無色透明

無色透明

2008.02.24
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カテゴリ: スピリチュアル
日記のコメント欄を読んでいると、だいぶ思いから離れつつあるのを感じる。

これまでは、べったり同化していた。
思いが、自分自身だった。

しかし、それが徐々に分離しつつある。
思いは、思い。
自分は、自分。
見守る意識が、育ちつつある。

これまでの人類史は、すばらしい文明を築いては破壊することの繰り返し。

しかし、それも大団円を迎えようとしている。
いつまでもエゴをやっていてもしかたがない。

十二分に自我を体験したのではないだろうか。
肉体人間になりきって、個別化の極限まで経験した。
全体から分離した私で生き切った。
私こそが、地上最大の重要人物だった。

良くも悪くも自己中心に生きてきた。
私というものを思う存分味わってきた。
それは、楽しくもあり、苦しくもあった。
どちらかというと、苦しみの方が多かったかもしれない。

しかし、楽しさと苦しさは、裏表。

この世は二元の世界。
片方だけということはなかった。

常に、喜びには悲しみがつきまとった。
善があれば、悪もあった。
天使がいれば、悪魔もいた。


そういう相対二元の世界のなかで、競争し、勝ち負けを競った。
勝てば喜び、負ければ悔しがった。
褒められれば有頂天になり、、貶(けな)されれば落ち込んだ。
子供が生まれてはガッツポーズをし、親が死んでは打ちひしがれた。

そういうドラマのなかで、たくさんの思いを所有してしまった。
その記憶が、自分自身を縛ってきた。
自分とは、こういうものだと記憶してしまった。
記憶こそが、自分自身になってしまった。

思いの集大成が、自分自身というもの。
それ以外の自分は、考えられなくなった。
自分とは、思いの塊。
実質、思いが、反応しているだけ。

思い込んだ観念や信念や信仰。
トラウマや執念やこだわり。
夢破れた無念や達成してきた誇り。
そういうものの集大成が、自分自身。

しかし、それは器の中身。
器そのものではない。
器とは、スペース。
意識というエネルギー場。

意識が、器の中身を自分と思い込んでいるだけ。
意識が、まだ器を自覚できていないだけ。
光が足りなくて、暗闇のなかで誤解しているだけ。
自分を中身と錯覚しているだけ。

意識という器のなかに、思いも感情もある。
それは海のなかの波のようなもの。
海が、自分を波と思ったらおかしい。
波は、海のほんの一部。

しかも、自分と思ったその波は、既にないもの。
波は、一瞬にして姿を変える。
そんな過去の波を自分自身だと思うのは、どうかしているとしか言いようがない。
今は、別の波が立っているのに・・・

波は、常に変化している。
自分が波なら、自分も常に変化していることになる。
常に変化しているとしたら、自分とは何?
自分に実体はあるのだろうか。

一瞬にして消えるものに実体などあろうはずがない。
自分と思い込んでいるものは、すべて過去の幻。
今の波でさえ、次の瞬間は過去になる。
つまり、自分というのは、すべて幻。

ただ波が立っては、消えているだけ。
思いや感情の波が、起こっては消えているだけ。
もしそれが自分なら、一瞬ごとに消えていることになる。
つまり、自分の実体はない。

もし自分が器の方であるなら、思いや感情とは別ということになる。
思いや感情は単なる波に過ぎず、自分はそれを入れている器。
意識という器。
空っぽの器。

器と言うと物資っぽくなるが、実際は空間。
エネルギー場。
意識場。
意識の活動スペース。

それが極大になれば、宇宙空間のようなもの。
そのなかで無数の星々が瞬いている。
個々の星のきらめきが、思いや感情の波みたいなものだろうか。
それは、瞬間・瞬間変化する。

永続するものは一つとしてなく、すべては即座に消えていく。
この世の実相とは、そのようなもの。
あるようでないようなもの。
色即是空。

物質次元も意識の次元も、原理は同じ。
持続するものは、ない。
あるように見えているだけ。
実際は、瞬々刻々変化している。

そういうものを自分と思う錯覚。
それらは、単なる記憶であり、思い込み。
残留想念。
心のなかに引っ掛かっているだけのもの。

自分を特定の何かと思う愚かさ。
その瞬間は、その色で輝いていたというだけ。
次の瞬間は、別の色で輝いている。
どこにも継続性はない。

同じ肉体?
同じ名前?
同じ会社?
同じ役職?

確かに、そういうものは変わらない。
いや、変わらないというのは事実ではない。
即座には変わらないというのが、正確な言い方。
それらのものも、やがて変化する。

すべて変化しないものはない。
早いか遅いかの違いだけ。
変化するものが自分?
結局、一定不変の自分などというものは存在しない。

それは、幻想。
思い込み。
刻々に変化している意識があるだけ。
星は、刻々にきらめいているだけ。

なに?
星は、いつもあり続けている?
確かに。
寿命が尽きるまでは。

しかし、正確に言うと、星でさえ瞬々刻々変化している。
一定不変のものはない。
今の星と一瞬後の星は、厳密には同じではない。
ただ大まかに似ているというだけ。

一定のものがあるように思っているのは、大いなる錯覚。
波動が遅い世界に住んでいるから、そのように思えるだけ。
これから波動が速くなれば、そういうことは通用しなくなる。
「私」などは、過去の残滓となる。

思いベースの世界から、次の段階へ移行する。
思いと自己同一化した世界から、思いと分離した意識の次元へシフトする。
思いは、自分のなかの一部に降格する。
これまでは、思いこそが自分そのものだった。

思いから分離した意識が、これからはベースとなる。
思いや感情に振り回されていた時代は、終わる。
思い込みワールドの幕は、下りようとしている。
新しい幕が、開こうとしている。


『刻々に すべてが変化 するなかで 一定不変の 自分はいない』

『握り締め 放さぬ思い それこそが 自分自身の 構成要素』

『自分から 思い外せば 自分消え 色の付かない 意識あるだけ』

『雲間から のぞく青空 美しい 雲を自分と 思う錯覚』

『雲の上 いつも青空 広がって 雲を包んで 見守っている』

『さわやかに 晴れ上がりたる 青空に 浮かぶ雲こそ 思いなりけり』

『思いから 離れてみれば さわやかに 風吹き渡る 秋の草原』


これが日記を書き始めて1149日目の心境。






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Last updated  2008.02.24 16:43:19
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Comments

難しいね?@ 人はなぜ生まれてくるのですか その答えを探すためでわ?
emi☆@ タイムリー 先週、ちょっとしたことがありました。 …
風の彷徨者@ Re:そうだったのですか ぴあのさま そういう事情だったのですね…
ぴあの@サファイア @ Re:あれれ??2(06/13) 風の彷徨者さん >今見たら元に戻ってい…
風の彷徨者@ あれれ??2 今見たら元に戻っていました。 こちらのP…
風の彷徨者@ あれれ?? 日記の感じが(テンプレート?)が変わり…
風の彷徨者@ Re:2718日目 - 神聖ゴールデン貫入 石屋…いやいや(笑)水晶屋の 魂仕組みは奥…
ポプラ@ ヒマラヤグリーンDTマスター 私もこの水晶を毎日のように眺めてはぞく…
風の彷徨者@ Re:2716日目 - 運命の水晶 「その秘められた可能性を理解すること…」…
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