無色透明

無色透明

2006.07.16
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カテゴリ: スピリチュアル
今日も屋久島は、さわやかに晴れ上がっている。

海はベタ凪。

暑い!
午前10時の時点で、軽く30度を越えている。
シャワーを浴びても、汗が滴(したた)り落ちる。

突然、後ろから首を絞められる。
苦しい!
死にそう!

次の瞬間、犯人がいなくなる。
車が通りかかったのだ。
やっと恐怖から解放される。

危機は去った。
しかし・・・

心臓の動悸は収まらない。
思い返せば恐怖が津波のように襲ってくる。
今のは何だったの?
訳がわからない。
背筋が寒くなる。

しかし、問題はこれで終わらない。

それは・・・

首を絞められた記憶が残ってしまう。
潜在意識に、しっかりと刻み込まれている。
それが、やがて夜ごと自分を苦しめるようになる。

首を絞められる夢を見る。

夢を見てうなされる毎日。
おちおち安心して眠れない。
もう不眠症かノイローゼになりそう。

それは想定外だった。
まさか自分がこんな目に遭うとは夢にも思っていなかった。
あのまま首を絞められていたら・・・
思うだにゾッとする。

想定外、予想外、未経験、突然、強烈・・・
ショック!
それは激烈なインパクトで記憶される。
心の傷として、潜在意識に深く刻印される。

元々は、再発を防ぐために記憶される。
危険を予防するために記憶される。
ところが、それがあまりにも強烈だと、危険予防の範囲を越えてしまう。
何らかの後遺症を残す結果となる。

ショック症状から立ち直れない。
それ以外のことが考えられなくなる。
そればかりが気になって、怖くてしかたがない。
精神の均衡を失う。

このトラウマから解放される道はあるのだろうか。
時間が解決してくれる?
それも一理ある。
しかし、長い間に渡って苦しめられるのも事実。
もっと早く確実にクリアーする方法はないものだろうか。

人は、なぜ何度も同じ夢を見てうなされるのだろうか。
それは解放のプロセスだろうか。
生体は、いつまでも記憶を保持しようとはしないのだろうか。
それはだんだん薄れていくのだろうか。

何度も意識に浮かべば浮かぶほど、記憶は解放されていく。
生体は強烈な記憶を永遠に保持しようとはしない。
危険が去れば、記憶は必要ではない。
夢や思い出すことによって、強烈な記憶を薄めようとする。
ところが・・・

思い出すたびに、パニックの再現となる。
更に恐怖が増し、フリーズしてしまう。
事実としての危険は、とっくに去っている。
しかし、思い出された記憶が恐怖感を掻き立てる。
そこにはまり、そこから身動きができなくなる。

想像が、更なる恐怖を掻き立てる。
また首を絞められたら、どうしよう?
また襲われたら、どうしよう?
想像の中で、どんどん恐怖が増幅される。
思い出す度に、恐怖が強く印象づけられ、記憶されていく。
恐怖の記憶だけが独り歩きを始める。

そうなると、いくら夢に出てきても、思い出されても、解放は起きない。
記憶が解放されるどころか、逆に強固になっていく。
それではいつまで経っても恐怖の記憶から自由になることはできない。

生体は記憶を解放しようとする。
ところが、思考がそれを阻む。
解放されるために出て来る度に、思考はそれをしっかりと掴み、また記憶の倉庫へ送り返す。
それではいつまで経っても堂々巡り。
恐怖の記憶から解放される日は来ない。

では、どうすればいいのだろうか。
このプロセスを理解することだろうか。
生体は恐怖の記憶を解き放つために夢を見させる。
必要以上に強い記憶を薄めるために、時として思い出させる。
その時に、再備蓄しないことだろうか。

夢や思い出すことが、解放のプロセスであることを理解することだろうか。
出て来る時は、消えている時。
それを理解して、出て来る恐怖の記憶に囚われないことだろうか。
恐怖の記憶をいつまでも持ち続ける必要はない。
自然のままに解き放てばいいだけ。

想定外の突然の出来事だったので、強く記憶されてしまったというだけのこと。
それは再度の危険を防ぐための自己防衛本能。
必要以上にこだわることはない。
すべては過去の出来事。
もう終わったこと。
単なる記憶。

冷静に検討し、二度と危険な目に遭わないように注意する。
自分自身を見つめ直し、何が事件を引き起こしたのかを冷静に検討する。
いつまでも過去を引きずらない。
過去に囚われ、過去にのめり込まない。

過去を必要以上に強調するのは、思考。
過去の危険から未来の危険を予想し、必要以上に心を動揺させるのは思考の得意技。
また同じようなことが起きたら、どうしよう?
殺されそうになったら、どうしよう?
考えれば考えるほど、思考停止状態に近づく。
冷静な思考が遠ざかる。

冷静にシュミレーションし、対策を考える。
単なる恐怖の想像は何の意味もない。
いつも恐れていれば、恐れた現実を招き寄せるだけ。

きっぱりと切り替える。
過去は過去。
記憶は記憶。
今現在の事実ではない。

過去の記憶は、それがどんなに強烈であっても、やがて色褪せる。
出て来る度に強化することをしなければ、消えていくだけ。
そのままにしておく。
消えるままにしておけば、何も問題はない。

過去は終わったこと。
ただ強烈な記憶が残っているだけ。
それは想定外の突然の出来事が起きたから。
ただそれだけのこと。

すべて消えていく。
過去に囚われない。
消えゆくものを追わない。
そのままにしておく。

これは何も殺されそうになった場合に限らない。
失恋したり、事業に失敗したり、人前で恥をかいたり・・・
ありとあらゆることに応用できる。
記憶全般に応用が利く。

記憶のメカニズムをよく理解する。
必要以上に記憶にウエイトを置かない。
記憶は単なるメモリー。
役にたつシステム。
生体のメカニズムの一つ。

すべての記憶は、やがて消えていく。
その性質を理解して活用すればいいだけ。
間違っても記憶に使われないように。
記憶に振り回されれば、人生は過去ベースとなる。
過去が今となり、目の前の今をいきいきと生きることができなくなる。

記憶を理解し、記憶を超える。
間違っても記憶に翻弄されない。
しっかりと自分自身にグランディングして、主体性を確保する。
記憶が主体ではない。
記憶は道具。
単なる道具。

努力して恐怖を克服しようとする。
それも悪くはない。
しかし、それには並外れた精神力を必要とする。
なぜなら、同じ次元で対立するから。

恐怖と努力は、同じ思考の次元。
それはまるでシーソーゲーム。
どちらかが上がれば、どちらかが下がる。
力による鬩(せめ)ぎ合い。
いつ逆転されるかもしれない辛く苦しいゲーム。

見守ることは、同じ次元ではない。
恐怖を見守ることによって、意識のフォーカスが恐怖から見守る方へ変わる。
恐怖ばかりに意識が行けば、恐怖の虜になる。
恐怖を見守れば、意識の転換が起きる。

恐怖もあるかもしれない。
しかし、恐怖だけではない。
恐怖を見守る意識もある。
そうなれば、恐怖で身動きが取れないということはなくなる。

思考の次元で葛藤している限り、苦しみが続く。
見守ることで、その葛藤から解放される。
恐怖と努力の綱引きは疲れるだけ。
ただ静かに見守る。
見守る中で恐怖のメカニズムが理解される。
理解されれば、意識のフォーカスは恐怖から外れる。


『突然の 想定外の 出来事に 強いショックが 記憶に残る』

『夢を見る 度にうなされ 怖くなり 自分を忘れ パニックになる』

『強烈な 過去の恐怖に 呑み込まれ 自分で自分 どうにもならない』

『強過ぎる 記憶に心 奪われて 記憶の奴隷 身動き取れず』

『思い出し 何度も恐怖 反芻(はんすう)し 更に強めて 記憶にしまう』

『消えてゆく 記憶に心 奪われて 掴み直して 記憶に浸る』

『恐怖から 抜けることだけ 考えて 更に深みに はまる毎日』

『いつまでも 過去に囚われ 引きずられ 今の自分が どこにもいない』

『引きずられ 恐怖のままに 支配され 弄(もてあそ)ばれて 終わる人生』

『元々は 再発防ぐ ためのもの 記憶の機能 理解し使う』

『身を守る ために恐怖は あるものと 肝に銘じて 生きてゆくこと』

『何回も 夢に出て来る 恐怖感 出て来る度に 弱くなってる』

『夢を見て 過去の記憶に 囚われて 今の自分を 見失わない』

『恐怖感 出て来る時は 消える時 思い出す度 手放していく』

『肉体の 傷は自然に 癒される 心の傷も 自然に癒える』

『この今を 真に豊かに 生きるため 過去も記憶も 活用するもの』

『注意して 生きていないと 引きずられ 振り回されて 恐怖の奴隷』

『思い出す 度に恐怖を 掴まない 掴む限りは 自由になれない』

『強烈な 記憶薄める ための夢 再び恐怖 掴まないこと』

『甦(よみがえ)る 恐怖の記憶 強くとも 負けてしまえば 自由は消える』

『しっかりと 意識のフォーカス 今に置き 過去の記憶に 振り回されない』

『感情に 負けないために 感情を 常に見つめて 理解すること』

『冷静に 見守る意識 弱ければ 感情のまま 振り回される』

『自らを 見つめる意識 ないならば 恐怖に打ち勝つ ことはできない』

『冷静に 見つめる意識 何よりも 恐怖に打ち勝つ ために必要』

『泥沼に 足を捕られて もがいてる 自分見つめて 囚われ抜ける』

『もがいてる 姿見守り 待つうちに やるべきことが はっきりしてくる』

『いかように 強い恐怖で あろうとも 踏みとどまって 恐怖見つめる』

『しっかりと 負けないように 注意して 恐怖見つめて 手放してゆく』

『抑えない けれども負けない 恐怖には しっかり見つめ 今にフォーカス』

『負けないで 静かに恐怖 見守れば 意識のフォーカス 自然に変わる』

『過去は過去 記憶は記憶 今は今 今の現実 生きてゆくだけ』

これが561日目の心境です。







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Last updated  2006.07.16 10:54:27
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Comments

難しいね?@ 人はなぜ生まれてくるのですか その答えを探すためでわ?
emi☆@ タイムリー 先週、ちょっとしたことがありました。 …
風の彷徨者@ Re:そうだったのですか ぴあのさま そういう事情だったのですね…
ぴあの@サファイア @ Re:あれれ??2(06/13) 風の彷徨者さん >今見たら元に戻ってい…
風の彷徨者@ あれれ??2 今見たら元に戻っていました。 こちらのP…
風の彷徨者@ あれれ?? 日記の感じが(テンプレート?)が変わり…
風の彷徨者@ Re:2718日目 - 神聖ゴールデン貫入 石屋…いやいや(笑)水晶屋の 魂仕組みは奥…
ポプラ@ ヒマラヤグリーンDTマスター 私もこの水晶を毎日のように眺めてはぞく…
風の彷徨者@ Re:2716日目 - 運命の水晶 「その秘められた可能性を理解すること…」…
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