鴎座俳句会&松田ひろむの広場

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ひろむ193808

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2017年01月01日
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カテゴリ: 現代俳句
1月1日 (日) 14℃(晴)
本日、現代俳句協会のHP 俳句コラム に、栗原かつ代さんの句についての私の評言がアップされた。ご覧いただければ幸い。寒卵の句だが、そういえば今年は酉年。うまく合ったかも。
寒卵ジャンバルジャンと泣いてから 栗原かつ代
寒卵は清冽なひびきがある。ジャン・バルジャンについては、評言を参照していただければ幸い。

寒卵机にひとつ影ひとつ 宇多喜代子 象
無間地獄の湯に沈みゆく寒卵 横山白虹
寒卵狂ひもせずに朝が来て 岡本眸
寒卵どの曲綿もかへりくる 加藤秋邨 まぼろしの鹿
奴隷の自由という語寒卵皿に澄み 金子兜太 少年/生長
寒卵こつと頭蓋に打ち込めり 小檜山繁子
寒卵コツと割る聖女学院 秋元不死男
寒卵薔薇色させる朝ありぬ 石田波郷
人の死をうらやみすする寒卵 村越化石
大つぶの寒卵おく襤褸の上 飯田蛇笏
手のひらに 予言の重さ 寒卵 伊丹三樹彦 樹冠
古羅馬の玉座に何の寒卵 攝津幸彦
不機嫌の二つ割つたる寒卵 鈴木真砂女

寒卵ここから先は闇をゆく 松田ひろむ
拙句は2013年の句の改作。「寒卵狂ひもせずに朝が来て」(岡本眸)の句のように卵はある意味で完全なもの。その先にある不安感。

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Last updated  2017年01月02日 02時09分34秒
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