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■TBS火曜10ドラマ/ボクシングラブコメ■あのクズを殴ってやりたいんだ/第八話(2024.11.26)/「恋のバトル」あらすじ↲佐藤ほこ美(奈緒)、プロテスト合格。羽根木成(渡部篤郎)とゆい(岡崎紗絵)はテスト会場に一日遅れで来なかった葛谷海里(玉森裕太)を責めます。ほこ美へのプレゼントとして、月をモチーフにデザインされたネックレスをアメリカで購入していた海里。「何時も傍にいてくれる気がする月が好き」と言っていたほこ美の言葉を忘れていない海里。が、悪天候で羽田行き便が欠航し、ほこ美のプロテストに間に合わなかった海里。そのことを言わない海里。とりあえず海里はアメリカでの仕事が認められて国内でのオファーも舞い込んでいます。雑誌「ボクシング・ビートマガジン」からも海里の写真の掲載依頼があります。写真家大賞「スポーツフォトアワード」の最終選考にも残っています。↲ほこ美が大葉奏斗(小関裕太)から告白されたことを知った海里は、自身が身を引いた方がほこ美は幸せではないのかと思い悩みます。その後、ゆいの求めに応じて羽根木ボクシングジムでのキッズボクシングイベントのカメラマンを務めていた海里は、そこにやって来た大葉と火花を散らします。そんな時、母の佐藤明美(斉藤由貴)が胃潰瘍で倒れ一週間の安静。大葉と海里は、「スナック明美」の手伝いに馳せ参じ、そこでも母親の明美に気に入られようと争います。明美は海里に、「正直に気持ちを伝えなさい。そのうえで、誰と一緒にいたいのかは、ほこ美自身が決める」とハッパを掛けます。そして、飲み過ぎた大場を介抱することになる海里。翌朝、海里の部屋で目覚めた大場は、海里の作ったシジミ汁を飲みます。「葛谷さんとは正々堂々と戦いたいので、佐藤さんに伝えたいことがあるのなら、ちゃんと言って」と大場。↲マサキジムの伊藤若葉(プロになって未試合)が出稽古にやって来るとのことで、ほこ美はそれに応じますが、その選手が謎の強敵に入れ替わっています。で、ボコボコに殴られてKO。意識不明で杉田総合病院に緊急搬送されるほこ美。その頃、海里は、ほこ美に本当の気持ちを伝えようと神社で待っています。アメリカで入手した「月」のネックレスを手に、「神社で待つ」とほこ美にメールしています。そんな海里に、ほこ美の緊急搬送をゆいが連絡。――「佐藤ほこ美をKOしたら100万円払います」と出稽古(スパーリング)ボクサーにメールしていた相澤悟(倉悠貴)。彼は、七年前にボクシング禍で死亡した平山大地(大東駿介)の弟の可能性があります。相澤には子供の頃、親が離婚して離れ離れになった兄がいました。↲
2024.11.27
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■フジ火9/ヒューマンミステリーエンタメ■オクラ――迷宮入り事件捜査/第八話(2024.11.26)/「連続爆破実行犯は井伏愁」あらすじ↲飛鷹千寿(反町隆史)と不破利己(杉野遥亮)は、結城倫子(白石麻衣)に未解決事件の犯人が記されたファイルの存在と、それを元に証拠を捏造して、これまで迷宮入りだった難事件を解決して来たことを打ち明けます。で、そのファイル内に8桁のパスワードを入力することで開くデータがあるとを知った倫子は、父、結城真一(平山祐介)からプレゼントされたブレスレット内側に英数字の刻印があることを思い出し、その英数字を入力すると、来月の「2024.12 首都爆破テロ事件」というファイルが浮かび上がります。これまでの未解決事件同様に警察内部が事件の裏に絡んでいること、そして爆弾が使用される手口から、10年前の警察官連続殺人事件の実行犯が関与している可能性があります。そして、何より、真犯人の逮捕によって「首都爆破テロ」を阻止できます。飛鷹は倫子を相棒に指名。不破は鷲沢泰造(宇梶剛士)とバディを組み、10年前に鷲沢が教育係を務めていた久常未来(渋谷謙人)が爆殺された現場(廃ビル)に向かいます。そこで、10年前の現場付近でも見掛けた制服警官に声を掛ける鷲沢。制服警官は現場近くのフィットネスジム内を盗撮していて逃走しますが、不破が追い掛けて確保。盗撮警官を生活安全課に引き渡し、その膨大な盗撮映像(女性限定のフィットネスジムや美容室などの盗撮画像)を吟味する不破と鷲沢。爆破実行犯は収監中に服毒死した爆破の協力者、元警察官の門真衛(山中聡)とは逆のキャラ、つまり、女性ではないかと飛鷹は当たりを付けていて、それで、爆破現場近くで女性が集まる場所、女性限定のフィットネスジムや美容室に目を付けていた折り、鷲沢が爆破時のフィットネスジム内の場面を発見。そして、飛鷹がそこに見覚えのある虎のタトゥーを腕にしている女性を見付け、それが元妻で科捜研勤務の井伏愁(観月ありさ)と特定されます。――連続爆破犯は倫子と確定したので、起爆装置(スマホ)に倫子の指紋を付着させるという証拠捏造を飛鷹に依頼されていた井伏愁。自身が真犯人の彼女は、その自責の念に耐え切れずに、夜間、自らが捏造した起爆装置(スマホ)の回収を図ります。オクラの倉庫内に置かれた偽装証拠品を翌日にオクラの誰かによって発見される前に取り戻そうとします。で、オクラに侵入した井伏愁を飛鷹が抑えます。どうやら井伏愁は上から命じられた任務として連続爆破殺人を引き受けていました。↲
2024.11.26
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■フジ月10/リーガルエンターテインメント ■モンスター/第七話(2024.11.25)/「ドラマ愛の末路」あらすじ↲人気ドラマ(東都テレビ、幹太<本田翔馬>と理央の「君が生まれたこの街で」)のロケ地となった街の住民女性(中本英子)が、聖地巡礼に訪れたファンの迷惑行為に耐えかね大草圭子法律事務所にその対応の相談。ドラマ放送が終わって一年経つのに、撮影が行われた公園には大勢の人が押し寄せゴミが散乱。地元の饅頭屋「みやこし」にも、ドラマとのコラボ饅頭(三個、1140円)を求めて連日行列。そんな中、ドラマプロデューサーの坂口武広(林泰文)が公園でトークショーを行うことになり、そのサプライズで主演俳優(本田翔馬)も来場するという噂。で、当日、予想を遥かに超えるファンが集結。会場には「みやこし」も出店してコラボ饅頭を販売。そんな中、「みやこし」従業員の前園里佳子(堀未央奈)が過労状態で倒れ、東都テレビが設営した機材の配線で感電し意識喪失。イベントは中止となり公園は一時閉鎖。九死に一生を得た里佳子が事務所を訪ね、事故はイベントの安全対策が疎かだったことが原因とし、神平市役所観光課(吉原)とテレビ局事業部(笠野)、更に、寝不足で倒れるまで過重労働を強いた「みやこし」店主(宮越)を相手取り、損害賠償一億円を請求したいと言います。で、病院への緊急搬送時に付き添ってくれた杉浦義弘(ジェシー)を代理人弁護士に指名して提訴。サポートに回る神波亮子(趣里)。宮越は「過労はウチだけのせいじゃなく、夜、スナック(美咲)でも働いていたから」と言うのに、「それは<みやこし>が低賃金だからです。生活の為、スナックと掛け持ちをせざるを得なかった」と里佳子。そして、笠野との面会は空振りの杉浦。その足で杉浦は宮越の話を聞きます。観光課の吉原に言われて嫌々コラボ饅頭を作っていた宮越。店が潰れそうな折りに言われて断れなかったとも言います。次いで、吉原に話を聞くと、イベント(トークショー)を盛り上げようとテレビ局事業部(笠野)から無理難題の注文があったとのこと。神平市の税収が激減しており、それでドラマの聖地としての盛り上がりを利用し財源を確保したかった観光課としてはテレビ局に言いなりになっていました。で、笠野は笠野で、「チケットを持っていない人まで入場させたのは坂口プロデューサーの命令だった」と証言。笠野はイベント責任者として、全責任を坂口から押し付けられています。↲スナック美咲のカラオケで歌う神波。美咲ママに、続編は「毛色を変えてサスペンス」の構想なのだと坂口から聞かされたという話を聞きます。その時、店で働いていた里佳子はその話に驚きグラスを取り落として割っていました。――坂口プロデューサーに狙いを定めて提訴に踏み切ろうとする杉浦に示談を薦める神波。そんな時、坂口がテレビ局を退職したという報がサイトニュースに流れます。しかし、里佳子は訴えを取り下げず、「損害賠償金などどうでも良くて、<君街>のイベントを一切やらないことと続編を作らないこと」を要求。↲聖地の公園に坂口を呼び出し里佳子に遭わせる杉浦。そこに神波もいます。坂口は、「訴えられそうな気運になった時、上層部から暫くドラマは作らなくて良いと言われた。そもそも<君街>は上から絶対に当たらないから止めておけと言われた企画。が、馬鹿当たりした途端、グッズを作れ、続編を作れと言われた。トークショーも嫌だったけど命じられたままやった。トークショーをやるたびに<君街>という作品が壊れていくのを感じていた。だから、続編も作りたくなかった。<君街>は小さなことの積み重ねで、何も大きな事件が起きないのが特徴なのに、事件モノにしてサスペンス要素を入れろと言われ、更に、ロケ地はタイアップなどで金になりそうなところを探せと言われた。そんな不条理にも、自分は会社員なので歯車として動く他なかった。歯車ならそこから抜け出せば良いだけの話だった」と述懐。上からの命令に振り回されていた坂口は里佳子に謝罪。会社の指示と熱烈なファンの気持ちの間で苦しんでいた坂口に、「ベントに集まりゴミを撒き散らかすのは本当にドラマ作品を愛している人たちでは無い。それに、そもそも歯車にしかなれなかったということは作品よりも会社を取ったということ。あなたの世界は会社中心に回っているが、私の世界はこのドラマに出会ってから作品中心に回っている。だからドラマの聖地になっているこの公園のある街に去年、借金して引っ越して来て、<みやこし>と<スナック美咲>で働き始めた」と里佳子。「君街」に出会って世界観が変わった里佳子。ドラマ「君街」を憎んでいるのではなく愛しているからこそ、変質しつつある「君街」を潰したい里佳子。彼女は、コラボ饅頭などでドラマに金が纏わり付くことで作品の値打ちが落ちるものと考えています。彼女にとって、サスペンス要素のある続編などもってのほかです。↲感電事故を含め全ては里佳子の自作自演であり、彼女はドラマ作品との心中を望んでいました。本田翔馬がイベント会場にサプライズ登場するかもというSNS書き込みをしたのも里佳子でした。あのイベントの日、公園で大勢の人の前で自分が死ねば、続編も死ぬという「心中」こそが里佳子の狙いでした。ただし、坂口は退職しても「君街」の続編が発表されます。間違いなく酷い続編が作られることで前作も死にますから、提訴は断念せざるを得なくなった里佳子ではありますが、「君街」を潰したいという彼女の望みは叶ったことになります。↲
2024.11.26
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■フジ月9/レトロミステリー■嘘解きレトリック/第八話(2024.11.25)/「大喧嘩」あらすじ↲端崎馨(味方良介)が九十九夜駅で「スリ置き引き注意」というビラを配り、歳末警戒を呼び掛けていた時、「遠方に嫁いだ娘のお産に駆け付けようというのに財布をスラれました。<白夜行き>片道分の切符代を貸して貰えませんか?」と婦人に声を掛けられ、金を渡していました。その話を聞いた祝左右馬(鈴鹿央士)は「寸借詐欺」の手口と決め付けます。それでも、端崎は、婦人が安産祈願の御札を持っていたこと、そして、連絡先も教えて貰っており、婦人を完全に信じ切っています。↲「くら田」店主の倉田達造(大倉孝二)と「八百六(八百屋)」の六平(今野浩喜)が大喧嘩。喧嘩の原因は、六平が急に決まった寄り合いの弁当の御重を「くら田」に発注した数。六平は「十三折」だと言うのに、書き付けは何故か「廿三(二十三)折」になっていて、達造はその数の御重を作りました。左右馬は六平、達造、そして女将のヨシ江(磯山さやか)を一人ずつ事務所に呼んで事情を聞きます。すると、三人とも六平が注文時に口では「十三折」と言っていたと認めます。しかも、ヨシ江は六平が「十三折」と万年室で書くのを見ていました。浦部鹿乃子(松本穂香)が三人の話しを聞く限り、そこに嘘はありません。――三人の内、誰かが嘘を言っている筈なのに、それが見抜けなくなったことで何を信じて生きて行けば良いのか不安に駆られる鹿乃子でしたが、結局、嘘を見抜く力は消えてはおらず一安心。結局、「十三折」という書き付けが「廿三折」になった真相は、万年室で「十三折」と書いた紙片を六平が二つ折りにしたことが原因でした。乾いていなかった「折」の右部分のインクが「十」に付着して、「廿三折」になったということでした。誰も嘘を吐いておらずに一件落着ということで達造と六平は和解。↲端崎の元に寸借詐欺の疑いがかかっていた婦人から書留が届きます。寸借詐欺ではなかったことになります。それを左右馬と鹿乃子に報告。嘘を見抜けなくても、信じ合って生きる人の強さと優しさを知る鹿乃子。↲
2024.11.25
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■TBS9/日曜劇場■海に眠るダイヤモンド since 1955/第五話(2024.11.114)/「一島一家」あらすじ↲1958年12月。「全日本炭鉱労働組合」の意向に従い、鉱員の一平(國村隼)、進平(斎藤工)らは、期末手当の賃上げを求める部分ストライキを敢行。しかし、鷹羽鉱業はその要求を退け、こちらも上からの指示で鉱山をロックアウト。賃金不払いで鉱員の生活は困窮。鷹羽鉱業側の立場に立つ鉄平(神木隆之介)は父や兄、そして家族同然に思う鉱員たちと対立し、全日炭と鷹羽炭連という二つの上部組織に振り回されている労働組合制度に疑問を持ちます。鉱員は、ロックアウトを主導する炭鉱長の古賀辰雄(沢村一樹)とその息子でロックアウトで有刺鉄線を張り巡らしたとされる(本当は有刺鉄線を止めるよう辰雄に進言し、それが実行されたが一部だけ有刺鉄線が取り残されていた)賢将(清水尋也)に怒りを向けます。で、鉱員らはロックアウトを突破し再び部分ストに移行。鉄平は「一島一家」ということで会社側の人間でありながらも組合側に寄り添います。その後、運動方針がバラバラな全日炭か炭連かの鉱員投票があり炭連が勝利。全日炭を切り捨てることで組合行動が一本化されます。百合子(土屋太鳳)は組合新聞の仕事を辞め、鉱員たちに誤解されていた賢将を訪ねます。「私が付き合ってあげる。暇だし」と言って賢将を慰めます。「賢将は朝子のことが好きなのだ」と百合子に知らされていた鉄平が、「俺は朝子が好きだ。賢将のことも好きだ」と賢将に告げます。↲博多の「フロリダ」で働いていたと身元がバレた草笛リナ(池田エライザ)が進平に悲しい過去を語ります。「一人目の恋人は事故死。付き人だった二人目の恋人は、一緒に逃げようとして興行主のヤクザに殺された」と言うリナに、「こちらも愛する妻の栄子は死んだ」と進平。「愛する人は死ぬ。だから誰も愛さずに一人で生きてゆく」と考えている二人。――朝子(杉咲花)の銀座食道で電話を借りては、博多の「フロリダ」にいる母親に連絡していた小鉄(若林時英)は、病気の母の治療費を稼ぐ為に炭鉱で働いているということでしたが、実は、博多のヤクザの親分が放ったリナの命を狙う刺客でした。小鉄がリナを追い詰め射殺しようという時、進平が小鉄に飛び掛かり腹を撃たれますが、拳銃を奪って小鉄を射殺。小鉄は海の潮に流されます。その翌日、「鉱員の門野鉄(小鉄の本名)は病気の母親が倒れたので島を出た」と外勤管理者の鉄平に報告する進平(腹を撃たれたものの軽傷)。↲2018年。いづみ(宮本信子)の元に、いづみと玲央(神木隆之介)の血縁関係を明らかにするDNA鑑定書が届きます。ポストに届いた鑑定書を和馬(尾美としのり)の一人息子、星也(豆原一成)が持ち出し、それを鹿乃子(美保純)の一人娘、千景(片岡凛)と玲央の前で開封。いづみと玲央に血縁関係が無いことが明らかになります。そして、いづみ(出水)というのは旧姓であり、その名は朝子なのだと千景が玲央に教えます。↲
2024.11.24
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■NHK大河ドラマ/歴史ドラマ■光る君へ/第四十五話(2024.11.24)/「はばたき」あらすじ↲籐式部(吉高由里子)の「宇治十帖」も完結。賢子(南沙良)がそれまで拒んでいた宮仕えを希望し、一条院(塩野瑛久)の女院、太皇太后の彰子(見上愛)の女房。そこで、越後弁という名を与えられる賢子。「源氏の物語」と「宇治の物語」の原稿を賢子に託し、旅立ちを決意した籐式部は、藤原道長(柄本佑)に、「私は旅立ち(須磨、明石、大宰府)ますが賢子がいます。賢子はあなたの娘です」と告げます。で、その直後、道長は出家。乙丸(矢部太郎)を伴って大宰府に入った籐式部は、そこで周明(松下洸平)に再会。↲
2024.11.24
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■日テレ土ドラ9/ヒューマンドラマ■放課後カルテ/第七話(2024.11.23)/「不登校児救出」あらすじ↲6年1組担任教師の藤岡雅史(平岡祐太)の依頼で、牧野峻(松下洸平)は不登校児、園川聡(渡邉斗翔)の家庭訪問に同行。――聡は父親(哲也)が家族を捨てて家を出て以来、自室に籠って母の順子(市川由衣)とも顔を合わせません。食事はドア前に運ばれている状態です。牧野は聡の健康状態を心配しますが、関東医大の看護師(オペ看)の順子は急な仕事が入り、話もそこそこに出勤。牧野と藤岡が聡が籠っている部屋に向かうと、聡は上履きを穿いて窓から逃走。そこに好奇心から聡の様子を見に来ていた三本れいか(畠中一花)が現れ、れいかのお節介が始まります。れいかは聡の不登校を「勇気ある行動(?)」と面白がっていて、聡に付き纏います。で、聡がバスに乗るのに同乗。れいかは周囲の空気を読まずに言いたいことをズケズケ言うことから、渡邊アローラ(コール・レクシー)らに「感じ悪い」と指摘され孤立していますが、聡に対してもお構い無しに聡の家族のことに付いて根掘り葉掘りズケズケと質問攻め。聡は父親が勤務する魚谷の「魚谷モータース」(車整備会社)を訪ね、そこで父親とキャッチボールをしようとしています。野球グローブをバッグに入れて持参しています。↲牧野はバスに乗った二人を自転車で追跡。父親がここにいると言って残したメモを頼りに「魚谷モータース」に辿り着く聡。そこで父のことを尋ねたいのですが、上手く喋れない聡にれいかが代役。しかし、結局、父親は先月、仕事を辞めており空振り。牧野は、倒れ込んで健康状態が懸念される聡を関東医大病院に運びます。そこで母の順子との会話が可能になります。日頃の両親の夫婦喧嘩に嫌気をさして、「喧嘩ばかりしているくらいなら別れれば好いだろ」と言ってしまい、それで父親が家を出て行ったと考え悔やんでいる聡。母親にも済まないと思っている聡は、だから口を閉ざしていました。そして、聡が喋らなくなったことに寂しさを感じていた順子。ここでも、れいかのお節介が母と息子の乖離を解決。「僕が元気でいないと母さんは辛い」と気付いた聡が登校。れいかも、「嫌なこととか、空気を読めていないことを私が言ったら、それを教えて欲しい」とクラスメイトに言って教室に戻ります。↲
2024.11.23
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■テレ東ドラマ9/ヒューマンミステリー■D&D~医師と刑事の捜査線~/第六話(2024.11.22)/「盲目の容疑者、地主親子の秘密」あらすじ↲空き家倉庫で地面詐欺師、草壁琢磨のレンガによる撲殺遺体(脳挫傷)を宅配業者が発見。弓削文平(寺島進)と牧野真二(前田拳太郎)が臨場。事件発生の時間帯に現場近くで盲目の日浦塔子(藤野涼子)27歳を見たという近隣住民の目撃証言を得ます。塔子は母の光江(堀内敬子)と二人暮らしで、紙子良(藤木直人)が始めた「いきいき健康教室」(ダイエットに有効なストレッチなど)に参加していました。↲被害者の草壁は20年前、かつて大地主だった日浦家に土地を騙し取ろうと企て出入りしていました。――「草壁を殺しました」と自首する塔子。「父が亡くなった後(20年前)、遺産目当てで母に言い寄った草壁。その草壁が今になって再び金の無心に現れた。母がそれを拒むと、散歩中の私を倉庫に引き摺り込み脅した。それで私はレンガで殴り、その場から逃げた」と塔子。で、塔子は拘留。↲草壁の所持していた名刺のひとつ、スナック「たそがれ」。ママに話を聞きますと、その昔、草壁は「土地建物売買詐欺」の仲間と良く飲みに来ていたのだと言います。その四人の詐欺仲間のひとりが写真の光江でしたが、その女は瀬田真知子なのだとママが証言。その他の二人は行方不明の大石繁之(リーダー格)と海外逃亡の鎌田陸人の二人。その後、この二人は海外で死亡していると判明。――紙子も光江と名乗る女が本人ではないことに気付きます。光江と名乗っている真知子の首に、光江の甲状腺腫瘍摘出手術(10年以上前)の痕が無いからです。↲真知子は20年前、塔子の眼が見えないのをいいことに母親に成り済まして日浦家に潜り込んでいました。本物の母親の光江を詐欺仲間の草壁と青森に駆け落ちさせていました。塔子は20年間、偽の母親に騙されていたことになります。日浦家の土地を不正に手に入れようとして近付き、それが露見すると逃亡を図っていた四人組の詐欺グループのひとりが真知子ということになります。それを塔子に伝える牧野。「私が母だと思っていた人(瀬田真知子)は、草壁に金銭を要求されていました。それを拒否すると、一緒に死のうと首を絞められていました。それで、思わず近くにあったレンガで殴っていました。私はその現場に居合わせました」と塔子。で、真知子の取り調べ。「草壁は金目的で私に接触して来た。そんな草壁を私がレンガで撲殺しました。家で殺害し、遺体を倉庫に運びました。……光江さんの居場所は分かりません」と真知子。塔子は釈放。↲介護者の真知子が逮捕され、塔子にケアホームを紹介する紙子。が、それを塔子は拒否。「ここ(日浦家)で静かに暮らしてゆきたい」と塔子。塔子は三つの仕掛けをしていました。一つ目は、自身の犯行に見せて捜査を攪乱。そして、日浦家で草壁を殺し、その遺体を倉庫に運んだ真知子の逮捕は二つ目の仕掛けでした。真知子が逮捕されることはあっても、本当に隠したいことさえバレなければ良いと考えていた塔子。彼女が本当に隠したかったのは、庭に埋めた本物の母親(光江)の遺体でした。それさえ知られなければ、真知子の刑務所からの出所を待って再び一緒に暮らすことが可能になります。そんな塔子の思惑とは別に、真知子が真実を弓削に語ります。彼女が「掘れ」と言った日浦家の庭を鑑識が掘ります。――「草壁が光江を誑かして土地売買を持ち掛けた。が、契約直前になって詐欺が発覚し、大石と鎌田が揉めて連絡が取れなくなった。草壁も光江と青森に逃走。それで、母親からネグレクトを受けて怯えていた塔子の面倒を私が見ないわけにはいかなくなった。でも、優しく接することであの子の笑顔が増え、犯罪者だった私も救われた。それから10年、光江が突然に現れ、<日浦家から出て行け!>と言われた。が、塔子の人生を守りたい私は光江と揉み合いになり絞殺。そこに塔子が帰宅。塔子は私に、<ありがとう、私を救ってくれて>と言い、二人で遺体を庭に埋めた」と真知子。庭に光江が埋まっていることさえ露見しなければ、塔子と真知子は母娘として一緒に暮らせるという算段でした。↲「真知子さんとあなたには本物の親子以上の崇高な絆がある。やり直せる」と紙子。「この家で、ずっと母(真知子)を待ち続けます」と塔子。↲
2024.11.23
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■フジ水10■全領域異常解決室/第七話(2024.11.20 )/「犯人は神か人間か」あらすじ↲四ヶ月前(7/16)、ヒルコに消された料理研究家の大月比呂佳(田山由起)の神隠し事件。彼女は食糧を司る大宜津比売神(おおげつひめ)であり、全決でも頻繁に食事を提供してくれた仲間でした。――最初の神隠し事件(4/5)の被害者、関東医科大学理事長の大守浩志(藤岡大樹)と二番目(5/14)の被害者、ジュエリーデザイナーで貴金属ネット通販会社CEOの石狩愛実(清水なな)に交流があり、そして、愛実と三番目(6/23)の被害者、元格闘家の政治家の健実和生(西将輝)とも親交があったことに気付いた興玉雅(藤原竜也)は、「ヒルコは神隠しをする前に、その犠牲者から知り合いの神を聞き出しているのかも知れない」と考えます。で、興玉と雨野小夢(広瀬アリス)は、大月比呂佳と親しくしていた人物、大手広告代理店(博通DK)代表取締役社長、布刀玉命(ふとだまのみこと)の刀田楓真(ジャン・裕一)に会います。天宇受売命(あめのうずめのみこと)が全決室長であることは多くの神が知っていますが、その神が小夢であることは知られていません。が、小夢が前面に出て捜査をしますと、必ずそのことに気付かれて命を狙われることになりそうです。↲ヒルコの正体は神ではなく、人間ではないかと推測する小夢。飛鳥時代、厳しい修行の果てに、神としての記憶を消す「事戸渡し」を習得した人間がいました。それは日本最古の呪術者とも、山岳信仰である修験道の開祖ともいわれる「役小角」。「役小角」がヒルコを名乗っているのではないかと考える小夢。興玉は可能性を残しつつもそれを一応否定。そんな時、ヒルコが、「猿田毘古神(さるたびこのかみ)の芹田正彦(迫田孝也)に中央区晴海で天罰を下した」と嘘の犯行声明。その声明を刀田楓真に報らさた小夢は、刀田の車で現場(晴海)に急行し襲われます。↲その一方では、日暮里駅前にいた芹田正彦に、「新たな犠牲者(布刀玉命)が出た」と興玉からの連絡。刀田楓真が神隠しにあって行方不明になっています。その現場に芹田が駆け付けると、興玉と豊玉毘売命(とよたまびめのみこと)の豊玉妃花(福本莉子)が待ち構えています。そこから、刀田と行動を共にしていた小夢を、神器により腹部を刺され出血が止まらない状態で発見。人間の医療技術では助かりません。豊玉が止血し、全決に運びます。――スナック経営者、佃未世(石田ひかり)。その正体は、「月読命(つくよみのみこと)」。月明かりの下であれば、時間を操ることができます。佃が宇喜之民生(小日向文世)局長に頼まれ、全決にやって来ます。で、時を戻して小夢の腹部の傷を完治させた後、「この子はもう天宇受売命じゃない。ただの人間だ。事度を渡されている」と言って帰ります。↲宇喜之は、人間に戻った小夢が混乱しないよう、目覚める前に彼女を自宅に戻そうとしますと、芹田が、「それでは私の妻の天宇受売命は戻って来なくて好いということですか?」と宇喜之に詰め寄ります。「前例の無いことですので、局長会議を招集します。京都に行って来ます」と宇喜之。その結論が出るまでの間、小夢はヒルコに狙われる筈です。興玉と芹田が交代で小夢を守ります。翌朝、自室で目覚める小夢。何があったのか、全く覚えていません。――宇喜之が京都から戻り、「彼女は人間として人生を全うして貰うことが決まった、天宇受売命はもういない」と興玉らに報告。興玉は「僕は諦めません。彼女は天宇受売命です。全決の室長であり、僕が最も信頼する仲間です。彼女を人間として全決の一員に迎え入れましょう。人間界の人事異動です。内閣官房に働き掛け警視庁広報課から全決に異動させるんです。彼女は今でも神です。神が事度を渡されたことなど今までなかったこと。もし、ただの人に戻ったとしても天宇受売命を呼び戻すことだって出来るかも知れない」と提言。その言葉を受けた宇喜之は、内閣官房国家安全担当審議官の直毘吉道(柿澤勇人)に会い、小夢の異動を要請。で、小夢が全決に入ります。それを待ち受ける興玉が、「室長代理の興玉雅です」と自己紹介。そして、これまでのこと全てを小夢に話します。その翌朝、全決で夜を明かした小夢は、車で迎えに来た刀田楓真が自分のことを「ワシ」と言っていましたが、最初に会社で会った際には「私」と言っていたことを思い出していて、迎えに来たのは別人と判断。その後、「呼び出しの鈴」をお守り代わりに小夢に渡す興玉。↲人魚のミイラ一一体が盗み出され、荒波健吾(ユースケ・サンタマリア)警部らが捜査を開始。――内閣官房がテミスHDに調査協力(ヒルコ事件でのビッグデータ分析)を要請。テミスHDのCEO、寿正は国家安全保障会議のIT部門メンバーです。そんな寿正がミイラを抱えていて、ビルの屋上で月読命の佃未世と対峙。「あなたの能力でこれが蘇れば全ての準備が整います」と言います。「あんたの目的は何なの?」、「修理固定。神の総入れ替えです」という言葉の遣り取りの後、ミイラを受け取る佃未世。↲
2024.11.21
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■テレ朝水9刑事ドラマ枠■相棒s23/第五話(2024.11.20)/「幽霊ホテル」あらすじ↲杉下右京(水谷豊)が休暇で訪れていた心霊スポットの山間ホテル(ホテル秋川)で、先月から当地で勤務していた客室清掃スタッフ、宮原正志(平野宏周)の刺殺体。凶器はナイフ。遺体の手中に東南アジア(スマトラ)のみに生息する蝶(スマトラシジミ)。「ホテル秋川」には「幽霊」目当てで訪れる客もいて、「人魂」を見たという宿泊客がいます。事件を聞いてホテルに駆け付けた亀山薫(寺脇康文)は、館内で逃がしてしまったという蝶を描く少女(中井雫)と出会い一緒に探しますが、呼吸器系疾患で静養中の少女は体調を崩し倒れ込みます。そこに母親(中井真紀)が駆け付けます。週末に見舞いに来る父親(和彦)も現れますが、夫婦は別居中で関係はギクシャク。↲療養中の宿泊客、古川(原金太郎)は昨夜21時過ぎ、リハビリの歩行練習中に三階の廊下で人魂を見たと証言。更に、21時半、二人の女性客もラウンジバーで人魂を見たと証言。自称幽霊マニアでカメラを常に持ち歩いている町山慎吾(西本銀二郎)は、「ずっと張っている玄人の自分の前ではなく、たまたまやって来た素人客の前に人魂が現れるとは不公平」と嘆いています。いずれにせよ、この人魂の出現場所には花(フラワーアレンジメント)が置かれていて、その花から花へと飛び回るスマトラシジミが人魂の正体でした。右京と亀山は、城南大学の花岡久行教授に蛍光スマトラシジミの話を聞きます。その後、怪しい動きを見せる織田照仁(遠山俊也)支配人が、宮原から何かを受け取っていたという古川の証言も飛び出します。↲雫は昆虫学者を目指しており、庭で捕まえた蝶を母親に隠れて籠の中で飼育していると言いますが、その蝶は、実は、宮原が「あなたからのプレゼントということにして渡して欲しい」と和彦に託していたものでした。宮原は雫の寂しさを和らげようと蝶を渡していました。――で、事件当夜、その蝶(スマトラシジミ)を籠から逃がしてしまった雫は宮原とともにそれを探し回ります。で、蝶が宮原の手に戻ったところで宮原は殺害されたことになります。宮原は「ホテル秋川」の清掃スタッフになる前は城南大学で清掃バイトをしていました。そして、飼育室の機材が故障した際にもバイトで雇われていて、その時、花岡研究室からスマトラシジミを盗み出していました。飼育室の外に出ていた籠を見付けた時、それを処分するものと勘違いして持ち帰っており、それを雫に渡していました。で、宮原が蝶を盗み出したことに気付いた花岡は、「雫から取り戻せ」と宮原に指示。雫が蝶を逃がしてしまったと伝えると「実験用の蝶だからそう遠くには飛べない。直ぐに追え。捕獲しなくて良いから捕まえたら握り潰せ」と指示。↲スマトラシジミは、ラウンジバーを経てカンナビス(麻薬草の花)に吸い寄せられていました。宿泊客の町山慎吾がカンナビス(麻薬草)を隠し持っていました。――通常の乾燥大麻(バッズ)より高値で取引されているカンナビス。組対課長の角田六郎(山西惇)によれば、最近、バッズを摘発し仲卸まで辿り着いたものの元売りと取引場所が特定できていないとのことでしたが、町山慎吾こそが元売りであり、ホテル秋川が取引場所ということになります。取引場所は「フォール」という隠語で呼ばれていましたが、その意味は「落ちる」の他、「秋(=ホテル秋川)」です。↲宮原は蝶を追い、結果的にバッズ(麻薬)の取引場所に近付いていました。幽霊マニアを装っている町山がバッズを仲卸に流していました。ホテル滞在理由を幽霊撮影ということにして、ホテル内での夜間の不自然な動きを誤魔化していました。町山は半グレ集団、スコルピオの幹部でした。いずれにせよ、町山は自身に接近する宮原に取引を感付かれたと思い込み、殺害していました。町山はブツの入っているバッグに触れた宮原を刑事かと勘違いしていました。宮原を殺害後、彼のポケットを探り、そこに小袋に入っている茶色の粉末を発見し、それで宮原を刑事ではなく、別グループの売人と思っていた町山。町山を捜査一課が逮捕連行。↲織田支配人に宮原が渡していたのは呼吸器疾患の雫が服用すべき漢方薬(茶色の粉末)でした。宮原のポケットに入っていたのも新たに雫の部屋で見付けた漢方薬でした。織田支配人は雫が薬の服用を拒否して捨てていることを心配していました。――雫の両親、和彦と真紀は別居状態ですが、自身が病気でいる限り、毎週末には父親が見舞いに来て、両親が顔を合わせます。それで関係修復をと願っていた雫。「雫ちゃんが発する光に気付いてあげてください」と右京が両親にお願い。夫婦、和解。↲
2024.11.20
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■TBS火曜10ドラマ/ボクシングラブコメ■あのクズを殴ってやりたいんだ/第七話(2024.11.19)/「恋敵の燃える気持ち」あらすじ↲朝倉修太郎(安井順平)の元でカメラマン修業を始めた葛谷海里(玉森裕太)は、仕事先で昔のスパーリング仲間(井崎裕也選手)と再会し、ラスベガスでの世界タイトル挑戦を目指す井崎選手の密着カメラマン(井崎陣営からの仕事依頼)として同行することになります。出発は来週で滞米期間は半年以上。滞米前、海里は黄色グローブを佐藤ほこ美(奈緒)にプレゼントしミット受け。そこで、アメリカ行きを告げます。そして、その半年後、ほこ美のプロテスト(アリーナ立川立飛)。大葉奏斗(小関裕太)は、渡米する海里に、プロテスト当日は是非見に来るようにと求めていました。「僕は大好きな佐藤を悲しませたくないんです。佐藤から逃げないでやってください。もし、あなたがプロテスト会場に来なかった場合、僕は佐藤さんに告白するつもり」と通告していました。で、海里がプロテスト会場に来ていないことを確認した大葉は「俺は佐藤が苦しむのを見たくないんだ。俺は佐藤のことがずっと好きだった。佐藤を支えるの、俺じゃダメかな」とほこ美に告白。プロテスト合否の結果は明日。――そして、何故か、リング禍で死亡した平山大地(大東駿介)の墓前に相澤悟(倉悠貴)。↲
2024.11.20
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■フジ火9/ヒューマンミステリーエンタメ■オクラ――迷宮入り事件捜査/第七話(2024.11.19)/「十年前の真実」あらすじ↲11年前に毒殺(シアン化合物)された永倉孝也(尾竹明宏)副総理と個人的な繋がりがあると噂されていた公安部の高見大地(高杉亘)刑事を射殺した捜査一課長の加勢英雄(中村俊介)が埠頭廃墟に呼び出され遠隔起爆装置(携帯電話)で爆死。その手口は、十年前(2014年)の結城真一(平山祐介)の爆死と一緒。倫子(白石麻衣)は父(真一)が殺害された事件の詳細説明を飛鷹千寿(反町隆史)に求めます。そこに不破利己(杉野遥亮)も同席。――十年前、新米刑事の久常未来(渋谷謙人)がバイクで逃走したコンビニ強盗(フルフェイス男)を追って建物内に入り、そこで爆死。久常の同僚(阿澄)が彼が遺したメモを飛鷹に渡し、それを門真衛(山中聡)刑事が奪おうとしますが飛鷹は拒否。そんなことがあった後、メモ情報を頼りに久常殺しに関わるフルフェイス男を追っていた飛鷹と結城。で、結城が爆死。↲爆死した加勢が埠頭廃墟に入る直前、付近の防犯カメラにフルフェイス男が映っていました。そのフルフェイス男を倫子が確保。爆破犯と思われるこのフルフェイス男は、なんと退職していた門真元捜査一課刑事でした。爆破現場から門真の指紋が検出されていました。で、飛鷹が門真を尋問。「結城真一、加瀬英雄、久常未来をやったのは俺じゃない。俺は爆弾を仕掛けて彼らを誘き出しただけ。爆弾を作り起爆させたのは俺じゃない。……お前も正義漢ぶるな。結城真一を殺したのはお前だ。お前が結城を撃って息の根を止めた。爆弾を仕掛けた俺はそれを見ていた」と門真。門真はその後の取り調べ中にカプセルを飲んで服毒死。「騙してたの?」と倫子が飛鷹に噛み付きます。が、真相は、爆破で大怪我を負った結城が、「これは身内(警察)の犯行だ。俺はもう助からない。ここ(腹)を撃て。ここにチップ(お蔵入り事件の真相情報ファイル)が隠してある。それを解読してオクラに潜り込め。このファイルをお前に託したい。黒幕は、ハイドアンドシーク」と言ったことで、それに飛鷹が従っていたということでした。↲倫子をスポーツバー奥の秘密部屋に誘う不破。「戻れない道を進むことで犠牲になる人がいる。そこに倫子を巻き込みたくない」と言う飛鷹に、「私も背負うよ。お父さんのやったことは娘の責任」と倫子。公安部時代、大義の為に人の道を外れたと言っていた父の遺志を引き継ごうと決意する倫子。倫子が父からプレゼントされていたブレスレットの内側に8桁のパスワードが刻まれていて、それで開かなかったチップの内容が開きます。「首都爆破テロ」という文字が浮かび上がります。↲
2024.11.19
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■フジ月10/リーガルエンターテインメント ■モンスター/第六話(2024.11.18)/「変わらないもの」あらすじ↲12年ぶりに再会した娘と父、神波亮子(趣里)と粒来春明(古田新太)は、原告と被告の代理人として法廷闘争。サトウエマ(秋元才加)の父、マサル(石橋凌)への岡本プレミアクリニックの治療が適切だったか否かを証明するのは困難です。そこで、二百億円という多額な寄付金を受けていた「OPCエンタープライズ」と、多額の遺産(三億円)を生前贈与されていたマサルの担当看護師、梶田素子(島田桃依)に狙いを定め、素子がマサルを誑かして遺産を騙し取ったというストーリーを描き、それを証明しようという作戦の神波。入院中に素子の世話になった杉浦義弘(ジェシー)はその方針に懐疑的ですが、岡本輝久(阿南健治)前院長によれば、かつて、彼女に好意を抱いた患者と金銭トラブル(遺産問題)を起こしていたとのこと。それでも、杉浦には素子が悪女だとは思えず、自らの目で真実を確かめようと再び岡本プレミアクリニックに仮病を使って入院。しかし、素子は既に退職し、オランダの銀行に三億円を送金。そして、「素子さんは、今日の二時、アムステルダム行き(成田発)の航空券を持っていた」との看護師の証言。杉浦が成田空港に走ると、そこで素子は神波の父、粒来と会っています。粒来が、「じゃあ、裁判当日に」と言って素子をオランダに送り出しています。↲神波は、クリニックの関連会社「OPCエンタープライズ」と素子に遺産が行くよう遺言書を書き換えた公証人(山下)に面会。そこで公証人が録音した音声を入手。そこには、はっきりとマサルに認知症の症状が出ています。それを受け、「LA(ロサンゼルス)に行って来る」と杉浦に連絡。マサルが入院していたロスの病院では、軽度の認知症との診断が出ていました。↲公判開始。岡本プレミアクリニック院長の久嗣(内村遥)、元看護士の素子が証言台。医療の新たな概念を創造しようとしている久嗣院長の理念に深く共鳴している素子に対し、もっと幅広い経験をすることを彼女に求めていたマサル。で、「海外での活動をする為、岡本クリニックを辞めました」と証言する素子。その後、公証人の山下が録音したマサルの声を開示。ロスの病院での診断書も開示。正常な判断力が無かったとして、30億円の損害賠償と贈与した203億円の返還を要求する神波。↲粒来がエマを証言台に引き出します。「弱って行く父を受け入れたくなかった。お金を取り戻すことで、力強かった父の姿を取り戻したい」というエマの心情を引き出す粒来。粒来は、認知機能低下を自覚していたマサルの指示で記録を残していました。「マサルさんの本当の意思が分かる映像です」と粒来。――「インチキに見えるものの中にこそ本物がある。ただ、私には本物と偽物の区別はつかないが、医療の新たな概念の創造というクリニックの理念に惚れた。それで私はこれまでの生き方が間違っているように思えた。私が築き上げた考え方や財産を娘にそっくり引き渡すことがベストと考えていたが違う。この世に私のコピーなど必要ない。彼女には新たな価値を生み出す力と無限の可能性がある。それを信頼するだけで好い。死が迫り、脳の機能が怪しくなってゆく中、これから創造される医療が本物かどうか、知っているのは未来だけ。本物の未来が来たら、これほど震えることは無い。震える未来を思うと、私は最早、生きても死んでもどうでも好い。そんな未来の為に私の財産をクリニックに投資する」と記録動画で語るマサル。父の尊厳ある態度を見たエマは、「パパがいる」と神波に向かって叫びます。「父は変ってなかった。寧ろ、パワーアップしていた」と言って、エマは訴訟を取り下げ、粒来の逆転勝ち。神波、号泣。↲
2024.11.19
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■フジ月9/レトロミステリー■嘘解きレトリック/第七話(2024.11.18)/「幽霊屋敷に浮かぶ女」あらすじ↲三十三番街で強盗殺人事件。捜査にあたる端崎馨(味方良介)。鶴屋旅館の隠居が被害者で、下宿人が汚い身なりの怪しい男(温水陽一)を目撃。↲小料理屋(くら田)の女将、倉田ヨシ江(磯山さやか)が熱を出したタロ(渋谷そらじ)の薬を病院に貰いに行って忘れ物(ショール)。それを、「タダ飯」の恩恵のお返しとして、祝左右馬(鈴鹿央士)と浦部鹿乃子(松本穂香)が取りに行くと、「カフェーローズ」女給のリリー(村川絵梨)が病床のカフェ常連客で絵描きの桐野貫二(黒羽麻璃央)を罵倒している場面に遭遇。――一昨夜、リリーと貫二は映画鑑賞の約束をしていましたが、貫二は映画館に向かう途中、鶴屋の隠居殺しで表通りが通行止め。それで仕方なく裏通りに迂回。で、「幽霊屋敷」の窓に女の首吊り幽霊を見て驚いた拍子に転んで骨折。そのまま廣池医院に運ばれて入院し、リリーとの約束を反故。その時、映画館で貫二を待っていたリリーは、貫二と一夜を共にしたという謎の女(坂東希)に声を掛けられ、居場所を尋ねられていました。それで、リリーは貫二の幽霊話を信じられず、その女と会う積りと疑っていました。約束を破った浮気者の貫二に完全に腹を立てています。しかし、鹿乃子には貫二の幽霊を見たという言葉に嘘がないことが分かり、それを左右馬に合図。が、「恋人ごっこにはもう飽きた。あんたなんか、本気で好きになるわけが無い」と貫二に言って病院を立ち去るリリー。その嘘を見抜く鹿乃子。ともあれ、十年前、三十三番街裏の「幽霊屋敷」で足立画伯が妻を殺害(刺殺体を女中が発見)して姿を晦ましたものと思われている事件があり、その「幽霊屋敷」の窓に首を吊った女を見ていた貫二がいます。↲その夜、左右馬と鹿乃子は端崎を伴なって「幽霊屋敷」に入ります。と、幽霊部屋から、「助けて。ここから出して」の声。貫二には首を吊った紐に見えたものが窓に垂れており、それを左右馬が引っ張ると、隠し部屋が開き、鶴屋旅館の隠居を殺した強盗殺人犯が出て来ます。そして、そこからミイラ化した足立画伯も現れます。事件当夜、強盗殺人犯は、「幽霊屋敷」に逃げ込み、そこでミイラ化した足立画伯に会いに来ていた謎の女と鉢合わせ。で、強盗殺人犯は、幽霊部屋に誘い込まれて腹を刺され、暫く気を失なっていましたが、左右馬らの物音に気付き、助けを求めました。↲足立画伯殺しは謎の女、即ち、当時のモデル女でした。リリーが映画館で会ったというモデル女を確保する端崎。「これからは夫人を描き続けたい」と言って、愛する画伯にモデルを断られて逆上した女は、画伯の心を射止めた夫人を殺害。そして、それを夫である画伯の犯行と見せる細工をした上で画伯も殺害していました。――そして、その十年後、強盗殺人犯を刺して隠し部屋に閉じ込めた直後を貫二に目撃され、それを絵に描いて警察に退出していた貫二の口封じをしようと、モデル女は貫二を探し回っていました。↲リリーが廣池医院の貫二の病室前に花束を置いて去ります。貫二を信じてやれなかったことを恥じ、自ら恋人の資格なしと判断して身を引こうと思っています。そんな彼女の後を追い、嘘を吐いていなかった貫二の気持ちに応えるよう求める鹿乃子。鹿乃子の求めに応じ、「ごめんよ」と言って抱き合う二人。↲
2024.11.18
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■TBS9/日曜劇場■海に眠るダイヤモンド since 1955/第四話(2024.11.17)/「沈黙」あらすじ↲池ヶ谷いづみ(宮本信子)に「一緒に会社を潰そう」と言われた玲央(神木)は、いづみ社長の第二秘書(契約アルバイト)として雇われます。突然の出来事に戸惑う社員たちに、いづみは、玲央を「次期社長候補」と紹介。いづみは、IKEGAYA社長と結婚し、20年前の夫との死別後に社長に就任していました。いづみの孫が玲央なのかとの疑いもありますが、玲央の母親の姓は、日下です。↲1958年7月。朝子(杉咲花)の初恋の思い人が自分と知り狼狽える荒木鉄平(神木隆之介)。それに前後して、草笛リナ(池田エライザ)の寮室を訪れた進平(斎藤工)は、彼女の部屋で多額な金と十四式拳銃を目にします。が、リナには永く端島にいて欲しいと願う進平は、それを他言しません。↲映画館を辞め労働組合新聞編集の仕事を始めた百合子(土屋太鳳)の母、キリスト教徒の寿美子(山本未來)の容態(白血病)が悪化し、「ごめん、悪い娘で」と言う百合子に、「神はきっとあなたを見てくれている」と言い残して他界。戦争による家族(姉)の死を回避してくれなかったキリスト教を憎み、母を追い込んでい百合子は苦しみ、「あそこ(7万人が死んだ1945年8月9日の長崎原爆投下)で逝けたお姉ちゃん(千鶴)は幸せ」と述懐。母と百合子は一緒に被爆したものの生還。当時、母の寿美子は長崎の教会「浦上天主堂」のお手伝いに娘二人を連れて向かおうとしていましたが、その時、教会に行くのを嫌った百合子は、鉄平、朝子、賢勝(清水尋也)らとかくれんぼ。姉の千鶴が百合子を探して、「百合子~」と呼び掛けるのに、「は~い」と朝子が挙手して飛び出したことで、百合子は母と姉と一緒に長崎の教会に向かうことになり、そこで姉の千鶴は命を落としていました。「朝子がいなければ違う未来があったかも知れない」と考える百合子。が、それを直接的に朝子には言えず、遠回しに意地悪を続けていた百合子。鉄平も、賢勝も悪気の無かった朝子には本当のことを言えません。↲――「あいつ(炭鉱長の古賀辰雄<沢村一樹>のこと)の子は戦争で誰も死ななかった」と鉄平の父、荒木一平(國村隼)。荒木家では三人が戦争で命を落としています。志願兵だった鉄平の兄(吉平)は20歳でビルマで玉砕。長崎原爆では16歳と14歳の二人の姉が命を落としています。で、18歳で出兵し生きて還った進平には何も言わない父。↲盆踊り(精霊流しと花火)に朝子を誘う百合子。――盆踊りで「端島音頭」を歌ってから端島を去るつもりのリナを進平が引き止めますが、彼女が島にいることを本土のヤクザ者に知られます。↲
2024.11.17
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■NHK大河ドラマ/歴史ドラマ■光る君へ/第四十四話(2024.11.17)/「望月の夜」あらすじ↲長和三年(1015年)、藤原道長(柄本佑)が、三条天皇(木村達成)に譲位を迫りますと、三条天皇の娘、禔子<やすこ>内親王(海津雪乃)を、道長の嫡男、頼通(渡邊圭祐)の妻にするよう交換条件を求められます。しかし、頼通には既に愛する妻、隆姫(田中日奈子)がおり、それを拒否。ただ、子を生まない隆姫女王を愛し抜くというわけにいゆかず、頼通は後に三人の妻(藤原永頼娘、対の君<源憲定娘>、藤原祇子<藤原頼成娘>)を迎えます。ともあれ、頼通に禔子内親王を迎えることを拒まれた道長は皇太后の彰子(見上愛)に相談後、頼通に怨霊が取り付いたと噂を流し、禔子と頼通との婚姻を諦めさせます。後年、禔子は最終的に頼通の弟、教通に嫁ぐことになるのですが、左大臣のまま準摂政となるよう道長に求めていた三条天皇は、東宮に敦明親王(阿佐辰美)を立てることを条件に、長和五年(1016年)に譲位(四年半の在位)。が、出家した三条院があっけなく崩御すると、後ろ盾を無くした敦明親王は東宮の座から身を引き、彰子の子、敦成親王(石塚錬)が九歳にして後一条天皇として即位。次の東宮は敦良<あつなが>親王(後の後朱雀天皇)と決まります。ここで道長は幼い帝の摂政となり、彰子は国母。↲それに前後して、「宇治十帖」の執筆を続ける籐式部を道長が暮れの挨拶。摂政と左大臣を辞めると伝えます。寛仁元年(1017年)、道長はたった一年で摂政の座を頼通に譲り太閤となります。――摂政となった頼通は妹の威子<たけこ>(栢森舞輝)を年の離れた後一条天皇に入内させます。それにより、道長の長女の彰子は太皇太后、次女の妍子<きよこ>(倉沢杏菜)は皇太后、三女の威子は中宮となり、三つの后を道長の三人の娘が独占。その栄華を祝う宴席で、道長は「この世をばわが世とぞ思う望月の欠けたることもなしと思えば」と歌を読みます。道長は実資(秋山竜次)に返歌を求めますが、実資は秀逸な歌に対する返歌は不能と答え、藤原公任(町田啓太)らを含む参列者全員で道長の歌をそのまま唱和。↲
2024.11.17
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■日テレ土ドラ9/ヒューマンドラマ■放課後カルテ/第六話(2024.11.16)/「不眠と食欲不振」あらすじ↲6年2組担任教師の篠谷陽子(森川葵)が三本れいか(畠中一花)の色着きリップを没収。で、れいかの母(裕子)が職員室に乗り込み、自身が買い与えたケア目的のリップ没収に抗議。そして、「篠谷先生と喋った人、無視しようね」と書かれた紙片が教壇下で見付かり、不眠のみならず食欲不振に拍車がかかる篠谷。そんな彼女が帰宅途中のコンビニで色着きリップを見詰める佐々倉凛(中田煌理)を見掛けますが、それを担任として注意することなく見逃します。で、その夜、「凛がコンビニで万引きをしたとの連絡が警察から入った」と、蓬田雄介(六角慎司)福校長より電話連絡。ますます落ち込んで様子がおかしい篠谷を「鉄欠乏症貧血」と診断する牧野峻(松下洸平)。で、篠谷が倒れ保健室のベッドで仮眠。翌日、牧野と職員に押されて病院へ。そして、温かいものを食べて心身ともに回復。↲放課後、篠谷が自身と同じ症状を示している凛を保健室に呼び出して話し合い。「篠谷先生と喋った人、無視しようね」という紙片は凛の書いたものでした。凛は篠谷の必要以上の干渉を嫌悪していました。そして、篠谷はその紙片を気にして、コンビニにいた凛に声を掛けられませんでした。ともあれ、「色着きリップは、れいかたちの女子グループから仲間外れにされない為に、なくちゃならなかった。――嬉しい気持ちは悲しい気持ちが一つでもあると無くなってしまうから」と言う凛に、「心がブレないよう自身にとって一番大切な気持ちを考えましょう。嬉しい気持ちは他からもやって来るよ」と諭す篠谷。それで、凛は、れいかのグループ一辺倒ではない自身のポジションを獲得。↲蓮本理子(中村たんぽぽ)が作って保健室に置かれていた「目安箱」に、杉村ミカ(前田織音)、宮田薫(三上野乃花)、渡邊アローラ(コールレクシー)からの、体調を崩す篠谷を心配する投書があり、それを読んでいた牧野は、大事になる前に心神耗弱状態の篠谷の救出を可能にしていました。↲
2024.11.16
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■テレ東ドラマ9/ヒューマンミステリー■D&D~医師と刑事の捜査線~/第五話(2024.11.15)/「見えない毒、家族への怨念」あらすじ↲毒キノコ(ツキヨダケ)を食べた若者三人が城斉市民病院に緊急搬送。毒性の弱いツキヨダケで、何故か大城陸(ゆうたろう)だけが症状悪化して、紙子良(藤木直人)の治療の甲斐なく死亡(心臓発作)。その頃、弓削文平(寺島進)は、自宅で死亡した陸の母、大城由里(街田しおん)の現場臨場。東邦医科大学法医の桐生宗彦(津田寛治)は不整脈(心臓発作)での病死と判定。陸の義姉の大城知花(大西礼芳)が、「前夜、母と弟は母の作ったゴーヤチャンプルの後、ケーキを食べた」と証言。そのケーキは、知花の18歳時に父と再婚した義母(由里)の交際相手で金銭援助もしていたパティシエ(ケーキ屋オーナー)の坂井達郎(佐藤タダヤス)が持参したものでした。知花はそれを食べずに実家の大城家を辞したと言っています。そうなると、ケーキに毒物が仕込まれていた可能性があります。因みに、知花の実父は、六年前に食材仕入れ先の海外で交通事故死。↲ケーキに毒物が仕込まれたとして、弓削が訪れた翌日に店を辞め姿を消したパティシエの阿部奈々子(松岡依都美)が疑われます。彼女は四年前まで自分の店を持っていましたが、バイトで雇った大城陸がケーキ原料に顔を突っ込むという業務妨害(不衛生な悪戯)行為に及び、それをSNS拡散。それで閉店に追い込まれていました。が、陸は未成年だったこともあり実名報道はありませんでした。で、奈々子が由里の投資先の坂井の店に潜り込み、由里と陸への復讐を狙っていたという線が浮上。――その後、毒物(ケルベリン)が母子(由里、陸)の遺体から検出。南インド原産のオオミフクラギの種を毒物特定。↲奈々子を確保し尋問する弓削。当時、陸をバイトに雇ったのは食材の納入元であった姉の知花に頼まれたからとのこと。知花は父の死後、海外からの食材輸入業を継いでいました。南インド原産の種を持ち込むことが可能でした。で、これをゴーヤチャンプルに混入させ、由里、陸に食べさせていた知花。ゴーヤチャンプルは由里が作ったものと知花は証言していましたが、実は知花が作り、毒物混入の影響で少々苦いことについては、「体に好いから」と言って食べさせていました。知花にとって家族(義母と義弟)は、何時までも仕送りを続けなければならないという意味で、自分を縛る鎖でした。既に投資に大成功して生活に余裕があるのにそれを隠していた義母の由里に、自身の生活が苦しい中で仕送りを続けて来た知花は、その虚しさに愕然とし憤っていました。――自分よりも裕福になり新しいパートナー(坂井達郎)と幸せになろうとしている由里とその息子の陸との家族の絆を断ち切った後、毒物を飲んで自死を図ろうとする知花を紙子が阻止。弓削は知花を逮捕することなく、自首扱い。↲
2024.11.15
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■テレ朝木曜ドラマ/痛快医療ヒューマンドラマ■ザ・トラベルナースs2/第五話(2024.11.14)/「パワハラ患者の前でビンタ」あらすじ↲九鬼静(中井貴一)の少年時代(広島時代)を良く知る芝帝電機本部長の五味武久(段田安則)が肝細胞癌を患い西東京総合病院に入院。パワハラ三昧の五味は、私物を届けてくれた部下の茶谷啓介(中島広稀)に罵詈雑言。そして、検温の中村柚子(森田望智)とプリセプター(教育指導者)の金谷吉子(安達祐実)にも横柄な態度。その後、五味は病状悪化で手術適応外(細胞癌破裂)。外科医の小山衛(渡辺大和)が余命一ヶ月の告知をしようとしますが、ますます横暴ぶりが激化した五味に柚子がキレて、医師でもないのに、「どうせ、あんたなんか、あと五ヶ月の命よ!」と余命宣告。そんな柚子に吉子が痛烈なビンタ一発。そして、「申し訳ありません」と後輩の暴言を謝罪。そんな、患者の目の前での暴力沙汰で、暫く業務を外れることになる吉子。薬師丸卓(山崎育三郎)院長は、吉子の解雇を看護部長の愛川塔子(寺島しのぶ)に促しますが、それを塔子と静が引き止めます。↲天涯孤独で家族はいませんし、社員に愛想を尽かされて誰も見舞いに訪れなくなっている五味に静が寄り添います。そして、業務を外されている吉子は芝帝電機に乗り込み、社員に死期が迫る五味への見舞いを求めますが、完全に空振り。そこで、五味の認知機能低下を良いことに、元地下アイドルの柚子がかつてのファンをエキストラ社員として集め、五味の病床に集合させます。で、五味が会社の営業状況を尋ね、誰も答えられずにいるところに茶谷啓介が駆け付け、業務の進捗状況を説明。――「芝居に付き合ってやったが、誰じゃ、あいつら。どこから連れて来たんじゃ」と言って嘘を見抜いていた五味が逝き、空いたベッドに次の患者が入院。吉子と柚子は解雇されることなく完全復帰。↲
2024.11.14
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■フジ水10■全領域異常解決室/第六話(2024.11.13 )/「興玉神vs大国主神」あらすじ↲謎の神ヒルコは何らかの意図で八百万の神を消しています。このまま放置すると世の中に不幸が増えて荒廃します。で、「ヒルコを捕まえることが私の使命」と気付く雨野小夢(広瀬アリス)。――美容系インフルエンサーの連続死(五人目被害者、藤井優希)事件。被害者の部屋にはピンク色の美肌用(?)サプリメントがあり、いずれも過食で気道が塞がり窒息死。そして、ヒルコの「犬神の呪い」という犯行声明。犬神とは大食いを促す犬の霊で、その呪術を操る家系(犬神筋)があります。荒波健吾(ユースケ・サンタマリア)警部から情報(捜査資料)を得た興玉雅(藤原竜也)と小夢は、被害者が通っていた美容整形外科医、大隈邦男(吉田鋼太郎)院長を訪ね、話を聞きます。大隈のビジネスパートナーである美容家、人魚の肉を食べて不老不死を得ている八百比丘尼(やおびくに)の犬塚真澄(関めぐみ)がそれを遮ろうとしますが、大隈の秘書で内縁関係(かつてのパートナー)にある矢代路子(原日出子)が興玉と小夢を病床に伏す大隈の前に導きます。大隈は、興玉とは古代から付き合いのある縁結びの神、出雲の国を作った「大国主大神(大黒様)ですが、とりあえず直ぐに生まれ変わるにせよ、今生は余命僅か。↲大隈は、ひとつ前の人生だった90年前、真澄との結婚直後に流行り病で病死。「次の人生でも一緒になろう」と誓って死亡。しかし、今生では路子と内縁関係の後、二年前に真澄との出会いがありました。それで、路子には自分の死後、全ての財産と病院を譲ることを条件に別離し、真澄と新たな人生を開始。そして、大隈が余命宣告されると、病院が路子の手に渡る前にということで、真澄は取り憑かれたように美容研究というより、不老不死研究に没頭。自身の為ではなく、大隈の命を長らえさせるのが目的でした。しかし、そんな真澄の心を誤解している大隈は、真澄を自分を騙した性悪女と思い込んでいます。また、大隈はヒルコではないかと疑われることもあり、「我々は人間を守って来たのに、その度に裏切られ続けている。ヒルコは神であることに嫌気が差したのではないか?」と述懐。↲真澄が開発して患者に渡していたサプリメントから人魚の成分を検出。――興玉と小夢を、人魚の剝製が並ぶ真澄の仕事部屋に案内する路子。そして、真澄が人魚の剥製を受け取っている場所(廃ビル)を興玉に漏らします。で、興玉と小夢がそこに向かうと、真澄が拘束されています。そして、ナイフを持った多数の男(人魚の剥製の窃盗団)が現れて興玉と小夢を拘束。そこに路子が現れます。路子はヒルコに命じられて窃盗団の男たちを雇い、そして、興玉と小夢を廃ビルに呼び寄せていました。そこに荒波警部らが突入し、真澄を拘束していた男らを逮捕。真澄を刺殺しようとしてナイフを振り翳す路子を興玉が取り抑えます。↲一旦警察に拘留された後に釈放された八百比丘尼の真澄は若く見えても、戸籍上では87歳。真澄は新たな戸籍で生きることになり、その戸籍が警察に渡っています。そして、大隈は昨夜に死亡。開発継続中の真澄の不老不死薬は間に合いませんでした。――不老不死の真澄が生き続けていれば、再び大隈に会うことが可能にはなりますが、彼女はルールに従い、興玉に記憶を消されます。それでも「必ず彼と出会って見せます」と真澄。↲「あなたは今でも私の夫なんですか? 私も神なんですね」と、デリバリー配達員、芹田正彦(迫田孝也)に聞く小夢。芹田は、交通安全の神、猿田毘古神(さるたびこのかみ)です。小夢は、自身が天宇受売命(あめのうずめのみこと)という神であることに気付きます。↲
2024.11.14
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■TBS火曜10ドラマ/ボクシングラブコメ■あのクズを殴ってやりたいんだ/第6話(2024.11.12)/「走り出したクズと恋」あらすじ↲葛谷海里(玉森裕太)は大葉奏斗(小関裕太)の紹介で、小学生のミニバスケット試合を撮影。それがきっかけになり、スポーツカメラマン、朝倉修太郎(安井順平)事務所のアシスタントとして採用されます。その際、「被写体と向き合え、逃げるな」と朝倉に言われます。↲ラブホでの佐藤ほこ美(奈緒)の告白を海里は殆ど無視。憤るほこ美はその怒りをボクシングにぶつけ、出稽古に来た選手(坂本みや)とスパーリング。ボコボコにやられます。「打たれても好いから前に出ろ、逃げるな」と羽根木成(渡部篤郎)会長に言われます。その後、神社境内での自主錬中に、右利きながらサウスポースタイルが合っていることを海里に指摘され、俄かにボクシングスキルが上がったほこ美は、プロテスト受験を決意。↲
2024.11.12
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■フジ火9/ヒューマンミステリーエンタメ■オクラ――迷宮入り事件捜査/第六話(2024.11.12)/「飛鷹暗殺命令」あらすじ↲飛鷹千寿(反町隆史)は、不破利己(杉野遥亮)に、未解決事件の真相が記されている「HIDE&SEEK」ファイルを提示。このファイルは、殺害(銃殺? 爆死?)された結城倫子(白石麻衣)の父、真一(平山祐介)が持っていたモノでした。「このファイルに記された未解決事件は意図して解決されなかった節がある。その真実を白日の下に晒すのが俺たちの役目」と不破に告げた飛鷹は、11年前に起きた「副総理暗殺事件」を次の捜査ターゲットに定めます。で、オクラ宛に「真犯人は老人客を装って料亭に潜入した警察官」というタレコミメールを送付。――飛鷹、鷲沢泰造(宇梶剛士)、加勢英雄(中村俊介)らが強行犯係にいた時期に起きたこの事件は、当時法改正に積極的だった永倉孝也(尾竹明宏)副総理が都内の料亭で総理と会食をしている時に発生。会席中、秘書を務める息子の揮一(簑輪裕太)から手渡された持病の薬を服用した副総理が、いきなり苦しみ絶命。死因はシアン化合物による中毒死。容疑を掛けられた揮一は否認。が、世間のバッシングに耐え切れず事件から一ヶ月後に自殺。その時、揮一は公安部の高見大地(高杉亘)刑事に裏切られ見捨てられたと漏らしていました。で、この高見刑事というのは、11年前当時交通課勤務であり、加瀬の妻(明日香)の轢き逃げ事件を担当していましたが、早々に捜査を打ち切っていました。↲捜査一課の加勢から再捜査の許可を得た飛鷹と不破は、事件現場の料亭を訪問。加勢も捜査に同行。女将の証言では、事件当夜、三十代の石田章夫(偽名)なる人物が宿泊していました。この人物を高見と考え高見が永倉副総理を殺害したというストーリーを考える加勢。その頃、犯人は薬と毒を摩り替えたのではなく、膳の水に毒を含ませたものと考える飛鷹。その道具はスポイト。このスポイトに高見の指紋を付け、それを料亭の庭に隠し、で、オクラが発見という手筈を整える飛鷹。が、直前になって、その指紋を加瀬に変更するよう科捜研の井伏愁(観月ありさ)に指示する飛鷹。――が、料亭の庭では、飛鷹が用意したスポイトではないものを吉岡雷(前田旺志郎)が発見し、鑑識係に回されます。で、その加瀬が仕込んでいだスポイトから、高見の指紋が検出されます。加瀬にとっては、妻の明日香の復讐です。轢逃げ犯を知りながらそれを見逃した高見を陥れようとしている加瀬。副総理の息子、自死した揮一が加瀬の妻、明日香を轢き殺していました。↲高見から飛鷹に「これから会えねえか?」と電話連絡。高見には「飛鷹千寿を始末しろ」というメールが届いており、飛鷹を殺ることがラストチャンス。高見は飛鷹に「加瀬のやろうとしていることは、単なる復讐ではなく利害一致」と説明。そして、高見との激しいバトルが始まりますが、加瀬が遠間から高見を射殺。――捻挫したことを理由に一旦警護の現場を離れていた加瀬が、迷い込んだ老人客に扮装して副総理の水入りコップにスポイトで毒物を注いでいました。加瀬は、妻が殺されたことを許せず、事件を揉み消した加害者の父親(副総理)を一番に狙っていたことになります。で、宿泊帳の石田章夫の筆跡と加瀬の筆跡も一致。↲高見射殺後の加瀬と対峙する飛鷹。「十年前に結城真一(平山祐介)から奪ったものを渡せ。そうすれば全てを話す」と言う加瀬に、機密データを渡す飛鷹。「お前とは進む道が違う」と言って立ち去る加瀬に「京浜埠頭に来い」という何者かからの連絡。で、指定場所に出向いた加瀬が仕掛けられていた爆発物で爆死。結城真一の場合と同様、加瀬も爆死。↲
2024.11.12
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■フジ月10/リーガルエンターテインメント ■モンスター/第五話(2024.11.11)/「高額医療ツアーの闇、背後に父」あらすじ↲アメリカ在住の資産家の娘、サトウエマ(秋元才加)が、日本の病院を提訴したいと神波亮子(趣里)を頼って来日。エマの亡き父、マサル(石橋凌)はアメリカで癌を患い抗癌剤治療を受けていましたが、岡本プレミアクリニックによる「海外富裕層向け医療ツアー」に参加。しかし、高額な費用(五百万円)をかけて臨んだ日本ツアーでの治療(P2カクテル)に効果は無く、アメリカに戻ったマサルは憔悴し、絶望の余り全ての治療を拒んで呆気なく他界。エマは、クリニックのインチキ治療が父を死に追いやったと訴えます。因みに、マサルが治療を受けたクリニックは、もともと地域に根差した総合病院(岡本病院)でしたが、経営難を理由に院長の岡本輝久(阿南健治)の元を去った息子、久嗣(内村遥)が富裕層向け(保険適用外の高額代替)病院に方向転換。しかし、消化器外科の専門医でしかない久嗣にそこまでの経営手腕があるとは思えません。経営改革に成功した敏腕院長と称されている久嗣ですが、その裏に見え隠れする怪しい男(秋津)がいます。で、クリニックの実態を探ろうという時、突然、杉浦義弘(ジェシー)が腹痛(生魚によるアニサキス感染)を訴え、入院することで敵陣潜入。担当看護師は元岡本病院にいた梶田素子(島田桃依)であり、杉浦は久嗣に話を聞きます。で、提訴材料(P2カクテルの内容説明など)を杉浦に集めさせた神波は、エマ同席でクリニック顧問弁護士(立原正樹)と対峙。30億円の損害賠償請求に対し、立原は一切の反論をせずに帰ります。神波に言わせるだけ言わせて、後日、全てをひっくり返そうという作戦に見えます。その数日後、事務所にやって来たのは、高校生時から12年間失踪していた神波の父、粒来春明(古田新太)。秋津コンサルティングの秋津が裏で暗躍しています。アニサキスを内視鏡手術で除去して退院した杉浦が事務所に戻り、相手方弁護士が立原から粒来に代わり、そして、それが神波の実の父と知り驚きます。因みに、岡本輝久は息子(久嗣)に追われる形で岡本病院を畳み、現在、老人ホーム嘱託医。↲「父の遺言書が書き換えられていた」と言って、エマが事務所を訪れます。遺産は全て自身が相続できるものと思っていたエマでしたが、遺産の大半は、クリニックの関連会社「OPCエンタープライズ」への寄付と看護師の梶田素子に回されていました。「お金を取り戻して」とエマ。「思い付きで弁護士になったのではなく、弁護士になったのは、この日を待っていたから」と言って、父親との対決(法廷闘争)に心を躍らせる神波。その頃、秋津を尾行する神波の協力者、城野尊(中川翼)が歩道の信号待ちをしている時、何者かに背中を押され、走行車の前に放り出されています。↲
2024.11.11
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■フジ月9/レトロミステリー■嘘解きレトリック/第六話(2024.11.11)/「少女探偵団結成で左右馬とのコンビは?」あらすじ↲藤島家令嬢の千代(片山友希)が赤毛で尻尾髪の男にぶつかって転倒。男は千代に怪我がないことを確認して去り、浦部鹿乃子(松本穂香)は千代が落とした手持ち鞄と散乱した中味を拾い上げます。そして、転倒による着崩れを直そうと祝左右馬(鈴鹿央士)の探偵事務所に向かいます。着崩れを整えた千代が手持ち鞄を開けると見知らぬ小さな手鏡。ぶつかった男のものではないかと推測した千代は、男を探します。左右馬は男の装いから左官屋ではないかとアドバイスし、探索に鹿乃子を同行させます。千代は「少女探偵団結成」と勇んで事務所を出発。聞き込みで、それなら利市(橋本淳)ではないかと教えて貰い、荒物屋二階にいる利市に手鏡を返却。その際、利市は「お母ちゃんの形見」と言いますが、その嘘に気付く鹿乃子。その後、「若い男に手鏡を盗まれた」という女性(タツエ)と遭遇し、その手鏡の特徴を聞くと利市に返却したものと一緒であり、「TATUE」のネーム入りとのこと。鹿乃子と千代は利市をひったくり犯として再び捜索。すると、九十九夜町の目抜き通りを歩く鹿乃子と千代の前に、件の手鏡を手にしたヤイコ(永尾柚乃)が現れます。「お兄ちゃんに貰った」と、ヤイコ。手鏡には、「TATUE」のネームも無く、間違いなくてその鏡はヤイコのもの。というのも、暫く前までヤイコと母は、荒物屋の二階に住んでいましたが、ヤイコを残して母が夜逃げ。そんなヤイコの面倒を見ている利市は、その手鏡を母が遺したものと説明しヤイコに手渡していました。鹿乃子は疑い傷付けたことを利一に謝罪。――嘘を見抜くことで人を傷付けることを恐れる鹿乃子に「君は探偵業の僕以外のところで働いた方が好いかもね」と言う左右馬。その苦しい嘘を見抜く鹿乃子。鹿乃子は左右馬を傷付けていることに気付きます。「嘘を見抜いては自ら傷付いて来た君が、人を傷付けることには耐えられないよね。ずっと僕の所にいて」と左右馬。↲
2024.11.11
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■NHK大河ドラマ/歴史ドラマ■光る君へ/第四十三話(2024.11.10)/「輝きののちに」あらすじ↲長和3年(1014年)、道長の娘(次女)、中宮妍子<きよこ>(倉沢杏菜)が三条天皇の皇女(禎子<よしこ>内親王)を出産。三条天皇は敦明親王(阿佐辰美)を次の東宮にと願っている関係で、道長が落胆するのとは逆に女児誕生を喜びます。↲内裏で火災が繰り返され三条天皇(木村達成)と妍子は枇杷殿(びわどの)に避難。その為、枇杷殿に居住していた皇太后の彰子(見上愛)は、兄の頼通(渡邊圭祐)の屋敷、高倉殿に移転。高倉殿には頼通の妻が村上天皇第七皇子(具平親王)長女の隆姫女王(田中日奈子)であり、その妹が敦康親王(片岡千之助)の王妃という縁で敦康親王も居住。彰子は敦康親王に再開。敦康の妻、祇子女王(稲川美紅)にも会います。後日、藤原道長(柄本佑)は道綱(上地雄輔)を伴ない枇杷殿を訪れ、度重なる火災を三条天皇の稚拙な治世に対する天の怒りとして譲位を迫りますが、三条天皇は、それに怒りを示し拒絶。が、即位して三年、三条天皇は目が見えず耳が聞こえなくなっています。道長は四納言を集め、譲位の道を整えるよう指示。↲三条天皇が藤原実資(秋山竜次)を呼び寄せ、道長が自分に毒を盛るのではないかと不安を口にします。そこで実資は、信用できる蔵人頭を置くよう進言。三条天皇は実資の養子、資平(篠田諒)の蔵人頭に推しますが、道長は経験不足を理由にそれを拒絶して、伊周の嫡男、通雅か、道兼の三男、兼綱をと推しますが、三条天皇は拒絶。そんな時、大納言藤原斉時の長女、娍子<すけこ>(朝倉あき)と敦明親王(阿佐辰美)が三条天皇を訪問。敦明親王は親しくしている兼綱を蔵人頭に推挙。三条天皇がそれを受け入れると、実資は我が子が蔵人頭になれなかったことで、三条天皇の約束反故を怒ります。↲内裏に出られなくなっている藤原隆家(竜星涼)を心配し、隆家を訪ねる実資。狩りの際、小枝で目に疵を負ったことで内裏の仕事が難しくなった隆家は、大宰府に滞在している宋人の薬師、恵清が目を治せると実資から聞き及び、大宰府第弐への任命を道長に申し出ます。――藤原行成(渡辺大地)も、道長が辛く当たる三条天皇に同情し、「私は三条天皇の即位以来、道長様のお役に立てていない」と言って、道長に太宰府への赴任を申し出ていましたが、道長は中納言職を捨ててまで太宰府(太宰権帥)行きを望む隆家の希望を聞き入れます。道長の元から離れたかった行成は落胆。↲任期を繰り上げ、三年ぶりに越後守の為時(岸谷五朗)が帰京し、籐式部(吉高由里子)と賢子(南沙良)に再開。そこに双寿丸(伊藤健太郎)が現れ、賢子の命の恩人と籐式部が父に紹介。その後、双寿丸は隆家の太宰府行きに合わせ、隆家の家臣、為賢(神尾佑)に従って大宰府に赴きます。賢子も同行を望みますが、「お前は都で良い婿を取って幸せに暮らせ」と言われ、賢子の恋が終わります。↲
2024.11.11
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■TBS9/日曜劇場■海に眠るダイヤモンド since 1955/第三話(2024.11.10)/「孤島の花」あらすじ↲鉱員が働き易い環境を整えようと力を尽くす荒木鉄平(神木隆之介)と古賀賢将(清水尋也)。兄の進平(斎藤工)の助言もあって、新たな社宅制度(社宅運営委員会)を導入する鉄平。そして、廣田(渡辺憲吉)に代わり賢将の兄、辰雄(沢村一樹)が炭鉱長に就任。――1957年10月、端島に本土からの生活用水道が開通。新しい鉱員アパート、小中学校の新校舎(プール)も完成し、人口も出炭量も増えた端島は電化製品の普及率も本土以上に増加して最盛期。そんな頃、以前端島を舞台に製作された映画「燃ゆる孤島」の続編製作の為、プロデューサーの夏八木修一(渋川清彦)が島にやって来ます。活気に満ちた端島をフィルムに収めたいと熱く語る夏八木は島民の出演オーディションを実施。夏八木に演技を褒められた朝子(杉咲花)は有頂天。その直後、朝子の弟、竹男(番家玖太)に泥棒容疑。が、実は、映画会社を解雇されていた夏八木は窃盗団の親玉であり、オーディション開催で島民が家を空けた隙を狙い三人組を操って窃盗を働いていました。で、三人組は取り抑えますが、夏八木は朝一の船便で本土に逃走。↲一方、現代では、玲央(神木隆之介/二役)を自分の家に住まわせている「IKEGAYA」社長、池ヶ谷いづみ(宮本信子)が、鹿乃子(美保純)、その夫の雅彦(宮崎吐夢)、医学部に通う娘の千景(片岡凛)、それに、息子の和馬(尾美としのり)、その息子の星也(豆原一成)らに玲央を「結婚を前提」にした婚約者と紹介。いづみが死亡すれば、全財産は玲央のものということで、池ヶ谷家を慌てさせます。その後日、街中で悪徳ホストに売掛金のことで絡まれている千景を救う玲央。が、世間に娘のホスト遊びが露見するのを恐れ、その悪徳ホストに売掛金の400万円を支払う母親の鹿乃子。玲央は不毛な金持ち家族の対処法にイライラ。↲いづみが居住する建物の屋上の庭園に山桜。――火葬場がある中ノ島にも山桜があり、その中ノ島から端島をみるとキラキラしており、それを鉄平と朝子は見ていました。現在のホストの世界もいづみの住まいも同じ偽りの「ドブ」の世界だと言う玲央に、「誰の心にも山桜はある」と、いづみ。で、「私と一緒に、この会社を潰そうじゃないか」と玲央を引き連れて「IKEGAYA」に乗り込みます。↲
2024.11.10
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■日テレ土ドラ9/ヒューマンドラマ■放課後カルテ/第五話(2024.11.9)/「子が傷付くより親が傷付けば良い」あらすじ↲両親の不仲から母の茜(島袋寛子)が家を出たことで心に傷を負っている水本羽菜(小西希帆)の自傷行為(不安や怒りによる破壊衝動)を心配した牧野峻(松下洸平)は、野外学校で足を捻挫して学校を休んでいる彼女の元に急行。牧野が「お前を助けたい。何があったのかお前の言葉で聞かせて欲しい」と羽菜に呼び掛けます。「お母さんが出て行った。野外学校から帰ったらいなかった。両親は私のせいで喧嘩していたし、私なんか、いない方が好い」と言う羽菜を保健室に連れて行き、掌の傷を治療。そこに藤野一希(上田琳斗)らのクラスメイトが来て羽菜を迎えます。↲数ヶ月前、牧野が働いていた関東医科大学東多摩医療センター小児科にシングルファーザー(妻は病死)の樫井貴之(塚本高史)が息子の真琴(三浦綺羅)の発熱診察で来訪。牧野はインフルエンザと診断しますがニ週間経っても熱は下がらず、貴之は真琴を連れて再訪。小児科医局長の高崎修二(田辺誠一)から別の細菌にも感染していると知らされた貴之は、牧野に不信感を抱きます。で、高崎局長は「患者や保護者の気持ちに寄り添うように」と牧野に忠告。しかし、真琴のカルテを見て発熱原因に気付いた牧野は、自宅で一人苦しむ真琴を病院搬送。真琴は廊下で転んだことで移動性関節炎を発症していました。そして、発熱については、インフルエンザ熱の後の感染症免疫反応によるリウマチ熱です。で、心臓の僧房弁に逆流があり早期手術が必要というのが牧野の診断。が、誘拐紛いの牧野の行動を咎めた高崎局長は、牧野に外来患者の診療から外れるよう指示。そして、「お前は人の気持ちが分からない。お前を必要とする場所はここに無い」と言われ、校医として外に放逐された牧野。――そんな反省から、「何があったのか聞かせて欲しい」と羽菜に語り掛けた牧野は、羽菜の父、真吾(和田聰宏)と面談し、「父親として娘をちゃんと見て受け止めるよう」説得。そして、羽菜と真吾の父娘を対話させます。「子が傷付くより親が傷付く方が良い」と言って、辛く苦しい心の内の葛藤を父親にぶつけさせます。家族の皆が自分のことだけが好きで相手のことが嫌いになっていた水本家。母の茜は、娘に暫く入院すると嘘を言い、外に好きな人が出来て家を出ています。そんなこんなで心に傷を負った羽菜に寄り添う気持ちになり、そして、夫婦が与えた娘の傷を治癒しようと決意する真吾。↲
2024.11.09
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■テレ東ドラマ9/ヒューマンミステリー■D&D~医師と刑事の捜査線~/第四話(2024.11.8)/「青色死体と怨念」あらすじ↲自宅浴槽内に国枝充彦(山田太一)弁護士の青色遺体。国枝は医療弁護の専門家ということで、城斉市民病院にも顧問契約を結ばないかと来訪していましたが、紙子良(藤木直人)は、予算が無いことを理由にそれを断っていました。ともあれ、第一発見者は非通知通報の男性。弓削文平(寺島進)、牧野真二(前田拳太郎)、竹内要(松本享恭)が臨場。国枝法律事務所に聞き込みに向かうと、インターン(ロースクール生)の安田琴子(筒井真理子)とパラリーガル男性がいて、「先生は恨みは買うようなことは無い」と証言。紙子良(藤木直人)と譜久村聖子(大塚寧々)による司法解剖で死因は青酸カリ中毒死。で、リビングのコップから青酸カリが検出されたことで、そこで青酸カリ入りの紅茶を飲まされ、浴槽に運ばれたものと推察されます。↲第一通報者の携帯番号が判明し、プリエール不動産社長の遠谷英輔(谷田歩)を訪ねる弓削。この不動産会社は、医療サービスに力を入れているシニア向けマンション「メゾン・ドゥ・ベル」に入っています。シニア向けマンションの販売管理がプリエール不動産の主業務であり、社員の長沢美乃里(堀田茜)が社長の元に案内。「国枝先生はリタイヤ後にこの<メゾン・ドゥ・ベル>に入居予定で最上階の部屋を購入されていました」と遠谷。そこに、<メゾン・ドゥ・ベル>内のクリニック院長、青ヶ島卓(黄川田将也)もやって来て、この二人が、ゴルフの約束があって国枝宅に迎えに行き、浴室で国枝の遺体を発見していました。が、事件に巻き込まれるのを避けて、通報後に名乗らず電話を切っていました。↲青酸カリとメチレンブルーの存在は、医療ミスを示唆しているものと気付く紙子。メトヘモグロビン血症を治すメチレンブルーは、青酸カリを服毒した際のその解毒剤として亜硝酸アミルを投与した患者に使用してはいけません。それをすると、最悪の場合、患者は死亡。メチレンブルーは薬なのですが、使い方によっては死を招きます。――三年前、メチレンブルー投与による医療ミスで亡くなった遺族が経営する「レストハウス」に紙子を呼び出す弓削。この「レストハウス」オーナーの兄が青酸カリを飲んで自殺未遂を起こした際、苑翔会総合病院の研修医、菅原太一(見津賢)の対応で一命を取り留めていました。が、その翌日。突然に死亡。国枝弁護士が和解金を示し、「研修医がメチレンブルーを投与した」と説明。その直後、研修医の太一は病院屋上から、「死をもってお詫びする」という遺書を残して飛び降り自殺。↲三年前、安田琴子は法医の譜久村聖子を訪ね、「息子(太一)が医療ミスをする筈がない。薬を間違えるわけが無い。太一は子供の頃、祖母に痛み止め薬を飲ませて大変なことになり、それで薬の知識を得ようということで医師を志しています」と訴えていました。が、警察にも病院にも無視された琴子は、国枝事務所にインターンとして入り込み、復讐のチャンスを狙っていました。国枝弁護士が医療ミスを太一に押し付けたものと確信していた琴子が、「私が国枝を殺しました」と自白。が、メチレンブルーと青酸カリの入手ルートなどについては黙秘。↲ピンクのゼラニウムが太一の墓前に手向けられています。その花言葉は決意、決心。ゼラニウムを手向けたのは太一の恋人だったプリエール不動産の社員、長沢美乃里でした。――実は、遠谷社長は苑翔会総合病院長の甥にあたり、三年前、同病院の医師でした。現クリニック院長の青ヶ島もこの病院の医師でした。で、この遠谷が投薬ミスを犯していたのでしたが、国枝弁護士がそれを隠蔽。それを知った美乃里はプリエール不動産に入社して、国枝への復讐の機会を狙っていました。美乃里が国枝に青酸カリを飲ませた後、浴槽に運びそこにメチレンブルーを投入していました。三年前当時、難民キャンプでボランティアアしていた美乃里に届いた太一のメールには、「医療ミスしたのは僕ではなく、他の先生がやったこと。死をもって抗議します」とありましたが、公表された遺書は、「死をもってお詫びする」と書き換えられていました。遺書の書き換えは国枝弁護士がやったことであり、それで美乃里のターゲットになっていました。↲
2024.11.09
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■テレ朝木曜ドラマ/痛快医療ヒューマンドラマ■ザ・トラベルナースs2/第四話(2024.11.7)/「嘘吐き患者の秘密」あらすじ↲西東京総合病院に抗癌剤治療からの手術が予定されている斉藤四織(仙道敦子)が入院。すると、病院の口コミサイトに「那須田歩(岡田将生)は患者を死なせた」という誹謗中傷の匿名コメント。そして、手術を躊躇し始めた四織が食物アレルギー発作。四織の食事トレーが入れ替えられており、これが歩の配膳ミスとされます。が、匿名コメントもトレー交換も四織のやったことでした。渡米中、歩の勤務先だったシカゴの病院で亡くなった斉藤加奈の母が四織でした。――もう娘は助からないと分かっているのに、「頑張れ」と言い続けた歩を恨んでいる四織が歩を陥れようとしていました。「あの子はあなたに騙されボロボロになって死んだの」と四織が歩に訴えます。しかし、歩は、「母には最後まで元気な姿を見せたい。嘘でも好いから<頑張りましょう>と言って貰えませんか?」と加奈に頼まれ、そうしていただけでした。ともあれ、今の四織には自分への復讐心が生きるモチベーションになっていると考えた歩は、更に四織に憎まれ口を利き、故意に怒らせます。で、外科医の小山衛(渡辺大和)に「手術、お願いします」と依頼することになる四織。手術を拒否していた四織が変わり、歩の芝居は成功。↲
2024.11.07
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■フジ水10■全領域異常解決室/第五話(2024.11.6 )/「千里眼VS爆弾魔」あらすじ↲東京で爆破予告が相次ぎ、ヒルコの犯行声明。これまでの四件には全て爆発の一時間前にマスコミ予告があり、そして警察には爆発場所を伝える電話があった為、全てが未遂。で、「全決」と警察による捜査会議。全ての犯行現場に豊玉妃花(福本莉子)がいます。雨野小夢(広瀬アリス)はこの豊玉がヒルコと考えています。ともあれ、興玉雅(藤原竜也)はマスコミに予告を入れる人物と警察に通報する人物は別人と推察。↲新たな爆破予告。爆破まで30分。爆破場所を伝える電話が警察に入り捜査員は人々を避難させている現場に急行。そこに薬剤師の生嶋未智(星野真里)が現れ、爆発物入りの鞄を発見。が、逃げ遅れた子どもを助けようと爆風に巻き込まれ病院搬送。命を取り留めた未智を捜査一課の荒波健吾(ユースケ・サンタマリア)警部が事情聴取。爆破現場から5kmほど離れた薬局で働く未智は爆破予告のニュースを見て薬局を飛び出し、公衆電話から何処かへ電話。何故、爆弾の仕掛けられている場所が分かったのかと荒波に問われた未智は、「私には千里眼の能力がある」と返答。その病床に、未智の娘、小学1年の未琴(諸林めい)が駆け寄ります。実は、「千里眼」能力の持ち主は未琴であり、彼女は電話を掛けて来た母にそれを伝えていました。未智は娘を守る為に、娘の特殊能力を世間に隠していました。が、その後、未琴の千里眼能力を知ったヒルコは母の未智を拉致し、「全決」を呼び出します。ヒルコは、自らを脅かす千里眼の未琴を殺そうとしています。――興玉、小夢、未琴が呼び出しに応じて指定場所に出向くと、ヒルコ信奉者の三木本、下平、林の三人が爆破物の起動スイッチを手に待ち構えています。彼らは、「娘をヒルコ様に渡すのが俺たちの役目」と言っています。そこに豊玉妃花(福本莉子)が現れ、手を翳すことで、三木本、下平、林を制圧。捕らわれていた未智を救出。全決局長の宇喜之民生(小日向文世)が、「安全確保の為、別の土地で暮らして貰います。内閣情報調査室という国家管理の特別保護プログラムです」と説明するのに、未智は、「私の娘です。私が守ります」と応答。↲未琴は、古来より予知能力を使い国の災いを鎮めて来た市寸島比売命(いちきしまひめのみこと)という神の化身でした。「今も様々な神が一般人に紛れて生きていて、それらの神がその能力を使って起こす不可思議な事件を人間に気付かれぬよう丸く収めるのが、本来の「全決」の仕事だった。しかし、ヒルコの登場で変わった。今は、ヒルコとの全面戦争が全決の仕事になっている。……僕も神です」と、興玉。↲
2024.11.06
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■テレ朝水9刑事ドラマ枠■相棒s23/第四話(2024.11.6)/「ニつの顔」あらすじ↲廃墟ビルに二人の遺体。心不全と思われるビル管理人の高齢男性(沖田富雄)と、絞殺された前科(恐喝、器物損壊等)持ちの加納達夫(山口馬木也)で、加納の背中と周囲の床に幻の発光キノコ。伊丹憲一(川原和久)ら捜査一課は犯行後の仲間割れ、または口封じの線で捜査。杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)が、キノコ研究者(信岡利三教授)、自然環境保護専門家(漆原誠一教授)に聞き込みをすると、この品種は莫大な利益を生む(プラスチック分解機能)可能性があるものとのことで、加納は環境保護団体(アースジャッジ)を設立。で、その団体の電話番(バイト)の相場ユウ(中尾暢樹)が加納のオモテ(環境保護団体社長)とウラ(前科持ちで金欲家)の顔を証言。ともあれ、海外に高跳びしたのか加納のことは、この三日、顔を見ていないと言う相場は、右京に聞かされるまで加納の死を知らなかった風を装います。↲加納がブラジルの奥地で密漁して秘かに日本に持ち込んでいた発光キノコの入手を熱望していた信岡利三と漆原誠一が容疑者として浮上しますが、実は、エルドビア共和国のエージェントとして日本に潜り込んでいた相場が、発光キノコを奪い取る為に加納を殺害していました。――信岡、漆原両教授は国からの10億円の研究費援助を勝ち取る者同士としてライバル関係であり、ともに、助成金エントリーを三ヶ月前にしていました。で、二人は加納に接触。二人を呼び出し、それぞれに300万円で発光キノコを売り付けようとしている加納を相場が急襲し、殺害していました。その際、発光キノコ入りのガラス容器の上に加納を投げ飛ばし、そこに背中から落ちていた加納。で、加納の背に発光キノコが育っていました。↲実は、発光キノコはプラスチック分解機能という自然に優しい機能を持つだけでなく、原住民が「雷」と称するキノコであり、毒素を含む胞子を拡散するものでした。それで、捜査一課と特命係を捜査から外して、公安外事課が事件捜査を引き取っていました。――発光キノコのもう一つの顔は、環境保護だけでなく、生物化学兵器でした。その可能性があることから日本政府は、たかがキノコ研究に10億円の補助金を計上していました。↲あの夜、火災騒ぎ通報で現場に駆け付けることになった管理人の沖田は、加納が殺害された後の発光キノコの胞子を吸い込んで他界していました。そして、相場が加納から奪ったもう一つの発光キノコは枯れ、日本に密輸された毒性キノコは全て死滅。↲
2024.11.06
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■TBS火曜10ドラマ/ボクシングラブコメ■あのクズを殴ってやりたいんだ/第五話(2024.11.5)/「クズの告白」あらすじ↲平山大地(大東駿介)の七回忌法要に葛谷海里(玉森裕太)を誘う羽根木成(渡部篤郎)会長。が、会長の焼香だけは許されますが、海里は完全に拒絶されます。――七年前、海里はボクシング試合で羽根木ジムから高良ジムに移籍した大地と当たり、そして試合中の不慮の事故で介護の甲斐なくその半年後に他界。「人殺し」を市役所の専属として雇ってはならぬという神奈川県議、富岡陸男(橋本じゅん)の一言で契約カメラマンをクビになっていた海里。で、富岡陸男は海里を勘当した実の父。↲佐藤ほこ美(奈緒)が市役所で行なうフォトコンテスト(神奈川新報とかわさき市役所観光課の協賛)への応募を海里に持ち掛けましたが、今度は、大地の父親からのクレームで海里は選外に弾かれます。海里自身もそれに納得して自ら辞退を申し出た形になります。先に市役所との専属契約を実の父に拒絶されている海里は、一人で全部を背負い込んで、世間の荒波の中で戦っています。そんな海里を応援したいほこ美。海里を掴まえ、「何が私に出来るかを考えていた」と言うと、「じゃあ、やらせてよ」と海里。「いいよ、行こう」とほこ美。で、ラブホテルに入る二人。「世界中の人があなたのことを何と言おうと、私が傍にいます。味方でいます。だから自分を壊さないで。それが出来ない時、私があなたを殴ってやります。あなたのことが好きだから」と言って、嗚咽する海里を抱き締めるほこ美。↲
2024.11.06
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■フジ火9/ヒューマンミステリーエンタメ■オクラ――迷宮入り事件捜査/第五話(2024.11.5)/「真犯人の正体」あらすじ↲不破利己(杉野遥亮)は不知火美佳(樋井明日香)殺しが新山博一(後藤剛範)であると確信して証拠捏造までしていましたが、しかし、飛鷹千寿(反町隆史)は新山が真犯人ではないという証拠を掴んでいます。が、その頃、新山に呼び出された不破は、謎のフード男に鉄パイプで殴打され気絶。そこに飛鷹が駆け付け不破を救出。不破が運ばれた病院に駆け付けた捜査一課の加勢英雄(中村俊介)に、不破を襲ったのは新山ではなく美佳殺しの真犯人と告げます。そして、新山はそのまま逃走したと報告。が、実は、スポーツバー奥の隠し部屋に壮太(石塚陸翔)とともに保護。↲事件発生時、生番組に出演していてアリバイありとされていたマルチタレントの鴻上正宗(袴田吉彦))が美佳殺しの真犯人でした。事件発生時の放送は生放送ではなく、一部が前日の録画でした。――鴻上に会う飛鷹と不破。鴻上の手首に不破が襲われる際に見た火傷の痕があり、鴻上が犯人と確信する二人。↲新たな証拠捏造として、飛鷹が黒フード男を演じて現場撮影。その映像が向かいの駐車場の車載ドライブレコーダーから入手出来たことにします。更に、事件当時に不破が着ていた血染めのシャツに鴻上のDNAを付着させるという捏造工作。観念した鴻上は、偽造パスポートで高跳びの構え。それを飛鷹と不破が抑えます。鴻上が「何故、俺と気付いたのか?」と問うのに、「事件時、壮太がお前の声を聞いていた。そして、テレビのお前の声を聞き、聞き覚えがあると言った」と説明。で、「何故、美佳を殺したのか?」と問われた鴻上は、「あの女は、俺の必死の誘いを断った。落ち目タレントの介護は御免と言われ、殺した」と発言。そして、「何故、警察が警護している中で殺害出来たのか? そして、何故、街中の防犯カメラや監視カメラにフードを被ったお前の姿が無かったのか? それは、お前が警察と繋がっているからなのか?」と問われると、「奴らには俺は必要な存在なんだ。だから俺は捕まらない」と鴻上。鴻上を追い詰めた飛鷹と不破でしたが、そこに多数の襲撃者が現れ鴻上を連れ去ります。それを捜査一課の加勢の仕業と見抜いたオクラ室長の幾多学(橋本じゅん)が、加勢に詰め寄ります。「鴻上には今までマスコミでの情報操作などで世論形成に助けられて来たが、そろそろ潮時か」と考えていた加瀬でしたが、そんな加瀬を操る黒幕がいます。「飛鷹千寿を始末しろ」という命令メールが加勢に届きます。↲ともあれ、壮太は父の新山に引き取られます。その際、「お母さんは僕のこと嫌いだったが、僕は好きでした」と言っていた壮太に、「お母さんは壮太を愛している、壮太の幸せを祈っていると言って死んだんだ」と美佳の死に際を見ていた不破が伝えます。子供に嘘を伝える不破の捏造行為を飛鷹が咎めます。↲
2024.11.05
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■フジ月10/リーガルエンターテインメント ■モンスター/第四話(2024.11.4)/「空気の行方」あらすじ↲名門大学(麗翔大学)サッカー部(監督、林田)で、体罰が横行しているという記事が週刊誌(週刊キャッチ)に掲載されます。部員Aと名乗る匿名告発者に部内は騒然。杉浦義弘(ジェシー)の高校の同級生でサッカー部ヘッドコーチの甘利弘樹(佐野岳)が大草圭子法律事務所に来訪。その時、厳しい練習を体罰と捉え、その損害賠償を求めて大学を提訴したサッカー部員たちの動画(ライブ)配信が流れます。集団訴訟を起こしたのは神宮寺和也(夏生大湖)をはじめとする三年生部員全員。その代理人は、人情派弁護士、「赤塚まごころ法律事務所」の赤塚。瀬川清理事長は、その裁判に向けてサッカー部に体罰がなかったことを証明し、更に週刊誌にリークした部員Aを特定して欲しいと神波亮子(趣里)に依頼。瀬川理事長としては、体罰を認めることで大学補助金が打ち切りになることを恐れています。↲三年生の中で唯一、プロ志望のゴールキーパー、武田大樹(本田響矢)だけは訴訟に参加しておらず、神波と杉浦が彼に話を聞くと、「入学金や授業料を免除されたスポーツ特待生(入学金、授業料免除)故に訴訟参加は出来ない」と言います。――実は、高校二年時までは神宮寺がキーパーのレギュラーでしたが、三年時になると、武田がレギュラーで神宮寺はベンチ。それで、「大学でレギュラーを奪還しようとしたがそれが出来ず、武田を困らせようと神宮寺が訴訟沙汰を起こした。嫉妬ですよ」と見ている高校時代の同僚の古賀勇作(大知)。古賀は大学一年で自身の才能に見切りを付けて退部しています。その後、「週刊誌記者と会う神宮寺クン」という怪文書がロッカーに貼り出されます。体罰リークと引き換えに集芸出版への就職を斡旋して貰う算段の神宮寺かということで、三年生部員が集団訴訟から降ります。神宮寺ひとりが訴訟を引き受け戦うことになります。↲で、裁判。原告代理人席に神宮寺と赤塚弁護士。被告側には神波と杉浦。それに瀬川理事長と林田監督。傍聴席の武田が証言を求め、それが認められます。武田が証言台で語り始めた時、「週刊誌にリークしたのは僕だ!」と突然、神宮寺が叫びます。が、武田は、「神宮寺がリークしたとは思わない。神宮寺は、僕がリークした部員Aと思い込み、それを庇おうとしているだけ。この訴訟にしても、その犯人捜しが僕に向かわないよう起こしたもの。全て、僕を庇おうとしたやったこと」と発言。「何故、そう思うのですか?」と神波。「神宮寺だけが僕の膝の怪我に気付き、<監督に練習を変えて貰え>と言って来たから。その時、僕は、<無理だって。それでは監督に逆らったと思われてしまう。それで特待生を切られたらどうするんだよ。大学にいられなくなって、サッカーも出来なくなる>と怒鳴り散らした。その後の遣り取りは、<このままだと膝がぶっ壊れるぞ>、<そうなったら、お前がキーパーをやれば好いだろ>、<はあっ>、<お前には分かんねえよ>ということになっていた」と武田。次いで、神波は、神宮寺が週刊誌の記者と会っている場面の写真を武田に示し、「どう思うか?」と問います。「週刊誌の続報が僕の膝のことかと心配した神宮寺が記者を訪ねたのだと思う」と武田。――神宮寺がレギュラーがほぼ確定している自分と同じ大学に入ったのは、「僕の夢を神宮寺は自分の夢として一緒に叶えようとしてくれたんだと思います。僕がキーパーとして強くなれたのはライバルが神宮寺だったから」と武田が解説。↲神宮寺は訴えを取り下げます。その条件は今回明るみに出た問題点、スポーツ特待生というシステムの改善。選手生命、将来に関わる怪我さえも申告できなくさせるのシステムの廃止を求める神波。そして、リーク部員Aの特定はせずに終結。↲
2024.11.05
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■フジ月9/レトロミステリー■嘘解きレトリック/第五話(2024.11.4)/「人形殺人事件の真相」あらすじ↲祝左右馬(鈴鹿央士)と浦部鹿乃子(松本穂香)は怪談雑誌(魔境探報)の記者、雅(北乃きい)の取材に同行。取材ネタは「人形屋敷」と呼ばれる山間部の綾尾家で起きた「人形殺人事件」。一ヶ月前、「人形死」のあった直後に綾尾家の女中、イネ(松浦りょう)の不審な転落死。現在、綾尾家では両親を海難事故で亡くした品子(片岡凜)がイネとは別の女中と二人暮らし。で、雅らの前で、再び品子が殺害されたかのように見える「人形死」が発生。その現場に飛び込むと、その人形部屋に倒れているものと思われた品子が立ち現れます。そこで彼女の着物の袖に血が滲んでいるのを見た雅が、その理由を尋ねます。「人形から出ていた糸を切ろうとして鋏で手を切った」と品子が説明。品子の嘘は鹿乃子には分かります。品子は双子では無く、三つ子なのかと勘付く鹿乃子。品子は三人いるのに、それを一人に見せていました。嘘を見抜く鹿乃子の合図(指を組むサイン)を受け取った左右馬は警察と医者を呼び、そして自動車の手配をするよう女中に頼みます。――刑事の寺山清一(正名僕蔵)が来ます。もう一人の品子を探すよう雅が指示しますが、発見には至りません。イネを引き取っていた柴田(佐戸井けん太)は村で唯一の医者であり、その柴田も駆け付けて来ます。「この出血量は尋常ではない。誰か、他に怪我をしている人がいるのではないか」と柴田。「もう一人の品子さんは怪我していませんか?」と鹿乃子。↲一ヶ月前に死んだ品子Cがいて、そして、昨日、雅、左右馬、鹿乃子を応対した品子Aが危険な状態と推察する左右馬。今、雅らの前にいるのは品子Bです。イネの遺体の第一発見者、久保(加藤諒)を連れて、イネの転落死現場で話を聞く左右馬。そもそも、イネの遺体を発見した直後、振袖の女が崖上に立っていたというのは不自然。崖に続く道を探索すると、墓があり、そして洞窟があります。その中を探索し、表に出ている品子の他の二人の品子が身を潜めていた隠し部屋を発見。そこは品子たちの遊び場兼隠れ家です。そこから綾尾家の人形部屋が繋がっており、そこに瀕死状態の品子Aを発見した左右馬と久保が飛び出します。品子Aを事前に手配していた自動車で病院へ緊急搬送。↲イネが鼠退治に「殺鼠剤」を人形のお膳に仕掛け、それ食べて三人の内の一人(品子C)が一ヶ月前に亡くなっていました。で、品子Cの遺体は品子ABの二人によって、まず洞窟に運ばれ、それから山中に埋められていました。その折り、人形部屋で品子Cが死んでいるのをイネに見られ、それは人形ということにしていました。↲その後、雅らの取材訪問を受け、品子Aは全部正直に話したいと言い出していました。それに対し、品子Bは、「それは絶対に駄目だ」と揉み合いになり、品子Aが傷を負っていました。で、綾尾家の隠し部屋に運搬。品子Bは品子Aを洞窟まで運ぼうとしましたが、女一人の力では無理でした。ともあれ、発見された品子Aは櫻戸病院に運ばれ、2、3日の入院で退院できる見込み。↲いねが死んだ理由も判明。イネが人形部屋から盗み出した人形を抱えて橋上まで逃げるのを追ったのが、ぼさぼさ髪で腰の曲がったイネの兄でした。イネの兄が妹の盗みを咎めて揉み合いになり、その弾みで、イネは橋から転落死していました。それを洞窟前から目撃していた品子たち。――イネの兄、逮捕。品子Bも寺山刑事に連行されます。↲その後、綾尾家の過去を調べる雅。――品子の母は地方で生まれた双子姉妹でした。その地域では、双子は災いの元とされ、どちらか一方の赤子を始末するという風習がありました。で、母は一方の赤子を抱えて井戸に身を投じていました。その生き残った娘が品子の母。そんな母が三人姉妹を同時に生み、自分も衝動的に三つ子の二人を殺してしまうのではないかと恐れ、山間部に引っ越し。そこで三つ子であることを隠して暮らしていた綾尾夫婦。居るのに居ないことにされていた品子は不幸でしたが、雅は人形姿とは別の品子ABのツーショット写真を撮っていて、それを左右馬と鹿乃子に渡します。品子Bは特にお咎めなく釈放された模様です。↲
2024.11.04
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■TBS9/日曜劇場■海に眠るダイヤモンド since 1955/第二話(2024.11.3)/「クエアダンス」あらすじ↲いづみ(宮本信子)が340万円の売掛け金の返済に追われるホスト、玲央(神木隆之介)に、その昔、想いを寄せていた荒木鉄平(神木隆之介/二役)のこと、そして複雑な恋愛模様を語ります。――1955年9月。端島では、職員クラブの女給、草笛リナ(池田エライザ)を二本立て映画に誘う鉄平を複雑な思いで見詰める「銀座食道」看板娘の朝子(杉咲花)。朝子の鉄平への思いに知るリナは、鉄平の誘いを躱します。当時の恋愛構図としては、鉄平に好かれていることを承知で古賀賢将(清水尋也)と付き合っているフリーダムな百合子(土屋太鳳)がいて、そして、賢将は実は秘かに朝子が好き。で、そんな朝子は鉄平が好きという複雑な様相なのですが、鉄平は朝子の思いに全く気付いていません。↲三島丸による生活用水の運搬に依存している端島が、一、二年後の実現を目指す「海底水道」を計画。学者を交えてのその検討会に参加する賢将に同行して長崎を訪れた百合子は、そこでアメリカコロラド州生まれのスクエアダンスと出会い、リナと相談のうえで島にダンス同好会を作ります。それに鉄平、賢将、朝子、職員クラブの町子(映美くらら)らが参加。↲端島に大型台風(9号)が接近。生活用水タンクには多少の余裕があったものの三島丸は三日間の欠航。水の配給が止まります。暴風雨により送電線も切断。――鉄平の兄、進平(斎藤工)の妻の栄子は、二年前の台風時、リヤカーでゴミ処理仕事をしていて波に攫われ死亡。それを思い海を見詰める進平。台風が去り、三島丸が端島に着岸、給水制限解除。映画館では台風一過を祝して「宮本武蔵」を無料上映。↲いづみが、息子のIKEGAYA㈱の役員、池ヶ谷和馬(尾美としのり)が同居している家に玲央を連れ込み、和馬を慌てさせます。和馬の息子、浪人生の星也(豆原一成)に「名前は?」と尋ねられた玲央は、「荒木鉄平」と応えます。↲
2024.11.03
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■NHK大河ドラマ/歴史ドラマ■光る君へ/第四十二話(2024.11.3)/「川辺の誓い」あらすじ↲藤原道長(柄本佑)と三条天皇(木村達成)の主導権争いが激化。道長は娘(次女)の妍子<きよこ>(倉沢杏菜)を三条天皇の中宮とするも、三条天皇は長年付き添った東宮妃、藤原娍子<すけこ>(朝倉あき)を皇后にすると言って譲りません。道長は権力誇示の道を模索しますが体調が悪化し、源倫子(黒木華)の前で倒れます。呪詛されている疑いもあります。で、三条天皇に「内覧」、「左大臣」職の辞表を提出。ただ、この種の辞表は返すのが先例でそれに倣いますが、三条天皇としては辞表をそのまま受理し、道長を放逐したいのが本心。↲宇治殿(道長所有の広大な別荘)で療養する道長。道長の従者、百舌彦(本多力)が籐式部(吉高由里子)を病に伏せる道長の元に誘います。そして、二人は宇治の川辺を歩きます。――「誰のことも信じられぬ。己のことも信じられぬ。お前との約束を守れなくなった時、俺は終わる」、「源氏の物語も書き終えましたし、私も終わっても良いと思います。……二人でこの川で流されて見ませんか」、「お前は俺より先に死んではならぬ。死ぬな」、「それなら道長様も生きて下さいませ。道長様が生きておれば私も生きられます」という会話を交わし、道長は慟哭。↲籐式部は生き続ける為に、光る君が亡くなった後の物語(宇治十帖)を書き始めます。↲
2024.11.03
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■日テレ土ドラ9/ヒューマンドラマ■放課後カルテ/第四話(2024.11.2)/「聞かせてくれないか、お前の言葉で」あらすじ↲ニ泊三日の六年生野外(桃沢)学校(赤い羽根)に校医の牧野峻(松下洸平)も同行。児童たちが非日常の空間で浮かれる中、水本羽菜(小西希帆)は浮かない表情。羽菜が気にしているのは、クラスで作った七夕飾りが皆が下校した放課後に破壊された一件。犯人と疑われたのは日頃乱暴を働く藤野一希(上田琳斗)でしたが、実は、真犯人は孤独感から破壊衝動を起こした羽菜。「その日、放課後は図書室で勉強をしていた」と言う羽菜が七夕飾りを踏み躙っているところを目撃した一希は、何故か皆にそれを言いません。しかし、その内に一希が誰かにそれを話すのではないかと恐れる羽菜は、河原石で「水切り投げ」をしている一希を衝動的に川中に突き飛ばします。それを目撃した牧野は一希を救護室に運び手当て。そして、羽菜から話を聞こうとしますが、羽菜は一希と一緒に救護室から逃走。一希が羽菜を連れ出し、イライラを忘れさせようと森の中を探検。二人はワクワクして森を走り回り、牧野に発見されると更に逃走。が、結局、羽菜が足を挫き、牧野が背負って宿泊先に戻ります。↲皆が一致団結して何かに取り組んでいるのを見るとイライラする羽菜。それで、七夕飾りを壊し、それを一希に見られたことを牧野に告白。で、足に自傷の痕がある羽菜。怒りや不安を和らげる為の自傷です。羽菜が怖がっているのは、そんな自分自身です。↲野外学校が終わり自宅に戻る羽菜。母の茜は、「要らないものは壊して捨てるの」と言って実家に戻っており、誰もいないマンションに入る羽菜。帰宅した父の真吾には、「暫くお母さんは帰らない」と言われます。で、「野外学校で足を捻挫して痛いので、明日、学校を休む」と父に言う羽菜。↲翌日の保健室。――羽菜が「私は私が怖い」と言っていたことを思い出し、牧野は学校を休んでいる羽菜の自宅マンションに走ります。その玄関前で、「何が問題なのか聞かせてくれないか、お前の言葉で……。お前を助けたい」と牧野。自分を壊そうとしている羽菜の真実の言葉を引き出したい牧野。↲
2024.11.02
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■テレ東ドラマ9/ヒューマンミステリー■D&D~医師と刑事の捜査線~/第三話(2024.11.1)/「切り裂きピエロの情念」あらすじ↲城斉市民病院の院長代理、紙子良(藤木直人)に地元企業(成崎ホールディングス)の岡野幹夫(マギー)常務が新病院計画案(「城斉記念病院」の改築、及び民営化案)を提案。市役所職員の竹村将也(醍醐虎汰朗)もそれを後押し。因みに、将也は同病院看護師の白瀬瑠衣(堀未央奈)とは幼馴染の恋人。↲弓削文平(寺島進)を看護師の石川咲良(早見あかり)が瑠衣を伴なって訪れ、瑠衣が路上で不気味なピエロにナイフで襲われたと被害届け。その同時刻、瑠衣の担当患者、化粧品会社勤務の悠木美奈(工藤美桜)も同様の被害に遭っていたとの報告があります。以前からストーカーに狙われていたと証言する美奈は左腕に傷を負わされ、瑠衣の手当てを受けていました。↲将也が結婚指輪を差し出し瑠衣にプロポーズ。瑠衣は快諾。で、「今の病院を辞めて静岡に帰らないか? 俺も市役所を辞める」と瑠衣に言います。仕事終わりの帰途、瑠衣は連れ立って歩く美奈に、将也と結婚の運びであることを何気なく報告。で、妙な間が生じた時、そこに空き缶が投じられ不審な男が現れます。将也に渡されていた防犯ブザーを瑠衣が鳴らし、不審者は逃走。で、その不審男がシステムエンジニアの滝川春斗(堀家一希)と判明。瑠衣のマンションの防犯カメラにもピエロが写り込んでいて、それも春斗。↲岡野常務が弱者を切り捨て利益優先に走り当初の計画案を変更。小児科と産婦人科の規模を縮小し、特別個室30床というものになります。紙子はプランの再考を岡野常務に伝えます。――岡野常務が製薬会社と癒着しており、そして反社と繋がっていることを知った紙子は、成崎ホールディングスを訪ね、岡野に新病院計画案を正式に断ります。と、反社の人間が多数現れ、紙子を威嚇。それを弓削刑事が救出。↲それに前後して、瑠衣が将也と結婚して静岡に帰ることを紙子院長代理に報告。で、帰宅すると、室内に将也の刺殺体。↲帰宅時の美奈を呼び止め、「美奈ちゃん、俺のこと覚えてない?」と春斗。美奈は不審男の出現に怯えて後退り。そこに弓削と牧野真二(前田拳太郎)が登場し、春斗を取り抑えます。春斗のことを「全然知らない人です」と言う美奈。すると、春人が「僕が(将也さんを)殺しました」と言い出します。確かに、瑠衣のマンションの防犯カメラのピエロは春人でしたが、春人は美奈を庇っています。↲児童養護施設(あかり園)を弓削と牧野が訪ね、女性職員の先生に話を聞きます。「春人君はとても優しい子なんです。中学生の時、小さな子を庇って頭に大怪我をして街の総合病院に入院したことがありました。これがその時の写真です」と言って見せられた集合写真に春人と美奈、それに看護師の瑠衣にそっくりな女医(里見先生)が写り込んでいます。↲病院勤務中の瑠衣を訪ねる美奈。恋人を失なった瑠衣が近々静岡に戻ることを美奈に伝えます。で、静岡に帰る前の瑠衣が、美奈に襲われることになります。――その昔(10年前)、恋人との結婚を決めた「里見先生」を屋上から突き落としていた美奈。結婚相手の男性に「里見先生」を取られる前に先生の心を独り占めしたくて亡き者にしていました。その現場を春人が見ていて、以来、春人は秘かに愛する美奈が再び同様の犯罪を犯さないよう、また、自らの命を絶たないよう陰から見守っていました。↲ピエロの面を被った美奈が瑠衣を屋上に追い詰めナイフを翳して、「飛び降りろ」命じます。そこに紙子が駆け付けます。弓削らも駆け付け「彼女は里見先生じゃない」と諭します。で、美奈を逮捕。↲頭に大怪我を負って入院した10年前、中三の夏に腕を怪我して入院した美奈に会っていた春人。で、その病院にいたのが「里見先生」。イジメと両親の不仲で苦しんでいた美奈は、学校にも家にも居場所がありませんでしたが、「里見先生」に救われ大接近。しかし、「里見先生」には恋人がいて結婚。結婚指輪を渡され喜ぶ「里見先生」を見た美奈は、嫉妬から殺害を決意。それを知っている春人は、再び同様の犯行が繰り返されぬよう、あの時、空き缶を投じて美奈による瑠衣殺害を回避。ただ、春人には美奈の全てを知っているのは世界で自分一人だけという自負があり、それを幸せなことと感じていました。「それ以上の見返りを求めたら、それは最早、<純愛>ではありません」と春人。↲紙子が彼の古い友人でもある静岡の小児科病院(あさかわこどもクリニック)を地元に戻る瑠衣に紹介。↲
2024.11.02
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