進学塾キャラベル 西東京市 都立自校作成・難関私立高校受験

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2021年03月11日
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​​ ◆本日、中1クラスには以下の2つの課題を出しました。


(1)アルファベットの大文字と小文字をブロック体で正確に書けるようにする

​※崩したり自己流で書いたりせず、テキストP12を参考に正確に書いてください。​


(2)数学の宿題




<宿題について>

◆特に宿題に関しては授業内で指示した通りに「正しい方法」でやってください。​



​​ 帰宅する準備に忙しくて(早く帰りたくて仕方なくて)、 どなたもメモをとっていないようでしたので 再度繰り返しますが、 課題提出のポイントは2点 です。​​


(課題提出のポイント1)
もし家に泥棒が入ってそのノートを見たとしても、何をやっているか分かるようにする​


​※泥棒が見ても「ここから2周目に入ったんだな」「このページは17分42秒かかっているんだな」「ここは解き直しをやっているページだな」などと分かるようにしてください、という意味です。​


(課題提出のポイント2)
課題というのは、相手が要求したことの「ちょっと上」を目指すようにしてください​


​※先生から指示されたことの「その先まで」やって初めて完璧な提出物と言えます。相手が要求していることに「10%~20%」上乗せすることで感動や好印象を与えることができるのです。​



<今週、他の学年で起こったこと>


中1クラスではないのですが、ちょっと他の学年の話をします。

◆一昨日の月曜日、中2クラスの授業でのことです。

​​私が「 必ず守ってください 」と話した『 ある重要なルール 』がありました。しかし、それを守らなかったためにミスを連発している子がいました。​​

​私が黒板で解説した際、「 ちょっと面倒かもしれないけど、ここの1行は絶対に省かないでください。ここを省くとミスが出ます 」と伝えた部分です。そして、黒板に赤文字で「この部分を必ず入れること」と書いて、生徒にも写してもらいました。​

しかし、問題演習に入ったとたん、その部分を省略してやっている子がいた のです。そして、案の定、ミスを連発していたというわけです。​

​​​要するに ​面倒くさかった​ のでしょう。 たった1行 です。その1行を入れさえすれば、ちゃんと正解できるのに、 彼にとってその1行はとてつもなく面倒だった のです。そして省いてしまった。その結果、ほとんどの問題が解き直しという事態になってしまいました。​​​


◆もう一つ。今度は中3Aクラスでの話です。先週の木曜日に宿題を出し、今週の火曜日に回収したのですが、とにかく多くの子が指示通りにできていない。自宅学習に入った途端に自己流に走ってしまう。宿題提出のルールも守れない子が大勢いました。

​これも ​面倒くさい​ ことから起こっています。​




勉強は面倒くさいことをやらなければ絶対にできるようになりません 。逆に言えば、面倒くさいことをやればできるようになるのです。私が要求しているいくつかのルールはそれほど難しいことではありません。ただ、「ちょっと面倒」なだけです。その面倒な「一手間」を入れるか省くか・・・。それで数年後の学力に大きく差が付きます。


そういう点で勉強は料理に似ています。


料理を作る際にめんどくさがって、何か一手間カットしてしまう店がたくさんあります。本当ならその一手間を入れることで素晴らしい味になるのですが、忙しさのあまりそうした一手間を省いてしまう。お店が繁盛し、お客さんが増えると、どうしても利益中心売上中心という考え方になりますから、多くの店は手間をかけずに回転数と客単価を上げることを考えます。その結果、「あの店は味が落ちた」という評判が立ちます。



​一方で、そうした手間をかけることを厭わず(いとわず)、何十年間も一つの味を守り抜いている店が存在します。そうした店を老舗(しにせ)と言います。老舗とは何代にも渡り味を守ってきた店のことです。 何十年も一つの味を守るためには、絶対に省いてはいけない「一手間」があります 。その手間はきっと他の店にとっては非常に面倒な一手間です。しかし、その面倒な一手間を守り続けることで、他の店には出せない素晴らしい味が出せるのです。味とは、いわばその店のルールです。哲学です。老舗とは何十年とそのルールを守ってきたお店です。​

さて、勉強でも大切なルールがいくつかあります。そして、そのルールは大抵は面倒くさいものです。だから、多くの人は省きます。しかし、それを省くと正しい成果は出ないようになっているのが勉強という種目の厄介なところです。私はそれらの細かいルールを「ささやかだけれど大切なこと」と言っておりますが、その「ささやかだけれど大切なこと」を守らないと、みなさんの学力は良い味に育っていかないのです。


宿題量が増えると雑になる子が大勢います。それはまるで、お客さんが増えると面倒な過程を省略してしまう大型チェーン店の料理のようなものです。どこにでもあるありふれた味になってしまいます。それでは上位数パーセントしか入れない自校作成校はきっと難しいでしょう。ですから、上位校を目指す人は必ず言われた通りにやり方で、きちんと宿題に取り組んでください。

あわせて、昨年のブログもご覧になってください。→​ これ ​​

※ちなみに、リンク先のブログで注意されている子達。それはそれは現在、酷い状況になっています。
自校作成校はとてもではないですが無理。学校でも平均より下にいます。特に「暗算でやりました」とメモをして、答えだけ写してきた子は現在もなかなか改善されず、新年度も初回から宿題忘れでした。





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最終更新日  2021年03月23日 23時34分41秒
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「キャラベル(Caravel)」は、大航海時代に活躍した小型船です。操舵性が大変高く、逆風でも前進できるのが特長でした。

「キャラベル船」と同時期に活躍していた大型帆船「キャラック」は、大量の物品を積むことができたので、商業・貿易は大きく発展します。つまりビジネス向け・お金儲け向けの船です。しかし、多くの人員・スタッフが必要で、航行精度という面で弱点を抱えていました。とりわけ、強風は苦手で、逆風が吹くと転覆する可能性も大きかったと言われています。

そこで登場したのが「キャラベル」です。キャラベルは大変優れた操舵性とスピードを兼ね備えていました。必要な人員も少なくて済み、費用面でも大変優れていたと言われています。小型で小回りが利き、逆風の時でも風を味方につけ、精度の高い航海が可能になりました。「キャラベル」の登場により、大航海時代の活動範囲は大幅に広がっていき、数々の偉業が達成されました。


塾も船と同様です。

大型の塾には大型の塾なりの良いところがあります。しかし、規模が大きくなればなるほど、多くのスタッフが必要となり、授業料も高くなってしまいます。「生徒の学力アップのため」に各種講座や合宿を行うのではなく、「社員の賞与(ボーナス)のため」に特設ゼミや合宿を開催するという本末転倒な経営になってしまいます。

こうした大手塾が都立高校を受験をする上で必ずしも適している訳ではありません。
せっかく授業料の安い都立高校に入れたとしても、その前段階として、塾に何百万円ものお金をつぎ込んでいては、あまり意味がありません。

進学塾キャラベルは、教室の規模を最小限に抑え、高い操舵性を重視しております。また、塾長が指導にあたることにより、授業料も最小限に抑えています。キャラベルは、保護者の方が求めている操舵性と経済性を兼ね備えた進学塾です。

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