PR

Favorite Blog

大型模型掲示7 『ヤ… New! ITOYAさん

🍇新作・長編歴史小… New! 神風スズキさん

『蜜夜婚~付喪神の… てらまさん

早坂暁の傑作中の傑… モイラ2007さん

Hyakkimaru's Blog ひゃっき丸さん
2014.03.28
XML
カテゴリ: プロレス・格闘技
三冠.jpg


インターナショナルヘビー級王者・力道山
PWFヘビー級王者・ジャイアント馬場
UNヘビー級王者・アントニオ猪木

日本の代名詞である名レスラーがかつて巻いた
この歴史的なチャンピオンベルトを
全日本プロレスはひとつに統一する計画を発表した。

選手たちの意思を通して
1988年4月15日、大阪府立体育会館
インターナショナル王者のブルーザー・ブロディと

天龍源一郎との間で史上初の
三冠ヘビー級王座統一戦が行われた。

しかしブロディの計算高いレスリングスタイルと
天龍の本気で激しい戦いが噛み合わず
両者リングアウトで王座の統一は実現しなかった。

そして統一戦2回目となったのは半年後の
10月17日、広島県立体育館
ブロディを破り第18代インター王者となった
ジャンボ鶴田と、天龍を破り第27代UNヘビー級と
第14代PWFヘビー級の二冠王者となった
スタン・ハンセンの間で王座統一戦が行われた。


ハンセンのパワーで押すブルファイトが
全く噛み合わず引き分けで王座統一は実現せず。

この結果にファンが黙っておく訳がない!

1989年4月16日、後楽園ホール大会において
再びインター王者・ジャンボ鶴田と

試合が行われた。

だが・・・

鶴田が長く試合を引っ張った挙句、
両者乱闘の引き分けという不透明決着に
当時、UWFの完全決着制度に慣れていたファンが激怒し
会場が騒然となる事態にまで発展。

この事態に鶴田は「次こそは決着を!」と
マイクでアピールしたが全日ファンどころか
真のプロレスファンにまで
「帰れ!」コールを浴びせられる事になり
後楽園ホールは暴動寸前。

この大事件に鶴田は背水の陣で
二日後の4月18日、大田区体育館でジャンボ鶴田と
スタン・ハンセンの間で満を持して
三冠統一戦、再々戦が行われた。

今度のルールは鶴田がエキサイトして
椅子で攻撃しようが、ハンセンが逆上して
レフリーを倒して何しようが、
リングアウト、引き分け、反則決着がない
完全決着フォール制の新・全日本ルールが採用された。

即ち、反則&場外で逃げようとも逃げられない
アルティメットルールでの戦いである。

このテキサス・アマリロのファンクス道場の
同級生である鶴田とハンセンの同期対決は

ハンセンがウエスタン・ラリアットを
鶴田に仕掛けたが、避けられた揚句
ハンセンがロープに激突し
一瞬の隙ができたハンセンを
鶴田が片エビ固めで丸め込みフォール勝ち。

決して噛み合わない試合展開で
完全決着とは言えない勝利であったが
初代三冠統一王者となった鶴田は

「誰の挑戦でも受けてやる!」と豪語。

その先には天龍源一郎だけではなく
他団体の藤波辰巳、前田日明の名も
言葉には出してはいないものの
満面の笑みでファンに応えた。


ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 テレビブログへ にほんブログ村 テレビブログ テレビ番組へ
にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村



【中古】 ジャンボ鶴田 第二のゴング /黒瀬悦成(著者) 【中古】afb





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2014.03.28 20:29:02
コメントを書く
[プロレス・格闘技] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Profile

上段タロー

上段タロー

Calendar

Freepage List

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: