<宿題未達3名>
本日は中2授業でした。
本日までに終わらせないといけない宿題を女子3名は終わらせることができませんでした。
2週間前に出した宿題です。 1日に1つずつやれば終わる というペースまで指導しました。 その上で終わらせることができませんでした。
<自校作成校は諦めてください>
そこで私ははっきり言いました。
「 自校作成、武蔵野北、小金井北の3校は無理。きっぱり諦めなさい。」と。
これは、「今の段階では無理」という意味ではなく、もう本当に無理ということです。1年半後も無理だと思います。どう考えても、絶対に合格できません。
それだけの実力がないですし、 その実力不足を克服するための「根性」もなければ、「体力」もない。そして、「時間」もない。
実力不足はどうにかできますが、「根性」「体力」「時間」の3つがない場合は、もうどうにもなりません。
<企業への就職はできないですよ>
勉強は仕事とは異なりますし、中学生にとって就職や労働はずっとずっと先のことでしょう。正直、実感はないと思います。私もそうでした。
ただ、厳しいことを言わせてもらえば、 今日宿題を出せなかった3名は、おそらくどこも採用してくれないと思います 。
「言われたことを達成できない」
これは本当にダメなことなんです。
きつい言い方をすれば「使えない人」なのです。
上司としては大した仕事を課したつもりはないのに、 本人達からすれば過酷な労働 。その結果、やれ 「ブラック企業だ」、やれ「パワハラ上司だ」と騒ぎ出すのが目に見えています。 だから、体力や実力のない者は、最初から採用しない方がいいのです。 それが現実です。
※「ブラック企業」が問題となっていますが、確かに会社側にも多大なる問題がありますが、ブラック企業にしか就職することができなかった社員側の能力にも大きな問題があるはずです。
<トレードオフの話>
ちょっと仕事の話です。
「トレードオフ」という言葉を知っていますか。
トレードオフとは、簡単に言えば、「2つあるもののうち、片方を重視すれば、もう片方が疎かになる現象」です 。 会社やビジネスマンの中にも、この「トレードオフ」を意識しないために失敗してしまうことがよくあります。
仕事というのは日々増えていきます。これはみなさんも就職すれば分かります。仕事をしていると、課題や失敗が見つかったり、お客様からクレームを頂いたりします。その課題やクレームを解決するために、仕事は少しずつ増えていきます。
簡単な例です。たとえば飲食店で「トイレが汚い」とクレームを頂けば、 今まで1日3回であったトイレ掃除を1日5回に増やしたりします。 これで、仕事が1つ増えてしまいました。
さて、問題はここからなのですが、 1つ仕事を増やしたら、必ず1つ仕事を減らさなければなりません。これが「仕事術」の重要なポイントです 。
1つ仕事が増えたということは、その増えた仕事の分だけ労働時間も増えていることになります。
例えば、1週間に1つ仕事が増えていくとします。その1つの仕事に15分かかるとします。
そのまま何もせずに1年経てば、1年間で15分×50週=750分 (1週あたり) もの仕事が増えてしまうことになります。
つまり、一切仕事を減らさなければ、1週間あたりの労働時間が12時間半も増えてしまうのです 。 (まあ、極端な例ですが)
これが多くのビジネスマンや会社がやりがちなミスです。 だからこそ、改善作業が必要になります。
(「カイゼン」とカタカナで表記することが多いです。今やカイゼンは世界共通語。トヨタが有名です。トヨタのカイゼンはこのブログで書いたカイゼンとは、少々意味が異なりますが。)
<両方は無理ですよ>
中学生の話に戻します。
学年が上がるにしたがって、やるべきことは増えていきます。
たとえば、中1の時は中1の内容だけで良かったのが、 中3になれば、中3内容に加えて、中1と中2の復習も必要になるという具合です。
数学の例で言えば、中1の3月は「正負の計算」だけ覚えておけばいいのですが、4月には「文字式」が加わり、5月には「方程式」が加わります (当塾のカリキュラムです) 。こうして、 月が進むにしたがって、覚えておかねばならないことが増えていくのです。
このように、勉強というものは、学年が進めば進むほど、あるいは月が進めば進むほど、やるべきことがドンドン増えていきます 。
そして、先ほど説明したトレードオフの理論によれば、 やるべきことが1つ増えたのなら、何か1つ捨てないとダメなのです 。そうしないと24時間の枠に収まらなくなります。
では、何を捨てるのか。
1つめは、テレビやテレビゲームをやっている時間です。
2つめは、ボーっとしている時間や休憩している時間です。
3つめは、友達と遊んでいる時間です(携帯やLINEも含む)
さて、以上3つを削っても時間が取れない場合。 次に削れるものは2つだけです。すなわち、「 睡眠時間」を削るか「部活」を削るかです。
<部活をやめなさい>
さて、今回宿題を終えられなかった3名。
はっきり言いますが、自校作成校はもう難しいと思います。 私の力ではどうにもできない。申し訳ないですが、今の私の指導力では、「言われたことをできない子を合格させること」はできません。だから、うちの塾にいる限り、自校作成校は無理でしょう。
(もしかしたら、「うちなら、そういう子でも自校作成校に合格させてあげられます」という凄い塾もあるかもしれませんので、そうした塾があれば転塾をおすすめします)
そんな3名が「奇跡」を起こす方法があるとするならば、 もう部活をやめるしかないでしょう 。(奇跡は起こらないから奇跡なのですが・・・)
いや、3名だけではないですよ。
中1で宿題忘れが目立つ1名。
中2で成績が下がってきた子たち数名。
もう削れる時間は部活しかないのでは?
よく話し合ってください。
部活で食べてはいけないですよ。
みなさんとみなさんのご家庭が、本当に優先したいことをよく考えて結論を出してください。
こう言うと反論が来ます。
「いやいや先生、部活をやりながら成績の良い子もいますよ」と。
しかし、それはその子だから出来ているのであって、出来ない子はどうやっても無理なのです。
今まで部活にこだわったあまり、結局高校受験で手遅れになってしまった子を大勢見てきました。
私は部活を辞めるべきだと思います。 両方は無理です。
もちろん、部活を辞めたら、夕方も勉強しないと意味がないということは付け加えておきます。
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