かかかノの家　こおしんのブログ

ルークさん。
今日もお花の配達に来ましたよ～




【ルーク】
アイさん、待ってました。
お花がとても新鮮ですね。確かに受け取りました！
いつも有難う御座います。

あの・・・実は今日は少し相談があるのですが・・・




え？
どうしたんですか？




実は僕・・・アイさんに配達をお願いしているお花の卸元 お花屋さんのハイジちゃんのことが気になっていて・・・
相談に乗っていただけないかと思いまして。




え！！？ ルークさんハイジさんのことが好きなの！？
きゃぁぁぁああああああああああ！！！ 素敵！！！

ぜひ協力させて！！！
私は全ての恋する人の味方だよ！！




！！！！！
アイさん・・・声！声！！ ｼｰｯ!!
・・・
でも、有難う御座います！！

・・・でも、どうやってアプローチしていけばいいかわからなくて・・・
今は手紙でも渡そうかと思っているんですけど。。。




う～ん・・・
手紙かぁ～
手紙も素敵だけど、 まずはその人のことをもっとよく知ること が大切だと思うな。
まずはハイジさんのことを、遠くからでも見つめてもっと観察してみるとか！




遠くから・・・ですか？
遠くからよりも、近くで直接話をしたほうがいいんじゃ。。




ほら。だって好きな人といきなり近くでお喋りしたら緊張しちゃうでしょ。
それに・・・遠くから普段通りの好きな人を観察するのも大事だと思うの。




なっ・・・なるほど！
わかりました。ちょっとやってみます！

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【ルーク】
（ここからじゃあんまりよく見えないけど・・・今日もハイジちゃん可愛いな。
あっ、汗を拭ってる。
あそこは日陰がなくて暑そうだし、熱中症にならないといいけど・・・。

・・・
でも・・・これってストーカーじゃないのかな・・・？
本当にコレでいいんだろうか・・・。）




なぁ、お前。
お前の仕事を受ければ、このオレの浪漫農場をもっとイ・ケ・メ・ンにできるアイテムを貰えると聞いたんだが、何をすればいいんだ？




（わ！ なぜか裸だけどすごく格好いい人！
この人前にダンバートンに来たときも見かけたような・・・
確かイェラ先輩をナンパしていたけど、もしかして百戦錬磨の恋愛マスターだったりするのかな？
よし、この人にも聞いてみよう！）

お仕事ですね。
では・・・ちょっとお願いがあるのですが、
実は僕・・・あそこにいるハイジちゃんって女の子と仲良くなりたいと思っていて、あなたにはそのお手伝いをお願いしたいんです。




！！！
な・る・ほ・ど・な・♪
あの可愛い子猫ちゃんか★

ＯＫ！
あの子のことはこのオレに任せて、お前はここにいな。




あ、はい。
よろしくお願いします。

（「任せて」って、何をしてくれるんだろう？）






【ニック】
にゃあ。
どこに行ったのかと思ったらここにいたのかにゃ。
今日も花の配達に来たにゃよ。
どうしてこんなところにいるにゃ？





【メシカ】
もう！
探したんだからねっ！！
べっ・・・別にあなたに会いたかったわけじゃないけど・・・！
そうよ！なんでこんなとこにいるのよ！！




あ、ニックさん、メシカさん、すいません。
実は・・・ カクカクシカジカ で・・・




恋のことで悩んでるの？
じゃっ・・・じゃあ、
私が力になってあげなくもないけど？




やめとけにゃ。
人の恋路に他人が首突っ込むもんじゃないにゃ。




いい？
恋愛において大切なのは駆け引きよ。
押したら引く。これが基本ね。

本当は相手のためにやったことでも、
「べっ・・・別にあなたの為にやったわけじゃないんだからねっ！！」
って態度を取れば、相手はあなたの気持ちが気になってドキドキ。
いつもあなたのことを考えるようになって、いつの間にかあなたのことを好きになっているはずよ。

べっ・・・別に参考にしたくないならしなくてもいいんだからねっ・・・！




なるほど！




お前はいったいどの立場からアドバイスしてるにゃ。
駆け引きとか馬鹿なことしてないで、 普通に自分の素直な気持ちを言えばいい だけにゃろ。




でっ・・・でも、知り合ったばかりなのに いきなり告白なんかして上手くいくんでしょうか？




​そんなのニックが知るかにゃ。​
相手次第にゃろ。
もし不安なら、 相手を褒めたりプレゼント渡したり して、好かれる努力でもすればいいにゃ。




あ！！ ニックさん！！ とメシカちゃん  こんにちは！！

（ルークさんがどうしてるか気になってダンバートンに戻ってきてみたら、ニックさんの気配がして、 しかもルークさんと一緒にいた！！！
これってどう考えても運命だよね！？ きゃぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああ！！！！！
ルークさんの恋を応援中だけど、私の恋も大躍進中です！！！ なんちゃって！！なんちゃって！！！）



ルークさん、あれからハイジさんとはどう？



【ルーク】
ええ、あれからアイさんに言われたとおり、ハイジちゃんのことを遠くから見つめているんですけど・・・
・・・
あれっ・・・？




【アイ】
げ・・・っ！！
いつぞやの クソ変態ナンパブ男 ！！！！！
なんであいつがハイジさんに花束渡してるの！？


【ルーク】
そんな・・・！
あの人にもハイジちゃんと仲良くなる手伝いを頼んでいたんですけど、なんであんなことをしているんでしょうか？
僕からのプレゼントだと言って渡してくれているのかな・・・？


【メシカ】
馬っ鹿じゃないの！！？
どう見てもそういう渡し方じゃないでしょ！！！




え！？ ルークさんあの人にもお願いしちゃったの！？
あの変態を信じちゃ駄目だよ！！
人の恋を応援するとか言いながら、自分でその娘を口説こうとするなんて最っ低っ！！！




だから人の恋路に他人が首突っ込むもんじゃないって言ったんにゃ。

っていうかあの男、 花屋であるあの子に花束を渡す って、何を考えてるんにゃ？
もっと 相手のこと考えて、相手が欲しがりそうなもの渡せばいい にょに。




ねえ！ ルークさん、あのままほっといていいの！！？
ハイジさんのこと好きなんでしょ！



（どうしよう・・・どうしたら・・・。
でもハイジちゃん、 よく見たら少し困っている ような・・・。）
・・・
・・・
僕、行ってきます！

でも、その前に・・・ ちょっと急いで 買い物 行ってきますね！




え！？ ちょっとルークさん！！？
買い物なんて行ってる場合じゃ・・・！
すぐに行かなくていいの！？！
ねえ・・・！！




アイちゃん、好きにさせてやれにゃ。




ニックさん・・・

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【ビナン】
ねぇ、可愛い子猫ちゃん。
なにも迷うことなんて無・い・ん・だ・ＺＥ。
早くこの花束を受け取って、オレと熱いアバンチュールな夜を過ごさないかい？


【ハイジ】
いえ。ですから今は仕事中なので・・・。
もうすぐ配達員さんが来るので私はここから離れられないんです。

（どうしよう・・・。
なかなか帰ってくれないけど、お花だけでも受け取って帰ってもらったほうがいいのかな・・・？
この人の持っているお花も、このままだと傷んでしまって可哀想だし・・・。）




あの・・・ハイジさん。
今ちょっとお話いいですか？




あれ？
ルークさん、どうしたんですか？
こんなところまで。




なぁ、おまえ。
今オレがこの子猫ちゃんと話しているんだから、邪魔しないでくれるかな？
子猫ちゃんも嫌がっているじゃないか。




え・・・？
いえ、そんなことはないですよ。
（ずっと話が終わらなくて困ってたから、むしろ有り難いかも・・・。）




あなたこそ、長時間話しかけて 仕事中の彼女が困っているんじゃないですか？




おいおい、何を言っているんだ？
このイ・ケ・メ・ンのオレに話しかけられて喜ばない子猫ちゃんなんてい

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【ニック】
・・・
・・・
メシカ、排除にゃ。


【メシカ】
ハイ！ご主人様！
ｼｭﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ!!!

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るわけ無いだろ？
子猫ちゃんだって、この男なんかより、このイ・ケ・メ・ンなオレと話すほうがいいだ ﾌﾞｯﾌｫｯ!!!


【ビナンを引き摺って遠ざかっていく影】
ｼｭﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ!!!


あれ？
あの人急にどこかに行っちゃった？

（今一瞬小さくてハゲで出っ歯のメイドさんが見えた気がしたけど・・・気のせいよね・・・？）

あの、ルークさん。
有難う御座いました。
おかげで助かりました。



いえ・・・。

べっ・・・別にあなたのためにやったわけではないので・・・。




え？
じゃあ誰のために？




あ・・・
えっと・・・自分のため・・・かな・・・？

僕が・・・見ていて嫌だったので。




ﾄﾞｷｯ♥
え？ それってどういう・・・・。

（もしかして・・・私があの人にナンパされているのが嫌だったってこと？）




【ルーク】
その・・・
・・・
・・・

そっ・・・そうだ！
これをあなたにプレゼントしたかったんです。
（遠くから見ていたとき） あなたが暑そうだったので。


【ハイジ】
え・・・ これって！？



帽子じゃないですか！
ずっと欲しかったんですけど、忙しくてなかなか買いに行けなかったんです！
有難う御座います♪

でも、どうしてこれを私に？




あ・・・それはその・・・
いつもお花を送ってくださっているお礼に・・・

・・・

・・・

・・・いえ、違います。

ハイジさん、あなたのことが好きなんです。




えっ？




すいません。
いきなりこんなこと言われても困りますよね。。。
でも、好きなんです。ひと目見たときから。あなたのことが。

いきなり 付き合ってください ・・・とは言いません。
でも、 その帽子を受け取ってくれませんか？
そして、できれば・・・ まず僕と友達になってくれませんか？




・・・
・・・
・・・
はい・・・喜んで・・・




・・・！！
よかった！！
じゃあこれからは友達として・・・




いえ・・・違うんです・・・
その・・・
・・・
お付き合いの方で///




え！！？

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・・・

・・・

・・・


【アイ ＆ メシカ ＆ ニック】
上手くいった！！！？

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