Jashi's ROOM

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2016.02.06
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カテゴリ: Zenfone 2
■ZenFone 2のレビュー第2弾


ASUS JAPAN社のご厚意によりZenFone 2 (ZE551ML)を提供していただきレビューできることになり、前回 「ASUS社のスマートフォンZenFone 2、開封して設定 」 の記事として書いた。

今回はその第2弾、他機種との比較や細かいところを見ていく。

■スリープからの復帰


通常スリープからの復帰は電源ボタンを押すが、ZenFone 2は画面を2回タップすると復帰することができる。



私が以前から愛用しているXperia Z4も設定によりタップ2回で復帰できるので使っていた。ZenFone 2を初めて使ったときにも同様な操作ができしまったのはうれしかった。

■Xperia Z4との比較


ほぼ同時期に発売されたZenFone 2とXperia Z4とは比較されることがある。バッテリー容量も同じようなものである。

・大きさと画面





どちらも解像度は解像度1080×1920だが、5.5インチ画面のZenFone 2はやはり大きくて見やすい。5.2インチであるXperia Z4は画面にソフトウェアキーも並ぶので実際よりも小さい画面に見える。

色合いと明るさを比較すると、Xperia Z4が青みが強くて明るい。ZenFone 2の明るさ自動調整をオフに最大の明るさにしてもXperia Z4におよばない。明るいところでは見にくいことがあるかもしれない。

画面が大きいので片手では指が届きにくいときもあるが、ほぼ問題なく使っている。

・厚み

厚みを比較すると、上のZenFone 2の方が中央部ではあるが、横になると薄くなっている。



実際に手にしてみると、厚みを感じることなく手にフィットする形状だと感じる。

Xperia Z4は厚みが一定の形状で薄いには違いないが、背面がつるつるしていることもあり意外と手にフィットしないようにも思う。

・重さ

ZenFone 2の重さを重さは176.5g。



Xperia Z4は144gとやっぱり軽い。



実際に持ってみると2つの機種の重さの違いは感じられ、ZenFone 2はやっぱり重い。画面の大きさと重さは比例するためにこればかりはどうしようもない。

使ってみて、タブレットを片手で操作するのは苦痛だが、手が疲れるということはない。

・ベンチマークテスト

Antutu Benchmarkというアプリでベンチマークテストを行って比較してみた。





次にXperia Z4。



トータルのスコアではXperia Z4が上である。

このベンチマークテストでは最初の方でいくつかのアニメーションが流れるのを比較すると明らかにXperia Z4がなめらかに動いているが、ZenFone 2はなめらかさに欠ける。

値での比較ではCPUとRAMの項ではZenFone 2が上となる。

■高速充電「BoostMaster」






これはASUS独自の高速充電するための「BoostMaster」用のACアダプターで、通常は出力を5V/2Aだが、高速充電するときは9V/2Aへと自動的に切り替わるものだ。

実際にどのように切り替わるのかACアダプターとUSBケーブルの間に電流/電圧が測れるチェッカーを入れて確認してみた。このチェッカーは中国の通販サイトである banggood で購入した物。現在後で述べる「Quick Charge」に対応した12Vにも対応したUSBチェッカー(eBayで日本への送料込み$5弱)も注文済み。

ACアダプターを接続して間もないときは5.2Vで0.42Aであった。



しばらくすると8.99Vで1.65Aとなる。(USBチェッカーは9Vまでのものなので実際の電圧はもう少し高いかもしれない)



このとき、画面には「高速充電」と表示される。



Battery Mixというアプリで充電されていく状態を確認。バッテリー残量が20%ほどであったものが、30分で60%、1時間で80%以上、1時間45分ほどで100%に達している。



Xperia Z4で5V出力ACアダプターで充電したときが以下。



同じようなバッテリーを持つ両者での比較だが、明らかに「BoostMaster」により高速充電ができている。

ACアダプターと充電する機器が「BoostMaster」であると9Vへと電圧が上がり多くの電流が流れて高速充電できる仕組みなのである。

USBコネクターをZenFone 2に直結せずに、写真右のような充電スタンドを介しても高速充電できている。(スタンド側コネクタの向きが反対のため本体は裏向き(^^;)。左はXperia Z4)



「BoostMaster」とよく似たものに米Quallcommが開発したスマートフォン/タブレットの高速充電規格「Quick Charge 2.0」というのがある。

Xperia Z4は「Quick Charge 2.0」に対応しているので試しにZenFone 2付属ACアダプターを接続したところ、ZenFone 2と同様に9Vでの急速充電ができた。ZenFone 2に「Quick Charge 2.0」用チャージャーで高速充電できたという書き込みもネットで見かけることから、「BoostMaster」と「Quick Charge 2.0」は同等なのかもしれない。

■ASUS Updateによるシステム更新


ZenFone 2を入手してつぎのようなASUS Updateによるシステム更新の画面が現れた。



「今すぐダウンロード」を選択するとASUSシステム更新の画面になった。



インストールしていくと再起動して更新された。



しばらくするとまたシステム更新。



2度目のシステム更新が完了。



ZenFone 2は入手したときにAndroid 5.0であったが、2つのシステム更新をしてもAndroid 5.0のままであった。



Androidバージョンは5.1や6.0への更新はまだであった。できればAndroid 6.0へのバージョンアップが待ち遠しい。

■各種センサーとMAPによるナビゲージョン


ZenFone 2には加速度センサー/近接センサー/光センサー/磁気センサー/電子コンパス/ジャイロスコープと多くのセンサー類が搭載されている。

安いスマートフォンやタブレットにはセンサー類が省かれていることが多く、特にMAPを使ってナビゲーションをした場合には走行している道が正確に表示されないことが多く発生する。

ZenFone 2でMAPによるナビゲーションをしたところ、まったく問題なく使用できた。



■FMラジオ搭載


ZenFone 2にはFMラジオ機能が搭載されている。

世界中の国の周波数帯から選べ、日本仕様では日本に設定されており76MHzから90MHzまで受信できる。



ただしFMラジオを聞くにはイヤホンをアンテナ代わりに使うため、イヤホンを差していないと次のメッセージが出て受信できない。



なお、ごく最近まで知らなかったが、Xperia Z4にもFMラジオ機能がある。

■今後もZenFone 2は続く


Xperia Z4と共に携帯して1週間あまりZenFone 2を使ってきて、なかなか気に入って使っている。

現在はデータ通信専用のSIMなのでIPフォーンで通話したり、試しにドコモのSIMを入れて使ったりもした。その他いろいろと確認している事柄がいくつかり近日中に続編を書く予定である。
AX





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Last updated  2016.04.27 20:26:25
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arch@ Re:■EasyCAP DC60のまとめ。64ビット版Windows対応と映像形式(09/04) 超久しぶりに使ってみました。Win10 64bit…
楽天泰子 @ おめでとうございます。 おめでとうございます。 参考になればと…
jashi @ Re[1]:ACテーブルタップとUSBチャージャーが合体!(06/23) 新米3109さんへ 返事が遅れて申し訳ありま…
新米3109 @ Re:ACテーブルタップとUSBチャージャーが合体!(06/23) 最近パソコンも使うことが多いのでこれい…

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