いまさらですが...
誤IDC→正IDT

電子回路設計を生業にしている者です。
IDT社はS-RAMやFIFOといったメモリや
各種同等品デバイスで有名なところです。 (2012.02.04 22:26:37)

Jashi's ROOM

Jashi's ROOM

2011.05.09
XML
カテゴリ: EasyCAP
■eBayでEasyCAP DC60+を見つける方法

私が以前からブログで書いているEasyCAPというデバイス eBayで「dc60+ easycap mac」 で検索するとDC60+のコピー商品が見つかる。

ただしEasyCAPのロゴが斜体になっていないものが冒頭にいくつか出てくるが、DC60+でない可能性があるので、若干高くても斜体ロゴで間違いないなさそうなものを選んだ。後で詳しく述べるが、ビデオや音声端子が金メッキされているものがDC60+で、銀色のものがDC60であるので、これらを掲載されている写真を手がかりにした。

■書留航空便で届いたEasyCAPのパッケージ

私が注文したものは、中国深せんの出品者で、商品価格:$5.98、配送料$9.95、合計金額:$15.93、PayPal決済で1317円。何と5月1日に注文して1週間後の8日、日曜日なのに郵便屋さんが書留便で届けてくれた(早い!)。eBayで注文して書留便だったのは、これが2回目(1回目は、台湾の業者から注文したもの)。

届いたパッケージは以下のもので、送料に中国元で31元の表示が見える。日本円に換算すると12.4x31=384.4円、中国からの書留航空便がいかに安いとは。日本郵政も人件費を考えるとこれでは割に合わないだろう。
DSC02391.JPG

それにしても配送料が$9.95なのに実際の送料が384.4円、商品を安く見せて、送料込みで儲けるってパターンかもしれないが、日本よりもDC60+が安く買えたので問題は感じない。

■届いたものの中身



この出品者はeBayでは、評価は二桁しかないが、良い評価のみ。翌日届いたeBayからの発送メール(出品者が送ったことをeBayに知らせると、自動的にこちらに送られるもの)、以外に出品者から丁重に中国語でのメールもあった。現在、この出品者は、出品数は数点のみで、日本向けには発送していないので、たまたまラッキーな即決で信頼のおける出品者であった。

そして中身は、いつものように、本体、マニュアル、延長ケーブル、そしてドライバ&アプリケーションCD-ROM
DSC02407.JPG

■これは本当にDC60+か分解して検証

USBキャップを取り外すと、表面のプラスチックケースは、4角の突起物によって基板はを包み込まれている。爪でこじるとすぐに分解できる。

基板の表(LEDがある側を)は、以前に見たものとまったく同じ。そう、以前に書いた EasyCAP DC60+タイプの偽物(笑)を入手! の記事とまったく同じ。
DSC02393.JPG

表を見ると、以前に書いた EasyCAP DC60+タイプの偽物(笑)を入手! の記事とまったく同じか・・・左からEMPIA社のEM2860、そして2つめがSilan社のSC8113というもの(SA7113の互換チップ)、そして3つめがぁぁ・・・
DSC02399.JPG

あれ、一番右のチップが異なる。ここはオーディオコーデックICなのだが、これはIDT社のSTAC9752(A)というチップ。IDT社は知らないし、もちろんこのチップ名も。。
コピー ~ DSC02394.JPG

web上で検索するとrealtek社のオーディオコーデックICと互換性があるとわかったのは、 STAC9752のデータシート (現在リンク切れ)を見て比較してから。ピンコンパチブルである。IDT社は日本にも法人があり、互換チップでは有名らしい。(コメントありがとうございます)



※分解しないとDC60+やDC60かがわからないことがあるので、分解は確認のために必要。DC60+の場合、オーディオコーデックICが搭載されているのが事実上当たり前。ところがDC60の場合でも、オーディオコーデックICの有無は購入前にはわからず(あえて明記していない)、使うか分解しないとわからない。そういう意味でも分解確認はある意味確実なのだ。

■付属のCD-ROMについて

付属CD-ROMにより、ハードウェアが判明すると以前私が述べていた。本来はそうなのであるが。

・黄色CD-ROM バージョン2.1c       → DC60
・紫色CD-ROM バージョン3.1Bもしくは3.1c → DC60+

ところが、DC60タイプなのに紫色のバージョン3.1cを付属するEasyCAPが日本でも販売されている。そしてDC60タイプで黄色CD-ROM、でもよく見るとバージョン3.1cがあったりする。



で付属してたCD-ROMは以下のもの。本家が「EasyCAP」の偽物に嫌気がして、新たに「EzCAP」という商標を得ている販売している。今回は、それと同じ「EzCAP」(^^;)で、バージョンは3.1C。コピー商品によく見かけるのが3.1Bなので、ある意味差別化をはかっているコピーだ。これは以前に書いた EasyCAP DC60+タイプの偽物(笑)を入手! の記事と同じだ。実際に中身もまったく同じDC60+のものだった。
DSC02410.JPG

※付属CD-ROMでは、DC60かDC60+は見た目で判別できない。今回は最初にハードウェアの検証をしているからいいのだが、付属CD-ROMの色やバージョンは最近偽装が多いので、DC60+とDC60との判別には使えない。ちなみにパッケージも国内外で見かけるものも偽装が多い。

■DC60かDC60+の見分け方・・・今回新たな見分け方を発見

見分け方は、EasyCAPのロゴにある。今回6つめになるEasyCAPは、以前に購入したDC60+と同じくEasyCAPのロゴが斜体(イタリック体)になっていた。その文字も白いというよりシルバーみたいに見え、若干色が白い感じ。以下の写真では、今回が左、真ん中が以前のDC60+、そして右がDC60(このDC60はオーディオコーデックICがあるまともに使えるもの)。やはりDC60+は同じ傾向だ。
DSC02400.JPG

そして 新たなDC60+とDC60の見分け方を発見!!。音声や映像の端子なのだが、若干黄色ぽいのがDC60+。正確に表現すると「金メッキ」がDC60+、「シルバー」なのがDC60 というのに気がついた。 EasyCAP DC60+タイプの偽物(笑)を入手! でのDC60+も今頃気がついたのだが金メッキされていた。

以下がその比較。上ががDC60+の金メッキ端子、下がDC60の銀色端子。若干わかりにくいがよく見ると違いに気がつくかも。
DSC02404.JPG

※端子が金メッキがDC60+、銀色がDC60・・今回の新発見!!

■何でEasyCAPに人気があるのか??

実は、市販のビデオテープやDVDなどには、ビデオテープなどへのコピー防止のために何種類かあるコピーガードがかけられている。個人で撮影や録画したものは大丈夫だが、市販のものでは、画面が荒れる信号がわざと入っている。

EasyCAPには、これらコピーガードに関係なく取り込めるというので人気が高い。国内でも輸入品が以前より安価に販売されるようになってきた(海外からなら送料込みでもっと安く700円程度から)。以前は「画像安定装置」機能付きとして法外な値段でも売られていたときもあった。

■まとめ

DC60+であるのを見た目で確認するためには

1)付属CD-ROM v3.1b もしくはv3.1c
2)本体EasyCAPの文字が斜体
3)オーディオやビデオ端子が金メッキ(黄色っぽい)

なら間違いない。ただしパッケージは偽装があるし、内部が十分確認できないかもしれない。

DC60でも問題はないはずなのだが、一番の問題点はオーディオコーデックICがないものが多数販売されており、それをつかまされると取り込んだ音声が非常に最悪なこと。

DC60でもオーディオコーデックICが入っていればDC60+と同様に使える。DC60+が64ビット版ウィンドウズ対応をうたっているが、実はDC60でも非公式の64ビット版ドライバーを使えばDC60+と同様に使える。またMacでもフリーのソフトで実は使えるようになる。


※DC60の音声コーデックICなしのハズレを買わないように注意。


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Last updated  2012.02.06 20:48:53
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IDT社  
takoika さん

Re:IDT社(05/09)  
jashi  さん
takoikaさん
>いまさらですが...
>誤IDC→正IDT

会社名の間違いの訂正ありがとうございます。
(データーシートへのリンクはIDTでしたがリンク切れ(^^;)

趣味では、真空管でラジオ製作を始め、アマチュア無線関連で無線機の工作やエレクトロニクスの工作をして今に至っていますが、この10年近くは本当に私にとって氷河期で、今やっと温暖化に入り始めた段階でぼちぼちしています。知らないこともたくさんありますので、今後ともご指摘をお願いします。
(2012.02.06 20:42:03)

Re:6つ目のEasyCAP入手。新たにEasyCAPの種類の見分け方発見!(05/09)  
人柱人 さん
>個人で撮影や録画したものは大丈夫だが

とありますが、カノープス製品などではカメラスルーの入力映像でも半分くらいの確率でコピーガードありとして暗号化キャプチャされてしまうものがあります。
一概に自分が著作権を持っているから大丈夫というのは早計かと。。。 (2013.02.04 06:45:30)

Re[1]:6つ目のEasyCAP入手。新たにEasyCAPの種類の見分け方発見!(05/09)  
jashi  さん
人柱人さん、コメントありがとうございます。
>>個人で撮影や録画したものは大丈夫だが

>とありますが、カノープス製品などではカメラスルーの入力映像でも半分くらいの確率でコピーガードありとして暗号化キャプチャされてしまうものがあります。
>一概に自分が著作権を持っているから大丈夫というのは早計かと。。。

これはカノープスのMTV2000などを使った場合、そのような誤動作が起こることがあるようですね。コピーガードに対応しているため(それも一部のdllファイルを書き換えることでコピーガードの呪縛から逃れられる模様)。古いビデオテープなど信号が荒れていると「コピーガード信号」と勘違いしてそのようなことが起こるようです。

しかし、EasyCAPは、小細工していないので、信号が荒れていようが・・・・問題なくキャプチャーできるのです。元がコピーガード信号には無反応なのですから(^^;) (2013.02.04 19:02:43)

Re:6つ目のEasyCAP入手。新たにEasyCAPの種類の見分け方発見!(05/09)  
plunx さん
はじめまして
この記事で紹介されているタイプを確実に入手できる国内の通販サイトはありますか?
puppylinux431で使用しようと思っています
stk1160とsm−usb007のタイプは入手したのですが動きませんでした
(2013.07.24 19:54:57)

Re[1]:6つ目のEasyCAP入手。新たにEasyCAPの種類の見分け方発見!(05/09)  
jashi  さん
plunxさん
>この記事で紹介されているタイプを確実に入手できる国内の通販サイトはありますか?

その後、DC60+タイプのEasyCAPのコピー商品が日本で入手できるかいろいろと探しましたが、見つかりません。

貴兄が最初に入手されたDC60タイプは山ほどあるのですが・・・

さがすために(結果的にはみつかりませんでしたが)、お返事が遅れてもうしわけありません。
(2013.07.30 21:38:24)

Re[2]:6つ目のEasyCAP入手。新たにEasyCAPの種類の見分け方発見!(05/09)  
plunx さん
jashiさん
ありがとうございます。
こちらでもネット通販関係で色々な業者に問い合わせてみたのですが
今のところいい返事はありませんね
もう海外でもEM2860搭載タイプは生産していないとの話もありましたし
となると後は在庫がある海外通販しかなさそうですが
代行サイト使っても確実に手に入る保証が無いのがキツいですね (2013.08.07 20:34:37)

Re[3]:6つ目のEasyCAP入手。新たにEasyCAPの種類の見分け方発見!(05/09)  
jashi  さん
plunxさん
>もう海外でもEM2860搭載タイプは生産していないとの話もありましたし

eBayを見ると、$17ほどで送料込みで販売している業者があります。私が注文して送り先をそちらにする方法もあります。ただし、届くのに最低でも1週間、遅いと1ヶ月と幅があります。さらに業者によっては、送り先を明記しておいても、私の方に送ってきたところもありました。現在のレートではPayPal決済の手数料を含めると、$1=100円程度になります。 (2013.08.08 20:34:48)

Re[4]:6つ目のEasyCAP入手。新たにEasyCAPの種類の見分け方発見!(05/09)  
plunx さん
jashiさん
ありがとうございます。
注文代行お願いしたいのですが
こちらの住所等はどうやってそちらに伝えればいいのでしょうか
見たところメールアドレスは見当たらないようです (2013.08.10 00:18:33)

Re[5]:6つ目のEasyCAP入手。新たにEasyCAPの種類の見分け方発見!(05/09)  
jashi  さん
plunxさん

このブログのトップページ
http://plaza.rakuten.co.jp/jashi/
に書いています(笑)。

ご確認ください。 (2013.08.10 08:34:10)

Re[7]:6つ目のEasyCAP入手。新たにEasyCAPの種類の見分け方発見!(05/09)  
jashi  さん
ところで・・・

「EasyCAP」ブランドの商標権を持ち、偽物が蔓延ったために現在は「EzCAP」ブランドで展開するFoward Video社のWEBサイトを見たり、eBayに出品されている「EzCAP」を検索してみました。

すると、EasyCAP DC60+(EzCAP168)と内部的なハードウェアが同じものとして「EzCAP116」が存在します。

このEzCAP116は、ヒョウタン型のシルバーのケースで、ケースからUSBケーブルが出ているデザインに変更されています。そのため、PCに接続できないときのために付属していたUSB延長ケーブルは不要になりました。付属ソフトはArcSoft Showbiz v3.5と、以前のUlead VideoStudio 10 SEから変更されています。

「EzCAP116」のeBayでの価格は、一番安いところで本体$19.99+送料$9.99(日本円で3000円ほど)で、パッケージ付き(たぶん)で送られてくるようです。

コピー商品でなく、正規の製品でも思ったよりも送料含めて安く買えると思った次第です。

ちなみに、本家Foward Video社の製品は、日本国内へOEMとして本家名が入らずに販売されているものが多数存在しているようです。(例えば、「美男子の捕獲術 エントリーモデルSD-USB2CUP-L」の基板上にはEzCAP170のシルク印刷あり)
(2013.08.10 13:04:13)

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