ども、妄想旅行会社JTB(ジョバンでトラベル、ブーンとね。の略)
広報担当の某店主です。
今回はフランス北西部のロワール地方の妄想旅行を企画しました。
題して、
「0泊1日ロワールの旅、料理でね」
ロワール地方の郷土料理のフェア、やってまーす。
◎レンズ豆と彩り野菜とモッツアレラチーズのサラダ
ロワール地方の東、サントル圏のベリー地方の特産品レンズ豆をサラダにしました。
野菜の出汁で煮たレンズ豆とクリーミーで弾力のあるモッツアレラチーズ、
甘みと旨みが凝縮したトマト、パプリカ、紫玉ねぎ、きゅうり、レタス、
トレビスなどの彩り野菜満載のヘルシーな逸品。
◎宮城野ポークのリエット
ロワール地方の中心地トゥールの郷土肉料理を宮城野ポークで。
宮城野ポークと野菜を煮てフワッとした食感のペースト状にした
お手軽アラカルトな一皿。
お肉の旨みと野菜の甘みのバランスが絶妙。
パンに付けていただくと、やめられない止まらない。
◎黒オリーブとドライトマト入りブータン・ブラン(白いソーセージ)
ロワール川流域の古城がたくさん残る美しい地方、トゥーレーヌの郷土料理。
豚肩ロースと鶏むね肉、玉ネギとパン粉少々、生クリームで作った
柔らかくジューシーな食感、皮目はパリッと張りがあります。
黒オリーブの程よい塩っけとドライトマトの甘酸っぱい酸味で
味わいにバラエティさを演出。
◎宮城産アナゴのマトロート(赤ワイン煮込み)
マトロートとは赤ワイン煮込みのことでロワール地方の家庭料理。
鰻のマトロートが有名ですが今回はアナゴでチャレンジ!
一度素焼きにした穴子を玉ねぎ、マッシュルーム、ベーコンを入れた赤ワインで
コトコトと煮込みました。
ほっくりとした食感のアナゴにベーコンの旨み、
野菜の甘み、マッシュルームの風味、
赤ワインの濃厚なコクと鼻腔をくすぐる香りが染み込み、
地球に生まれてよかった味わい。
◎シャラン産鴨もも肉のソテー
大西洋に面したヴァンデ地方シャラン産の鴨もも肉をソテー。
パリッパリに焼いた香ばしい皮目を噛みしめると鴨もも肉の肉の旨みが
ジュワ~っと口いっぱいに広がります。
フォン・ド・ボーベースのきのこソースとの相性もグー!
こちらのロワール産の赤ワインと合わせてみるも良し。
蔵ルージュ2014 ティエリー・ピュズラ
「蔵」と言う名前ですがおフランスのロワール産のワインです。
作り手のティエリーさんは日本大好きでも有名です。
来日時、日本酒の蔵めぐりをしたときにビビビッときた
インスピレーションをワインに反映。
スミレのような華やかさと紫色のベリーの香り、
赤系の口当たりやわらかい果実味、出汁系のうまみも、
そしてちょいスパイシーなニュアンス。
シャラン産鴨肉の肉感ときのこのソースの酸味が、
蔵ルージュを一緒に含むことにより味わい三倍増し!
ぜひぜひ、おフランスのロワール地方の古城を思い浮かべ、
おフランスに来ている気持ちで楽しんでください。