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2008年06月11日
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カテゴリ: 読書
先ずは読書週間1冊目

「ジーン・ワルツ」 海堂尊/著

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

桜宮市・東城大学医学部を卒業、東京・
帝華大学に入局した32歳の美貌の産婦人科医、曾根崎理恵―
 人呼んで冷徹な魔女(クール・ウィッチ)。
顕微鏡下人工授精のエキスパートである彼女のもとに、
事情を抱えた五人の妊婦がおとずれる。
一方、先輩の清川医師は理恵が代理母出産に手を染めたとの噂を聞きつけ、
真相を追うが…。


今までの海堂さんの作品に出て来たキャラとか
モチーフとか
人物とか
(ひとつだけネタバレするとしたら、
「医学のたまご」の薫くんちょこっと出て来ます)
そういう所も楽しめます・・・・が、



今、この日本でお母さんをしてる人
お母さんになりたい人
心の中にこういう疑問あると思う。

産み育てたい。
でも、生活は苦しくなる一方。
表向き国は「少子化…少子化」と言ってるけど
実際その支援は?医療費助成は?

その裏の本音を見せつけてくれました!!海堂さんはすごい~


長いですが、本文よりお借りしました。p140です。
「一見自由な社会では、産まない、という選択肢を選ぶ女性も増加してい。

 産めよ殖せよと号令をかけるくらいなら、
 「産みたい女性」に経済支援をすれば、
 統計数字のいじりまわしより意義があるはず。
 しかし官僚や政治家はもの言わぬ階層から徹底的に搾取し続ける為に、
 一手法として、空虚で無意味な調査費用捻出を決定する。
 一体何のために?官僚制を基盤とした現代社会制維持のため。
 そうして、未来の子供たちの財産を前借りして食いつぶして行く。」

ー子供と医療を軽視する社会に未来なんて無い。


そうか、そういう事だったか・・・・と、ハッと気付く。

確かに、やっちゃ行けない事やってしまってるなぁ。

出来すぎてる感じもある。

でも、こういう風に物語は、物語として描いてもらえると
読者としては受け入れやすいです。
分かりやすい。

素晴らしい一冊だと(主観的に)感じました。








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最終更新日  2008年06月11日 08時08分19秒
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