~亀さんのピアノ~

~亀さんのピアノ~

September 17, 2010
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お稽古に来ている子で、ずっと気になっている子がいます。

正直言って、この子の言動は、病的(ヒステリック)だと思います。

わがままが過ぎるだけかもしれません。
精神的に幼いだけなのかもしれません。
私が強く言わないので、試している、あるいは何でも許されると思って甘えているだけなのかもしれません。
末っ子で甘やかされ、家族が彼女のことを赤ちゃん扱いしてきた結果かもしれません。


彼女は、自分の思い通りにならないと、自分の感情をコントロール出来なくなり、
ワケのわからないことをします。
私が何を言っても全く聞こえないようで、無視したまま、自分がしたい行動を続けます。


そうしたくて、わざとやっている可能性もあります。

私のところでは、学校でリコーダーの学習が始まると、どの子もみんな一緒にリコーダーの練習もします。
そのリコーダーを練習しているとき、何度言っても、息の入れ方がわからないようなのです。
「それじゃ、強すぎるよ。もっと優しく吹こう」といっても、ピーピー強く吹き続けます。
「弱く吹いてみて」というと、音が出ないくらい弱い息になってしまいます。
適量がわからず、いい音で吹くという意味もわからないのではないかと思われます。

リコーダーの穴をふさぐ力が弱く、隙間が出来てしまいます。
また、動かさなくてもいい指まで動いてしまう(固定出来ない)ので、ふさぐ穴が増えていけば、当然指示された音は出せません。
「上手くその音が出ないときは、もう一度はじめから、ゆっくり確認しながら、ひとつずつ穴を押さえてみよう」といっても、その指示は全く聞こえないようで、無視。
反対の手で、穴をふさぐ指を押さえつけるようなことをします。
いくらギュッと上から押さえつけたところで、全く意味はないのですが。


上手くできないから、どうしたらいいのか、教えてもらっているのに、その指示に従わないわけですから、出来るようになるはずがありません。
聴く耳持たずで自分勝手なことを繰り返し、上手くできないとわかると、今度は、椅子をガタガタさせたり、椅子から落ちそうなくらい浅く座ったり、
深く座って背もたれに寄りかかったりします。


背筋を伸ばすということも、毎回言っていますが、何度言っても数秒後には猫背に戻ります。
「背中を伸ばして」というと、その時だけお腹と胸をグッと前に突き出します。

猫背で、首が折れ曲がったような姿勢では、たくさん息を吸うことは出来ません。
その上、息を強く出してしまうのですから、ブレスの位置が守れないのは当然です。

字を書く姿勢もよくないのですが、それは、鉛筆の持ち方に問題があることも原因の一つだと思います。これに関しても、全く直す気持ちはゼロ。いろいろな持ち方も直す器具を与えても、無意味でした。
それゆえ、背筋も曲がったまま、伸びることはないわけです。

ピアノに関しては、練習しないというレベルではありません。
指使いはでたらめ、というか守ろうとか直そうという気持ちがないのです。
指をくぐらせたり、またいだりするときも、「肘や腕まで上げなくても大丈夫だから」と何度話しても、肘も腕も高く上げ続けるので、そこで遅れ、リズムや拍子が乱れてしまうのです。


楽譜や楽器に触れている時間が短すぎるからなのか、音階そのものが理解できないのか、
何年たっても音符がパッと読めるようになりません。
ですから、楽譜を自分で見ないで、私が歌った階名を覚えて弾こうとします。
それはそれでいいと思いますが、覚えて弾くためには、繰り返し練習することが不可欠です。
しかし、練習しないのですから・・・
二回くらい弾いて、出来ないと、リコーダーの時と同じくパニック状態。
ピアノが壊れそうなくらいたたきつけるように弾いたり、私の「ここから弾いて」という指示を無視して、同じところを同じように間違えたまま、何度も弾き続けたりします。

弾きにくいところを取り出して部分練習するように、番号を書いたりシールを貼ったりしていますが、これも無視。はじめからしか弾きません。

何でも練習(勉強)しなければ、出来るようにはならないということも、まだ理解していないような気がします。


つまり、彼女は、これ以上、私とお稽古を続けても全く意味がないと思うのです。
彼女が、私のことが嫌いで、反抗しているだけなら、私との関係を断ち切ればよいのです。
ただ、今まで接してきた子どもたちと比べてみても、彼女の行動は、やはり病的ではないかと思えるのです。

彼女の様子を母親に伝えるべきか・・・伝えるとしても相当ことばを選ばない限り、イヤな思いをさせてしまうことになります。


特別支援学校には、中学生になっても、高校生になっても、自分の思い通りにならないとき、泣き叫ぶ子がいます。
でも、その子に、先生方はとても厳しく接しています。
我慢しなければいけないことを繰り返し教え、社会に出たときに困らないように導いてあげることがとても大事だからです。

そう思うと、このまま黙っていることが果たしていいことなのか・・・
言いにくいから、聴きたくないだろうからと、知らん顔して通り過ぎていいものか・・


もう一人、発達障害(ADHD及びアスペルガー傾向)の診断を受けている子もいますが、
これほどのことはないと思います。確かにこだわりがあることは感じますが、私の話も聞けますし、不可解な言動もありません。
世の中いつもそうです。
問題になっていることは、さほどのことではなく、公にされていないことの中に、このまま放置してはいけないことがあるようです。












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Last updated  September 18, 2010 08:09:11 PM
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