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カテゴリ: エンタメえんた
最近読んだ本から。

田中克彦『エスペラント 異端の言語』岩波新書 2007

いきなりヘンな本からスタート。
世界共通語「エスペラント」の試みについて、その歴史を紐解く。
言葉というものが社会の成り立ちや支配のメカニズムと切っても切れない関係にある以上、エスペラントというのはアナーキズムに近い思想であり、それは常に迫害と構想の歴史であった・・・ということをもっと深堀していくのかと思いきや、最後はなんだか「エスペラントへのいざない」みたいになっちゃった。エスペラントを読んでみよう!的コーナーは蛇足では。ちょっと筆者のエスペラントへの愛が深すぎたか?!


瀬尾まいこ『幸福な食卓』講談社文庫 2007

いまさらだけどやっぱり読んでおこう系1冊。
うん、いまさらでも読んでおいたほうがいいよ、これ。
不必要にドラマチックに、叙情的に書いてしまいがちなテーマと展開ながら、
淡々と抑えられていながらも、どこか希望を感じさせるような文体はすごい。
ところで瀬尾まいこさんの本は『天国はまだ遠く』に続いてまだ2冊ながら、この人の描く「繊細だけどしなかやでどこかたくましい女性」ってのは男は好きだよな、と余計な感想。


石田衣良『約束』角川文庫 2007



悪くないけど、別に読む必要もない感じ・・・といったら怒られるか。
確かに読んでるときは感動する。文章もきれい。
(どこかで読んだようなカンジはあるけれども)いい話。
でも、何か残るか、って言われると、何も残らない。
まー、それは最近の石田衣良作品に共通して感じることではあるんだけど。


てなかんじで、あんた何様?的感想集でした。わはは。







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最終更新日  2007.08.20 00:16:50
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