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2012.07.07

自宅のカメラやPCを外部からアクセス可能にするダイナミックDNS

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カテゴリ：インターネット

■自宅のカメラやPCを外部からアクセス可能にしたい

自宅のPCをサーバーにして外部に公開したい。またはWEBカメラを外部からアクセスして見たい。このようにするにはいくつかの手順が必要だ。

今回はその第一歩であるダイナミックDNSについて書いてみる。

■その１：ダイナミックDNSの利用

・ダイナミックDNSとは

インターネット接続しているとき、IPアドレスが割り振られるので、そのアドレスにアクセスすればOKのはず。なおIPアドレスは数字で示されるもので、以下のYY.XXXも数字。
　　http://119.230.YY.XXX

ところが、そのアドレスは固定されておらず接続するごとに変わってしまう。もし停電があって再起動した場合には、変更されたIPアドレスがわからずアクセス不能となる。

そのためにダイナミックDNS（DDNS）というものが使わ、アクセスするのはIPアドレスではなく、ホスト名で行えるようになる。IPアドレスが変化した場合、こちら側から通知（実際には自動的に通知するプログラムなどを使用）して、ホスト名と対応するできるような仕組みだ。具体的にはIPアドレスが119.230.YY.XXXをxyz.abc.comのようなホスト名でアクセスできる。

・無料ダイナミックDNSサービス

ダイナミックDNSは、有料や無料でサービスをしているところがあるので利用する。私が昔から利用しているのが次の無料サービスのところ。ただし英語なのでわかりにくいかもしれない。ユーザー登録すると確認メールが来るので、再度サイト上で確認すれば使用できるようになる。
「dyns」
　　サブドメイン（xyzの部分）が割り当てられ、以下のようなurlでアクセスできる。
　　　http://xyz.dyns.net

「dtdns」
　　サブドメイン（xyzの部分）が割り当てられ、以下のようなurlでアクセスできる。
　　　http://xyz.dtdns.net/
　　他にはetowns.netなど多数のドメインにサブドメインを割り当ててもらうことも可能。
　　　http://XXX.etowns.net

日本語でも無料のダイナミックDNSのサービスをしているところもいくつかあるようで、使用したことがないが次のものをあげておく。
「MyDNS.JP」

以前は無料ダイナミックDNSサービスがいくつもあった。「dyndns」が有名であったが、現在は有料サービスに移行してしまった。また、独自ドメインを使ってのダイナミックDNSサービスしていた「ZoneEdit」も有料化になってしまった。どちらのサービスも利用していたが、あるときから以下に述べるDiCEでの情報更新ができず、サブドメイン付加にサービス、そして独自ドメインでのサービスも利用できなくなってしまった。

・ダイナミックDNSに対応するIPアドレス通知ソフト「DiCE」

上記のようなダイナミックDNSサービスを利用するには、さらにサービスしているところに現在のIPアドレスを知らせる必要がある。それを自動的に行うツールとして「DiCE」というものを昔から利用している。

■さらにルーターのポート解放が必要

以上で外部からアクセスできる準備は整ったが、自宅には複数のPCや機器が利用できるようにルーターがあるため、ここで止まってしまう。ルーターの設定でポート解放をして、ポートによってどのPCやカメラなどの機器にアクセスできるか割り当てる必要がある。

ここについてはWEBカメラの例で後日述べることにする。