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ぼちぼち7203さんComments
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鳩山首相が辞任して、政局は大変なことになっているようです。
同時に子ども手当の支給が始まりましたが、私は現段階では「子ども手当支給」に反対です。
子供の健全な育成と福祉を図るという大目的には賛成しますが、優先順位が「票に結びつくものから」というのが何とも気に入りません。
まず、優先順位としては、ひどい状態にある子どもたちを救済することが最優先でしょう。
具体的には、被虐待児童のケアが挙げられます。
以前、この日記でも書いたように、児童相談所は役所の部署の一部に過ぎず専門機関ではありません。
従って、児童相談所の職員は3年くらいで全く関係ない自治体の部署から配属され、家裁調査官のような専門性は到底期待できません。
また、人数的にも圧倒的に少ないので、虐待事件に迅速に対応できないのが実情です。
被虐待児童の多くは、脳の発達障害を引き起こす恐れがありますので、十分な治療やケアをしないと「虐待の世代間連鎖」が生じ被虐待児童の約3分の2が自らの子供を虐待してしまうという悲しすぎることになってしまいます。
一律に児童手当を出すのであれば、一刻たりとも待っていられない児童虐待対策に資金を回すべきでしょう。
もうひとつは、待機児童問題です。
待機児童をゼロにするだけでなく、託児所を質的にも量的にも充実したものにすることが急務ではないでしょうか。
「三つ子の魂百まで」というように、少なくとも幼児期は人格形成にとって極めて大切な時期であり、子供の成長を止めることができないように、この問題も一刻を争うものです。
緊急性という点ではちいさな子供よりは優先順位は下がりますが、奨学金をもっともっと充実させることも急務です。
現在、法曹になろうとして司法研修所を卒業した新人弁護士の多くは、数百万円の借金を抱えているそうです。
ロースクールで奨学金を借り、司法研修所で給付金を借り、その上アルバイトができないのですから実家などがよほど豊かでない限りスタートラインで借金を背負い込むわけです。
研修医や勤務医の非人間的ともいえる過酷な生活条件も、有為な人材をして救命医療などから遠ざけてしまいます。
このように、第一の優先順位はひどい状態に置かれている子どもたち、第二の優先順位は親の資力がないがためにやる気があるのに社会貢献をあきらめざるを得ない子どもたちであって、親の遊興費に変ってしまうような子ども手当は不要ではないかと思います。