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さて、今回はちょっとイリス弦楽四重奏団のことを書いてみたいと思います。9月20日(土)は、結成して22年目を迎えたイリス弦楽四重奏団のコンサートでした。会場はヴィオラの後藤隊長のチョイスでデザインKホールという、六本木一丁目にあるオフィスを改造したような作りのサロンホール。初めて弾いてみてびっくりしたのはその都会的な響き!他のどこでも味わったことのない、何かとてつもなく硬い素材のものに音が当たっているような硬質的でシャープな響き。コンクリートと鉄骨みたいな硬いものに自分の音が当たってサロンの内側でそれが反響して響くようなイメージ・・・ちょっと今まで感じたことのない音だったな。ここはとってもクールな音のする場所だったので ロマンチックな曲よりはショスタコとかラヴェル、ドビュッシーのようなフランスもののクールでスピード感ある曲の方が合ってそうな感じでした。ある意味ここでのブラームスは大きな挑戦だったなぁ。(^_^;) モーツァルトは逆に、この都会的な響きの面白さが加わってスピーディーな内容が活かされた演奏にはなったかな、と感じました。北海道で22年前にイリスのコンサートが始まった頃から 私たちを裏で盛り上げてくれている大事なスタッフの1人=坪田栄蔵さんと、美唄で共演している奥山幸恵さんも北海道から駆けつけて下さり、ドキドキしながらもイリスらしくアットホームな雰囲気でコンサートを終了。多くのお客様にイリスをお披露目できました。イリスSQはこの夏8月にも、福島でディナーショーと恒例の北海道ツアーがありました。今年は東京宝塚の担当月とちょうど重なってしまい、ツアーが終わるまでは宝塚とのスケジュールでやりくりが大変でしたが、各地では大盛況。夏のこと振り返ってみます。^_^8月11日(月)イリスSQ@ホテル福島グリーンパレス NYから志村寿一さんをお迎えし、イリスSQとの共演ということで私たちも初めての出会いにワクワク。11日朝、福島のホテルの楽屋で初めてお会いして感じのいい人でよかった〜!あっという間にイリスSQの和やかムードに一緒に違和感なく交じって下さり、この日のディナーショーも昼の子供の部、夜の大人の部ともそれぞれ楽しく演奏しての2回公演の共演を終えました。また来年共演の機会があったらいいな。8月21日(木)〜25日(月)イリスSQ@深川、小樽、美唄:北海道ツアー2014 例年以上にいろいろと新しい道が開けたツアーでした!21日北海道入りで深川へ。まず昨年自力で復活を遂げた深川でのライブスタイルが、今年は急遽深川市文化交流ホール みらいのロビーで行われることになり、みらいのスタッフさんが本当に仕事人でサクサク動いて下さりロビーが立派なホールに早変わり。地元の新聞にも宣伝が載ったこともあって 100名を越えるようなお客様でイリスは大感激!深川のお祭りとも重なり、夏らしい気軽なコンサートでいい雰囲気でした。 22日、楽しみな小樽へ移動。定番のキャンドルショップ&カフェの「Muse」に立ち寄り、昼食は楽しみにしていたMuseのスープ仕立てガーリックカレー!元気いっぱいになったところでこの日の小樽ノイシュロスへ。本番が遅いのでGPをしたらもう最高のお夕飯!総支配人夜&総料理長の兼崎さんの手による数々の芸術的お料理の創作フレンチを堪能し、夜も深まる頃にMuseの奥さまの純さんのキャンドルで素晴らしい演出の元、私たちイリスSQも夢の中のようなロマンチックな雰囲気の中でロビーコンサート。すべてが極上のひととき。ここまでの鬼のような忙しさを忘れて 海辺のオーシャンビューのお部屋で本当に素晴らしい1日を過ごせて、最高のリフレッシュにもなりました! 23日は昼間に病院でのボランティア演奏を終えて、美唄の市民会館で一日中翌日のコンサートの練習。そして24日、美唄の地元ピアニスト:奥山幸恵さんと一緒に5人で新しい曲への大きな挑戦。スタンフォードのピアノ五重奏曲。すごい大曲でしたが、情熱的な演奏会になったように思います!会場もこれまでのアルテピアッツァから市民会館になり、お客様的には交通の便がよくて好評で 250名を越えるお客様の数だったとか。イリスとしても新たな一歩を踏み出せた気がしました。今年の数々のコンサートを先頭にたっていろいろと宣伝や交渉をして下さった美唄市民会館の山本館長さんにとにかく頭が下がります!山本さんのおかげでどこの会場も満員の状態になり、演奏もいろいろな方々の思いが重なって行くようんで、ひときわ熱くなる思いでした。 25日ツアー最終日、これも恒例になったボランティアで養護学校の訪問とアルテピアッツァでの幼稚園コンサート。養護学校は1年に一度のこの生演奏を本当に楽しみにして下さっていて、また幼稚園は可愛い園児たちが「アナ雪」を弾いたとたんに全員歌い出して大喜び!大人になった時にこんな瞬間があったことを思い出してくれたらなぁ、と願うばかりでした。8月の厳しいスケジュールの中、これだけ多くの曲がなんとか出来たと自分でも驚きましたが、もぅ20年以上もこうやって8月にやっていることですから乗り切るべき夏の大きな山で、毎年これのおかげで成長させてもらってる気がします。イリスSQを支えて下さっている北海道各所のスタッフの皆さま、本当に本当にいつもありがとうございます!今年もこうしてイリスの夏は終了。来年に向けてまた挑戦です!
2014.09.23
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何から書いていいのかわかりませんが、7月末から宝塚のリハが始まってから今日までたった1日も休みがなくてブログの更新はおろか、飲み会や焼き肉会も出来ず、しかも初日あけてすぐに蕁麻疹も酷く出てしまい 当然のごとく投薬中は禁酒!ただでさえ暑いしイベントのたくさんあった公演で結構キツかったのに お酒も飲めないとあって、非常にストイックな毎日を送るハメに。で、今になってやっっっっと夏を振り返ってるのだ・・・。はぁ、今日は身も心も休んでるって気がするぅ。 さて、この8月の東京宝塚での私たちの担当公演は 壮一帆さんの退団公演となった雪組公演。水さんの時は雪組多かったのですが、ホントに久しぶりでした。和物が素晴らしくよく似合った組ですね。前にはそんなイメージはなかったので、これもトップのお二人の成せる技かな。宝塚の和物の素晴らしさを改めて痛感した公演でした。壮さんの素の雰囲気にある気っ風の良さが ユーモア溢れて男らしい前田慶次とうまく重なっていて、まつと「どうしても別れたくない」あたりの男性の女々しさみたいなものもすごく良く表現されていて、壮さんが自分の全部を重ねながら演じるから前田慶次がなお一層魅力的に見えるんだ、と言う風に感じました。相手役の愛加あゆちゃんもホントに素敵だった!なんか彼女の壮さんに対する気持ちが全面に現れていて、それが日本人女性の芯の強さをも併せ持ちながらたおやかさ、しなやかさを失わないという美徳とすごく相まって 心から好きな人に対してのお芝居がまつの姿そのものになっていて 作りこむ役柄とは全然違って、彼女の本来持っている人間的な気持ちが芝居にもじわじわと滲み出ていたしそれがさらにまつという人物を美しく引き立てていました。こんなに愛し愛されながら一緒に退団してファンの人たちもきっと嬉しいでしょうね。宝塚のトップカップルも欧米的なカップルが多くなる中、和を大事にする日本人らしい素敵なカップルでした。最終日の卒業式もあゆちゃんの「添い遂げた感満載」な感じがさらに壮さんの魅力を引出していて、印象的だった。また、この公演はお馬ちゃんが大活躍!松風の人気もすごかったですね〜。いやもぅかわいいのなんの。夢乃聖夏ちゃんの「前田慶次の馬にて候」の表現力ある歌に合わせて一生懸命首や体を振ったり、見栄きりのポーズがまたすっごく決まってて オケピでわずかにそこだけ見える最後のポーズが一瞬芸みたいで毎日爆笑でした。キャトルレーヴで松風の売り出しの日に、オケも何人もぬいぐるみ松風を買いましたよ!すでに様々な公式情報で言われていますが、お馬ちゃんの中身にいた松竹の方々は歌舞伎のお仕事の方々だったので その動きの素晴らしさは本当に本物みたいでした。一度 後ろ足の担当だった方に食堂でばったりお会いしたら、ご飯が超〜てんこ盛りだった!(爆) 着ぐるみの中は相当の暑さらしいので いくら冷房が効いていても、2回公演はホントにしんどかっったみたい。でも芸を極めている方々だけあって裏方に徹してもここまで話題になるほど演技力があるってすごいな、と思いました。 二幕、壮さんはオケピから登場するのですが、 オケピの階段をトントンの上って来て 毎日本当に元気よく(というより気っ風よく。思わずこっちが「へぃ、いらっしゃ〜い!」と魚屋みたいに言いたくなるほど。笑)男らしい感じで「よろっしくお願いしま〜す」と言いながらオケの皆に手を振りつつ脇の動線を中央までズンズン進み、中央に着くと必ず 向こう岸の上手オケメンバーにもぶんぶん手を振って挨拶していました。「なんかここ暑っ。オケピ暑いっ。」って狭いところでちっとも空気が廻らない私たちの職場の暑さにびっくりしてた。後半のショーは 最近やった中でもかなり難しい方に入るくらい音多し。ヴァイオリンは音が高いし早いし、弦楽器にはあまり効果的ではない調性も多々あり 音のクリアさが半減する音が多くて大変だった。それぞれのパートで音やリズムのパターンが微妙に違い、それが1つのビートに収まるのにアンサンブルとしてものすごく難しかったです。 今回は皆さんもご覧になった方が多いと思いますが、8月9日にNHKの「思い出のメロディ」という番組内でこのショーの一部を2曲ほど 土曜日の2回本番後に生中継で放送されるという大イベントがあり、 本番までの待ち時間に楽屋でこの番組を皆で見ていていました。台風が迫っていたから番組が押しちゃいましたけど、NHKとのコラボは大成功でしたね。公演になかなか行けない全国の方々にも宝塚の魅力が一瞬でしっかりと伝わった気がします。「カメラワークがすごくて鳥肌物だった」と後からファンの方々のコメントで見て Kaoも家に帰ってから録画を見ました。確かにすごかった〜さらに初めてこの曲の踊りを全部見ることが出来ました。この音の時にこんなことしてるのかぁ〜と。踊っている間に舞台を駆け回るカメラとぶつかりそうでちょっと怖い、という話もあり、カメラが駆け回る場所が前日に限定されたみたいでしたが それでもあれはすごい!かなりの至近距離にカメラがいたので踊る方も皆さん大変だったかと思います。オケもいきなりあの早い曲だけをやるのはすっごく難しかった〜。毎日やる時は その曲までさんざん早いテンポの曲をやってクライマックスに持って行く訳で、そこだけ取り出してその早さをいきなりやることの難しさを感じたわぁ。 というわけで、いい公演でした。壮さんの最後のオケ楽屋へのご挨拶をお部屋でお待ちして拍手喝采で送り出し!お疲れさま〜良い夏じゃったのぅ。
2014.09.17
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