薬師丸卓（山崎育三郎）院長が天才外科医、「神の手」の上杉基弘（三宅弘城）を口説き落として招聘。その名声で全国から患者が殺到。六平拓（やす）も一週間後に上杉の手術の運びになりますが、突然、上杉は薬師丸に辞職願を提出。小山衛（渡辺大和）が上杉の代役で手術の運びになります。が、読唇術の心得がある見習い看護師の中村柚子（森田望智）は、上杉と緩和ケアドクターとの会話で上杉の余命を知り、上杉をスマホ盗撮。暴露動画を作成し、プライベート配信（SNS動画）で「天才外科医の余命」を拡散しようと企てます。誰からも相手にされていないと自覚している元地下イドルの柚子は、投稿動画がパズることで一発当てようとしています。因みに、上杉の余命に気付いたのは柚子だけではなく、九鬼静（中井貴一）も同様。静は「オペをしなければ半年持たない、オペをしても二年。もうジタバタせずに死にたい」と言う上杉の言葉を聞いていました。そんな上杉に、六平拓のオペだけをと依頼していた静。静と那須田歩（岡田将生）は柚子の盗撮動画りSNS拡散を止めます。が、削除のつもりで投稿ボタンをクリックしていた柚子の盗撮動画が拡散。暴露動画を発信するナースのいる病院としてその評判を著しく落とし、薬師丸院長にクビを言い渡されるのも時間の問題。

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そんな中で小山による六平のオペが始まります。そのオペ中に上杉が来て逡巡している小山を指導アドバイス。その後、「あの看護師（柚子）、クビにはさせたくない」と静と歩に語ります。柚子は何度も上杉の元に謝罪に訪れ、「先生は孤独ではない。この動画に寄せられた先生への応援コメントを見て下さい」と説得。それで上杉は生きるのを諦めず、生きる希望を見出していました。「先生が命を全うする姿を見たい」と歩。「ジタバタして生きるのも悪くない」と上杉。――柚子はクビを免れます。懲りない柚子は、ナースをしながらの地下アイドル復活を目指します。上杉を「生まれ変わり」に導いた柚子が、地下アイドルとしての「生まれ変わり」を目指します。

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