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Tちゃんは仕事に通えなくなって、何か違う道を探さないといけなくなりました。それで自分が今から何ができるだろうと思って、資格の一覧を見ていて医療事務に決めました。
さてこの医療事務、資格試験に向けての講座があって、確か春ごろから通い始めたのでは、と思います。
しかし、彼女は閉鎖された空間が苦手で、大きなビルの一室に5時間も6時間も籠って講師の先生の話を聴いていることは、
苦痛以外の何物でもありませんでした。
この時間内に何度もパニックに襲われながら、必死でこらえパニックと闘っていたそうです。
一回目参加して、「 もう絶対あんな所には行けない 」と私に打ち明けていたのですが、講座もただではないので、1回だけでやめてしまうのはあまりにももったいないと思ったのかもしれません。
もう一回だけ行ってみよう、と奮い立っていってみる。
何とか持ちこたえた。 それにしてもなんて無味乾燥な勉強なんやろう・・・
。![]()
また一週間経って、今日こそ、しんどかったらやめたらいい!!
そういう形で、一回一回が挑戦と忍耐でした。
以来ちっとも何も言ってこなくなったので、私はとっくにやめてしまったのだと思っていたら、ついこの間、
「 とうとう最後の一回になったん!!」
と
笑顔で報告してくれて、いよいよ資格試験のための勉強も何とかやっているようでした。
もともと興味があるわけでもなく、でもこのままでは自分自身が取り残されて、ダメになっていくような気がするから、何でもいいからやっている状態にしていたかった。そんな感じだと思います。
それが9月11日のコンサートの練習を兄としていたら、突然Tちゃんからメール。
「 やった~~ 試験合格したわ~~」![]()
資格試験の当日は久々に2回も3回もパニックになって、ボロボロだったって、だから完全に諦めていたそうなんです。
ね、何かが働いているでしょう?
二男が高校に入ったとき「 奇跡は向こうから転がりこんでくる」
と言いましたが、ここにももう一つの奇跡がTちゃんのところに転がっていきました。
一途な思いは奇跡を呼び込むのかもしれませんね
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