しずくの心

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2005.06.30

眠れぬ夜

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今日で6月も終わり

我が家の地域は毎晩雨が降って朝は土砂降り、昼は良い天気と言うパターンが続いています。
空梅雨と言われていますが、果物にとっては良い環境ではないかと思います。

昨日今日とキッチンで梅と格闘していました。
先日頂いた梅の量が半端ではないため、鍋や大きな容器を探したり,塩や砂糖を買いに言ったりと,つくづく欲はかくものではないと痛感しております。
実家から蕗ももらったので、皮をむいたり、アクを取ったりとこちらも一人で格闘しています。
母が生きていた頃はみんな作ってもらって、食べるばかり
この時期になると実家の台所でいつも何かを作っていた母の姿を思い出します。

こんなに手間をかけても子供たちは喜んで食べてはくれそうも無いけど
何とか記憶に近い物ができたようです。

梅のほうも手間のかかる梅肉エキスや梅ジャムの加工に悪戦苦闘です(*_*;

28日の夜中、我が家のメス猫グリムの姿が無く、寝る前にあちこち心当たりを探しましたがとうとう見つからず、心配しながら就寝したものの寝つけません。
アンデルセンが居なくなってから富に泣き虫、甘えん坊になったグリムは
起きている時はずっと私の傍を離れません。
泣き声もアピールするかのようによく鳴きます。
「うるさいよ！」なんて言ってしまうのですが、眠れない時にはそれも反省したり
してしまって、もっと可愛がってあげればよかったのか？グリムにとって居心地悪かったのか？なんてことが頭をぐるぐるめぐります。
翌朝も息子のお弁当をさっさと仕上げて、家の外や家の中の窓を全部チェックしたりしていました。
眠れない暑い夜を過ごして、すっかり意気消沈していたら、欠伸をしながら

その時の喜びなんて！！思わずグリムを撫ぜ撫ぜしてしまいました。
愛する者が居て当たり前の日々の中、チョッと見えなくなってしまったことに
色々な思いをさせられて、大切にするってことをもう一度気づかせてもらう出来事でした。他人を癒してあげたいと思いながら、自分は自分の周りの者に癒されていたんだと気づきました。

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