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2004/11/15 『全てのプログラムを高校生達が主体的に作り上げる!』 ボーダレス四国支部・中高生合宿・ジュニアリーダー広場実現!四国の国内交流委員として、ラボ中高生合宿・ジュニアリーダー広場を担当した。今回は、『全てのプログラムを高校生達が主体的に作り上げる!』というコンセプトで進めていった。中高生合宿で高校生に与えたMissionは、以下の3つの項目中学生を対象に1、リーダーとは?2、リーダーになる為には、具体的にどうすればよいか?3、一人一人が主体的に動くには?これらのMissionを一泊二日で可能な限り果たすために、どういう内容で中高生合宿のプログラムを立てるべきか、どのように進めていくべきか・・ここからもうすでに高校生達自身が組み立てていく事にしたのだった。そして、もう一つの大きな使命は、中学生、高校生ともに、一日目の合宿で研修し、培ったリーダーとしての意識を、2日目のジュニアリーダー広場で実践することだった。子供達全員が主体的にかかわる事を実践しようと思うとき、担当者である私や事務局員の関わり方が、大きな影響を与える。子供達をを主体的に・・・言葉は簡単であるが、なかなか容易ではない。完璧なものを求めたり、出来上がりに対して不安や不満を感じたり、自分のイメージ通りにしようとしたりすると、大人としてどうしても口出しをしたくなる。かといって野放しにすると、どこへいってしまうのか分からなくなる。どういう関わり方をすべきかというのは、大変微妙で、大きな信頼を彼らに寄せつつも、まだまだ子供である彼らを信じすぎても危険である。まずは、我々大人が彼らに対して完璧なものを求めず、今の彼らの実力を信じて、まかせつつも絶えず相談にのり、しかも、その相談に対しても、何を大切にすべきという優先順位だけは伝えるが、判断は彼らに任せる・・・将に『supervise』の概念が必要である。我々大人が、いかに良き『supervisor』になるかで、子供達の自主性、主体性の育成は大きく違ってくる。今回、一日広場で高校生達は、トムソーヤのワークショップの組み立てを実践したが、これは本当に高い能力を必要としており、各グループとも、苦戦していた。ワークショップを実践するには、お話の中のどのポイントを取り上げるか、どういう風に自分達の日常生活の体験から物語の世界のイメージに繋げて実感させるかという企画力が要求される。そして、最終的には、現場でファシリテーターがどのように参加者に言葉掛けをするかという臨機応変なプレゼンテーション能力が要求されるのである。参加者がリラックスしてワークショップを楽しむことができるかどうかは、ファシリテーターの言葉の投げかけ如何できまってくる。高校生にこういうことを体験してもらうのは、かなり高い能力を要求する事になるが、何度も失敗する事をよしとしながら、経験を重ねる事で、確実に身販匹?靴燭い箸いΠ嬪澆伴臑寮④鬚Δ澆世垢里世蹐Α一日広場に参加できなかった高校生も、『最初は不安だったが、みんなのフォローで合宿の一日目には全く不安はなくなり、みんなで広場を成功させる事ができたのが嬉しかった。本当にラボっ子みんなの力で成功させる事ができた実感がある』と、中高生のエバリエーションタイムで発言してくれた。今回は、一日広場と中高生合宿で、参加者たちの強い団結力が生れた。何よりも、参加した子達が、どこの地域からきたとか、何パーティから来たかとかを忘れて、全員が四国支部の一人のラボっ子として、四国の中学生や小学生リーダーを育成したいという強い思いが生まれた事がうれしかった。中高生のこういう思いが、当日のジュニアリーダー広場でも、確実に小学生達に伝わり、地区やパーティというボーダーを忘れて伸び伸びと楽しんでくれたのだと思う。『ボーダレス四国』の(参加費たった300円の)ミニキャンプが、大きく花開いた気がした。
2004年11月26日
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2004/8/26 愛するラボッ子・・ひとり立ちへの旅から生還 2004年の北米交流、オレゴンキャンプ、オーストラリア交流・・全ての参加者が、無事全員帰国した。毎年国際交流に出しているけれど、今年は特に全員が無事に帰国できた事が感慨深く感じた。1年留学はもちろん、一ヶ月間のホームステイやキャンプを終えて無事な姿でご両親の元にお返しするまで、本当に気を抜く事ができず、心底安心して眠る事ができないというのは、今までもずっと思ってきたことである。しかし今年ほど強く思ったことはなかった。ホームステイや留学では、あってはならないことが不可抗力で起き得ることがある・・このことは、以前からわかっていたつもりだったが、今回それはあくまでわかったつもりであり、全くわかっていなかったのだという事を認識した。Y君のホームステイ先での転落事故・・最初に知らせを受けたとき、必死で冷静であろうとしつつも、身体が震えるのを抑える事ができなかった。結果的には、Host Dad が偶然にも救急隊員であったことで、彼は最善の救急医療処置を事故後寸時に受ける事ができるという奇跡的な幸運に恵まれ、救急ヘリコプターで運ばれるほどの急を要する状態だったにもかかわらず、医者も驚くほどの奇跡的な回復力を発揮し、その結果、通常の予定通りに帰国できた。しかも、飛行機から降りてきた彼は、さわやかな笑顔でユタに戻りたいといった・・・こうやって無事に帰って来る事ができた陰には、素晴しいご家族の姿勢があった。Y君の家族は、事故にあった我が子のことを心配して涙しながらも、あくまでも冷静に状況の変化を捉え、献身的に看護してくれたホストファミリーや、つぶさにユタから連絡をいれて適切な対処をしてくれたラボのスタッフ、ユタ州でY君に関わってくれた全ての人々に対して、感謝の気持を持ち続けてくださった。本当に頭の下がる思いである・・しかも落ち込んでいる私の事までを気にかけてくださった・・・表面では笑顔で良い人の振りをしていても、何かことがあるとその途端に心の奥にすごんでいる本性をむき出しにして、怒りをあらわにする人が多い昨今、ホストファミリーとこのご家族の素晴しさにひたすら手を合わせて感謝したい気持ちであった。一生涯このことは私にとって忘れる事はできないだろう。また、このことを通して、ラボという組織がいかに誠意をもって危機的状況に対して最善の対処してくれるかということを改めて知ることができた。ホームステイは旅行とは異なる。あくまでも交流を目的にした活動である限り、家の中で閉じこもっているのとは訳が違う。ホストファミリーに車にも乗せてもらうだろうし、いろいろなところにも連れて行ってもらうだろう。日本にいても、外を歩く限りは、何が起きるかわからないものである。事故と言うのはそういうものである。ただ何かが起きたとき最善の対処がなされるのとなされないのとでは、生死を分けるほどの違いが出てくる。Y君の事故は、私の人生にとって、ラボをする上で大きな転機になりそうである。Y君を見守り、祈ってくださった全ての人に感謝します。そしてY君のご家族と彼自身の人間的な素晴しさこそが、彼の命を救おうとするパワーの源だと思う。なんだか神様の存在や仏様のありがたさを信じる事ができると実感した2004年の夏だった。
2004年08月30日
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このHPのOB知美のネブラスカ便り・・久し振りに見た。大山キャンプからの帰り、台風で四国に帰れず、広島の八木パーティのご親切で、18人がホームステイで一泊させて戴き、やっと今日家にたどり着いた。山ほどたまったE-メールチェックを終え、何気なく見た『知美のネブラスカ日記』・・・読みながら不思議な感動に包まれてた。夏という季節は、ラボッコにとっていろんな意味でのひとり立ちの季節だ。今回大山に連れて行った8人も初めてのキャンプ体験で、御両親はさぞしんぱいだったことだろう。おまけに台風で船もでず橋も渡れず・・よそ様のお宅にホームステイを余儀なくされ、いやおうなしに小さな自立の体験をしてしまった。親にとっても・・そして幼くあどけない彼らにとっても、彼らなりの不安が少なからずあり、大きな勇気が必要だったと思う。・・・私の産んだ子供達にも、初めての自立体験が確かにあった。そして、今すっかり自立してしまった彼らを誇らしくいとおしく思う。親として・・彼らへの関わり方を無意識に変化させていた事を知美の日記から感じた。なぜか胸が震えるほどうれしかった。適度なウィットも交えながら書かれた知美の日記をみんなにも読んでもらいたい。標葉パーティのOBが今、自分の生き方をどう考えて生きているか知ってもらいたいから・・・≪知美の日記の抜粋≫『チョコバーと生き方の選択』 起きたらお昼だった・・・。日本の友達とメールのやり取りをしていて考えてた。私たちのくらしは、日々選択のくりかえし。親元をはなれれば、何をするのにも自分で選ばないといけない。選ぶのは自分自身。そーやって人生は作っていくんだって思う。17才の時家をはなれてから、うちの親は私の「管理者」でなくサポーターになった。だからいつも選択権と責任は自分にあった。ある意味"恵まれて"いるのかもしれないけどそのかわりプレッシャーもすごいあった。人生は与えられたものを一生懸命生きているのか、それとも自分で選んだものをいきているのか・・・あるいは、そのどちらもなのだろう。でもどっちにしても場面場面で、どの道を行くかを選んできたのはやっぱり私自身だから、自分の人生を否定はしたくない。他の人に批判されても、自分だけは自分を肯定していたい。自分を信じるっていうのはそういうことなんだと思う。それがけっこう難しいし時間もかかるのだけれど・・。ぼんやり考えていると、お腹が減った。カフェオレ飲みたかったけど牛乳がなかった。あと蛍光ペンが切れてもいたので買い物に出かけた。Fat Freeのチョコクッキーアイスバーを買ってしまった・・・。そして、2個で$1.20のチョコバーをかえりにおもわずカゴに入れてしまった。部屋に帰ってカロリーチェックしたら一個につき280KCalもあった。恐ろしい。でも、これを買ったのも私の選択・・・。人生、正しい選択をするのはつくづく難しい。食べるか食べないかも・・・。んー。悩むところ
2004年08月18日
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標葉パーティファミリーキャンプは、たった一泊二日なのにラボッコがグ~ンと驚異的に成長する標葉パーティ最大イベントである。第9期のメンバーにとっての卒業制作キャンプである「ドンキホーテキャンプ」は、16年目を迎える標葉パーティにとって、なにか暗示的なほど衝撃的だった。毎年、「如何に新しいことに挑戦するか」と、常に新しいキャンプを目指して、それぞれの時代を担う最上級生達が、アイデアを駆使して作り上げるファミキャン・・・毎年積み重ねてきた「年毎に新しいファミキャン」だが、今年は何か特別なものだった気がする。まずは参加者人数が初めて200人(216人)を超えたということ。その要因の一つに、他パーティからの参加が挙げられる。埼玉から1人、九州から10人、徳島から10人と、テューターがラボッ子を連れてきてくれ、将に全国対応キャンプだった。2001年に初めて出したスプリングキャンプでのテーマ活動発表(ロミジュリと平 知盛)そして2003年には「ドリトル」と「耳なし芳一」、そして今年2004年に出した「ドンキホーテ」・・・・これらのテーマ活動こそが、紛れもなく今年のファミキャンに各地から人を引き寄せた原因であることは明白である。テーマ活動は人との出会いを生む・・・そういえば、しんただってスプリングキャンプでロミジュリや知盛を見たことがうちのパーティにくるきっかけの一つだった。そうやってテーマ活動が人を引き付け、新たな出会いを作ってきた。16年間の歴史・・テーマ活動の変遷・・ラボっ子の成長・・それら全てがたった一泊二日に込められ、参加した人たちに「今、ここにある、これこそがまぎれもなく今の標葉パーティだぞ!」って胸をはって見せていたように感じた。 今年のドンキホーテキャンプの特徴はといえば、なんといっても・・何から言ってよいのかわからないほど新たなこと満載のキャンプだったってこと。まず会場が初体験の野外活動センターだったこと。今まで何年も慣れ親しんでいた北条SCは、さすがに会場の使い方を熟知していた事もあって、プログラムを作る際に様々な事が前もって予測できたが、今年は、実行委員が、野外活動センターを前もって下見し、用意周到にしていたものの、実際に経験しなければ全くわからないことが多く、まるで賭けをするように「ええぃっ!」と決断する必要があった。それでも、初めてにしてはかなり適切な判断ができていたと思う。そして何より、初めての参加者200人以上の大規模キャンプだったこと。なのに整然とプログラムは進み、水谷テューターのことばを借りれば、高校生実行委員が、父母会の役員さんが、参加ラボッ子が、見守るお父さんお母さんが・・・全ての人々が、組織的にしっかり機能している「WELL―ORGANIZED CAMP」であった。だからこそ、200人以上になっても、何一つパニックになることなく進行していった気がする。すごいよね~!どうしてこんなにすっごく組織化出来ちゃったんだろう・・・。終わってから気付いたんだけど、このキャンプでは、初めて3つのパラレルワールドが同時進行していること(終わってから気付くなんてちょっと情けないね・・)多分この状態こそが『組織的』なのだろうね。気付かずやっていることの多い事!いや・・高校生はきづいていたのだろうか??? もうテューターよりも、何倍も彼らはすごいです。おはなしワークショップの5つのブースもファシリテーターのみんなは小学生用、中学生用、大人用と3バージョン作るのは大変だったけど、どれもすっごく楽しくて、ドンキホーテ作るときにそれはもう役立ったよね。標葉パーティの特徴はなんと言っても、このWS能力だと思うよ。夜のミッドナイトWSも『認めること・認められること』というテーマで、親たち50人もが参加する盛況ぶり!高校生を交えて、キハーナとサンチョの信頼関係の原点を探りつつ、親子で語り合えたね。最後に、9期生がなぜこれほどまでにラボをし続けたかったのかを各自が話し始めたときには、ジョイナーはもう涙涙で・・・・そして二日目、飯盒炊飯や運動会を終え、正直いって、私が認識しているのは、卒業式しかない!でもこの時のことを思い出すとまた泣き出すので、胸に秘めていたいとおもう。ただ・・自立させるために育てたんだけど、自立して育ってしまうときの身を裂かれる辛さは、我が子との別れとラボッコとの別れと、全く同じなのよね。正直にいえば、ほんとに未練がましくて、人恋しくて、情けないテューターです。そして今、これほどすごいファミキャンをみんなと共にやり遂げた達成感と、まぶしいほどに成長したラボッコを誇りに思う満足感・・それに加えて(ここ数ヶ月前から覚悟はしていたものの)予想以上の9期生喪失感が、同時に私を襲ってきているのです。
2004年05月25日
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年に一度のパーティファミリーーキャンプが、終わってしまいました。余りにも感動が大きすぎて、まだ頭の整理がついていません。216人という参加者人数も初めてのことなら、使った会場も初めての場所・・。今はこのキャンプの成功を喜ぶというより、本当にキャンプを中心になって運営した高三の2人が卒業してしまった喪失感のほうがひどくて、なにをするにも気合が入りません。野活、幼児対応、メインプログラムの3つの世界を同時進行するという初めての試みを、見事にやってのけた頭脳派キャンプでした。気付けば、コーチ、シニア、中学生、役員のお母さん方、そしてテューター・・全員がスタッフとしてフル回転していました。スタッフばかりでなく、お父さん15人ほどで作ったグループでは、バザーで用品を売るのもお父さんたち・・昼食のスペイン料理を作り、宣伝し、売るのも全員のお母さん達・・・・各グループでは、小学生もリーダーと共に、自分のグループの為に何ができるかを一生懸命考えて動いていました。ゲストパーティとして10人のラボッコを引き連れて来て下さった水谷テューターが「一言で表すならば、将にwell-organaized campだったよ」と言ってくださいました。そういえば、以前にもいろんな方から、標葉パーティは、スマートに組織化されたパーティであり、そこにいる全ての人が、主体的に動いているのがすごい!って言って貰っていかけど、自分ではあまり意識してそうやっているわけではありません。毎年やっているキャンプでも、毎年全てをゼロにして、その時代の、そのメンバーにしかできないキャンプを創り上げているわけで・・・でも毎年参加者にどう楽しんでもらうか、一生懸命考えたら、いつも究極は「参加者全員が、お客様気分ではなく、主体的に関わるキャンプ」にという事だけなのです。そうやって今年も参加者主体の感動的なキャンプが終わりました。高校3年のメンバーの卒業制作キャンプとしても、9期卒業生の快挙です。ドンキホーテ卒業式・・・高3がこの一年間付き合ってきたドンキホーテを・・そして何年も共に生きた標葉パーティを・・卒業していく淋しさに、200人が泣きました。それはこのキャンプをこれほどまでにやり遂げた自分を今こそ誉めてやりたい喜びの涙、最後を迎えラボと決別しなければならない悲しみの涙、来年を任された重圧に耐える涙、憧れの涙、よくがんばったというねぎらいの涙、・・・・・高3生がこんなに一生懸命だからこそ、それを支え共に作ってきたメンバーだからこそ、みんなが素直に泣けたんだよ。本当に美しい涙が、そこにはいっぱいありました。9期のみんな・・ほんとにありがとう!君達は今輝いて次の世界に歩いていくけど、ラボで出会った沢山の喜びや感動は、いつまでも胸に抱いて大人への道を進んでいってください。
2004年05月11日
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5月1,2日に実施する標葉パーティファミリーキャンプ・・・一年間のさまざまなイベントの中で、最も長い準備期間を要し、大規模にくりひろげられるのがこのキャンプ。毎年ながら苦しみと、焦りと、あるときはいらだちと・・そして不安と・・さまざまな感情をラボっ子と共有しながら、作り上げているのです。キャンプを実施し始めて、その度に感動に泣き続けて何年になるのだろう・・10回以上も回数を繰り返しているうちに、キャンプ自体が生き物のように成長しているのが感じられる。テーマ活動にしても同じだが、開設当初はそれはそれはお粗末なものだった・・テーマ活動は?そう英語でしっかり言えてる子などほとんどいない・・英語を言おうとするとつっかえて無言になってただ呆然と突っ立っている・・見ている父母もさぞ苦痛だったに違いない。でも小学生でさえも、今では英語の言えない子はほとんどいない・・・どうしてなんだろう。そしてキャンプにおいても全く同じで、昔は進行がうまくいかないし、運動会も退屈な時代もあった。しかし確実に毎年BETTERになり、かなりの内容の充実が感じられる。数年前から何故かこのキャンプが最高学年の卒業制作に位置づけられ、最高学年の企画によるミッドナイトワークショップが大きな目玉プログラムになってきた。テューターの気持も反映してはいると思うが、やはりラボっ子自身が、「自分達がラボを長年やってきた証をここに残したい!」という熱い気持がすべてファミキャンにこめられているのである。私にとってファミキャンは、最高学年の子供達を“よくここまで育ったなぁ”とまぶしく見つめることのできる最高に幸せなときであり、それと同時に彼らの巣立ちを見送らねばならない最も悲しい日である。後、残すところ何週間あるのだろう・・毎年来るこの悲しみのときが、しずかな足音でひたひたと近づいてくる。わかっているのに、毎年思うこと・・“時よ、止まれ!!”ラボっ子を愛せば愛すほど別れの辛さは尋常でなく・・・でも自立していく子供に育てる為にラボをしてきたのだから・・いわば“別れ”る為に育て、胸をはってひとり立ちしていく子供達を、笑顔で送り出すのが私の使命なのに・・・やっぱり笑顔なんてできないよ!努力しても今だかつて笑顔で送り出せたことがない。あぁ・・今年もまた・・と思うだけでもう泣いているあほなラボテューターです。
2004年02月25日
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ラボランド竣工式に出席するために、19日(金)に意気揚々と松山を出発。伊丹空港から松本に向けて、順調に飛べば11:30には到着の予定だった。ところが、伊丹空港でフライト延期のアナウンスに愕然!雪の為、飛ぶ可能性は50%だという知らせに、待合室の人々はJRに乗るために飛行機をキャンセルし、どんどん去っていく。残った人もまばらになり・・なんとも心細い気持ちで待つこと1時間・・ようやく飛行機が飛ぶというアナウンスに大喜びしたものの、天候が悪い時は伊丹に戻るといわれて、またまたがっくり!もうこうなったらいちかばちか、かけるしかない!不安ながら飛行機に乗り込んだ。あっという間に松本空港上空に着いたが、窓の外は猛吹雪・・これじゃあ着陸できないはずだわ・・しかも乗ってた飛行機はちっちゃなちっちゃなプロペラ機・・揺れる揺れるで上空で旋回する事40分・・3回着陸にトライして、今度駄目なら伊丹に戻るというアナウンスにお先真っ暗な気分に突き落とされた・・っとその時!一瞬の晴れ間をぬって突如着陸態勢に入り降下し始め、無事に雪の松本空港の到着!2時間以上も松本空港で待ってくれていた長野のテューターにあった時は無事ついた喜びで、初対面にもかかわらずついつい抱き合ってしまった。これがぐるんぱ城の完成のめでたき日の前日。雪はどんどん積もり、あたりはすっかり雪渡りの世界。楽しく長野の観光に連れて行ってもらい、夜の9時頃ようやく黒姫へ・・。長野のSテューターは、雪道運転に慣れていらっしゃるのだが、それでも夜の険しい山道、吹雪の中を走るのはかなり刺激的だった。まるで肝試しのように、横から雪が流れてくるは、木の上からドサッと雪の塊がおちてくるはで、将に視界0の状態での運転だった。すっごいな~・・雪国の人はこんな命がけの毎日を送ってるんだ・・。恐怖のドライブを1時間ほどしてようやく黒姫に着いた。さて次の日、待ちにまった完成パーティの日・・・まずは集雲堂にて長野の中高生活動のメンバーによるテーマ活動『国生み』発表・・たくさんの出席者の前で堂々とやり遂げた。なんと一ヵ月半で仕上げたと聞いて驚く。大きな声で一生懸命・・きっと毎日曜日に集まっての必死の練習だったに違いない。そしていよいよ真新しいぐるんぱ城に移動し、完成お祝いのプログラムとなった。社長や建設会社、建設に当たって協力してくださったさまざまな人たちの挨拶の後、C.W.二コルさんの挨拶となった。ラボとの関係をこれからもっと蜜にやっていこうというお言葉を聴いて胸躍る思いだった。ラボの未来に今にもまして明るい光がさすのを感じた。そして、言語学者の鈴木たかおさんのお話を聞いて、ラボ活動により一層確信をもつことが出来た。最後にな~んと全国のテューターの代表で、恥ずかしながらこの私目が挨拶をさせてもらった。突然、前日に依頼を受けたので、どんな言葉も用意していなかったのだが、ぐるんぱ城完成の感動を伝え、黒姫に来るまでの命がけの体験をお話し、ニコルさんを守り神に、鈴木さんを縁の下の力持ちに、これから益々我々テューターも命がけでラボを頑張っていきます!』というような事を話した・・気がする。ニコルさんからも、じっくりとラボとの出会いなど思い出話などを聞かせていただき、鈴木さんにはなんだか笑わしてもらいましたよ!もう信じられんほどお茶目な人で、言語学者なだけに笑いのつぼを心得ていらっしゃる!そんなこんなで無事パーティが終わり、またまた長野までの帰りのバスでも電柱にぶつかり、助手席に乗ってた私は、目の前に電柱が襲ってきて胸どきどき!危機一髪が山盛りの旅でした。
2003年12月28日
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夏の終わりに実施した「子供広場実行委員会」を皮切りに、10月にシニアメイト研修、そして15日の中高生合宿・・・3回に渡ってイベントの内容、企画の提案などを話し合い、計画を練り、準備してきた≪四国支部の一大イベント≫が16日に感動のうちに幕を閉じた。おやすみみみずくやくまがり、どんなに君が好きだかあててごらん・・などのラボライブラリーの演出をして下さった西村正平さんを講師に迎え、合宿から参加していただくという大変欲張りな企画であった。目的も≪西村正平先生に教えてもらう“ことば遊びの楽しさ”≫≪シニア養成≫≪中高生合宿≫≪四国支部ラボファミリー全員集合イベント≫・・・の4つもかかえた欲張りすぎる企画だったため、どの目的をも満たそうとするととても大変な企画になった。1歳の幼児から御父母にいたるまで、あらゆる年齢層が満足するための企画というのは、本当にむずかしく、高校生実行委員が考えてくれた、3つのお話のワークショップ(お話し広場)と平行して、大人対象の講演会をいれ、中高生には、全体でリーダー養成とティームワークの研修の要素をとりいれた。いよいよ合宿という段階になって、当日は雨という天気予報を知り、急遽雨プログラムを作った。細部にわたるまでの細かいところは、何度もシュミレーションをしていたが、幸い晴れて嬉しかった。当日に決定したプログラムも多々あり、しかし、高校生の柔軟な対応でみんなの気持が一つになり≪みんなでこのイベントを成功させるぞ!≫という空気で一杯になった。西村さんに来ていただくに当たって、今回は「何よりもことばを大切にした表現」ということを最も中心においてテーマ活動を作った。CDを聞いて動く事を通常にやっている子達にとって、ことばを大切にしての表現いうのは、とても新しい考え方だったようで、最初は戸惑い気味だった。しかし合宿の終わり頃にようやくポイントが理解でき始めた。ことばを声に出すことの楽しさ、ことばを気持をこめて声にしたとき、自然に生れる身体の動きなどが楽しくて仕方ない様子で、合宿の疲れはピークに達しているにもかかわらず、夜になっても自主的に何度何度も練習して、みんなの顔はどんどん輝いてきていた。その結果、当日の発表では彼らの精一杯を表現することができた。ことばのシンフォニーもわらべうたシンフォニーも、中学生たちにティームワークを考えさせるには最高の素材であった。群読のそれぞれ4つのパートでもパートのメンバー同志のティームワークと、4つのパート同士のティームワークの両方を持ち合うためにはどうすればよいかを、子供同士がしっかり話し合い実践することができた。一方高校生達は、参加者に群読を教える指導法を西村先生に教えていただく事で、リーダーシップを研修する事ができた。そして3つのお話しワークショップでは、全員集合当日、彼ら自身が考えた①お話で遊ぶ②お話を体感する③お話からイメージを広げる・・・ということが幼児、小学生対象にチャイルドケアとリーダーシップを発揮する事ができた。泥で遊んだり、自分達で創作した色んな鳥になったり、すきだよ~!と叫びあったり・・・・小さな子供たちの楽しそうな声があちこちの部屋に響き渡っていた。ティームワーク研修のお陰で、この企画を成功させたいという中高生みんなの気持が伝わってくるようなワークショップであった。そして、最後のプログラムとして、わらべうたとことばのシンフォニーを中高生が舞台で発表し、その後会場に中高生が降りていって参加者と一体になり、西村先生が舞台上で指揮を取り、声の大シンフォニーが始まった。シンフォニーの声が会場全体をつつみ、4つのパートが互いに響き合い、時に激しく、時にささやくようになりながら、約300人近くの人々の声がハーモニーを作っていった。舞台袖で見ていた私は、もう感動で涙が止まらなかった。四国支部の全ラボっ子が、遠隔地にもかかわらず川之江に集まってくれたことも嬉しかったが、終了後、帰っていく家族の中から、「来てよかった~楽しかったね~」という声を聞けたのは最高だった。これまでの体力的な大変さや、テーマ活動がなかなか進まない辛さも吹っ飛ぶような瞬間だった。西村先生からも終了後にお電話を戴き、「最高の会でしたよ・・・いろんな会に呼んでもらうことはたくさんあるけど、こんなに作る段階から参加させてもらってその結果これほど盛り上がると、僕も嬉しいです」といううれしいおことばをいただき、達成感と満足感でから中がいっぱいになった。西村先生、本当に有り難うございました。協力してくださったテューターの皆さんも、本当に有り難うございました。事務局・・お疲れ様でした。そして、がんばった中高生ラボっ子に・・・すばらしかったよ!君達は本当によくがんばった!胸が熱くなったのは、君達の頑張ってる姿がまぶしかったせいかも・・
2003年11月17日
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中学生がリーダーとしてがんばったハロウィーン。一番大切にしたかった事は、来てくれた人たちが楽しんでくれる事・・小さな子達を仲良くなる事・・そして実行委員が全員心を一つにして協力し合える事・・みんなで手を握り合って確かめ合った一致団結の決意はみごとに実現できました!ほんとうによくがんばった!もうジョイナーはみんなを本当に誇りに思います。誰か一人だけががんばっても・・・“他人事のように捉えて、全体のことを考えることなく、単純に自分の仕事だけを頑張っている”なんてことにならないようにしよう!・・という気迫がみんなから感じられて本当に嬉しかったです。このハロウィーンでみんなはすっごく成長したよ。競争するより協力するほうが、全体の力は大きくなる事を、身を持って実感できた今日一日でした。中学生達の将来がとっても楽しみです!お疲れ様でした。
2003年10月19日
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広島から今年のオレゴンキャンプの団長を務めた大儀さんを父母会にお招きして、≪オレゴンキャンプ・・自然の中ではぐくまれる人間的自立≫≪ラボの国際交流におけるオレゴンキャンプの位置づけ≫について語ってもらいました。写真も交えて、オレゴンキャンプのさまざまなプログラムを、くわしく話していただく中で、ラボっ子たちが自然と向き合い、自然の偉大さをあらためて感じ、そして自分は決して一人で生きているわけじゃないことに気付いて成長していく様子を熱く語って戴きました。今、子供たちに何をしっかり伝えていくべきか・・それは、子供たちの未来を考えるなら、何よりもまず地球を守るために何ができるかを考えることが出来る子供達を育てるべきだということをあらためて思いました。一年間アメリカのYMCAで子供たちに自然環境について教えていた大儀さんだからこそ、【わたしが地球をかえる】を涙を浮かべて読んでくれたのです。おとなたちに訴えかける12才の女の子の、自然を守りたいという切実な思いが、大儀さんの声を通して心に染み渡りました。今回私がラボママに理解して欲しかったのは、ラボの国際交流はホームステイが中心なのではない!・・という事。そして、それぞれの子供たちの性格に適した自立の方法とタイミング(交流参加適齢期)を考える時に、オレゴンキャンプは、ホームステイ同様、子供たちの自立の為の大切な選択肢のひとつであるということを、しっかり理解してもらいたかったのです。来年大儀団長と一緒にオレゴンに行くラボっ子が名乗りを上げてくれ、大自然の中でホームステイとはまた一味違う自立を遂げてくれる事を願っています。
2003年10月08日
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2003/9/20 『標葉さんって、ほらぁ・・あのジャズシンガーの大阪弁の・・綾戸智絵さんに、すっごい似てるよねぇ』東京や色んな方面からまで、一体何人の人にこう言われてきた事か!なにがどんな風に似てるんやろか・・その正体を探るべく、たいまい6000円も出費して、コンサートに行ってきました。さ~すが!素晴しいステージ!正直な話、この人に似てるなんて言ってもろて、めっちゃ光栄の突き当たりです。何が素晴しいって、とにかく歌がうまい!人をひきつけるのがうまい!一緒に演奏する仲間を生かすのがうまい!そしてしゃべるのがうまい!おまけに言わせて貰えば、やっぱし大阪人特有のサービス精神満点やね。う~ん見習わなあかんなぁ・・ラボでももっともっと子供たちにサービス精神発揮した教育活動?やっていかなあかんなぁ・・とつくづく思い知ったわけです。サービス精神といっても、子供たちに媚びるのでなく、思い切りエンターテインメントで楽しんでもらった上で、教育的に伝えたい事はビッシーっと言える・・そんな感じやね。せっかく沢山の人から似てる似てるを言ってもらったからには、綾戸さんに嫌がられんように、それなりの人間にならんとあかん!と決意したコンサートでした。私にとってこの収穫の多さから言えば、6000円は安かったよ。
2003年09月19日
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いつの時代の社会にも、良い所とどうしようもない所があり、どの国にも良い所と悪い所があるのでしょうね。ただ、見る方向性によって全く違って見えるんだと思います。昔は良かった!とか近頃の若者は・・とか色んな言葉が氾濫してるけど、目を凝らしてみると、必ず良いところも見えてくると思います。ただ、昔よりはずっと情報社会になっているので、国家間の主張の食い違いなど、気が遠くなるほど我々の日常生活とかけ離れている事さえも、メディアを通して、すぐ隣で起きている争いのように感じてしまう現代社会なのは事実ですよね。で、ついつい子供でさえも、生きる意欲を失ったりしてしまうんじゃないかなぁ・・。だからこそ、メディアに振り回されないように、自分自身でものを見て、独自の考えや人生観をしっかり持った子供を育てて、判断力を身につけていく必要があると思います。昔は、自分が育った家庭の固定的な価値観だけで育つ可能性が多かったかもしれないけど、多様化した現代社会では、個人の考え方も、家庭や学校だけで育つものではなく、豊かな情報の中でさまざまな異なる価値観を知り、価値観を相対化した上で自分独自のの判断ができる人間に育つ事ができると思います。世界の未来・・とまでは広がらないかもしれないけど、今を乗り越えた子供たちはきっと強くなれると信じています。飽食の時代とかバブルの時代と言われて久しいけど、子供たちも、きっと自分達で「本物の豊かさ」ってなんだろうって疑問に思い始めてるんじゃないかなぁ。アメリカ・・いろんな顔を持つアメリカなので、一口には言えないのですが、世界一大きな影響を地球に与えている国だと言う事だけは確かですよね。人間も同じで、自分が一番だと思うと、その権力を使って何でも思い通り行かせることができると錯覚し始めるんです。アメリカの良い点も沢山知っていますが、信じられん・・とても考えられない・・どう考えても妙だと感じる点も沢山知っています。・・まだまだアメリカを知っているとは決して偉そうにはいえないんですが・・イラク攻撃に関しても、アメリカ理論で考えるとアメリカ人にとっては正しいのかもしれません(決して全アメリカ人が賛成しているわけではないんですよ!でも今の政治姿勢だとああなっちゃうんでしょうね)ヒーローであることに美学を感じるアメリカが相対する国を「悪の枢軸」と公然と言った時、まるでプロレスのヒーローとヒール(悪役レスラー)みたいだなって思いました。いつの世でも、価値観が違えば、片方から見て正しい事も、反対から見たら悪い事になってしまうのってありますよね。異文化理解はほんとに難しい問題です。アメリカも多様性を大切にしようと頑張ってるけど、人種問題や宗教問題をかかえて今も実現には程遠いようです。でも多様性を大切にしようとしているのは確かみたいだけど・・。先週の高校生ラボの時間が終わった後、どういう訳か「なぜアメリカは広島に原爆を落としたのか。日本に原爆を落としたことに対して、戦争をやめる為には原爆は落とすべきだった・・とアメリカ人(全員ではないにしろ・・)が思っているのに対して、今の日本の高校生はどう思っているのか」と言う話題になりました。これはラボの北米留学に行く子が必ず直面することなんです。6,7人くらいの高校生が、それぞれに戦争について、核問題について、そして日米間の安全保障条約も含めた関係性について話が盛り上がり、とうとう11時をすぎてしまうほど熱く語り合っていました。こんな高校生を見ていると、『うっほ~い!日本の未来は明るいぞ~!』と叫びたくなります。安心して未来を託すことができますよね。問題をかかえている子供たちも沢山いるけど、それはいつの世もいたはず。でもそうじゃない子供達も沢山いるからまだまだ大丈夫!世界を身近に感じているからこそ、昔よりもこうやって客観的に異文化の価値観を分析したり、人道的な観点や、政治的な観点や、国家間の価値観や駆け引きを考えることが出来るのだと思います。きっともう昔のようにメディアに騙されて操られて「お国の為」にと命をささげる人間はなかなかでないでしょうが、自分なりの判断力をもった地球人という感覚の新種の人間が増えていってほしいな・・・というかそういう新種をたくさん育てて、みんなが地球を守るためにどう生きるかを考えることが出来るような人材育成が私の夢なのかも・・・しれません。
2003年09月17日
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受け入れしたホストのRちゃんが、この1ヶ月で目覚しい人格的成長をとげたのを感じて本当に誇らしい。受け入れやホームステイはなぜこんなにも子ども達を成長させるのかなぁ・・・・。アメリカンユースがラボっ子のお宅にステイしてほぼ一ヶ月がたち、後3日を残すところとなった。受け入れした家族にとっては、やっとあと3日で無事に送り出すことができる・・という安堵感と、もう3日しかない!というあせりが混ざり合って複雑な心境だと思う。国際交流で外国人を受け入れていると、一般の人からの印象は、決まって華やかで派手っぽく受け取られてしまう。「受け入れするって、英語ぺらぺらなんやね~すごいわ~」なんて言われても、実際受け入れてみるとそんなきらびやかなものでは決してないよね。今北米に行ってホームステイしているラボっ子たちも同様で、それほどぺらぺら英語が話せるわけもないでしょ。ホームステイすることも、受け入れする事も、かなり地味なものだと思うよ。国際交流にもいろいろあって、今流行の「語学留学」なんかは、日本人達が英語を学びに行く事が目的なので、ほとんどの時間を学校ですごし、ホームステイはお添えもの程度のケースもある。ラボの場合、全ての時間を家族と過ごす、純粋なホームステイなので、目的はやっぱり家族の一員になることと、精神的な自立・・だよね。もちろん家族と行動をともにしていると、理解し合いたい気持が強くなり、コミュニケーション能力が敏感に反応するようになるので、ふと気がつけば結構英語で話していたり・・特に子どもの場合は順応するのが早くて、一ヶ月たって帰国する頃には返事が無意識で「Yeah!」になってる子も結構いるよ。異文化交流ってことは、別に外国ということだけじゃなくて、自分が思い込んでる価値観が通用しない場所で、通用しない人々と理解し合うよう努力することなんだと思う。たとえ日本国内で、日本語が通じても、価値観が通じない人との交流はやっぱ異文化交流でしょう。そういう環境で、一ヶ月他人の家に入り込んで一緒に暮らすっていうのは、想像を絶するストレスを伴うし、受け入れた家族にしたら、かなりアレルギー反応が起きるわけ。そういうアレルギー反応に対して《違うものを認める寛容さ》が抗体になって働き出すと、やっとアレルギー反応がおさまり、異物を取り込む《許容量》が育ってくると、受け入れ家族と同化する事ができるんだけど・・・実はそれってホント大変な作業なんだよね。アメリカからきたリサも異文化に順応するために彼女なりの精一杯の努力をしていたし、アレルギーを克服して違いを認める努力を最大限にしていた受け入れ家族も本当にがんばってた。こう考えてみると、
2003年08月08日
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≪ボロアパートからの大脱出&ネブラスカへのお引越し≫もう家中すごいんです。大阪で一人暮らしをしていた娘の知美が、アメリカへのお引越しの為超ボロアパートを引き上げ、松山に戻ってきたんです。この1年、一人暮らしの私は家族と一緒に入れるだけで夢のよう・・でもこれは束の間の嬉しい時間で、今月半ばにはネブラスカへと旅立ってしまいます。家中ダンボールがちらばり、足の踏み場もないほど・・大阪から引き上げた荷物を全部出して、アメリカに送る荷物をダンボールに詰める作業が延々と続きます。仕方ないよね・・一ヶ月のホームステイや1年の留学とは違うもんねぇ・・・卒業までに最低3年以上はかかるんだから・・。2年間もの浪人生活をしてまでも入りたかった州立大学大学院ジャーナリズム学科。とうとう行ってしまうのだという実感がだんだん湧いてきました。「良かったね」と言葉では言いながら、「・・なんか淋しいなぁ・・」が正直なところ。≪自立心を育てて、夢のある子に育てたい!≫と強く願い、ラボを通して可能な限り国際的な環境の中で育ててきた甲斐あって、その思い通りに育ってくれました。一ヶ月のホームステイ、中国交流、シニアメイト活動、1年留学・・・ラボのあらゆる活動に対して果敢にチャレンジし、大学に入ってからは、自分自身で道を切り開いてきた知美。ほんとは、「行かないで!食べちゃいたいほど君がすきなんだ!」とばかりに引き止めたい気持で一杯だけど、ラボテューターの面子にかけて、出発の日は笑顔で送りだしたいなと思います。出発の日のことを考えると、ちょっとブルーになるけど、・・・・まぁ今はとりあえず、引越しに持つを一緒に作る幸せをかみしめましょう・・。
2003年08月01日
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今日から私・・おばあちゃんになりました。というのは、“おばあちゃんになってほしい”という感激のメールが、遥かスウェーデンから舞い込んできたのです。もうびっくり! 「・・えぇ?私がおばあちゃん?・・・長男28歳、長女25歳、次男22歳になるけれど、まだ、実の子は三人とも結婚の気配も全くないし、孫を抱ける日はいつになることやら・・・なんて思ってたのに・・・なんと、スウェーデンのオーサ(Asa)のBabyが私の初孫になるとは、びっくりぎょうてんやね~!!!!」 スウェーデンから日本に、空手の昇段試験を受けに来ていたAsaとの出会いはかれこれ6年も前になるでしょうか・・4年前の夏にはスウェーデンに行き、娘と共に一人暮らしをしていたAsaの家にホームステイをしました。さまざまな事情があって御両親と縁の薄かった彼女の身の上話を聞きながら一緒に暮らすうちに、私は彼女に対して、もう一人の娘のように思い始めたのです。・・・・でも、まさか彼女のBABYのおばあちゃんになろうとは!・・・・6ヶ月で入会したラボっ子を抱きながら、ちょいとおばあちゃん気分を味わってはいましたが、今は私の孫ができる日が待ち遠しくてなりません。来年2月・・コウノトリが運んでくる私のFirst Grandchildとの感激の対面の瞬間・・・想像するだけでニンマリ・・・です!なんだかHappyな一日でした。<終わり>
2003年07月30日
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【2003年標葉パーティファミリーキャンプ:エピソード1】年明けから4ヶ月に渡って地道に準備してきたファミキャン。運動会や肝試しなど、準備物の制作は勿論、スプリや村田パーティ交流で発表する為のテーマ活動練習にあけくれた毎日。連日『ただいま~!』という高校生達の元気な声が響き、自宅に集まっては、わいわいと賑やかに,ファミキャンのシニアメイト同志のペアミーティングや父母向けワークショップの組み立ての話し合いを重ね、ようやく迎えた4月26日。前日の雨がうそのように晴れ、朝7時にはファミキャン準備物を車に搬入し、いざ出陣!8:00・・北条スポーツセンターに到着すると、9:30分集合なのに、もう数組の親子はすでに来て待っていた。色んな準備をして、9:00には受付が本格的に始まった。体育館ではソングバーズ大会が始まり、続々と家族連れが到着。今回宿泊は150数名・・・でも急な熱でキャンセルする幼児と小学生がすでに4組出ている。人数の変更はグループの発言バランスに大きく影響するので、各グループのシニアメイトは不安げである。そして開会式・・・15周年ということで青木支局長や佐藤さん、そして神山さんなど、とてもリッチなゲスト陣をお迎えし、ごあいさつをして戴いた。父母の会からも15周年のお祝い目録をいただき、『記念品・・1.ラボっ子の笑顔 2.溢れんばかりの愛・・・etc』その文面に感動!15年がんばってきてよかった!どんなお祝いの品をもらうよりラボっ子の笑顔と愛をプレゼントしてくれるのが最高!ホントにありがとう!昼食はお母さん達手作りの『耳なし芳一』フードバザーと不用品バザー。全ての料理が芳一にちなんで考えられた。例えば『芳一汁』これはなんと、耳の形のお団子入りのお味汁!『びわゼリー』など驚きのアイデア料理の数々・・大人も子供も大喜び。昼食後、グループ活動が始まり、今回のキャンプテーマ『耳なし芳一』をグループで作っていくためのグループ独自プログラムを各シニアが進め始めた。いよいよペアミーティングの成果が発揮されるときである。テーマ活動を作るためには、まず初めはお互いが仲良くなる事だと考えたグループは自己紹介のゲームや遊びをうまく入れながら芳一のストーリーに導く。午後からは、芳一の世界のイメージをみんなに(勿論、父母やゲストも)体験して貰う為に、芳一ワークショップを展開した。高校生2人がペアになって、耳なし芳一の好きな場面のイメージを広げるワークショップを組み立てて幼児から大人まで年代に合わせて投げかけの仕方を工夫しながら展開した。4つのワークショップをオリエンテーリング風に回りながら、進んでいくほどお話イメージが深まるように構成した。このWSは大変好評で、グループ活動でテーマ活動を作る際に、WSで体験したイメージをもとに小学生ラボっ子からどんどん意見が出た。こうやってWSをはさんでグループ活動が進みみんな。花火大会では高校生が頭から火の粉を浴びながらすっかりいなせな花火職人となって大活躍していた。その後、『芳一肝試し・・とられた耳を取り返せ!』・・特に力の入ったプログラムで、真っ暗な体育館で亡霊に襲われながらとられた耳を探すのは本当に怖かった!このアイデアにはもう脱帽です。就寝時間が来て中学生以下が寝た後は、もっともお楽しみの、[父母と高校生の為のミッドナイトワークショップ]。今回のワークショップテーマは[幸せ]。 最初に、芳一同様の目を初めとして手、足、口の自由を奪われての[不自由さ体験]をし、次にグループに分かれて個々の幸せ体験談を語り合い、幸せを感じる瞬間の共通点を探っていく・・GOALにきちんと着地したかどうかという事よりも、このワークショップで、高校生達が[親がいること、今自分が生きている事、ラボに来れている事など、一見当たり前だと思っていることが、失くしかけて初めて存在の大きさに気付く・・そんな時しみじみ幸せをかみ締める事ができる・・結局幸せというのは発見するものであって、与えられるものじゃい]・・など話し合って行くうちに発見したさまざまな意見は、どれも貴重なものであり、この話し合いの結果はどうあれ、プロセスに意義があったとしみじみ思う。涙ながらに自分が幸せを発見したときの気持ちを吐露する参加者・・大人と高校生が共に本音を語り、同じ空気の中でさまざまな思いを分かち合えた素適な時間であった。夜中2時までの熱い熱いワークショップが今年も幕を閉じた。ファミキャン二日目のエピソードは、明日の日記に書くことにしよう・・。・・・・・・つづく
2003年05月13日
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標葉パーティ最大イベントである、パーティファミリーキャンプまで後2日を残すところとなった。『15周年記念耳なし芳一ファミリーキャンプ』・・・一歳児から大人たち158名の宿泊と29名の一日参加者・・・合計190名近くの参加者を迎えて今年はどんなキャンプになるのか・・。毎年のキャンプメイキングの中枢はその年の高校3年生の卒業制作となるので、毎年実に個性あふれた趣向になる。毎年やっていても、彼らにとっては先輩達の作ったキャンプの良い所は勿論参考にして引き継ぐが、いかに自分達の独自性を出したキャンプにするかが勝負どころである。今年は中高生のパーティ人数が40名以上だったこともあって、どうやら受験から戻ってきた高1生のなかに学校的な空気が生まれ、グループ化と孤立化の傾向がでてきた。すみやかに解決するためには、問題点をまずはえぐりだすことから始めなければいけない・・という訳で、パーティに求めるものと自分達のパーティの現状とのギャップ埋めるにはどうすれば良いかを探る作業から始まった。そこで今年のキャンプテーマは『みんなでほんとの仲間になろう!』本当の気持ちを全員が語るのは、かなりの勇気が必要である。そこで、心の底に思っていることをさらけ出してみるために、『今、パーティのあり方を考える』というワークショップを実施した。そこから見えてきたものは、ラボに求めているのは、学校とは異なる何でも話し合える空間であるのにもかかわらず、みんなと同じでなければという不安さを持っている子がいることが分かった。他人の目を気にし、どう思われるかということにびくびくし、人と違う事を発言する事ができないなんて、本当に辛かったと泣きながら話す子・・・何が原因でこんな風になったのだろう。テーマ活動や合宿を楽しく作り上げるためには、まずこの問題を話し合うことが先決であった。決まりきった一定の子とは話すが、全体とのコミュニケーションをとる勇気のない子供達・・。高2、高3の子供達の巧みな誘導のお陰でで、シニアメイトを目指す自分達が、これからどうあるべきかという提案が、赤裸々にだされた。決して人を責めずに、これからのことだけを考えて、みんなが慎重に話し合った。・・結果、WSが終わったとき、みんながさわやかな笑顔になっていた。これでようやくファミリーキャンプができるぞ!という手ごたえをみんなが感じる事ができた素晴しい一日だった。
2003年04月24日
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スプリングキャンプ2班に総勢31名で参加し、中学生による『ドリトル』、高校生による『耳なし芳一』を発表してきました。発表ぎりぎりにテーマ活動の友を失くして事務局の久保の旅ちゃんに大迷惑をかけたけど、音楽CDもばっちりで、マイクなしで練習した甲斐あって、すっごい声をだせてた。特に『耳なし』は見ている人々がみんな泣いていて、その事に感激でした。ラボっ子たちもテーマ活動がうまいじゃ下手じゃではなくて、人を感動させる事ができた自分達に感動していました。テーマ活動の世界って、私にとっては、英語のみでもこんなに人を感動させることができる“言語をこえた超常世界”やね。そんなことをやってのけてくれるラボっ子をまぶしく見つめてしまってました。発表が終わった瞬間雪の上の舞台に駆け上がり、みんなで抱き合って声を上げて泣いてた。そのくらい感動だったのです。また今回特に意識的に『絶対にトップスターを作らない!全員がそれぞれの輝きをもったスターに!』を合言葉にしてきたけど、そのことが将に実現できました。ある種の目立つ子のお陰で成立するテーマ活動には絶対しない!というのがコンセプトです。場面場面で『1人はみんなを輝かせる為に、みんなは1人を輝かせる為に精一杯表現する』・・という事にこだわりました。これが見事に実現できていたことが何よりうれしかったです。スプリでみ~んなにすごかったすごかったって言われて、本当にうれしくて正直言って『うちらチョットすごいやろ!』な~んて調子に乗ってたけど・・。その後村田パーティに60数名で行って、総勢らぼっこ200数十名の大交流会をいとも楽しそうにやってのけている村田一家を見て、やはり“井戸の中のかわず”やということにも気付いたし、ラボっ子自体も『うちらすっごいがんばってるけど、マダマダやなぁ・・とにかくもっとすごいものを見せてもらえてよかったなぁ・・』 そう!上には上がいて、まだまだやなぁ・・ってラボっ子が思える交流会でした。マダマダやと気づくことさえできれば、まだまだ成長できる根っこを伸ばせるんです!15周年を迎えた標葉パーティに大切なのは、『謙虚さ』です。ラボっ子、テューター共にしっかりと謙虚になることができる15周年プログラムをきっちり設定できていた事に大満足!やっぱし、私はえらい!男前や!ってことで、村田パーティの広く熱い胸をお借りして、『井の中の蛙大脱出作戦』は大成功で、『謙虚になる』という大きな実りを持って帰ったのでした。
2003年04月07日
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今日、3日間連続の素語り会(英語もしくは英日の物語を独り語りすること)・・の第1日目でした。朝、午後、夕方・・と3回分終わって、ふと気がつくと10時過ぎ・・ふ~っ・・独り言で「お疲れ様!」と自分に言ってあげました。頑張った子の満面の笑顔、この3ヶ月間が本当に辛くて、困難を乗り越えるのがやっとだった親子、発表会場であるラボハウスに来てどうしてもしたくないと泣き出す子、さまざまな親子模様が繰り広げられて、今日の一日が幕を閉じました。『素語り』って、小学生の子が「ワフ家」や「がちょうのペチューニア」や「ピノッキオ」などの長いお話を延々と語る訳だから、表面だけ見れば「すごい!かっこいい!」ってことになるんだけど、ホントに涙と苦しみと、忍耐と気が遠くなるほどの努力・・・そういう地味なプロセスの上に結果が生れているんです。並大抵の努力ではないプロセスを、ラボっ子やその家族がチャレンジしてくれている事に、本当に感謝します。子供との葛藤を、まだ若いお母さんが良く耐えることができたと、ラボっ子以上にお母さんやお父さんを抱きしめて褒めてあげたい気持ちになりました。素語りの時期は、いつも自責の念に駆られてしまいます。もしこれが親子を苦しめているだけならば、私のしていることは一体なんなのだろう?と不安になるのです。でも、今日、聞きに来てくれていたお父さんが言ってくれたこんな言葉が私を救ってくれました。・・・「素語り」というものに挑戦して、その目標に向かってどう親子で努力できるかは、ある意味で「家族の縮図」をみるようである。家族が協力し合って、母親は叱咤激励し父親が子供をやさしく包んでやる・・というバランスの中で始めて目標に向かって努力する子が育つ。この素語りは物語を心から楽しんで表現するテーマ活動をリーグ戦とするならば、リーグ戦で実力を発揮するための自主トレーニングだ。標葉パーティは、この素語り会での努力の蓄積があるからこそ、テーマ活動で伸び伸びと楽しむことができているんです・・・な~るほど!そういうことなんだ!有難いお言葉でした。こんな厳しいことを私自身も平気でやっているわけがありません!ラボっ子もご両親も苦痛を伴って頑張ってくれている事ですから、私自身も勿論苦しんでいるのです。でもこんなお父さんの言葉をいただくと、よっしゃ~!来年も頑張るでぇ~って気になってしまうのでした。この素語りをきっかけに辞め様と思う人もあるくらいですから、将に『NO PAIN, NO GAIN!』・・痛みを伴わないものからは何も得ることはできない・・・ということで、それでも懲りずにやり続けたいと思うほど、素語り効果はすごいのです。ちなみに、今年高校受験した子達が試験の点数を聞きに行ったら、英語に関しては素晴しい成績だったんだって!(
2003年03月21日
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いやいや、かなりお久し振り振りの日記ですねぇ。今日やっと健全市民の務めとしての確定申告を終え、やっと日記を書く余裕ができました。人間と言うものは、実にすごい!なんと2日間一睡もしていないのです。ラボが終わる夕方の7時くらいから、ラボっ子の素語りを聞いてあげていると、あっという間に夜の11時、12時になってしまいます。それからPCに向って確定申告の計算などをしていると、気がついたらあさ~!あったまくらくらしながら、チュンチュンというさわやかな鳥のさえずりを聞き、リポデーをグィっと一気に飲んでふらふらな自分をごまかして、やっと税務署に行ってきました。ハァ~! そして今日も、リポデーのお陰でハイテンションなラボを展開したわけで・・・。今日こそ・・・今日こそ・・・眠れるのがうれしい・・・・。3日ぶりやなぁ・・・・。
2003年03月14日
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皆さん、ご心配おかけしました。今日ジョイナーは完全復帰できました。元気って言うのは、なんて素晴しいんでしょう。金曜と土曜のラボはソングで『Sally go round the sun』♪と歌いながらくるりと回転する度に、ふらふらになって倒れそうになっていました。自分の頭の中で動きたい分量と動ける分量が違うのです。動きが不自由って言うのはつくづく辛いものです。ちっちゃい子達がくっついてきてくれるのも、普段は可愛くて仕方ないのに、抱きついてくれるたびにふらふら・・・。思い切り踊れない、思い切り抱いてあげれない、思い切りはしゃぎまわれない・・・・・これは私にとってかなり地獄やね。今日からは思い切りできる色んな事にもっともっと感謝しようっと。
2003年03月02日
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今日はラボをお休みしてしまいました。こんな事、ラボ開設以来初めてです。木曜グループの皆さん、休んじゃってごめんなさい!本当にひどい風邪でした。早く直すためには、おとなしく何もせずに寝ているのが一番と思って、頑張っては見たものの、ピンポ~ンと宅急便やら、ガス屋さんやいろんな人がひっきりなし・・。普段もこうだと思うけど、こんな家では病気にもなれない・・・おまけに始めての見学の人がて大慌て・・・したけど時すでに遅し・・・私の姿・・髪はぼさぼさ、ジャージにお父さんのだぼだぼセーター姿のまま玄関を・・・開けてしまったんです・・『初めてなんですがラボの見学に来ました。以前に連絡を入れておいたんですが・・・』 が~~~~~ん! 以前に連絡? 全く記憶にない!ふらふらしながら、ラボの説明をしたけど、明らかにその見学者は“ひいてる!”一通り聞くとそそくさと帰り支度をして“検討します”という言葉を残して砂煙を上げながら去って行ったのであります。きっともう2度と帰ってこないと言う空気を残して・・・・・・。はぁ~、何を話したかも覚えてない最悪の一日でした。
2003年02月27日
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いやぁ・・参りました。もう降参です。昨日まで熱と寒気と、咳、吐き気、下痢がいっぺんに襲ってきて、必死に戦うものの多勢に無勢・・やられっぱなしです。『ばかは風邪ひかん』とか『魔女は風邪からも嫌われる』とか・・自分のことを随分過信していたものです。日頃からやれ喘息だ、胆のう炎だアレルギーだと持病もちの私なので、どちらかというと病気を嫌わず仲良く付き合っていきたいと努力してしているのですが、持病以外の病気に対してこんなにも弱かったのかと情けない限りです。しかもこの嘔吐下痢とは一日も早くお別れしたいです。もうへっとへと。明日のラボも到底出来そうにないのでお休みする事にしました。私が病気でラボを休むなんて何年ぶりだろう・・。もっと自分をいたわらんといかんよねぇ。病気を甘く見た罰が当たっちゃいました。反省!
2003年02月26日
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ハット目を引く顔立ちのゆきちゃんがラボハウスに入った途端、笑顔のさわやかさにみんなが圧倒されました。中1のひろみのクラスメートで、ラボに行ってみたいと言う事で連れてきてくれました。フォークソングを数曲やったんだけど、あっという間に理解し、恥ずかしがる事もなく音楽になってやってくれました。初めてなのに・・・20人以上のラボっ子の騒ぐ声の賑やかさに動じる事もなく、素適な笑顔で打ち解けてくれました。『珍しいな~・・。めったにこんなタイプの子はいないよなぁ~』と思っていたら、実はゆきちゃんはお母さんがエクアドルの人なんですって。いい意味でやっぱりなんか違うよなぁ・・。なにが違うんだろう・・・・思いつくのはやはり『笑顔』です。人と話すときの礼儀のように笑顔が本当に素適なのです。テーマ活動『ドリトル』の表現をみんなで考えたり、実際に表現したりしていると、『みんなすごいね。でも・・・これはミュージカルですか?』と質問してくれたりもしました。アッセナちゃんが来てくれみんながチョット興奮した中学生ラボでした。
2003年02月22日
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素語り会にむけて、ほぼ全員がおうちではCDの聞き込みに必死になっているようです。そしてパーティでは、メンバー全員のするさまざまな素語りの物語を1回テーマ活動でゆったりと楽しんでいます。昨日はめぐちゃんの『ガチョウのペチュニア』。その前にice breakingとして、『Goosey Goosey gander』をゲームでやったんだけど、なぜか盛り上がらず即やめて、急遽ナーサリー2の『Solomon Grandy』『Sally go round the sun』をみんなでCDを聞きながら、そして自分達も歌いながら変わり絵本を作りました。これが結構楽しそうで、15分後にはみんなが大声で盛り上がって歌ってくれました。ほんとに、英語の音声をCDのまねをして躊躇なく歌いだすことができるって当たり前じゃなくすごいよねとあらためて思いました。その後ペチュニアを一回テーマ活動でやったんだけど、歌って遊びすぎて、駆け足早回しのペチュニアになっちゃいました。でもこの期間にナーサリー1や2からいろんなライムに出会ってたっぷりナーサリで遊びたいと思っています。Goosey Goosey Gander・・・盛り上がるやりかた・・だれか教えて~!
2003年02月21日
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昔、私がラボをやり始めて3年目くらいのときに、意味もわからずやり始めたのがこの『素語り会』です。その頃はラボっ子も少なくエントリー制なので、出演はほんの2,3人。まさか子供にこんなことほんとにできるの?と半信半疑ながらもやってみたら、なんとびっくり!小学低学年の子が『かぶ』のお話を表情豊かに語ってくれたのです。それから13年、なんとなく本能的に良いような気がしたという不確かな理由で、延々とそして淡々とこの『素語り会』を続けていくうちに、なんと今年は93人のエントリーがありました。きちんと記録を取るのも苦手だし、毎年やってきた『素語り会』のプログラムも昔のものはどこかへいってしまいました。パソコンを買ってやっと保存すると言う事に目覚め、現会員の過去数年間の素語り記録だけは保存する事ができました。でも、声を吹き込んだカセットテープだけは、山積みになってすばらしい記録として残っています。13年継続してきて、最近やっと分かった事は、素語りをする事は勿論素晴しい成果があったのですが、素語りをやり続けることにこそ価値があった気がしています。思いもよらなかったさまざまな成果がここに隠れていました。どんな発見があったかは次回のお楽しみ。まずは実際に体験者のお母さん方にまずはお聞きしたいのです。素語りを続けてみて、どういう成果がありましたか?
2003年02月19日
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全国教務委員会で東京に行っていました。とにかく刺激的な一日でした。全国の委員会に行くといつもそうなのですが、脳みそをフル回転して考えてるって感じです。兎に角来ていらっしゃるテューターの皆さんそれぞれが体験的に語られるので一言一言が刺激的でした。支部教務の充実を図るために、もっともっと尽力しなけれと言う思いで一杯になりました。印象に残った委員会の報告は、合同会議後に日記に書こうと思います。それから、ちょっと面白い話・・・東京からの飛行機で隣に座った紳士とおしゃべりをしました。松山に単身赴任していらっしゃるそうで、なんとUAEアラブ首長国連邦?に長年赴任されてたんですって。うちの主人だけじゃないんです海外赴任は・・。それでぐっと身近な人に感じて、アラブの話をたくさん聞かせて戴きました。空の上で世界のお話を聞けてとてもラッキーでした。湾岸戦争のときは、海上油田基地で空爆にあって、一瞬海に飛び込むのを躊躇したばっかりになくなった友人の話など、貴重なお話が聞けました。世界では今の一瞬もいろんなことが起きているんだってつくづく思いました。主人も毎日を無事で生きて欲しいです。
2003年02月17日
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今日からはパーティのそれぞれのグループの情報などを日記にして生きたいと思います。私自身のパーティ記録としも、次回への課題を見つけるにあたっても必要な事だと思います。どうかお付き合いください。《金曜三葉グループ》標葉パーティ唯一の出張パーティで、人数が減ったら自宅のラボハウスだけにしちゃおうかなあ~なんて愚かなことをもくろんでいたのだけれど、三葉グループを継続させたいって思ってくださるお母さん達のお陰で、先々月から3名も入会がありました。そして今日うれしい事に先月入会があったけんと君の弟たくみくんが入会してくれました。4歳なのに、小学生ばかりのグループに溶け込んで、しかもしっかりラボを楽しんでくれるので、感激です。今日は、まゆこの素語りテーマ『かいじゅうたちのいるところ』を一回テーマ活動にして楽しんだんです。MAXが魔法をかけたら、どんなことでもかいじゅうたちは言う事を聞かなければいけないので、『寝ろ!』とか『たて!』とか『静かにしろ』『踊れ!』ってMAX役の子は好き放題!お次はおうちに帰るために船に乗ろうとするMAX役の子をかいじゅうがおっかけ回して、捉まったら食べられちゃうっていうので、MAXは必死で逃げ回っていました。おとなしいなみきちゃんも必死で逃げてはぁはぁ言って走り回ったので大盛り上がり。おうちに着いたときはほんとにほっとしたみたいでした。
2003年02月14日
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先週の日曜日は、スプリングキャンプ黒姫で、テーマ活動を発表するために、な~んと一日中ラボをやってしまいました。朝9時から3時までが高校生の《耳なし芳一》3時から7時が中学生の《ドリドル先生》・・・本当に身体はくったくた。でも心はとっても爽快でした。と言うのは、中学生グループの雰囲気が、先週まではとっても苦しかったんです。なぜかというと、テーマ活動を作るときにお互いが素直に意見を交わしあい、物語をどう表現するかを子供達の考えで作っていくわけですが、その意見の交わし合いがうまくいかなくなっていたのです。話し合ってもシ~んとなるし、動いてみても活気がないしこうなるとテーマ活動は絶対に進まないんです。こんな時って、無理に進めようとしても無駄だと思って、みんなで話し合うことにしました。何故、率直に意見が交わせないのか?そしたら、人が言った意見に対して、違う意見が言えないというのです。今まで素直に賑やかに何でも言えたいたのに・・どうして?・・・・何かが彼らの心に起きはじめてる。そして原因が見えてきました。ひとりひとりが、お互いの顔色を見て、様子をうかがいながら話してたんです。これじゃあ話し合いにならんよね。さぁてこれをどう料理したものか・・・。と言うわけで、なぜ自分の本当に思っている意見が率直にいえないんだろう・・ということを全員に話してもらいました。そして原因を彼ら自身に発見してもらったのです。それは、アドバイスや意見を自分に対して言われる事が怖いと思っている子たちがいるってこと。そしてそういう子達に対して、あまり率直に意見が言えなくなる子達が出てくるって事。時間をかけたそういう話し合いの中から、自分達のあるべき方向が見えてきたみたいです。意見やアドバイスは『自分を否定された』ということではなくて、よりよいテーマ活動にするために、自分自身をBETTERにするために、とてもありがたいことなんだっていうことをみんなで確認できました。そしたら俄然テーマ活動に活気が出てきました。そしてみんなの心もわだかまりがなくなり、意見がぽんぽん飛び出したのです。もう楽しくてたまらん!こころがちょっと変わるだけで、空気はこんなに明るくなる。人間ってだから面白いんですね。
2003年02月11日
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不登校やいじめに会う子、人をいじめないとストレスが発散できない子、社会に適応できない子そんな子供達を見ていると、子ども自身の責任ではなく、我々大人の責任を痛感する今日この頃です。こういう子供達は、自分自身に対して何かしらの原因でとっても自信がないのです。なぜ自信喪失した子供たちがこんなに増えているのか・・・。自分の自信のなさからくるストレスを他人に向けた時、それはいじめとなるでしょう。同じストレスでも、人に迷惑をかけてはならないと極度に教え込まれた子供は自傷行為に走ります。どちらも形こそ違え、自分と言う人間を愛せない・・誇りに思えない・・そして自信がない・・と繋がっていくようです。今子供達がこの厳しい社会で、サバイバルしていくには、まちがいなく『自分を愛する気持ち、自分を誇りに思う気持ち・・・Self-Esteem』を身につけることが必要だと思うのです。日本では、親たちが子育てを考えるとき、このことをどの程度重要視しているのでしょうか。お受験やお稽古事、学校での成績などは、この不景気な世の中でさえも重要視されている気はしますが、私は何よりも子供達にとって身につけておくべきことはこれだと思うのです。心豊かに育っていく事ができれば、子供達は自然にさまざまな事を学び吸収していくとおもうのですが・・。10日の日記 (PM 09:31)今日は松山から川之江にドライブして、会議に出席しました。朝喘息がひどくて頭くらくらして、横にならずにいられなかったため、会議に遅刻してしまったんです。辛いな~って思いながら車を飛ばしていったわけなんだけど、いったん会議が始まると、やっぱりみんなに会えたのがうれしかったのか、元気になりました。人間って不思議なものですよね。会議の最初は声も出なくて、無理やりがさがさした声で会議を進行していたのが、時間がたつに攣れて気がつけばすっかり声が出ているじゃあありませんか。春が近づくと、庭が日に日にカラフルになり、チューリップも大分葉っぱが出始め、心がうきうきます。それなのに喘息が結構出るようになってきて季節の変わり目が辛いのです。ラボの子供達もインフルエンザがひどくって学級閉鎖状態でした。肋膜炎になった人までいるので、今年のインフルエンザは相当気をつけないとね。
2003年02月10日
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ラボ標葉パーティのセカンドホームページとして楽天で作ってみる事にしました。ファーストホームページ《Day Dream Believer》はラボっ子やパーティの御父母の為、そしてこの《Sunshine House》では、標葉パーティの日々の活動やジョイナーの日常生活などを記録していこうかな・・・なんて考えています。背景や色んな事にこだわりたいけど、とりあえずGO!ですね。<終>
2003年02月07日
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