猫と喰いものと創作同人の日々

  なぜかこちらのローカルテレビ局で
朝からペリーヌ物語をやってるので、
何となく見ています。


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  大体の筋立ては仕事がうまくいかなくなったペリーヌ
の一家は父親の実家を頼って戻る旅をしていたのですが、
父親が倒れてお亡くなり、母親と二人旅になったけど彼女
も病気で亡くなり、漸く到着しても祖父は両親の結婚を許し
てないのでまず名乗るのは後回しにして祖父経営の工場で
働き、それから色々あってクライマックス～という感じの典型
的児童文学なお話なのですが、今見ると色々感慨深いです。

  しかし、ペリーヌのパパン、うっかり屋さん過ぎです。戻るのなら連絡ぐらい入れておけ～。

  後ペリーヌさん、凄いです。フランスとイギリスとインドの血を
引いてて、英語・フランス語通訳OK（描写はされてませんが、恐らく
インド語もいけるのではないかと予測されます。母方の先祖が
インド人な訳ですし、インドで暮らしてた訳ですから）、読み書きも
可能（この時代の識字率は多分かなり低いと予測）、おまけに旅
暮らしでしたから馬車も操れます（二輪馬車をかなり早く走らせ
もしていました。今で言うところの自動車免許持っててスポーツ
カーもすいすい乗りこなせますな感じですかね）。
  それなんてラノベのヒロインですよ～。知らない大きいお友達に現
代に置き換えてそれっぽく表現して伝えてみれば絶対そう言う気が
します。昔あった『明日のナージャ』なるアニメのヒロインと共通点
が無いでもないですが、私はペリーヌさんの方がいいですね。

   たぶんめでたしめでたしになるんでしょうけど、これからが大変
だね～と黒い私はひねくれて考えたりします。ペリーヌさんの祖父
の工場を仕切ってる工場長、そして祖父の甥がいるんですけど、
どっちも微妙な方です。ペリーヌさんと既成事実作って結婚しちゃえ
ば工場とか財産頂き～とか企まなきゃいいけどねとか。名作劇場
にはそんなどす黒い事は流石に存在しないよ～とダンナは呆れて
ますが(-_-;)。だって重要な調査の結果を知らせようとした弁護士
の馬車に甥さんが無理矢理乗せて貰った時は証拠隠滅しようとして
る～とマジで思いましたモン（乗っただけでした）。