2005.01.19
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カテゴリ: 音楽
ネストルさんの日記に勝新太郎の事が書いてあった
おいらはどうしても悪そのももの役者を演じ切った「不知火検校」
を見たくなって、しっかり見た。勝新太郎は今更言うまでも無いが本物の役者であった。そしてビートたけしの映画によく出てくる「バカヤロー!」の科白を最初に使った役者でもあった。それは「不知火検校」を見れば一発でわかる。

図書館で村松ともみの「黒い花びら」と言う水原弘の生涯について書かれた本を読んだ。「黒い花びら」は昭和34年に発表されている。片田舎で生まれたおいらは、お袋が紅白歌合戦で水原弘が
「君こそ我が命」を歌ったときキャーキャー騒いでいた思いでがある。だから何故か水原弘の歌をよく覚えている。

今、彼の歌を聴きながらこれを書いているわけだが、なんか勝新太郎と同じように引っ掛かっていることがあった。
豪放磊落で酒飲みで借金をしていて世のサラリーマンからみたらどうしようもなく、破天荒で、破滅型で真似を絶対しちゃあいけない人物。しかし物凄く魅力を感じる人物。

二人は接点があった。遊びの点だ。
役者の勝新か、歌の水原かと言われる程徹底して遊んだ男達。

「一晩で300万飲んだことがあるという」
「おごり酒は飲まずどんなに苦しくてもいいカッコする」
「タレントは家のことに執着しちゃあいかん。愛妻家やよき父親は
サラリーマンにとっての理想かもしれないが芸人がそうなっちゃあ
おしまいだ」
「自分の稼いだ金は、自分についてきてくれる者たちに散財すべきだ。しかも落ち目になったからといって控えるようじゃあダメだ」

なんとも痛快でキップがいい。にしきのあきらも確かそんな事を最近言っていたが、おそらく石原裕次郎も巻き込んでこの時代の芸人が積み上げてきた言葉なんだろう。

おいらの師もこの言葉を実践している。
そしておいらはわかっちゃあいるけど実行できない。
師は言う。
「金は使えば使っただけかえってくる」

ないと思う。ただ持っているだけで楽しいという人もいると思うけどソンなのはつまらぬ。
師はおいらの前で何度も銀座で一晩で
100万以上の金を使う姿を見せ付けてくれた。
おいらは昼1,500円のランチを頼むだけでドキドキしてしまう。
比べようも無い。


水原弘の「慟哭のブルース」
(へへ!ちゃんとブルースと言う言葉入れたよ)
を聴くと時代の音を感じざるを得ない。まさに昭和だからこそありえたような「黒い落葉」ここにもブルースと言う言葉がてでくる。
これは演歌なのか?
ポップスなのか?
ブルースではない。
艶があることは確かだ。
とすると艶歌なのか・・・
だが水原弘の生き様とは裏腹に
歌は決して太いとは言えない。
歌だけ見たら北島三郎の方がはるかにうまい。
タイプは違うけどもね。

二人の男は破滅するのが当然の如く世を去った。
だがおいらの心にこう言った存在に憧憬のようなものがこみ上げるのは何故か?

ブルース歌手にジミー・リードという男がいる。この男も酒を飲まずにはいられない男であり、酒が元でおっちまんじまった。

何かこう言った心に残る人はおいらの想像の及ばない所で
芸人としての業のような運命を背負っていたのかも知れない。
(ただの酒好きで見栄っ張りだっただけのことかも知れないが・・)

「君こそ我が命」どうしようもなく甘いけど、心を掴む歌。
今日もどこかの場末のスナックあたりでがなっている人がいるのだろうか・・






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最終更新日  2005.01.29 08:56:43
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