2005.07.18
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カテゴリ: 音楽



最近のブルースアーティストで面白いなぁと思っている人が
リトル・ジョー・ワシントン。
風貌がレゲーおじさん、つうか浮浪者。
ギターの雰囲気がどことなくクラレンス・ゲイト・マウス・ブラウン風。

このおじちゃんジャズも好きらしく「C・Jam・Blues」「No19」では実に渋いジャズギタリストになりきっている。なかなかいい味なんだ。
小出斉のライナーノーツ読んでも、結構この人「適当」つうか自分の道具にこだわらないというか、職人的というか「ひょいと人様のギター借りて演奏しちゃう」と言うか無手勝手流。

キーとテンポ間違えても間違えたら間違えたでいいでないかと言う人。
まさにライブ向きの人。


曲全体の雰囲気はテキサスって風土からなのか決して重く考え込んだりしない
曲がずらっと並んでいる。
いかにもブルースって感じの曲でも決してもたれない。
とても浮浪者風の「ひけめ」「苦労」「薄汚さ」をまとったオーラがでていない。

歌は決してうまいって感じじゃないけれど一生懸命さがよく出ている。

カチッと決まっている音楽もいいけど
破天荒型の音もなかなかいいもんだ。
1939年生まれ。
つう事は60歳以上のおっちゃん。
年金貰いながら好きなブルースを引きまくる。
この人の生き方そのものがブルース。

極上のブルースだよ。
残念ながらこの曲はバックバンドの演奏だけどね。

サラリーマンやっていて結構縛られる事多い日常だけに
「気ままに」と言うフレーズ弱いんだな。
ブルースはやっぱいい。





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最終更新日  2005.07.18 19:46:04
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