2015.01.09
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カテゴリ: 音楽
ロックミュージックが産声を上げたのはロックン・ロールが始まりであった。1950年代は既に、アメリカの黒人音楽のジャズやブルース、リズム&ブルース、ゴスペル、白人音楽のブルーグラスやカントリーが育っていた。そんな中ビルヘイリーが歌った「ロック・アラウンド・ザ・クロック」が1957年に発売された。続いて、チャック・ベリー・リトル・リチャードと言った黒人歌手、さらには白人のエルヴィス・プレスリーがデビューを果たし、ロックン・ロールは、世界中にはばたいた。

ロックはエイトビートのリズムが、かかせず、陶酔に淵源を持つ。ベースとドラムがリズムを刻み、コード進行を受け持つ、ギターやキーボードが存在を発揮する。そしてエレキギターは弦の震動を電気信号を通し脳髄を掻き回した。
1964年にビートルズが登場し、ストーンズ、キンクス、アニマルズ、ザー・フーがヒット曲を連発した。正に演歌しか聞いたことのない田舎者にとって衝撃的な事件でありロックン・ロールの始まりであった。

ロックサウンドがポピューラー音楽の世界から市民権を得たのはビートルズの功績である。その音楽はやがてバンドメンバーがオリジナル曲を自作することで、ロックン・ロールからロックへと音楽固有の顔を持った。電機信号を通じて増幅された楽器音は大きな音量であり、白人ボーカルは黒人のソウルフルな歌い方をし、テンポの速い楽曲は攻撃的な匂いをまき散らした。こうしてロックは誕生した。ロックはブルースが原点であるが、ロックン・ロールが誕生しなければ、ロックは生まれなかった。



巷では色々な音楽が氾濫しているが、耳を止めてしまうのはいつも、ブルースから派生した、ロックン・ロールとリズム&ブルース。オーケストラと一緒にロックン・ロールを演奏した時はなるほど、この手があったのかと感心した。






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最終更新日  2015.01.10 17:09:31
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