龍水御朱印帳

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2021.12.26
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カテゴリ: 出雲



須我神社(すがじんじゃ)
島根県雲南市大東町須賀260
須我神社公式HP

■御祭神
     須佐之男命(すさのおのみこと)
     稲田比売命(いなだひめのみこと)
     清之湯山主三名狭漏彦八島野命(すがのゆやまぬしみなさろひこやしまのみこと)


稲田比売命は須佐之男命の妻。

清之湯山主三名狭漏彦八島野命は須佐之男命と稲田比売命の御子。

​。​





神話によれば、ヤマタノオロチを退治した須佐之男命は

救った稲田比売命を妻にしました。

そして住む場所を探し、この地へやって来たと伝えられています。

須佐之男命は

「ここに来て、気持ちがやっとすがすがしくなった」と言ったので

この地が「須賀(須我)」と名付けられたのだとか(古事記)。

この須賀の宮が初めての宮殿だとされ、

その宮がそのまま神社になったというこの須我神社は

「日本初之宮」と称しています。

​。​



須佐之男命は、この須賀宮を建てたとき


この地に雲がわき上がるのを見て歌を詠んだとされています。


八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を
(多くの雲がわき立ち垣根のようだ ここに妻をめとる 雲の垣根の宮に)


これが日本最古の歌とされ、

須賀の地は「和歌発祥の地」とも言われています。

この歌が「出雲」という地名の元とも言われ、

この雲は空の雲とも、この地方の製鉄の煙とも言われています。
​。​



本殿は出雲大社などと同じく、「大社造」です。

昔は出雲と言えば大国主命というイメージを持っていましたが、

こういう神社を回ると出雲は須佐之男命の国なのかなぁとあらためて思うのです。
​。​



神門や拝殿にある太いしめ縄も出雲ならではのもの。

ちなみにTOP画像の鳥居は一の鳥居ではありません。

一の鳥居は県道24号線からの参道入口付近にあります。

石造りの鳥居としては、山陰最大の鳥居だそうです。

しかし今回は見落としました。







ここは2度目の参拝ですが、実に13年ぶり。

前回は全く下調べもせず、ナビを頼りに訪問したため

駐車場所を探すのに苦労した覚えがあります。

HPによれば参拝者専用駐車場もありますし、

神社のすぐ前にある公園も整備され、駐車スペースと清潔なトイレも出来ていました。





荒神社




若宮神社



御仮殿






後で調べてみるといくつか見落としがあったようです。

一の鳥居同様、下調べをしていないので

前回と同じような失敗をしていたようです。

境内社の神社名や御祭神なども、

HPを見れば載っているだろうと軽く考えていましたが、

公式HPには境内図や境内社に関する記載はありませんでした。

それならばと、いつも記事の参考にさせていただいている

玄松子さまや神奈備さまのサイトに行ってみましたが

意外にもお二方ともに須我神社には参拝されていないようでした。





何のための再訪かって話ですが、

今回の目的はこの磐坐参拝。

前回は参拝出来なかった奥宮に参拝することでした。

奥宮については別記事に掲載しようと思います。


※HPによれば須我神社は参拝時間に制限があるようなので
早朝参拝等を予定されている方は、あらかじめご確認ください。











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Last updated  2021.12.26 13:47:47
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