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2009/05/22
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カテゴリ: 中国暮らし

この素敵な街 張家港とも 今日限りでお別れすることになった。
発病により 予定を一週間繰り上げての帰国は残念でもあるが 病気のお陰で 貴重な体験をしたことも 大きな収穫だったと思う。

先ず 昨日 お世話になった「張家港市第一人民病院」のことを記録しておきたい。
二男からの「DCゴールド・カード海外サポートシステムから 病院の受付で 李先生を訪ねるように・・・」の電話を貰って すぐタクシーで駆けつけたのが 10:30だった。
病院は 以前に 二男が「万紅苑」に住んでいた頃は 建設工事中であり 位置は分かっていたが 敷地に入ると とてつもない16階建ての巨大な建物であった。
受付で 事前に用意した「請紹介、李医師」のメモを示すと 上から 日本語が出来ると言う女性が来たが 後にも先にも「こんにちは」だけしか 日本語は聞けなかった。
その女性に従って 2階に「特別回診・VIP Room」の部屋に通された。
話の通じないまま 女性の差し出す用紙に 住所・氏名・年齢などを5枚書いた。

10分ほどして 李医師が現れた。年齢は 45才位で眼鏡をかけた真面目そうな先生だった。
問診が始まったが 相手の質問は何一つ分からず「ティン プ トン」しか言えなかった。
そんな時は ゼスチャーで行くしかない。いきなりお腹を出して 胃腸を押さえて 痛そうににしかめっ面をし 口から「オェッ」と 吐き気を示した。
ところが ジメさんのお腹には 大きな手術跡があるのを見て 質問は そちらへ行った。
これは ゼスチャーでは行かないので「4回手術、肝臓癌」と書いたら 驚いておられた。
そして ベッドに横たわり 聴診器と打診 お腹のあちこちを押して ここが痛いかと聞かれた。
その時 ブロ友の「た~さん」と「ポ~さん」が診察室に入って来て下さった。
朝一番に お二人のブログに「助けて下さい。」と 書き込んで置いたのを見つけて ママに電話して この病院と知り駆けつけて下さったのだ。
本当に 地獄で仏と思って 緊張感が融けた。
お二人が通訳をして下さったので 先生も 表情が緩んだ。
病棟の16階にある「特別病室」へ移動して 点滴治療をすることになり 先生が案内してくれたが 長い廊下を渡っていくと 一階に「成人点滴室」と「児童点滴室」に 沢山の患者がいたが 覗くと みんな 竹の棒に点滴袋を吊り下げて 自分で持っていた。

最上階の16階に上がると「特別病室」が並んでいた。部屋代は 200元(3,000円)と聞いた。
部屋も とても広く トイレもシャワーも着いていた。
ベッドも 豪華な木枠の中に 電動ベッドで 点滴台も着いていた。
何よりも 眼下に見下ろす 張家港の展望が素晴らしかった。
ヨメさんも 病人のことを忘れて「あそこが 以前 住んでいたところ。」と お二人に説明をしていた。

所要時間を聞くと「2時間 2本」と書いたので そこで付き添って下さったお二人に 先に帰って頂いた。
時々 医師と看護婦さんが覗きに来たが 途中で 2回 吐き気を催してトイレに行った外は 壁に掛かった薄型テレビで ニュースを見ていた。
4時間ピッタリで点滴は終わったが 別の女性が入って来て 治療内容の確認と 保険会社への請求書にサインをした。
李医師も入って来て「診断書」下さったが 達筆な文字で書かれていたので 詳しくは分からなかったが 症状と治療内容が書かれていた。
また 飲み薬の錠剤 3種類 3日分も持ってきてくださった。
そして 「治療費清算?」と書いたら「不要、負担保険会社」と書かれた。
後で ママに聞いたら 外国人の治療費は高く 今回は 5千元は掛かったと思うと言っていた。
海外旅行で 初めて病院で治療を受けて「DCゴールド・カード」のサービス適用を受けたが
相談センターや手配など やはり日本の損保会社のサービスは 全世界にある素晴らしい制度と運用だと思った。
もう 40年近く「ゴールド会費 10,000円/年」を 払い続けて来たのは 決して無駄ではなかったと思った。
16:00に 全てが終わり タクシーを拾って 自宅に戻った。

昨夜は 2回の嘔吐と下痢をしたが 痛みは消えて ゆっくり寝ることが出来た。
今朝は ママが 葛湯を作ってくれたがとても美味しかった。お昼には お粥を食べ 少し体力も回復して来た。

最後に 入院と言うハプニングがあったが それも一つの体験として記憶に留めたい。
今回の旅行の最大の目的は 二男と嫁 そして孫が 張家港で どんな生活をしているか 自分の目で知ることだった。
細かい苦労は もっと沢山あるのだろうけれど 孫が 大量の宿題に追いかけられながらも 毎日学校へ行くのが楽しいと登校する姿を見て 一番安心した。
また 二男も 殆ど出張続きであったが ママに家庭のことを任せて 安心して仕事に打ち込んでいることも分かった。
自分の足で 自転車で市内をあちこち廻ったが 何処へ行っても危険を感じることも無かったし 道を訊ねても 笑顔で親切に応えてくれた。
やはり この街は 上海などの大都市から 交通が不便なだけ 平和で安全が守られていると思う。
また警察官や捕警が 常時パトロールし市民の安全を守っているし 50m置きに掃除をしているおばさんのお陰で ゴミも少なく清潔であった。
今回の滞在で 毎朝 「太極柔力球」教えて下さった 許先生ご夫妻と 広場の仲間の皆さん。
そして 長安饅頭店の亭主と女将さん、足按摩の店主夫婦、王先生、東渡寺でガイドして下さった 朱紅さんなどとの出会いも 良い思い出となって忘れることはないだろう。
最後に 病院でお世話になった 李医師と看護婦さん、そして親切にお世話くださった 駐在日本婦人の皆様方、パパとママ 孫 全ての人々に「謝謝」「再見」を述べて 34日に亘った 「ジメさんの張家港日記」を終えます。
毎日 アクセスして読んで下さった皆様にも 厚くお礼申し上げます。

今日も 孫は 学校から帰ると すぐ家庭教師が来て 20:00まで 宿題をしていた。
パパも 出張から戻り 今夜は ヨメさんが 巻き寿司を作り ママは 太原市から持ち帰った 鳩の卵を茹でて 野菜サラダを作った。
みんな美味しい美味しいと喜んで食べたが ジメさんはジッーと 我慢の子であった。

明朝は 6:30に タクシーで家を出て 無錫空港まで 約1時間、皆が空港まで見送ってくれた後 孫の無錫日本語補習学校へ行くそうだ。
ジメさん夫婦は 8:50発の 深せん航空 ZH9081便で 日本時間 11:35に 関西空港へ到着予定です。
インフルエンザ騒ぎで 関空のチェックは厳しいようですが 日本に着けば 何があっても
何とかなると思っている。

それでは 謝謝 謝謝 再見 再見





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Last updated  2009/05/22 10:34:27 PM コメント(6) | コメントを書く


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