お勉強に役立つかもしれないグッズ 0
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(自分としては)猛烈な勢いで消化しまくったポッドキャスト。おかげさまで、空き容量が二桁に復活して、自己満足。パソコンがサクサク...とまでは行かないので、メモリの増設かな〜。さて、英文リーディングもちょろちょろと頑張っていますが、今日から読み始めたのが、青春出版社から出ている『その英語、』シリーズ(誰も命名していない)。その英語、ちょっとエラそうです [ ディビッド・セイン ]わー、ちょぴっとイケメン...とか一瞬思ったのですが、これはモデルさんですね。「はじめに」を読んでみると、自らのことを「ネイティブ」と連呼しないで「アメリカ人」ですと言ってるところに好感を持ちました。その割には、なぜ表紙のイケメンが蹴球で使うレッドカードとイエローカードを手にしているのか分かりませんが(アメフトでも同じなのかな?)、中を読んだら意外とまともで驚きました。半分ギャグのつもりで、斜め読みしようと借りてきましたが、OK!マークと、「その他の例文」には、正しく伝わる英語が載っているので、口に出すならこっちです。わたしはとりあえず、ブツブツ言ってますよ。【目次】(「BOOK」データベースより)1 その英語、「ナニサマ?」と思われてます!2 要注意!ひそかに「イヤなヤツ」と思われてます3 「この日本人キレてる?」とビビらせてます4 その勘違い、笑うネタになってます5 白黒のつけ方、間違ってます6 Danger!ネイティブがイラッとする言い間違い7 この赤っ恥は笑えません!8 その「ハリウッド英語」、キレイサッパリ忘れて下さい全部で80の日本語が載っていて、「日本人が訳しがちな英語」が悪文として紹介され、「こう言いたかったの?という正しい英語」が正解として出された後に、「他にもこんな風に言えるよ」と書いてあります。スモールトーク用なので、一文が短いのはいいですね。微妙なニュアンスや、「そういうつもりじゃなかったのに」という悲しい体験をしたことがある人(つまり自分なんですけど笑)にはオススメです。ついでに言うと、日本語訳が絶妙でニヤニヤしてしまいます。電車の中では読めませんね。正直、本のタイトルや目次の付け方に、意地悪さを感じなかったわけではありませんが、これは完全にマーケティング用かと思います。恥をおそれる日本人を手玉にとった出版社の戦略(そうなのか?!)と言えるでしょう。このシリーズは、他には以下の本が出てるようですが、ものすごく多作な著者。共著も多く、新書が出た後に文庫化されたり、ポータブルじゃない単行本やCD付きのものも出版されていますので、図書館で検索したらきっと沢山出てくるでしょう。わたしもコンプするつもりはないのですが、見かけたら読むつもりです。その英語、ネイティブはハラハラします [ ディビッド・セイン ]その英語、ネイティブはカチンときます [ ディビッド・セイン ]その英語、ネイティブは笑ってます [ ディビッド・セイン ]その英語、仕事の相手はカチンときます [ ディビッド・セイン ]他にこの方の著書で気になったのは、以下の本です。いやらしくアフィリエイト画像を貼っておきましょう(笑)。英語確実に聴きとる技術 このポイントを押さえればリスニングは克服できるポイントがあったのか!! と開眼したい一冊。探し中。英語足を引っ張る9つの習慣 [ ディビッド・セイン ]反面教師として読んでみようかな。英語リスニング聴き取れないのはワケがある [ ディビッド・セイン ]こっちが先かな?1冊目の兄弟本。一分間に二〇〇語の英文を読めますか? リーディングで鍛えるリスニングこれも読みたいね。でも200語ってどうやって数えるのかな?などなど。前置詞と冠詞の本も面白そうでした。英検1級にはライティングがありますので、其の準備として良さそうです。※あさっては、こないだもらってきたメトロポリスの記事について書くつもりです。
2016年05月19日
どーん。英語を教え続けて20年という有名講師のおじさま二人が語り合う本。表紙があつぐるしいけど、なんか楽しそう~竹岡広信・安河内哲也のこの英語本がすごい!前提†英語で苦労した人間だからわかる『おすすめ本』†ふたりの「主観」を合体したら「客観」になるんじゃ?ということで、共著†自分の本を売りたいとか、関係してる出版元の本を売りたいとか、欲は捨てた†この教材を使えば、必ず成果を収めることができる、と確信した選ばれし者たち†安河内せんせいは、TOEIC満点と英検1級、国連特Aと通訳案内士ホルダー。上智外英卒。†安河内せんせいは、海外あんまり行ったことないけど、外人と討論するときでも困らない†安河内せんせいは、日系米国人のフリしてバレないかゲームをやっていた。最近はバレない。†竹岡せんせいは、保有資格の言及がないから分からなかった。京大卒。†竹岡せんせいは、マンガ『ドラゴン桜』の英語講師のモデル†安河内せんせいは東進、竹岡せんせいは駿台や早稲アカで教えてる中身めも(じぶん流解釈も含む)†留学とか海外研修とか、場所を変えても解決しない。本質的にやることが大事。†英語は「言語」。学問や研究材料ではない。英語は「道具」。†大事なのは家を建てること。×トンカチの研究 ○上手に使う訓練をする†楽しくなるなら、語源とか背景とかに注目するのもアリ†英語を知ってることが偉いんじゃない、使えることが偉い†英語の勉強はペンキ塗りと同じ。まず全体をざーっと塗り、細部を仕上げる。†日本人はテストが大好き。テストになるとムキになる民族性(?)を利用する。†日本人は「級」や「段」も大好き。結果が合否で勝ち上がる試験=英検がいいかも。†オススメは英検1級と、TOEIC Speaking & Writing†試験勉強は何でも、過去問(や公式問題集)をやって理解することが基本中の基本†英検対策「風」、TOEIC「風」の変な本も多いので、ちゅうい!†英単語:例)「憂鬱」は読めるけど、書けない。英単語もそれと同じ。†英単語:例) persuadeは「説得する」ではなく「説得に成功する」の意。基本単語を要復習。†英単語:語彙数や網羅性は捨てる。重要度が高い単語の、その中でもコアな意味だけ固める。†英単語:×丁寧に一回 ○不完全でいいので何度も読む 5回目あたりで覚え始めるのでOK†英文法:必要なことだけ正しく学べる本、を選ぶ。あれもこれもの本は混乱するのみ。†英文法:勉強はやめどき、が肝心。楽譜と同じ。読み方を習得し、後はピアノ練習あるのみ。†英文法:ハマリ性だと思うひとは、ほどほどでやめる†英会話:マニアックなくせに、練習不足な学習者が圧倒的に多い†英文精読:読めない理由は 単語力不足 or 語法用法知らず or 読み慣れてない†英文精読:初心者は精読・構造把握重視、上級者は多読重視†英文精読:音読すると、左から右に読んだままネイティブのように意味がわかるようになる†英文多読:国語ができる小学生は2万頁/年、熱心な高校生でもPaperback10~20冊は読む†英文多読:自分が好きなものを読むのが大前提。ただし自分のレベルにあったもの。†英文多読:たくさん読むのが目的なので、それを阻害しない頻度で辞書をひけば良し†英文多読:『The Japan Times』はTOEIC 900以上向け†英作文:言いたいことを瞬時に組み立てる†英作文:要点をずばっと英語にする訓練をする†英作文:肝心な部分だけを英語で表現し、余計な部分は削る。簡略化がカギ。†英作文:最終的には語彙勝負。単語を知ってれば簡単に書けるが、知らないと説明が大変。†英作文:ネイティブ添削の問題集は流行だが、ひとりの英米人の意見を鵜呑みにしない†英作文:論理を学び、論理的に書く訓練をする。論理的でない和文からの英訳は特に注意。†英作文:日常的なことを書けるようになったら、レポートやエッセイなど長めのものに挑戦†英作文:独学しにくいので、ネイティブに添削を頼むこと。それなりの投資も割り切る。†リスニング:1つの教材を聞き倒して反復する。訓練で聞き取れるようになる。†リスニング:この単語はこういう発音、と確認すれば、そう聴こえなくても聞き取れる†リスニング:成績が上がる受験生は1冊の参考書をやり抜いている†リスニング:まず精読ならぬ精聴。その次が、多聴(レベルにあったもの)。†リスニング:「音声」+「言語」。発音できないor読んで理解できない単語は聞こえない。†リスニング:精聴は身体技の訓練。繰り返しカラダにたたきこむ。†リスニング:必ずシャドーイングする†発音:発音記号をマスターして、徹底練習†発音:イントネーションやリズムも練習。日本語とはビートが違う。†辞書:電子辞書の和英は特に薦めない。電子版は割愛されて情報量が少ないのもある。せんせいお二人のオススメの本たちは、読み終えたら順に書評で書く予定。お気に入りに少し載せました!感想全ページ、フルカラー且つソフトカバーで、自己啓発系の本というのは久しぶりに出会えたし、そもそも希少価値が高い気がするし、幸運に恵まれたようで気分上々。選ばれた本は思いっきり選り好みされていて、分野別の紹介なのにセレクトに一貫性があるので、どっちの先生の好みに自分が合うか?を考えて手に取れば、時間も節約できるかな?と思った。(本当は全部読んでみたいけど)。ひとまず、先生が二人とも推薦していた本を先にカバーしたいので、現在図書館で(せこい...)探してるところ。ほほう〜と思ったことも、上のメモにまとめてみたが、★1つの教材をやり抜くというのは、わたしは分かっちゃいるけど出来ないことなので、耳が痛いなと思った。どうも他のも気になっちゃうんだよね。それから、先生ふたりともリスニングには苦労したようで、その先生が「頑張れば絶対聞き取れるようになる」と断言してくれるから、教材&学びかたをお手本にしてがんばりたいと思う。(TOEICはリーディングは満点だけど、リスニングは結構落としてるの、自分)上のメモ取りで、書き上げてみると、どれも指摘は基本的なことばかりだとうんうん頷きながら、さて自分はどうか?と問うてみると、結局口だけで身体動かしてないわけで、ここは猛省。それにしても、予備校講師は教える技術もさることながら(しかもリーディング中心、文法中心となりがちな学校教師とは違いオールラウンダー)、若いひとたちに好かれる人間性も兼ね備えており、日々自分を改造してリアルタイの受験英語の流れについてってるflexibilityも持っている。1つの職に邁進するビジネスマン、というくくりで考えても、すごい人たちだね!と改めて思いました。追記:そういえば、以前、安河内せんせいの書いた本(題名忘れた)であれ?と思う点があって、読者カードのハガキが挟まっていたので書き込んで送ってみたら、なんとご本人の名前で、50円ハガキの返信が来たことがあった!!!のを思い出しました。そしてその解説に非常に納得したのも思い出しました。ただの自慢でした
2016年05月01日
GW初日。まずはフリーペーパーのreadingに取りかかる前に、図書館から借りてきた本たちを読了して返却しないといけないので、はや読みを頑張ってます。英語関連の本、ざざっと借りてきたので、書評のエントリーが続くよてい。英検一級をめざせば本当の英語力が身につく 大人のための英語学習法Targeting EIKEN Grade 1 helps your overall EnglishPractical English learning methods for adults[山根淳子]前提† 著者は独学でお勉強をしてきた方† 著者は英検1級ホルダー中身めも(じぶん流解釈も含む)† 『能動の英語を習得』することにより、本当の実力がつく† 英検2級は『基礎』† 知ってる単語の知らなかった意味、が大事† ×じっくり一度読む ○高速で一巡し繰り返す† ×単語帳を作る ○辞書を活用しそれを読む† リーディングは、The Japan Times NEWS DIGEST(英和辞書Cランク)がオススメ† リスニングは、ENGLISH JOURNAL(英和辞書A,B,ランク)がオススメ† リスニングの勉強順序は 1) dictation 2) shadowing (@1日15分x3ヶ月頑張る) † リスニングの練習は、楽器の練習とおなじ† リスニングは2倍で聴く(ノーマルで4,5回聴いたあと)† 発音とイントネーションを良くするのに shadowing は使える† 時事英語は避けて通れない。時事問題に興味がないと、英検1級はむつかしい† 過去問は全6回載ってるので、2年に1度買っとけばいい† 辞書には、文法の解説も載ってる† 英検1級用リーディングは Newseek がオススメ(日本語版があるから)† 英検1級用ライティングは、過去問の同じ回のエッセイ・面接から(傾向が似てる)† 英検1級用ライティングは、113点満点のうち28点、1/4を占めるのでこれを落としたら受からない† 英検1級用スピーキングは、論点を2つに絞る。面接官の質問に即座に答える練習もする。† 英検1級用スピーキングは、キッチンタイマーで正確に測って特訓する感想未だ手を出せずにいる1級ホルダーのお言葉なので、謙虚にメモを取ってみた。なるほどなと思うものは、上に列挙した。これは違うかな〜?と思ったのは、英文の品詞分析とか構文分析の部分。いわゆる英文法メインで教える英語教師が Syntax 大好きなのと同じで、英文の因数分解をするのであるが、個人的にはその単語の品詞を日本語でいい換える必要はないと思ってるので反対だ。そもそも英文を読む/英文解釈/英文和訳の部分で、漢文メソッドを導入したのが英語教育の間違いだと思っているので(つまりレ点を入れるようにして分解する)、英語は英語のまま読む、日本語から訳さずに最初から英語で考えて書き出す、というのを続けたいと思う。
2016年04月29日
GWは部屋の模様替えとお片づけと、歯医者に美容院とメンテに時間をかけてる感じで、29日にお友達に会ったっきり、ひとり黙々とカレーを煮込みながら片付けに励んでおります。わたしは5連休なので、今日が4日め。先日読み始めた英語の本、最後のページまで辿り着いたので簡単レビュー。作者は英国に留学していた若い学者と、英国出身の学者の2人で、ネイティブのイメージを力説した一冊。本の文体が、くだけた口調なので若干イラッとするんだが、もっと早く知ってたら楽だったな、と思うような事柄が色々書いてあって、それなりに有用。しつこいようだが、文体が特殊なので、読みにくい&やたら時間がかかる、ところが難点かな?図書館から借りて来たからまだ良かったけど、もし購入していたとしたら、この内容で2,000円弱は高いように感じる。が類似の本がそれほどなさそうだという希少価値は高い気がする。英語の先生にはぜひオススメ。英文学専攻で、あんまり言語学をやってないような先生は、文法を教えるのが下手くそだが(偏見)、これを読んでから教えてもらったら、中学生でも分かりやすいかもしれない。GWにはもう1冊ぐらい、英語関連もしくは洋書を読むよてい。あと2日だけど、がんばります
2015年05月05日
先日、ディカプリオ主演の映画『インセプション』をDVDで借りてきたら結構面白かったが、英語がそこそこ難しいから英語字幕で確認してみた。おもしろい言い回しと知らない表現を書きなぐっていたらA4の裏紙、4枚にもなってしまい、そこそこショックを受けたのだけれど、それを英和辞典でひいてみたら、ほとんどに*マークか、†マークがついていたので、二重のショック!マーク無しなら諦めもつくけど、マーク有りなら、英検でいうところの準1と1を埋めるものであり、これはやっぱり「そろそろ英検1級受けろよ」というお告げなのではあるまいか?と考えました。英検1級いつか取りたいなあ〜と最初に思ったのはたぶん中学生の時だろうが、気付けばもうそれから20年も経ってしまっている・・・。愕然とするなあ。ぼんやりと「取りたいなあ〜」なんて考えていては、本当はだめだったんだ。「XX才までに取る!」とかね、目標は数字を付けて設定しないと意味がない、ということをもっと早く知っておきたかったよー。というわけで、今読んでいる本は、あなたの英語勉強法がガラリと変わる 同時通訳者の頭の中 [ 関谷英里子 ]いくつか読んでる「英語ブログ」のどこかで紹介されていた本だったかな。目次をみていただければ同意してもらえると思うが、良書の予感!
2013年10月21日
今週は『言葉にこだわるイギリス社会』という本を図書館で偶然みつけて、流し読みだけど、全ページめくりつつ、ざっくり読みました。1989年に刊行された DOES ACCENT MATTER? という洋書の日本語訳で、出版社は岩波書店(本気!)アクセントと方言の違いとか、英語の種類は5種類あるとか、発音の歴史、アクセントはタブー問題だけど切り込むぞ! という覚悟の文など、アクセントのネタだけで約300ページの、マニアックな大著でありました。章立ては10もないけど、テーマごとに細かく段落分けされていて読みやすいです。外国人の話す英語はどう聴こえているのか?という部分は釘付けになりました(当然)。アジア人(インド・パキスタン)の英語はなぜあれほどに難しいのか?の回答が得られて、個人的にはスッキリしました。ちなみに、フランス人の話す英語も難しく聴こえるそう。私はロシア人の英語もかなり難しいです。インド人とロシア人。これ最強です(笑)1989年発行、日本語版は2003年。ちょっと古いですけど、ぱらぱら読むには、そこそこ楽しい本でした。
2013年05月12日
世の中10連休という方もいるようで、羨ましい!!残念ながら、わたしは細切れで出社するスケジュールなので、この3連休は読書デー。今日から読み始めた本がこれ。若干、題名と中身がズレている気がするものの、いわゆる<ロジカル・シンキング>と、英語世界で求められる、英語人が理解できるようにコミュする論理力、の2つを同時解説しているという、スゴ本なのであった。これで1,500円というのは、かなり安いですね!感心したのは、『ネイティブが使うような英語を目指すより、論理を明瞭にすることの方が重要だ』ということを書いていたこと。英語力をあと1段あげたいな、と思っていれば、英語も大事だけど論理も大事、ということで、勉強していく指針が見えましたね〜昔、この本↓がバカ売れしていた時、わたしも便乗してうっかり買ってしまいましたが、これは2,300円以上するのにあんまり面白くないし、意味のないハードカバー(しかも超ハード)で重いしで、全然コスパがよくありませんでした。いま3章目を読んでます(全6章)。がんばろ〜!
2013年04月28日
実はこのブログのことを・・・すっかり忘れていた!英語に関するマイ・コンフォートゾーンを広げる気が、薄れていたここ数ヶ月。しかし、そろそろ、もう1段階、昇りたいな、という気持ちがめばえ(春の「あるある」現象)、いまはこんな本を読んでます。英語の敬意表現/大杉邦三書店で偶然みつけました。派手な緑色が棚の中でも異彩を放っており、しかもこのタイトル!まさにかゆい所に手が届くなんとやら。今年こそ、英検1級を、目指そうかなあ。(厳密にいうと、2年たったから)期限切れになるTOEICを受け直すのもいいけれど。また細々と、ブログを書くことで、英語のお勉強をつづけていこうと思います。よろしくです
2013年03月23日
先日読み終わった新書がなかなか良かったのでご紹介。イギリスのいい子日本のいい子 自己主張とがまんの教育学自分は子育て中のママではないので、こういう本を読む必要をあまり感じないのであるが、偶然古本屋でみかけて目次を手に取ったら、アサーティブネスと似ているような気がしたので買ってきました。著者は富山県生まれ。オランダからの帰国子女で、ハーバードでMA(もしくはMSc)、ロンドンでPh.D という、大西洋のあっち側とこっち側の両方で教育を受けているとのことです。子供が言語を習得するにあたり、内面的にどのような違いがあるか?がとてもよく分かりました。また英語を喋る時の、メンタル的な障壁のようなもの(これはなかなかうまく言葉に出来ない)についても分かりやすい説明があり、幼児や子供と接してない大人にも得るものがありました。著者の提言は、アメリカ型の、自己主張がイケイケドンドンで自己抑制レベルが低いのではなく、日本型の、自己主張ができなくて自己抑制レベルが高いのでもなく、イギリス型の自己主張もするが自己抑制もする、が良いのではないか?というものであり、この3つのタイプでどれか1つ選べと言われたら、著者の提言に賛成 となるんであります。この本自体が英語学習の何らかの直接的な助けになるわけではありませんが、どういう規範の中で彼らが育てられている(らしい)のか?を知るのは、有益かと思います。
2012年04月07日
木曜日の夜だったか、やはりどうにも気になって、真面目系の本が沢山置いてあって漫画コーナーがすごく小さい、地元の駅ビルの書店にいき、辞書コーナーに陣取って、そこに置いてある英和辞典を軒並みぜーんぶめくってみました。こないだは旺文社にこだわっていたんだけど、今回は出版社はヌキで、中身が好きなやつにしようと思ったわけです。で、決めました。三省堂/ウィズダム英和辞典 第2版どうやって決めたかというと、[Quite]です。Quite って単語を全部の辞書でひいて、一番解説が詳しい辞書を選んだというわけです。でも、見た目(文字のフォントとか色使いとか)が好きでないと辞書をひくのが嫌になるので、そこも一応みたけど、解説が詳しい辞書というのがウィズダム以外には見当たらなかったので、この段階でほぼキマリとなりました。Quite のところを上の写真に載せましたけ見開き1ページのおよそ3/4を使って解説がありますよね。研究社のリーダーズでさえ、そこは簡単な説明だけだったですが、わたしの場合は、英語をイギリス英語メインでお勉強しているので、英米の用法の違いもはしょらないで説明してあった方が便利なのです。この辞書はたぶんそんなに上級者用ではないと思いますが、デフォルト辞書はOxfordとCambridgeの英英なので、それでもよく分からん!な時にひくのが英和だから、このレベルでちょうど良さそうです。購入はbk1にしましたけど、Amazonや楽天でのレビュー/評価が軒並みいいので、ちょっと嬉しいですね。そうそう、なぜ quite が規準になったのかというと、他に思いつかなかったからです(苦笑)。本当は、日本語にはない概念をもつ単語を引いて比べた方が良かったかもしれないが、いざ書店にいくと決めた時から頭をしぼってみたけど、でてこなかったんですねー。lovely とか、英米で使用頻度が違う単語も思いついたけど、やはり日本語には対応する単語がない単語、を英和辞典でどう説明してるか、それが自分にしっくりくるかどうかで決めたかったんですけどね。というわけで、このウィズダムがそこをうまく自分に合ってくれているかは祈るばかりですが、勉強の秋!、ってことで、新調した英和辞典と共に、またまた英語のお勉強を頑張っていきたいです。(来年こそは英検1級を受けるぞ!でも二次試験がこわいーーー)
2011年10月08日
さてと。超久しぶりの更新。今まで何をやっていたのか・・・。何もやっていない!が、とあるきっかけで、全然意味が分からない英文にぶちあたり、はっと本棚を見渡せば、いつのまにか英和辞典とか日本語で解説された英文法解説、みたいな本が1冊もないことに気がついた。↑英文法系で高校生の時に使ってたやつ。カバーを取ると確か真っ白なハードカバーで、それも良かった。唯一持っているのは、電子辞書の中に入ってるジーニアス英和辞典のみ、ということで英和辞書でも新調しようかと思ったのです。英和辞書には、文法も書いてあるでしょ?文法書はPractical Usageを持ってるからだいじょぶなのです。ちょっと調べてみると、研究社の『リーダース』は鉄板ながらも、まずもって高い。そして重い。ので却下。いざとなれば地元の図書館に「禁」マークであるだろう、とも目論んでみる。『プログレッシブ』は昔使ってたので新鮮味がないからこれも却下。(※こんな理由でいいのか、我ながら不安だ)で、思い出したのですー。わたしは高校生の頃は辞書を2冊使いしていたんですねー、いや正確には3冊使いです。いえ辞書壱;小学館のプログレッシブ英和中いえ辞書弐;旺文社のサンライズ英和学校辞書壱;研究社の新英和このうち、お気に入りだったのは旺文社のサンライズ。皮の表紙がこれまた真っ白なのと、紙質が薄いんだけどオフホワイトで文字のフォントもかわゆいのが良かった。さらに、この辞書はちょっと易しめのレベルだったので、基本の単語に沢山の量を割いていたのですー。凝りすぎないレイアウトも探しやすくて好みでした。3つ目の研究社の新英和は、College って書いてある、妙に細長い辞書です。あれを学校の机のフックのところに押し込んでおいて、内職する時にもささっと取り出してみるわけです。ちなみに左側ね(右利きなので辞書は左でひくのです)。右側のフックはティッシュペーパー。これ、女子校&受験校のデフォですよ(笑)。というわけで、好きだった旺文社の上級辞書で良いのではないか?と考え、本物をみてきました。オーレックスとかいう、濃いめのグリッターブルーがなんだかカッチョよい辞書。ぱらぱらめくってみると、黒色のはっきりとしたインクで見やすい。収録も100,000で十分なような気がします。ネイティブに「あなたはこう言うか?」を訊いたコーナーというのもあり、それだけでもなかなか面白い。そして hot とか pod とかの、アメリカ英語とイギリス英語で発音が違う音とかも、ちゃんと発音記号、分けて書いてありました。これで決めようかな、と思ったのですが、なんつーか、フォントがね、Century っぽいんですよねー。 Century って、日本人はすごく好き(会社とか)らしいのだが、欧米では「あんなきたないフォント!」と言って忌み嫌われているやつです。「Century を使うぐらいなら、なぜ Times New Roman を使わないのか!」と思うらしいのですが(※確か英文履歴書だか英文ビジネスレターだかの「書き方」系の本に書いてあったんだが書名が思い出せない)、とにかくフォントがちょっと気に入らない感じだった。さらに、和訳は沢山載っていた。が、用例が少ない。だから「英文和訳」には最適かもしれない。ドンピシャな日本語訳をみつけられる楽しみというのはあるかもしれない。楽天ブックスのコメントをみたら、どうやら高校の指定になっているらしいが、それも分かる気がする。あれだけ英語の用例が少なくて日本語が多かったら、英文和訳が大好きな英語教師は間違いなく推すだろうと思った。印象が「・・・」だったので、お隣にあったスーパーアンカーとかいうあんまり聞いたことない英和辞書と比較してみた。学研が出してる辞書です。太さはオーレックスと同じぐらいだけど、収録は72,000でかなり少ない。が、単語あたりの量はオーレックスを凌ぐ勢いで、とにかく用例が山ほど乗っているのと、コロケーションもばっちり載っている。インプット(英文和訳とか)ではなくアウトプット(英作文、英語で日記を書くなど)を重視するなら、むしろこっちの方が向いているような気がした。同じ単語をひいてみると、確かにオーレックスでは5つ書いてあることを、スーパーアンカーでは2つしか書いてなかったりする。が、4つめ、5つめの語彙をどうしても知りたいようなハイレベルの人は、もう迷わずリーダーズ買っちゃえ、と思うし、スーパーアンカーでは多分、センター試験の満点狙いや難関校狙いには、不足するかもしれない。高校生だけに限ってみれば、英語の授業でよい成績を取りたいならオーレックスだが、大学受験&その先を考えると、もしかしたらスーパーアンカーの方がいいように思う。用例が多いというのは、それだけ自然な英語の連なり、をインプットできるし、我々が英作文や英会話で使う単語はそんなに多くないから、基本の単語でいくつものバリエーションを自然に作れる方が、将来的にはお得だ。なんて考えていて、結局、英和辞書って3000円ぐらいする買い物でそんなに新調するものでもないから、今回は買わずに帰ってきました。オーレックスほど「対応日本語単語」だらけでもなく、スーパーアンカーよりもう少しハイレベルな辞書、どこかにありませんかねえ~?
2011年09月24日
こないだのTOEIC試験用に買った問題集のレビューをしたいと思いますー。TOEIC TEST 990点満点英文法・語彙++++ (L) と (R) をどう買うか?++++CD付きは高いし、こないだまで海外にいたんだから大丈夫だろーと、(R)で点を取るべく買ってみた本。公式問題集とか、旺文社などのメジャーな出版社から出てる問題集、はたまた大学入試用の問題集など、本屋でじっくり観察してみた結果、この問題集はページ数が手頃で文字が大きく(※電車など揺れるところで眺めるには重要)、テーマ別ではないところが気に入って買ったもの。++++ 何を買うか? ++++今回は敢えての消去法でセレクトしてみた。(1)まず、電話の英語、オフィスの英語、メール、手紙、ミーティング、などのテーマ別に分かれているものは、問題を解く前から何となく分かってしまうので、これでは意味がないと消去。(2)さらに、時々上級者用の問題集でも見かけるので驚くが、語彙系だとアルファベット順に並んでる問題集がある!これも言語道断なので却下。そうすると、驚いたことに候補がかなり減ってしまった。(注;行った本屋が小~中規模程度だからかもしれない)あとは本のサイズや予算、手持ちの問題集と著者や出版社がかぶらないこと、出版年、各種レビューやブログ検索などで一応下調べして1冊を選んだ。さて、ざっくり言うと、この問題集は既に850とか900点を取っている人向けの、細かいところ/痛いところを突いてくる単語のセレクトになっていて、わたしも知らない単語がじゃんじゃん出てきた。英検1級を持ってたり、少なくとも1次試験を突破している人は楽勝だろうが、わたしはキツかった。しかし、問題の解説は全然良くない。ぱらぱらめくれば一目瞭然だが、『文脈がこうだからAが答え』という解説だらけだ。つまり、日本語訳と文法用語(他動詞とかそういう奴)が分かれば、どの問題も解けると言わんばかりで、要するにこの解説は、問題を解く人間の英和辞書を引く手間を省いているに過ぎない。わたしはこういうのがかなり許せないというか、知ってる知らないの二項で括られる解説が大嫌いだから、結局どの知らない単語も、英和と英英を引いて、時には Usage も引くこととなった。解説すべてに『文脈が~』『文意が~』と書いてあってもかまわないが、それだけで終わるのは2000円近い金額を取っておいてどうなのか!(わたしが異様なケチなのかもしれない苦笑)本来なら、この目的語である名詞に呼応する動詞はAとコロケーションで決まってる、とか、他の単語はすべてカジュアル過ぎる register なので他とはバランスが取れないとか、そういう説明があってもよいと思った。時には、British では合ってるんだよおおおお、という悪問もあったのは目をつむるとしても、わたしはこの「和訳があればどんな難文・難問だって解けるんだ」的な、英文和訳を神格化してきた悪しき文部省英語、的なスタイルというか姿勢が、正直、気に食わなかった(笑)というわけで、この本のおかげでもしかしたら(R)で 490/495を取れたのかもしれないが、好き嫌いでいえば嫌いだ。2000円の元を取るために全問解いたが(どこまでケチなんだ己はー)、薦める薦めないでいえば、わたしが気になったところが気にならない方とか、解説なんて自前でやるからとにかく難問ばかりを解きまくりたいとか、上級用の単語集をやるぐらいなら文法問題に難単語が出てくれば一石二鳥じゃん?と考える人には薦めてもいい(笑)。なお、わたしの妙なこだわりで、同じこだわりを持つ方がいるかもしれないので書いておくと、●問題文のフォントは Arial で、答えと解説のページは Palatino Linotype だと思う。●オフホワイトの紙で、シャーペンの跡がついてよく削れていく紙質である。●300ページの本の割には軽めなのは助かった。●このド派手なブルーの表紙を外すと、背表紙にだけこの本のタイトルが書いてあり、人前でもあまり目立たない(と思う)。時々出現する著者からのお言葉、Let's enjoy the process! という励ましに、なぜか「陽は必ず昇る!」という謎の訳がついてるのが不思議である。
2011年08月14日
昨日の夜中、『BS歴史館 シリーズ英国王室(2)エドワード8世 王冠を捨てた恋』という番組をやっていてちらっとみてみました。エドワード8世は、いまのエリザベス女王のお父さんのお兄さん。バツ2のアメリカ女性と結婚したいので王冠を捨てた国王です。国王の座から降りた後は、ウィンザー公爵になり、妻・ウォリスシンプソンはウィンザー公爵夫人になりました。この国王のことは、自分が妻に送った数々の(しかも世界級の)宝石は『ウィンザー公爵夫人以外の女性を飾ることは許さぬ』という遺言を残したという逸話で知りました。(塩野七生著「男たちへ)確か宝石はパスツール研究所に遺贈されたはずなのに、なんでこないだクリスティーズだかサザビーズだかで売られたんだろう?遺言も効力が切れてしまうのだろうか?ざっくりの顛末は知ってましたが、ウォリス・シンプソンがバツ2だったこと、所謂不倫から始まった恋だったこと、エドワードが在位中にシンプソンの夫に離縁を迫ったこと、は知りませんでしたー。そんなにチャーミングな女性にはみえないんですけどね?ただ彼女とかジャクリーン・ケネディのようなエラ張りの女性って英国ではモテるんですよ(謎)、そんな印象をわたしは持ってますこの番組中では、エドワード8世の退位演説(非常にききやすい英語)も流れていたので見どころはありましたが、さすがにナチスドイツのシンパであったとかなかったとかいう噂は、確証がないからか、番組では一切触れられず。まぁ副題が『王冠を捨てた恋』っていう純情ちっくなテイストだったのでしょうがないですが。さて、このイベントを教科書にはどう書いてあったかな、と思って引っ張り出してきたのが、"Illustrated History of Europe" 、日本では「欧州共通教科書」として知られてる本です。ヨーロッパの歴史第2版著者:フレデリク・ドルーシュ↑わたしが読んでるのはこれの初版の英語版残念ながらこれについての記述は見つからなかったけど、しかしこの教科書、非常に面白いんですよ。ヨーロッパでは14, 5才で読むのかな~?英語もそれなりに平易だし、地名は世界史用語などの固有名詞が英語でなんていうかが分かるので英語のお勉強にもなりますしね。(よく考えたら、欧州域内で英語が第一言語の国は英国とアイルランドだけですね)日本の歴史教科書よりも、一次資料が多いのも特徴的。ヒトラーの演説からヴェルサイユ条約の条文まで、英語訳でのっていて実に興味深い。お薦めです。第一章の前にはチャプターゼロ扱いで、以下を掲載。THE IDENTITY OF EUROPE1. Europe's Geography2. Do Languages divide Europe?3. Are There Such Things as European Civilization and Culture?4. Society and EconomicUNANSWERED QUESTIONS IN EUROPE'S HISTORYヨーロッパ教科書なのになぜに英語がアメリカンスペリングなのかは気になるところですが、歴史の因果関係の説明も新鮮でいいですねー。かなり分厚いですが、気になった時にぱらぱらめくって読みたいとおもいます。
2011年04月20日
『たいした問題じゃないがーイギリス・コラム傑作選ー』というタイトルの文庫本を昨夜から読み出した。岩波文庫だから 高めの630円。文庫本にしたって薄いから買うのやめようかと一瞬考えたが、目次をぱらっとめくったところ、これがなかなか楽しい。20世紀初頭に書かれたコラムで、・配送されなかった手紙 (※ロンドンは今でも普通)・「どうぞ(プリーズ」をつけるつけない・N一字の差 (※そういえば、映画『赤毛のアン』の台詞に「Eのつくアン」って言うのがありました!)・無関心・犬好き・日記の習慣などなど、長さでいえば星新一ぐらいの短めのコラムが勢揃いしております。素晴らしいのは、1つ1つのコラムのラストに、原題がこっそり書かれていること。100年前の原文なら、グーテンベルクプロジェクトに載ってると思うんで、原題との比較も出来そうですね。なお、これは『傑作選』であるからして、日本独自の編集本ではないかと思います。読み終わったら感想かきます。
2011年04月08日
プロジェクト・グーテンベルク、のおかげで古典洋書ならタダでネットで読めるようになった。(日本語なら青空文庫で)ということをすっかり忘れていて、「あ~(重いから)持って来れなかったんだよなあ~」と諦めていた本、みつけました。とはいえ、わたしが見つけたPDF版は、グーテンベルクのじゃなくて、どっかの大学で公開してるやつみたいですけれども。The Elements of Style価格:1,680円(税込、送料別)The Elements of Style は「英語で文章を書く時のお作法」を記した古典的名著。これを置いてない学校は、中学校から語学学校まできわめて怪しいと思う。そしてこれを知らない英語教師は間違いなくモグリだ(笑)。中の文章は、昔に書かれただけあってちょっと難しいんですけど、「とにかくシンプルに」「こじゃれた文章を書いてカッチョつけるな!(超訳)」ということが書いてあります。英文メールを書く時、この本の掟(ぶっちゃけ目次だけみれば要点を把握できる)に沿って書くようにしてました。今はもう慣れたので強いて思い出すことはありませんが。ということで安いし薄いし、持ってて損はナシの参考書です。それにしても、楽天ブックス高いな~、円高もあるし、実際の本は確か7ドルとかその辺りなんで、日本円だと500円ぐらいで買えるはずなんですが、でもPDF版ならタダだしね(笑)。日本語ならさしづめ(さしずめ?)谷崎、三島、井上ひさし・・・文章読本価格:893円(税込、送料別)
2010年09月15日
おっ。1日で複数エントリーアップは珍しい。いつになくやる気になっているわたくし。というのは半分嘘で、単純に髪が乾く間、ちょっと起きていよう、というわけ。さて。本日読み終わった新書はこちら。文化としての英語タイトルが無難すぎるかな、と思うが、内容は、外交官としての英語使いである著者が、あちこちで気付いたエピソードを披露するというもの。堅苦しくもなく、おちゃらけているでもなく、さっくりと読みやすい。一番良かったのは、日本のオッサン(すいません)にしては、ユーモアセンスがあり、全く説教くさくないこと。エピソードも嫌味でもないし、自慢げでもないし、今風で言う「ソースを出せ」っていうソースがばっちり書いてあるのが信頼性を高めてます。(まぁ書き写しただけと言われればそれまでなんだが)※日本人はどうしても please を忘れてしまうが、とにかく人にお願いする時は使いまくろう!※朝晩の挨拶の時は、最後に名前をつける(Good Morning, XXX)なんかが重要だね。※マクドナルド、をフルで英語で言う時、実はマクドナル「ず」※米人は謝罪しないというが、もし謝罪したら、その後はどういう展開になるでしょう???※ストレス(強勢)を間違えると大変なことになる(この例文がまた楽しい)※RとL --- 幕末の英米人にはどう聴こえたか?※日本人が L と思って発音しても、(気を抜くと)R と聴こえてしまう。※大家をギャフンと言わせる方法などなど。(以上全て超約)文中、例として英文が沢山載っており、その度に、新書をくるくる90度回転させなきゃいけないのが、「地図が読めない」人みたいで面倒くさいのだが(だから私は飛ばしたけど笑)、それを差し引いてもおもろい本でした。『国際人の英語』という本も、本書以前に書いてるみたいなんで、時間あればカバーしてみたいと思います。
2010年05月12日
イマイチだった本を紹介するのは気がひけるが、この本はマクロはダメダメ、ミクロはおっけーだったので、残しとく。あ~、それにしても春眠暁を覚えず(←毎年行ってる言い訳)誰か代わりにシャワーを浴びてきてくれたまえ~~~。というわけで眠すぎなんで寝ちまいます。I'll come back in a week.
2010年04月21日
はいッ、週末なんでまた1冊読みましたよ~。この本は、どっかのブログだか新聞だか雑誌だかで、「英語のお勉強にもなるぜよ」と書かれていたんで、図書館でリクエストして取り置きしてもらっていたもの。『ラテン語の世界』ぶっちゃけ、本の前後に言語学や派生語について、真ん中にラテン語で書かれた文学論などが展開されているサンドウィッチ構造につき、前後だけ読めばわたしの好奇心は満たされるというカラクリになっとりました。ラテン語をやってると、英語やフランス語でも「なるへそ」と合点が行くことが多いのは周知の事実で、読後の感想としては「やっぱりその通りだったか!」という再確認になっただけで、かかった時間の割りには効果のほどは「?」だったのですけれども、1) 日本の皇族方は、インペリアル・ファミリーであって、ロイヤル・ファミリーではない。2) 豚を、ポークとピッグに分けて呼ぶ理由。3) ラテン語の発音に使われる、母音の長短の聞き分けは、日本人は大得意。(おばさん/おばーさん、小野さん/大野さん、の違い。日本語上級者でも外国人はこれの聞き取りは難しいらしい)4) 日本語の「これ・それ・あれ」と距離を3つに分ける考え方は、ラテン語と同じである。(英語では「これ・あれ」の2種類。フランス語では、えーと、なんだっけ)などなど、小さめの「なるほど~~」が蓄積されたのでありました。※1) の理由 →天皇陛下は英語で emperor。imperial とは語源が共通なのでした。2) の理由 →豚は豚でも、お肉を食べれる階級(=上流階級=仏語すぴーく階級)と調理する階級(=庶民)が違ったからなのでした。
2010年03月07日
数学者で大道芸人のピーター・フランクルによる本。『日本人のための英語術』タイトルが中身とあってなくて、なぜわざわざ「日本人の」と付いているのかははなはだ疑問。そして内容もあまり・・・。ぱらぱらめくる位でちょうど良さそう。レベルは英検2級ぐらい。英語の日記の付け方、を詳細に書いてあるのは良かった。徐々にレベルをあげて行く方法も書いてある。(わたしは面倒くさいから英語日記はやんないけど)個人的におおっ、と思った記述は『縦社会では自分の考えを率直に話す機会がない』というところ。毎日の生活で、目上の人といる時間が多い生活を送っている人は、自分の考えは持っていても表明しないかもしれない。長時間勤務、体育会に所属している、同世代の友達と会えない、上に可愛がられるタイプの人・・・など?英語勉強本としてはいまいち。
2010年01月30日
またまた本を読みましたので書評を一発。『英語達人列伝』この本は、こないだ書いた本と同じ著書なんで、どっちか読めばいいでしょう。という内容かと思いきや、英語が出来すぎて日本語を忘れてしまい、実家の父さま母さまと話す時でさえ通訳が必要だったらしい津田梅子、なぞを省いて10人選んでます。伝記&日本近現代史&エピソード with 英語のお勉強遍歴。の本ですね。表紙がお堅い中公新書発行ですが読みやすいです。全250ページで10人なので @25ページ。図表もあるので、字ばっかりじゃない。10人はいずれも個性派のすごいメンツ。彼らが書いた/話した英語がそのまま載ってるところがいいですね。確かに前置詞や冠詞、言葉の選び方や押韻など、ハンパねえ!達人のレベルに思わず鳥肌。ケンブリッジで言えば、おちゃのこさいさいで CPEを評定Aで突破することは間違いないでありませう。また、かつての「英学」が、「英文学」と「英語学」に分岐していった、という一文には納得。英文学は the Humanities (日本語で言えば文系ってところ?)、英語学は言語学に近いので Science (理系?)ってことで、ある時期から日本の英語教育は英文学に傾いていったので、そうすると英文和訳中心の教育となる。ふむふむ。ところで、英語のレベルについて面白い視点が載っていたので、個人的な解釈も交えてメモっておきたいと思う。--初心者--態度も理論も日本的。Thanks といいながらお辞儀をしてしまう?態度や理論がネイティブに近くなってくる。大袈裟なジェスチャー? ☆☆いまこの辺☆☆また日本的に戻って来る。ありのままの「わたし」に?--達人の域----初心者--言いたいことがうまく伝わらない。言いたいことの大要は何とか伝えられる。言いたいことが正確に伝えられる。 ☆☆いまこの辺☆☆言いたいことが正確に、洒落や皮肉も交えて伝えられる。話題を提供でき、逆にどの話題にもスムーズについていける。-- 達人の域--面と向かって褒められる程度では本物じゃない。劣等感や諦念は、勉強すればするほど強まっていく。
2010年01月17日
またまた本を読みました。(このカテゴリー、お勉強に役立つかもしれない本の書評、は、読んだ本全てを紹介するんじゃなくて、お薦めできるぐらいに有益と思われる本のみを紹介するコーナー)英語の発想がよくわかる表現50岩波ジュニア新書、なので、読者想定は中学生・高校生。著者は英米文学専攻の教授、行方昭夫(なめかた あきお)氏。と書いたものの全く知らない方なんですが、教授→ティーン向け、なのに上から目線じゃないし、本でもブログでもあまり見かけないような、but 重要なことがまとめて書いてありました。 ・アメリカ人は maybe を使うけど、イギリス人は perhaps の方をよく使う。 ・同一語の反復は「耳障り」だと考えられてるので、色んな表現で言い直す。 ・quite + = 非常に、 の意味だけど、 quite + = まぁまぁ、の意味になる(皮肉っぽくなる)。 例えば、quite unusual は 超ありえない/quite interesting は、まぁ面白いんジャン? (というわけで、quite は取扱い注意&あまりに微妙ーーー>不使用推奨)などなど。文中の、説明・例としての英文はすっ飛ばして読みましたが、もっと早い段階で(高1あたり。英検準2級とか2級あたり、TOEICだと600ぐらい?)読んでおけば、その後のお勉強が楽になったかもなぁ。なんて思いました。和英辞典の効用も、ああやって説明されると、やっぱりまた手元に置いておこうかな~?なんてちょっと思案中。オークションでゲットしよっかな~。
2009年12月08日
またまた英語学習法系の本を1冊。随分前から読んでみたいと思ってた本。 (左がハードカバー、右が文庫版)『日本人に一番合った英語学習法~先人たちに学ぶ「四〇〇年の知恵」』タイトルは誇張入ってますね。おまけに著者の我田引水系でもあるので、「小学生から英語をやらせるなんて、言語道断だ」と主張も沢山書いてありますが、おもしろいのは歴史と明治時代の英語達人の勉強法。歴史のところ、を簡単に列挙すると、ニッポン人と英語の出会いは・・・1600年。1808年のフェートン号事件により、幕府は『長崎通詞』にロシア語と英語のお勉強を命じる。1862年、日本初の英和辞書が発行される。ふむふむ。面白い。『長崎通詞』というのはお役人というか役職名らしいのですが、ここに外国語センスが抜群のなんとかっていう人(忘れた)がいたらしい。彼は出島のオランダ人よりオランダ語がうめえ、と評判されてるぐらいべらべらだったらしいが、彼が「英語やらねば切腹」というプレッシャーの中で頑張って英語をやったらしい。残念ながらこの方のお勉強法は、今はまだマジカルミステリーの様子。で、おまちかね、明治時代の英語マスター、ですが、この本でざっくり紹介されてるのは、以下6人。 伊藤博文 森有礼 神田乃武 津田梅子 南方熊楠 小泉八雲 (※日本語勉強法が掲載)3人目の神田氏は謎の人物。解説読んだけどわたしは聞いた事もありませんでした。津田梅子と森有礼は、幼い頃に国外に出てしまい、英語を頑張ったせいで日本語に不自由したらしいんで、勉強法としてはあんまり参考にならない。伊藤博文は日本帰国後も英語のお勉強を続けてモノにしたらしい、ということで、長期型だからこれもちょっと違うかな?何と言っても一番面白いのが、5人目のみなかたくまぐす。大英博物館で現地人と大立ち回りを演じ、そのことを日記に「入りざま、毛唐ひとりぶちのめす」と書いている、とどっかで読んでから、なんなんだこやつは?と興味を惹かれている奇人変人ですが、間違いなくこの6人の中でサイコーの英語使い。Yes, Master(※ここはアナキン・スカイウォーカーの声でお読みください)、なのであります。12歳から英語を始めたみなかた氏、21-36歳までを海外で過ごした間に英語をマスターしてしまい、現地にいる時&帰国してからも、あの英国の権威ある科学雑誌『ネイチャー』に50回も論文が掲載されている!すごい。しかし彼の勉強法は、どうやら独学であるらしい。が『筆写』をよくしていた、という記述もある。『筆写』とは?どうも良く分からないが、著者は『写経をする人なら筆写も馴染みが良い学習法でわ?』みたいなことを書いているので、んー、やはり良くわからないが、英文を書き写すということでよいのかね。わたしもどちらかと言えば、英単語は書いて覚える派だから参考になりそうで嬉しい。ところで、この本、各人の英語勉強法を紹介しつつ、結論としては著者の主張を突き通す方向性なので、それすなわち、『素読・暗唱・多読・文法解析』の4本だて。なにやら昔の寺子屋みたいな感じではありますが、声に出してぶつぶつ言う、というのはこないだ読んだ本にも書いてあったんで、恥ずかしいけど取り入れてみようか、等と考え中。ちなみに『多読』についても、南方熊楠ほか、色んなマスターたちがやっていたようである。当時は resource もないので、図書館にある洋書を片っ端からよみまくるとか、Shakespeare 全制覇!とか。
2009年11月23日
さてとー。3連休み初日ということで、今日は本を1冊始末しましたよー。最強の英語上達法はっきり言えばウサンくさい題名であるが、『最強の』という最上級な形容詞に惹かれ、それほど自信あるというなら読ませてもらいまひょか、と上から目線で借りて来た本。著者は1955年生まれの社会学者で、17歳の時には英検1級を取得したという凄腕の(AmE系の)英語使い。本書は発行2002年、30代~50代向けに、多忙な時でも実行可能な方法を念頭に執筆したと、「おわりに」で書いてある。全体的には TOEIC 700 ぐらいの人が読むなら、これは図書館から借りるだけでは済まない、本を買って線を引き引き実践してみたくなるだろうな、という基本的な内容だと思ったが、著者が考える「英語ができる人・できない人」の境目が、具体的に大量に例示されているので、それはイメージが掴みやすいと思った。Lesson 3 (※第三章)の『英語上級者の特徴』は、目次に全て箇条書きで書いてあるので、ぜひ立ち読みしてチェックしてみてくだされ(笑)。わたしは半分ぐらい当てはまった。出色なのは最後のページ。英語圏で長期間暮らす場合・・・ 1. 思考が英語と同レベルまで退化する。 2. 英語はそもそも誇張気味の特性を持つ言語な~のだ。 3. 英語は二分法的(二元論的)な認識が強い言語な~のだ。なことがあるらしい。だから英語力を短期間で上げないと、エラいことになってしまう。つま~り、英語で思考できる深さでしか思考できなくなり(=現地の高校生?ぐらいのアタマになっちまう)、何でも大袈裟になり、何でも白黒付けたがる人格が生まれる、そして徐々にその英語人格に本当の人格が侵食されて遂には・・・なんてことまでは書いてませんでしたが、この指摘は、うぬー、なかなk鋭いな、おやじ・・・と思いました。(どこまで偉そうなんだお前はー)
2009年11月21日
『ジョン・モリスの戦中ニッポン滞在記』を読んだ。戦中に外国人が、それも連合国側の人が日本にいた、というのは驚きであるが、全体的な感想はスルーするとして、英語のとこだけ。文中、ニホンゴについてや日本人の英語力についての記述があるが、『年配の人の方が英語をうまく操れる。若い人は喋るのは苦手なようだ』と著者が指摘してるのは面白い。英国人から見る『年配の日本人』とはこれきっと、70歳ぐらいだと思われるので、1940年(おおよそ)ひく70=1870年生まれあたり?明治大正期のエリート教育にはちょっと興味があって、たとえば某作家の日記なんぞを読むと『同級生の○○は独逸語の本を読んでたので、俺は隣で仏蘭西語をやったが、暫くたつと××が訪ねてきて~~』等、英語なんか、ちょちょいのちょい、もうマスターしちゃってるもんねー、的な余裕が感じられるのである。しかもその記述が、明らかに10代の時の、いまでいう高校生(ってことは旧制中学?)あたりの話として日記に残っていたりする。おかしい!昭和になってから英語ができなくなってる(らしい)のは、 1、お雇い外国人が減少し、外国語で講義を受けることが減った 2、英語は敵性語なので禁止された 3、日本語だけでやりくりできるほど国内技術や資本が充実してきたので、使わなくなったなんていう理由を自分なりに考えてみたが、やはりピンとは来ない。『どうすれば英語力が落ちてしまうのか?』をマクロであっても知ることができたら、ミクロ(=個人として)で落ちない方法! を感覚でつかめると思うんだよなー。
2009年11月17日
翻訳家の、しかもその分野では一級のプロの英語勉強法を知りたい!というわけで、手に取ってみたのが、この本。ぼくがカンガルーに出会ったころハヤカワ文庫、のSF系の著作で、このかたのお名前は翻訳者でバンバン出てきます。内容はエッセイで、今までの雑誌連載/掲載をまとめたもののようだが、英語のお勉強のところだけ集中して読んだ。といってもページ数は少なかったけど。。なお、これは、翻訳の得意分野としてSFにシフトしたい等の目的があったわけでなく、純粋なSFファンとして原書のペーパーバックを読む時に用いた方法を参考に、「読者へ」と称して書かれたエッセイ部分。 ◎ 短編集や雑誌の類はダメ ◎ 本屋にいって、ジャケ買いでも何でもいい、ピンと来たのを買ってみる ◎ 単語が難しくないもの ◎ 読む時は辞書をひかないで、どんどん進む最初の頃は『宇宙人がやってきて~、誰かが誘拐されて~、何だかよく分からないけど~、最後は地球人が勝った!』ぐらい分かればいいらしい(笑)幾つかの本を読み通す頃には、細部まで分かるようになってくる! とのことである。浅倉氏はこの頃には既に「一流の英語使い」だったと思うが、それでも、物語の中盤がようわからんのう~、だったというのだから、何となく励まされる。
2009年11月08日
この本、文庫で最近出ましたが、読みたいんですよね~。日本人に一番合った英語学習法~明治の人は、なぜあれほどできたのか新渡戸稲造、伊藤博文、南方熊楠…満足な辞書も英会話学校もなかった時代、彼らはいかにして最高レベルの英語力を身につけたのか。話せない、読めないと悩む現代人が手本とすべき、先人たちの「学びの知恵」を探る。 江戸時代に長崎の出島でオランダ語を操ってた人の勉強法も興味あるんだけど、とりあえずこれ読みたい。確かに、明治時代の知識人は、今のフランスのグランゼコールに近い感じの精鋭の知的エリートで、英語・漢籍に加えてフランス語かドイツ語あたりは操ってたようなイメージがある。
2009年09月07日
『おじさん、語学する』(集英社新書, 720円)フランスにいる孫に会いに行きます、という動機でフランス語を始めたおっさんの話。といっても、実話じゃなくて、初心者だったのが1.5年でパリのホテルに国際電話をかけて値切り交渉までやれるようになってしまう・・・という作り話になっている。といっても、この『おっさん』は、あの高くて有名な、ベルリッツの1対1個人レッスン(確か40分で8,400円じゃなかったか?)を週に1度も受けてしまえる懐が温かい設定なんで、そこは参考にせず、と。興味深い記述に、アメリカ英語にアフリカ黒人のリズムが刷り込まれている~黒人が奴隷だった時代、白人の赤ちゃんは黒人の乳母の英語を聞かされて育ったからである。がある。この説の出典(いま風に言うと source)が書いてなかったんで、少し怪しい? しかし、大西洋を挟んでこれほどまでに分かれた理由・・・しかも2-300年で・・・と考えると、なかなか面白い着眼と思う。お勉強の仕方も色々載ってるので、ぱらぱらめくる価値あり。
2009年08月24日
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