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今年一年、家族全員健康に過ごすことができ、また、仕事においても様々な人とのご縁をいただき、それによって新たなステージへと進められるようになったことをありがたく思います。「未来を見つめ、今を全身全霊全力で進み続ける」のが自分の信条です。毎年始めにさらなる高みを目指すべく、1年のテーマをきめているのですが、06年は「研ぎ澄ませる」にしました。一昨年が「とことんやる」昨年が「こだわりを持つ」何事にもとことん取り組み、そこから自分のやるべき道を見つけてそれにこだわり、追求していく。今年はその自分のやるべきことを刃物を研ぐがごとく、しっかりと研ぎ澄ませ、より切れ味のあるものに高めていこうと思います。つまり、"質を高める"ということですね。そのために何をするのか、行動計画をどうするのか、この休みの間にじっくりと考えてまた一年後に「良い年だった」と言えるようにしたいと思います。この日記を通じてご縁をいただいた方々に心から感謝いたします。来年もどうぞよろしくお願いいたします!!
2005年12月31日
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夢、願望目標はいくつになっても持っていたいものですね。近頃の子どもたちに「将来の夢は何?」と聞いても明確な答えが返ってくることが少なくなりました。大人に至っては、目の前の現実に精一杯で夢なんか見てる暇なんてないという人または、いつかは○○したいなあと夢を先送りしている人これでは寂しすぎます。出る杭は打たれる社会環境夢を「素晴らしいね!」と言えずに「そんな夢ばかり見て」と否定する人々こうした周りの背景が夢を持ちにくくしているのかもしれませんね。でも人間が心にエネルギーを持つことができるのは、未来に意識が向いている時です。ワクワクする夢やロマンがあるからこそ、今をがんばることができるのです。20代前半のころ、あるロックバンドの熱狂的ファンだったのですが、彼らの歌の中で『年をとれば、子どもは大人になる それだけが成長じゃない』という歌詞がありました。まさにその通りですね。年は『取る』ものではなく、『重ねる』ものです。一つ年が進むごとに、若さを失い、健康を失い、エネルギーを失う。様々なものを『取って』いっては、最後は抜け殻となり、何も残らなくなってしまいます。年が進む中で得た一つの経験、一つの気づきという薄い紙でもそれらを積み『重ねる』ことで人間としての厚みが増してきます。年を重ねてきたからこそ、得られた叡智でできることも大きくなるはず。だから大人になるほど夢もでっかくなっていくのが本質じゃないかと思います。そうした夢見る大人の背中を子供たちが見ることで夢を持つことの素晴らしさを学んでいけるでしょう。自分自身も武道・スポーツ指導を通じて多くの人たちの心を豊かにしたい、未来を担う人財を育成したい、生涯現役として自分の無限の可能性を見極めたいという夢を持っています。子どもたちにも「大きな夢を持て!やりたいと思ったことはすぐにやれ!」と言い続けています。すべての人が夢を持ち、お互いの夢を認め合い、サポートし合えるそんな世の中になれば、素晴らしいですね!
2005年11月07日
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昨日は鳥取県の高校卓球部に、メンタル&コンディショニング指導に行ってきました。 自宅から約4時間の道のり鳥取駅から乗り換えで30分ほど行くのですが、だんだんと風景が街並みから緑色の山々に変わっていき、「昔ながらの田舎」という景色が続き、何かホッとする感じで心癒されます。列車は車両が2両で駅に着いたら、1番前のドアから降り、その時に運転手さんが切符をもらうというバスのような変わったシステムでした。セミナーを受講する選手たちも、素直で純粋な子たちばかりで私が話している時も真剣な眼差しで聞き入っていました。私は元々口下手で緊張しいなんです。それなのに人前で話をする仕事をしているのが不思議なのですが・・だから、より良いセミナーをして、選手たちに喜んでもらったり気づきを得てもらうためにも行き道の電車の中ではレジュメを見ながら繰り返し繰り返しセミナーの様子をイメージします。そして最後は全員が「よかった!感動した!楽しかった!」とエネルギー満タンになる姿をイメージし、「よし、未来を担う子どもたちのために、今日も頑張るぞ!!」と最高のテンションにまで持っていきます。昨日の話は目標設定の大切さや、練習・日常生活での意志や意識の持ち方、思考や行動と人生の関係、集中力の高め方などについてでした。セミナー開始当初は純朴でおとなしい雰囲気だった選手たちも最後には元氣いっぱいで、私が帰るときにも教室から階段の踊り場まで飛び出てきて「ありがとうございました!」とアイサツをしてくれました。学校を出て帰りの駅で電車を待っていた時、たまたま女子部員の子が通りがかりました。彼女は「今日はありがとうございました! ぜひまた来てくださいね!」と言ってくれました。最高に嬉しかったですね。指導の時にはいつも「一期一会」の精神で取り組むようにしています。選手たちにとっては、私と会うのは一生のうち今日の1回限りかもしれない。だからこそ、せっかく時間を作って話を聞いてもらっているのだから、ひとつでもいいから、彼らの魂にまで響くようなメッセージを残したい。彼らが何か気づきを得て前向きな生き方へと変わるような"きっかけ"をつくってあげたいんですね。駅で会った彼女のひと言で「ああ、今日もここに来てよかったなあ、いい仕事ができたなあ」と思うことができました。素敵な人の縁がまた広がったことに感謝です!!
2005年10月17日
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昨日はメントレの方の仕事で兵庫県・豊岡市社会福祉協議会の業務研究会にて講師としてお話をさせていただきました。この辺りの地域は市町の合併により、業務量・業務時間の増加などで職員の方々の多くがストレスを抱えて日々仕事をされておられるそうです。そうした状態で仕事を続けていれば、地域住民への対応がおろそかになったり自身の健康や家庭環境まで悪影響を及ぼしかねません。その状況を何とか改善して社協の職員が心身のエネルギーを高め、地域住民の方々にもエネルギーを与えられる存在になってもらいたいということで今回、依頼をいただいたわけです。講演では、私自身が心の持ち方・物事の捉え方の変換によって人生を大きく変えることができたこと、ストレスの原因、心身のエネルギーをアップさせるための様々な方法を実践形式でお伝えさせていただきました。人の思考や行動は、過去からの習慣や環境からの影響からくるものですから新しい習慣を取り入れ、環境を整えれば誰でも心身の抵抗を減らせる事ができます。ある出来事について、良い悪いと決めているのは自分自身の心です。その解釈の仕方によって、同じ事でもある人にとっては良い事になり、別の人にとっては悪い事になるのです。要は自分が気持ち良くなる方、悪くなる方のどちらを選択するかですね。社協では、高齢者や障害者、ニートの子どもたちなどへの幅広い対応をしていかなければなりません。やはり職員自体が強いエネルギーを持たなければ、こうした方々への対応は大変であると思います。講演の中で実践したことを、ご活用いただき、住民の方々にいっぱいのエネルギーを与えて地域の活性化に努めていただきたいと思います。社協のみなさん、素敵なご縁をいただき、ありがとうございました!
2005年09月10日
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昨日は次女の5才の誕生日(今日9/4です)の前祝いということで、家族で「ひらかたパーク」という遊園地に行ってきました。わが家の家族行事の特長はなんでも「とことん」やることです。だからホントに朝から晩まで遊びっぱなしです。この日も遊園地の開園直後から入り、パスポート券を購入して20時の終了時刻のギリギリまでずーーーーーーーっと、遊んでいました。夏休み明けの土曜日ということもあって、園内もそれほど混んでなく、乗り物もほとんど待たずに乗れるので、子どもたちは1度乗ってみて面白かったのは、降りたらすぐにまた入り口まで走って行って何度も何度も乗るんですね。私も付き添いで乗っていたのですがちょっとした遊具ならいいけれど、急流すべりやマウスなどは連続で乗ったら、もうヘロヘロなので最初は楽しかったものの、後半はもう勘弁して!という感じでした。しかし子どもたちは、こと遊びに関してはホントにタフですね。子どもたちに「どう、もうひらパーも満喫した?」と聞くと「うん!」と満足げな返事。そして「明日もまた行こうっていったら、どうする?」と聞くと「もちろん!!」と答えました。・・・イヤ、まいりました!!
2005年09月04日
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今日は子どもたちはうちの両親に海遊館に遊びに連れて行ってもらいました。そして夕方、駅まで子どもたちを迎えに行き、そのまま今日は私の誕生日(最後の30代です!)ということで、両親も一緒にみんなで居酒屋に夕食を食べに行きました。私はこの年になって祝ってもらう、というよりも自分が好きなことをして生きることができ、また、家族がみんな元氣で楽しく暮らしているということが本当にうれしく、そしてそのような星に生んでくれた両親に感謝したいということで「お誕生日おめでとう!」ではなく「生んでくれてありがとう!」と言うことにしました。年をとってからわかることもある、と言いますが、両親の愛情はまさにそうですね。ようやくこの年になって素直に「ありがとう」という言葉が言えるようになりました。反抗ばかりしていた10代、20代のころの自分を思い出すとホント、赤面してしまいます。もう妻子もいるいい年した大人なのに会うたびに「大丈夫か?ちゃんとやっていけてるか?」と聞いてきます。親はいくつになってもわが子を子供扱いするものですね。大した親孝行は未だにできていませんが、自分が自分らしく、生き生きと幸せに生きている姿を見せることが自分が今できる親孝行ではないかと思っています。ある人が、親孝行についてこう語っていました「僕はもらった命を最大限に生かしている。死んだ後、灰さえ残らないくらいに燃焼し尽くしてやる。それが一番の親孝行なんだと思っています。」自分もこのような"完全燃焼"の生き方を目指したいですね。両親に感謝。
2005年08月20日
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松下幸之助氏は「風の音を聞いても悟る人がおるわなあ」と言ったそうですが自分が常に学ぼうとしたり、問題意識を持つ事で何ごとからでも得るものはありますよね。そうした姿勢でいれば、1度聞いたことのある話、自分が知っていることでもまた新たな気づきがあるかもしれません。「そんなこと知ってるよ」と言ってしまっては、せっかくのチャンスに自分でフタをしてしまっているようなものです。また、新たな気づきというのは、自分が成長しているからこそ、得ることもできるのではないでしょうか。学びを得ることで自分の意識や価値観が変われば、物事を見る目の範囲や角度が広がります。視点が広がった分、得られる情報にも差が出てくるから、同じものを見たり聞いたりしても、以前とはまた違う感じで受け止めることができるのです。そう考えると、30代半ばまでほとんど人と会うことや、本を読むことを避け、日々を惰性で生きていた自分はなんてもったいない事をしてきたんだ!と思ってしまいます。まあ、その時間もそうした気づきを得るために必要なものだったんでしょうね。だからこそ、今の若者、子どもたちには学ぶ事の楽しさ、好奇心やチャレンジ精神、行動することの大切さを伝えていきたいですね。そこから、彼らの『生きる力』が育まれていくのだと思います。
2005年08月14日
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今日は朝から部屋の整理をしていました。忙しさにかまけて手つかずになっていたので物がたまりにたまって置き場もなくなっていました。環境が乱れれば脳も乱れ、そうなると当然いい知恵やアイデアも浮かびません。一度に片付けるのはあまりにも膨大な量なのでやりやすいところから優先順位をつけて行うことにしました。とりあえず今日は本とビデオの整理。見ていない、読んでいないものは思い切ってどんどんと捨てることでかなりの空きスペースができました。そこで残ったものを各ジャンル別に分類し、よく見そうなものをての届きやすいところに配置します。本の大きさや厚さも分け、その順番に並べていく。これで見た目もかなりいい感じです。約5時間ほどかかってようやく片付けることができました。とりあえずこれで半分は終了。それでも部屋のスッキリ感は大分違いますね。それとともに、心もなんかスッキリします。人間は視覚から最も多くの情報を得ますから、周りの環境が乱れていれば、そうした状況がいつも目に入ることによって脳の環境も乱れてくるのでしょうね。そして、その脳の乱れが心の乱れにもつながってくる。そうすれば仕事や生活にも支障が生じてきます。また部屋だけでなく、自分の頭の中もたまに整理しなければいけませんね。考えをまとめるなり、日記などに書き出すなどしていかなければ考えがごちゃ混ぜになって思考能力が低下してしまいます。より頭の中をスッキリクリアにするために、明日は残りの半分の部屋の整理をがんばろうっと!
2005年08月06日
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昨日、一昨日と山形県の温海町というところに出張に行ってきました。町の教育委員会からの依頼で講演をさせていただきました。自分の人生経験や武道・スポーツ指導における事例を通じて人は誰でも変わることができる、誰でも無限の可能性があり、自分を輝かせる光を持っているんだ、ということについて話をしました。温海町は子どもの人口比率が少ないにもかかわらず、多くのスポーツ競技で全国大会に選手を送り出したり、県大会、東北大会でも上位に進出をしたりしています。また、不登校や学級崩壊、校内暴力などの問題もないとのこと、これは素晴らしいことだと思います。それもそのはず、参加いただいた先生方はみなさん本当に熱心で、教育について、子供たちの指導について真剣に取り組んでおられます。そうした先生方の思いが、町全体にも伝わっているんでしょうね。またひとつ、新たな土地で情熱的指導者の方々とのご縁をいただけたのはうれしい事です。目標は全国制覇。各都道府県の指導者の方との心のネットワークをつくることで、日本中が愛ある指導者、子供たちに夢を与える指導者、心熱く燃える指導者の意識でつつまれていく。そうなれば、子どもたちの心が変わる、子供たちが変われば、日本の、世界の未来もきっと変わる事でしょう。大きな変化は小さな変化から始まります。我々指導者が、できるところから小さな変化を起こしていきたいですね!
2005年08月05日
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先週末は、いつも指導に行っている愛知県の高校ホッケー部にインターハイ前の直前指導に行ってきました。昨年春に顧問の先生とのご縁をいただき、じっくりと時間をかけてチームの目標達成に向けて指導を行ってきました。幸い、選手たちは素直な子ばかりでアドバイスしたことをすぐに実践してくれます。それらが少しずつ積み重ねられ、最初は試合などで先取点を取られるとそこからガタガタと崩れていたチームが今は慌てることなく、冷静に対処できるようにまで成長してくれました。大体月一ペースで指導に行っているのですが、会うごとに心も身体もたくましくなっているように感じます。試合直前の最後の指導内容は、「精神レベルを高めよう」というもの。技術・体力的な部分は、もうやるだけのことはやってきたので後はどれだけ心のエネルギーを高めるか。そしてチームの目標達成に値するだけの精神的器を選手たちが持っていなければ、目標を達成することはできません。そこで、トップ選手の試合・日常における意識や取り組みなどについての話を事例を交えながら、また、残された時間をどのように過ごしていくか、という事について話をしました。セミナー終了後、チーム全員と握手し、エネルギーの注入。監督も選手たちもこの1年、やれるだけのことはやってきたと思います。後は今まで身につけてきたものを、すべてフィールドで出し尽くすだけです。そうすれば、結果は自ずとついてくることでしょう。試合は8/6(土)の午後12:30スタート。彼らの健闘をお祈りします!
2005年08月02日
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「思考は現実化する」成功哲学の本にも同じタイトルのものがありますが、僕はこの言葉はホントのことだなあ、と思います。それまでも、こうした言葉はよく聞いていましたが、心の底から本当だ!と実感できたのは日常の何気ない行動からでした。ある時、お茶を飲もうと思い、棚からコップを取って冷蔵庫に入れていたお茶を出してコップに注ぎ、それを飲んでいた時に「あっ!!!!そうなんや!!みんな同じなんや!!」と気づいたのでした。お茶を飲みたいという願望があることで棚からコップを取る、冷蔵庫からお茶を出す、コップにお茶を注ぐ、という行動が起こります。その行動を起こすことで「お茶を飲む」という願望が達成されたわけですね。願望目標を立て、達成までの道のりをイメージし、行動する。お茶を飲むという日常の小さなことであれ、夢を実現させるという大きなことであれ同じ事なんです。でも行動を起こさなければ、いつまでもお茶を飲むことはできず、「飲みたいな」と思っているだけで前に進むことはできません。それほど飲みたいと思っていないのなら、「後でいいか」とも思うでしょうが、本当にのどが渇いて渇いてしょうがなければ、めんどくさいとも思わずにすぐに行動に移すでしょう。大切なのは、その思いがどれだけの強さか、そして実際に行動に移すか移さないか、です。自分もこれまで様々な目標を立てて紙に書いたりもしましたが、達成できているものは、心の底から「こうしたい!」と強く願い、実際に行動に移したものばかりです。そうでないものは、優先順位が低かったものや今にして思えば実現しなくても自分にとって大した影響のなかったものなどですね。今年の初め、年内に絶対に達成したい目標を3つ掲げ、そのうちの2つは5月までに達成しています。後1つの目標はかなりハードルの高いものであり、現在の達成率は1/3程度ですが、少しずつでも前進はしています。今地道に取り組んでいることが上手く流れに乗れば、加速的に目標達成に近づく事ができるかもしれません。結果はその時になってみなければわかりませんが、それを達成しようとあれこれ考え、行動している時がまた楽しいんですね。やはり何ごとも楽しんで取り組まなくちゃね!
2005年07月16日
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先日、当空手道場のジュニアたちが出場した大会の入場式でかかっていたスキマスイッチの「全力少年」という曲が気に入ってレンタルをしてきました。曲の詩を読んで、さらにお気に入り度が高まりました。何にでも好奇心旺盛で、がむしゃらで、全力で取り組んでいた子供の頃のスピリットを思い出し、前に進んでいこう!というような内容です。今では頭の中で勝手にこのメロディーが奏でられるくらい家で繰り返し繰り返し聴いています。僕は「全身全霊全力」という言葉が好きで、文章や人に話をする時にもよく使います。身体と魂、己のすべてのエネルギーを今この瞬間に注ぎ込むよく「全力」というと思い切り力むことと捉える人もいますが、僕の解釈は「今、自分ができるBESTを尽くすこと」だと思います。先の「全力少年」でも書きましたが、子供たちって、基本的に何ごとにも全身全霊全力ですよね。好奇心やチャレンジ精神旺盛でエネルギッシュです。そして自分自身を信じている。道場生の子の中には、本氣で「ウルトラマンになるんだ!」といい続けている子もいますからね。しかし、大きくなるにつれて外部環境からの様々な影響を受け、いつしか「どうせ無理だ」「自分にはできない」と自分で自分を信じられなくなってしまう。(早い子は幼稚園児でもそんな事をいいます)これって悲しい事ですね。そうしてだんだん何ごとにも"適度"に上手く取り組むようになり、世間で言うところの「大人」になってしまっている。そこが居心地がいい人もいるかもしれないけれど、自分の場合はその場所に安住する事はできませんでした。子供の「ウルトラマンになるんだ!」と同じように「自分はこうなるんだ!」との思いを胸にとことんこだわり、そうなるために次々と破壊と創造を繰り返し、全身全霊全力で突っ走ってきました。そしてようやく今、自分の理想とする場所に近づきつつあります。人からは「そんな年になっても、ようやるね」と言われますが、自分の中では、そんな年になっても「全力少年」でいられる自分が好きなんですね~。(ちょっとナルシストですかね?)
2005年07月06日
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昨日の道場の稽古に、楽天仲間の清流館館長さんがご訪問してくださいました。稽古前にも1時間ほど色々とお話をさせていただきましたが、空手に対する想いに共感するところが多く、また、ネットにおいてもお互いの掲示板に書き込みをしていましたので初対面にもかかわらず、旧知の仲の様に話がはずみました。稽古では剛柔流の型を披露していただいたり、組手で子供たちの相手をしてもらい、様々なアドバイスもいただきました。子供たちにとっては本当に貴重な学びの日になったことと思います。清流館館長さん、ありがとうございました!!流派は違えども、同じ想いを持って空手の道を歩むもの同士、この交流によってお互いに学び、成長することのできる関係を築いていきたいですね。空手だけでなく、様々な人との交流は、自分の中に新しい価値観を生み出します。新しい価値観の創造は今までの自分から新しく進化した自分へと生まれ変わります。しかし、そこには大切なポイントがあります。20代のころ、半引きこもりのような状態だった私は師との出会いによって、人との交流の素晴らしさを学びました。そこからは、自分が「会いたい!」と思った人には自分から連絡を取って会いに行ったり、たくさんの交流会にも参加したりしました。その中で気づいたことは、そこに「心」のつながりがないことにはいくら多くの人と出会ったとしても意味がない、という事です。例えば、ある交流会などは「自分の売り込みの場」でした。いかに相手を自分のビジネスにつなげるか、顧客にするか、そうした考えがアリアリで、相手の人の想いなんかは知った事じゃない、というような感じでした。そういうことに気づいてからは、交流会に参加するのもやめました。その中でこの楽天日記を通じて自分の想いを発信する事により、それによって同じ想いを共感する多くの人と出会う事ができました。このブログシステムは本当に素晴らしいものですね。今日の清流館館長さんもそのお一人です。自分の想いはどんどんと発信しよう。そして想いを共感する人との交流を広げ、深めよう。交流とは字のごとく、「交」わり、新たな「流」れをつくるもの。日々新た、日々進化・成長を目指し、多くの交流によって自分の中に多くの新たなる流れを生み出そう!※清流館館長さんにお越しいただいた稽古の模様はこちらでご覧になれます↓↓↓↓↓↓http://blogs.yahoo.co.jp/tykjsc41/folder/512769.html
2005年06月30日
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私は大の甘党ですが、辛いものもOKな両刀使いです。特にカレーは大の好物で、一週間カレーでも大丈夫でいつも上手いお店をチェックしています。結婚当初、奥さんと家の近くにあったインドカレーのお店によく食べにいってました。カウンターで5席ほどの小さなお店なんですが、たまねぎやトマトをじっくり煮込み、スパイスがたっぷりと効いていてチキンが軟骨まで食べられるくらいの柔らかさでとにかく上手いのなんの!いつも私は特大を食べていたのですが、スパイスの効果か、まったく胃にもたれないんですね。店主のおばさんはメチャメチャ無愛想なんですが、たまにボソッと話す一言にまた味があるんです。この独特のマニアックさがあるカレー屋さんが大好きだったのですが、ある日食べに行くと知らぬ間に店は閉店になっていました。私と奥さんは非常に残念がりました。「ああ、あのカレーをもう味わう事は2度とないのか・・」と当時はものすごくショックでしたね。それ以来、あの店のカレーは私と奥さんの間で"伝説の味"になっていたのですが、最近、そのお店がもう一軒、違う場所に店を出している事を知りました。そして早速今朝、あの伝説の味を求めてそのカレー屋さんを探しにバイクでひとっ走り行ってきました。場所は関西大学の駅前辺りと聞いていたので駅の周辺の繁華街や大学の正門からのメインストリートをウロウロと探し回ったのですが、見つかりません。「やっぱりここも閉店されたのかなあ・・」と半ばあきらめムードでメインから外れた筋の道を通って帰ろうとした時、そのお店のカンバンがパッと目に入ってきたんです。「あ、あった~~~っ!!」すぐに店の前にバイクを止め、店内に入るとインド風の懐かしいつくりは、私たちが行っていた店と変わらぬままでした。そしてマスターのおじさんが無愛想なところまでそのまんまでした。マスターに、以前家の近くに同じ店があり、よく食べに行っていたこと、そしてこの場所にもう一軒あることを聞き、探してここまできたことを伝えました。するとマスターは「ああ、あれは姉がやっていた店なんや。せっかく来てくれたから、これあげるわ」と言って割引券を私にくれました。なるほど!無愛想さは姉譲りなのか(笑)ともあれ、カレー2人前をお持ち帰りで買い、家で奥さんと"伝説の味"を懐かしみながら食べました。「う~~ま~~い~~~!!!!」独特の香り、スパイシーさ、そして軟骨まで柔らかく食べられるチキンは当時とまったく変わらず。2人ともあっという間にペロッと平らげてしまいました。しかし、やっぱりあの雰囲気の中で食べるのがいいね、と今度はお店に2人で食べに行くことにしました。また頻繁に食べられるのは嬉しいですね。楽天仲間でカレー好きな人、一緒に食べに行きませんか?
2005年06月21日
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昨日は奥さんと子供たちはおじいちゃんのところへ遊びに行き、私は昼間は家で事務仕事、夕方からミーティングに出かけました。そして今朝、目が覚めると枕元には袋にいっぱい入ったカラフルな花の形をした折り紙が置かれていました。どうやら一番下の次女(年少)が、おじいちゃんの家から帰ってきた後、父の日だからということでせっせと折ってくれたらしいのです。また、子供たちは、おじいちゃんの家から帰るときにもらったお小遣いでフルーツがいっぱい乗った超大きなプリンとジャンボシュークリームを買ってくれていました。(私がスイーツ好きなので)寝起きの1発目で、こんな素敵なプレゼントをもらって本当にありがたい!!エネルギーいっぱいいっぱいになりました。子供たちに「素敵なプレゼントをありがとう!!」と言うと少しはにかんだ表情で喜んでいました。嬉しい気持ちとともに、「自分も"父の日"を祝ってもらう側になったんだなあ」としみじみ感じてしまいました。普段もあまり『父』という意識はないんでねえ。先ほど昼食を食べた後、子供たちの想いがいっぱい詰まったスイーツをいただきました。うーーん、うまい!!素敵なわが子たちよ、ありがとう!!
2005年06月20日
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昨日は昨年よりご縁をいただいた空手道場の先生が主催する大会にお招きいただき、観戦をしてきました。その大会の中で、私が一番感動したのは「女子一般の部」というクラスの試合でした。出場選手は大体が私と同世代ほどの女性でした。ベテランもいれば、中には空手を始めて二ヶ月ほど、というキャリアの方もおられました。先生から聞いたところでは、ほとんどが最初にお子さんが空手を始め、その後からご自身も稽古を始められた方なんだそうです。そこの道場では、子供が空手を始める時に保護者の方にも一緒に稽古をすることを勧められるそうです。よくジュニアの大会で見られる風景ですが、試合に負けて帰ってきた子を怒鳴ったり、ダメ出しをしたりする場面があります。試合はあくまでも稽古でやってきた事を試し合う場であり、それまでにやってきた過程こそが大事なのです。また、小さな子がたった一人であの試合場に立つということはそれだけでも勇氣のいることであり、褒め称えてあげこそすれ、怒ったりダメ出しなどもってのほかです。それなら、実際空手がどれだけのものなのか、保護者の方もやってみてください、ということで入会を勧めておられるのですね。実際、始めるには勇氣のいることです。しかし、やってみてこそわかるものもあります。仕事や家事をこなし、子供の稽古の送り迎えをしながら自身も稽古に取り組んでいく。そうした姿を見て子供たちは親への尊敬の念を持ち、空手という共通の話題によって親子間のコミュニケーションも深まっていくのです。子供は見てないようで親の姿をしっかりと見ています。そして無意識のうちに親の言葉遣いや行動は脳に記憶され、同じような言葉遣い、同じような思考や行動をとるようなります。だからこそ、普段の親の行動や口ら出る言葉遣いなどを正し、誠実で正直に愛深く、真剣に生きる姿を見せていく必要があるのです。これは、親だけでなく、指導者、上司、先輩などすべての目上の者がとるべき生き方ではないかと思いますね。昨日の試合でも試合で闘う子供を一生懸命応援するお母さん、そして今度はそのお母さんの試合を大声で応援する子供の姿が多く見られました。そこに本当の親子の絆のようなものを感じましたね。勝ち負けじゃない、真剣に全力を尽くして物事に取り組む姿に人は感動するのです。素晴らしい闘いを見せてくれたお母さん方に感謝です。
2005年06月13日
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この一年間、空手やメントレの指導を通じて感じた事です。テクニックや集中力・イメージトレーニングも確かに必要なものですが、最も重要なのは「意志」を育てる事なんだということです。意志とは自分が何者であるかという明確な強き想い。「志」とは「十」「一」「心」と書きますね。「十」とは数多くある雑念や煩悩、欲望、自我を表します。それらを全部捨て去り、最後に残った「一」つの「心」が「志」なのです。心の底から求める熱き想い、本当にやりたい事。その志の強さが自分の軸となり、崩れそうになる自分を元に戻す支えとなるのです。今、自分が本当にやりたい事にどれだけのエネルギーを費やしているかどれだけ無駄な事にエネルギーを消費しているかエネルギーは集めれば集めるほど強くなる。学校での授業やスポーツ現場での指導で無気力であったり、「自分にはできない」と最初から諦めていたりする子供たちが本当に多くなっている。しかし決してそんなことはない。未来を担う若者や子供たちが自分の無限の可能性を信じ、「志」を見つけ、そこで自分を輝かせていく。そのサポートをしてあげたい、というのが私の「志」です。
2005年06月11日
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今朝は自宅近くのお店で、ある高校バスケットボール部の顧問の先生とお会いしてお話をさせていただきました。この先生、今年の春から転任してバスケ部の顧問を受け持たれたのですが、元々は様々な武道の経験者でバスケットは未経験者なんです。そして顧問を受け持つ事が決まってからバスケについてのトレーニング法、戦略・戦術などを徹底的に学び、研究され、その中でたまたま一週間ほど前にうちのHPを見られてすぐに電話をかけてこられてきたのです。ファイルいっぱいに入った分厚い研究資料、そして思ったら即電話をかけてくる行動力、なによりも選手たちを心身ともに成長させたい!という熱き想いに私も心魅かれました。このご縁を機に、より良い指導を目指して共に学び、成長していきましょう!と固い握手で誓い合いました。私はいつも指導の際、選手たちやジュニアたちに「これをやりたい、と思ったらすぐに行動に移す事が大事だよ!」と言っています。これはスポーツだけでなく、人生においても同じ事。私自身、「行動(アクション)」の積み重ねで今の自分が存在しているんだということを実感しているからです。動かなければゼロのまま。それで失敗はないかもしれないけれど、進歩もありません。いや、逆に「あの時やっておけばよかった」と後悔してしまうのなら、後退していることにもなります。「行動」すれば、必ず何らかの「結果」が伴います。それは成功かもしれないし、失敗かもしれません。しかし、例え失敗だったとしても、あくまでその時点での結果であって、長い目で見れば、自分の人生にとっての大きな分岐点になっているかもしれません。大事なのは、その結果によって得られる「気づき」なんですね。先ほど「行動」の積み重ねが今の自分をつくっていると書きましたが、付け加えるなら、「行動→気づき→改善→次の行動」の積み重ね、ということになります。私の選択基準は明快で、いつも楽しめる方を選択して生きている。ただそれだけです。同じ人生なら、密度が濃く、心豊かに生きる方が楽しいですものね。師から教えていただいた言葉に「釘の少ないパチンコ台は球を打ってもすぐにヒュー、ストンで楽しくない。釘が多いほど玉は色んな方向にはじかれて長く楽しめる。人生という名のパチンコ台にたくさんの釘(経験、気づき)を打って楽しい人生を歩んでいこう。」というものがあります。正にその通りですね。川の流れもせき止めれば腐ってしまうように、人間の氣・血も動かなければ滞ってしまいます。まずは自分で自分にブレーキをかける悪習慣を取り除くために、小さなことから「直感即行動」に取り組んでみましょう。
2005年06月04日
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昨日は私の空手の大会に私の道場の子供たちが出場しました。その試合を通じて子供たちだけでなく、私も応援に来てくれた保護者の方々も様々な感動や気づきを与えてもらいました。一人一人が一生懸命全力を尽くして戦いましたが、そこは勝負の世界、勝つ事もあれば負ける事もあります。負けた子は試合が終わって帰ってきた時、みんな泣いているんですね。負けて悔しい、思ったように動けなかった自分に悔しくて、など様々な理由があると思います。また、保護者の方はわが子だけでなく、他の子たちの試合を見ても心打たれるものがあったようです。特にある小3の男の子の試合などは、一学年上の子が相手、しかも体重差も約二十キロ以上はあろうかというのにもかかわらず、真正面から打ち合いに臨み、相手の技の勢いに何度も弾き飛ばされながらも最後まであきらめずに前に出て戦い続けました。必死に戦い続けるその子の姿に保護者の方もウルウルくる人もあったようです。私も戦い終わり、うずくまって泣いている彼に「よくやった!最後まであきらめずによく戦ったぞ!」と声をかけてあげた時には、思わず目頭が熱くなって声が詰まってしまいました。今の時代、こうした純粋な『涙』を流す機会ってなかなかないと思います。子供たちにとっても、泣くといったら、ケガをして痛いとか、怒られてとかそうした時くらいしかないでしょう。純粋に心の底から湧き上がってくる涙って心の中の不純なものを洗い流してくれるような氣がします。泣き終わった後ってホント、すっきりするんですよね。(私は特に涙もろいのですが・・)子供たちもその時は泣いていましたが、後になったらスッキリして元氣に走り回っていました。私も保護者の方々も、子供たちに感動・感激を与えてもらった後は、より元氣が高まったように思います。子供も大人も、様々な経験・体験を通じてや、映画から、本からなどで心を熱~くジンジンさせて、どんどん「涙」を流しましょう!!※感動の大会の画像はこちらをご覧下さい! ↓↓↓↓↓↓http://blogs.yahoo.co.jp/tykjsc41/folder/286616.htmlhttp://blogs.yahoo.co.jp/tykjsc41/folder/286616.html?m=lc&p=2
2005年05月30日
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私は結構メカに弱い方ですが、うちの奥さんは私以上にメカ音痴です。未だにビデオの録画予約が出来ません。また、昨日MDに音楽を録音するという話になって、そのとき私に言ったのが「長期間、保存していたら伸びたりしない?」いや、それはカセットテープでしょ・・と言って突っ込むと「そういえば、この間友達の家でCDを聞いていて『B面には何が入っているの?』て聞いたら爆笑されたわ!」と言ってました。恐るべし・・・彼女の頭の中では文明が昭和で止まっています。(笑)
2005年05月27日
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金曜日に京都の高校女子ソフトボール部、土曜日には静岡の高校女子サッカー部にメンタル指導に行ってきました。両チームとも試合を直前に控え、自分たちの力を出し切るために少しでも多くの事を吸収しようとする熱意が話をしているこちらにもビンビンと伝わってきました。目標を持ち、それに向かって突っ走っている選手たちの表情は、みな素敵です。ホント、いい顔しています。話をしていても目がキラキラ輝いているんですね。青春してるなあ!という感じです。金・土のセミナーを通じて自分自身、あの目の「キラキラ」は忘れちゃいかんな、と思いました。あの「キラキラ」は未来に向かって走っている者の目ですね。いつしか目の前の事に追われ、いらぬ心配・不安を抱えてだんだんと目の輝きを失っていく。そして希望という言葉さえ忘れ、口から出るのは不平・不満やグチばかり。そんな人間にはなりたくない、そしてそんな人間を増やしたくもない。我々の世代が目をキラキラと輝かせ、未来に向かってエネルギッシュに突き進む姿を見せるからこそ、子供たちも夢や希望を持つ事ができる。「人生って本当に面白いものなんだぞ!」と多くの若者たち、子供たちに伝える事が私たちの世代の役割ではないでしょうか。仕事にしろ、趣味やスポーツにしろ、自分が心の底から打ち込めるものがある人の目はいつも「キラキラ」していますね。自分も「キラキラ」輝こう。そして周りの人も「キラキラ」と輝かせてあげよう。「キラキラ」の大切さを思い出させてくれた選手たちに感謝です!!
2005年05月21日
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日曜日の夜、宮古島合宿から帰ってきました。事前の天気予報では宮古はすでに梅雨入りしており、期間中のお天気マークがすべて雨模様でした。しかし、運がいいのか、日頃の行いがいいのか(笑)、移動の際にはスコールのような大雨が降ってプログラムの時は雨がやんだり晴れたりしてくれ、予定通りの行程を進めることができました。私は今回で7回目の宮古島ですが、豊かな自然と人の温かさは相変わらずでした。空手のブログに画像等を掲載しています。参加者全員がホントにいい顔をしています。よろしければご覧下さい。↓↓↓↓↓↓http://blogs.yahoo.co.jp/tykjsc41/folder/371900.html
2005年05月17日
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空手の合宿で沖縄・宮古島に行ってきます。あちらの空手道場で稽古に参加させていただくことにもなっています。空手の源流・沖縄で新たな学びを得てきたいと思います。また、宮古の大自然を堪能したり、温かい人々との交流など様々なプログラムも計画しています。宮古はすでに入梅していて天気が心配なのですが、こちらで晴天を祈っていてくださいね。また帰ってきたら報告しますね!!
2005年05月12日
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実は最近もうひとつブログを始めたんです。楽天じゃないので大きな声ではいえませんが・・楽天は主にプライベートやメンタル指導での出来事を、そちらのブログでは空手道場の稽古の模様や私の気づき、想いなどを書いています。よかったら1度遊びに来てくださいね!↓↓↓↓↓↓http://blogs.yahoo.co.jp/tykjsc41
2005年05月11日
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昨日、一昨日は香川県のある高校にメンタル指導に行ってきました。そこで「人生って思ったとおりになると思う、思わない、どっちだと思う?」という質問を何名かにしました。それぞれの生育過程における考え方・物事の捉え方によって彼らの答えは分かれました。自分のこれまでの人生経験から言えば、私の答えは当然前者です。目の前の結果だけ追い求めれば、確かにその時は思い通りにならなかったこともあるかもしれない。でも、人生という長いスパンでずっとその事を追い続ける、継続する、積み重ね続けていれば、形は変われど結構実現できているものってあるもんです。(※学校の先生になってクラブの顧問になりたい⇒メンタル指導者としてクラブの指導をしている、高校の非常勤講師で授業をしている。格闘家になりたい⇒空手の道場を持ち、生涯現役として稽古を続けている)だからあきらめるなんて自分で夢を断つようなもったいないことをせず、「できればいいな」くらいの軽い気持ちでもいいから、コツコツと前に進み続けていれば、ひょっとしたらどこかでチャンスに巡り会えるかもしれません。夢や目標に向かって歩き続けるのって楽しいじゃないですか。どうせなら、自分が楽しくなる、元氣が出る、スッキリする道を選択する方が、心と身体の健康にも絶対いい。彼らには「人生は思ったとおりにならないと思っている人も『思った通りにならない』と思ったとおりになっているんだよ。だから思ったとおりになるんだ!」と言いました。一瞬、彼らの頭の上に『?』『?』『?』『?』というマークが浮かんで見えましたが(笑)何人かは「あっ!!!」と、その重要なポイントに氣づいた表情をしていた子もいました。小さな時から「どうせやってもムダなんだから、やめときなさい!」「あんたには無理だって!」などと家庭や学校、スポーツの現場で言われ続け、自分で自分を信じられなくなってせっかくの無限の可能性に自分でフタを閉めてしまう子供たちが数多くいます。子供たちの未来の可能性は、ひいては世界の未来の可能性にもつながっています。何事にもどんどんとチャレンジをして秘めた能力を引き出させてあげられるように、私たち親や指導者は子供たちに夢や希望を与え、励まし、応援し続けてあげようじゃありませんか!!
2005年05月09日
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先週末から食事中に唇の同じ部分を噛んでしまう。何回もそれを繰り返すのでその部分がえらいキズになってます。週末は結構慌しかったので疲れてるのかもしれませんね。明日、明後日は久々の完全オフ。わが親父が先月末に誕生日を迎えたのでお袋とわが家5人とでお祝いのパーティーをやります。子供たちには「君たちがこの世に存在するのは、おじいちゃんがいたからこそだよ。おじいちゃんがいなければ、父ちゃんもいない。だから君たちも生まれなかったんだ。だから家族の絆、人との絆ってホントに大切なものなんだよ。」という話をしました。みんな、明日はおじいちゃんに手紙と似顔絵をプレゼントとして渡すために頑張って描いていました。私も子を持つ身になって、親が自分に対してどれだけの愛情を注いでくれていたか、どれだけ苦労をしながらも育ててくれたかが身にしみてわかります。若いときは、そんな事も知らずにワガママのし放題でした。そして反発ばかりしていましたが、今ではただただ感謝の想いでいっぱいです。シャイな性格(笑)なので面と向かってはそうした気持ちを言えませんが、明日は目一杯みんなで楽しく祝ってあげることで親父のエネルギーを高めてあげたいと思います。
2005年05月02日
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昨日は高校のスポーツゼミの非常勤講師としてトレーニング理論の授業をしてきました。「最近の若者は無気力で授業もあまり真面目に聞かないんですよ」色んな学校に行った時に多くの先生からそのような声を聞くのですが、それは授業の内容にもよるのではないでしょうか。そうした話を聞くと、こちらとしては「よっしゃ、意地でも彼らをこっちに向かせてやる!」と、どんな話をすればみんなが授業に興味を持ってくれるかと授業内容を考えに考えます。ある意味、芸人魂が強いです(笑)自分は様々なスポーツ・武道を経験してきているので、それらの経験談や裏話を織り交ぜながらトレーニング理論と結びつけて話をすると、そうした話の時には多くの子が顔を上げて話を聞くんですね。「無気力」というのは彼らの問題ではなく、そのような生育環境をつくった我々大人の問題ではないでしょうか。やはりここはエネルギーの高い方の大人が子供たちにしっかりとエネルギーをかけてあげる必要があると思います。私自身もまだまだ未熟ですが、魅力ある授業をすれば必ず彼らの授業に臨む姿勢も変わってくると思います。だから授業内容もさらに研ぎ澄ませていきます。エネルギーをかけ続けて、一人でも心に火がつけば、周りにもその火はどんどんと広がっていきます。それまで指導者は彼らを燃やし続けなければいけないんです。せっかく生徒たちとの縁ができたのだから、彼らがこの授業を通じてスポーツの楽しさ、素晴らしさに気づいたり、正しいトレーニング理論を学んで競技力をさらに高めてくれたり、社会に出てからも活躍できる人財になってもらいたいですね。
2005年04月27日
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昨年より立禅という稽古法を、午前中に行う自分の稽古に取り入れています。両足を肩幅くらいに開き、軽く膝を曲げて両手は胸の前で大木につかまっているような形でただジーッと立っているだけなのですが、これがなかなかにキツいものなんです。初めはすぐに足が痛くなったり、雑念が湧いてきて集中できなかったりで5分と持ちません。しかし、日々継続しているうちに姿勢は安定し、無駄な筋肉に力を入れることなく、効率よく長時間立てるように身体が馴染んできます。さらには身体の感性も研ぎ澄まされ、「氣」が充実してくる感覚も感じられるようになります。最近は半禅といって片方の足を後方に引いて半身の姿勢で立つ方法も行っていますが、こちらの方がより不安定な姿勢なんですね。人間の身体は面白いもので、不安定なものを安定させようと働きます。この半禅の状態の時も姿勢が崩れそうになると反射的に反対方向に態勢を立て直そうとする。フラフラとした不安定な身体の揺れがだんだんと小さくなり、数分もすると安定して立てるようになってきます。人間の身体の素晴らしい自動調節機能ですね。生理的な働きについても同じですね。風邪のウイルスが侵入すれば、身体は熱を出してそのウイルスを退治しようとする。害になるものを食べれば、下痢になって排出しようとする。熱や下痢が悪いのではなく、それらは生理を安定させるための身体の働きであるということなんです。心についてもそれがいえますね。自分の思考や行動が本質からズレてしまっている時は何かモヤモヤしたりスッキリしない、心臓がドキドキする、胸が痛むなどして"身体"が教えてくれます。近年はそうした感性が鈍くなっている人が多くなっています。(自分も含めてね)筋肉がパンパンに張り、いつも緊張しているのにそれに気づいてない人、感動のできない人、他人に無関心な人。これは心と身体がバラバラな状態で日常を過ごしたり、受信・発信(インプットとアウトプット)のバランスが崩れた生活の習慣化によってもたらされているのではないでしょうか。だから症状や事象が表面化した時にはメチャメチャ崩れてしまっている、という事もあります。身体が発する内なる声をしっかりと聴いて常にスッキリとした生き方をするためにも、今に徹し、集中して事に取り組むことや受信・発信のバランスの良い生活習慣を心がけていきましょう。
2005年04月21日
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武道の世界で「残心(ざんしん)」という言葉があります。空手の稽古の時、1つの技を出した後にすぐに氣を抜いて構えを解いてしまう人がいます。本来、真剣勝負の世界では技を出したからといってそこで必ずしも決着できるわけではありません。すぐに相手が攻撃を返してくる時もあります。そんな時に技を出した後、氣を抜いて構えを解いているようでは、命取りになってしまいます。また、相手がやられた振りをしている場合もあり、こちらが氣を抜いた瞬間に襲い掛かってくる事もあるんですね。だから、技を出した後、相手を倒した後も必ずしばらくは構えを解かずに相手にしっかりと氣を向け続ける「残心」をしておく必要があるんです。ジュニアを指導する時、氣を抜いて残心を怠っている場合はスキのある顔面をパチーンと(もちろん軽くですよ)攻撃したりします。そこで初めて残心の大切さに氣づくんですね。次からは技を出した後もしっかりとガードをして残心しています。また、稽古と日常でのつながりについても話をします。「技は君たちの心を表している。残心を怠っているのは普段でも物事を中途半端で終わらせるクセがついているんだ。例えば、クツをそろえずに脱ぎっぱなしにしていたり、部屋の電気をつけっぱなしだったり、読んだ本を元の場所になおさずに出しっぱなしにしていたり、最後までキチンとやり終えないクセが技を出した後にも残心ができないということにつながっているんだよ。勝負はコンマ数秒の差が明暗を分ける。一瞬のスキが命取りになるんだ。だからこそ、技を出した後の残心をしっかりとしてスキをなくすようにすれば、もっと強くなることができる。そのためには、日常生活においても物事をキチンとやり遂げる『残心』をすることが必要なんだよ。」このようなスキをなくすこと、残心をすることの大切さを言い続けてきたことで、最近はだいぶ子供たちもスキがなくなってきましたね。そうした話は子供たちだけに言っているのではなく、自分自身に対しての戒めとしての意味もあります。自分自身も日常で「残心」をしているか物事を中途半端で終わらせていないか事に取り組んだ後にしっかりと反省をしているかご縁をいただいた方へのフォローをしっかりとしているか「残心」をしっかりとすることが、武道においてはスキをなくし、仕事などではより良い人間関係を築き、日常においては自分を律し、高めていくことになるのです。
2005年04月20日
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よく「成功者とは失敗してもあきらめずに成功するまでやり続けた人のことだ」と言いますね。よく言われるリンカーンやカーネル・サンダースなども数多くの失敗や挫折を経験し、それでも夢や目標に向かってチャレンジし続けたことで後に偉大な功績を残すことになりました。成功か失敗かは他人が決めることではありません。決めているのは他でもない自分です。心が折れなければ、そこで終わりではないんですね。その時の勝負で負けようとも、その次の勝負も負けてしまっても、そのまた次も負けてしまっても、心が折れていなければ、負けていると言えるでしょうか。例え目の前の勝負で敗れようとも、人生という長いスパンで物事を考えれば心折れずに挑戦し続けていればいつかは勝つことができる。こんな事例がありました。マラソンで優勝を狙って大会に挑戦し続けた人がいます。その人は何度挑戦しても表彰台に立つことはできませんでしたが、それでも大会に出場し続けました。そして挑戦し続けること数十年、彼はある市民マラソンの70歳代の部でみごと優勝を果たし、長年思い続けた表彰台の頂上に立つことができました。心折れずに挑戦し続けることができるのは、ひとつは想いの強さ。その事を考えただけで心が熱く滾るような燃える想い。一生を賭けてでも挑戦し続ける価値のある願望目標。想いの強さはエネルギーとなり、前進し続けるパワーを生み出してくれます。そしてもうひとつは「自分を信じる」ことどんな困難に対しても、「オレは絶対にできるんだ!」と自分を信じ続ける心。途中であきらめる時は、必ず自分が信じられなくなるんですね。「オレには無理だ」「どうせやってもムダだ」とマイナスの想念を持ったもう1人の"自分"の声に心を乗っ取られてしまうんですね。自信を持つには、やはり「勝ち体験」を積み重ねていかねばなりません。小さなことでも、「やろう!」と決めたことをやり遂げるや「これをやる!」と決めたことを1ヵ月間やり続けてみるとか。そうした時に出てくる「ダメだ」「無理だ」というもう1人の自分の声に対して打ち克つ。つまり自分との勝負に勝つ「勝ち体験」を積み重ねるんですね。克己心を育てていくことが、自信を強くしていくこともつながっていきます。ひとりひとりがみな無限の可能性を持っている。誰もが自分を輝かせる光を持っている。心燃やす目標を見つけ、自分を信じて前進し続けた時、必ずやその無限の可能性を引き出し、大きく自分を輝かせることができるでしょう。人間ってちっぽけでもあり、偉大な存在でもあるんですね。でもそれを決めるのは自分の心。プラスとマイナス、自分がどちらのエネルギーを選択するか。宇宙時間で考えれば、短い人生。どうせなら、プラスのエネルギーを湧かせて自分がどこまで進化・成長することができるか見てみたいと思いませんか?
2005年04月19日
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「練習のための練習」という言葉がスポーツの世界ではよく使われます。その練習が本番の試合の時のどんなプレイのどんな場面に必要でどの部分を鍛えようとしているのか。明確な目的・意味など本番と練習の「つながり」を理解してその練習をしているのかと言えば、あまりそうとはいえないケースが多いですね。だから、一生懸命練習はしているのだけれど、もうひとつ伸び悩んでいるという人は、ひとつひとつの練習と本番との「つながり」を再確認してみましょう。ひょっとしたら、意味のない練習や無意識にただ身体を動かしているだけのウォーミングアップなど本番との「つながり」のない無駄な動きに結構時間を費やしているかもしれませんよ。その「つながり」が理解できた時、プレイに対するひとつひとつの意識や姿勢が変わってきます。意識や姿勢が変われば練習の質が高まり、さらに日常生活における取り組みも自ずと変わってきます。練習や日常生活を含めたトータルの質が高まれば、当然自身のレベルも高まり、競技力も高められるのですね。人生においても同じことが言えると思います。ある空手の先生が真の護身についてこう語られていました。「自分を助けるためにどうすればいいかというのは、普段から人に憎まれないような行動で生活をしなくてはならない。人から信用されるような、信頼を得られるような人間になること。そうしたら自然に周りの人が尊敬してくれる。そのような人間になれば敵はいなくなる。それが戦わずに勝つということなんだ」護身と言えばそうした術を身につけることを考えがちですが、日常生活の意識や行動の質を高め、自分を磨いていくことで、「敵」という存在自体が消えてしまえば護身という技自体も身につける必要がなくなる。自分を高めることで、家庭も平和になるし、周りの人にもプラスのエネルギーを与えていけば、世の中の平和にも貢献できる。護身という事を考えた時、もっと大局的な目で物事を見れば世の中を平和にするというところにまでつながりを見つけることができるんですね。身に起こる出来事の原因は自分がつくっている、と言いますが、確かに日々自分が生きている中で、今の行動、今の思考が自分の目指す目標や夢につながっているか。エネルギーをロスする方向に消費していないかで未来の姿は変わってくるでしょうね。それだけに、どんな小さなことでも、短い時間でも、それに取り組む時の意識というものは大事なんですね。
2005年04月18日
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昨日は長男・長女は小学校の始業式。それぞれ4年生、3年生へと進級しました。2人ともクラス分けを早く知りたかったようで、いつもより早めに家を出て行きました。帰ってきた時は、仲の良い子と同じクラスになれたようで、終始上機嫌で夜までハイテンションでした。次女は幼稚園の入園式。つい最近まで「幼稚園には行かない!」と言っていただけに、当日はどうかなと思っていたのですが、本人も覚悟を決めたのか、いざ行く時になったら何も言わずに自転車の後ろに乗り、道中のキレイな花や桜を見ては「ワー、きれい!!」と楽しみながら幼稚園まで行けました。入園式では、一番前の席に陣取り、先生の話にも集中して聞いていました。全体的に見ても子供たちはちゃんと先生の話を聞いているもんだな、と感心しました。どちらかというと話を聞かずにペチャクチャしゃべっているのは親の方でしたね。(笑)式が終わった後もすぐに帰ろうとせずに園内の遊具で遊びたいと言ってしばらく遊んでいました。まあ、このまま楽しんで週明けからも行ってくれるといいんですけどね。しかし、次女にとっては新しい環境で刺激が入りすぎたのか、今朝は熱を出して寝込んでしまいました。知恵熱かもしれませんね。来週から子供たちにとって本格的なスタートです。楽しい学校・幼稚園生活を送ってもらいたいと願います。
2005年04月09日
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昨日は新道場での初稽古でした。ここは小学校の体育館を借りて稽古をさせていただいているのですが、そこを借りようと思い、学校に交渉しに行って校長先生と話し合い、了承していただいて新道場として開設が決定してからまだ1ヵ月経っていません。あまりのスピードに、何も考えずに行動しているようにも見えますが、これも計画のうちなんですね。昨年末に翌年の事業計画を立て、目標設定をしてそれを達成するためにどのように展開をしていくかのイメージを湧かせ、徹底したシュミレーションを行う。様々なイメージができているから、それについての情報やチャンスが入ってきた時にすぐ行動に移せるわけです。当初、新道場の設立は秋くらいに考えていたのですが、立地場所や環境条件などにおいて理想的な場がたまたま見つかったので予定を繰り上げました。これは言わば半年ほど時間を先取りしたとも言えます。それによって、さらに先の展開に進めることができるわけですね。スポーツだけでなく、やはり目標設定や計画を立てることは何事においても必要ですね。行動を早めるもう1つのポイントは"心の抵抗"をいかに減らすか。この新道場の設立もそうですが、ここ最近、色々と新たのものに取り組んでいます。大きなものなら沖縄・宮古島での空手の合宿から日常レベルで言えばネットオークションへの出品まで(意外とやってみるとハマるもんですね)。新しいものをやる時、必然的に防衛本能的なものが出てくるんですね。これは生育環境から来る影響もあるのですが。「失敗したらどうしよう」「こんなことしたら周りがどう思うかな」「また今度にしよう」「めんどくさいな」「自分には無理かも」こんな様々な心の抵抗を自分で勝手につくり、前に踏み出そうとする足にブレーキをかけてしまう。でも、やってみれば意外と何てことはないもんです。やる前の抵抗は大きくても、前に進み、動き出すことで流れが良くなってくるんですね。そしてどんどん抵抗がなくなってくる。やり続けていくうちに、あの時、何をためらっていたんだろうと思うくらい何の抵抗感もなく、その物事に取り組むことができるのです。そしてあくまでも私の経験上ですが、「やらなくてよかった」よりも「やってよかった」と思えることの方が多いんですね。逆にやらなくて後悔することは多々ありました。このように心の抵抗も過去の習慣からくるものなら、行動力も習慣で身につけることができるんす。日常の小さなことから、やろうと思った時にすぐ取り組む直感即行動のクセをつけてみよう。綿密かつ明確な目標設定やイメージを湧かせ、時期やチャンスがくれば直感即行動することで同じ時間を生きていても、その質や密度はものすごく濃いものになりますよ。
2005年04月05日
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先週末の土曜日から昨日まで、メンタル指導をしている愛知県のホッケー部の全国選抜選手権に帯同していました。彼らの目標は「全国ベスト4」です。しかし、・選手全員がホッケー未経験者・学校にグラウンドがなく、選手たちは授業が終わった後に 電車に乗って市営のグラウンドまで通って練習をする・そのため、一日の練習時間は約2時間、冬場は1時間半程度・そのグラウンドも他のスポーツとの振り分けがあるため、 毎日使えるのではなく、週に2、3回のみの使用。 雨が降れば当然使用中止と条件的に見れば、全国のトップを目指すのはきびしいものがありますが、それでも「こうした環境的にはあまり恵まれていないチームですが、それでも何とか彼らを勝たせてあげたい、それによって『自分たちでもやればできるんだ!』という気持ちになって、それを誇りとして社会に出てからも前向きに生きることのできる人間に育って欲しいんです」という監督の熱き心に打たれ、昨年4月より指導を開始しました。選手たちはとても素直な子ばかりでこちらが指導したことを積極的に取り入れ、短期間でもかなりの能力の向上が見られました。そして指導して約一ヵ月半でインターハイへの出場切符を手に入れ、予想外に全国に挑戦するチャンスがめぐってきました。しかし、まだまだ全国との力の差は大きく、初戦敗退。そして秋、冬と磨きをかけて、今回の春の選抜大会挑戦。初戦は関東地区の代表校と当たり、これは無難に勝つことができ、ベスト8に進出。確かにチームの力は上がっていることを感じました。そしていよいよ準々決勝。目標であった「全国ベスト4」へのチャレンジマッチです。相手はベスト4の常連校。コンディションを万全に整え、ミーティングにて戦略・戦術もしっかり立てました。そして氣合いも十分。そして結果は前半0-3、後半0-7のトータル0-10。正に玉砕でした。開始20分まではミーティング通りの動きができ、相手をしっかりと抑えていたのですが、やはりベスト4の力はすごいですね。一瞬のスキをついて先取点、その後、前半終了間際に立て続けに2点を取られ、ハーフタイムで気持ちを切り替えたものの、後半は崩れを取り戻せず大量点を許してしまいました。選手たちは相当なショックだったようで試合終了後も宿舎に帰ってからもずっと泣いていました。夜に私は選手たちより一足先に帰ることになり、その際に泣いている選手たちに「どうだ、ベスト4の壁は厚いだろう。もうあきらめるか?」と聞くと「いいえ、絶対にあきらめません!」と強く言い切りました。泣いていた彼らの目はまた「虎の目」に戻っていました。「絶対にあきらめない気持ち」がある限り、彼らはまだ伸びることができるでしょう。まだ目標へのチャンスはあります。夏のインターハイ。3度目の、そして3年生になる彼らの最後のチャレンジの場で目標を達成してくれることを願います。そして私も全力でサポートをしてあげたいと思います。
2005年03月29日
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先週の月曜日の朝、長女(小2)が熱を出して学校を休みました。その日の晩には次女(4才)が熱を出し、水曜日の朝には長男(小3)が発熱。長男の様子が普段のカゼとは違う感じだったので病院で検査をしてもらったところ、診断はインフルエンザでした。おそらく前の2人からもらったものでしょう。という訳で、先週後半は、わが家では珍しく3人が同時にインフルエンザで寝込んでしまうという事態になってしまいました。しんどい時は子供の心も不安になるのでしょうね。「頭痛い」「腰が痛い」「のどが渇いた」「トイレ行きたい」「○○が食べたい」などそれぞれが次々と要求をしてくるので奥さんも自分の用事そっちのけで子供たちにかかりきりでした。幸い土曜日くらいから症状も終息に向かい、何とか終業式までには学校もいけそうです。私たち親の方にもうつることなくて一安心です。回復してくると溜まっていたエネルギーを放出したくなってくるんでしょうね。家の中で暴れまわるようになりました。本当に子供の行動はわかりやすいです。昨日は12回目の結婚記念日でした。子供の調子が完全ではなかったので、どこにも出かけることができず、オマケに私は記念日にもかかわらず夜は出稽古に行ってました。こんな日でも稽古を優先するなんて・・・と言われないように帰りはちゃんと奥さんの好きなスイーツとワインをお土産に買って帰り、ささやかなお祝いをした後、全身をマッサージしてさしあげました。私自身は、自分の興味あること以外には全くものぐさな人間なので、その分奥さんに色々な負担をかけていると思います。奥さんのことを「影の番長」ということもあるのですが(笑)、正にその通りで裏でいろいろなことを支えてもらっているからこそ、自分自身が好きなことができているのだといつも感謝しています。・・・心の中で。「たまには口で気持ちを表してよ」と言われることもあるのですが、その辺については非常に口が重いです、ハイ。子供たちも明日から学校に行けそうですし、先週あまり動けなかった分、しっかりと取り返さねばね!
2005年03月21日
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昨日の晩は昨年秋からお付き合いをさせていただいている顕正会館さんに出稽古に行ってきました。※顕正会館ホームページ↓↓↓↓↓↓http://www2u.biglobe.ne.jp/~kensho/子供たちを指導し、その成長ぶりを見ているうちにいつも自分が子供たちやスポーツ選手に言っている「人は誰でも無限の可能性を持っている」の言葉を自分自身でも確認したいという思いがメラメラと湧き上がってきました。「自分の持っている可能性とは、どれほどのものなんだろう、この年になっても、そしてさらに年を取っても、自分は成長し続けることができるのだろうか?」そして昨年より、生涯一武道家として現役を貫き通すためにこれまでの稽古体系や身体の使い方をガラリと変えることにしました。言わば80才、90才になっても続けることのできる稽古と身体づくり、そして身体の使い方へとシフトチェンジをしたのです。これは自分にとって大きな決断でした。なんせ、これまで自分がやってきたことを全部バラして、もういちど組み立てなおすのですからね。新たな稽古を続けているうちに、ある程度形が見えてきたのですが、それを確認する場がなかったんですね。一般部はまだ立ち上げたばかりで、自分の相手をできる人はまだいませんでした。このような稽古で果たして自分は成長しているのか、はたまた退化してしまったのか、確認することができずに一抹の不安を抱えたまま、稽古を続けていました。他の道場との交流も考えたのですが、この世界は結構クセのある人が多く、一時それで不快な思いをしたことがあったので、よっぽど想いを共感する先生と出会わない限り、交流は控えていたのですが、昨年秋に顕正会館の中山館長と出会い、館長の素晴らしいお人柄に魅かれて鎖国状態を破り、お付き合いをさせていただくようになりました。そして、今回の出稽古へとつながったのです。※中山館長との出会いを書いた楽天日記はこちら↓↓↓↓↓↓http://plaza.rakuten.co.jp/jyonetsu/diary/200411070000/出稽古では、しばらくやっていなかった無酸素運動のミット打ちをやったので筋肉がパンパンに張り、酸欠で顔が青くなりました(笑)引き続いての組み手の稽古は、酸欠で目がチカチカ状態ながらも、1人で錬ってきた稽古の様々な点を確認することができ、大きな収穫を得ることができました。やはり、相手がいて実際に立ち会うことで見えてくるものもあるものです。こうした場を与えていただいた中山館長に心から感謝です。不思議なもので、昨年秋に自分の願望目標として、『技を磨くための稽古仲間ができる』と書いた途端に中山館長との出会いがありました。そしてもう1つ『道場で宮古島に合宿に行く』これも5月に行くことに決定しました。これでその時に書いた四つの目標のうち、二つまでがすでに達成できているんですね。最大の目標がまだ1つ残っているのですが、それも達成できそうな道が見えかけているところです。やはり目標を書き、念じて動き続けることは大切なことなんだな、と改めて思いました。そしてその『想い』の強さが重要なポイントです。その想いのためにどれだけ自分が本氣になれるか、単純に「こうなったらいいな」的なものでなく、自分の中から湧き上がってくる熱き想い。「自分」という全存在が心の底から念じた想いは携帯電話のようにどこかで受信されてつながるものなんですね。そうした「身体」が発する、感じる感性を磨くためにも自身が常に自然な状態でいれるよう、いつも心と身体をスッキリとさせていたいですね。
2005年03月14日
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昨日、ジュニアの稽古指導での出来事。5才の男の子が足のサポーターを上手く着けられなくて困っていたのを、横にいた3年生の男の子が「こうやってやるんだよ」と教えながら着けるのを手伝ってあげていました。子供たちの技の上達が見られるのも嬉しいですが、そのようなちょっとした他者への思いやりの場面を見つけたり、チョロチョロと落ち着きのなかった子がキチンと正座をして真剣に人の話を聞けるようになったなどの『心』の成長が見れたときの喜びはそれを上回るものがありますね。昼間に地元の小学校の校長先生とお話をしていたのですが、「昔はケンカをするのにも危険な場所は狙わない、などのある程度の暗黙ルールがあった。しかし今の子は1度キレたら相手を殺してしまうくらいメチャクチャな攻撃をする。ケンカの中での限度というものを知らないんですね。だから小学生のケンカでもホントに危険なんです。」と言われていました。社会環境の変化に伴い、他者との関わりが少なくなったこと、情報の受信ばかりで発信の場が少ないことでエネルギーが出し切れていない。そして何より「心」を育てる場がないことで多くの子供たちが精神が未成熟であったり間違った方向に意識が向いてしまっている。スポーツでも勉強でも、精神の成長が伴わないと、いくら練習をしようが、長時間勉強をしようが能力の大きな向上は見られない。スキルの量稽古は確かに目に見える上達は早いが、そこから先が頭打ちになってしまう。それに対して心を育てる指導・教育は最初に大きな変化は見られず、指導者が焦ることもあるが、ある日、突然大化けすることがあるんです。一番いいのはスキルの中に心を育てる要素を入れること。そこが指導者としての腕の見せ所ですね。これはこれまでの指導経験を通じて得た自分なりの解答です。だから今指導している子が技術的な面の覚えが遅かったり、試合で勝てなくても焦りはまったくありません。なぜなら、それは今の彼らの人生にとって重要なことではないからです。その子が育ってきた生育環境によって精神の器の大きさが違うから、技の習得程度に違いがあるのは当然なんです。技を細かく教える以前に、しっかりとした心の軸を育てることが最優先であるというのが私のジュニアに対する指導理念です。目先の勝利や技が上手い下手なんてはっきりいってどうでもいいこと(暴言かな?)自分は彼らの10年後、20年後の姿をイメージして指導をしています。稽古や試合などの経験を通じて何を学んだか、発見したか、感じたか、それによって自分がどうしようと思ったのか。結果に捉われずに、そこから気づきを得て自らから動いていく精神性を稽古を通じて、そしてスポーツ指導の現場で子供たちに伝えて行きたいと思います。
2005年03月11日
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先週末、突然の発熱で体調を崩してしまいました。幸い熱も一晩で下げることができたので、(私は遅くとも3日以内には、ある方法で熱を下げられることができます)週末は仕事も稽古もオフにしてゆったりとすることにしました。昨日はほぼ体調も回復したので、久々に子供たちを連れて近所の公園に遊びに行きました。ここのところ仕事や空手のイベント・試合などでじっくりと遊んであげられなかったので、3人それぞれがいろんな要求をしてくること、4時間近くは遊んでいましたね。病み上がりの私にとっては稽古よりハードかも(笑)今朝は起床後、部屋で立禅をして4日ぶりに緑地まで稽古をやりに行きました。心拍数120前後を維持しながら緑地までジョギングで行き、森の中で「這」という稽古を行った後、間合いやポジショニングのイメトレ、その後に立ち木打ちを行います。この立ち木打ちの時に面白いことがありました。いくら鍛えている、といっても木を思い切り打つのですから、痛みは感じます。それに余計な雑念を湧かしながら中途半端に打っていると手と木の芯にピタッと当たらず、芯を外れた時の痛みはかなりのものがあるんです。だから打つ時は本当に集中してやらないとかなりのダメージを受けてしまいます。無心で木を打っている途中、何か頭上に気配を感じ、それと同時に勝手に身体が後方に半歩ほど下がりました。それと同時に80cmくらいの折れた木の枝が前髪をかすめて顔の前をギリギリで通り過ぎ、地面に落ちていったのです。文字通り"間一髪"。気配を感じたときに上を見れば、顔に枝が当たっていただろうし、左右に避けたとしても肩に当たっていました。普段、立ち木打ちをしているときは、決めた回数の途中で止めることなどはまずありません。集中して物事に取り組むと、脳の機能が向上し、直感力が高まるといいますが、気配を感じたときに上を見るでもなく、左右に行くでなく、後方に下がったのは、考えてそうしたのではなくてまさに直感的行動でした。"身体が勝手にそのように動いた"んですね。無意識に選択された本能的な動きだったのだと思います。武道で言えば、『心身統一』スポーツの世界では『ZONE』の状態。集中が研ぎ澄まされた後に来る直感的・本能的な動き。あの感覚は、やろうと思ってやれるものではありません。もういちどやろうと「意識」して立ち木打ちをしていても永遠にできないでしょう。自分の持つ無限の可能性を信じ、まずは目の前のことにすべての意識をフォーカスして取り組み、その後は自分の感じるまま、身体の動くままに任せる。そうすれば、身体は自動的に自分にとってもっとも必要な行動を選択してくれる。何事においても『集中』して取り組むことの大切さを、わが身をもって再確認させてもらいました。氣づきを与えてくれた自然の木々に感謝です。
2005年03月07日
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昨日はわが道場の今年初の公式試合出場でした。うちからは9名の子供たちが参加しました。大会出場が初めての子も、そうでない子もそれぞれ試合というものを通じて自分の現在のレベルや良いところ、改善すべきところに気づいてくれればと思います。負けた後、ずっとダメ出しの説教をしている親を見かけましたが、「勝ち負け」という結果のみにとらわれていては、子ども自身にもそうしたマインドが植えつけられてしまいます。子供に「試合どうだった?」と聞いても勝てば楽しかった、負ければつまらなかったで終わってしまうんですね。大切なのは、その試合を通じてその子が何を感じたか、何に気づき、発見することができたのか、それを知ることが大事なんです。そこに気づくことで成長するのであって、結果だけで良し悪しを決めていては何も得るものがありません。また、試合中、横からずっと技の指示を叫び続け、言うとおりにしなければ怒っている親や指導者がいました。そしてもうひとつ、試合中に戦っている子供に親(指導者?)が大きな声で指示を出した時、子供が一瞬そちらの方を向いてしまったんですね。そのスキに顔を蹴られてポイントを取られ、負けてしまったかわいそうな子もいました。試合はあくまでも「試し合い」の場。日頃の稽古で自分が培ってきたことを試す場が試合です。試合の中では戦うのは自分ひとり、誰も手を貸してくれるものはいません。その中で自分がどう動き、相手をどのように制すればいいかを困難や自分の中から湧き出てくる弱気な気持ち、負けそうな気持ちに対してどのように考え、意志決定して行動するのか。それって人生と同じことですね。人に動かされるか、自分の意志で動くか、一生のスパンで見れば、この差は歴然としてくるでしょう。昨日、はじめて試合に出場した幼稚園児の子が試合前に「僕は今日、試合で飛び蹴りを出すんだ!」と言っていました。そして試合の時、ホントに開始の合図と共に飛び蹴りをしたんですね。結果として負けはしましたが、初めての試合なのに全く緊張もせず、彼は本当に伸び伸びと戦っていました。私も今までは、試合中に声をかけてきましたが、彼の試合を見て、自分の意志で戦うことの大切さに気づくことができました。だから今後は、試合前にアドバイスをすることはあっても試合中はすべて子供たちの意志に任せることにします。(見ていて思わず声が出そうになることがあるかもしれませんが(笑))多くの気づきと感動を与えてくれた子供たちに感謝です。大会の模様はこちら↓↓↓↓↓↓http://www.s-hearts1.com/05kankeiko.htm
2005年02月28日
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昨日の午前中は長女(小2)のクラスのPTAの親睦会があり、そこで「空手で健康づくり、ストレス発散」という内容のイベントを行う事になり、うちの奥さんが他の役員の方に依頼されて私が講師で指導をすることになりました。空手は無論、普段あまり運動経験の少ない方々への指導なので、適度な運動量でとにかく楽しく、エネルギーを発散して、その中でも感動や氣づきを与えられるようなものにしたいね、と先週から奥さん(私の仕事の企画部長です(笑))と共に指導内容をあれこれと考えました。まずは教室が寒いこともあり、ウォーミングアップを兼ねてお互いの親睦が深まるような簡単なトレーニングから始め、それから正しい立ち方、座り方を説明して簡単な基本技の稽古に移りました。その後は習った技を実際にミットに向かって打ち込む練習。結構センス良く打ち込む方もいて「いや~、上手いですねえ!」とほめると、周りから「さすが、叩き慣れてるなあ!」とジョークで冷やかされたりと真剣な中にも和気あいあいとした雰囲気で稽古は進んでいきました。そして最後はみんなで厚さ1.5cmほどの板割りにチャレンジです。私がまず見本を見せました。乾いた音と共に割れる板にみなさん「うわーー!」「怖わーー!」とビックリ!その後に「誰かやりたい方はいますか?」と聞くと、一同シ~~ン。やはり、みんな未経験者ばかりですから、そりゃ怖いですよね。そこで、その時間は休憩時間という事もあり、子供たちも物珍しそうに見に来ていました。ちょうどうちの長女がいたので、彼女もやりたいというのでやってもらい、見事に成功。「みなさん、小2の女の子でもできるんだから、大丈夫です。何事もチャレンジすることが大事ですよ!」と言うと、みんなに押されて今回の幹事のお母さんがまずはチャレンジすることになりました。打つポイントと、どのようなイメージを持つか、そして絶対に割れる!と自分を信じる事、その三つをアドバイスしました。そして、覚悟を決めて手刀一閃!板は見事に真っ二つに割れました。板が割れた時のお母さんの顔、よかったですね~。信じられない!というのと割れた!という感動の入り混じったホント、驚愕の表情でした。それを機に何名かの方がチャレンジしました。みんな割れたのがよっぽど嬉しかったのか、「これ、記念に持って帰るわ!」と自分が割った板を手にしていました。そう、この感動が大事なんですね。心のエネルギーが豊かな心、やる氣・元氣を湧かせていく、その源泉が感動・感激なんですね。その後、板割りを通じて、何事もイメージを持って取り組むことや、自分はできる!と信じることの大切さについての話をしました。そしてそれらは子育てにおいても同じ、子供たちを励まし、エネルギーをかけ続けてあげればどんどんと能力を高められるのに、マイナスの言葉がけが伸びようとしている才能の芽を摘んでしまっている親や指導者が非常に多いという話には、みなさん、真剣な表情で聞かれていました。話だけのセミナーでは、やはり頭の中に入っても通り過ぎていくことが多いですが、このように身体を使って体験することで腹に落ちるんですよね。全身で理解する、っていう感じです。親や指導者の意識が変われば、必ず子供たちも変わります。又こうした機会があれば、どんどんと出て行きたいですね。
2005年02月23日
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土曜日はメンタルを学んでいる仲間が集まり、神戸で勉強会を行いました。それぞれの活動の場での実践報告を3人のスピーカーとなり、発表をします。市のトレーニングセンターに勤務している女性の方はご自身の子育てについて、そして体操教室に来る子供たちにより良い家庭環境をつくるためのお母さんたちとのコミュニケーションや声かけなどについてをレポートで発表されました。また、同志のジャンビアニさんは不登校の子供を連れてアメリカ大陸を車で横断した時の様々なエピソードをお話されました。私もスピーカーのトップバッターとして『私の空手道人生』というタイトルで話をさせていただきました。一番手なので、まずは場を盛り上げないといかんなと思い、空手着を着て「空手バカ一代」のテーマ曲で入場し、型を披露してから話に移りました。話をするだけではなく、聞き手をいかに楽しませるか。セミナーをする時にもいつもそんなことばかりを考えているのですが、これも大阪人の血ですかね(笑)・幼少時、いじめられっこだったこと・プロレス、ブルース・リー、空手バカ一代を見て 強さへの憧れに目覚めた小学校の頃・「1、2の三四郎」の影響で真剣にプロレスラーを目指し、 毎日スクワット1000回、腕立て500回、どんぶりメシ七杯の ハードトレーニングに明け暮れた中学時代・空手との出会いによって、レスラーから "地上最強の空手家"への意識変換・空手の稽古が多くできるから、という理由だけで 職種を選ばずに、就業時間のみで判断し、 その会社を選ぼうとした友人を騙して 強引に就職先を変えさせた話・全日本チャンピオンを目指し、命がけで稽古をするも、 大会後に燃え尽き症候群となり、しばらく空手から 遠ざかってしまったこと・近所のお母さんからの依頼で、 子供に空手を教えることになり、 そこから再び空手への情熱を取り戻したこと・子供たちの指導法への行き詰まり、 悩んでいた時に出会った師のアドバイスで 道が開ける・現在の指導内容、そして将来の夢についてざっと、こんな内容で話をしたのですが、ついつい話しに夢中になってしまい、予定時間を大幅に過ぎてしまい、後の時間がかなり押してしまいました。申し訳ない(汗)しかし、話しながら改めて振り返ってみると、ホント、マンガみたいというか、単純というか、影響を受けやすいというか、まっすぐしか見えないヤツだな、と我ながら思いましたね。これが良いとこでもあり、悪いところでもある、でもすべてを含めて"自分"なんですね。こんな自分が好きだから、これからもこのスタンスは変わらないと思います。昨日は愛知県にある高校の野球部にメンタルセミナーに行ってきました。愛工大名電、東邦と強豪校がひしめく県だけに、"あと一歩"の壁を破るためにチーム一丸となって燃えています。思い込みのワクをはずし、高い意志と意識を持って一人一人が無限の可能性の扉を開き、自分を輝かせる光を見つけて、春からのシーズンで大暴れをすべく、選手たちの心に熱く語りかけ、「闘魂注入」をしてきました。2年生は今年の夏が最後の甲子園のチャンスとなるので、ぜひとも頑張って欲しいと思います。セミナーの模様はこちら↓↓↓↓↓↓http://www.s-hearts1.com/seijyo.htm
2005年02月21日
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昨日はわが道場にて「チャレンジカップ」というイベントを行いました。イベントの中で子供たちにミット打ちや組み手試合などのチャレンジの場を与えようという目的で行うのですが、ただ試合をするだけでなく、そのイベントを通じて思い切り楽しんで感情を豊かにし、目標達成に向けて意欲を高め、ゲストのお話を聞いて知性も高めるようにして知性⇒感情⇒意欲の精神活動のサイクルを循環させて子供だけでなく、保護者も巻き込んで参加した全員が精神レベルの高まる凄いイベントにしよう!と昨年末から奥さんと企画を練っていました。幸い色んな仲間が協力を申し出てくれ、予想以上に盛り上がったイベントになりました。内容は・チャレンジファイト(ミット打ち)の部・組み手試合の部・和道流空手S先生の型演武・奥さんの少林寺拳法の技披露・私の実戦型演武&板割り・お母さんの腕相撲大会・「紅白対抗押し合い&ジャンケン負けたら勝ちよ」大会など盛りだくさん。そして特に盛り上がったのは、仲間のSさん、Kくんが登場するアトラクション。2人がマスクを被って乱入し、うちの奥さんを人質にとってイベントをぶち壊そうとします。それを阻止するため、子供たちの中から「五人の戦士」を選び、マスクマンと戦ってやっつけよう!というものです。戦士に選ばれた子供たちは、本当に楽しそうな表情でマスクマンと戦っていました。(ある意味試合よりいきいきしてたかも(笑))でも子供たちの凄いところは、楽しむ時には思い切り楽しみ、試合になるとサッと気持ちを切り替えて集中して真剣に戦う、仲間の応援をする、というところです。どの試合も白熱した内容でした。数日間、インフルエンザでろくに稽古のできなかった子や自分より身体の大きい相手と戦わなければならなかった子などもいたのですが、だれひとり言い訳もせず、大会名に恥じないチャレンジ精神を見せて最後まで戦い続けてくれました。大会の最後は協力していただいたゲストの方々からの子供たちへの熱きメッセージが。そして私も、尊敬する大山倍達総裁の言葉「金を失うことはたいしたことじゃない。だけど信用を失うことはたいへんなことだ。そして勇気を失うことは己を失うことだ。」を子供たちに伝えました。「目標達成に向けて挑戦する強い心が自分の軸をつくる。軸を持って進み続ける人は周りの人からの信用も得られ、そして自分自身も自分を信用することができる。自分を信じ、愛すればこそ他人も愛することができるんだ。昨日より今日、今日より明日、一歩でも前に進むために何事にもチャレンジ精神を持って取り組み、新しい自分になっていこう!」と子供たちへのメッセージを送り、最後は参加者全員で握手をして笑いあり、涙あり、感動ありの我ながら"素晴らしい"イベントを終了しました。これだけ盛り上がることができたのも仲間の協力があったからこそ。やはり何よりも大切なのは人とのつながりだな、と改めて思いました。子供たちに話していることは、自分自身にも言い聞かせていることでもあります。私自身も生涯修行、生涯チャレンジの心を忘れずに前進し続けていきたいと思います。「チャレンジカップ」の模様はこちらをご覧下さい↓↓↓↓↓↓http://www.s-hearts1.com/05kankeiko.htm
2005年02月14日
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今日(2/11)は大阪の柏原市のバレーボール協会の主催するメンタルトレーニングセミナーに、講師としてお招きいただきました。ママさんバレーが盛んな地域だそうで、約100名もの方がセミナーに参加されました。今日2/11は、私が13年やっていた治療院を閉めてメンタル指導者として新たなるスタートを切ってちょうど1年経った日なんです。中学・高校とクラブはバレーボール部で青春時代を過ごしました。思い出深い日に縁の深いスポーツの指導ができる。そして今回の参加者で延べ1000人もの指導者・選手とのご縁ができた事になります。という事で、今日のセミナーはいつもにも増して氣合いが入りました。入りすぎてまたまた時間オーバーになってしまい、消化しきれないプログラムもありました。役員のMさん、申し訳ありませんでした。乗ってくると、ついつい時間を忘れてしゃべり過ぎてしまいます。まあ、それだけ来ていただいた方々が素晴らしかったということですね。(と言い訳をしておきます(笑))私自身、どちらかというと話が上手い方ではないと思っています。普段でも思っていることの何分の一くらいのことしか伝えられず、自分の表現力のなさにもどかしさを感じることも多々あります。ただ、それが自分でわかっているからこそ、言葉以外の相手に対する氣持ちや愛情の部分はめいいっぱい、発信するように努めています。面白いことに、変に言葉を選んで言うよりもこっちの方が相手への伝わり方が深くなることが多いんですよね。人間っていうのは目や耳から入ってくる情報以外にも身体全体で相手の情報を受け取っています。「氣が合う、波長が合う」というのはそういう目に見えない部分で伝わるものを感じ取ってのものでもありますね。だから私の場合、言葉での情報が伝えにくい分、「想い」をどれだけ発していくか。その氣持ちさえ熱く、強く持っていれば、相手もそれを受け止めてもらえます。指導している子供たちも同じです。これだけはホントにわかって欲しい!どうしても伝えたいんだ!と思って話をしている時は普段あまり話しを聞かないような子でも姿勢を正してジッと聞いていますからね。そうした想いこそが自分の生き方の「軸」となり、行動したり、人と接する時の自分を律する規範となるんですね。男・女・父・母・夫・妻・会社員・先生etc・・など時と場所によって色んな立場は変われども、1人の「人間」として、どう生きるかの軸を持つことでどんな場でも「自分自身」であり続けられる事ができる。やはり大切なのは「想い」だな、と今日のセミナーによって気づかせていただきました。バレーボール協会のみなさん、ありがとうございました。
2005年02月11日
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昨日の夜、長女がちょっとした事がきっかけで機嫌が悪くなり、泣き出してしまいました。彼女の場合、泣くといっても声を出して泣くのではなく、ふてくされて顔を見せずに泣く、という感じです。長女はけっこう頑固なところがあってこういう時は絶対に折れません。うつぶせになって、何を言っても貝のように口を閉ざしたまま。まさに天岩戸状態ですね。だから「もういつまで泣いてんの!いいかげんにしなさい!」とか「2年生にもなって、赤ちゃんみたいに泣きなさんな!」と言ってもムダ。突き放すように「もう知らんよ!いつまでも泣いてなさい」とでも言おうものなら、本当にいつまでもそうしています。(以前、同じような事があって、私が用事で買い物に行って数時間して帰ってきても、まだうつぶせで貝になっていました)長女がふてくされてからしばらくのこと、私と次女が風呂に入っているところに奥さんに強引に促されて長女が入ってきました。湯船につかっても、向こうを向いて丸まったまま。一言もしゃべりません。こんな時はどうするか?失ったエネルギーを取り戻す方法は、天岩戸と同じなんです。力でこじ開けようと思っても、絶対に開けることはできません。ならば、向こうが開けたくなるようにすればいいんです。私は次女に「ロケット攻撃だ~!」と言って指先で胸やお尻をツンツン突いたり鼻の穴に突っ込んだりして、2人で遊び始めました。次女はゲラゲラと面白がります。あまりにも楽しそうにしているので、向こうを向いていた長女も「何をしてるんだろう?」と、気になる様子。気づかれないようにそ~っとこちらを見ようとします。こうなったらしめたもの。今度は彼女も巻き込んでいきます。「おお~っと!ロケットの方向が急に変化したぞ~!」と言ってズドーン!と長女のわき腹に指ミサイルを激突させます。長女はくすぐったさにビクッと反応するものの、まだ向こうを向いて必死に笑いたいのをこらえています。次女にズドーン!長女にズドーン!と交互に指ミサイルを当てているうちに長女もとうとうガマンできなくなって「ガハハハハハ!!」と笑い出しました。それからは3人でお湯のかけ合いやゲームなどをして盛り上がり、お風呂から上がる頃には、すっかり元の長女に戻っていました。奥さんは「いったい何をしたん!?」と不思議そうに私に聞いてきます。失ったエネルギーは新たにエネルギーを与え続けてあげるしかないんですね。先の風呂場のように、楽しい場をつくったり、好きなことに集中させてあげたり、何もせずとも、ジッと抱きしめ続けてあげるだけでもいいんです。こちらがプラスのエネルギーを与えて与えて与え続け、それが満たされた時、自動的に元氣になるんです。子供が何かを訴えてくる時、甘えてくる時はエネルギーを求めている時です。そんな時「そうかそうか、よしよし」「うんうん、わかるわかる」「だいじょうぶ、だいじょうぶ!」などと言いながら、抱きしめてあげ、「じゃあエネルギーを入れてあげよう!」と言って身体をさすってあげたりしてみよう。エネルギーが満タンになれば子供は勝手にあなたから離れてまた遊び始めますよ。
2005年02月04日
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わが家のリビングにはバランスボードとバランスボールが置いてあります。多くのスポーツ選手を見てきましたが、身体感覚やバランス感覚の統合連合ができていないために能力を十分に発揮できていないケースが多々あります。「運動神経が鈍い」と言われる選手もこうした身体のバランス・神経系をつなげてあげるだけで改善される事があるんですね。そうした研究のためと奥さんのダイエット(笑?)のため、そして子供たちが自然に家で遊びながら身体感覚を高めるためのものとして置いてあるのですが、さすがに子供たちは高い適応力を持っていますね。ソファ代わりにバランスボールに乗っているのですがボヨンボヨンと飛び跳ねたり上に寝転がったりして様々なポーズをとりながらテレビを見たりゲームをしたりしています。一番下の次女(4才)が遊んでいるところです。↓↓↓↓↓↓バランスボールバランスボード彼女も結構バランス感覚が良く、私の道場で空手の稽古もしているのですが、蹴り足を物凄く高く上げる事ができます。どうです、この上がり具合!!ちなみに私はここまで上がりません!!↓↓↓↓↓↓こうした運動系だけでなく、何事においてもバランスは大事ですね。・自律神経(交感神経と副交感神経)のバランス・食事と運動のバランス(動いた分だけ食べる)・人とのコミュニケーションバランス (話すと聞く、互助互恵)・仕事・遊び・家庭のバランス・知性のバランス(インプットとアウトプット)自然界はすべて絶妙なバランスの上に成り立っています。あなたの身近なバランスを整えてみましょう。それだけで心と身体はスッキリ元氣になってきますよ。
2005年02月01日
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師匠の勉強会の内容をまとめようとカセットレコーダーでテープを聞いていました。時間の短縮にといつも音声を早回しにして聞いているのですが(速聴効果もあるかも?)その時、長女(小2)が「父ちゃん、なにしてんの~?」と部屋に入ってきました。そして私が聞いていたイヤホンの片方を自分の耳にあてがい、その内容を聞き取ろうとします。「わあ、すごい早口!これ何て言ってんの?」と言うので「声に集中して聞こうとすれば、ちゃんとわかるもんやで」と答えました。聞いているうちに、だんだんと慣れてきたようで「ああ、だんだんわかってきたわ。○○○○○・・・・」と話ている内容の真似をしだしました。私は「おお、だいぶ集中力が高まってきたみたいやなあ。今やったらボールも立てられるかもしれないで」と言いました。長女は今までボール積みができたことがなく、何回やってもできないので、昨年の夏以来ボールにも触った事がありませんでした。しかし、早口のテープを理解できた事で集中力も高まり、やる氣も湧いてきたのか「よーし、じゃあやってみるわ!」と久々のボール積みにチャレンジし出しました。するとものの3分ほどで見事成功!!その後も何回もやりましたが、コツを掴んだのか回数を重ねるごとに立つまでの時間もどんどんと短縮されていきました。自転車に乗れる地図が読めるようになる時計の見方がわかるようになるこれらは、様々な経験の積み重ねによって精神の器が1つ大きくなったときに自然とできるようになるものなんです。長女も夏から様々な経験を積み重ね、器が大きくなった上に、やる氣・元氣の高い状態でボール積みに臨んだ事で、できなかった事が短時間でできるようになったのでしょうね。以下が初ボール立て成功で嬉しそうな長女の写真です。↓↓↓↓↓↓大切なのは知識を教えこむ事ではなく、色々な刺激・経験を与えて精神の器を成長させてあげる事楽しく、リラックスできる環境をつくってあげる事知恵やコツをアドバイスする事わが家ではそれらを実践する事で色んな事が教えなくてもできる、わかるように育っています。スポーツ・勉強など何事においても同じ事ですね。まずは精神の器を大きくしてあげましょう。
2005年01月24日
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高校の時、3年間ずっと担任を受け持ってもらっていた先生から手紙が来ました。この先生とは、卒業してからも年賀状のやりとりはしており、今年も年賀状をいただきました。私の出した年賀状には昨年、自分のやるべき使命に向かって13年やってきた治療院を閉めてスポーツ・武道を通じての青少年育成の仕事を立ち上げた事を書きました。そして昨日、冒頭の手紙が届いたのです。封を開けてみると、便箋の一枚目に大きく「夢 想い」と書かれていました。二枚目以降には「新たなる人生のスタートに心よりお祝い申し上げる一歩一歩の前進が一つ一つの実を結ばせている将来より大きな大輪の花を咲かせられることを祈っているまだまだ寒い日が続くようです身体には十分気をつけてもらいたいではまた」との文が。しびれましたね。「ああ、先生、昔と全然変わってないな」と、読んでいて涙が出てきました。20年前、空手に我が人生を賭けてみたい!との強き想いから、勤めていた会社に辞表を出した事がありました。親にも周りからも反対され、会社の上司からは「社会人にもなって、そんな子供みたいにアホなこと考えんな。常識で考えてみろ。空手やって生活していけると思うのか?」と言われ、そして「それなら、この入社を世話してくれたお前の先生のところにそれを報告して来い。何て言われるやろうな!」と言う事になり、翌日、母校の先生の下にその話をしに行きました。自分の空手に対する想いと、事の経緯を先生に話しました。黙って聞いていた先生の口から、私の話が終わった後に出てきた言葉は「ええこっちゃ。自分の夢に向かって突き進むのは素晴らしい事や。自分のやりたい事を思い切りやったらええ。学校への対面なんて気にせんでいいからやりたい事をとことんやったらええんや!」と言われました。先生のこの言葉があったからこそ自分が自分でい続ける事ができたのだと思います。もしあそこで自分が否定されていれば、夢半ばで諦めてしまっていたでしょうし、「しょせん、大人ってこんなもんなんや」という気持ちになって人生を投げ出していたかもしれません。当然自分自身が指導者になろうとも思わなかったでしょう。まさにあの一言が私の人生を変えた!というやつですね。私の前に進み続ける人生の原点は19才の時に先生からもらったその言葉にあります。あれから20年が過ぎ、先生からいただいた手紙から自分の原点を改めて思い出させてもらいました。夢に向かい、熱く、強き想いを持って諦めず、前に進み続ける。恩師に心から感謝です。
2005年01月20日
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子供たちの冬休みも今日で終わりですね。今、長男(小3)が私の部屋にやってきて「今から宿題するから、その前に集中力を高めとくわ」と言い、私の部屋に置いてあるテニスボールで私がいつもメンタル指導でやっているボール積みを始めたのですが、ものの3秒ほどでボールを立ててしまいました。これには私もびっくり!!「えーーっっ!!もう立てれたの?すごいなあ!!」「だって、その前に○○(妹)とカードゲームをやっていたから。それで集中力が高まっていたんと違う?」それにしても、普段ボール積みなんてめったにしていないのに、驚きです。メンタル指導をしている選手たちでもそんな早さでボールを立てるヤツはいないぞ。そして冬休みに入り、ほとんど手をつけてなかった宿題も30分ほどで片付けてしまいました。わが家では子育てにおいて人間の本質的能力である「集中力」の向上を最優先にしているため、できる範囲で子供がしている事は途中で遮らずにとことんやらせる、話をしている時は真剣に最後まで聞いてあげる、というようにしています。集中力が高まれば、理解力、判断力、記憶力、直感力、イメージ力、創造力等が向上し、自律神経の安定、筋肉緊張緩和など心身において様々なプラスの効果があります。能力発揮のベースである集中力を身につければ、スポーツだけでなく、勉強や仕事においても自らが持つ無限の可能性を発揮する事が可能となるからこそ、セミナーにおいては集中力トレーニングを徹底して指導しているんですね。日常生活でなら、今している事にすべての意識をフォーカスするようにしてみましょう。本や映画、音楽の世界に入り込もう食事の時に味、香り、食感を感じてみようお風呂のお湯の温かさ、湯船につかった時の気持ちよさを感じてみよう「今に徹する」事が能力発揮のポイントですよ。
2005年01月10日
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遅ればせながら、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。今年第1発目の日記です。今年は大晦日の格闘技イベント以外ほとんどテレビも見ず、実家でおせちをご馳走になった以外はパソコン業務と空手の指導、自身の稽古を行っていたので普段とほとんど変わりなく、あまりお正月~!という感じがなかったですね。今日は道場の今年最初のイベントとして早朝寒稽古を行いました。寒さにメチャメチャ弱い情熱マンですが、道場生と共に今年1年のスタートダッシュとしての氣合い入れのため、昨年末に思い切って敢行することを決意しました!しかし、いざやってみると意外と寒くないものですね。逆に子供たちの方が震えて声もなかなか出ないようでした。この辺は文明の機器が発達しすぎた中で過ごす現代っ子と我々の環境適応力の差とでも言いましょうか(笑)稽古が終わるまでブルブル状態の子もいましたね。しかし稽古終了後、温かい豚汁を食べ、日も昇ってくると子供たちも冬眠から冷めたようにだんだんと活動的になってきました。鬼ごっこで走り回ったり、森の中の遊具で遊んだりとエンジン全開です。ご父兄のみなさんも朝早くから引率いただき、また、他流で稽古をされているお父さんや合気道黒帯のお父さんなども一緒に稽古にご参加いただきました。ありがとうございます!!子供たちもこうした体験は、みな初めてだったのでまたまたいい刺激になったことと思います。いつも言っている「未体験ゾーンの体験が精神の器を成長させる」の言葉通り、今年も稽古やイベントを通じて道場生・ご父兄のみなさんにエネルギーを高める刺激を与え続けます!※寒稽古の模様はこちらから ↓↓↓↓↓↓↓↓↓http://www.s-hearts1.com/05kankeiko.htm来週末はホッケー部と実業団のソフトボール部の指導です。今年1発目のメンタル指導。選手たちの心に火をつけるべく、氣合い入れて行くぞぃ!!
2005年01月08日
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大阪の大晦日、現在は大きなボタン雪が降っています。子供たちは大はしゃぎで外に飛び出していきました。マンションの前の駐車場で遊びまわっています。今年1年は自分にとっても大きな転機となったまさに「破壊と創造」の年でしたね。今年のテーマは「とことんやる」でした。何事に対しても納得するまで、スッキリするまで、とことんやり抜く。全身全霊全力で物事に取り組んだ時に気づいた事、感じた事、その気持ちを大事にして次に生かしていくことで進化・成長を加速させていく。人生においても、やりたい事をとことん突き詰めていった結果、11年間に渡って営んでいた治療院を閉鎖し、武道とスポーツの指導者として新たなスタートを切りました。その間、本当にたくさんの志を共感する人たちとの出会いがあり、そこから又人生の幅も広がっていきました。2年前、突然自分の今後の人生への不安感に襲われ、その数ヵ月後に病で倒れ、朦朧とした意識の中で「たった一回の人生、やりたい事をとことんやろう。燃えて燃えて、灰さえも残らないような完全燃焼の人生を生きてやろう!」という決意と覚悟をしました。その後の日々の経過は、この日記に書いてきたとおりです。(※病気の時の詳細は「オレが情熱マンの理由」のページ参照)動き出す事で周りの環境も加速度的に変化していきました。うちの奥さんも「わが家は先が読めない。一年前にはこんな状況になっているなんて考えられなかった。来年もどうなっているか、わからんね。」と冗談交じりに言ってました。何事も自分で道を切り開き続けなければ先へは進む事ができない不安定な人生ですが、何より「自分は生きているんだ!!」という充実感や自分自身の存在感、満足感は、自分の人生を自分の意志で生きているからこそ得られているのだと思います。この1年は公私共に充実した年でした。1年後の今日にも同じセリフが言えるように、イヤ、さらに充実した年であったと言えるように、熱く燃えて突っ走っていきたいと思います。来年のテーマは「こだわりを持つ」にしました。自分がこうと思った事は、それにこだわって徹底的に追求、取り組んでみようと思います。深みを知る、掘り下げていく事によって「一を知って十を知る」と言いますが、1つの事を突き詰める事が大局的な事への気づきを引き起こす。物事の本質はすべてのところでつながっているのですね。楽天仲間のみなさん、ありがとうございました。そして来年も共に未来に向かって歩み続けていきましよう。良いお年を。
2004年12月31日
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