フォーカスチェンジ・フラッシュ

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2013.01.30
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反応癖


ひとは誰でも、
「反応癖」をもっています。

たとえば、話をしていて、
ことばに詰まったときに、
「えーと」「あのー」と
言ってしまう、なんてのは、
わかりやすい例です。


台所のすみなどで、
あのかたに遭遇して、(笑)
思わずかたまるひと(私)と、
瞬時に戦闘態勢に入るひと。

これも、一種の反応癖です。


と、このあたりまでは
わかりやすいのですが、
ひととの関係においても、
反応癖は隠されています。

そして、おおくのひとは、
自分の反応癖に気づかず、
「これは、誰でも同じこと」
と、考えてしまいがちです。

あるいは、相手または
自分に問題があると、勝手に
決めつけてしまいます。


反応癖は、私たちが
生きていく上で、都合がいい
と判断したからこそ、
身についてきたものです。

たとえば、子どものころに、
親にがみがみ叱られたとき、
言い返して、もっと
叱られてしまったとしたら、

じっと黙っているのが得策だ
と、考えるようになるかも
しれません。


すると、のちのち、
この癖(パターン)は、
同じような場面に遭遇すると、
相手が親でなくても、自動的
に出てくるようになります。

高圧的な上司を前にすると、
思わずかたまってしまう、
というふうにね。

そして、「こんな上司に
どなられたら、かたまって
しまうのが当然」と考えます。


ところが、まわりを見ると、
そんな高圧的な上司にも
かかわらず、平気で談笑して
いる同僚がいたりします。

あなたは、当然、
そこに納得がいきませんから、
「あの同僚は、上司に
 えこひいきされているんだ」
と、決めつけたりします。(笑)

あるいは、自分だけが冷遇
されていると、決めつけます。


もちろん、実際に、
えこひいきや冷遇という場合
も、あるかもしれませんが。

おおくの場合は、自分の
反応癖で、同じパターンを
引き寄せてしまうケースが、
おおいということなのです。


これを書いていて
思い出したのが、子どもの
ころのできごとです。

片づけをしなかったりして、
妹と私は、しばしば、
母に叱られたものですが、
妹は、実に要領がいいのです。

何かの口実をもうけて、
さっと、その場からいなく
なってしまうのです。(驚)


かたや、私は、母が
指摘をしているあいだは、
その場にかたまって動けません。

動いてはいけないと、勝手に
思いこんでいたのです。


あるとき、母が言いました。

「あんたがそこにいるから、
 いつまでも叱っていなければ
 ならないでしょ!」(爆)


そのときは、なんじゃそりゃあ
と思いましたが、いまになると、
母の気持ちがよくわかります。

母のなかでは、最初の瞬間こそ、
怒りがあったかもしれませんが、
話しているうちに、それは、
さっさと完了していたのです。


ところが、目の前に
「叱られつづけること」を
選択している私がいるもの
ですから、方向転換が
できなかったのですね。(笑)

その意味で、妹のとった態度
は、賢明だったというわけです。


こころの仕組みがわかるように
なるにつれて、
この子ども時代の体験は、
私に、いいヒントをくれました。

自分にとって好ましくない
パターンにはまりそうになるとき、
それを、しなくてもいいという
選択を、自分にあたえることが
できるようになったのです。


つまり、自分の反応癖に気づき、
変更することができたのです。

たとえば、こんなふうに。


私は、イメージのなかで、
母のこころのなかに入ります。

すでに怒りは終息しているのに、
目の前には、神妙に頭をたれて
いる、子ども時代の私がいます。


母は、あわてています。
この場を終わらせる方法が
わからず、困っています。
途方に暮れています。

そのようすは、なんだかとても
かわいらしいのです。


だって、数えてみたら、母は、
まだそのころ、
30代そこそこでしたものね。

親として、わからないことが
あって、当然だったのです。


イメージのなかで、私は、
子ども時代の私のがわに行き、
母に、笑いかけました。

母も、ほっとして笑いました。


それで完了でした。

私は、私のやりかたで、
パターンを終わらせることが
できたのです。


あなたの日常を振り返って、
これはどうしようもないこと、
と思いこんでいることは
ありませんか?

そこには、もしかしたら、
あなたの反応癖が、隠されて
いるかもしれませんよ。


反応は、結局のところ、
過去の反復にすぎません。

あなたは、過去ではなく、
いまを生きているのですから、
いくらでも、それを
変えることができるのです。


そのために必要なことは、
まずは、自分が、どんな
反応癖をもっているかに、
気づくことです。

気づいたら、どんな自分で
いることが、好ましいかを
選択することです。


最初は、できるだけ
ちいさなことからね。

あせらずに、
ゆっくり、ゆっくりとね。


ちなみに、私は、冒頭に
例としてあげた、「えーと」
「あのー」の口ぐせも、

あのかた(笑)と
出会ったときの反応も、
変えることができましたよ。(^^ゞ

  あのかたのほうは、
  まだちょっとだけ
  かたまりますが。(笑)


--かめおかゆみこ発行
   「今日のフォーカスチェンジ」
   第2040号(2009年5月30日発行)より


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Last updated  2013.01.30 12:02:46
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ぱんちゃん@ Re:こころが動かないときは(12/07) 三秒でもよい。二日坊主の私はいつも片身…
黒澤まちこ@ Re:「あなたが採用決定者です」(10/04) そうなんです。みんなが幸せなら私は幸せ…
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