かずやんの旅日誌

かずやんの旅日誌

2020年02月29日
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カテゴリ: バイクカスタム
先日、某バイクショップにてMT-10のタイヤ交換を依頼しまして、返ってきたら
ホイールの回りが極端に悪くなってしまいました。


走るとなんかブレーキを引きずっているような感じ。

以前にもお伝えしましたが、このMT-10。
納車後に納車前(?)整備をK先生にお願いしており、

バイクショップも大手なので変な整備をするわけもなく、おそらくサービスマニュアル通りの整備をしていると思われます。
そして、問い合わせたところで「こんなもんですよ」と返ってくるのがオチ。

そこで今回もK先生に相談することに。
するとK先生より 正しいホイールの組み付け方法を教えていただきました。

えっ!?
サービスマニュアルの方法が正しい組み付け方じゃないの??


目からウロコ状態で早速実践してみます。

まずはホイールの回りがどんな感じかご覧ください。



はい、なんか詰まってるみたいに止まってしまいますね。

このせいで走りにくくて。


では早速教えていただいた組み付け方法を実践します。

1、アスクルシャフトが規定トルクで締まっているか確認。

2、ブレーキキャリパー、ピンチボルト、フェンダー固定ボルトを緩める。









3、ブレーキを握らずに、フロントサスペンションを上下させる。





これがなかなか力がいる。

スタンドで上げているので、外れないように慎重にサスペンションをボトムさせていきます。

4、しっかりとサスペンションをボトムさせたら、フェンダーのボルトを締める。


5、ピンチボルトを3〜4回に分けて右内側→左内側→右外側→左外側の順番で規定トルクまで締めていく。






6、ブレーキキャリパーの固定ボルトを手で回らなくなるまで締める。





7、ブレーキを握りながらブレーキキャリパーの固定ボルトを規定トルクになるまで3回に分けて締める。









以上になります。

ブレーキを握らずにサスペンションを上下 させるのと、 ブレーキを握りながらキャリパーのボルトを締める のが難しい。

それではこの方法で組み付けを行ったホイールの回りをご覧ください。



すんげー気持ちよく回る(´∀`)

特別なことは何もしていません。

特殊なパーツを組んだわけでもありません。

組み付け手順やブレーキ・サスペンションとの兼ね合いを調整しただけでこの変化。


さすがK先生直伝のメンテナンス方法!

この後見晴らしのいいところまで試走ついでにプチツーリングしてきましたが、 すんげー走りやすい!






バイクがスルスル進むんです。


タイヤ交換前のスムーズな走りが戻りました。

ちょっとした事でこの劇的変化!

これからはホイール外して車でタイヤ交換に持っていくことにしましょう(笑)


ps
県内で同じような組み付けを行える店舗は2店ほどしか無いそうです。
そちらにタイヤ交換を依頼してもいいのかもなぁ^ ^


※このメンテナンス方法はサービスマニュアルとは異なった方法です。
よって今回紹介した方法でメンテナンスを実践される方は自己責任でお願い致します。





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最終更新日  2020年02月29日 11時22分57秒
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