの素敵な絵葉書をたくさん作って持参した宮川さん。 この優しい雰囲気の絵葉書の絵を、よーく見ると、窓の外は秘密保護法反対のデモ行進。宛名を書く表面の右片隅には、「NO MORE ヒミツ project」「特定秘密保護法に反対です」と、小さく、可愛く印刷されている。 たくさんの人たちのたくさんの知恵と思いがあふれて、秘密保護法廃止につながってほしいもの。 福島県楢葉町から避難してきた友人のメッセージを代読した信州大学の学生さん。原発の情報は、事故の直後も今も十分に開示されていないのに、秘密保護法の対象になったら・・・そんな日本は絶対にいや、と。 主催者の田澤洋子さんが、本日販売で好評の「やだネコバッヂ」を宣伝しながら、「もう、これ以上、集団的自衛権やだネット、9条改正やだネットを作らなくてもすむように、みんなの力を合わせてがんばりましょう。」と訴え。 特定秘密保護法いらない 見たい言いたい聞きたーい 見せて言わせて聞かせてー 特定秘密を勝手に制定 何が秘密かそれすら秘密 漏らした人には刑事罰 そんなのあんまり勝手でしょ 原発問題秘密にするな TPPも秘密にするな 米軍情報秘密にするな 何でもかんでも秘密にするな 長野駅周辺の商店街に、デモ行進のコールが響く。
2014年02月22日
長野市赤沼のイチゴのビニールハウスが大雪の被害を受けたと聞き、唐沢ちあきさん、山口典久さん、和田明子県議、原田誠之長野市議、佐藤久美子長野市議とともに、現地へ。 現地ではイチゴ農家のTさん、地元の正副区長さんや地元の皆さんが同行していただいた。 日曜日に見せていただいた中野市の農家のビニールハウスは雪の重みで倒壊していたが、こちらは、ゆがみ始めたときに、倒壊を防ぐためにビニールを切って雪を落としたとのことで、雪をかぶったイチゴが痛々しい。 1800平方メートルの大きなハウスは11年前に3500万円を投資したもので40センチまでの積雪に耐えるというものだったが、今回は約60センチの積雪だった。立てるときに、いささかの不安はあり、もう少し丈夫なハウスにしたかったが、農協の補助金を活用したため、補助基準では、これより丈夫なものは対象にならないといわれてあきらめたとのこと。基準が現場の実情にあっていない気がする。 11月から4月までは収穫できるという1万5千株のイチゴは全滅。通常は30日くらいかけて甘くするところを、ここのイチゴは60日かけるということで、ところどころ、すでに鳥につつかれているイチゴは、とても甘くておいしいが、ヘタに近いところはシャーベットのように凍っていて、売り物にはならないとのこと。全部廃棄処分とは、本当に心が痛む。 写真の黒いパイプは、15度の温水が通り、ハウスの中を春のような状態に温める役割のもの。温水は現在止まっているので、パイプはいずれ凍結して壊れることになるという。 パイプが大きくゆがんでいるのはハウスの半分にもならないが、地下にも温水の配管がめぐらされている一体の施設なので、やはり全面的に撤去するしかないとのこと。撤去にも費用も手間もかかる。 今のところ農業用ビニールハウスの倒壊は北信地域だけでも約160棟。長野県全体ではさらに大きな被害だと思われる。引き続き、農家の皆さんが意欲を持って生産を続けられるよう、できる限りの支援を望みたい。 午後4時、日本共産党長野県議団として、長野県大雪災害対策本部長の阿部知事充てに6項目の要望書を提出する予定。
2014年02月18日
ここ数日の例年に無い大雪で、各地で雪の被害が続出するなか、党長野県委員会は唐沢ちあき本部長、山口典久事務局長による雪害対策本部を設置、私と武田良介さんが副本部長に任命された。 早速、中野市で、農業用ビニールハウスが倒壊するなどの被害が出ていて、現地調査に来てほしいとの要請があり、朝から出動。我が家の周りも、すでに、昨日だけでも一日に4回も雪かきをしているが、昨夜降り積もった雪で狭い道路にわだちができ、必死の思いで県道に出ると、県道も除雪がされておらず、深いわだちが狭い道路に大きく三本。対向車が来てよけようとすると車が限りなく道路沿いの人家にぶつかりそうになり、ハンドルをとられ、車は上下左右にジャンプし、比較的除雪がされている国道に出るまで、命がけ。 中野市で、青木豊一、阿部光則両市議と合流し、被害にあったイチゴ農家のビニールハウスに到着して、あまりのことに、一同、呆然。 昨日の朝、収穫がようやく始まったイチゴを奥さんと二人で収穫していると、突然メリメリ、バキバキという音とともにビニールハウスが倒壊し、命からがらハウスから脱出したのだという。 雪の重みでビニールハウスのパイプが逆方向にグニャリと曲がり、支柱は倒れ、ビニールが敗れ、赤く色づき始めた大きなイチゴは、この寒さで凍ってしまって売り物にはならないとのこと。1万4千株の白い花がしっかりついて実るばかりのイチゴの苗を安全に管理できる保障も、今のところ無い。目の前の倒れたビニールハウスと、びっしり並んだイチゴの苗を見ると、ここまで育てた農家のご苦労を思い、本当に、胸が痛む。 10棟のハウスがすべて倒壊した、このイチゴ農家は、「8年前に2800万円かけて改修し、借金もまだ500万円残っている。せっかく息子が後継者になってくれたが、このままではもう続けられない」と。若い後継者ともども、希望を持ってがんばってもらえるような支援が必要だと痛感。 ぶどうのハウス4棟すべてが倒壊し、さくらんぼのハウスにも被害が出たという別の農家も訪問。この写真は倒壊したぶどうのハウス。手前の雪をかぶっているのが倒壊したハウス。本来は後ろに見えるハウスと同じ高さだったもの。 「天気予報が雨だったから、油断してしまった。燃料も高いし、以前のように、農協や改良普及員からのこまめなアドバイスも無い。つぶれたハウスの解体や片付けだけでも数十万円はかかる。パイプだけでなく針金があるので、業者も嫌がるし、手間がかかる。」と、すべては自己責任? やはり、雪の重さでビニールハウスのパイプが逆に曲がってしまったさくらんぼのハウス。 大変ななかを現地でお話していただいた農家の方に激励とお礼を言って、池田茂中野市長を訪問。副市長や市の幹部の皆さんと懇談し、現在被害状況の情報収集にあたりながら、除雪などの対応に追われている現状をお聞きし、現地でつかんだ被害状況や被災者の声をとどけ、激励。 実は今朝出かけるときに、長野市内のKさんから私に電話があり、彼女の友人から、「14日に静岡に出発し長野に帰る途中の山梨県北斗市の国道20号線で30時間、車に閉じ込められ、1食しか食べておらず、いつになったら脱出できるか困っている。」と相談の電話があったとのこと。早速、「北斗市にも、党や党の議員が必ずいるから。」と、党県委員会に連絡を取ってもらい、党山梨県委員会、北斗市の議員さんを通じて、地域の3公民館が開放され、炊き出し、毛布などを出していることがわかり、すぐに連絡し、「あたたかい食事が取れ、元気になりました」と連絡がはいったとのこと。 記録的な大雪。被害の少ないことを祈りつつ、助け合いの活動が本当に大切になっている。
2014年02月16日
2月19日から始まる定例県議会に向けて、日本共産党長野県議団として知事に6項目の申し入れ。2月に予定されている新潟、群馬での日米共同演習へのオスプレイ参加の中止、リニア新幹線建設についての知事意見書について、パーソナルサポート事業の相談員の身分保障、福祉灯油の実施、福祉医療費制度の充実、県が制定をめざす子ども支援条例等への理念の明記等。 パーソナルサポート事業の相談員の身分保障については、知事から「私も全く同じ意見。」と、担当課長に、「私からも是非、お願いしたい。」と、心強いコメント。 しかし、福祉灯油や福祉医療費については、「実施主体は市町村」と、県としての支援に前向きでない姿勢は、とても残念。福祉灯油については、すでに県内で10市町村が実施を決めているとのこと。アベノミクスの負の影響は、とりわけ社会的弱者の生活を直撃しており、原材料を輸入に頼る生活必需品をはじめとする物価の値上げ、ねんきん引き下げ、消費税増税・・・と、ますます負担増。県が福祉灯油実施の支援を表明することで、県の支援もあるならば、と実施市町村はもっと増えるはず。 福祉医療費についても同様だ。 県政の役割って、何だろう、と考えさせられる。
2014年01月29日
午後1時から、長野駅前近くの南千歳公園で、「秘密保護法やだネット長野」主催の秘密保護法廃止を求める集会が開かれ、約160人が参加。「やだネット長野」の事務局は、「原発の無い未来を創ろうプロジェクト」。 手作りのプラカードが並べられた公園正面で、次々と秘密保護法廃止への思いが語られた。 原発反対集会を始め、長野市の集会やデモ行進に参加して、アピール度を強めている「憲法25条マン」。 原発に反対する「キンカン行動」や、成立前の秘密保護法案反対緊急集会で、力強い、リズミカルなコールが大好評の田中さん。3人の子供さんのお父さんでもある。 暴走する安倍内閣に危機感を感じ、声を上げなければと訴える市民運動家。 横須賀出身で、子どものころ、先生に連れられて、米空母ミッドウェーの来港を見に行った経験を語りながら、自由な行動が規制される社会にしたくない、そうさせない力は、同じ思いの人たちがつながること、と訴える日本共産党の長瀬地区委員長。秘密保護法成立後も、長野県内で続々と廃止を求める議会決議や意見書が採択されているのも、心強い。 コマーシャル・ソングやサッカー・チームの応援歌などで活躍中のシンガーソングライターの柴村さん。「母親としても、歌手としても、人間としての権利が規制される社会はいや、と声を上げて行きたい。」 山に登るのが好き、自然が好き、だから環境を破壊するものに反対、という若い環境運動家。最大の環境破壊は原発。漏れ続ける大量の汚染水、作業員の被爆・・・「秘密なんて言ってる場合じゃないんです。」。彼女によると、北海道大学の調査でアブラムシの10匹に1匹に奇形が見られるとのこと。アブラムシは「原発反対。」と言えない。避難もできない。保障もされない。奇形の原因も知らされない。だから、環境破壊を許さないために、私たちが、自然や、花や、動物や、虫たちの代弁者として声を上げなければ、と。 川中島の「ひとミュージアム」館長の田島さん。「安倍総理大臣は、秘密保護法では、普通の人は逮捕しない、と説明しているが、普通の人とは、政府のやり方に疑問を感じないで従っている人のこと。あの戦争に反対したり、国策に逆らった人たちは、非国民、国賊と言われて弾圧された普通ではない人たち。戦争に協力し、国策に従った普通の人たちも、家族が戦死したり、多くの犠牲をこうむった。国民の知る権利を奪い、戦争への道に進む秘密保護法は廃止しかない。 集会後、約1時間、目抜き通りをデモ行進。寒かったけれど、お店の中から出て来て手を振ってくれる人、沿道から途中でデモに参加してくれる人など、温かい反応がうれしい。 「特定秘密保護法撤廃!」「自由の無い国絶対反対!」「権利の無い国絶対反対!」「原発問題秘密にするな!」「TPPも秘密にするな!」「基地問題を秘密にするな!」「何でもかんでも秘密にするな!」「不祥事まるごと秘密にするな!」「NSCも絶対反対!」「憲法守れ!」「特定秘密保護法いらない!」と、今日も田中さんのコールが冴える。 佐藤久美子長野市議は太鼓持参。コールのたびに太鼓の音が効果抜群に響き渡る。元気も出るし、アピール度ばっちり。 ママたちと一緒に、1時間のデモ行進を歩き通した小さい子達、君たちは偉い!一度も「抱っこ。」といわずに、一生懸命歩いていたよね。秘密保護法の廃止をめざして、みんなでがんばろう。
2013年12月28日
来年2月から3月に新潟県関山演習場と群馬県相馬原演習場で実施するとされている日米共同軍事演習に米軍新型輸送機オスプレイが参加するという問題で、長野県平和委員会、長野県憲法会議、安保破棄長野県実行委員会の役員の皆さんとともに12名の参加で、訓練の中止を求めて長野県に申し入れ。 党県議団からは、危機管理委員会担当の藤岡義英県議と和田明子県議、私が参加、党北陸信越ブロック事務所長の山口典久さんにも参加してもらった。 平和委員会の永井さんからは、最近長野県東北信地域で頻発している米軍の低空飛行訓練や横田エリアなどの訓練空域が千曲川沿いに拡大されている実態が紹介され、「なしくずし的に各地で演習を広げられることに不安を抱いている。」、安保破棄の細尾さんからも、「訓練は、上信越国立公園周辺地域で行なわれ、山岳文化遺産や動植物の生態関係を脅かし、観光資源を奪うものだ。」、藤岡県議は「過去の訓練で演習場外での飛行も目撃されている。」と、それぞれ危険性を指摘。 久保田篤・県危機管理部長は、「県民の安全を守る立場で、対応を取る。」とこたえ、新潟群馬各県には防衛省からの説明があったが、長野県は演習場がある県ではないという理由で説明は無く、防衛省北関東防衛局に訓練ルートや日程などの照会をしているが回答は無いとのこと。 私も、現在オスプレイは沖縄県と山口県にしか配備されていないため、共同訓練に参加するためには、ブルールートといわれる長野県の上空を通過する可能性が高く、日米両政府に責任ある情報提供を求めてほしいと要望。 山口典久事務所長からは、「1980年代に長野県内で頻発した米軍機の低空飛行訓練に、当時の吉村知事が上京して国に中止を求めたのを始め、3回の抗議をしている。」ことを紹介し、「県民の安全を守る立場から、国に中止を求めてほしい。」と要請。久保田危機管理部長も、「当時のことは、私も承知しています。」「県の役割は県民の安全を守ることです。」と答弁。 参加者一同、引き続き、国への要請もすることを確認した。
2013年12月25日
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