≪卓上四季≫
1979年の米スリーマイル島原発に次いで、86年に旧ソ連チェルノブイリ原発が深刻な
事故を起こした後に、作家広瀬隆さんはこう書いている。
<次がフランスと日本の疑いは濃厚だ。それでも原子力関係者は、安全論を喋りまくっている。それほど安全なら、何故大都会「東京」に原子力発電所を建てないのか>。
集英社文庫版の「東京に原発を!」にある。
この”予言”は極めて残念ながら的中した。世界有数の電力消費地トウキョウに電気を
送っていた福島県内の原発でー。一方、都内に原発をつくろうとする動きは、当然の
ごとく全く聞こえてこない。
世界史に残る大事故を起こした東京電力は、停止中の新潟県内の原発を再稼働させようとしている。「動かないなら、電気料金を値上げする」というのは、まるで”人質犯”の言い方だ。
原発問題とは、突き詰めれば「倫理・道徳」にいきつく。自分たちの近くにあるのは嫌な
代物を離れた所ならつくっていいのか。動かしていいのか。そこにも人々の暮らしが
あるというのに。
あす告示の東京都知事選は、電力大消費地の住民の生き方や倫理観が問われる選挙になる。
それは”ヒトゴト”ではない。道内では、何故札幌に原発がないのか。
泊原発周辺の人たちに危険を押しつけていていいのか。国任せで、ただ再稼働の時を
待つかのごとき道政に違和感を覚える。
2014.1.22 道新より
専門家はあらゆる事故を想定して結果をだすんじゃないのでしょうか。
安心という結果だったのでしょうね・・・
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majyoちゃんさん