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茨城県南西部にある菅生沼にでかけました。面積85ha、水深 1 mに満たない沼で、ヨシ ・マコモ が 生い 茂っていて水鳥に採食 可能 な 環境が残っている環境です。今月20日にハクチョウが飛来し、その後も次々に個体数を増やしています。今日、観察した結果では、コハクチョウ34羽の姿を観察しました。内訳は成鳥32羽、若鳥2羽でした。水面で音を休めるもの、水面で羽づくろいするもの、葦原の中で餌を物色するものと実にいろいろな過ごし方を観察しました。このうち、初めて目撃したのが、体上面を水面の中に、下面を水面の上に出しての背面羽づくろい。また、2022年2月以来、滞在しているハイイロガンを家禽化したツールーズガチョウ2羽を観察できました。目の回りのリングが橙色でハイイロガンに似ていますので、時として珍鳥とされていまいます。このほか、全体的に色味の乏しい雌非生殖羽が浅瀬で休んでいました。また、葦原の中からキジの雄が登場し、陸の鳥と思っていたら意外に水辺の鳥の雰囲気をまとっていました。(写真)2024年10月31撮影
2024.10.31
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鳥友から茨城県南西部坂東市にある逆井城址公園はヒタキ類のカッコウ科の鳥が立ち寄フィールドに教えてもらい、現地に出かけました。公園の全体面積約63,000㎡には、桜の木などいろいろな樹木、四季折々の花があり最盛期の艶やかさに想像をめぐらせ散策を楽しみました。築城が1577年、1590年廃城となりましたが、外堀と土塁が残り、櫓門、橋、塀、主殿、二層櫓などが復元され我々が目にする城址公園となっています。地元の日本野鳥の会茨城県では秋限定で探鳥会を開催しているそうで、ヒタキ類、カッコウ科の鳥たちとの出会いを楽しんでいるのだそうです。到着早々、3羽のエゾビタキが登場し、目を楽しませてくれました。頭部から体上面がグレーがかった褐色で、三列風切の淡色の羽縁が目立ち胸の縦斑が観察できました。枝に止まっては弧を描くように飛び空中で虫を捕食する姿を何度も目撃できました。このほか、シジュウカラ、メジロ、上空を複数のカケスが飛翔し移動していく姿がありました。帰り道、坂東市の菅生沼に立ち寄り、イソシギ、複数のダイサギ、オオルリの囀りを真似て鳴き声を出していたモズの姿(下面に鱗模様があり雌と思われました)を見つけたり、楽しい時間を過ごしました。なお、菅生沼ではカモの姿はまだなく、次回以降のお楽しみとなりました。(写真)2024年10月2日撮影(訂正)市の名前を常総市から坂東市と訂正させてもらいました。
2024.10.02
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浮島と甘田干拓地に囀りが最盛期を迎えるコジュリンを観察しに出かけました。ホオジロに似た声ですが、歯切れがよい節回しがコジュリンの魅力です。チィッチィチロリと鳴き声が聞こえました。蒲谷(1996)が報告しているように、浮島は高密度でテリトリーは長野県霧ヶ峰よりも狭く、10分の一程度と狭いところに生息しています。それだけに見つけやすさがあると言えます。甘田干拓地では、コジュリンよりもオオヨシキリの生息数がはるかに多く、テリトリー侵入してきた雄を追い払うべく徹底して追尾している個体と実にいろいろでした。なお、眉斑が不明瞭で嘴が華奢のオオヨシキリ雌と思われる個体を観察しましたが画像には記録がかないませんでした)画像は、コジュリンと一緒のエリアで縄張りを主張していたホオジロ、草原の緑とのコントラストが見事だったアオサギの画像もアップしました。(引用)蒲谷鶴彦.1996.日本野鳥大鑑.下巻.p107.小学館.(写真)2024年6月9日撮影
2024.06.09
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かつて水戸街道の宿場町として賑わった街の橋梁で長年チョウゲンボウが営巣・子育てをしています。様子を見に出かけました。東南東の風が強く吹き抜け、橋梁の穴に入り抱卵している関係で姿は見られませんでした。30分ほど経過した時、雄がフックのような場所にとまり羽づくろいをはじめました。このほか、かなり離れたところに別ペアの雌が強風を避けて羽を休めているのを発見。その後、多くのペアが巣として使っている横方向の穴ではなく、上方向に空いている穴から一羽の雄が姿を現しました。その飛翔、ホバリングをする姿を観察。いくらホバリング(*)の名手である鳥でも縦方向に上昇し穴に入るのは至難の技なはずです。風上に向かってはばたいて、尾を制御しながら上方向への揚力を得るのかしらと頭の中で想像。今日はかなわなかったのですが、次回の宿題となりました。(*)ホバリングチョウゲンボウは、風上に向かってはばたき、速度を得ながら翼のまわりに空気の流れをつくるウィンドホバリングを行い揚力を得ています。1点にとまっているような動きとするために尾を使い制御します。(写真)2024年5月25日撮影
2024.05.25
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茨城県桜川市の雨引山の林道を探索しに出かけました。複数のホトトギスが鳴きながらと移動する姿、複数のキビタキの囀り、アカゲラ、アオゲラ、そしてお目当てのサンコウチョウも複数が鳴きながら移動していきました。そのあと、約5キロほど離れた山麓にある建物に営巣しているコシアカツバメに会いに移動。到着直後は、コシアカツバメが補強した巣、スズメに乗っ取られた巣(*)を見かけたのでは心配しましたが、ほどなくコシアカツバメが帰還し、既存の巣を使っている個体はその中に、新しく造巣している個体は壁面に唾液と土をミックスして貼り付けている光景を観察しました。(*)コシアカツバメの巣は出入り口が細長いとっくり型はスズメにとって好みのタイプのようで乗っ取っている数が多い傾向でした。カラスなどの外敵に襲撃されにくいので好まれているようです。(写真)2024年5月24日撮影コシアカツバメの営巣場所は、撮影者が殺到すると市民の方に支障があることから地名などは非公開とさらてもらいます。
2024.05.24
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茨城県稲敷市浮島にコジュリン、オオセッカ、シギ・チドリを探索しに出かけました。湿原のあちこちでオオヨシキリ行々子と鳴き声をあげテリトリー争い、オオセッカもジュクジュクと鳴き声を出して垂直に舞い上がる姿を複数見かけました。また、お目当てのコジュリンは少し遠くの草原の上にその姿があり、囀りを披露。また、近郊の蓮田にセイタカシギ7羽の姿を見つけました。片足を羽の中に収納し人間でいうと寝落ちしている印象のある2羽、成鳥、若鳥などじつにいろいろな羽色でした。このほか、県道沿いの水田にチュウシャクシギの群れが休んでいたり、蓮田の上をオオタカが飛翔したり、楽しい時間でした。(写真)2024年5月17日撮影
2024.05.17
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北よりの風約5メートルの強風が吹き抜ける日となりました。強風の影響を受けにくい茨城県南部の公園を訪ねました。越冬したルリビタキの姿は3羽まで観察てきました。尾羽をリズミカルに降って登場し、観察している面々を楽しませてくれました。このほか、林の中をフィフィと口笛のような声を出しながらウソが登場。このほか、桜の花の蜜を吸いに飛来したメジロ、地面で種子をついばむアオジ、貯蔵していたドングリの実を運んできてついばんでいたカケスを観察できました。カケスは、下面が橙色を帯びており、多くの図鑑類にある灰色がかった褐色とは違っていました。(写真)2024年3月9日撮影(ウソは2013年2月撮影のもの)
2024.03.09
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とがった頭の憎めない体型のヤマシギを探索しに茨城県南部の公園を訪ねました。少し薄暗い林の中にその姿を発見。上面の枯れ葉模様に似た羽色、いつ見ても独特の雰囲気です。しかし、土の中にずっと嘴を突っ込んでミミズや昆虫を採食していて顔を見せてくれませんでした。それでも、今冬も再会できたことに感謝。このほか、アトリ4羽が地面に落ちている種子を採食している様子、ルリビタキ成鳥雄2羽のそばにカタカタと音を立てて鳴いていたジョウビタキ雌、土を掘り返していたシロハラの姿を観察できたり、時間を忘れる楽し時間を過ごしました。(写真)2024年2月8日撮影(一枚目のヤマシギは昨シーズン撮影)なお、ヤマシギ保護のため、観察地は非公開としています。あしからず。
2024.02.08
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例年、筑波山頂に隣接するエリアは植物の種を採食するカヤクグリ、ミヤマホオジロ、ハギマシコが姿を見せてくれる自慢のポイントを訪ねました。しかし、今シーズンは、このポイントが笹で覆い尽くされているために小鳥たちが降り立つ場所がなく、冬鳥たちの姿は皆無でした。このため、小鳥たちが使っている水場に移動し、待機しました。複数のウソの鳴き声が聞こえたので、待っていると2羽の雄、1羽の雌、シジュウカラ、ヤマガラが姿を見せてくれました。また、ケーブルカーの宮脇駅の敷地内でジョウビタキも登場。(写真)2024年1月15日撮影
2024.01.15
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新年はじめて茨城県南部の水田地帯に飛来しているオオヒシクイを観察したいと思い、現地を訪ねました。しかし、朝方は群れで休んでいたものの、その後外的要因で群れが渡去してしまったとのことで願いはかなわずでした。それでも、隣接する河川の水面には、複数のトモエガモ、500羽を超えるオナガガモ、ホシハジロ、ミコアイサ、オオバン、カンムリカイツブリ、水田には複数のタゲリの姿を観察できました。帰りがけ、近郊の浮島に立ち寄り、塒に入る直前のムナグロ、ハマシギ、タカブシギ、タシギの姿を見つけました。(写真)2024年1月10日撮影
2024.01.10
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新春、はじめて常総市菅生の菅生沼を訪ねました。自慢は何と言ってもハクチョウ類が近距離が観察できることにくわえて、小鳥たちの姿が多いことです。コハクチョウ140羽、オオハクチョウ4羽、マガン若鳥が水面で羽を休めていました。くわえて、タシギが浅瀬で採食している光景、昨日手賀沼では見かけなかったカシラダカが10羽以上、ツグミもあちこちを鳴きながら移動している光景を目撃しました。また、シメが10羽以上、木の枝に飛来し地上の降り立ち種子をたっぷり採食していました。このほか、バン、オオバン、クイナの姿や鳴き声を観察できたり、葦原ではベニマシコが鳴きながら移動したり、楽しい時間を過ごしました。(写真)2024年1月7日撮影
2024.01.07
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新春はじめて茨城県つくば市高崎自然の森に出かけました。お目当ては、もちろんルリビタキ。現地には少なくても2羽以上の雄がいてヒッヒッ、カッカッと短い声に続き、蒲谷(1996)が述べているようにギギッと怒ったような声を出していました。この声がジョウビタキにはない声なのだそうです。近くには。どんぐりを嘴にくわえて貯食場所に運んでいたカケス、何度も運んで飽きると土の中の虫を捕獲し食していました。このほか、木の幹の樹液を水に何度も飛来していたメジロ、跳ね歩いて餌を探すシロハラ、木のてっぺんに群れで止まり、何度も水田に降り立ち種子を探していた亜種オオカワラヒワの姿を観察しました。帰り際、びっくりしたのが、亜種サンショウクイ2羽が鳴きながら移動していったことです。3日に水元公園で目撃した種類むがここでも観察できたのにびっくり。(写真)2024年1月5日撮影(現地へのアクセス)園内に駐車場は整備されていますが、JR牛久駅からTXみどりの駅行き路線バスがあり、 高崎入口停留所下車徒歩5分(所要時間約20分)です。なお、日中は一時間に一本程度なので調べてからお出かけになることをおすすめします。(引用)蒲谷鶴彦.1996.日本野鳥大鑑.下巻.p43.小学館.
2024.01.05
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今月に入り、茨城県南部の水田地帯にオオヒシクイが飛来した耳にしていましたので、現地に出かけました。鳥友と昨日までの伊豆沼・蕪栗沼の情報を交換し、飛来している8羽の姿を観察しました。ところが、農作業のトラクターが休んでいた水田に接近したために水田を飛び立ち北東方向に渡去となってしまいました。その後は、隣接する河川の水面にカンムリカイブリ、ハジロカイツブリ、タゲリ、電線に複数のツグミとの出会いを楽しみました。(写真)2023年12月8日撮影
2023.12.08
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晩秋の茨城県つくば市高崎自然の森に出かけました。ルリビタキをはじめシロハラ、ジョウビタキ、トラツグミ、近年は姿を見かけませんがミヤマホオジロが飛来したこともあるフィールドです。毎年ルリビタキの姿を見かける四季の森、さくらの森周辺で待機しました。ヒッヒッカタカタとジョウビタキの声がしたと思ったら、ヒッヒッヒッとルリビタキの地鳴き。ジョウビタキが比較的開けた場所に出現するのに比べて、ルリビタキは薄暗さのあるところに出現しました。このほか、落ち葉をどかしながら餌を物色するシロハラも登場。頭全体が黒っぽく雄個体でした。(写真)2023年11月29日撮影(現地へのアクセス)園内に駐車場は整備されていますが、JR牛久駅からTXみどりの駅行き路線バスがあり、 高崎入口停留所下車徒歩5分(所要時間約20分)です。なお、日中は一時間に一本程度なので調べてからお出かけになることをおすすめします。
2023.11.29
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シラサギは水辺の立姿が涼しげで、その繁殖期から夏の季語となっています。茨城県南部の広大な水田地帯を探索し、シラサギの姿を求めて歩きました。過日コウノトリ3羽の姿を目撃した水田の隣町にある利根町の水田ではシラサギ類、アオサギの姿を見つけました。一枚目はアマサギの夏羽から冬羽に換羽がスタートしている個体、二枚目は頭にオレンジ色がまばらに残っている夏羽から冬羽に換羽中の個体です。三枚目、四枚目はチュウサギ。三枚目の右が夏羽、左が嘴全体が黄色の若鳥と思われる個体。四枚目は羽づくろいをしていた光景です。五枚目は、コサギとアマサギの若鳥。アマサギ若鳥は額にオレンジ色はなく嘴の色が淡いのが特徴です。六枚目、七枚目はアオサギです。六枚目は全体が灰色で冠羽がある成鳥です。七枚目は冠羽はほとんどなく頚が灰色の若鳥です。八枚目は、途中で立ち寄った道の駅の電線に止まっていたツバメの若鳥です。(写真)2023年7月24日撮影
2023.07.24
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ホームグランド手賀沼沿岸ではアマサギの姿が見かけることが少ないのでお隣りの茨城県南部の水田地帯を訪ねました。かつてシギ・チドリを見に足繁く通った水田エリアにコウノトリ3羽の姿を目撃しました。3日前から水田で姿を目撃されている模様です。水田で元気に餌を物色している姿はとてもワイルドな感じがしました。このほか、お目当てのアマサギも目撃。(写真)2023年7月12日撮影
2023.07.12
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あっという間に7月に入り、シギ・チドリのフィールドの下見とコジュリン、オオセッカの観察で茨城県稲敷市を訪ねました。葦原で美しい声でさえずるコジュリンは、多くのファンをかかえる夏鳥です。今シーズンは6月の大雨の影響を受けているのか平年の5分の一程度の個体数で寂しい限りです。それでも、チッチィチィチロリとホオジロ似の囀りを披露。くわえて、同じ干拓地で子育てをしているヒバリが目立つ冠羽をみせながら登場。また、機械音のようなジュク、ジュクジュクと連続した鳴き声を出しながら垂直に舞い上がるオオセッカも目撃。ただし、オオセッカは記録写真はなかわずでした。(写真)2023年7月2日撮影
2023.07.02
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先週の台風2号と線状降水帯の影響で首都圏あちこちで浸水したところがあり、探索できないフィールドが多いので、比較的被害の少なかった稲敷市浮島そのその周辺に出かけました。最初に立ち寄った干拓地では、お目当てのコジュリン、オオヨシキリ、オオセッカの声が盛んに聞こえました。しかし、風が吹き抜ける中で止まっている葦が大きく揺れて距離も遠いので思うように画像記録は思うようになりませんでした。アップした画像は、コジュリン、オオヨシキリ、浮島で出会ったスズメです。コジュリンは本日観察した個体、今年4月に観察した雌と思われる個体、昨シーズン観察した夏羽個体です。(雌は、頭から目先、耳羽にかけてと顎線が黒褐色で眉斑は汚白色でほかは成鳥雄夏羽とあまり変わりがありません)スズメは見た瞬間は別種とも思いましたが、嘴基部が黄色っぽく若鳥でした。広大な干拓地での小鳥のいろいろな囀り、鳴き声を聞きながら楽しい時間を過ごしました。(写真)コジュリン一枚目、オオヨシキリ、スズメは2023年6月7日撮影コジュリン二枚目は2023年4月20日撮影、三枚目は2022年6月19日撮影
2023.06.07
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筑波山麓の神社を起点とする林道を探索した後、山麓にある建物に営巣しているコシアカツバメを観察しに出かけました。林道では、キビタキ、サンコウチョウといった夏鳥の鳴き声を聞き、山麓の建物ではコシアカツバメが11カ所以上に営巣をして出入りしていました。その一部はスズメが出入りしており、コシアカツバメとの間で巣の争奪が展開されていました。出入り口がとっくり型をした巣からコシアカツバメが顔を出して愛らしかったです。(写真)2023年5月24日撮影コシアカツバメの営巣場所は、撮影者が殺到すると市民の方に支障があることから地名などは非公開とさらてもらいます。
2023.05.24
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真夏のような気温の中、シギ・チドリを探索しに茨城県浮島周辺を訪ねました。セイタカシギ、タシギの姿は目撃できたものの、平年見かけるタカブシギ、ツルシギといった仲間とは出会えず。でも、蓮田の一角でコミミズクの姿を発見。まだいてくれたんだと声あげたら蓮田農家の方にこの間から滞在している旨を教えてもらった。愛くるしい表情を観察できて暑さをすっかり忘れていました。帰りがけに立ち寄った浮島湿原では、コジュリン、オオセッカの姿と声を堪能。コジュリンは、嘴は黒色、側胸には斑が少なく、耳羽と頭上が黒い雄の冬羽から夏羽に換羽中の個体でした。(写真)2023年4月20日撮影
2023.04.20
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かつて水戸街道の宿場町として賑わった街の橋梁で長年チョウゲンボウが営巣・子育てをしています。今シーズンの様子を見に現地に立ち寄りました。最寄り駅から向かうとチョウゲンボウが2羽、グランドで採餌をしていました。さらに、子育てをしているポイントに移動すると、雌がキュリリーキュリリーと鳴き声をあげ雄は呼応するようにキッキッと鋭く鳴き声を出していました。雄がグランドで獲物をゲットして帰還すると、跳ねるような感じで雌が接近し獲物を受け取る光景も目撃しました。あわせて、羽根の模様のいろいろを観察。尾羽の先端が黒いこと、初列風切のサメの歯のような模様などをじっくり観察できました。これから産卵、子育てとなるものと思います。見守りつつ、観察を続けていきます。(写真)2023年3月15日撮影
2023.03.15
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真冬の茨城県坂東市菅生の水鳥観察スポットを訪ねました。コハクチョウ、オオハクチョウ、タシギの群れが比較的近い距離で観察できるので大好きなフィールドです。コハクチョウ73羽のうち1羽は亜種アメリカコハクチョウと亜種コハクチョウの交雑個体(眼先の黄色部がコハクチョウとアメリカコハクチョウの中間ぐらい)でした。このほか、オオハクチョウの姿、タシギは21羽の群れが水面に降りたち餌を物色している光景を見かけたり、個体数が少ないと聞いているカシラダカの姿を250羽以上見かけました。このほか、葦原にジョウビタキ、ツグミの姿やカワセミが餌の魚をゲットしようと葦原でスタンバイしている姿を目撃。(写真)2023年2月8日撮影
2023.02.08
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久しぶりにつくば市にある公園を訪ねました。お目立ては、ヤマシギ、トラツグミ、ルリビタキ。到着し林縁の湿地帯に注目すると地面の嘴を突っ込んで進むヤマシギを発見。尖った頭、頭にある黒くて太い横斑は1番目と2番目はほぼ同じ太さで目立つこと、長い嘴、上尾筒の赤褐色が素敵でした。続いて、毎年ルリビタキが複数飛来するポイントを覗いてみました。植え込みの中に足踏みしながら上下動している小鳥を発見。目が大きく、虹彩が黒いこと、うろこ模様の黒い模様、頭部から上部の黄色味の強さを確認でき、トラツグミと判明。さらに、ルリビタキが出現するポイントで待機していると、ルリビタキ雄成鳥、雄第一回冬羽が登場し地面に降りて昆虫類や植物の実をついばむ光景を何回も目撃しました。(写真)2023年1月28日撮影なお、観察地は非公開としお問い合わせがあったもおこえしかねます。あしからず。
2023.01.28
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初詣をかねて茨城県筑波山に出かけました。今日の山頂の気温は朝6℃、日中は10℃を上回り暖かな日でした。山頂には、ハギマシコ約30羽をこえる群れ、ミヤマホオジロ、カヤクグリの姿がありました。頭部の灰黒色、頭頂から後頭、頸側が黄褐色の雄個体、後頭から後頸、頸側が白っぽい雌個体、全体に淡褐色の第一回冬羽個体などいろいろな羽色を堪能しました。(写真)2023年1月12日撮影
2023.01.12
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昨年12月4日に茨城県南部の水田地帯にオオヒシクイが飛来してから一ヶ月が経過しました。その後の様子を見に現地を訪ねました。あいにく北よりの風が9m前後吹き抜ける時間がありましたが、150羽前後(田んぼの畦の隠れていた個体を除く)が水田に羽を休めていました。水路の水を飲んだり、農道上に長く伸びる隊列で休んだり、近くの田んぼに移動したりを繰り返していました。田んぼの上をハイイロチュウヒ、チョウゲンボウ、ノスリ、トビが飛翔・通過したり、蓮田にタゲリの姿、北風に負けず電線にモズが飛来したり、隣接する河川の水面にミコアイサの姿がありました。オオヒシクイは距離が遠かったので昨シーズン、一昨年の個体の嘴部分を拡大したものをアップします。ご覧頂くとおわかりいただけけると思いますが、上嘴は直線的で下嘴は薄くて直線的なので嘴全体が長くてすらっとした印象があります。(写真)2023年1月4日撮影(嘴のアップした画像は2020年12月、2021年11月撮影)
2023.01.04
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本格的な冬到来となり、茨城県つくば市高崎自然の森に出かけました。お目当てはルリビタキをはじめとする冬鳥です。面積は16.5haで、地域の里山を開放しているところです。ルリビタキは、園内の四季の森、さくらの森周辺に姿がありました。ヒッヒッヒッと鳴き声がしたと思ったら木の枝に飛来したり、地面におりて昆虫を捕食したり植物の実をついばんだりを繰り返していました。近くにジョウビタキがヒッヒッ、カタカタを声を出しながら登場。ヒタキ2種の見事な共演でした。このほか、四季の森の一角にある木の股に複数のツグミが飛来。水が溜まっており水浴びに最適だった模様です。これから春までの間、楽しみなフィールド。(写真)2022年12月15日撮影(現地へのアクセス)園内に駐車場は整備されていますが、JR牛久駅からTXみどりの駅行き路線バスがあり、 高崎入口停留所下車徒歩5分(所要時間約20分)です。なお、日中は一時間に一本程度なので調べてからお出かけになることをおすすめします。
2022.12.15
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茨城県南部の水田地帯に昨日オオヒシクイが飛来したとのニュースを耳にしたので現地に出かけました。昼過ぎに到着した時点では水田に5羽が田んぼで採餌。12月に入ってからの飛来ははじめてではないかと思います。昨年は12月3日時点で205羽が飛来していたので南下しない要因があるのかと思います。ヒシクイのほか、田んぼにはタゲリの姿、広大な水田の中央部にコチョウゲンボウ、ノスリ、上面が褐色で体下面に縦斑が密なハヤブサ若鳥、ミサゴの姿がありました。また、隣接する河川の水面にはカルガモ、オナガガモ、トモエガモ、ミコアイサ、カンムリカイツブリが羽を休めていました。(写真)2022年12月04日撮影
2022.12.04
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茨城県南西部にある菅生沼にでかけました。面積85ha、水深 1 mに満たない沼で、ヨシ ・マコモ が 生い 茂っていて水鳥に採食 可能 な 環境が残っている環境です。ここに今シーズンもコハクチョウ、オオハクチョウが渡来しました。渡来したばかりで蝋膜を閉じてうとうとしている個体、羽づくろいをしている個体といろいろ。このほか、コガモ、ハイイロガンから家禽化したものではないかと思われるガチョウの姿を見つけました。また、いろいろな小鳥の鳴き声を次から次に真似をしていたセグロセキレイ、産廃物を捨てる方がふえているので農道が通行禁止となっている看板の上にモズが止まり、見張っているような印象でしたので記録として一枚。なお、昨年、この時期に飛来していたシギ類は、水位が高かったので姿を見つけることができず残念。これから冬が到来すると、ハクチョウの数が増えるのはもちろん、チュウヒ、ハイイロチュウヒ、ノスリ、オオタカといった猛禽が登場しますので楽しみです。(写真)2022年10月30日撮影(ハイイロガンから家禽化したものではないかと思われる個体)近くにシナガチョウ似の個体が水面を移動しており、その大きさとほぼ同じでした。ただし、ハイイロガン似の個体の嘴は、ピンク色で形状はヒシクイに似た印象でした。下面の色は水面に隠れていて灰色味かどうかは確認できず。
2022.10.30
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茨城県南部に飛来しているアオバズクに会いに出かけました。5月17日に飛来して以来、二ヶ月が経過し、前回はペアが泣き交わしていましたが今日は1羽のみでした。巣の方向に耳をかたむけ、時折眼下に通行する方、自動車が駐車したりするときだけ、細目をあけて様子をみているようでした。(写真)2022年7月9日撮影
2022.07.09
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ホームグランド手賀沼沿岸では、一昨年頃よりアマサギの姿を見かけなくなりました。これまででしたら、柏市と印西市の境界の水田地帯に小さな群れが見られましたが、今シーズンも姿を見かけません。そこでアマサギの姿、コジュリン、オオセッカなどの姿を求めて稲敷市へ出かけました。浮島、近郊の干拓地、水田地帯を探索して回りました。真夏並の暑さと日差しの中、アマサギ29羽もの群れが水田の畦で休んでいる姿を発見。成鳥夏羽の頭と背がオレンジ色の個体、嘴の色が淡く額にオレンジ色のない若鳥、頭にオレンジ色がまばらに残る夏羽から冬羽に移行している個体、実にいろいろな羽色を堪能しました。このほか、干拓地でコジュリン、オオセッカ、囀っていないのに頭の羽毛が逆だっていたオオヨシキリ、干拓地で最も個体数の多いヒバリの姿を目撃。(参考:アマサギの減少)バードリサーチ(2019)は、全国鳥類繁殖分布調査の結果を整理し報告しています。アマサギについては、「1990年代は34コースで記録されていたのが,今回は18コースと減少している。(中略)地域別に見ても特定の地域で減少しているわけではなく、全体的に減っており,特に関東や九州では大きく減っていると」報告しています。引用:バードリサーチ.2019.全国鳥類繁殖分布調査ニュースレター第14号.p6.
2022.06.19
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茨城県北部の那珂川沿いにある林道を訪ねました。お目当てはサンコウチョウは、杉林の一角に雄2羽、雌1羽、別の林で雄が各2羽を発見しました。林の中をギッギッと濁った声を出してからツキヒホシ、ホイホイホイと囀りを繰り返していました。夏鳥以外では、ミヤマカワトンボがじっくり観察できるフィールドです。写真は雌個体で雄ほど翅は濃くなく、薄い褐色に濃い褐色の帯が目立つのが特徴です。腹部は雄ほど金属光沢は強くありません。(雄の翅は濃い褐色をしており、腹部は青味がかった金属光沢色)国内のカワトンボの中では最大で、威圧感がある大きさです。(写真)2022年6月10日撮影
2022.06.10
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かつて水戸街道の宿場町として賑わった街の橋梁で長年チョウゲンボウが営巣・子育てをしています。4週間ぶりに現地を訪ねました。本日出会ったのは、6ペアでした。巣の中からはジュニアの鳴き声が聞こえきていました。食欲旺盛のようで雌雄で餌を交互に持ち帰り、与えていました。餌をジュニアに与えた後は、雌は爪に付着した獲物に肉片が気になるらしく入念なお手入れ。その後、巣の入り口で雄の不在の間は、カラスが侵入しないようにガード。その後は、鳥友から案内されていた守谷市郊外の谷津田に立ち寄りました。利根川、鬼怒川、小貝川に囲まれた大地の上の自然林、昔は海だったという湿地、谷津田と里山を探索して歩きました。サシバと畦を移動するキジ、見事な鳴き声を披露してくれたキビタキなどを堪能し、楽しい時間を過ごしました。(写真)2022年5月18日撮影
2022.05.18
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二週間ぶりに稲敷市浮島、甘田干拓地周辺を訪ねました。いつものでしたら、水が満々となっているのとネットが防鳥設置されておりシギ・チドリの群れが羽をやすめているエリアにその姿はありませんでした。前回と同様、甘田干拓地とその周辺地区の探索に切り替えました。干拓地に一角でサシバが水田脇の杭に止まり餌を捕獲するタイミングをとっている姿、干拓地では葦原にコジュリン、オオセッカ、ヒバリの姿を目撃。オオセッカは、最低でも10個体程度の姿があり、葦原からジュルルルルルと鳴きながら飛び出し上昇すると降下するという行動を繰り返していました。ところが、大半以上の個体は、葦原に止まったままの声を出していることがわかり、距離が遠かったものの記録で一枚を撮影。細長い体型をわかっていただけると思います。このほか、いたるところにヒバリの姿があり、目の前に飛来。帰路、国道356号線を東京方面に進行していましたら、栄町の水田地帯でチュウシャクシギの初陣を発見しました。(写真)2022年4月28日撮影
2022.04.28
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春のシギ・チドリの時期となり、かすみがうら市歩崎周辺の蓮田と稲敷市の蓮田地区を訪ねました。しかし、大半の蓮田は満水に近い水で覆われ、大半の蓮田に防鳥ネットが設置されており、シギ・チドリが降り立つ蓮田がない状態は相変わらずでした。そこで、甘田干拓地とその周辺地区の探索に切り替えました。干拓地の一角には杭にミサゴ、林縁近くの電柱にサシバの姿を目撃できました。サシバは水の入った田んぼに降り立ち獲物を捕獲し、再び電柱に移動して食事タイム。このほか、オオジュリンとヒバリの姿が農道に出現。ヒバリの冠羽を寝せた状態と起こした状態を観察できました。(写真)2022年4月6日撮影
2022.04.06
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かつて水戸街道の宿場町として賑わった街の橋梁で長年チョウゲンボウが営巣・子育てをしています。前回、鳴き声を聞いていたのですが、チョウゲンボウを重点的に見ていたので観察しなかったベニマシコの様子もしっかり観察。チョウゲンボウの写真は、雄が餌のもぐらをぶら下げて帰還した際にあんな、こっちよ!!とばかり鳴き声を上げ、受領すると翼で隠して下処理をしその後、ちぎって食べ始めたシーンの記録です。ベニマシコは雄1羽、雌1羽、雄第一回夏羽(嘴基部と腹にかけて紅色)と三羽が柳の花芽、イノコヅチの芽を食べていました。(写真)2022年4月01日撮影
2022.04.01
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かつて水戸街道の宿場町として賑わった街の橋梁で長年チョウゲンボウが営巣・子育てをしています。現地に出かけ今シーズンの様子を観察しました。最寄り駅から徒歩で現地に向かいました。到着直後から複数のチョウゲンボウの声がし、双眼鏡で注視してみると餌のモグラを持って帰還した個体、接近してきたカラスを追い払う雄個体、橋梁の一角で巣にカラスが接近しないように見張りをする雄など複数のペアの姿が認められました。(写真)2022年3月29日撮影
2022.03.29
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冬中滞在しているルリビタキの様子を見につくば市高崎自然の森に出かけました。強風の影響を受けにくいところとはいえ、北西から5メートル以上の風が時折吹き抜けていきました。この悪条件下でも複数のルリビタキ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミを目撃することができました。ルリビタキのうちの一羽は、小声でフィルリルーと鳴き声を出していました。河津桜の芽がふくらみ、そこにルリビタキ飛来したショット、風が吹き抜けるときの頭部や頸部の羽毛がなびく様子をしっかりと観察できました。このほか、同じツグミでも上面の色が淡い個体と一般的に個体、地面で見ている私の姿はまったく気にせず地面を掘り返していたシロハラ、ずっとこちらをエスコートするようについてきてくれたジョウビタキの雌は愛らしさ。楽しい時間を過ごしました。(写真)2022年3月6日撮影
2022.03.06
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朝から風が強いので水辺のフィールドはあきらめて先月15日に訪ねたつくば市高崎自然の森に出かけました。風の影響を受けずに小鳥との出会いが楽しめます。今日もルリビタキが登場し、じっくりと観察できました。頭部から上面の青色、眉斑の白、風切の黒褐色の雄成鳥でした。このほか、エナガを観察したのみでした。帰りがけ、手賀沼沿岸の水田地帯に立ち寄り、猛禽類をリサーチ。印西市と我孫子市、印西市と柏市の境界周辺を愛車の中から目を凝らしました。水田の耕起をしているところが複数あり、それぞれタゲリ、ツグミ、セキレイ類が土の中から出てくる獲物をゲット。このほか、昨シーズン、コミミズクが登場したエリアの草むらにノスリが飛来。しばらく待機してその姿を観察しました。全体的な印象は淡色で若鳥ではと思いましたが、虹彩は暗色でしたので若鳥の淡黄色とは違っていました。待機していた折、ノスリの視線とピタッと合ってドキドキ。(写真)2022年2月5日撮影
2022.02.05
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つくば市の高崎自然の森に立ち寄り、冬の小鳥を探索しました。つくば市民のみなさんが春に桜を楽しむ広場周辺に冬の小鳥の姿がありました。特に、林の木のてっぺんにとまり周囲を凝視していたオオタカ、白黒トーンで後頭が赤いアカゲラの雄、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラが餌を物色していたエリアに出現したルリビタキ、近くの水路で見かけたアオジ、ジョウビタキと久しぶりにじっくりと探索しました。(写真)2022年1月15日撮影
2022.01.15
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久しぶりに茨城県神栖市にある神之池を訪ねました。しかし、例年と違いカモの個体数は例年の十分の一程度。現地に向かう途中、利根川の水面に1万羽前後のオナガガモ、コガモなどの群れが休んでいましたので、その影響かと思われます。それでも、水面にはアメリカコガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ススガモ、ミコアイサが羽を休めていました。ヨシガモは、鎌状に下垂した三列風切が目立つ個体が大半を占めており素敵でした。アメリカコガモは、最外三列風切の黒条がコガモよりも短いのが特徴です。アメリカコガモ単独の写真、アメリカコガモとコガモが並んだところ、過日手賀沼で記録したコガモの写真をアップします。黒条の出方に注目していただけたら幸いです。(写真)2022年1月8日撮影
2022.01.08
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真冬の茨城県坂東市菅生の水鳥観察スポットを訪ねました。比較的近距離で観察できるので、周辺住民の方々が次から次へ立ち寄っていました。コハクチョウ、オオハクチョウ、コガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、クイナ、ノスリ、ハイタカ、トビ、イカルチドリ、カワセミ、エナガ、カシラダカ、シメといった鳥たちが水面と沿岸で観察できました。イカルチドリは、コチドリよりも長い嘴で、コチドリのようなアイリングはないものの、薄くアイリングがあり、足は肉色でした。また、沿岸の草原、葦にはカシラダカ、アオジ、エナガ、シメ、姿は確認できなかったもののベニマシコの声が聞こえていました。カシラダカの冠羽を寝かせている個体とそうでない個体は別種かと思うくらい印象が違うのだなあとあらためて思いました。なお、コハクチョウ、オオハクチョウは合計で70羽程度で例年より少なめでしたが、厳冬期に再び訪ねる折はその動向がどうなっているか楽しみです。(写真)2022年1月03日撮影
2022.01.03
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先月訪ねた折は、まだオオヒシクイの姿がなかった茨城県南部の水田地帯に出かけました。昨日現在で205羽が飛来中と耳にしていましたので、再会を楽しみにわくわくしながら現地へ。昼過ぎに到着し水田を注視してみると、オオヒシクイ185羽の姿がありました。くわえて、対岸の地域の電柱にオオハヤブサの姿を発見。胸から腹部はオレンジ色がかっていて腹部の横斑は太い印象でした。なお、腹にハート型の斑があったことから若い個体と思われました。このほか、浮島周辺の田んぼでタゲリ、セイタカシギの姿、ノスリ、杭にとまり胸をはって渡ってきたよとばかりのツグミの姿も観察できました。(写真)2021年11月13日撮影
2021.12.04
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そろそろ、茨城県南部の水田地帯にオオヒシクイが姿を現す時期となったので、現地に出かけました。しかし、残念ながら姿は見つからず。それでも、ケリ16羽が飛来したと地元のスタッフの方から教えてもらいました。畦で餌を物色していたシーンを記録できました。このほか、干拓地上空をミサゴが2羽で飛翔。胸の褐色の帯状斑、体下面の白さ等を観察しました。浮島を訪ねた後、隣接する本新地区に移動しました。こちらにもタゲリの群れが田んぼの中に羽を休めていました。顔にバフ色があり、黒色部が淡い若鳥と成鳥から構成されていました。帰りがけ、浮島の蓮田エリアに立ち寄りましたら、タカブシギ、コアオアシシギ、タシギ、オジロトウネン、ムナグロの姿を見つけました。(写真)2021年11月13日撮影
2021.11.13
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茨城県南西部にある菅生沼にでかけました。85ha、水深 1 mに満たない沼であり、ヨシ ・マコモ が 生い 茂っていて水鳥に採食 可能 な 環境が残っている環境です。しかも、何箇所か、浅瀬があり干潟状になっているエリアではタシギ、アオアシシギ、オジロトウネンなどが越冬しています。常総市側にあるふれあい公園に愛車を駐車し、沼沿岸にある遊歩道を歩き、あすなろの里までの間を探索して歩きました。浅瀬では、アオアシシギの姿があり、上空に猛禽類が出現した際には片足になって寝入っていたのに、出現した方向に首を伸ばし注視する仕草を目撃。猛禽類は、チュウヒ、オオタカの2種が出現し、特にオオタカがコガモの群れを追尾していたときが最も警戒していました。このほか、セグロセキレイの姿が複数あり、ペアがそれぞれテリトリーを見回っていました。越冬時にはペアのみとなり、秋のテリトリー争いはなくなります。来月になると、ハクチョウ類やカモたちが飛来し、にぎやかな様子になります。これからの時期、おすすめのフィールドです。(写真)2021年10月9日撮影
2021.10.09
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二週間ぶりに渡良瀬遊水池周辺のアオバズクの飛来地に立ち寄りました。まだ、ジュニアの姿はなく、雄と思われる個体が木の上部の枝にとまり周囲を警戒していました。到着したからしばらくはリラックスした表情を見せていましたが、15時前になんとアオバズクがいる直下で県議会議員候補が人の姿がまばらなところで演説を開始。アオバズクは声のする方向をぎろっと凝視し、違う枝に移動。怪訝そうな表情で演説者の方向をぎろっと注目。アオバズクの抱卵は22日前後とされていますので仮に10日に訪ねた日が産卵日とすると来月にはいって若様の姿が見られるかも。(写真)2021年7月24日撮影
2021.07.24
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朝方のまで雨が降っていたものの、その後薄日も指すお天気となったので、茨城県浮島、甘田干拓地に出かけました。甘田干拓地では複数のオオセッカと浮島と比較して多数のコジュリンの姿を目撃。オオヨシキリ、セッカ、そしてダイサギの婚姻色の個体とそうでない個体、ノスリ、チョウゲンボウ、ミサゴの姿を目撃。鳥影の薄い時期にもかかわらず、出会い豊かな一日でした。(写真)2021年6月20日撮影
2021.06.20
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毎年、土浦市の一角につくられているサギのコロニーを訪ねました。今年もアカガシラサギの姿がありました。額から顔、後頸にかけて赤褐色で自慢の冠羽、嘴は黄色ベースで先端が黒、虹彩の黄色が目立ちます。今日は体を上空に向かってぐいと伸ばしたり、大胆に羽づくろいをしたりの繰り返していました。コロニーは、現時点で300羽前後でコサギ、アマサギ、ゴイサギ、ダイサギ、そしてアカガシラサギで構成されていました。サギをよく見ていくと、水色をした卵を抱卵しているコサギが卵の方向を何度もかえる光景、ひなの生まれたコサギが餌を与えていた光景などを目撃。これから6月にかけて、ジュニアが次々に誕生し、にぎやかなコロニーとなるものと思います。(写真)2021年5月23日撮影
2021.05.23
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一ヶ月ぶりに茨城県浮島と近郊の干拓地を訪ねました。でもあいにく北よりの強風が昼過ぎまで吹き抜ける悪条件で、鳥の姿は少なめ。それでも、セイタカシギ、タカブシギ、クサシギ、カンムリカイツブリの姿を発見。また、近くの干拓地では、草地で休むコミミズクの姿を発見しました。また、コチョウゲンボウが草地に飛来ししばらく羽を休める光景も目撃。コミミズクの表情のいろいろ、観察できて幸せな時間を過ごしました。(写真)2021年3月14日撮影
2021.03.14
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茨城県県内の干拓地に滞在しているオオヒシクイの様子を見に出かけました。今シーズンは、最盛期には200羽をこえるオオヒシクイが羽をやすめていたとのことですが、今日は91羽の姿を認めたのみでした。しかも13時30時すぎに羽を休めていた水田脇の農道を荷台に鍬を載せたバイクが通過した途端に一斉に飛び立ち、上空を旋回した後北東方向に渡去してしまいました。この後、上空に登場したミサゴ、農道脇に出現したジョウビタキに見送られて現地を後にしました。その後、浮島周辺に移動し、シギ類を探索。タカブシギ、イソシギ、セイタカシギ、タゲリ、あぜ道にムナグロの姿を見つけました。また、チュウヒ、ハイイロチュウヒ、電柱に飛来したハヤブサと出会えました。(写真)2021年2月13日撮影
2021.02.13
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久しぶりに茨城県神栖市にある神之池を訪ねました。各地でカモたちの飛来数が年より少ないところが多いので水面を丹念に探索しました。水面にはヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、トモエガモ、コガモ、アメリカコガモ、キンクロハジロ、ミコアイサ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、セグロカモメ、オオセグロカモメといった種類が羽を休めていました。カモ類の個体数は、オナガガモ約6000、マガモ約800、コガモ約230、トモエガモ3、ヒドリガモ約240と約7000羽余りで例年より3000羽以上少ない結果でした。それでも東端の水面でアメリカコガモ、ミコアイサの雄をじっくりと観察できたのが収穫でした。アメリカコガモの頭の緑色帯の淡色線が不明瞭な点、胸と脇の境にある太い白線、しっかりと観察してきました。(写真)2021年2月7日撮影
2021.02.07
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