犬とお出掛け

犬とお出掛け

2017年09月06日
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カテゴリ: 保護犬病気
先生の話の中には含まれて居なかった睡眠薬を使いたいと言う話と 
車でお願いできないかという話を先生につっかえつっかえ話 
ちょっと暗い顔で「わかった いいよ」と睡眠薬と口の中に
流し込むだけの水を入れた注射器を渡してくれた 


薬をもって車に帰るとトマトがたけんとTVをみつつ待っていた 
まずは 駐車場の裏の草むらで 咳で苦しむトマトに首輪もリードも
何もつけずのトマトにトイレしておいで~っというとしっかりおしっこをして
車のドアが開いている場所までスタスタ足早に帰って来た~

トマトは ちゃんと分かっているんだよね 本当におりこうさんだよ。
おうちに帰りたいんだよね。 


で、車内に入れてあった他の犬用のオムツをつける、普段のトマトにはこんなもの 
必要ない、、ちゃんとトイレだって出来るのに~ 

それから ゆっくり撫でて トマトにも自分にも言い聞かせるように 
少しでも休めるように眠れるお薬を飲もう~全然眠れて居ないものねトマ~ 
いい子だね~大丈夫、って口の奥に流し込む 

ただ、立ちっぱなしのトマトを休ませてあげる事だけに集中して 


今思えばこの時が一番辛かった。 
この薬を飲ませたら 安楽死を認めているような そして自分もあきらめがつく事を 
分かっているような気がしていたから~ 

眠くなるようにトマトの顔を支えてあげて 
10分 20分 余り効き目が出てこないで 相変わらず 咳を繰り返して 

やってきて こんな感じなんです~って見せると 

若干後ろ足がもつれているような 

力が抜けてきている部分があるのであと15分待ちましょう 

ってTVをみながらたけんもカボも 車の後部座席をフラットにした中に横になりつつ 

トマトにゆっくり話しかけながら 時を待った。 
15分後体勢を変えると眠たそうな目をゆっくり開ける程度に体の力が抜けて眠っているトマトを
連れて病院へ 


静脈に留置針を固定する処置を受ける 

で10分くらいしたら先生が駐車場に行くので待っていてくださいね~って 
看護士に言われトマトに おうちに帰ろうと声をかけながら駐車場に向かって 
ビーズクッションに寝かすと ゆっくり目を閉じ 
ス~ス~と浅いながらも 眠りについていったトマト大きな耳をひっくり返し
ゆっくり撫でながら声をかける 

トマトの耳の匂いは大好きだ

トマト~一杯一緒にお出かけして 楽しかったね。色んな事があって色んな想い出をくれて、
ありがとう。辛い事も沢山あったけれど 本当によく頑張ってくれて 偉かったよ。
ちゃんとくぅに会ったらちゃんと謝るんだよ。そしたら 絶対許してくれるから。
大好きだからね 決して 嫌だから手放すんじゃないから、だからまたいつでも生まれ変わって
戻ってきて良いからね。 楽になろうね」 


先生がやってきて 口重めに「先に診察券をお返しします。前回と本日のお会計は次回で構いませんので、、それでは大丈夫ですか?とりあえず留置針がしっかり刺さっているか確認させてください」と弱い麻酔薬を試しに入れる 
で、もう一度大丈夫ですか?って聞かれて 抱っこしなくて良いですか?と聞かれ 

「はい~やっと眠れた所なんでこのままクッションの上で起こさずに安心させたまま」と伝え
トマトの耳元に 


~大丈夫だから何にも怖くない みんな傍に居るから ココに居るからね 大好きだからね~


と伝え「お願いします」と 
「わかりました~」 と 強い麻酔薬をゆっくり入れながら  
「お疲れ様・・」って先生が呟いている中 ただ、トマトの苦しみがとれて、
この安らかな状態が続くんだって思ったら不思議と涙も出ず、背中を撫でている途中で 

トマトの呼吸が静かに止まった?のがなんとなくわかった。 
そんななんとなくってくらいに 安らかに、、 
で、脈を確認して 先生が  
「無事に逝けました。 本当によく頑張りました」って 
言葉少なげに言っているのをみて、 

あ~、0さんに言われた先生へしっかりお礼の言葉言うんだよって事を思い出し 
「寝ているみたいに苦しい顔せず 楽になれたんですね。 
本当にありがとうございました・・・先生に辛い事をお願いしてしまって 
ほんと 申し訳ないです」 
涙をこらえて言ったら、、 

「とんでも無いです~本当 力及ばず、、  お気をつけてお帰りくださいね では。。」 
って 深々頭を下げ足早に去ろうとする先生、

下を向いた瞬間に薄暗い中に光るものが流れ落ちた 

車内灯に当たってキラッて・・ 


先生泣いている~!? 
そして向きを変えて病院に向かう途中に上を向いて目頭を押さえている姿 

SORAや主人 そして付き添いで来ていたメメ以外にトマトの死を悲しんでくれたり 
心痛めてくれている方が居てくれる事がいてくれている事が嬉しかった。 

そして自然と抑えていた涙が出たけれど でも 凄く安らかでただ、いつも普段見ていた
車内で走行中横たわっているトマトって感じで 安心して 別れが寂しいだけで 

でも 旅立ってしまっているのだって実感がなく  
そこまで 後悔とかもなく 家に帰る事が出来ました。 

本当 何回 トマトは死ぬかもしれないっていう危機があって 

その度 その宣告をされると落胆して、心の準備をしてきたか分からない 


一番の後悔と言えば 一刻も早く  避妊手術と歯のケア さえしておけば 
今までのほとんどの治療はトマトには必要なく ましてや腎不全にもならなかったかもしれない。乳がんも子宮蓄膿も女性特有の病気だし 歯からくる 菌によっての内臓への影響や下痢で本当に長い間苦しめてしまった事 トマトは身をもって大切な事を教えてくれたんだなぁって思う。 
トマト自体にも相当な負担をかけて可哀想だったし、 医療費も一般の方では多分100万ではきかないくらいかけてます。それだけでなく 介護や通院の時間も、、本当に沢山のものを 1回の避妊と歯のケアをすれば済んだだろうに 使ってきました。 
その分 もっと犬達と沢山楽しい事や 美味しいもの 健康へと使えただろうなぁっと思うと二度と同じ過ちをしないようにしないとと思う。 

トマトは我が家に来て 初代保護犬くぅを殺してしまってから我が家の犬達を束ねているボス犬的存在でした。ずーっと長い間 その事故が自分の不注意だと思っていても トマトにかける時間と同じように大好きだったくぅにもかけてあげたかったと やはりくぅに後ろめたい気持ちがあって ずっと心から可愛がれない気持ちが心の中にあった。 
トマトと同じ歳くらいだったくぅをトマトが亡くなるまではと 毎日寝る前にくぅの骨壷を 寝室に連れて行き 朝は居間に連れてくるのがカボの日課でした。 
でも、トマトが子宮蓄膿症で苦しんで逝ってしまうかもってなった頃から 少しづつ くぅの分まで大病をして酬いているのかもって思うと毎回補液の針を頑張って刺している姿を見ていると 許せるようになってきて、本当に愛おしく愛せるようになりました。 
まだまだ、人生の先輩であるトマトに教わりたい事が色々あるんだよ~と 
ビーズクッションを独占して寝ているトマトの体に顔をうずめて抱きつくのが好きでした。


人間には従順ですが、亡くなる前日まで 風太はトマトに「うぅ~ワン」っとカボの腕枕を取る争いで唸られているくらい最後の最後まで スタイル良く綺麗でかっこいい女ボスをやっていました。 




その時 聞いた声がトマトの最後の声でした。 

いつも 子分のシルクを従えて~ 

次のボスである 頼りなさげの風太は大丈夫かなっていうくらいに 優しいワンコです 



9年と6ヶ月ちょっと 一緒に暮らした中で 本当にあっちこっちをトマトを連れて旅をしました。<関東・中部・三重・福島> 長野 山梨 埼玉 静岡 群馬 三重あたりは年何回も連れて泊まりに行っていたと思います。 
車でたけんと待たせてしまう事も多かったと思いますが、出かけるのが大好きで 
旅行から帰って来てからも 玄関で おいて行かれなうようにと 見張っているくらい 
車でのお出かけは大好きでした。 

雪が降っている中でも 寝袋に トマトと風太を入れてチャックを開けてカボが半分体を外に出している状態で一緒に寝ているとぽかぽかして気持ちよく寝れました。。あっちこっちでの想い出も写真も数え切れないほどあります。 



トマトにやり残した事は?って聞いても多分 もっと皆と一緒に居たかったし色々な所に行きたかったかなぁってくらいで 他にはないのではっていうくらいに 全うできたのではないかと思います。8月2日からはご飯が食べれませんでしたが、それまでは痩せていたのもあって 他の犬の倍以上おやつもご飯もお肉もお皿に出されていて いつも好きなものを食べれる状態にあったので・・ 
だからこそ 別れが辛くて涙は出ますが お疲れ様って言葉が本当によくあう子だと思います。 



桜も見られるかなぁって言っていたくらいなのに それどころか、 

今年は伊勢に山梨、富山に2度も旅行に行きました! 

結婚式場にも一緒に行ったね 




出棺前 トマトが歩いてきた 今までの道を本当はトマトも連れて皆で散歩を 
したかったんですが生憎の雨で 皆で車に乗り込み くまなく回りました。 
そして犬達全員で 式場に行き骨を拾ってきました。ペット可なんですって~ 
かんちゃんの時も銀とスモールを連れて行ってあげたらよかったなぁっとちょっと後悔しましたが、、 

無事に 帰ってきました~ 
他の犬達は トマトに最後のお別れをと 一頭づつ 顔の近くに抱き上げてお別れ~って
所ではなく、 トマトの大好物のから揚げやお菓子 おやつに鼻がいってしまい、 
トマちゃんばっかりずるい!!と貸切の式場内をくまなく探っていました~ 

皆で暗い感じよりはいいのですが  
ココにトマトが居れば唸られ一渇されて、 シルクと風太とメメはシュン・・として、 
チョッピーはえへへ~っと怒られてもやっているはずなのですが、なんか 引き締めるボスが居ないので終始バタバタやっていました。。 



トマト 大好きだよ。元気に走り回っている姿を最後に~


骨壷を入れる袋の色を選ばせてくれるんですが、、 
トマトは 「大往生」~って事で金色の骨壷袋になりました。 

トマトを気遣ってくれた皆さん Oさん ケンの家代表マロママさん、 
そして 病院スタッフの皆さん 
並木先生 酒井先生 本当にありがとうございました。 








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最終更新日  2017年09月06日 10時08分31秒
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