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我がラパン最後の日は、呆気ないものだった。その日は鹿児島市内から少々足を延ばして知覧へ。卵屋「RANKO」にてドーナツを買い、特攻平和会館で英霊をお参りして、お昼は英国館で紅茶三昧のゲミュートリッヒな時間を過ごさせていただく。天候は曇り空だが、強烈な日射が地面を照らす。園内に古めかしいロンドンバスが置かれていて、こんな大きな車体を英国本土から持って来たのだから驚く。車体は貨物船で運ばれたのだろうが、こんな山の上までどうやって持って来たのか?館内で紅茶でもいただく。器が素晴らしいです。アップルティーの香りも、この器があってこそ。鹿児島県人は、薩英戦争であれだけ滅茶苦茶ヤラレたのに、やたらと大英帝国を持ち上げるのが面白い。太平洋戦争にも負けた事なんか、意識する人もいないんだろう。事故にならなかっただけで良しとするか・・山を降りて、谷山まで戻って来たところでオートマチックのトランスミッションに異変を感じた。1速から切り替わらないのだ!ウィーン!という妙な音までして、このままオートバックスに持って行こうかと思ったが、それどころかお店まで行くのも難しそうだ。谷山港で停車して、保険会社に電話する。最寄りのレッカー車に来てもらった。こんな場面でも、背後に煙を吐く桜島が見えるんだなぁ(笑)。我々は、市電の谷山電停から電車に乗って、レッカー車を追いかけることに。ちなみに、谷山電停は、日本で最も南にある路面電車の電停となっている。記念に一枚・・・こんなことやってる場合じゃ無いのだが、そこが鉄ヲタとしての本能だ。なぜ市電の車体に「大垣市云々・・」と書かれているかというと、江戸時代に幕命により薩摩藩が行った木曽三川の治水工事から始まるご縁だそうで。トランスミッションの故障なら厄介だ。ちょっと直す、という次元で無いことは分かっている。全部交換で数十万円、そういう話になるなら廃車にしよう!と思った。そしてオートバックスの担当者に聞いたら、やはり同じような話であった。ここで決断しなければならない。そもそも、クルマって必要? 拙者が住んでいるのは、天文館にほど近い鹿児島市中心部。タイヨーも山形屋も歩いて行ける。中央駅も与次郎のニシムタも、徒歩30分近くかかるが、元相模原市民としての感覚では、全然歩いて行ける。遠出したい時は、レンタカーを使えばいい。鹿児島生活は、仕事の関係で何時か終わる日が来る。それまで、何とかしのげばいいのだ。 結論は廃車だった。手続きは簡単で、書類にハンコだけついて終わり。呆気ない結末だった。わざわざ東京から陸送までした訳は、独特のオーラを感じる車体で、何となく愛着があったからね。残念ながら、当ホームページのラパンのコーナーは、これにて終了であります。↑のサイトはこちらから・・
2020.06.28
江戸詰め生活の時代、市中のあちこちに「スタバ」があったが、大抵は雑居ビルの一階にあるような店で、混んでるし狭いし、とても入る気にならんかった。ところが、鹿児島の仙厳園近くにある「スタバ」は、同じ会社の店とは思えない豪華な作りなのだ。前から気になっていたので、クルマで通ったついでに寄ってみた。我がラパンの後ろにクラシックな洋館があるが、これが「スタバ」なのである。「旧芹ケ野島津家金山工業事業所」だそうで、こんな博物館級の建物をあっさり「スタバ」に替えてしまうのもどうかと思ったが、大資本が歴史的建造物に投資してくれるなら悪い話でもない。ここでドーナツとフラペチーノをいただく。店内はゆったりで、正にゲミュートリッヒな時間を過ごさせていただいた。スタバの近くに、薩摩切子の展示会場があって、目が飛び出る程の高額なガラス工芸品がずらずらっと並べてある。島津斉彬の偉業が、こうして脈々と受け継がれているのも理解出来たが、拙者が落としたお金は、結局のところスタバに流れて行ったとは何とも悲しい。まあ、あの洋館を保存する費用の一助になれば良いのだが。(→他の写真はこちらでも)鹿児島生活で注意すべきなのは、雨だけでなく桜島の灰も降るということ。晴れてても、灰が降ったらこのとおり(助手席の嫁さん撮影)。クルマのスピードでは、視界は無いに等しい訳である。そしてラパンは見事に灰色ウサギになってしまう訳だが、桜島の灰なんて無害で綺麗なもんです。ドーナツと言えばここでも・・さて、鹿児島市内から少し足を延ばして知覧方面へ。峠を登り切って少し走った所に「RANKO」という店がある。外観が何ともかわいらしい。卵屋さんだから「RANKO」だと思ってたら、店長さんが蘭子さんだそうで・・・。もちろん、お目当ては自家製卵を使ったドーナツです。さて、この後我がラパンに思いもかけぬ運命が待ち受けていたとは・・・続きは記事を編集する暇が出来た時に。この通り、リアルタイム度ゼロな、室町時代並みの遅さで運営しております。↑のサイトはこちらから・・
2020.06.21
東京から陸送してまで持って来た我がラパン~ナンバープレートを鹿児島ナンバーに変更しておいて良かった。多摩ナンバーで藩内を走るなどと、「土方歳三が丸腰で薩摩藩に乗り込むようなもの」であろうか。確かに、鹿児島市内は限りなく鹿児島ナンバーばっかり。他地域ナンバーが盛んに行き交う首都圏では考えられない世界だ。この独立国然とした地勢が、ウイルスの流入を抑えている、という考え方も成り立つかも知れない。相模原市に帰省出来るのも、当分先のことになるだろうし、門司港レトロ散策とか、福岡ドームで阪神との交流戦を観戦するとか、それこそ遠い将来の夢でしかない。桜島の火山灰がわんさか降り積もる市内で、洗車は小まめにせねばならない。ドライブスルー洗車が200円というのが助かるが、それだけ頻繁に使う訳である。連休中は、とにかく2日に1回の食糧買い出し、途中でドライブスルーで買って車内で食べる、というパターンが続く。スーパーの屋上駐車場からは、桜島が呑気に煙を吐いているのが見えた。そんな景色を眺めながらの食事といふのも、鹿児島生活ならではだ。さすがにケンタッキーやマクドナルドばかりでは飽きて来る。スーパー併設のレストランでは、テイクアウトやってる店もあった。チキンカレーが五百何十円と安かったから、それを買って車内で食べる。本格的なカレーを小腹を満たす程度の量で安く食べられるのだから、かえって有難いサービスかも知れない。ホットケーキ食べられなくても死ぬことはないさて、食料の買い出し。スーパーの店内に「マスク」が山積みになっているのを見て拍子抜けする。今更マスクなんか要らない。こちらは既に自家生産体制を確立しているのだ(→詳しくはこちら)。連休中はホットケーキミクスが売れているらしい。家に居るだけなら、せめてお菓子でも作ろう!腕に覚えのある人なら、そう思い立つのも不思議ではない。何でもいいが、だからってホットケーキミクスを買い占める転売屋がいるというから呆れた。「パンが無ければお菓子を食べればいいのに」の真逆の現象である。パンは普通に売ってるから、わざわざ高い金出して製菓用品を買う必要は皆無で、誰が買うかボケ!といったところ。何だか気色悪いのは、混乱に乗じて、あるいは人の困窮に乗じて一儲けしようという輩の多さ。普通の市民面して反社みたいなことを平気でやってんだから余計に気味が悪い。ちなみに、「パンが無ければ・・」をマリー・アントワネットが言った、ということ自体がフェイクニュースであった。何百年経っても信じられているんだから、全くフェイクニュースというのもタチが悪い。拙者は森永モントン+ボンヌママンのマロンクリームでケーキを作った。そして、「朴正煕軍事政権の誕生」を読む。何故今更「朴正煕将軍」なのか・・・「韓国理解の必読書!」と銘打っているこの本、読めば読むほど日韓の深い関わりを感じずにいられない。日韓国交正常化の立役者となった朴正煕、彼が良かれと思ってやったことが、後の日韓関係に思わぬ火種を残すとはね。日本の痕跡を消したくて仕方ない最近の韓国人こそ、この本を読め!と言いたくなってくる。
2020.05.17
山田の凱旋門を出発した我がラパンは、続いて加治木地区の「龍門滝」へ向かう。イメージでは、とんでもない秘境かと思っていたが、日豊本線加治木駅から普通に走って5分くらいの、普通に住宅が点在するところなのである。見学者用の駐車場もあって、民家の横を通りながら展望台へ向かって歩いた。続いて、そこから少し山を登ったところに「金山橋」なるものがある。実は、滝の上流に架かっている橋で、なんでこんな標高の高い所に立派な橋があるのか不思議だったが、姶良市の説明によると「島津家が金山経営のため、明治12年ころ架設される。 金鉱石や物資を加治木港に運搬する金山道路に架けられた橋。」とのこと。当初は、鉱山専用の道路だったのだが、奥に映る小さな滝とのコントラストが美しいと評判になった。まるで古代ローマの遺跡みたいな雰囲気だ。山を降りて、重富海岸で休憩だ。日は次第に傾いて来た。とにかく1日中快晴なのである。桜島が少しだけ煙を吐いているのが見え、鹿児島らしさを改めて堪能。そして鹿児島市内へ向かう国道10号線を走ると、左手の車窓に、桜島がまるで手が届きそうな位置に見えて来る。海岸線の道を日豊本線と並走し、たまに列車とすれ違うこともあり、さらに楽しさが増す。夕日に照らされる海王丸全ての行程を終えて無事鹿児島市へ到着。鹿児島港に海の貴婦人海王丸が停泊していた。最後の最後まで晴天に恵まれて感謝だ。ラパンを一旦駐車場に入れる必要があったので、ひとまず自宅へ。本日のゲストS氏は、自宅カフェ「プロイセン鹿児島」のお客様第1号となった。夕食は天文館「無邪気」へ行く予定だったので、時間の関係でコーヒーのみだったが、貴重なお客様第1号である。
2020.02.16
北海道開拓時代からお世話になっているS氏が鹿児島に来た!ということで、去る2月●日は、ラパンで鹿児島巡りをすることになった。その前に!多摩ナンバーを鹿児島ナンバーに替える大仕事がある。谷山港にある軽自動車検査協会に行って、諸々の手続きをやって来た。どうせなら東京オリ・パラのナンバープレートに決める!費用はかかるけどね。ドライブ当日は雲一つ無い晴天だった。鹿児島中央駅で集合し、アミュプラザの駐車場を出発した我がラパン「天気の子号」は、一路姶良市の蒲生へ。蒲生=カモウと読む。なんでか九州は名前や地名に濁点を付けたがらない。日本一の巨樹~蒲生の大クス、がある蒲生八幡神社などを見学する。大クスの樹齢は1500年だという。1500年という時間の長さを考えると、西南戦争などと、それほど昔でもないって次元なのだ。蒲生には、江戸時代の武家屋敷の街並みが残されている。全然有名じゃないから、観光客もほとんどいない。屋敷内部は普通の民家である。普通に暮らしながら江戸時代の景観を残すことは、タワマンなんか建てるより、よっぽど文明的で崇高な営みだと思う。 続いて訪ねたのは、山田の凱旋門。今どき凱旋という用語が使われるのは、スポーツ選手が生まれ故郷に帰省した時ぐらいなもので、まぁ平和と言えば平和なんだけど、戦前の日本は兵隊になって外地へ赴くのが当たり前のようにあったから、各地にこうした建造物が建ってたようだ。さて、この凱旋門は、日露戦争に山田村から従軍した兵士の無事帰還を記念して作ったというけど、まるで秘境と言っていい山村である。凱旋門を潜ったのは一人か二人ぐらいのように思えるのだが、昔はもっと若い人が住んでいたのだろうか。対露戦勝を祝して、我がラパンも門を潜らせてもらいましたよ。 旧山田村を出発した我がラパンは、龍門滝を目指す(→続きはまた次回)
2020.02.11
引越の際、陸送に出したラパンが到着した。まずは鹿児島市内のショッピングセンターへ買い出しに出動だ。家具の多くは引越前から引き続き使用するのだが、いろいろ細かいモノが必要になってくる。シンクの中に棚が付いていないから、代わりのものを買ったり、消耗品のタオルとかスポンジとか、いろいろ買うものが出てくる。駐車場を出て、初めて走る鹿児島市内。初めは感激してたけど、全く土地勘の無い場所を運転するのは大変だと分かった。道路の車線を表示する線が消えていると、どの辺を走っていいか分からない。停止線が消えていると、どの辺で停まっていいか分からない。とにかく、鹿児島ナンバーの後について走るに限る。何やら大きな国道があって、そこはクルマの洪水である。とにかく流れに乗って走る。まずは、とあるショッピングセンターへ入った。屋上の駐車場に着くと、そこは桜島が良く見える。改めて鹿児島市に来たことを実感。ショッピングセンターの屋上から眺めると、なんじゃこの植物は。もう完全に南国の雰囲気だ。この界隈は、国道沿いにファミレスやらショッピングモールやら、何だか賑やかだ。来るクルマ来るクルマ、みーんな鹿児島ナンバー。当たり前と言えば当たり前か。そして、時々目にするのはラパン!ウチと同じ世代から最新型の世代まで、万遍なく走っている感じである。そして最後に行き着いたのは、巨大なイオンモール。かつてお世話になったのは、イオンモール武蔵村山店だった。ここは、それ以上のスケールかも知れない。屋上からは、やっぱり桜島が!東洋のナポリと呼ばれる(というか勝手に言ってる?)鹿児島市。こんな景色を見ると、ヴィデォマァーレグヮーンテベルルルォー・・・と一節歌いたくなるような、ならないような。イオンの看板が視界に入ると雰囲気ブチ壊しなんだけどね。市内のイオンに入ると、玄界灘の潮風に・・・ってホークスの応援歌がかかってます。深夜に突然「ドッカーン、ガタガタ!」って何なの?なんだなんだ?と飛び起きた。深夜いきなりの爆発音に、窓ガラスがガタガタと音を立てて揺れる音。どうも桜島が爆発したらしいのだ。そういえば、藩邸で勤務中も不思議な現象に遭遇した。少しだけ窓を開けていたのだが、突然ブラインドが「シィーン!」と音を立てて跳ね上がったのだ。藩士の皆さんは「あー噴火かも知れませんねー」と平気な顔をしている。音はしないが衝撃波だけ伝わることもあるのだ。こんなことは、鹿児島のありふれた光景なのだろう。そして、次の日の朝はこんな感じ。見事に灰色うさぎになってもうた。灰を落とすのに、嫁さんにもらったクイックルワイパーが役に立った。こんなやり方が正しいのかはよく分からない。そして、天気は快晴のはずなのに、火山灰で太陽が少し暗い。目の前の道路を市バスがぐわぁーんと通り過ぎて行くと、舞い上がった火山灰を頭からまともに被った。これもまた鹿児島のありふれた光景らしい。市内の運転は、そう簡単に慣れるものではない。戸惑ったのは、市電が走る通りで右折するとき。明らかに右折レーンがあると分かりやすいが、右折レーンが無い交差点で右折する勇気がない。軌道を塞いで電車に怒られてるクルマも見た。市電の軌道は、芝生がきれいに植えられており、クルマが入れないが、交差点のみ路面軌道となっている。そして、市内のショッピングセンターに買い物に出かけて、屋上で桜島を見る。風向きが変わったらしく、降灰が止んだ。見てのとおり、左方向に灰が続々と流れている。その下に入ったら目も痛いし大変なことに・・・。 確かに南国の光景だ
2019.11.03
一昨年だったか、オートマチックオイルの交換が必要かも、とオートバックスのお兄さんに言われたことがある。エンジンオイルの定期交換が必要なのは分かっているが、オートマチックオイルの交換云々は、素人には分かりにくい。その時は、特に強く勧める訳でも無かったので、次に何か言われた時に考えようと思っていた。案の定、今年の車検で「交換が必要です!18,000円かかります!」と言われた。さて、どうする?オートマオイルの交換は必要なのか・・・ネットで調べても是非が混在していて何とも言えない。一つ分かっているのは、適度に綺麗なうちに交換しないと、交換そのものが不可能になるということ。とりあえず、このクルマを何年先まで乗るか、ここで決めることにした。見てのとおり、結構車齢いってるクルマなので、次の車検で手放すなら交換なんかしない方がいい。だけど、じゃあ次で手放すのか?と自問自答してみたら、やっぱり愛着があってそれはもったいない気がした。男にとってクルマは愛人みたいなものだ。結局、じゃあ交換して下さいとなってしまった。なのであと4年は乗ることになる。さて、ではオートマチックオイルを交換して何か変化したのか?と言われれば、んー何となく変速がスムースになった。18,000円かけたら、そう思いたい!でも交換して良かったのかも知れない。その後、両親が来たので立川で会食をした。伊勢丹の立体駐車場は、クルマが一台ずつ人前で出し入れされる構造で、クルマの状態がよーく分かる。磨いててよかった。外面だけでなく、中身も伴っていれば、何だか清々しい。ここから両親を乗せて、4人乗った際の負荷を確認したが、なるほどスムースな走りでホッとする。今年も「自宅カフェ」にてお茶会を開催伊勢丹立川店を出て、自宅アパートに移動。この日は、大阪行った時に買った「阪急百貨店限定大阪ブレンド」のコーヒー豆を挽いた。色艶といい、まるで阪急電車の塗装を彷彿とさせる。挽くのに力もあまり必要とせず、いい値段しただけあって何か違うなと思ったよ。コーヒー豆の光沢がすごいデザートはアプリコットケーキを製作。暑いのであっさり酸味のあるケーキに。これまでで一番良い出来!と評価をいただいた。甘いケーキにはガツンと苦いコーヒーが合う!この機会にお客様用のコーヒーカップも新調した。この左右非対称のデザインが憎い。見つけたのは、フランフラン武蔵村山店(笑)。本気の買い物、となればイオンモール武蔵村山店に決まり!このとおり東京暮らしと言っても田舎なもんですよ。さらに後日、職場でお世話になってるお客様二人(殿方&ご婦人)をお招きしてお茶会を開催。デザートは前回同様、アプリコットケーキを自作となった。ケーキは前日に作り、冷蔵庫に保存する訳だが、より品質を保持するため専用のケーキカバーが登場!ズレないようにテープで固定します送り迎えとちょっとドライブにクルマを出したのは当然だが、やっぱりオートマオイルの交換は正解だったか。
2019.07.29
拙者のブログで一番読まれてる記事といえば、3年前だかに箱根に行った時のネタだ。ほんの一部の山がちょっとだけ煙を噴いただけなのに、風評被害で閑散としているから、涼を求めて出かけたのだ。確かに涼しかった。寒いくらい・・・。そんな記事が読まれてるってことは、それだけ多くの人が涼を求めるのに苦心されてるってことだ。 連休初日は、とにかく暑いのを我慢して部屋の掃除をした。汚いと余計に暑苦しい。洗面台の排水口のヌメリもとっておいた。こんな所から臭いでも発すれば苦痛このうえない。ラパンも掃除しておいた。同僚の御家人を招いて会食する気でいたから、特に後席なんか念入りに。普段見えないドア周りとかもね。ところがだ・・・この連休中の暑さはやっぱり尋常でない。ダラダラ暑い多摩地方の田舎町で汗だくになるだけだから、会合も中止に。 ぽっかり時間が余った訳だが、かと言って箱根へ行くまでの時間的余裕もないから、近場(埼玉県内)のショッピングモールで用事を済ますことにする。多摩地方から埼玉県内を斜めに移動するにはクルマが圧倒的に便利だ。どうせなら東宝の株主優待を使っておきたかったので、「ハン・ソロ」を見る。若き日の「ハン・ソロ」のこぼれ話みたいな映画作品である。ハリソン・フォードがおじいちゃんになってしまっているから、若手の俳優を起用せざるを得ないのだが、チューバッカとセットでいなければ、一体誰なのか分かりゃーしない。物心ついてから、三十数年にわたってハリソン・フォード演じるハン・ソロを見続けていたので、やっぱり違和感しか無いのである。録画しておいた「エピソード4」を後で見ながら、やっぱりこれだよなーということになった。埼玉県のショッピングモールなので、蔵づくり本舗の店がある。行ったついでに、何個かセットになった巾着を買う。自分達用だけでなく、隣島の女性で「この前いただいた最中は子供に食べられてしまった。人のもん勝手に食っといて、もっとちょーだい!とかフザけたこと言ってた。」と感想をくださった人の分も。 冷凍食品は久しぶりに「呉海軍肉じゃがカレーコロッケ」を買う。「この世界の片隅で」を録画しておいたのを思い出して、ふと目に止まったのだ。製品はちゃんと広島県内の工場で生産されていた。身近に出来る支援は被災地産品の消費だといっても、始めはもみじ饅頭とか吉備だんごぐらいしか思いつかなかったが、リアルに店をのぞいて見ると、面白いものが見えてくることもある。 ヨーグルトは「チチヤス」を買った。工場は「のぼうの城」で有名になった埼玉県行田市だが、本社は広島県なのである。大昔、ドラマ「西部警察」の広島ロケで、チチヤスの牧場の中でカーチェイスをカマしたシーンがあったっけな?と思い出し笑いをする。だって、牛さんが「モー」とか言ってるすぐ横をカーチェイスだぜ(笑)。 ハン・ソロや西部警察の無茶な運転を思い出すのはクルマを運転する身にとってよろしくない。まぁ中古のラパンに過ぎないので、大したスピードも出ないのだが・・・。
2018.07.16
ドアミラーやドアノブをメッキ化し、他にメッキ化できるものはないか探していたら、ドアロックも簡単に交換できることが分かった。ドアロックの形が何ともクラシックで、くるくる回せば簡単に取り外しが出来る。早速、ネットで購入し交換してみた。 交換したのがこんな感じ。キラキラと光っています。嫁さんに自慢したら「ふぅーん・・・」で終わり(^^;) そして、今週末も晴天だったのでラパンでドライブだ。埼玉方面をあちこち散策。ららぽーと富士見で「鉄道カフェ」なるものがあって、どんなんか見に行った。席の間近をNゲージが走り抜ける構造が面白いと思ったが、肝心のメニューがどうも食欲をそそらず、結局何も食べず買い物もせずに退散。川越街道を池袋方面に進み、新座市に到達。平林寺を見学した。紅葉スポットらしいのだが、園内はほとんど雑木林という感じで、何となく絵になる写真を一つ二つ写して退散。(→ほかの写真はこちら)結局、近くの「びっくりドンキー」で昼食。ハンバーグより、デザートの「エスプレッソ・ソフト」が意外な収穫だった。「北海道ソフトクリーム」に別添えのエスプレッソをかける、というのが素晴らしい!さらに池袋方面に進むと、「陸上自衛隊広報センター」なるものがある。トイレ休憩代わりに立ち寄った。 広報センター内は、ちゃんと陸自の戦車が展示されていて、そもそも戦車を間近に見たり触ったりしたのは生まれて初めて。キャタピラーというのは「ゴムじゃなかった・・・プラモじゃあるまいし当然だよね」と、相変わらず自分の無知ぶりに反省。屋外展示はどんなに広いところなのかと時間を気にしていたら、団地の公園程度とはがっかり。まぁ陸自の展示といえば車両を並べるくらいなもので、てつのくじら館ほどの「あっと驚くような」インパクトを表現するのは難しいね(→ほかの写真はこちら)。帰りに売店で「防衛糧食:ご飯とシチュー」セットを買って退散。
2017.11.12
待ち望んだ「休日=晴れの日」がやってきた。ずっと雨だったもんだから、洗車が出来ずにモヤモヤしていたのだ。40代半ばのオッサンがスズキアルトラパンにそれほど愛情注いでどーすんのという感じだけど、結局のところクルマというのは男にとって愛人みたいなもんだから、拙者の場合は何がどう間違ったか分からないけど相手が「ラパン」なのである。洗車したのはいいけど、いざ嫁とクルマに乗ってとりあえず新青梅街道を東京方面に走ってみたけど、何処へ行くのか決めてもいない(笑)。前々から気になっていたのが、新小金井街道との交差点にある「ガスミュージアム」という施設。工場プラントみたいな感じでは無く、赤レンガの洋館が建ち並んでいる。駐車場に停めたら、何とまあ洋館と庭園を背景にクルマの写真が撮れる。今風に言うと「インスタ映え」という感じなのだろうか。 洋館はもちろん再建されたものだが、面白半分に作った訳ではなく、旧東京ガス千住工場計量器室、旧東京ガス本郷出張所を移設復原したもの。庭園内はガス灯が多数設置されていて、よーく見ると仄かに灯りがついているが、昼間にガス灯が点灯していたところでちっとも有り難くない。これらガス灯が夜景を飾るころには閉館時間になってしまうのが突っ込みどころ。洋館の中はミュージアムで、懐古趣味的な雰囲気もある。さて、ガスミュージアムが案外収穫だったが後が続かない。トランプ大統領が東京に到着し、何やら史上最大規模の厳戒態勢だというが、この中途半端な都下の界隈はまことに平和そのものである。結局、他に行くところもなくてイオンモールに漂着するという「いつものパターン」だ。 そして、何を食べようか迷っているうちに「ヴィドフランス」へ。ヴィドフランスは、何と拙者が住んでいる村にも店があるので、こんな遠くへ来てまで同じような店に入らなくてもいいのだが、その理由はコーヒーフロート狙い。これまでクリームコーヒーといえばコメダ珈琲だったが、ヴィドフランスが300円台でコーヒーフロートを出し始めたから、どうも安い方へ流されて行くのだ。ま、久しぶりにそこそこ「ゲミュートリッヒ」なひとときを過ごさせてもらったよ。さて、これから何処へ・・・なんて考えているうちに日は傾き始めた。
2017.11.05
前回、ドアノブにメッキカバーを貼り付け、サイドのウインカーの縁取りもメッキ仕様にしてみた。ドアミラーもメッキカバーが欲しい!ということで早速ネットで購入する。 届いた製品がこれ。もうピカピカで周りの景色が映りこんでしまうほど。ちなみに映っているのは自宅Barに貼り付けている帝政ドイツ時代の軍旗(笑)。 このところ黄砂の影響からか、車体が黄色っぽくなっていたので洗車を行う。ドアミラーをよく拭いて、例のメッキカバーを装着してみた。シールが付いているので装着は簡単である。 装着した姿はこんな感じ。メタル感が増して少しだけ高級感が出たかな? さて、続いてはイオンで買い物と昼食を。嫁の誕生祝のため、今日は拙者が料理だ。頭の中に浮かんだのは、鯖を買ってムニエルにすること。小麦粉は無くともお好み焼き粉で代用するのだ。お好み焼き粉の在庫を切らさないのは大阪人の証だが・・・。 昼食は・・・フードコートの喧騒は勘弁なので、菓子パンとミルクティーを買ってクルマの中で食べることにする。灰皿は無いけどドリンクホルダーはちゃんと定員分確保してあるクルマで、さすが女子ウケを狙ったクルマだけのことはある。車内の絨毯もクリーナーをかけたので気分的に居心地がいい。安上がりだけど、十分ゲミュートリッヒなひとときを過ごせたのだから、「何かの元をとった」ような気がしたよ。
2017.05.14
「軽自動車」「カスタム」と検索しかけると、「ダサい」という強烈な次の一言が表示される。奥さん用のセカンドカーか小口配達用ぐらいが適任と思われる車体に、VIPカーみたいにカスタマイズすることのビジュアル的不自然さに「ダサい」と感じるからか、所詮軽自動車に過ぎないのに、何とか良く見せようという虚しい努力を「ダサい」と感じるからか、まぁそんなところかも知れない。 そんなこと自分で言ってて、そういう自分も軽カ―にカスタマイズして遊んでるんだから世話ないが、さすがにVIPカーみたいなカスタマイズをする気はない。丸目ライトのHE21S系ラパンで、どちらかというと旧東ドイツの伝説的ボロ車「トラバント」を彷彿とさせるところが気に入ったという変な感覚の持ち主なので、高級感を出そうという発想も最初から無かったワケ。 で、何を変えたかというと、これじゃ分かる訳ないと思うので少し解説。ちなみにタイヤとホイールは経年劣化が激しく、変えざるを得なかったのが実情だ。 それ以外にプチカスタマイズしたのは、サイドのウインカーの縁取りとドアノブ。いずれもメッキ素材とした。前照灯の周囲がメッキ素材でキラキラしてて、側面に何も光るものがないから、バランスを取ろうとしたワケ。 ドアミラーもメッキカバーが欲しいなと思ったので、現在検討中。
2017.04.08
我が多摩西部署のマシン660L(嘘です)をオートバックスに持って行ってタイヤの空気圧を点検してもらった。乗り慣れてくると、僅かなアクセルの踏み加減で空気の減りが分かってくる。 店員さんが、一部のタイヤだけ異様に減っているのを不審に思ったらしい。よくよく調べたら、「お客さーん、こことここのタイヤ、韓国製の安ぅーいタイヤですよ。空気圧減ってますね。」 とのことだった。実は中古で買ったから、タイヤの交換履歴はよく分かっていなかった。いろいろまとめると、つまりこういうことらしい。ブリヂストン製のタイヤは空気圧は正常だが、すり減っているから交換が必要。韓国製の安ぅーいタイヤはすり減っていないが、空気圧が減っている。 つまり、ブリヂストン製のタイヤは昔から履いているみたいだけど、空気圧が減っていない。韓国製の安ぅーいタイヤは、近年交換したらしく、さほど年数が経っていないのに空気圧が異様に減っているとは、一体どーなってんの? 店員さんがいちいち「韓国製の安ぅーいタイヤ!」を強調するから、いい加減吹き出しそうになった。だってオートバックスだって韓国製の安ぅーいタイヤ(クムホ)扱ってるでしょ? 命を預ける部品だし、もう気持ち悪いから交換を検討することにした。純正のホイールも汚れや錆びが認められるから、ホイールとセットで交換することに。 そして、次に悩むのはホイールのデザインだ。圧倒的に多いのはシルバーのデザインだが、自分のクルマが履いた時のイメージを思い浮かべつつ、これじゃあ普通のクルマになってしまうな、と躊躇する。従前に似たホワイトのホイールは「ララパームMD‐10」という製品だった。 青いラインが入っているが、無難そうなのでこれに決めた。タイヤはさすがに「クムホ」じゃないですよ。オートバックスのオリジナルのタイヤにしたが、生産地は日本とは限らないな。 足回りの錆びも取っていただき、何だかスッキリする。さて、天気もいいことだし出かけますか!と言っても時間はもうすぐお昼。結局、ららぽーと立川で嫁さんとスイーツでも食べることにする。エッグスンシングスでパンケーキを食べることに。ところが、高さ15センチはあろうかというクリームの塔を見て、これはヤバいかも、と思った。写真で見てそれほどの標高を有しているとは思えなかった。それこそ二人でシェアするべきだったかも・・・。結末はご想像にお任せします。とにかく夕食の焼き魚と味噌汁と納豆が異様に美味く感じたまで。
2016.12.10
休日が快晴だと朝早く起きてコイン洗車場へ行ってラパンの洗車だ。このクルマはメタリックな塗装ではないけど、景色が写り込むまで磨くと何だか気持ちも清々しい。 今日は給油口のあたりが泥まみれになっていることを思い出して、そこを拭いておいた。こまめに洗車しているつもりだが、タオルはすぐに真っ黒だ。相模原の実家に余っているタオルをもらう→しばらく風呂で使い→洗濯しても臭い出したら→洗車に使い→最後はベランダの手すりを拭いて廃棄!こんな感じ。 嫁と部屋の掃除をして洗濯ものをベランダに干して、我々は出かける。かと言ってどこか遠出する計画もなく、何となく新青梅街道を東に進んでコメダ珈琲があったからそこで休憩。 大阪生まれの拙者は基本的に喫茶店大好き人間。子供の頃よく祖父に連れられてモロゾフの喫茶店に行ったっけ。あの時代はウインナーコーヒーというのは無かった気がする。いつの間にかコメダ珈琲が好きになった理由は、乗っかったクリームが「長い時間持つ」から。時間を愉しんでこそ喫茶店! さらに何となく行き着いたのはイオンモール。青空とまったりした時間だけを愉しんだ。この話は一週間前のことである。まさかこの後、自分が「病気」という現実問題に直面していようとは・・・。わずか一週間前なのに恐ろしく遠く懐かしい日々に感じられる。 何があろうとも、あのささやかで輝かしい日々を取り戻すぞ!
2016.10.23
なんか寒いおやじギャグをカマしているようだが、拙者は未だに西部警察のファンである。この前、嫁さんの実家がある余市へ行った際、石原裕次郎記念館を見て来た。スーパーZやRSが展示されているのは当たり前として、「サファリ」はどこ行っちゃったんだろうと思ってた。何かの拍子で知ったことだが、府中市内でクルマの整備などを手掛ける村山商事様と云う会社様が「サファリ」をショールームで保管していると云うのだ。場所は府中市内の至ってふちゅーの(普通の!)住宅地、そこに番組で活躍した実車が本当に展示してあるらしい。半ば半信半疑で現地へ向かった。その前に!ちょっとやることがあった。年初、同車種が集まるミーティングに参加した際、ワイパーが錆びてますよ、と指摘されてしまった。かなり錆びてる!オートバックスで交換してもらう。どうせなら、エアロ式の1ランク上のを~遠目には分かりゃしないが。運転席から見たら違いは歴然だった。本当にあった!西部警察のサファリ用事を終えて甲州街道をひたすら東へ!いよいよ府中までやってきた。ありました!ありましたよ!あの「サファリ」が!受付の方に見学希望の旨を伝えると、何とパトランプ付けて下さいました。感謝です。室内も電飾がキラキラ。昭和の人達が考えた近未来のハイテク車です。49254と云う数字は一体何なのか全く分かりません(笑)。その数字の下のキラキラ光る電飾もまた、意味がよく分からないんですけど。そうやって真面目に見ちゃイケないのが西部警察!ちなみにこの村山商事様、ボディーコーティングをはじめとする、クルマのトータルケアを行う会社。我が多摩西部署のマシン660Lに何かあった時は、よろしゅーお願いしま・・・拙者のコレクションです!詳しくはこちらのぺージでも
2016.09.18
密林(ジャングル)に待機する我がラパン・・・これでも東京暮らしやねんけどなぁ・・・ラパンよりジムニの方が土地柄に合っていたかも知れない。砂利道の道路もあるし、この前はそこでおじいさんが立ちションしてたし・・・そういうワイルド?な土地柄なのだ。 引っ越してからタヌキもイタチも見た。カナブンやカメムシがベランダを我が物顔に歩く様子に嫁は肝を潰している。東京がここまで昆虫だらけとは想像もしていなかったと・・・(嫁は北海道人) いよいよ梅雨というジメジメした季節がやってくるが、クルマは乾いていた。冷却水がめっきり減っていたのだ。販売会社の社長が「軽カーはクーラントをこまめに補充しなければいけない!」と言ってたが、その通り?言われるままにオートバックスでクーラント補充液を購入・・ちなみに後ろのペール缶は洗車バケツとして買った。フタはクッション付で、簡易の椅子にもなる。クルマは安物なのに、こんなところにカネをかけるのが拙者のバカなところ。要はデザインありきで、まさかJR阪和線みたいな色したプラスチックのバケツなんか買う訳ないでしょ!めんどくせー男だな、という嫁のボヤきが聞こえてきそうだ・・・。 エンジンルームも初めて開けた。中はホコリだらけなので乾いた雑巾で拭きとる。そしてクーラント補充!飲用不可っていうラベルが味わい深いな。
2016.06.05
5月5日、父親の快気祝第2弾は、我々のクルマでドライブということになった。まずは洗車だが、コイン洗車場が近くになくて遠くの街まで出て洗車している。7時前に着いたが、もう場内はクルマで一杯だ。となりはベンツ、となりはシーマ、周囲を見渡せば3ナンバーのクルマばっかり。軽カーの車長がいかに短いかよく分かったな(^^;)。 ブルーの車体がキラキラと輝く。駐車場へ戻ってから嫁と二人がかりで車内の掃除をした。今更気が付いたが、このクルマの後部座席がリクライニングシートであることに感激してしまった。というか、前へ倒せるから後ろにも倒せるだけなのだが・・・。 さて、両親とは府中本町駅で待ち合わせることにした。なぜ府中なのか・・・まぁ大国魂神社へ参拝するのも景気付けとして悪くないだろう、と思ったから。くらやみ祭の最中であることなど、全く知らなかった。 野を超え山を越え、府中までやってきた。伊勢丹の近隣駐車場へクルマを入れて、神社へ向かうとなんじゃこの人の多さは・・・。屋台村が出現していて、イカ臭いというか、この種の臭いをかぐとコーヒーと洋菓子が恋しくなる。 能舞台と思われる建物の前でしばし休憩・・・。両親は登戸から南武線で府中本町まで来たのだが、稲城市周辺の景色について、昔はブドウ畑の真ん中をくたびれた電車がコトコト走ってたんだけどなぁーって何十年前の話やねん・・・。 いよいよ大人4人でのドライブだが、後部座席について「軽自動車の割には足元が広いやないかぁ」と言われて、それは拙者が短足でシートを前に置いてるからそう感じたんやろ、と自虐ネタだけ尽きないもんだ。暑いからエアコン付けて、それでもちゃんと走った!→当たり前やろ・・・でもさすがにアクセルを踏んで重たく感じた。ビルのショーウインドーに写る車体を見て、シャコタンみたいになっていなくてホッとしたが・・・。 クルマは調布飛行場へ到着。大島や三宅島など、離島へ向かう便が出る空港だ。普段、なかなか見れる景色じゃないな。
2016.05.07
父親の快気祝いで実家(相模原市)へ行って来た。そうだ、この時期は高田橋(相模川)で鯉のぼりやってたっけ、とネットで調べたら、29日の午前中に引き揚げ作業をするという。この時季ならではの風物詩だ。 野を超え山を越え、相模川河川敷に到着! 鯉のぼり会場へ行くと・・・やってるやってる。今日は風が強いからいい眺めが期待できそうである。すでに屋台村が出現していて、非常に「イカ臭い」。 いい感じで泳いでいる。協賛企業名を大書きした鯉のぼりはビジュアル的に落ちるので(笑)、うまくよけて写したって訳です。すいませんね・・・。 さて、道も混んで来たので引き揚げる。峠越えを繰り返した性か、ガソリンが減っている。このクルマは燃費がいいのか悪いのかよく分からないが、「とりあえず千円分入れとくか」という感覚は、やっぱり軽自動車。 途中、ヤマダ電機に寄ってポイントを全部使い切るべく、嫁の日用品等を買っていく。店内で鉄道模型のイベントをやっていて、レイアウトがちゃんとある!東北新幹線も秋田新幹線もたった3両編成というのが非常にしょぼいんだけど・・・。 JR北海道の車両もいるぜ!と懐かしい気分になったが・・・しばらくして「ハイハイから卒業して間もないと思われる男の子」が、「んまんま・・・」とレイアウトに近寄って来た。嫌な予感がしたんだけど、予想通りというか、親御さんの「あー#$%&@っ!」という悲鳴も間に合わず、「ゴジラ」によってJR北海道の車両は見事に高架橋から叩き落されたのであった。めでたしめでたし・・・。
2016.04.30
いよいよ平成28年が開けた。元旦当日、5時半くらいに目が覚めてしまい、「NHKスペシャル:映像の世紀」再放送を見る。「世界は地獄を見た・・・」 ちょうどアウシュビッツで死屍累々の場面で、正月早々なんておめでたくない番組をやってんだろ、と苦笑いしながらそれでも気になって見続けた。ガンジーが射殺されるあたりで嫁が起きてきて、おせち料理の支度をしている。 ローソン100と「オーケー」を駆使し、低予算ながら力作である。南ベトナム警察長官がベトコンの頭を至近距離から拳銃で「ターン!」と撃つ場面を見て、さすがにおせち料理の味なんか分かるはずないと思いつつ、やっぱり見続けた。結局、サイゴンから脱出した米軍ヘリが米空母の甲板から海に投げ込まれる場面でようやく挫折。元日は終始、加古隆「パリは燃えているか」が頭から離れない一日だった。2日、ラパン乗ってる人の「オフ会」なるものに初参加する。場所は神奈川県の某所。特に参加費が要る訳でもなく、事前の申し込みが要る訳でもなく、何となく集まるようなミーティングなので、湘南観光のついでに行って来た。 集合場所へ着くと、2台のラパンが先着していた。上空はさっきからヘリが旋回している。そう、箱根駅伝をやってる訳だ。どうせならそれも見に行くか!と嫁と国道の方へ歩いて行ったが、人垣が見えて「お、やってるやってる!」とそちらへ行きかけた瞬間、人垣が一斉に崩れていった。要は最後のランナーが通過し終わったのだ。あまりのタイミングの悪さに再び苦笑いが催す。 集合場所へ戻ると、このとおりけっこう集まっていますよ。気になるクルマをチェックしたり、それぞれのネタを披露したりと、いろいろ情報交換。 さて、買い物をして昼食をとって、最後は参加者の皆さんに挨拶をして集合場所を後にした。それから何となく湘南海岸を目指して走る。公園の駐車場に到着~ちなみに我々のラパンはこんな感じです。海岸へ出ると、「あの背が高いビルが無ければまるで江戸時代」のような景色だった。富士山が微妙に霞んでいるところが玄人受けしそうで味わい深い。
2016.01.03
今年の免許更新は特別な思いでのぞんだ。いよいよ自分のクルマを持つ時が来たからだ。 こんなネタを出すところが哀愁を感じさせるというか、免許証と言われて出て来るネタがやっぱりこうなんですよ。子供の頃、阪急百貨店で母親に買ってもらったなめ猫の免許証は、さすがに紛失してしまった。今思えばもったいない。当時の記載内容は、 有効期限「死ぬまで有効」 本籍「埼玉県マタタビ郡大字めざし字かつお節」 こんなくだらない内容を30年以上覚えているのだ。本当の本籍もすぐに出て来ないくせにね。 それはそうと、クルマ購入のハナシは急に二人の間で湧いて来た。嫁が前から軽自動車運転したい!と言ってたのがきっかけ。このとおり、交通の便がいまいちな「タマ地方」だけに、クルマがあって不都合はない。 もう初めから中古車しか調べる気がないのが自分でもおかしいが、いろいろ調べていて面白い店を見つけた。ラパンの「丸目タイプ:しかも660L型」しか扱っていない店が町田になるのだ。「丸目ラパン」は2006年~2008年にかけて量産された車種で、生産台数は多くない。しかも、全車種ホワイトルーフのツートンカラーというこだわりだ。 ラパンといえば、99%女のクルマ、というイメージがあるようだが、クルマの写真を見る限りでは抵抗が無かった。逆に、そのレトロなデザインが気に入ってしまった。 思い立ったらすぐ行動!八王子まで出て横浜線で相模原駅で降りた。 相模原駅の北口を降りて町田を目指す。このとおり、北口は相模総合補給廠があるので、寂しい雰囲気だ。なんでもこの辺りは返還されるそうで、将来景色が一変する可能性がある。 妙な所へ来たな・・・補給廠の外周をぐるっと周って、そこからいよいよ町田市内へ入る。相模原在住時代も、さすがにこの辺は行ったことがない。 そのお店は、一見ただのガレージか板金塗装店のような雰囲気で、入るのは多少勇気が要った。店内を覗くと、いやー所せましと置いてあるのはラパンラパンラパン・・・同一車種がこれだけあると怖いな(笑)。 店長さんにいろいろ話を聞いた。なぜホワイトルーフばかりなのか不思議だったが、ホワイトルーフでないクルマは自分で屋根を塗っちゃう!というこだわり。客のほとんどが「ホワイトルーフに出来るのならそうして欲しい」と言うらしい。自分もホワイトルーフの方がいい。 これだけ揃っていると、後は色を何にするかという問題になる。赤が一番目立ったが、何となく郵便か東京消防庁のような雰囲気で好きになれなかった。茶色のホワイトルーフは阪急電車みたいだったが、もうご成約なんだと。二人の意見が一致したのは、水色のホワイトルーフ~何となく旧東ドイツ車「トラバント」を連想してしまった。こんな連想するのは拙者ぐらいだろう。 とりあえず情報だけ入れておいた。横浜線淵野辺駅へ出て、駅前のFUJIYA系列の喫茶店で食事をする。こんな所で二人で食事をするとは・・・。 他の中古車店も物色したが、そもそもラパンを入荷している店が少ない。「丸目は入荷してもすぐ売れる」そうだ。旧車感のあるミラジーノとか、年数が経っていてもイイ値段していた。カッコいいクルマは古くても誰か狙ってるのだ。 検討すること1週間、やっぱり二人の意見が一致したのは これである。660L型の最終型で、シートもベージュでなくオレンジ。インパネも木目が配されており、内装も上出来だ。「やっぱこれでしょ」ということになる。決まりだな・・・
2015.12.26
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