麻布十番の片隅で『ブチョ~!』と呼ばれるヲヤヂの徒然

麻布十番の片隅で『ブチョ~!』と呼ばれるヲヤヂの徒然

2013年05月07日
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カテゴリ: 日々徒然
 現在の基準では最低クラスと称される【次世代省エネ基準】をはじめ、

【高気密高断熱住宅】について、一般の方々の認知は極めて低いという

アンケートが公開されました。


【次世代省エネ基準】の結果として、

「何となく知っている」38.2%が一番多く「名前を聞いたことがある程度」34.0%。

「内容まで詳しく知っている」はわずか1割弱(8.9%)。

ただし具体的に買い替え・住み替えを検討している方に限っては「詳しく知っている」

方の割合は約25%となったそうです。

 ※回答者数:1,500人(男性54% 女性46%)
  年齢層:20代以下10%、30代29%、40代32%、50代20%、60代以上10%
  現在の住まい:集合住宅58% 一戸建て42%
  小数点以下は四捨五入


 あわせて、同サイトの断熱診断プログラムでご自宅の断熱性能を診断して
もらった結果も発表されています。結果は推して図ることができる内容。
なんと75.4%の住まいの断熱性能が低評価となっています。

 ・著しく断熱性能が不足:40.4%
 ・断熱性能が不足:35.0%
 ・やや良好な断熱性能が不足している:19.0%
 ・断熱性能に優れる:5.6%


 ※回答者数:1,793人(男性58% 女性42%)
  年齢層:20代以下21%、30代28%、40代22%、50代17%、60代以上11%
  現在の住まい:集合住宅43% 一戸建て55%
  小数点以下は四捨五入

高断熱高気密住宅の情報サイト「断熱住宅.com」

http://dannetsujyutaku.com/

20代~60代の男女1,500人を対象に次世代省エネ基準に関するアンケート調査
を実施。(運営:マグ・イゾベール、東京都千代田区)

住まいの光熱費の削減をはじめ、夏場の『熱中症』、冬場の『ヒートショック』の

予防にも高い効果を示し、あわせてかかるコスト以上に大きなランニングコスト

削減効果のある住宅の長寿命化に適した高気密・高断熱住宅(新築・リフォーム)。


買い換え、住み替えを検討していらっしゃるみなさまの検討材料として高気密・

高断熱住宅を検討されているであろう方が25%と想定されるなか、これほど住宅

業界内での盛り上がりと一般消費者の意識のズレが大きいのも【高気密・高断熱

住宅】という言葉がもつイメージのわかりにくさなのでしょう。

高気密・高断熱住宅の最先端である【パッシブ住宅】【ゼロエネ住宅】【Q1住宅】

なども、イメージが掴みにくい言葉ですね。


国をあげてこれらの住宅を普及させようと、国土交通省が中心となり数年前から

取り組んでいるなか、足取りには時間が掛かっています。


 国土交通省:平成21年度建築基準整備促進補助事業
 23. 住宅の省エネルギー基準に関する検討
http://www.mlit.go.jp/common/000995404.pdf

住宅はそうそう買い換えもできませんし、住み替えするにも引っ越しなどの

手間がかかります。それゆえこれから家を建てる、リフォームする方々が、

住宅性能に対する深い理解とあわせ、ご自身でその住宅性能に至るコスト

を納得できるようにすることが大切になります。






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最終更新日  2013年05月10日 16時43分40秒


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