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富田江里子
さんの助産雑誌「バルナバクリニック発ぶつぶつ通信」特集 「 フィリピンの小さな診療所から」医学書院
を読んでいます。
考えさせられることが山のようにあるのですが、その中でも家族についての記述をちょっと紹介しておきます。
「安定や経済よりも大切なこと」と題して、
途上国では老人も若いものも、病気や障害を持っているものも、赤ちゃんもみんなごちゃごちゃに暮らしている。
だから互いのことをよく分かっていて、本当に必要な時に必要な助けをしてくれる。
子どもはみんなに育ててもらって、近所のおばちゃんのお使いをするのは普通のことだし、よそのおじさんに「こら!」と怒られるのもごくごく当り前!!
自分はいい仕事をしていい給料をもらっていても父が脳梗塞で倒れた!と聞けば、翌日には辞表を提出して職を離れる。
どうして!!
つきっきりで看病をしたいから
という。
父がいなければ、私はいなかった。 だからその大切な人が困っているとき、そばにいて力になるのは当り前よ!!
その後娘につきっきりで看病してもらって半年後、お父さんは亡くなりました。
再就職先もまだ見つかっていないし、家族の毎日の生活は何とか食べられているだけの状態になっているけれど、それでも決してあの時、仕事を辞めなかったらよかった、なんてかけらも思わないそうです。
冨田さんがフィリピンの友人たちに「同じようになったらどうする?」て問いかけると、みんな 「もちろん仕事をやめるわ!」 という。
先日友人で韓国生まれのMさんも偶然こんなことを言っておられた。
「義母さん(日本の方)がお里に帰りたがっていてね、一人ぐらいが大変になってきたから夫の仕事のために京都に来てもらったけれど・・・。
いざとなったら、お母さんのお里に家族みんなで帰ろうねって話しているのよ。
」
「それってお母さん一人のために、自分の仕事も、子どもの学校も、夫の仕事もみんな変えるということ?」
「もちろんです。
お母さんはとても大切な人です。夫を産んでくださって育ててくださったんですから、 そのお母さんには残りの人生ニコニコしてもらっていたいです
。
私たちはまだまだ若いですから、仕事とかなんなりと見つけることはできるでしょう!!」
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