全291件 (291件中 1-50件目)
野田市生まれのヤマト(雄)と渡良瀬生まれのひなた(雌)が野田市で造巣、営巣、抱卵しジュニア2羽が誕生し、成長しています。昨日の土砂降りの雨で心配になり現地に出かけました。現地に到着した12時30分すぎは、気温25℃前後で、前回5月18日のような高温で直射日光が降り注ぐような条件ではなく、雌のひなたと幼鳥2羽の姿が巣にありました。地元の方によると、雄ヤマトは11時頃に出かけたまだ帰還していない由。ファミリーが勢ぞろいしたのは、14時30分すぎ。北西方向からコウノトリの姿が登場し巣に降り立ちました。リングの色から雄のヤマトでした。ヤマトが降り立つとひなたがクラッタリングをして大歓迎。今度はひなたが巣を離れて上空高く旋回。ヤマトが幼鳥に給餌しているので外敵の有無を上空から確認しているようにも見えました。その後、木野崎方面に渡去。2羽の幼鳥には左右の脚に黒いリングが装着されているのを観察しました。一羽はJ0760、もう一羽はJ0761と刻印されていました。コウノトリのほか、チュウサギ、アオサギ、そして林縁にサシバの姿もありました。アオサギもサシバもこの谷津田が子育ての拠点となっています。(写真)2024年6月3日撮影
2024.06.03
コメント(0)
柏の葉キャンパス駅近郊では、ツバメ、イワツバメ、ヒメアマツバメ3種のツバメ類が観察できます。このうち、ツバメ、イワツバメは商業施設前の調整池を囲む斜面の土を採取しに飛来し、ヒメアマツバメは池の空中で羽毛や植物の葉、茎などを採集し、唾液で貼り付けて少し離れた場所にある橋梁下のコンクリートにくっつけて巣をつくっています。この巣は、ツバメ、イワツバメと違って塒としても使っています。3種の様子を把握するとともに商業施設に営巣したツバメが巣立つ頃なのでその様子を見て回りました。すでに巣から巣立ったヒナは電線に止まり、全身でアピールし親鳥から餌を受け取っていました。ヒナは、成鳥に比べると下面に赤味が目立つような印象がありました。ツバメ類のほか、調整池の草むらに営巣中のバンが巣材を運搬する姿やアオサギが雨のやんでいる間に羽つぐろいし、その後ダイナミックに羽毛全体をばさばさとしていました。(写真)2024年6月2日(ただし、ヒメアマツバメとイワツバメの姿の写真は昨シーズン撮影のもの)
2024.06.02
コメント(0)
夏鳥のヨシゴイと出会える時期となりましたので、印旛沼沿岸を訪ねました。葦原を南東の風が吹き抜け、探索にはつらい条件でした。それでも5羽前後のヨシゴイが13時から14時の時間帯に29回/1h登場してくれました。2羽で広大な葦原を追いかけっこをしているように飛翔するもの、沼の縁で捕獲してきた獲物を巣の雌にプレゼントするものと実にいろいろでした。このほか、沼の入り江で巣をつくり座り込んでいたアオサギ、葦原のあちこちでテリトリー争いや宣言をしているオオヨシキリの姿、葦原の中からヒクイナの鳴き声が聞こえたり楽しい時間を過ごしました。(写真)2024年5月30日撮影(ヨシゴイの写真はすべて雄。頭上が濃紺、雨覆が黄褐色、上面が茶褐色)
2024.05.30
コメント(0)
野田市生まれのヤマト(雄)と渡良瀬生まれのひなた(雌)が野田市に造巣、営巣、抱卵しジュニア2羽が誕生し、順調に成長しています。その様子を見に出かけました。到着した13時頃は、高温と日光が容赦なくヒナたちの降り注いでいました。ヒナは渡良瀬生まれのひなた(雌)に体の影に隠れるようにしていました。30分ほど経過した時、北北西方向から1羽のコウノトリ(雄ヤマト)が登場し、巣に帰還。帰還した途端、雌のひたなが巣を離れ上空を旋回後、北北東方向に渡去。ヤマトはひなた同様に体の影でヒナたちをガード。はじめて観察した光景はその後。地面に降り立ち田んぼの水を飲むような仕草が見られたので暑いから水を飲んでいるのだろうと思ったのですが、巣に帰還すると、ヒナの頭のあたりから水をかけている光景を観察しました。はじめて見る光景に目を見張るとともにヒナに対する心配りに感服。なお、コウノトリの巣の近くにはアオサギも営巣し、ヒナが誕生しています。コウノトリ親鳥はそうした周りの鳥たちの動向も注視したり、ヒナに目配りしたり多忙です。帰り道、近くの三堀自然公園内を探索。キビタキ、フクロウの声を耳にしたり、初夏の一日を楽しみました。(写真)2024年5月18日撮影
2024.05.18
コメント(0)
野田市生まれのヤマト(雄)と渡良瀬生まれのひなた(雌)が野田市に造巣、営巣、抱卵しジュニア2羽が誕生しました。その様子を見にコウノトリの里を訪ねました。真夏のような高温と直射日光が照りつける中、ひなたが翼で日陰をつくり、雛が暑くないようにしているしているのを見て子育てははじめてなのにすごいなあと感心。コウノトリのほか、コチドリ数羽が鳴きながら移動している光景、キジの雌雄が水田の脇を移動している姿を観察できました。帰り道には柏の葉キャンパス駅近郊の調整池に立ち寄り、タシギ、ハシビロガモ、オカヨシガモ、ダイサギ、アオサギ、オオヨシキリとの出会いを楽しみました。(写真)2024年5月5日撮影
2024.05.05
コメント(0)
久しぶりに松戸市八柱霊園内を探索しました。キビタキのヒッヒッと鳴き声がし、エナガ数羽が動いていました。このほか、センダイムシクイと思われる小鳥も移動しているのを目撃。また、ツミの雌が枝に止まっている姿を観察しました。しかし、小鳥は林の中から姿を現してくれず、ツミも記録しようとしたら渡去。こんな日もあるものですね。(写真)キビタキ:2018年撮影、エナガ:2023年撮影、ツミ:2021年撮影
2024.04.23
コメント(0)
今月1日ヒメアマツバメが巣に入る光景を目撃したので様子を見に出かけました。巣には姿がないものの、巣の形は維持されているので近郊に餌探しに出かけているものと思われました。近くの商業施設ではツバメが巣に座り込み抱卵している姿を観察しました。雄が餌の捕獲で頻繁に飛び回り、その途中に池の縁の土を巣の補強用として運搬したり、大活躍でした。なお、複数のツバメのうち、1羽が下面に赤みのがある亜種アカハラツバメ似の個体でした。ただし、胸の黒帯が太いはずが亜種ツバメと差がないので、亜種ツバメと亜種アカハラツバメの交雑である可能性もあります。このほか、商業施設前の池では複数のバン、近くの調整池では水路にタシギ、水面にコガモ、オカヨシガモ、ハシビロガモ、ヒドリガモの姿がありました。(カモの観察メモ)・コガモ雌は、全体に褐色ががり、三列風切に橙褐色の斑が出ていましたので生殖羽です。・オカヨシガモ雌は三列風切が生殖羽のような三列風切に薄橙色の斑がなく非生殖羽です。・ハシビロガモ雌は脇の羽に丸みがあり橙色の嘴に小黒斑があり、非生殖羽です。・ヒドリガモ雌は、脇の羽に丸みがないこと、非生殖羽にある白色の羽縁が目立たないので幼羽が換羽中の個体と思われます。(写真)2024年4月22日撮影
2024.04.22
コメント(0)
そろそろヒメアマツバメが飛来する頃なので柏の葉キャンパス駅近郊を探索しました。例年営巣をしているポイントを訪ねると、唾液で鳥の羽毛や草の穂などを壁面貼り付けて作った新しい巣となっていました。しばらく待機していると、2羽のヒメアマツバメが上空から巣の中に入りしばらく休憩する光景を目撃できました。このほか、アマツバメ5羽が上空を旋回し、ツバメが巣材をくわえて建物に出入りしている姿を観察したり、春らしい光景を堪能できました。その後、柏の葉キャンパス駅近くにある調整池を訪ねました。餌探しに余念のないコチドリ、水路沿いの泥に嘴を差し込んで餌を物色するタシギ、水面を移動するオカヨシガモ、ハシビロガモ、カイツブリを観察。ハシビロガモの雄は、ほとんど生殖羽となっているのにエクリプスに見られる嘴根元に白い縁取り状の模様がまだ残っていました。帰り道の途中で造成地のフェンスにキジの雄が止まって周囲を警戒する姿を発見。テリトリーを見張っていたものと思われます。(写真)2024年4月1日撮影
2024.04.01
コメント(0)
北の風が強く一日でした。二週ぶりに柏の葉キャンパス駅近郊の調整池を訪ねました。昨日の雨で調整池の水位は上昇しカモはともなくシギ・チドリの姿は期待薄と思いましたが、イカルチドリ、コチドリは健在でした。湿地帯でいろいろな餌を捕食しているイカルチドリですが、意外と歩き回らないのが特徴です。対して、コチドリは小走りの移動し羽をやすめているコガモ、ヒドリガモの隙間をかい潜りながら餌探しをしていました。この他、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オカヨシガモ、オオバンが羽を休めていました。先週まではタシギの姿があったと聞いていましたが、水位がアップし他に移動した模様でした。(写真)2024年3月13日撮影
2024.03.13
コメント(0)
柏市のオフィス近くの公園では、河津桜に続き緋寒桜も満開となり、市民を楽しませています。2種類の桜の花の蜜をめぐってメジロ28羽とヒヨドリ23羽が群れで争奪戦を展開。メジロが緋寒桜の蜜を吸おうと群れで飛来すると、ヒヨドリがそれを追い払うといったことを繰り返して展開していました。緋寒桜は濃紅色の花が半開きに下を向いて咲くのでメジロにとっては蜜を吸う姿勢が難しいようです。これに対して、ヒヨドリは緋寒桜の枝に止まると、蜜を吸うのに絶妙な姿勢をとることが可能です。このため、メジロは河津桜に移動し花蜜を吸っていました。それでも、緋寒桜のフレッシュに花蜜は魅力的のようで、ヒヨドリが渡去した僅かな時間でメジロが群れで占拠していました。このほか、公園内では、ツグミ、オオカワラヒワ、ハクセキレイ、ムクドリを見かけました。ツグミは下面がほとんど真っ黒な個体、黒色斑が薄い個体、その中間の個体を見かけました。個体差といってしまえば、それまでですが、差異がどうして生じているのかしらと素朴な疑問持ちました。(写真)2024年3月5日柏市で撮影
2024.03.05
コメント(0)
千葉市内の10haあまりの公園内に毎年レンジャク類が飛来しています。古代、麻績(おみ)氏により開発され、麻布を生産するために池で布をさらしたことから池の名がつけられた公園の近郊にあるヤドリギにその姿がありました。30羽のうちの10羽程度の群れがヤドリギの実を食べると口の中がネバネバになるのを嫌うのか木のくぼみに溜まった雨水をよく飲んでいました。個体を見ていくと、下尾筒が橙色のものが多いのですが、赤っぽい個体も数羽目撃。また、冠羽を広げていた個体とそうでない個体の両方を観察しました。(写真)2024年3月4日撮影
2024.03.04
コメント(0)
久しぶりに柏の葉キャンパス駅近くの調整池を探索して歩きました。雨降りが続いたので全面に水が入っていて、鳥たちは浅瀬などで羽を休めていました。越冬したイカルチドリは、浅瀬を移動しながら餌を探しているのが目に入りました。今まで気がつかなかったのですが、2羽の姿がありました。1羽は額と眉が白く過眼線が褐色で胸から後頚に黒い頚輪があり、もう1羽は胸の部分が褐色で、前者が成鳥雄、後者が成鳥雌と思われました。このほか、オカヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、コガモ、カイツブリ、オオバン、ツグミ、タヒバリ、ホオジロの姿がありました。(写真)2024年2月26日撮影
2024.02.26
コメント(0)
久しぶりの晴れとなった朝、柏市のオフィスの近くの公園を散策しました。すでに河津桜の花が咲き誇り、そこに10羽ものメジロが飛来し蜜を吸う姿を目撃しました。舌先が筆状になっているのが観察できるかもと注目していましたが確認できず。しかし、花蜜を吸う姿勢に見とれてしまいました。枝に逆さまに、45度方向と花蜜を吸うのに最適な角度で枝に止まるのです。見ていると、頭を動かしていないことに気が付きました。藤田(2006)が述べているように、鳥類の頭には視覚や平衡感覚器である目と内耳の三半規管が存在し頭が安定すると平衡感覚器への情報入力が正確になり、体のバランスを取りやすくなります。フィールドで片足立ちしている鳥を見かけることがありますが、頭を静止するほうがバランスをとりやすいということなのだという点に気が付きます。メジロのほか、上空をツミ3羽が鳴きながら飛翔している姿やツグミの下面黒色斑が濃い個体、黒色斑が少ない個体を観察できました。どうして、黒色斑の濃いものとそうでない個体がいるのかと思いました。(引用)藤田祐樹.2006.鳥の歩行観察のススメ.Bird Research News Vol.3 No.3.p2.(写真)すべて2024年2月24日柏市で撮影
2024.02.24
コメント(0)
松戸駅から一番近い江戸川沿いに川の一里塚があります。こりエリアは、毎冬、ベニマシコ、冬の小鳥たちと出会えるので楽しみにしています。ベニマシコは、到着直後から鳴き声が聞こえましたが姿を観察できない時間が経過。それでも11時30分頃、対岸の草むらに雄2羽、雌1羽が姿を現してくれました。探索スタートした直後、エナガのペアが登場し、うち一羽が鳥の羽を嘴にくわえて移動。このエリアのどこかで営巣しているものと思われました。このほか、地面でアオジ、ツグミが餌探しに余念がない姿、ベニマシコを待機しているとジョウビタキ雌がどんどん近くに来て興味津々の様子を観察したり、楽しい時間を過ごしました。(写真)2024年2月20日撮影(ベニマシコ雌のみ昨シーズン1月撮影のもの)
2024.02.20
コメント(0)
成田近郊のある公園内の池と隣接する森に越冬している冬鳥を探索しに出かけました。森の中を探索すると、エナガ、シジュウカラ、コゲラとキクイタダキが混群となり、移動する姿を見つけました。キクイタダキは、枝先でホバリングし、チチチと地鳴きしながら時折水場で水浴び。キクイタダキは、三列風切の外縁が白くないことから雄と思われました。キクイタダキの近くでジョウビタキ雌、ルリビタキ雄が登場し、それぞれ自慢のポージング。その後、公園内の池の水鳥の様子を見に移動しました。大方のカモたちは、渡去した模様で、マガモ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、ホシハジロの姿が残っていたのみでした。(写真)2024年2月17日撮影
2024.02.17
コメント(0)
清水公園内とかつて座生沼が広がっていた座生川沿岸を探索して歩きました。三連休の半ばで公園内は混雑しており鳥影がないので、すぐ座生川に移動。葦原とヤブが残っているエリアでは、複数のベニマシコの鳴き声、アオジの群れ、ホオジロ、カシラダカ、鳴きながら移動していくメジロの群れ、水面にはオカヨシガモ、マガモ、コガモの姿がありました。帰路は、野田市内の水田に塒をとるタゲリの様子を見に立ち寄りました。そばには、複数のツグミの姿があり、まるまるした個体などいろいろな個体と遭遇。14羽のタゲリが水田に帰還し、見張り役、水田に腰を下ろすものなどの姿を観察しました。成鳥雌の頭頂、胸は褐色を帯びていて、雄の頭頂、胸が黒いのとは違いがあります。(写真)2024年2月11日撮影
2024.02.11
コメント(0)
松戸駅から一番近い江戸川沿いに川の一里塚があります。土手から江戸川におりると葦原、アワダチソウが群生しているエリアがあり、冬の小鳥を近い距離で観察することができます。代表的な冬の小鳥は、ベニマシコ、アオジ、ツグミといった鳥たち。待機しているとピッポとベニマシコの鳴き声が聞こえ、4羽以上が藪の中を移動していくのがわかりました。しかし、こちらの都合よく登場してくれませんでした。しかし、待機しているポイントのそばに、アオジ、餌を探すシジュウカラ、エナガ、ジョウビタキが次々に登場し目を楽しませてくれました。このうち、アオジ雌雄が餌を物色しながら、尾をあげる行動をしていました。囀りはなく、地面を少し進んではニシオジロビタキのように尾を上げていました。雌が背を反らせて尾をあげる行動や雄が雌に存在をアピールしている姿は目撃したことがありますが、今回のような行動ははじめてでした。(写真)2024年2月3日撮影(ベニマシコは藪の中を移動していたので昨年1月のもの)
2024.02.03
コメント(0)
柏の葉公園で越冬しているアトリ、その近郊に湿地で越冬しているイカルチドリとヒクイナを観察しに出かけました。曇り空で外気温が低いこともあり、公園内は閑散としていて小鳥たちは落ち着いて餌探しができている様子でした。アトリは合計23羽の姿があり、餌を求めていくつかの林を移動していました。このほか、公園内の池ではカワセミ雄が何度も魚をゲットする姿、オナガガモ、広場の一角では羽毛をふっくら膨らませたモズの雄、複数のジョウビタキ、地面を掘り返して餌をゲットした後枝に止まり休憩していたシロハラと出会えました。その後、公園の近郊にある湿地に移動し、イカルチドリの姿を探索しました。湿地を見渡してみると、オカヨシガモの雌雄、ヒドリガモ、ダイサギ、コサギの姿を見つけました。お目当てのイカルチドリは1羽見つけました。コチドリよりも長い嘴、長くてピンク色の足、耳羽付近が褐色の過眼線の冬羽と思われる個体ではした。日が暮れてきたので帰り道にと思って歩きだしたら、水路沿いを動く影。双眼鏡で捕捉してみると、昨秋11月に姿を観察したヒクイナでした。(写真)2024年2月2日撮影
2024.02.02
コメント(0)
新年はじめて印旛沼を訪ねました。印西市側の遊歩道から探索をスタートし沼に目をやると水面のいたるところトモエガモの姿。個体数を数えてみると12万羽超。このほか、オナガガモ12558羽、ヨシガモ114羽、ホシハジロ、キンクロハジロ、マガモ、ヒドリガモ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツプリ、クイナ、チュウヒ、トビの姿を目撃しました。トモエガモは、巴の文字を逆さまにした顔の成鳥雄、嘴の付け根に白い丸い斑がある成鳥雌、雌の幼羽が換羽中の第一回冬羽と思われる個体、近くにはヨシガモの集団がいて一羽の雌をめぐってまわりを取り囲む雄の姿があったり、マガモ雌の姿やハジロカイツブリが水面を移動していきました。さらに、遊歩道脇には、ホオジロ、カシラダカ、オオジュリンに加えてホオアカの姿もありました。ホオアカは逆光で近寄れないこともあり証拠写真の域を出ませんがアップしました。帰路の途中に寄った白鳥の郷では、オオハクチョウ、コハクチヨウとその中に姿があったコハクチョウとアメリカコハクチョウの交雑個体の姿、タヒバリを観察できました。(写真)2024年1月27日撮影
2024.01.27
コメント(2)
柏オフィスの近くにある公園で朝のウォームアップをしていた時、木々を移動するエナガ、シジユウカラ、コゲラの混群を見かけました。その中にいたエナガのうち1羽の様子が他の個体と違う印象を持ったので双眼鏡で観察していたら、尾が短いのに気が付きました。全長13.5cmの50%以上という自慢の尾が短いのです。個体を観察してみると、眉斑は・後頭・背は黒色で、尾を除けば成鳥の特徴を備えています。帰宅後、拙宅の亭主に見てもらうと、気候に応じて尾が生え変わったと思う由。今月15日にも同地で同じ個体を観察していて、二度目の遭遇でした。(写真)一枚目、二枚目は2024年1月26日撮影、三枚目は2023年12月23日撮影
2024.01.26
コメント(0)
北西の風が吹き抜ける中、市川市の大町自然公園を訪ねました。お目当ては、ルリビタキ成鳥、若鳥などとの出会いです。長田谷津と呼ばれる細長い谷間の遊歩道をスタートした直後、成鳥雄が登場。上面の青さ、脇のオレンジ色、白色の眉斑をしっかりと観察てきました。餌をねらっている時は、藪にらみような表情を見せていました。遊歩道をさらに進むと上面の青色部分が少し黒っぽく見える第二回冬羽、全体は雌に似ていますが上面の褐色部に青色が混じる第一回冬羽個体と複数の個体を目撃しました。ここは、齢のいろいろを比較的近距離で観察できるので探索しがいがあります。このほか、水路沿いでアオサギ、ダイサギ、コゲラ、モズ、カケス、シジュウカラ、エナガ、メジロ、シロハラ、ツグミ、アオジの姿を観察しました。なお、月初めと耳にしていたウソは鳴き声、姿とも確認できずでした。(写真)2024年1月25日撮影
2024.01.25
コメント(0)
松戸市の21世紀の森と広場を訪ねました。到着直後の10時頃は、池にカモの姿もなく、薄暗い斜面林エリアにルリビタキの姿も見当たらなかったのでカワセミがテリトリーとしている水辺エリアで待機。止まり木にしているところにカワセミ雄が登場しました。じっと魚影を目で追い、狙いを定めると体を引き締めて水中に飛び込みました。何度かの狩りでの餌獲得率は70%程度。満腹になってからはテリトリーの見張り場所に移動ししばらく一休み。この後、斜面林エリアを再び訪ねると、シロハラが水路沿いで獲物を物色していたり、複数のヤマガラが植え込み周辺で餌を物色、コゲラも幹にとまり餌探しに飛来。ルリビタキも登場してくれるのではと木の陰で待つこととしました。すると、尾を上下にふりながらルリビタキが姿を現しました。虫と種子をついばんでいるようでした。帰りがけは、千駄堀池の水面に帰還したマガモ、カルガモ、コガモ、オカヨシガモ、オオバン、カイツブリを観察しました。特にオカヨシガモは、頭部のごま塩状の細かい褐色斑、頭頂の褐色の強いこと、三列風切の灰色などをしっかりと観察できました。なお、池のほとりのカフェテラスは空調施設のリニューアルで、2月いっぱいは休業です。(写真)2024年1月23日撮影
2024.01.23
コメント(0)
松戸市のふれあい江戸川遊歩道を散策しました。暮れの21日にベニマシコを観察できたので水路沿いを移動する小鳥たちをメインに探しました。お目当てのベニマシコの姿も声も観察できませんでしたが、いたるところにアオジの姿があり地面に落ちている種子をついばんでいました。また、複数羽観察したアカハラのうち1羽は頭部の黒色味が強く頭に丸みのあるオオアカハラでした。普段見かけるアカハラの画像をアップしましたので、参考としてご覧ください。このほか、水路沿いではアオサギ、ヒドリガモ、オオバン、カワウ、ツグミ、モズ、シジュウカラの姿を観察しました。(写真)2024年1月12日撮影
2024.01.12
コメント(0)
今朝は、松戸市の八柱霊園にアカマツの種子を地上で採食するビンズイの姿を見に立ち寄りました。その姿は、9羽が地面に落ちている松の実をついばんでいました。温暖化の影響で国内各地で「マツ材線虫病」による被害が出ており、被害は南から北、標高の低いところから高い標高に拡大していると言われています。アカマツ林が守られている八柱の環境は貴重な存在となっています。アップしたビンズイの写真は、今朝撮影のものと繁殖期の長野県で撮影した夏羽です。冬羽は夏羽と比べると濃い緑色なのがおわかりいただけるものと思います。ビンズイのほかは、コゲラ、シジュウカラ、ヤマガラ、エナガ、メジロ、シロハラ、ツグミの姿を観察できました。これから厳冬期に例年飛来するアトリやマヒワなどを期待できますので、楽しみです。(写真)2024年1月9日撮影(二枚目のビンズイは長野県小諸市で2013年7月撮影)
2024.01.09
コメント(0)
鳥友からコオリガモが飛来していると情報をもらい、今冬、はじめて新浦安側から三番瀬を探索しました。風がなく、波も穏やか、大潮と条件が良好で出会いを期待しながらワクワクしながら広大な水面を探しました。お目当てのコオリガモの姿は、船橋海浜公園と新浦安の中間の水面にありスズガモの群れの中にありました。遠い距離ながら、短い嘴、耳羽の大きな黒斑、中央尾羽の長さがわかりました。このほか、水面を移動しては頻繁に潜水を繰り返すウミアイサの個体のいろいろを観察。潜水する降りの勢いのつけかたがダイナミックなのにびっくりしました。くわえて、堤防したの浅瀬で餌探しに余念のないヒドリガモ60羽、スズガモ900羽余り、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、浅瀬を移動し採餌で忙しいハマシギ、イソシギ、水面の杭にとまり、羽づくろいに熱中していたミサゴの姿を観察しました。(写真)2023年12月29日撮影
2023.12.29
コメント(0)
松戸駅から一番近い江戸川沿いに川の一里塚があります。先週21日にベニマシコの姿を見かけたので再び現地を訪ねました。しかし、待てど暮らせど小鳥たちが姿を現してくれないのでなぜ?と思いましたが、その答えはすぐ判明。オオタカ若鳥が水路沿いを飛翔したのにくわえて、土手の上の一里塚の桜の木にオオタカ成鳥の姿があったからだとわかりました。セイタカアワダチソウの群生しているエリアのヤブの中にアカハラ、アオジ、ジョウビタキが餌を探している姿がありました。このほか、ツグミ7羽が木の枝にとまり、オオタカの動向を注視。ベニマシコの観察は、断念し江戸川や水路の姿があったカモやオオバンの観察としました。オオバンがすーと水面を移動したと思ったら水面からジャンプし水中に潜水し、水草をゲットする光景を目撃しました。このほか、ヒドリガモ雄と雌非生殖羽の群れも観察。(写真)2023年12月27日撮影
2023.12.27
コメント(0)
先月、ボンボンのような実がぶら下がっているモミジバフウ(別名アメリカフウ)の実をついばむ鳥のリポートをしました。一ヶ月経過してもなお小鳥が次々に飛来しついばむ姿を目撃します。今朝は、エナガ、シジュウカラ、コゲラの混群が飛来。ちば県民プラザ前の第二調整池にはカモの姿がまったくなかったので、税関研修所に隣接する第一公園に移動すると普段第二公園で羽を休めているヨシガモ約30羽を発見。(但し、第二公園は第48回 ピーナッツカップ 柏ジュニアテニス選手権大会が昨日から31日まで開催されている関係で公園内には立ち入りができないのでフェンス越しでの観察となります)第二公園を後にして柏の葉キャンパス駅近くの調整池まで移動。鳥友から情報をもらっていたイカルチドリを探しましたが、その姿は確認できず。カモは、ヒドリガモ、オカヨシガモ、オナガガモ、ハシビロガモが羽をやすめていました。(写真)2023年12月26日撮影
2023.12.26
コメント(0)
師走に入り、市川市の長田谷津と呼ばれる細長い谷間に緑豊かな空間を訪ねました。いつもの年でしたら、ルリビタキ、ジョウビタキ、カラ類、ツグミ類の個体をもっと見けるのですが、今日は姿も鳴き声も少なめ。今朝の低温で結氷したところがあったりしたことが小鳥たちの採餌行動に影響を与えたのかも。それでも、林縁をルリビタキが鳴きながら移動したり、アオサギが水路沿いで餌探しに余念がない姿を目撃しました。くわえて、じっと待機していたら足元のアオジが登場し、こちらの姿はまったく気にせず葦原の中で餌探しをする光景を披露してくれました。アオジをよく観察してみると、下嘴がピンク色で下面が黄色で縦斑のある個体、四枚目の写真のように下嘴が肉色で嘴基部がピンク色の個体を見かけました。五枚目の写真は2018年3月に同地で観察した雌のような顔つきをしていながら眼先が黒く頭上が褐色がかっている雄個体も存在しますので、アオジの観察に際には注意が必要です。(写真)2023年12月25日撮影(五枚目は2018年3月撮影)
2023.12.25
コメント(0)
大掃除やクリスマス、正月準備があり、昼前にようやく一段落しましたので、久しぶりに松戸市の21世紀の森と広場を訪ねました。ルリビタキ、カモたちの様子はどうかと探索して歩くと、林縁鳴き声がしたので待機していると植え込みの中では羽づくろいしているルリビタキを発見。その後、地面で植物の種をついばんでいるようでした。このほか、シロハラが鳴きながら登場。その後、千駄堀池のカモに注目してみると、個体数が増加したマガモ、カルガモ、コガモ、オカヨシガモ、ハシビロガモが羽を休めていました。ここの自慢はなんといってもオカヨシガモを比較的近い距離が観察できるところです。雌幼鳥の嘴に成鳥のような黒小斑がないこと、脇の最上列の先が尖っていること、雄のうころ模様の胸とポンポコリンの腹などをしっかり観察できました。帰り道、水際の葦に2羽のカワセミが鳴きながら飛翔し、うち雌が葦に止まってくれました。ペアとなっている模様で営巣、産卵、子育てがスタートするものと思われます。(写真)2023年12月23日撮影
2023.12.23
コメント(0)
松戸駅から一番近い江戸川沿いに川の一里塚があります。このエリアは、毎年ベニマシコ、アオジなどの小鳥たちと出会えるので楽しみにしています。午前中訪ねたら、鳥影が少なかったので一旦矢切の渡しに移動し、ヒドリガモ、キンクロハジロ、ホシハジロなどの水鳥、ハクセキレイやモズなどの小鳥たちを観察。その後、再び川の一里塚周辺に戻り、ベニマシコの登場を待ちました。ピッポと鳴き声がしたのでセイタカアワダチソウが分布しているあたりで静止していると葦原の一角に姿を現してくれました。また、すぐ足元にキジの雌が現れ、こちらの存在は無視して地面をつつきながら移動していきました。(写真)2023年12月21日撮影
2023.12.21
コメント(0)
師走にはいりはじめて印旛沼を訪ねました。印西市側の遊歩道から探索をスタートしましたが、水面のいたるところトモエガモの姿。ざっと個体数を数えてみると64000羽以上。このほか、オナガガモ8377羽、ヨシガモ45羽、ホシハジロ63羽、キンクロハジロ1羽、マガモ209羽、ヒドリガモ2羽、ハジロカイツブリ2羽、カンムリカイツプリ1羽、クイナ1羽、チュウヒ、トビ、オオタカの姿を目撃しました。帰りがけに水田エリアを探索していたら、ハヤブサ若鳥が1時間以上獲物をねらうのに工作物にとまり地面を凝視している姿を観察しました。(写真)2023年12月13日撮影
2023.12.13
コメント(0)
千葉県野田市清水公園と隣接する座生川は、水鳥が休むフィールドや冬の小鳥、猛禽類と遭遇しやすいポイントが広がっています。今日訪ねた際は、座生川には複数のタシギが餌探しに余念がなく、浅瀬を移動する姿を目撃しました。このほか、かつて河川の中流域でしか見かけなかったキセキレイ、セグロセキレイ、そして通年姿を見かけていたハクセキレイ、ノスリが電柱に止まり接近してくるカラスに対してピエーと声を出して警戒する仕草を見かけました。なお、昨シーズン、モミジバフウの実をついばんでいたアトリは目撃できず、次回のお楽しみとなりました。(写真)2023年12月11日撮影
2023.12.11
コメント(0)
茨城県南部のヒシクイを観察した後、印西市の水田地帯にハクチョウを見に出かけました。到着時点では274羽のコハクチョウ、オナガガモ321羽にマガン若鳥1羽の姿を見つけました。地元のメンバーのカウントによると、本日の渡来数は516羽の由。(写真)2023年12月8日撮影
2023.12.08
コメント(0)
師走に入っているとは思えないほどぽかぽかのお天気の中、市川市の大町自然公園を訪ねました。お目当ては、もちろんルリビタキやミソサザイ。長田谷津と呼ばれる細長い谷間の遊歩道を探索して歩きました。ルリビタキの姿は、谷津の北側エリアと中央エリアで各1羽、目撃しました。アップした写真は、北側エリアで観察した個体です。上面や風切が光沢のある青色で、眉斑は嘴の付け根から白い部分が伸びていました。成鳥冬羽で4年から5年が経過している個体と思われます。これから冬本番となり、複数の個体を観察し年齢を識別する楽しみがあります。このほか、林縁でアオジ、木の根元に木の実を埋め込んでいたヤマガラ、谷津中央の水路沿いで複数のウグイスが笹鳴きしていたのを観察できました。(写真)2023年12月4日撮影(アオジは2022年12月撮影)
2023.12.04
コメント(0)
先々週、紅葉が見事な柏の葉公園を訪ね、ボンボンのような実がぶら下がっているモミジバフウ(別名アメリカフウ)木にメジロ、エナガ、メジロ、シジュウカラ、コゲラが次々飛来する光景を目撃したのをリポートしたら、閲覧した鳥友たちから懇願され、現地をガイドしました。紅葉もいよいよ終盤となっていましたが、モミジバフウの木にはシジュウカラ、メジロが飛来し、あらたに地面に落ちている実をキジバトがついばむ姿もありました。隣接する桜の広場近くではジョウビタキ、ツグミと晩秋の景色を楽しみました。帰り道、県民プラザ前の調整池を散策し、オカヨシガモ、マガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモを観察しました。オカヨシガモは頭部に赤紫の光沢のあり、鱗模様がある胸が見事な個体、コガモは雌非繁殖羽、雄エクリプスが生殖羽に換羽中の個体をメンバー皆で観察しました。(写真)2023年12月3日撮影
2023.12.03
コメント(0)
昨日寒さから一転の青空となり、冬の小鳥を探しに松戸市の八柱霊園に出かけました。園内は紅葉が終盤となっている中、エナガ、シジュウカラ、ヤマガラ、メジロの混群が林の中を移動していました。その中にキクイタダキ2羽の姿を発見しました。しかし、松などの木の枝に隠れてしまい思うように撮影がかないませんでした。このほか、上空をオオタカが旋回し、ノスリが市川市方向から松戸市千駄堀方向に飛翔し移動していきました。(写真)エナガ、シジュウカラ、景色は2023年11月27日撮影、キクイタダキ、ヤマガラは2019年12月16日、2023年2月19日撮影のもの
2023.11.27
コメント(0)
松戸市の千駄堀にある21世紀の森と広場を訪ねました。千駄堀池には、マガモ、カルガモ、コガモ、バン、オオバンの姿を見つけました。マガモは雨覆が雄に比べて淡色の羽縁が目立つ非繁殖羽、幼羽が第一回冬羽に換羽中の個体、コガモは北よりの風が吹き抜けていたので小島の草むらの中で休んでいました。また、撮影はかないませんでしたが、朝、オオタカ、ノスリが登場したと地元の方から教えてもらいました。その後、小鳥が越冬するエリアまで移動し探索すると、シロハラが水路沿いで餌を物色していました。頭が青灰色、尾と翼に黒味があったので雄と思われました。このほか、ハクセキレイ、セグロセキレイが餌をめぐってバトルを展開している光景も目撃しました。なお、いつもの年でしたら、少ないながらもオカヨシガモの姿を見かけるのですが、今シーズンはまだ観察できていません。昨日、足を運んだ柏の葉でも同様でした。柏の葉公園では池の湖底にある藻を逆立ちしてオカヨシガモが採食しますが、今冬は藻を確認できずそれが要因と思われます。千駄堀では植物食のオカヨシガモを支える種子、水草が酷暑で生育が悪い可能性が考えられます。(写真)2023年11月25日撮影(オオタカは2022年1月27日撮影のもの)
2023.11.25
コメント(0)
紅葉が見事な柏の葉公園を訪ねました。ボンボンのような実がぶら下がっているモミジバフウ(別名アメリカフウ)木にメジロ、エナガ、メジロ、シジュウカラ、コゲラが次々飛来する光景を目撃しました。一昨年の冬にはアトリが群れで飛来し滞在し、モミジバフウの実をついばんでいましたので今冬はどうか楽しみです。このほか、日本庭園の植え込みの中でアオジが餌を物色し、ツグミが鳴きながら次々に公園内に飛来していました。山野の鳥以外は、県民プラザ前の池にマガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、コガモが羽を休めていました。(写真)2023年11月24日撮影(備考)モミジバフウは、クリスマスツリースの材料になることが知られています。金や銀に着色したボンボンのあれです。
2023.11.24
コメント(0)
八丁堰と呼ばれる灌漑用の小さな池には、狩猟期間から年明けまで数千羽の鴨たちが羽を休める県内有数の飛来地です。低気圧の影響で小雨がふったり、強風が吹いたり観察日和とはいきませんでしたが、水鳥の楽園での時間を過ごしました。今日訪ねた際には、マガモ7045、カルガモ27、オナガガモ6、トモエガモ52、コガモ106、キンクロハジロ20、カンムリカイツブリ2、沿岸の木にオオタカの姿を観察しました。トモエガモは、脇に丸く幅広いエクリプス羽が残る雄エクリプスが生殖羽に換羽中の個体、顔の巴模様がまだはっきりとしない雄幼羽が第一回生殖羽に換羽中の個体、嘴基部に白斑のある雌個体と実にいろいろ。帰り道には、水田で羽をやすめるコハクチョウ131羽、マガン1羽を発見しました。(写真)2023年11月18日撮影
2023.11.18
コメント(0)
いつも年でしたら10月に入ると亜種オオカワラヒワが姿を見せるのですが、今シーズンはずっと姿をみかけずでした。柏オフィスの近郊の公園で昨日ようやく40羽の群れを観察しました。羽音をたてながら実のなっている木々を移動する光景は壮観ですらありました。亜種オオカワラヒワは、三列風切外縁の白色部が広く、目立ちます。また。頭頸部は灰色です。(亜種カワラヒワは、頭部は褐色味があり翼と尾に黄色の斑が目立ちます。)(写真)2023年11月16日撮影
2023.11.16
コメント(0)
モズの雌雄の性比(*)がどうなっているだろうと思い、冬鳥の様子の下見を兼ねて市川市の長田谷津と呼ばれる細長い谷間に緑豊かな空間を訪ねました。最寄り駅近くの駐車場に愛車をとめて徒歩で現地に向かい、谷津田を探索して歩きました。斜面林からは複数のシロハラが鳴きながら移動していき、水路沿いでは複数のウグイスの笹鳴き、木々の枝や幹にはシジュウカラやメジロが虫を採食している光景を目撃しました。また、日だまりではダイサギがじっと座り込んで日光浴をしている姿も観察しました。さて、肝心のモズですが、雌が水路沿いの小枝にとまり、水路を移動するコオロギのような虫を捕獲しついばんでいるのを観察できました。植田(2011)が、食物の多そうな環境では雄、餌の少ない住宅地では雌が多いと述べていますが、ここの谷津田の性比がどうなっているか興味のあるところです。これから真冬にルリビタキ、シロハラ、ウグイス、ミソサザイ、ヤマシギなどと出会えるか、楽しみなシーズンとなります。(*)バードリサーチニュース2011年9月号.p1.(写真)アカハラ2022年1月、ウグイス(2022年2月)以外は2023年11月14日撮影
2023.11.14
コメント(0)
木枯らし一号が吹く中、柏市の柏の葉公園にでかけました。県民プラザの前に広がる調整池には、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、オナガガモ、コガモ、オオバンが羽を休めていました。カモは、エクリプスから換羽中の個体、非繁殖羽とじつにいろいろで見応えがありました。(オカヨシガモの非生殖羽雌と頭に模様のある雄生殖羽)雌非生殖羽と頭に模様のある雄生殖羽を見つけました。雌非生殖羽は脇が幼羽よりも丸みがあり、風切に生殖羽のような薄橙色の斑がありません。雄は、額から頭頂、後頭が暗色で淡色の頬をしている生殖羽でした。雄は、頭の模様がじつにいろいろなので観察がいつも楽しみです。(ヨシガモ)写真ではわかりにくいと思いますが、三列風切基部が淡色、大雨覆が白色部があったので雌非繁殖羽と思われました。(ヒドリガモ)雨覆の白い雄エクリプスが生殖羽に換羽中の個体と雨覆に白い羽縁が目立つ雌非繁殖羽の姿がありました。(オナガガモ)雄生殖羽、エクリプスが生殖羽に換羽中の雄、生殖羽に比べると色味のシックな雌非繁殖羽の姿を観察しました。(コガモ)下嘴が橙色で上面が黒っぽさのある褐色の若鳥と思われる個体と嘴が黒く、上面が褐色味がある雌非繁殖羽と思われる個体を見つけました。(写真)2023年11月13日撮影
2023.11.13
コメント(0)
茨城県南西部にある菅生沼にでかけました。面積85ha、水深 1 mに満たない沼で、ヨシ ・マコモ が 生い 茂っていて水鳥に採食 可能 な 環境が残っている環境です。今シーズンもコハクチョウが4羽飛来し、草原にはコガモが羽を休めていました。また、葦原のヤブにコゲラの姿も発見。帰り道、柏の葉キャンパス駅近くの調整池に立ち寄ったところ、草刈り作業が進行する中、ヒクイナが水路を移動しながら餌を物色している姿を観察しました。葦原をぴょんぴょん跳ねるように軽やかに移動していく姿、しっかりと目に焼き付けました。東日本では減少が甚だしいと言われていますが、ホームグランド手賀沼とあわせてその動向を注視していきたいと思います。(写真)2023年11月3日撮影
2023.11.03
コメント(0)
10月最終日に松戸市の21世紀の森と広場を訪ねました。千駄堀池には、カルガモ、コガモそしてオシドリ4羽の姿を見つけました。オシドリは雄3羽、雌1羽で、雄は内側三列風切が銀杏羽となっている個体、エクリプス羽から換羽中の個体で銀杏羽が少し見えている個体、エクリプス1羽でした。このほか、水路で餌を探すコサギ、ダイサギ、水面を鳴きながら飛翔するカワセミ、水際や地面で鳴きながら移動していたハクセキレイ、セグロセキレイの姿もありました。月がかわると、オカヨシガモが飛来し、コガモの個体数もさらに増加し、林縁ではルリビタキ、アキニレの実をついばむマヒワが見られる年もあり楽しみな時期となります。ただし、10月28日から11月12日は松戸アートピクニック、11月2日から5日は松戸モリヒロフェスタが開催されるので駐車場が満車となることがあり、この期間は、電車、バスを利用するのことで園内にスムーズに入れます。(写真)2023年10月31日撮影
2023.10.31
コメント(0)
二週間ぶりに印旛沼に水鳥を見に出かけました。沼の水面に羽を休めているカモはぐんとふえていて、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、トモエガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロと種類もいろいろ。このほか、遊歩道脇ではクイナの鳴き声、水田地帯の畦ではノビタキの姿、葦原をチュウヒが飛翔する姿があったり、楽しい時間を過ごしました。帰り道、近郊の白鳥の郷に立ち寄ったところ97羽のコハクチョウの姿を見つけました。(写真)2023年10月30日撮影
2023.10.30
コメント(0)
佐倉市の川村美術館を訪ね、毎年飛来しているオシドリを観察してきました。仲睦まじさを披露している雌雄ペア、エクリプスから生殖羽となって間もない銀杏羽のない個体、幼羽から第一回生殖羽となった個体、嘴の大方が鉛色で基部だけピンク色の雌幼羽個体とじつにいろいろな個体を観察できました。紅葉とオシドリのコラボにはまだ早すぎましたが、秋の一日楽しい時間を過ごしました。(写真)2023年10月26日撮影
2023.10.26
コメント(0)
10日ぶりに松戸市八柱霊園を探索しました。スタートは、アカゲラとの出会いでスタートとなりました。木の幹に穴をあけている姿を目撃、ねぐらに使うためなのか、長い舌を出して中にいる幼虫を食べるためかのいずれかではと思われました。後頭に赤色部があったので雄個体でした。このほか、キンモクセイの木にエナガ、シジュウカラ、メジロの混群が飛来している光景も観察。葉の裏にある虫の卵を採食していたのが、甘い蜜を吸っていたかのいずれかと思われました。なお、エナガの群れのうちの一羽だけ下面がぶどう色の個体がいるのを見つけました。(写真)2023年10月24日撮影
2023.10.24
コメント(0)
印旛沼と房総のむらを探索しました。印旛沼吉高機場から甚平渡しの間の遊歩道を探索し、沼の水面の水鳥を観察しました。ケリ10羽が水田で休んでいる姿を発見したり、沼の水面にマガモ、オナガガモ、ススガモ、モモイロペリカンのかんちゃんの姿、ダイサギがカモのように水面に浮かぶ姿を観察しました。また、帰り道に立ち寄った房総風土記の丘では、オオルリ、キビタキ、エナガ、シジュウカラ、ヤマガラ、コゲラ、メジロ、モズの姿も観察できました。(写真)2023年10月16日撮影
2023.10.16
コメント(0)
10日ぶりに八柱霊園内を探索して歩きました。青空が広がり、園内のあちこちで柿の実をついばむメジロ、ヒヨドリ、空中でフライキャッチをしているコサメビタキ、キビタキ、小鳥類と出会ったエリアとは別のエリアでホトトギスの姿を発見。目の色が暗色で頭から上面が一様に黒く、頭部から上面が黒灰色で淡色の羽縁がありました。なお、下尾筒はバフ色で横斑は見えず、ツツドリの下尾筒がバフ色で横斑が見えるのとは相違していました。このほか、ジョウビタキ雌雄各1羽がフライキャッチをしている姿も目撃しました。(写真)2023年10月13日撮影
2023.10.13
コメント(0)
昨日の肌寒さから一転し、朝から青空が広がり、柏の葉公園に出かけました。桜の広場周辺にはヒタキ類、トケンの仲間が立ち寄ったりするのでまずそこから探索をスタート。芝生の上を複数のハクセキレイ、セグロセキレイが鳴きながら移動したり、追尾したりして観察していた飽きません。しかも羽衣はいろいろ。つぎに、ふれあい県民プラザ前の調整池をぐるりと探索しました。。実のなる木にはエナガ、シジュウカラ、コゲラから構成される混群10羽前後の姿を発見。すると、その中に眉がほとんどない所謂チバエナガ1羽がいるのに気づきました。撮影をしようとレンズを向かた時、散歩の方が前を通過し葉で姿が隠れたしまいました。でも、眉のないのは何とかわかっていただける画像がかろうじて1枚記録できました。参考に過去2015年11月に柏市内で観察した眉の薄いチバエナガの画像をアップしました。このほか、コガモ、カルガモ、ダイサギの姿を見かけました。(なお、コガモは嘴に黄色味のない雌非生殖羽)(写真)2023年10月10日撮影(過去のチバエナガ1枚は2015年11月柏市内で撮影)
2023.10.10
コメント(0)
全291件 (291件中 1-50件目)