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さて、今回はちょっとイリス弦楽四重奏団のことを書いてみたいと思います。9月20日(土)は、結成して22年目を迎えたイリス弦楽四重奏団のコンサートでした。会場はヴィオラの後藤隊長のチョイスでデザインKホールという、六本木一丁目にあるオフィスを改造したような作りのサロンホール。初めて弾いてみてびっくりしたのはその都会的な響き!他のどこでも味わったことのない、何かとてつもなく硬い素材のものに音が当たっているような硬質的でシャープな響き。コンクリートと鉄骨みたいな硬いものに自分の音が当たってサロンの内側でそれが反響して響くようなイメージ・・・ちょっと今まで感じたことのない音だったな。ここはとってもクールな音のする場所だったので ロマンチックな曲よりはショスタコとかラヴェル、ドビュッシーのようなフランスもののクールでスピード感ある曲の方が合ってそうな感じでした。ある意味ここでのブラームスは大きな挑戦だったなぁ。(^_^;) モーツァルトは逆に、この都会的な響きの面白さが加わってスピーディーな内容が活かされた演奏にはなったかな、と感じました。北海道で22年前にイリスのコンサートが始まった頃から 私たちを裏で盛り上げてくれている大事なスタッフの1人=坪田栄蔵さんと、美唄で共演している奥山幸恵さんも北海道から駆けつけて下さり、ドキドキしながらもイリスらしくアットホームな雰囲気でコンサートを終了。多くのお客様にイリスをお披露目できました。イリスSQはこの夏8月にも、福島でディナーショーと恒例の北海道ツアーがありました。今年は東京宝塚の担当月とちょうど重なってしまい、ツアーが終わるまでは宝塚とのスケジュールでやりくりが大変でしたが、各地では大盛況。夏のこと振り返ってみます。^_^8月11日(月)イリスSQ@ホテル福島グリーンパレス NYから志村寿一さんをお迎えし、イリスSQとの共演ということで私たちも初めての出会いにワクワク。11日朝、福島のホテルの楽屋で初めてお会いして感じのいい人でよかった〜!あっという間にイリスSQの和やかムードに一緒に違和感なく交じって下さり、この日のディナーショーも昼の子供の部、夜の大人の部ともそれぞれ楽しく演奏しての2回公演の共演を終えました。また来年共演の機会があったらいいな。8月21日(木)〜25日(月)イリスSQ@深川、小樽、美唄:北海道ツアー2014 例年以上にいろいろと新しい道が開けたツアーでした!21日北海道入りで深川へ。まず昨年自力で復活を遂げた深川でのライブスタイルが、今年は急遽深川市文化交流ホール みらいのロビーで行われることになり、みらいのスタッフさんが本当に仕事人でサクサク動いて下さりロビーが立派なホールに早変わり。地元の新聞にも宣伝が載ったこともあって 100名を越えるようなお客様でイリスは大感激!深川のお祭りとも重なり、夏らしい気軽なコンサートでいい雰囲気でした。 22日、楽しみな小樽へ移動。定番のキャンドルショップ&カフェの「Muse」に立ち寄り、昼食は楽しみにしていたMuseのスープ仕立てガーリックカレー!元気いっぱいになったところでこの日の小樽ノイシュロスへ。本番が遅いのでGPをしたらもう最高のお夕飯!総支配人夜&総料理長の兼崎さんの手による数々の芸術的お料理の創作フレンチを堪能し、夜も深まる頃にMuseの奥さまの純さんのキャンドルで素晴らしい演出の元、私たちイリスSQも夢の中のようなロマンチックな雰囲気の中でロビーコンサート。すべてが極上のひととき。ここまでの鬼のような忙しさを忘れて 海辺のオーシャンビューのお部屋で本当に素晴らしい1日を過ごせて、最高のリフレッシュにもなりました! 23日は昼間に病院でのボランティア演奏を終えて、美唄の市民会館で一日中翌日のコンサートの練習。そして24日、美唄の地元ピアニスト:奥山幸恵さんと一緒に5人で新しい曲への大きな挑戦。スタンフォードのピアノ五重奏曲。すごい大曲でしたが、情熱的な演奏会になったように思います!会場もこれまでのアルテピアッツァから市民会館になり、お客様的には交通の便がよくて好評で 250名を越えるお客様の数だったとか。イリスとしても新たな一歩を踏み出せた気がしました。今年の数々のコンサートを先頭にたっていろいろと宣伝や交渉をして下さった美唄市民会館の山本館長さんにとにかく頭が下がります!山本さんのおかげでどこの会場も満員の状態になり、演奏もいろいろな方々の思いが重なって行くようんで、ひときわ熱くなる思いでした。 25日ツアー最終日、これも恒例になったボランティアで養護学校の訪問とアルテピアッツァでの幼稚園コンサート。養護学校は1年に一度のこの生演奏を本当に楽しみにして下さっていて、また幼稚園は可愛い園児たちが「アナ雪」を弾いたとたんに全員歌い出して大喜び!大人になった時にこんな瞬間があったことを思い出してくれたらなぁ、と願うばかりでした。8月の厳しいスケジュールの中、これだけ多くの曲がなんとか出来たと自分でも驚きましたが、もぅ20年以上もこうやって8月にやっていることですから乗り切るべき夏の大きな山で、毎年これのおかげで成長させてもらってる気がします。イリスSQを支えて下さっている北海道各所のスタッフの皆さま、本当に本当にいつもありがとうございます!今年もこうしてイリスの夏は終了。来年に向けてまた挑戦です!
2014.09.23
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何から書いていいのかわかりませんが、7月末から宝塚のリハが始まってから今日までたった1日も休みがなくてブログの更新はおろか、飲み会や焼き肉会も出来ず、しかも初日あけてすぐに蕁麻疹も酷く出てしまい 当然のごとく投薬中は禁酒!ただでさえ暑いしイベントのたくさんあった公演で結構キツかったのに お酒も飲めないとあって、非常にストイックな毎日を送るハメに。で、今になってやっっっっと夏を振り返ってるのだ・・・。はぁ、今日は身も心も休んでるって気がするぅ。 さて、この8月の東京宝塚での私たちの担当公演は 壮一帆さんの退団公演となった雪組公演。水さんの時は雪組多かったのですが、ホントに久しぶりでした。和物が素晴らしくよく似合った組ですね。前にはそんなイメージはなかったので、これもトップのお二人の成せる技かな。宝塚の和物の素晴らしさを改めて痛感した公演でした。壮さんの素の雰囲気にある気っ風の良さが ユーモア溢れて男らしい前田慶次とうまく重なっていて、まつと「どうしても別れたくない」あたりの男性の女々しさみたいなものもすごく良く表現されていて、壮さんが自分の全部を重ねながら演じるから前田慶次がなお一層魅力的に見えるんだ、と言う風に感じました。相手役の愛加あゆちゃんもホントに素敵だった!なんか彼女の壮さんに対する気持ちが全面に現れていて、それが日本人女性の芯の強さをも併せ持ちながらたおやかさ、しなやかさを失わないという美徳とすごく相まって 心から好きな人に対してのお芝居がまつの姿そのものになっていて 作りこむ役柄とは全然違って、彼女の本来持っている人間的な気持ちが芝居にもじわじわと滲み出ていたしそれがさらにまつという人物を美しく引き立てていました。こんなに愛し愛されながら一緒に退団してファンの人たちもきっと嬉しいでしょうね。宝塚のトップカップルも欧米的なカップルが多くなる中、和を大事にする日本人らしい素敵なカップルでした。最終日の卒業式もあゆちゃんの「添い遂げた感満載」な感じがさらに壮さんの魅力を引出していて、印象的だった。また、この公演はお馬ちゃんが大活躍!松風の人気もすごかったですね〜。いやもぅかわいいのなんの。夢乃聖夏ちゃんの「前田慶次の馬にて候」の表現力ある歌に合わせて一生懸命首や体を振ったり、見栄きりのポーズがまたすっごく決まってて オケピでわずかにそこだけ見える最後のポーズが一瞬芸みたいで毎日爆笑でした。キャトルレーヴで松風の売り出しの日に、オケも何人もぬいぐるみ松風を買いましたよ!すでに様々な公式情報で言われていますが、お馬ちゃんの中身にいた松竹の方々は歌舞伎のお仕事の方々だったので その動きの素晴らしさは本当に本物みたいでした。一度 後ろ足の担当だった方に食堂でばったりお会いしたら、ご飯が超〜てんこ盛りだった!(爆) 着ぐるみの中は相当の暑さらしいので いくら冷房が効いていても、2回公演はホントにしんどかっったみたい。でも芸を極めている方々だけあって裏方に徹してもここまで話題になるほど演技力があるってすごいな、と思いました。 二幕、壮さんはオケピから登場するのですが、 オケピの階段をトントンの上って来て 毎日本当に元気よく(というより気っ風よく。思わずこっちが「へぃ、いらっしゃ〜い!」と魚屋みたいに言いたくなるほど。笑)男らしい感じで「よろっしくお願いしま〜す」と言いながらオケの皆に手を振りつつ脇の動線を中央までズンズン進み、中央に着くと必ず 向こう岸の上手オケメンバーにもぶんぶん手を振って挨拶していました。「なんかここ暑っ。オケピ暑いっ。」って狭いところでちっとも空気が廻らない私たちの職場の暑さにびっくりしてた。後半のショーは 最近やった中でもかなり難しい方に入るくらい音多し。ヴァイオリンは音が高いし早いし、弦楽器にはあまり効果的ではない調性も多々あり 音のクリアさが半減する音が多くて大変だった。それぞれのパートで音やリズムのパターンが微妙に違い、それが1つのビートに収まるのにアンサンブルとしてものすごく難しかったです。 今回は皆さんもご覧になった方が多いと思いますが、8月9日にNHKの「思い出のメロディ」という番組内でこのショーの一部を2曲ほど 土曜日の2回本番後に生中継で放送されるという大イベントがあり、 本番までの待ち時間に楽屋でこの番組を皆で見ていていました。台風が迫っていたから番組が押しちゃいましたけど、NHKとのコラボは大成功でしたね。公演になかなか行けない全国の方々にも宝塚の魅力が一瞬でしっかりと伝わった気がします。「カメラワークがすごくて鳥肌物だった」と後からファンの方々のコメントで見て Kaoも家に帰ってから録画を見ました。確かにすごかった〜さらに初めてこの曲の踊りを全部見ることが出来ました。この音の時にこんなことしてるのかぁ〜と。踊っている間に舞台を駆け回るカメラとぶつかりそうでちょっと怖い、という話もあり、カメラが駆け回る場所が前日に限定されたみたいでしたが それでもあれはすごい!かなりの至近距離にカメラがいたので踊る方も皆さん大変だったかと思います。オケもいきなりあの早い曲だけをやるのはすっごく難しかった〜。毎日やる時は その曲までさんざん早いテンポの曲をやってクライマックスに持って行く訳で、そこだけ取り出してその早さをいきなりやることの難しさを感じたわぁ。 というわけで、いい公演でした。壮さんの最後のオケ楽屋へのご挨拶をお部屋でお待ちして拍手喝采で送り出し!お疲れさま〜良い夏じゃったのぅ。
2014.09.17
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はぁ〜(T.T) W杯、日本戦のあまりのパワー不足な2本の試合ぶりにちょっとショック!今日も敗戦のショックで1日何もする気になれなくて、だらだら過ごしちゃって。ザック、今日はこの前以上に消極的な采配でがっかり。監督が積極的でないのはつまんないサッカーになるなぁ。3枚目で控え選手、誰か入れてほしかった〜!齊藤学くんとか!選手と監督の間にちょっと温度差や隙間があるように感じるのは 私だけでしょうか・・・。方や中南米のサッカーは今回、すごい勢い!!ブラジルはもちろん、アルゼンチン、チリ、コロンビア、メキシコなどパワフルで勢いのあるプレーが素晴らしい!スペイン、ポルトガルなどヨーロッパのサッカーが今回はいまいち振るわず、そのかわりにさすが南米っていうガツンといくプレーがカッコいくて、ひらめきのプレーがいちいち際立って凄いです!次のコロンビア戦ではどこまで何が出来るのかわかんないけど、戦略にもう少しバリエーションがないと南米のひらめきについて行けないのでは?!なでしこみたいなアグレッシブな日本の底力を見せてほしいけどなぁ〜。練習でやった通りにはなかなかできないのが「本番」なんだから(音楽も一緒だから、よくわかる!爆)、もっと本番では捨て身になって仕掛けてほしいよなぁー。今夜は 選手時代から好きだったデシャン率いるフランスを、応援したいと思いまーす。さてさて、W杯モードに突入してすっかり完全休業に入っているKaoですが、5月〜今月頭までのライブ月間は本当にエキサイティングな日々を過ごしました!ざっとご報告〜。(^_^)5月の新潟県ツアーは9日(金)柏崎、10日(土)長岡、11日(日)新潟の3日間。柏崎では2月の音市場でご一緒したサンセット・ライダースの皆さんや柏崎のコーヒー屋さん「珈琲創房自由人」、本番会場:うたげ堂の下の「越後みそ屋」さん、近くのガレット屋さん「ぷんと・ぷんて」なども駆けつけて下さり、嬉しいひとときでした。サンセット・ライダースの皆さんからはこんな素敵なお花も!わっ、3色がミングルしてる〜!o(^O^)o 長岡は初めてライブさせて頂いたのですが、会場の音食(ねじき)のマスターがとても個性的で素敵な方で、プロフェッショナルのミュージシャンとしてあるべき姿を大変大事にして下さる方で、すごく嬉しいサポートの力を感じました!長岡の有名レコード店「ツモリレコード」の話でマスター夫妻と盛り上がっちゃった。ツ モリレコードの社長の娘さんと私は同級生で、ツモパパが団長をやっていた長岡交響楽団にも若かりし頃に確かエキストラで手伝いに行ったことがあります。お 店はもうなくて社長さんもご逝去されていますが、長岡の皆さんの心には今もしっかりとツモリレコードがひしひしと根付いていることを改めて発見!今度はぜ ひ、同級生のチェロのツモリを一緒に連れて行かねばっ、と心に誓ったのでした・・・。 地元の皆さんに会わせたいわぁ〜。新潟はジャズストリートでお世話になったDr.可児にて。前回、ライブ始まってすぐに体調がすぐれずに倒れて救急車で運ばれたお客様がいてその後を大変心配していたのですが・・・今回その方が元気なお顔でご来場下さって、本当に本当に嬉しかったです!さらに将来ミュージシャンを目指す高校生の女の子が ミングルと一緒に1曲歌いたいという申し出があり、可愛い高校生のささやかな夢をかなえてあげたくて ミングルなりのアレンジで1曲ご一緒しました。彼女がこの時のことが何かきっかけになって、本格的な夢に向かって本気で邁進されることを祈ってます!翌週、愛知県刈谷ラパンにて2日間のライブ。ここでのライブはもぅ 10年近くになるのかなぁ。最初はソロで伺い、2008年からはMINGLEで1年に1度。フレンチカジュアルなお料理フルコースの後にライブ。本番前のマスターのちょっとした賄いも私たちにとってはごちそうです!帰りの車から見る富士山の夕暮れがまた素敵で。 そしていよいよ、今回のライブシリーズ「東の音色」の特別バージョン=本物のツィンバロンを交えたコラボライブ!5月30日(金)東京& 6月6日(金)大阪にて。本当に刺激的で面白いコラボライブになりました!4月末のLFJ新潟(前回ブログ参照)での感動をなんとかミングルのお客様にも伝えたくて、この日のためにミングルのいつもの曲にツィンバロンパートを新しく書き足して初めての不思議な音色を交えてのライブ。スラヴの風が加わってより一層、バルトークや今回の東欧ネタが面白い音色の絡みになって色合いの変化が最高!関東、関西ともこの珍しい楽器を間近で聴いてみれるとあって、お客様も大喜びの1日になりました。ツィンバロンが100キロもあるので、自主公演としてはまずこの楽器の搬入&搬出が無事に出来ただけでも本番の半分は終わった様なもんで(爆)特にエレベーターを使う石森での搬入は、楽器を立ててエレベーターに乗せるという最大の難所があり、石森のお店スタッフに大感謝!大阪ではお客様も珍しがって搬出に加わって下さった方もいて、ありがたかった〜。いずれの場所でも「ぜひまたこの編成の再演を!」と多くのお声を頂き、ツィンバロンを入れた甲斐ある、現代らしく実験的なライブが出来て何よりでした。 そして今回の「東の音色」ツアー最終日6月7日(土)は愛知県三河湾沿いの大好きな場所:たらそ。海辺のカフェでゆったりとした雰囲気の中、東欧プログラムも密度の濃い内容で幕を閉じました。ツィンバロンとの出会いから「東欧」をテーマにした今回のプログラムは、ミングルメンバーにも良いスパイスとなりました!7日の夜、たらそのすぐ近くの三河湾リンクスで軽く打ち上げしたあと、6月4日に番組収録したFM京都の番組「α-ジャズサイト」のミングル出演のオンエアを皆で聴きました。自分で自分の声をラジオから聴く不思議さったら。(笑)DJの佐藤弘樹さんが京都のミングルのライブに何度か来て下さり、ミングルの番組への出演のお話しを頂いたのでした。ありがたいお話し。あっという間の1時間でしたが、数人からさっそく「聴いたよ〜」と連絡があり、はっちゃけたトークも楽しんで頂いた様子。オンエアが収録当日に変更になってライブツアー中と重なり、多くの方にお知らせできずに残念でしたが、また次回ぜひ!佐藤さんとの番組収録後の写真もFMスタジオ内で。 ・・・とまぁ、エキサイティングなここ1ヶ月でした。しばらくはサッカー三昧でたっぷり休養します!
2014.06.20
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このページを楽しみに読んで下さる方がどのくらいいるのかわかりませんが、こんなに放っておいてしまって、すみませんっ!!半年近くもブログを書いてなくて、すっかり化石化してましたね。あちゃー。昨秋のミングルライブが終わってから、東京宝塚での宙組公演「風と共に去りぬ」に始まり、14年の年明けからシアタークリエでのお正月公演「クリエ・ミュージカル・コレクション」、そしてすぐに宝塚100周年の最初の演目:東京宝塚での星組公演「眠らない男〜ナポレオン」・・・と、3つほど大きな仕事が続けざまにあって、毎日 劇場と家をひたすら往復しながら1日中劇場にいて本番して終わる、っていう日々がしばらく続きました。超仕事モード全開!その間にもわずかな隙間の日に ギャラリー菊での私のプロデュースシリーズ「フライデーナイト・ファンタジーvol.4〜冬の旅」(この回は弦楽6重奏にサックスを交えて)や、柏崎音市場でのサンセットライダースへの賛助出演(カントリーロードのリクエストに応えて。生聖司くん!)、ミングルの記念すべき20回目の石森管楽器でのライブ、恒例のイリス弦楽四重奏団のガレージコンサート、 などあらゆる種類の本番が次々とありました。もぅそれぞれを一生懸命丁寧に 毎日ひとつひとつ進んでいくしかないっっっ!・・・っていう状況でしたので、夜ゆっくりパソコンの前に座ることさえなく、ブログにまとめるという作業が全く出来ずにご無沙汰していた次第です。4月に入って少し時間が出来たところで、大変珍しい機会をひとつ頂きました。ハンガリーの民族楽器:ツィンバロンを弾く人と知り合えて一緒に演奏することが実現したことです!民族楽器というだけでもなかなか近くで目にすることもないし、ジプシー音楽をやるコンサートを遠くから生で眺めたことはあっても まさか自分が一緒に演奏する機会が来ようとは。4月26日(土)、「ラフォルジュルネ新潟2014」という音楽祭でツィンバロンの生頼まゆみちゃんの共演者として 新潟市内の白山公園にある燕喜館にてデュオで演奏して来ました。ここは今月11日にもミングルでライブをする「ドクター可児」というレストランともすごく近くて、本番前後には可児にも立ち寄ってきたよんっ。(^_^)今回の音楽祭のテーマが「ウィーン・プラハ・ブタペスト」という東欧をテーマにしていて、ハンガリーのツィンバロンの音色は他にはない異色の色彩感を放っていたと思います!彼女の考えたプログラムに添ってハンガリー民謡からバルトーク、コダーイ(コダーイの協会にまでアレンジの許可をとって演奏)、現代曲のクルタークまで、クラシカルなプログラム内でも色濃い東欧色を出せたのではと思います。クルタークが私にとってはリハから超〜難関だった!!私たちのコンサートのプログラムがネットに載って こちらは気がついた時にはもぅあっという間にチケットは前売完売。 私は誰にも宣伝できずに終わりましたが(笑)、私と同じく、お客様も皆さん本当に珍しい楽器を間近で見たり聴いたりして興奮しておられる様子でした。写真はツィンバロンを前に本番後の一枚。やりきった〜って感じでしょうか。(笑) そして私は大阪に日帰り・・・そう、なんとこのコンサートはミングルの関西ツアーの期間中にあり、Kaoは関西からの日帰り参加だったのだぁ〜。今回は東京を出る時から凄かった!4月24日にミングルの小田島隊長とピアノのみっこちゃんはそれぞれ夜遅くまで仕事があって 結局京都への車移動が夜中1時渋谷出発に・・・。明け方7時に京都着、朝7時半にオールフリーで乾杯してから寝ちゃったよぉ。(爆)25日京都モダンタイムスでミングルライブをしたあと私は移動して0時半頃大阪に到着、26日新潟を往復して大阪に戻って来た時に、その夜 大阪の澤崎至さんと言う方を通じて手嶋祥一さんのお店RED&BLUEにてジャズのセッションに参加していた二人と合流して京都までまた戻り、翌日は神戸クレオールにてヴィオラの奥村くんを交えての神戸ライブ!神戸の本番後にやーっとこの数日の怒濤の本番が終わってゆっくりした気分になり、近くの「お好み焼き多田」で食べた神戸牛ステーキそばめしのセットに皆テンションマックスに!!(爆)本当に中身の濃い、充実しきったGW入りの週末の3日間でした。来週末は新潟県で9日(金)柏崎:うたげ堂、10日(土)長岡:音食(ねじき)、11日(日)新潟:ドクター可児です。それぞれのライブは ミングルのinfoでお確かめの上、各地会場なお問い合わせ先にご連絡下さい!ミングルも私のラフォルジュルネ参加を機に「東の音色」というテーマでこの先も週末ごとに6月7日までライブが続きます。どうか皆さんと各地でお目にかかれますよう!そしてこれからも、更新の遅いかもしれないKaoですが(苦笑)このブログもどうか温かく見守って下さい!よろしくお願い致します。
2014.05.01
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少し秋が味わえるシチュエーションに出会えました!!今年はまたずいぶんと冬が早く来た様な気がして東京ではゆっくり紅葉を見る機会がないうちに寒くなっちゃって、関西ツアーでは紅葉がまだだったし、 残念だなぁ〜と思っていた矢先。11月15日〜17日にかけて、MINGLEの年内ライブ締めくくりの新潟ツアーでした。15日は今年3回目の訪問となった新潟県:柏崎。音市場の際に伺ってから5月に初の単独ライブをし、今回は2度目のライブ。普段柏崎にいないので深くはわかりませんが、音市場の時にうたげ堂の存続危機の話も少しかじり聞き、その後うたげ堂がどんな風な形で存続出来てるかわかりませんが、私たちもライブで場所代やらを支払うことで少しでもあの場所が潤ってくれるならいいな、という気持ちから今年は柏崎ではうたげ堂に絞ってライブをやらせて頂いた形です。 ライブはもちろん温かいヤジ付きで(爆)ホントにいつも楽しくやらせて頂いていますが、わずかな時間の中でモーレツな勢いで買う柏崎のお土産もいつも楽しみのひとつ。宝塚のオケ楽屋でもすっかり大人気な新野屋の「網代焼」、うたげ堂の下の越後みそ西の「しょうゆラスク」、柏崎で一度飲んでからすっかりはまって毎回違うバージョンを買って帰ってる柏崎の地酒「銀の翼」、コーヒーを飲むなら必ず立ち寄る「自由人」のコーヒー。コーヒーはお客様からの差し入れ。こういう地元ならではのお店での差し入れはホントに嬉しいっ。16日は 新潟入りまで少し時間があり、チェックアウト後に柏崎で有名なもみじ狩りの場所=松雲山荘に立ち寄り、そこで今年最高の紅葉に出会えました〜美しいっっ。鮮やかで様々な自然の色彩は人の心を躍らせますね。朝のお散歩ですっかり癒されました。 お昼ご飯は前回立ち寄れなかった「ぷんとぷんて」で新潟ガレットを満喫。ガレットってちゃんと食べたのは初めてかも。美味し〜いっ。地元産の素材をフルに活用してのお料理はそこに行かないと味わえないので、来た甲斐がありますね。「ぷんとぷんて」の店長さんによると、お店の場所が来年から変わるそうで 今よりもよりわかりやすい場所になるようです。ますます寄りやすくなるのは嬉しいですね!さて、いよいよ夕方に新潟の市内に入り、16日夜と17日昼間は2日間の連続で市内の白山神社近くのDr.可児でレストランライブ。今年の7月に2年ぶりに伺った「新潟ジャズストリート」の時にここで演奏させて頂き、お店が今年30周年を迎えるというお話しをオーナーの広瀬さんからお聞きしたことがきっかけでこの秋のライブが決定しました。とても温かい雰囲気のお店です。私の良く見るページのリンクでDr.可児の名前の由来もここで知りました。店内は2日間とも、お店に集まって可児の30周年を一緒に祝おうという常連のお客様たちでいっぱい広瀬さんご夫妻の個性が光るお店で、ここに集まる方々も個性的な方が多くいらっしゃってライブ共々、大変賑わいました。2日間が本当にあっという間だった!2日目には 広瀬さんも趣味のチェロを持ち出して「一緒に1曲やりましょう何かやりましょう」と話していたので、広瀬さんのリクエストで演歌を伴奏〜。(爆)津軽海峡なんてカラオケではいつも歌うけど(それも珍しがられるけどね・・・)、まさかここで弾くことになろうとは。(笑)伴奏弾くのはさゆりさんのコンサートで昔〜弾いたっきりだわ。 でもお客様がとにかくお店にしっかり付いているというのは紛れもない事実。お二人のこれまでの努力が垣間見えるアットホームな雰囲気でのお祝いになり、私たちMINGLEもそこに花を添えることができて嬉しいひとときになりました。17日の楽器搬出、積み込みまでお得意さまのお客様やオーナーご夫妻のお見送りまで頂き、すっかり楽しい週末になりました。Dr.可児の広瀬さん&奥さま、そしてお店にお集りの皆さん、ホントにお疲れさまでした〜あの時入り口付近で撮った集合写真は どうなったかなぁ。(笑)そんなわけで11月も3週間に渡って週末ごとに各地ライブで秋に色濃いピアソラを弾き込み、関西ツアーで割れてしまった顎あてを直すと同時に このライブ&録音使用の楽器の方もしばししっかり目のメンテナンスを行うことになり、ライブ全行程を終わったところで数週間ほど楽器を拓ちゃんの工房へ預けることになりました。 さっそく修理初めてくれてるみたいです。いつも丁寧に楽器を扱ってくれて完璧に細かい修理をして下さり、ありがたいです。ということで、ライブも一段落。シンデレラ生活も終わり、また元の裏方に戻る日がやってまいりました。(笑)東京宝塚の担当、今度は今月22日からの宙組「風と共に去りぬ」です!さっそく帰って来て数日後には舞台稽古に突入し、22日より初日の幕が開きました。昭和だぁぁぁ〜。『ザ・宝塚』な感じの、宝塚の古典とも呼べる様式美の成り立つ昭和の劇伴な感じ!!こういうのが回って来るのは久しぶりなので、嬉しいですっ。次回は風共のことに触れたいと思いまーす。オマケの画像、今日は先月日本橋高島屋での「宝塚歌劇展〜輝き続けて1世紀」に行ったときの体験コーナーで、恥をかなぐり捨ててのポージングでーす。羽、しょったど〜ぉぉぉぉ 何故か初めての羽をつけても、なんら違和感がなかったKaoであった・・・。(爆)サイズは170なので、男役サイズです。(爆)
2013.11.25
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急に寒さがやって来ましたね。秋はあんまり味わえなかったぁー紅葉もこれから本番と思ってたのに、もう冬が来たみたいに寒くてびっくりです。ブログを覗いて下さる皆さまは お元気でしょうか?どうかくれぐれも、寒さ対策本格的にして体に気をつけていきましょう!さて、今月11月に入ってしばらくは秋のミングルライブツアー!今回のツアーのテーマは「ピアソラ」。秋なのでぐっと色濃く内容も濃密にいきたいなと思い、ピアソラの曲を特集することにしました。まずはミングルの基地:石森楽器地下ホールにて 11月1日よりライブ開始。と、そこに、小田島隊長の初のリーダーアルバム「スピンオフ」も見事に間に合ってCDはライブ前日に、CD宣伝チラシに至ってはライブ当日の夕方に会場に届くと言うギリギリぶりで(爆)これもライブで発表できる形になり、一気に旬ネタがオンパレードに!!楽しいプログラムになりました。このアルバム「スピンオフ」には 私が今年になってからミングルで演奏するためにアレンジした、クラシックとジャズの融合をテーマにした曲も2曲含まれています。コープランドの「Hoe down」とラヴェルの弦カルを元にした「Neo Ravel」。今年に入っての新曲でライブの度に演奏してます。ジャズのアドリブのひらめきや偶然性の重なりと、クラシックの持つ曲本来の良さをまさにミングルした=異なる物を融合させて味わえる様なシチュエーションを考えて作った曲です。演奏でもアレンジでも写真でも、Kaoも参加しています!ちなみに限定500枚しか作ってない貴重なCD!たくさんの管楽器の演奏はもちろんですが、ミキシング、マスタリングからジャケット写真やジャケット制作まで全てを一人で黙々とこなしていた小田島隊長の力作です!ライブとはまたひと味違った味覚をCDで楽しんで頂けます。興味ある方はどうぞ info@mingle-music.com へご連絡下さいね。2008年から石森でライブさせて頂くようになってもう5年にもなり、とうとうここでのライブも19回目!それなのにっ…今までまだこの曲をここでやってませんでしたね…ジブリアニメで未だに不動の人気を誇る「耳をすませば」の「カントリーロード」!石森楽器のスタッフさんにたくさんの耳すまファンがいらっしゃるそうで、私が天沢聖司くん役で弾いてることを知って、「いつか石森のライブでカントリーロードの生を聴かせて下さい!」と言うご要望が以前からあり、この日は石森スタッフが集まってくれたのを確認して東京ライブでは初の天沢聖司の生演奏!急遽パーカッションのたまおちゃんも参加してくれて、4人での演奏もあり。小田島隊長の新作発表とピアソラの濃厚な演奏を押し退けての(爆)アンコールでの「カントリーロード」となり、すっかり楽しく盛り上がってしまいました。写真は石森スタッフのみんなと。改めてジブリ人気を実感しちゃった。(笑) 地方ライブの前半戦はまず京都から。紅葉にはちょっと早いらしく、色づきが浅いですが秋に京都にいられるだけでもなんか幸せだわぁ。(*^o^*)ライトアップも1カ所だけ覗いて来ました!青蓮院。ファンタジックな青い光で美しかった〜。6日(水)&8日(金)は 関西の弦楽器のメンバーをゲストに迎えてサポートをお願いしてのジョイント。先日のたまおちゃんも元々京都出身なので、関西の美女たちを集めての7名での豪華編成は夢のようなシチュエーションでした!弦カルあり、デュオあり、トリオあり…いろんな編成でピアソラを弾ける楽しみ!しかも関西のメンバーとの新たな組み合わせはなかなか出来ないので、本当に嬉しい本番でした。どちらのライブも多くのお客様に楽しんで頂き、京都はライブハウスで音楽と共にお食事やお酒を楽しみながら、大阪のフライデーナイトに至っては絵画のある空間で目でも耳でも生で空間をまるごとお楽しみ頂くという趣向。7名での演奏は、東京でも1年に1度出来るかどうかの特別編成なので この編成を今回関西の皆さんに初めてお披露目出来て一緒に味わってもらえたのは すごく幸せな気分だったです!!関西ライブをお手伝い頂いたゲストの皆々様、ホントに本当にどうもありがとうございました。 どこ行く方舟かわかりませんが(爆)小田島隊長もご満悦のご様子 ツアー最終日は三河湾を回って、お気に入りの海の見えるカフェ「たらそ」でのライブ。9日はメンバー3人でピアソラをじっくりと演奏しました。やっぱり秋の色濃さが似合う作曲家ですね、ピアソラ!このあとも明日出発で今週末ツアーの第2弾、15日(金)19時半〜 新潟県の柏崎:うたげ堂16日(土)19時半〜、17日(日)14時〜 新潟市内のドクター可児でのライブが続きます!お近くの方はぜひ お立ち寄り下さいね。それから前回少しお知らせした弦楽器雑誌「サラサーテ」55号が11月2日に発売になりました〜。54ページに「〜フロム・ザ・ピット〜Kaoに聞く ミュージカルの魅力と演奏の愉しみ」という記事で掲載されております長い間この業界に関わって来て、自分の職場がこういう形できちんと世の中に紹介して頂けるのは本当に嬉しい!今でこそミュージカルの存在が世の中に浸透してきましたが、私が最初に関わった頃にはまだまだ劇場での演奏仕事が仕事としてもあまりよくは認められていない時期もあり、1つずつ自分で結果を出して前に進むしかありませんでした。こうして新しく正式に(笑)弦楽器の仕事としてピットのお仕事についても紹介されたことが本当に嬉しいです。たくさんの人に読んでもらえますように〜。 それでは 今週末は新潟のライブでお待ちしていま〜す!
2013.11.14
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すっっっっっかりご無沙汰してしまいました、このブログ・・・。変わらずに覗き続けて下さっていた皆さま、ありがとうございます。ちょっといろいろと思うこともあり、しばらくブログをお休みしていましたが また書きたくなったので書くことにしました。最近のことからご報告。10月27日の日曜日、台風も無事にそれてくれたおかげで 素晴らしい快晴に恵まれての日曜日になりましたね。この日は2年越しの参加となった「ジャズイン府中」の初めての本番となりました。2011年に募集している時にMINGLEで応募していたのですが、そんな矢先にあの東日本大震災。世の中大変なことになっていろんな催しが自粛ムードになった中、ジャズイン府中はチャリティーを兼ねる形で地元の府中市民を中心にしたユニットのみで縮小開催ということになったらしく、私たちMINGLEの参加は見送られましたが 会そのものが頑張って開催したところは良かったですね!そんなわけでいつかは一度出たいね、と言っていたところに 今年は日程も大丈夫でしたし無事に審査なるものも受かって、心配された2つの台風も影響なく無事に27日、分倍河原のミエザホールというところで本番しましたこういうフェスティバルでは その土地特有の場所や初めてのホールに出会えるのもひとつの魅力。京王線の西側にも駅近くにこんな可愛らしいホールがあるなんて、全然知りませんでした。それもそのはず、今年の4月にオープンしたばかりのホールなんですね!ジャズイン府中は持ち時間が短いのがちょっと大変。(苦笑)せめて1時間の演奏時間&30分のセッティングor お客様の入れ替えなどあるとよかったですね・・・。使用楽器の多いうちらMINGLEにとっては前後の時間が短過ぎて、ちょっと楽屋での準備や片付けに時間がかかって大変でしたが、本番はあっという間に終わっちゃいましたがクラシックホール特有の響きが感じられて、面白かったです!ピアノがスタインウェイのものすごいフルコンサイズのが入っていて 低音の弦がすごい長いので響きがすごいすごい!これだったら私も、もう一台のオールドの楽器を持って来ても良かったなぁ〜などとも思ったり。ホールはまだ新しいので 音がぶつかった時の木の固さみたいなものをカンカンと少し感じたり、天井が思ったより低くて 背の高い私には少し圧迫感があり、フルで音を鳴らすと天井にあたった分で ちょっと音がぐるんぐるんに回った感じになってしまうのが少し気になりましたが、基本的に素晴らしいホールと思います。 クラシックで小さく柔らかく演奏する部分とかを音色として活かしたいような、そういうホールですね。地域にこんな素晴らしい音楽専用のミニホールがあるっていうのは、ちょっと自慢ものかと思います!ぜひ地域の方々もどんどん使ってほしいですね。私も機会があれば、クラシックのコンサートなどの方で使ってみたいです。ミエザホールのオーナーである橋口瑞恵さんが終演後に楽屋近くでお声をかけて下さり、初めてお会いすることが出来ました。ヴァイオリニストの方でこんな風にご自分でホールを作られてオーナーされてるなんて、羨ましい限り。それで フランスのサバレス社というところの「CANTIGA」という弦までなんと頂いてしまいました嬉しいプレゼント!!橋口さんはこちらの会社の社長さんともお友達なんですって。橋口さんのプロフィールをネットで探したので見せて頂きました。この弦のイメージキャラクターなんですね!!ものすごい頭の良い方で立派な音楽歴のある方!!ぜひ今度演奏を聴きに行ってみたいです。11月5日(火)にはその橋口さんの演奏されるコンサートもミエザホールであるようです!分倍河原のお近くの方はぜひ聴きにいってみてはいかがでしょうか?きっと贅沢な気持ちになって頂けるコンサートかと思いますよ〜。私も伺いたかったなぁ・・・ミングル、京都入りの日なのだ・・・残念っ。帰りには府中の駅ビルの中の上海料理を食べて帰ったのですが、そのお店の方も「昼間にジャズイン府中、見に行きました!」と言っておられました。街の人たちがこうして少しずつでもフェスティバルを盛り上げて、気軽に音楽を楽しんでいってくれるのは嬉しいですね。ジャズイン府中、もっとあのけやき通りが仙台の定禅寺のようにたくさんの人で盛り上がって、お店も街もこの1日を楽しんでくれるようなイベントに発展していってほしいです!ってわけで、ピアノのみっこちゃんとミエザホールの前で1枚記念写真〜。10月はちょっと疲労も溜まっていたようで少しのんびりと過ごさせて頂きましたが、いよいよ来月1日からMINGLEのライブ月間が始まりまーす!!今回はこのライブで紹介するたくさんのニュースがあります。まず1つは、MINGLEのリード:小田島隊長のミニアルバム「スピンオフ」のCD発表を兼ねて!!9月末から何やらコツコツと毎日スタジオにこもって頑張って作っておりましたが、たくさんの管楽器の演奏はもちろん、バックのオケ作りからミキシング、マスタリング、そしてジャケットの撮影や制作など 全てをホントに一人で作り上げている力作です私Kaoもアレンジや演奏で関わっておりますが、ライブでの演奏ももちろんですがCDもまた違った趣で楽しめるものになっています。ぜひぜひ、お手にとっておうちでもゆっくり聴いて頂きたいです。そして2つ目のニュースは・・・私Kaoがこの度、弦楽器専門雑誌「サラサーテ」より取材を受けまして、11/2発売の55号に記事が掲載されます!!ミュージカルの弦楽器についての特集記事で、「フロム・ザ・ピットKaoに聞く~ミュージカルの魅力と演奏の愉しみ」と言うものです。こちらも各地ライブで会場に伺う頃にはもう店頭に並んでいるかと思います。そんなこんなのてんこもり!(爆)ライブの前半は小田島の新CDの曲を中心に、そして後半は「ブエノスアイレスの秋」というテーマで ピアソラを特集したプログラムでお送りする予定です。■■■■■■■■■■《MINGLE@ISHIMORI#19 Autumn Live ~小田島亨ミニアルバム「スピンオフ」発売記念を兼ねて》■出演 MINGLEKao(Violin)永武幹子(Piano)小田島亨(Fl,Ob,EH,Fg,Cl,A-Cl,B-Cl,Ss,As,Ts,Bs)サポートゲスト/稲野珠緒(Per)■日時11月1日(金)19:20~開演(18:40開場)■場所 石森管楽器地下ホール(JR大久保駅より徒歩1分、新大久保駅より徒歩5分)■チケット ¥2500(1ドリンク付き)■お問い合わせtel.03-3360-4970(石森楽器)http://www.ishimori-co.com/■■■■■■■■■■この後、6日(水)京都モダンタイムス8日(金)大阪ギャラリー菊9日(土)三河湾和カフェたらそ15日(金)柏崎うたげ堂16&17日(土&日)新潟ドクター可児です。京都&大阪は サポートゲストとして菊本恭子(Violin)、遠藤章子(Viola)、大橋友子(Cello)、稲野珠緒(Per)の4人も参加します!!各会場でお待ちしてまーす!
2013.10.31
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本格的な暑さがやって来て、いよいよ夏本番!久しぶりのブログアップ。えへへ。f^_^;)このところの2、3ヶ月の間はミングルで各地でのライブに精を出しています。昨年ほとんど活動出来ずに終わった分、今年は新たな方向性を求めながらかなり積極的に各地での企画を増やしている最中。コンピューターで簡単に音楽が作れちゃうソフトが出来てきて、一般的に音楽作りが簡単になってきたようになり、プロフェッショナルとしてこうしたライブの重要性や生演奏での勝負が最終的には物を言う時代に突入したのを感じます!ライブ空間で感じる楽しさや刺激、パワーなど そこに行き、そこでしか感じることの出来ないものに巡りあえる喜びは、お客様も私たちアーチストも共通かと思います!音楽を通してこんなふうに人と気持ちを通わすことが出来るのは幸せだなぁ~と、つくづく感じるこの数ヶ月。ここまで 5月末~6月1日にかけて東京の基地:大久保の石森を皮切りに関西方面ツアー、そして今月7月に入って5~8日で東北ツアー、翌週の一昨日は新潟の「第22回新潟ジャズストリート」に参戦しました!ちょこっとずつ、様子をレポします!@京都 モダンタイムス(5/30)恒例になったチェロのケイボーを交えてのライブ!チェロの単独コーナーもすっかりお馴染みに。ここのおつまみもめちゃ美味しいのでぜひ大チェックを! @大阪 ギャラリー菊「フライデーナイト・ファンタジー#1」(5/31)今年から始まったKaoプロデュースによる企画。金曜日にギャラリーを使って、普段は絵画など目で見る空間で『耳からも新たな刺激を』と言うコンセプトのもと、関西のミュージシャンとのコラボをしながらなかなか他では聴けない編成や趣向をやっていこう、と言うもの。ギャラリー菊では絵と音楽をダブルで楽しんで頂ける空間です!一回目は菊ちゃんを交えて、ミングルで「春」をイメージする曲を選択。@三河湾 和カフェたらそ(6/1)毎回ここでライブするのはすごく楽しみな場所!地域では有名なデートスポットな、海の見えるカフェでのライブ。音楽と自然がコラボ出来るお気に入りのカフェで、地域のお客様の熱いご声援がいつも嬉しいな。@福島 マッチボックス(7/5)今回初めておじゃましましたが、昭和が色濃く残るレトロで楽しいお店。こじんまりしてるんだけど、妙に音作りしやすい空間でびっくり。(((o(*゚▽゚*)o)))歌謡曲が大好きと言うマスターの雰囲気が伝わる空間で、昔のシングルレコードジャケットや白黒のブロマイドなどがあちこちに飾られていて、懐かしい‼こういう店はずっと変わらずに残ってほしいです〜。ライブの模様はここで。@盛岡 Bar Cafe the S (7/6)もともと宮古で営業していたお店が地震で営業が出来なくなり、津波で泥まみれになったベーゼンのピアノだけが奇跡的に助かり、その貴重なピアノを持って盛岡で新たにお店を開店。このピアノで私たちの復興応援曲「ユルネバ」を弾いた時にはもぅじわ〜ぁんっ…と胸に来ました。素晴らしいお店になって甦り、再起をかけて奮闘中の堀内さんの温かいお人柄でお客様もたくさんご来場頂きました!@秋保温泉 緑水亭ロビー(7/7)七夕と言うことも重なって緑水亭のホテルは満館状態。7日のロビーコンサートも大勢のお客様が聴いて下さり、「耳すま」の放映直後だったこともあって耳すまファンの方々も。「七夕さま」などこの日だけのメニューも含めてミニライブ。ライブの模様はこのページにて。@いわき Bar QUEEN(7/8)マスターのKさんが本当にいい方で、ライブスペースとしても小洒落た空間が落ち着けるバー。また来れるようになんとか曜日などを考えて、次回に繋げたいな。マーキュリーとの写真を撮って下さって爆笑!クィーンの曲、次回のためにアレンジしよう!@ジャズ喫茶スワン&ドクター可児「第22回新潟ジャズストリート」(7/14)二年前に初参戦のジャズフェス、その時来て下さった方々などもご来場頂き本当に嬉しい限り!スワンはこのイベントの事務局にもなっているような老舗のジャズ喫茶。多数のお客様にダイレクトな生音で聴いて頂き嬉しかったです!熱気と外の雨での湿気もあって途中派手に弦が切れ((((;゚Д゚)))))))、残りの三本で弾ききった曲も!o(`ω´ )o可児は空間的にはさらに小さいスペースではありましたが、おかげでお客様との親密度がMAXで(笑)一体感があり、お店の方が本当に温かくて演奏後の皆さんとの乾杯で頂いた地ビールがまた最高っに美味しいひとときとなりました!♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪スワンの写真を撮って下さったミングルサポのMBさんと一緒に2軒目でパチリ!…とまぁ、この数ヶ月でかなりいろいろと旅に出て演奏していますが、どこもお客様やお店との新しい出会いがあり、クリエイトすることが益々楽しく感じる夏です!新たな挑戦にも立ち向かう気合いや勇気をライブを通じてもらうわぁ!o(`ω´ )oこのところミングルは様々なピアニストの方々にお願いしています。皆さんそれぞれ特色があって素敵!来週、最新で新潟でのライブを手伝ってくれたダンモ研の若きジャズピアニスト:早大に在学中の現役の永武幹子ちゃんを交えて、新潟ジャズストリートでの活躍を東京でも披露してもらうことになりました!親子ほども年の違う若い彼女と、すっかりはしゃぐKaoでした〜。(爆)若い才能に触れられて、またよい刺激だわ〜。ミングル緊急ライブ、そんなわけで来週金曜日です!ぜひお時間あればお立ち寄りください。■■■■■■■■■■《MINGLE@ISHIMORI#18 緊急Live決定!》■出演 MINGLEKao(Violin)永武幹子(Piano)小田島亨(Fl,Ob,EH,Fg,Cl,A-Cl,B-Cl,Ss,As,Ts,Bs)■日時7月26日(金)19:20~開演(18:40開場)*終演後、会場にて軽くアフターパーティー懇親会を考えております。ぜひご参加下さい!■場所 石森管楽器地下ホール(JR大久保駅より徒歩1分、新大久保駅より徒歩5分)■チケット ¥2500(1ドリンク付き)■お問い合わせtel.03-3360-4970(石森楽器)http://www.ishimori-co.com/■■■■■■■■■■
2013.07.16
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GWも終わってめきめきと暑さが増して来た今日この頃、Kaoも東京宝塚での仕事が一段落したところで、さっそくライブ月間に突入。先週末は2013年になって初のライブとなりました。2年越しの柏崎での本番計画がやっと実現して、新潟県の柏崎の「うたげ堂」で11日夜と12日昼に2日間のライブ。この計画の前にはミングル隊長:リードの小田島氏がFMピッカラのサンセットライダースの番組「Country Music Freek」に2週に渡ってゲスト出演をし、FMでも6曲ほどミングルの曲を流して頂きました。「柏崎日報」にも柏崎出身のミュージシャンとして小田島の記事が載り、街への宣伝活動はかなりしっかり浸透した模様。音楽が人々の普段の生活を豊かに、楽しい時間にしていってほしい、という私たちミングルの願いを込めたライブになりました。会場となった「うたげ堂」は、この2日間会場で音響を手伝って下さった株式会社 洋琴舎の猪俣さんが管理しているライブスペース。洋琴舎は猪俣さんがピアノの調律もやっていらっしゃるので、うたげ堂のピアノも大変発音の良い状態でのヤマハになっていて、ピアノの倍音をすごく必要とするヴァイオリン奏者からしたら調律によって生み出されるきれいな倍音列が私を助けてくれてアコースティックがより弾きやすくなってて嬉しかったなぁ。普段はこの「うたげ堂」は地元の方々でこの場所を存続させるために、アマチュアの方々も集まってライブをしたり、練習会場として使ったりしているそうです。プロの方々もどんどんここにも立ち寄って、コンテンツのひとつとして 街や会場を一緒に盛り上げるひとつの要素となりたいですね。意外と柏崎に長く住んでいらっしゃる一般の方々にもまだあまり知られていなかった場所のようで、もっとこういうところに一般のお客様が入りやすいようなシチュエーションが増えて行ったらいいなぁ、と思いました。2日間それぞれに違ったプログラムをお楽しみ頂き、ジブリ名曲からJ-pop曲、ミュージカル曲、アイリッシュ、ジョビンのボサノヴァ、ピアソラのタンゴからオリジナルまで、まさに言葉通りミングル(=異なるものを混ぜる、共存させる)な曲を計35曲ほど どどんとお楽しみ頂きました!!たくさんのお客様にご来場頂き、本当にありがとうございました。ジブリの「耳すま」人気はここでも健在!カントリーロードは 久しぶりにがっつり全部演奏。「耳すま」を見てヴァイオリンを習い始めた、という女の子も聴きに来てくれて、Kaoは個人的にちょっと感激〜!(涙)天沢聖司くんになれたおかげで、新たなご縁が。耳すまに感謝〜。(笑)住んでいるところのすぐ近くに歩いて行ける距離に海があって、そんな街で週末にはライブがあって、人が集まってダイレクトに生で音楽を楽しめるなんて、電車に乗らないと何も始まらない東京生まれ・東京育ちの私には すべてがちょっと羨ましい限りの雰囲気でした。ミングル隊長:小田島氏の柏崎の高校時代の同級生もたくさん来て下さって 日々会場を盛り上げて下さり、二日間話が尽きずにとても嬉しそうでした。一緒の学生時代を過ごして来たツーカーな仲間が応援に来てくれるって どんな時もやっぱり嬉しいですよね〜。見ていてホントにこっちも嬉しくなりました。(笑)私とピアノのとんちゃんも それぞれ海の柏崎ならではを満喫。私たちは今回「シーユース雷音」に泊まりましたが、窓を開けるとすぐ目の前が海!朝、海辺をお散歩したら 広い日本海に向かって釣りをしてる人もたくさん見かけました。 リハの時間までに柏崎市内アーケードで買い物。新野屋「網代焼」、美野屋の「明治饅頭」、最上屋の「越の荒波」の定番はもちろん買いましたが(笑)、今回も楽しみにしてたのは越後みそ西の「しょうゆラスク」。2月に柏崎に伺った時に吸い寄せられるように(笑)この店に入って「千代紫」というさしみにぴったりな濃口醤油、甘酒、黒ごまポン酢などいろいろお買い物して帰り、お味噌も美味しかったのですが、軽くてお土産にもぴったりで他にはないのがこの「しょうゆラスク」。すっかりお気に入りに。地元のお醤油「千代紫」を使ったラスクで、甘くないしょうゆ味のラスクって面白いし、飲む時にいいんだよね〜。ビールやお酒のおつまみにぴったり!!(笑)これはしっかり今回も買いました。みそ西さんのお店の真上が「うたげ堂」なので、リハ時には足音などで営業中に多少ご迷惑をかけたかと思いますが(苦笑)、お店の方にも皆さんライブにも立ち寄って頂き、大変嬉しかったです!!帰り際、恋人岬で皆で夕陽が暮れるを待ちつつお魚の三十三間堂「日本海鮮魚センター」で閉まりかけたお魚コーナーで私はなんとか小さな鯛とハマチのお刺身を買って二人で発砲スチロールを抱えながら楽器車に・・・。(爆) そうそう、以前「銀の翼」という地酒を頂いてめちゃくちゃ美味しかったので(「今朝しぼり」だった!)あれをまた買って帰りたいと思って 夜のライブに来て下さった平田酒店の酒屋さん店員さんにさっそく注文。今回は「昔ながらの袋吊りで滴る雫を集めて瓶詰めした1000本限定酒」という、銀の翼の 純米大吟醸「雫酒」なるものをゲット!翌日の昼のライブ前に 会場にお酒も届けて下さいました。今回は私は立ち寄れなかったですが「ぷんとぷんて」という柏崎のガレット屋さんの方もライブに来て下さいました。今度は私もお店の方にもぜひ伺いたいです。新潟ガレット、すごく興味あり〜。(笑)とまぁ、地方に行くとシンプルに美味しいものがたくさんあって、美味しんぼのKaoは本来の素材の味にやはり感動っ!今年初の柏崎ライブは、そんな都会での忙しかったここまでの日々の疲れをすっかり癒してくれた、いい時間となりました。新潟方面は次は、さしあたっては7月14日(日)の「新潟ジャズストリート」での演奏でしょうか。帰って来てすぐに、来週から〜関西ライブへの新曲アレンジとリハ。まずは来週久しぶりにミングル基地に戻って、新たに挑戦の続く新曲披露ライブです!■■■■■■■■■■《MINGLE@ISHIMORI#17 Live》■出演 MINGLEKao(Violin)金子浩介(Piano)小田島亨(Fl,Ob,EH,Fg,Cl,A-Cl,B-Cl,Ss,As,Ts,Bs)■日時5月24日(金)19:20~開演(18:40開場)■場所 石森管楽器地下ホール(JR大久保駅より徒歩1分、新大久保駅より徒歩5分)■チケット ¥2500(1ドリンク付き)■お問い合わせtel.03-3360-4970(石森楽器)http://www.ishimori-co.com/■■■■■■■■■■
2013.05.17
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いやはや…去年の年末の仕事以来、すっっっかり化石と化してたブログです。f^_^;)長い長い冬眠期間、久しぶりに三ヶ月ほど丸々の正月前後のお休み。昨年の忙しさを癒すかのように、3月末までのんびり暮らしてました。その間も 宝塚の録音仕事でマッツさん主演の「ブラックジャック」を弾いたり(写真はスタジオでの録音の際のものです) 元雪組のサトちゃん(=彩夏涼)と大竹しのぶさんの「ピアフ」を見たり、サトちゃん出演の舞台「阿修羅のごとく」を皆で観劇に行ったり、元雪組のゆかちゃん(=千瀬聖)と皆で食事してショップチャンネル見てるよ~って話で盛り上がったり、ミュージカル好きのOL友達たちと泊まりがけでディズニーシー&ランドに行ったり…。雪の柏崎「音市場」の参加、オーブでの「ノートルダムの鐘」の観劇などもありました。しばらく健康診断もおろそかだったのでそういうのもやったり、リサイクルショップへ持ち込んで バソコン周辺機器やら古着やら、家具やら、細々と買取持ち込んだり寄付したり。とにかく、1日や2日くらいの休みじゃなかなか腰が上がらなくてやらないだろうな~と言うことをしたりして ホントに良いリフレッシュになりました。そして…今や3月末から始まった東京宝塚の花組「オーシャンズ11」!素晴らしい公演になって、先日5日に無事に幕を閉じました。38日間で新人公演を含めて55回の公演!すっごい公演数だよね・・・。(苦笑)疲れも溜まるわけだ・・・。(; ̄ェ ̄)特に最後の方に3連ちゃんが1週間のうちに2回もあって、もぅ顎にバイオリン挟まんないくらい首と背中の疲れが尋常でなかったですが(大泣)、なんとかかんとか弾ききりました!!ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3昨年秋から偶然にも花組の仕事がたまたま多くて生徒さんとも数人は顔見知りになったので、なお一層応援する気持ちで一杯でした。久々に公演中に何度か上から物が降ってくることがあり(笑)、一度はAさんのカード。バイオリンの女の子が楽器を構えてるとこに顔スレスレ〜に落ちたようで、彼女は「なんかの虫が落ちて来たかと思って、弾く直前だったからすごい焦った〜!!((((;゚Д゚)))))))」と爆笑してました。二回目はオフィスシーンでの証拠資料の一枚がハラリハラリと。(^_^)サックス側の上手に落ちて、おぉ〜来た来た!ってな感じに。V(^_^)Vいずれも一幕終了後に組長さんと共にAさんやRaさんがオケ楽屋に速攻で来て何度も何度も謝ってくれて「固いものでないから、大丈夫だから気にしないで〜」ってみんなで言ったり。翌日同じオフィスのシーンではオケピでサックスのおじさまが手を広げて証拠資料が落ちてくるのをスタンバッてて、こちらではめちゃ爆笑モードでした。\(^o^)/さて、公演の楽しさはファンの皆さんの方が良くご存じなので(笑)今日は中の施設の話しでもしましょうか。東京宝塚にも小さいながらも生徒食堂なるものがあり、二回公演の合間などに生徒やスタッフが温かい食事ができるようになっています。500円で日替わりランチか日替わり丼があり、他にもうどんやパンなど。 外食でお金を無駄に使うことがないしすぐに食べられるので、私は公演中はほぼ毎日利用しています。おかずだけとか副菜だけとかも単品でも頼めますが、「ミニ丼」と言うのは生徒さん特別用で まだこのあと公演が続く生徒さんたちは 「踊る時に気持ち悪くなるので」と、やはり公演中はかなりの少食みたいで食堂で会う人はだいたいミニ丼を頼んでる様子。ミニ丼はこのご飯の器に どんぶりのように、ランチか丼もののおかずを上にちょっとのせてくれるの。たまにここで注文中に生徒さんと会うことがあり、蘭コンで私を覚えててくれた人でジブリファンの子は「あ~っ!私の天沢聖司くん!」と呼んでくれる人も。(*^_^*)ジブリ、やっぱりみんな好きなんだね。先日、公演も終盤になった頃に食堂で注文中にRuさんに会い、「やっぱりこのカレー臭には勝てないな…」とカレーのミニ丼を悩み抜いたあげくご注文。(^_^)「髪型の感じが最近ちょっと変わったね」って言ったら「そうなんです!美容院行く暇がなくて伸びてきちゃったので…f^_^;)変えてみました!」と言ってました。だよねぇ〜、この期間中オケの私たちでさえ時間ないからなぁ。最終日にもまたRuさんに会い、「あと一回、どうぞよろしくお願いします!」ととても気持ちのいい方ご挨拶を頂き、「頑張ろうね!」と。(蘭コンでもリベルタンゴで素晴らしい踊りを披露してくれてました!)また、最終日の前日にはやはり食堂前で蘭ハナちゃんに偶然会い、「わぁ〜お久しぶりです!」と満面の笑顔にこちらが癒されちゃいました。「毎日下から応援してるよ〜!」とエールを送りました。蘭とむさん、普段は最後まで柔らかい感じで上品な方だなといつも感じてました。舞台でその品の良さがいい感じにあちこちに出ていて、そこに毎日舞台をこなすたびにトップとしての貫禄が付いて来てこのオーシャンズでさらに素敵なトップさんになりましたね!最初のバスケの格好して踊ったりしてた頃からとても背が高くて印象的だったので、あの時の彼女が〜と思うとホント感慨深いです。(ほとんど親のような気持ち。(≧∇≦))戦国バサラも頑張って欲しいです!そんなわけでKaoの春の宝塚担当公演は終わり、今月からはしばらくぶりのミングルのライブ活動の方が始まります!5/11&12新潟(柏崎)、24東京(大久保)、30京都(三条大橋)、31大阪(梅田)、6/1愛知(三河湾沿い)、7/5福島(福島市内)、6岩手(盛岡)、7宮城(秋保温泉)、8福島(いわき)、14新潟(市内、ジャズフェスティバル参加)ってとこでしょうか。8月に何本かまたコンサートなどして、次の東京宝塚担当は8月30日~10月6日の月組「アルセーヌ・ルパン」です!またライブでも劇場でもCDでも皆様にお目にかかれますように~!まずはオーシャンズご観劇の皆さま、本当に本当にお疲れさまでしたぁ!(^-^)/毎日たくさんの拍手や手拍子、ツィッターにも応援コメントなど 本当に励みになりました。ありがとうございました!
2013.05.07
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すっかりすっかり更新が遅れてましたーぁ。すみません!ブログを見て下さってる皆さま、メリークリスマス! 素敵なクリスマスの日々を過ごしていますでしょうか?! 12月に入ってすぐに大阪へ滞在。花組トップの蘭寿とむさんの「Streak of Light~一筋の光」コンサート、後半戦が梅田ドラマシティで続きました。先週の17日日曜日まで 大阪は20公演、ダフルヘッダーの嵐。でも素晴らしいバンドメンバーのおかげで、最後まで本当に楽しく乗りきれました! 長い大阪公演中は、宙組、月組、そして花組の別公演に出ていた生徒さんたちなど次々と皆さんが楽屋を訪れて、毎日賑やかなごやかな雰囲気でしたよ!大阪では AKBのまゆゆちゃんとSKEの秦さわこちゃんが来ていました。 まゆゆちゃんのかわいい笑顔にみんなメロメロ。 蘭コンの内容はもうファンの皆さんがたくさん見てご存知と思いますので、曲について書いておこうかな。 今回は吉田優子先生の素晴らしくキャッチーなメロディの曲がたくさんで、本当に思わず頭の中をいつも駆け巡るようないい曲に恵まれて ミュージシャンも皆で演奏しながらそのサウンドの重なりを楽しみました! たった9人で奏でた内容としてはとてもこの人数とは思えないゴージャスな響きになったようで、聴いて下さった皆さんの「ここが好き!」っていう曲と舞台のコラボの様子を聞くと嬉しくなります。 弦楽器としては 前半がまずは大変な山場の連続。M5「悪夢」がまず第一関門。 この曲は実はクラシックでは有名な原曲がざっくりアレンジされて使ってあって、リヒャルト・シュトラウスと言うドイツの後期ロマン派に属する作曲家のオペラ「サロメ」の中の曲なのです。「7つのヴェールの踊り」と言う、サロメが一枚ずつ自分の衣装を脱ぎながら歌う超官能的なダンスナンバーがあり、その曲の重要モチーフをいくつか使ってテーマを繋ぎあわせて、新たな拍子やリズムに変化した形で「悪夢」となっていました。 最初にこの譜面が来た時に「えっ!?サロメのテーマバイオリン一本で弾くんだっ!」って、すごいプレッシャーを感じたような大変な曲。 原曲は3拍子を主体にしたねっとりしたワルツでそこに変拍子が絡んで来ますが、今回はその最初のモチーフは最初はゆったりと、かつシャープなジャズワルツ。そこからメインテーマは「4拍子」のキリリとしたリズムに嵌め込んだテーマでした。 原曲よりも一拍分多く伸ばす分、テーマの力強さが決して途切れないように注意することが最大のポイントでした。 元々このオペラ自体普通は80~90人くらいの編成で弾くようなものですから、そういうゴージャスさや たくさんの声部が同時に違うモチーフを演奏する混沌とした雰囲気、そしてどんどんトランス状態になるようなパワーの全開と、登り詰めた後に張りつめた糸が切れるあの緊迫感…どれもが上手い具合に この編成として活かされたアレンジで、コンパクトながらなかなかの大曲になっていました!さすが優子先生っ! それから一幕見せ場のクンパルシータから続くタンゴ3曲。そのうちのM8「男と女」M9「絶望」は、言わずと知れたアストゥール・ピアソラの「リベルタンゴ」と「ブエノスアイレスで私は死のう」。 普段のミングルのライブでいつも取り上げている大好きなピアソラなので、ライブでやってるのと同じような勢いで自由な歌心で弾かせて頂きました! このシーンはヤンさんの振り付けだと聞いてさぞかしセクシーなんだろうと想像するので(笑)、みんなの踊りがどんな風に絡んでるのか後から見るのが楽しみです!!短いながらもクラシックとタンゴをベースにした一幕は、そんなこんなで結構中身が濃厚。要休憩ですっっ、がっつり!(爆) 二幕はよっちさんのコメディアンぶりが全開のオーディションシーンでしたね!ここから実際のブロードウェイの曲(アプローズ、ドリームガールズ、ショーボート、キスミーケイト、ラマンチャの男)が終わるところまでは本当にアメリカンな匂いのする曲想が続き、このところウィーンミュージカルが主流になっていたので久しぶりにブロードウェイものの曲の楽しさを味わいました。 そして「祈り」を挟んで宝塚メドレーと後半の超山場「すみれのボレロ」!すみれだけで7分近くあった超大作。次々変わる拍子やテンポ感、曲想…緊迫感を張り巡らせての演奏は、結構毎回しんどかったなぁ。ぜぃぜぃ。 最初の途切れ途切れな、休符を活かしたテーマが 最後にもう一度ソプラノサックスで同じキーで演奏される頃には休符がない、朗々としたテーマに変化するので、敢えて最初のテーマを出来るだけ断片的に聴かせるように注意しました。 踊りも、断片的な蘭とむさん一人から、後半には盛り上がったところでこのモチーフを大勢の黒燕尾で踊るところまでの変化が集大成になっていく感じで、好きでした。…と言ってもこちらは、踊りは気配だけ感じて譜面との格闘で精一杯でしたが。(苦笑) 東京で連日本番中に大爆発音があり、音響の機械トラブルで回線をデジタルからアナログに戻していたのですが、大阪では頭からデジタル回線だったようで、それはそれは素晴らしく広がりのある、クリアなサウンドだったらしいです。 休演日前にまた音響爆発音があって今度は音響卓ごと総取り替えになったのですが、DVD撮りが事故もなくなんとか無事に撮り終えて、何より音響さんが一番ホッとしていました。機械トラブルはいつ起こるかわからないから、扱う人たちは大変でしたね。 ハイテンションな毎日。過酷なスケジュールを、生徒の倍~3倍近い高年齢層のミュージシャンたちが溜まりくる疲労と戦いながらも乗り越えられたのは、良いメンバーに恵まれたおかげ!舞台スタッフや衣装スタッフとも今回は一緒に飲めて語りあえて、幸せ。おでん屋でのひとコマと、楽屋での指揮者のめぐめぐと!今年のKaoが関わる大きな公演は、蘭コンで終了しました〜。お疲れさまでした〜。 ということで、皆さま、どうぞ良いクリスマスをお過ごし下さーい。
2012.12.24
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すっかり寒くなってきましたね~。ブログを読んで下さってる皆さん、お元気にしてますか~?!先月のアカデミックな1ヶ月を経て、今月11月はどっぷり宝塚月間となっております!月の前半は少しお休みを頂いていたので、飲み友達の裏方スタッフと飲みに行ったり、観劇も少し。1つは月組の明日海りおちゃん主演の三島の原作の「春の雪」。3日の昼公演に行きましたが、いや~ぁ それはそれは素晴らしかったです!!三島文学の刹那的な感じがすごく痛々しく、なんともみりおちゃんの上品な雰囲気と相まって彼女にすごく合う演目でした!外国ものよりもこういう純文学がすごくしっくり来てたし、何より上品でいて大胆、ちょっと影のあるあの感じは 今のジェンヌの中ではみりおちゃん以外演じきれないのでは、と思いました。やっぱ芝居ものは、原作が深いと違うね~!三島の原作、めちゃくちゃ話が濃くて面白かった。エリザもそうだけど、話がちゃんとしてるとやっぱり数倍面白いですよね。あと脇役が結構素晴らしくて、特に専科の美穂圭子さんがすごく冷淡で腹黒い怖さがあって、いい味出してました!ということで、日本の美を堪能致しました。みりおちゃん、こういう影のある日本もの、どんどんやってほしいわぁ。時同じ頃、宝塚OGのエリザガラコンサートもオーブで始まる頃でして…ウィーンエリザにのってた私たちは音楽事務所繋がりから、5日のヅカエリザガラの方も関係者のゲネプロ見学の方に行くことに。そこで初めて、かつてのエリザ初演メンバーである一路さんのトートや花總まりちゃんのエリザベートを見ました!!一路さんのトートは、東宝エリザのタイトルロールをやってる頃からパーティーなどでちらっと歌って下さったりしていましたが、全編通して花ちゃんや轟アニキと一緒に初演メンバーでエリザを見れるなんてなかなかないので、ホント貴重だった~。ウィーン版をやった直後だったから余計に、日本語でやるものはやっぱり別物なんだなーと改めて感じました。宝塚版は完全に「ショーアップ」的な要素が大きいんですね!ねちっとトロッと歌い上げる一路さんのトートは、それはそれで怪しい雰囲気いっぱい!そして久しぶりに見た花ちゃんの、やっぱり素晴らしかったエリザベート!孤独感を引きずりながらも力強いエリザベート像を彼女なりに強い気持ちできっばり歌い上げていたし、感情移入もさすが。かつての娘役オーラは凄いものがありました。東宝版でも今後ぜひぜひ歌ってほしいですっ。 さて、月後半になり、いよいよ今年最後の大仕事の開始。花組トップの蘭寿とむさんのコンサート「Streak of light~一筋の光」が現在公演中です!19 日にバンドメンバー集合でオケリハ&いきなりの歌合わせ。8月末~の元花組みわっちさんのディナーショーで一緒だったあきらさんとよっちさんにリハ会場で 最初に会った時に、「あ~っ!o(^o^)o」と覚えててくれて、思わず手を振ったり久しぶりに話したり。二人とも今回もたくさん見せ場があるみたいだ し、母親のように思わず活躍を見守っちゃうよ、なんか。(笑)2日間の舞台稽古を経て22日より日本青年館で幕明け!お客さんの皆さんの興奮した様子や拍手、笑い声、全てがとても受け入れられてるのを初日のコンサートな最中からビシビシ感じてました!!蘭とむさんの魅力が十二分に味わえる、素晴らしいコンサートに仕上がっていますよね。曲も盛りだくさんで、いつも本公演25人くらいの人数のオケもここでは9人で休みなく演奏し続けるので バンドはどのパートもめちゃくちゃ忙しいのですが、 うわもののパートはトランペットとマルチとバイオリンの三人なので、まるで私もブラス隊の一員のようなこのシチュエーションで三和音をハモらすことはなか なかなくて 面白い経験!全身全霊、フルパワー稼働中です。(笑)同じステージに立っているとは言え、ほとんど前を向い てる暇がないので 蘭とむさんをはじめ、皆さんがどんなことしてるのかは全く知らないのですが、見た方々の感想から想像するに(笑)前半のリベルタンゴや 後半のすみれ黒燕尾は人気高いみたいですね~。きっとすごいかっこいいんだね!前半のタンゴ二曲と後半のすみれは、私にとっても最大の山場曲なのでやりがいありますっっ!音に誘われてダンスが音楽と絡んでくれてるといいなぁ~。蘭とむさん、ちょっと韓流のイケメンにいそうなタイプですよね。素顔がまさにそう思いました。いつも一幕の最初に階段に着くときに、私たちオケメンバーに必ず「おはようございまーす!よろしくお願いしまーす!」って超さわやかにご挨拶してくれます。楽屋にもいろんな方々が次々と応援にいらしてて、26日にはJINチームの雪組生徒さんと専科の北翔みっちゃんたち、元花組トップの愛華みれさん、女優さんの北川景子ちゃん、27日夜には壮さんたちが来てました。楽屋前はいつもお客様が来るたびに華やか&にぎやかに!とにかくこれはとても楽しく、印象に残るコンサートであること間違いないね!東京楽まであと数日ですが、梅芸のドラマシティでもありますので 皆さんどうぞ遊びに来て下さいね!9人のバンドも頑張りまーす。
2012.11.28
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アカデミックな世界の緊張感と素晴らしい充実感が 今は心から「出来る限りのことをやりきった!」という達成感となってひしひしと自分に押し寄せて来ます。大きな重圧感から解放され疲労感はもちろんですが、それよりもこの3週間の幸せだったことの思いや自分が感じた気持ちをしみじみと思い返しています・・・。 入念なサウンドチェックとGPを経て26日〜東京公演が開始。初日から満員で嬉しい悲鳴。オーブでは雨が降った日はつらかった!大阪の梅芸に比べて、この東急シアターオーブはホール自体にほとんど全くと言っていいほど響きがないのです!!これはウエストサイドやロミジュリを見に言った時点ですでに感じていましたが、これほどひどいとは。新しくてお金かかってそうなわりにステージ上の床材とかの材質をケチってるとしか思えない!とにかく音が ビニール質とか合板の上を滑って行ってしまい、材質に絡まないので振動が全然伝わらないんだよね・・・。ステージ自体が全く響かないために人工的に響きを作らなければ音が広がらないような状況。アコースティックの楽器演奏者にとっては、ホールに響きがないことは致命的な苦しみ。音の倍音成分が全く残らないの耳でお互いの楽器の広がりを聴きとることが非常に難しく、そうなればなるほど音程や音色のイメージを混ぜる作業が困難になります。天井に反響板がないのも最悪。例えば水彩絵の具のパレットの上にいろんな色を置くとして、絵の具(楽器の固有の音色)を混ぜていろんな色(音の集合)を作り出すわけですがパレット上で水彩絵の具のようなグラデーションになる部分(床や周りの壁、天井などに音の振動や反響が伝わって倍音成分が丸く広がっていくべき部分)が自然の鳴りでは全く作り出せない、っていうことです!「青」を表したくて紺、藍、コバルトブルー、水色、いろんな青色の絵の具を混ぜ合わせたりして絵の上の方はぼかしたいななんて部分のグラデーションを水で溶かせない、ってこと。なので当然、音の大きい電機楽器(シンセサイザーやエレキベース&ギター)の方がどうしても固い素材に対して対抗できるので、アコースティックが鳴らない分、音が大きくなってしまいます。まぁ絵の具で言ったら 白、とか黒とか、金とか絶対的にある色だけど強い色ばっかりが目立ってしまう。この難しい状況の上に雨が降ってしまい、特に風通しの悪いステージでは湿気がいつも以上に溜まりやすく、くぐもった音に。グラデーション部分担当の我ら弦楽器にとっては「致命的な響かなさ!」の中での仕事。自分でもそれを顕著に感じてもどうすることも出来ないので、本当に気分が冴えないですよぉ、こういう日は。(泣)そんな中でもともするとオケを小さくカラオケのように流してしまうミュージカル業界の中で今回は、歌とオケとのバランスを最大限に膨らませてシンフォニックに素晴らしいコラボを作り上げてくれたと思います。音響さんにホント感謝! 楽屋裏の写真も ちょっとだけ公開。ステージ上のオケの場所に行く前に通る、袖横の衣装部屋。さらにステージ近くにカツラ付けの場所。どの場面でどのカツラか、細かく分類されてた〜。あと大好きな馬のシーンのおうまさんたちもいたぁ。 これはすごいよっ。本番直前にある日、ルカスがオケの管楽器奏者のところへ言っていきなりオーボエ奏者の楽器を借りて吹き出したではないですか!なんと彼は昔、オーボエをやっていたそうです!この写真はコールアングレですが(オーボエよりも音域が低い楽器)このあとオーボエを借りて、一瞬ですがあのオーボエの「エリ〜ィザベート」ってとこのメロディを一通り吹いて大喝采!そしてすぐにっ本番始まった。(爆) そんなわけで千秋楽はもぅ本当にみんながこの日を迎えたくないと思うほど、最後この幸せな時間が終わってしまうことを誰もが惜しんでいました。 カテコのバウズの曲の最後ですでにアンサンブルの最終列の女の子たちが全員歌いながら泣いてるのが見えてしまい、私も堪えてた涙が一挙に溢れ出してしまいました。キャスト皆うるうる。そして皆さんご存知の、指揮者のシューツさんの紹介でオケのことを本当に讃えて下さり、立ち上がってそれだけでも涙、涙だったのに 高島さんがまた言葉を詰まらせたあの姿と「私たちに言葉はいらないよ、なぜなら音楽が私たちを結んでいるのだから。」という言葉を聞いてまた全員がうるうるに・・・。本当に客席とステージが一体となった瞬間でしたね。本当に素晴らしい時間。あの場にいられたことを幸せに思います!打ち上げ会場に移動する時にちょうど着替えを済ませたマヤさんがエレベーターで一緒になりました。ハロウィンを意識してファンサービスのために付けて来てた帽子がなんかウィキッドみた〜いって話になったとたん、マヤさんたらエレベーターの中でウィキッドの歌のワンフレーズを歌い出し、ひょえ〜っ!皆、オマケの生歌を思わず聴いてしまってきゃあ。皆さんのサインに行く前の話ですよぉ。(笑)本当にお茶目でタフな方です!で、オケで行く予定で取っていた中華料理屋さんで皆で打ち上げすることになり打ち上げ会場は満員すし詰め。あとはもぅとにかく飲んだり食べたりしゃべったり写真撮り合ったり。ファンの方々と同じように私たちもマヤさんと写真!(笑)隣でサイドを務めてくれたSちゃんと一緒にパチリ!さらに子ルドルフのダディたちもいつもオケにも賛辞を送って下さり、この日も一緒に写真に!パパたちもイケメンだよねぇ。真ん中はキャストのマルティンさん。この方、マダムヴォルフの時に唯一弦楽器の私たちが休みの箇所で、出る直前まで袖でこちらを笑わせようとスティッキ持っていろんなパフォーマンスをしてくれちゃって(爆)指揮者を見る度にそれが見えて実はこの数日は笑いを堪えるのに大変でした。 マックスパパ役のトルステン・ティンネさんから帰りがけにバラの花一輪を頂いてしまったり、指揮者のシューツさんからはご自分の指揮してるCDを頂いたり、素晴らしい演技と歌でマヤさんと同じくらい観客を魅了したゾフィー役のガブリエレ・ラムさんにホントに良かったと抱きしめられたり! みんな晴れやかな顔で帰って行きました。皆がきっとまた会えますようにと、願いを込めて・・・バイバイしました。ウィーンキャストの皆さん、どうかまた来日して下さいね。ありがとう、ありがとう。素晴らしい時間をありがとう。
2012.11.02
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はいっ!とにかく素晴らしい「エリザベート」週間でございますっ!!毎日、本当に幸せを感じながらステージで一緒に演奏させて頂いています。 11日からオケリハ。梅芸のリハーサル室で 今回の指揮者:クン・シューツさんと初めてご対面〜。2日間にわたるオケリハが開始。とにかくイメージや音色に対して細かい指示をなさる方だと聞いていたので、 初共演の日本のオケ側としても万全の体制で臨みたいとみんな気合いを入れて、どんな指示も受け止めたいという気持ちでいっぱい。原典版の正しいイメージや指示を知るチャンスなので、本当にある意味、ワクワクするようなリハーサル時間でした。シューツさんは 今回日本のミュージカル・オケがどんな音を出して来るか、本当に正直言って不安だらけだったことと思います。最初はリズム隊だけ向こうから連れて来ようか、という案もあったとか。2日間のリハが濃くて、オケだけの音も面白かったけど やっぱりステージに行って舞台稽古に入ったとたんにドイツ語の言葉がしっかり付くことで、楽譜に本来書かれているアーティキュレーション=表現の形がとても納得出来て、やっぱりこの曲に付いている言語がドイツ語なんだ、という意味が 本当にしみじみ。どうしてアクセントが付くのか、ピアニッシモで弾くのか、前向きに進むのか・・・あぁ、やっぱりそうだったんだ、という納得感と音楽のテキストから見る限りシンプルに楽譜を弾いていい、という嬉しさ!!! 日本の東宝版や宝塚版で12年間この曲をずっと弾いて来て、今まで日本語の言葉が間延びしないために(=ひとつの音符につき1つの母音、または子音)音楽の元のテンポを早くせざるを得ないという苦しい立場にあって 演奏者は楽譜に書いてある元のテンポで必ずしも演奏できないジレンマで「エリザベートの音楽」を演奏するにはとても難しい状況の中で仕事してきたわけですが、それが原語だと単語の塊を発音する時間がしっかりいるわけで、その分時間がいるし発音がはっきりするから 記号や音符に深い意味があるんだ!・・・という、この音楽にあるべき本当の姿があぶり出されて 多くの発見と今までの弾きにくさが全くない純粋なエリザの音楽の形への納得感が 自分自身を幸せにしてくれています。 近年 経済的理由から簡単にオケの編成が小さくさせられて本来あるべきフルオケの姿からだいぶ遠ざかり、日本版は宝塚も弦は6人、東宝に至っては私たちのやってた5,6月東京公演はかろうじて10人いたものの、7~9月までの旅公演はなんと弦楽器は弦楽4重奏! 演奏者は当然、この影響で本来休みであるべき箇所にも別のパートの補充のために演奏するために ものすごいスタミナが要求されるのですが、今回のウィーン版は28人編成のフルオケ状態で弦も4-2-2-2。しかも日本版にはないハープ入り!素晴らしい!!この人数の厚みこそが、皆の歌や上にのるメロディ楽器を楽に支えることが出来るのですっ。見よ、この下手側の豪華な人数。 大阪では席に多少の空きがあったものの、来て下さったお客様には「想像以上の素晴らしさに、鳥肌がたった」という意見が私の周りでも多数!主役級のスターたちはもちろん、アンサンブルの人たちもレベルが高い。というか、やはり本格的に声楽を学んでこられた歌唱法なので 体全体が完全に響いているのが近くにいてわかりいます。マイク頼りに喉で歌うのと違って、生声でも近くで体の振動や出してる音の「倍音」(音の本来の響き)を感じます。私たちが鳴らしている楽器の倍音にぴたっと寄り添ってくるマヤさんの音程とその声に含まれる倍音たるや、ものすごいです!!特にいつも感じるのは、「精神病院」のシーンの直後の歌で 最後のハイトーンのF音を長く伸ばすところ!!本当にいつも「きゃ〜っ」となっちゃう・・・。 マヤさんの「私だけに」は、本当にすごいです!あれが世界の原典版のレベル!そしてシンフォニックオケな雰囲気の音作り=音響さんの素晴らしさにも感嘆!今回の公演のために音響さんはウィーンに飛んで向こうの劇場でのやり方を徹底的に学んできたそうです。向こうでは「音響デザイナー」たる人たちがオケピットの周りに張り付いて、どの楽器がどのくらいの音量で聴こえたいのか、もともとどんな生のサウンドなのか注意深く聴いて、1週間以上もかけて音作りをどんどん積み重ねて仕上げて行くそうです。サウンドチェックに7時間以上かけたりすることもあるとか。ウィーンキャストも今回のサウンドの聴こえ方には大満足な様子。気持ちよく歌ってくれる環境が出来てるって嬉しいな。オケもとても気に入って頂いているようで、何度も皆さんのコメントに出て来て こちらもびっくりします。 舞台の幕が閉まってもマヤさんはいつもすごく元気。緞帳が降りたとたん冗談を言ったりひゅ〜と盛り上げたり、まだまだスタミナにも声にも余裕がある感じです!すっごいなぁ〜。 初日パーティーはルカスの一足早いお誕生日セレモニーあり、クンツェ&リーヴァイさんやマヤ&マテのコメントありなどで大盛況。リーヴァイさん、私を初め数人のオケのメンバーの顔をしっかり覚えていてくれて「わ〜っ 久しぶり〜!」という感じで大変喜んでくれました!最初の写真は そんなパーティーでの1コマ。21日の終演後には公式オケパーティー。今回は「がんこ寿司」にて、マエストロのクン・シューツさんと通訳の高嶋さんもおよびして、一緒に飲み会!シューツさんは「日本でお食事によばれた時には 何かプレゼントを持参しなければいけない、とガイドブックに書いてあった。」という 面白コメントがあって皆爆笑。それで私たちの招待に対してささやかなプレゼント、と言って オケ全員にエリザベートの扇子をプレゼントしてくれました!皆 大喜び!翌日はこの扇子を持って 1幕途中の野次馬の役の演技をするようにマエストロの指示があり(笑)、皆 大阪千秋楽は小道具付きで参加!(爆)というわけで、シューツさんにもお許しを頂いたこの写真も公開しちゃいまーす。 というわけで、いよいよ明日から本格リハで、後半戦東京公演が26日〜31日まで。 とにかく多くの方に見て頂きたいです。東急シアターオーブにて、ぜひぜひ足をお運び下さい!
2012.10.24
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(改めて写真を付けて再度 公開しました)暑かった9月が過ぎ去り、10月に入っていきなり秋の風が吹いて来ましたね。9月はKaoは完全休業ということもあり、今年は本当にここまで結構仕事が続いていたので、少しゆっくりしたいな〜と。友達や知人とランチやディナーを共にして、飲んだりしゃべったり、安らぎな時間でした!で、箱根にもちょっと小旅行。箱根はたくさんの美術館が気軽に立ち寄れるのと、自然の景色も魅力的。新しく買ったデジタル一眼レフを撮りながら勉強したくて(笑)、彫刻の森やら芦ノ湖近くをドライブしながら絶景を満喫。いつも劇場の人工的な暗い空間にいる時間が長いので、こういう自然の光や風景にはやっぱり心の解放があって本当に気持ちが癒されます。お気に入りの美術館のカフェにも寄って箱根、満喫! それから9月は急遽22日(土)に宝塚の花組「サン=テグジュペリ」も観劇。蘭とむさん、トップになってからはまだ見てなかったので楽しみました!お芝居は話がわりと地味でしたが、ショーはラテンでやっぱり宝塚はこれこれっ!ってな興奮。先日ディナーショーをお手伝いしました愛音羽麗ちゃんの最後の公演、見ることが出来ました!彼女は本当に「昭和の宝塚」にあった雰囲気を感じさせる良さを持ち合わせていましたね。素敵でした。ディナーショーで私の名前を毎日フルネームで呼びながら覚えてくれたよっちさん他(笑)、だいもんさん、あきらさん、藤ぴーさん、みなさんがどこにいるかしっかり確認しながら観劇しました。すっかりファン目線になってた!(笑) 9/29&30は、久しぶりに自分たちのユニット:MINGLEの愛知県刈谷でのライブ!もう刈谷もすっかり、年に一度の大事なツアー処。今回は秋をテーマにした曲を数曲含めて、クルトワイルやジョビン、ピアソラなどのミングルのお馴染みの曲と共に本編10曲にアンコールを1曲、楽しんで頂きました!台風に追いかけられながらも(笑)、お足下の悪い中、たくさんのお客様にラパンの美味しいお料理とミングルのライブをお楽しみいただき、アンケートにも多くの方がコメントや丸印を残して下さり、ホントに嬉しい限りです!訳あってしばらくライブが出来なかったので、春のツアー以来の久しぶりのミングル、やっぱり面白いです。そろそろ次のCD制作を視野に入れながら、新しい曲も作り上げて行きたいなー。興味あるジャンルを絞り込みたいです!10月に入り、ぐっと秋が近づいて来たところで7日、8日とミュージカルを観劇。先月は宝塚でしたが、今月はその近くの日生劇場でやっている松たかこちゃん主演の「ジェーン・エア」を7日昼に観劇。 素晴らしかったです!非常に芝居色の濃いミュージカルでしたね。狂人の夫人を演じたロムさんこと、旺なつきさんからご案内頂き、時間がなくて楽屋には寄れなかったんですが、ロムさんの演技にさすが〜と脱帽でした。なんて言うか、ただ狂ってるんでなく、せつない気持ちにさせるような…、ある意味純粋過ぎて気が狂っちゃったような、そういうものを強く感じて、周り(旦那役=橋本さとしさん)の苦悩もよくわかるし、だからと言って無視できないあの大きな問題の当の本人は、それなりに一生懸命にパワフルに生きてるっていうところがひしひしと伝わりました。花嫁のような白い衣装のボロボロさが哀しさを際立たせてて、何か周りの汚い人間に追いやられて来た月日や罪の深さをさらに感じさせて、可哀想な人なんだと思わずにはいられませんでした。ロムさんの演技はいつも深くて、凄いです!!たくさんのものを感じます。なんか人間の外見の見え方とは違う中身の複雑な心情までもが見え隠れしていて、面白いのです。ベテランは違うなぁ。松たかこちゃんもやっぱりさすがっでした!舞台人だな〜と心から思いましたね。声がクリアでよく聞こえるから、芝居の流れがよく理解出来ました。なんといってもすべての言葉が本当によく読み込まれてるっていうか…伝えたい言葉をホントに大事に言ってるな、って感じで。歌の中でも言葉の意味から何度も台本を読み込んだだろうなぁ、とひしひし感じてました。東宝の「モーツァルト!」の初演でコンスタンツェを演じてくれて、それはそれは真のあるコンスで素晴らしかったのを思い出したわ。ああいう、音楽にインパクトの少ない曲(と言うと聞こえが悪いですが、つまりドラマチックなナンバーとかでなく、たらたらっと続くオペラのような曲)は、音符の流れの美しさに言葉をのせるか、言葉の流れに音をつけていくか、2つのやり方があるかと思いますが、彼女の言葉の流れが完全に芝居の流れの中で歌がはまっていてそれが見事に作品に活きたと思いました。モーツァルトの義理ママ(阿知波さん)もエリザベートの義理ママ(寿さん)もいて、なんか別の意味でここも注目しちゃいました。8日は東急シアターオーブにて、フランス版「ロミオとジュリエット」。ティボルト役、ロレンス神父役、乳母役の三人は声がはっきりよく通ってうまかったです!オケ伴奏がテープだからなのか、音響が 歌の言葉があんまり聞き取れなくて伴奏部分ばかり大き過ぎて…それがう〜んと気になりました。それと、全編通して 圧倒的にロックな曲が多いのに、フランス語自体がロックにまるで向いてないな〜と言う言葉の問題を感じたり。シャンソンみたいなバラードはすごくいいんだけど、ビートのある曲が発音的にパンチに欠けるから なんだかちょっと柔くてウフフって感じだった!(爆)あとは〜…ビジュアル的には美しい場面多しで照明の色使い、素敵!ジュリエットが死んじゃうとことかの赤の使い方、一番最後にフランス国旗の色になる照明の演出がきれいでした!なんかこの曲は聞き覚えがあるなと思ったら、8月の涼さんの退団公演で弾いた曲だった!(笑)そっか、これかぁ。 まぁそんなわけで1ヶ月近くの休養&充電を経て、いよいよ大阪入りして、10日から来日してるエリザの本場:ウィーンキャストによるミュージカル「エリザベート」の20周年記念公演のリハーサル。本日15日、梅芸でウィーンエリザ、開幕しました!12年もやってきてやっと、本場からのキャストやスタッフ、そして何より本場の原譜が弾けてちょっと新鮮で感動の毎日です。本来ドイツ語のために作られたこの曲の本当のテンポ感やニュアンスを実際に感じることができて、シンプルに楽譜に向き合えて毎日ワクワク!o(^o^)o今日の初日はほんとに盛り上がりました!!またエリザのことは次回ゆっくレポ書きたいと思います!!
2012.10.15
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やっと少し秋の気配が感じられるようになりましたね。夏が終わっちゃったよぉ~。 皆さま、今年はどんな夏をお過ごしでしたか?!私Kaoは夏の終わりにもう一本、宝塚のお仕事をしました。 8月も終わりの29日、聖地: 宝塚入り。30日に1日お稽古があって、31日から花組の愛音羽麗さんのディナーショー「麗人」があるのです!それに参加のための前日入り。 今はANJUとして振付師としてもすっかり有名な安寿ミラさんのバウホールでのコンサート(90年代だった)やら、ここ数年の間での宝塚作品の録音で 何度か宝塚にも行っているのですが、なんせ聖地に数日間滞在すると言うのはなかなかなかったので しかも宝塚ホテルだし、今回はそういう意味でも宝塚で弾けることを楽しみにしてました。 バンドメンバーも 関東と関西の融合チーム!指揮役を含むツインキーボードと私Kaoが関東、ベース、ドラム、マルチの3名が関西からの参加。 こういうイベントチックなキャスティングは久しぶりなので、初めて一緒に仕事する人が多くて いい刺激になりまーす。 30日、朝から大劇場の稽古場でまずはバンドリハ。こちらの劇場の稽古場は初めて入るので 館内の複雑な道筋は一度では覚えられず、事務所のマネージャーに連れられてやっと稽古場に到着~。 メンバーと初めましてをして、さっそく音だし開始。譜面上の直しなどをチェックしながら実際に音だししてどんな雰囲気の曲なのか、確認。譜面が来てからあまり時間がないまますぐに本番になるという流れなので、ひとつひとつの曲のテンポや、大事な音や何の楽器をメインに聴くか、曲の雰囲気など それぞれの確認をアンテナ張って感じとるのがホント大事な瞬間。 午後から愛音羽麗ちゃんをはじめ、ディナーショーのキャストの面々が集まり 一緒にリハーサル開始。夕方までに全曲っをあたってからは 全体の流れの確認のために、通し稽古を見学。なんだかとっても楽しいショーになりそうな予感! この日の朝に実は指揮者の佐々田さんと連絡がとれて 向こうもまさに忙しい最中だったので、時間があれば舞台稽古覗きに来てねと言ってくれたので、こちらの稽古が終わってホテルに戻る前に ちょっと寄ってみることに。翌日から初日を迎える「銀河英雄伝説」がまさに最後の舞台稽古中で、チラリとオケピを覗き…一瞬でしたが、指揮者のササちゃんを見て拝むようにして出てきました。 そして…31日、こちらも無事に宝塚ホテルでみわっちさんのディナーショー「麗人」、始まりました!昼から入念に場当たりを兼ねてリハ。そして皆さんのディナーの後に、とうとう「麗人」!!本番はものすごい集中力でみんな乗り切りました! ファンのお客さまの熱気がもぅ すごいの、なんの!!びっくりしました。皆さんの熱い思いが私たちバンドにも確実に伝わった感じです!♪───O(≧∇≦)O────♪ 1曲目はその名のとおり「麗人」。これは歌謡曲時代には懐かしの、沢田研二さんの曲ですね!ジュリーの昔を思い出しながら、この曲はタカラジェンヌにもぴったりだなぁーと思ったり。 そのあとからはもう、皆さんお待ちかねの宝塚での作品で歌った曲ばかり。 あ、サザンの曲はあったけど、それもショーで使ったことがあったんですね!私も弾いてた、「琥珀色…」と抱き合わせだった「Cocktail 」だっ! ということで、日本の曲から定番のベルばら(久しぶりに弾いた~!!)や ショーでお馴染みの曲などを次々に…ホントに次々に弾いて、気がついたら 最後の「すみれの花咲く頃」になってました。燕尾で踊るみわっちさんたちをなんとしても音楽で盛り上げなければ!気合が入りますっっ、黒燕尾とくればっ。 こうしてあっという間に、宝塚ホテルでの2日間と東京のグランドパレスホテルでの9/3&4の2日間が終わりました。みわっちさんは、ショーのMCでご自分でも言っていましたが、本当に写真をいつも撮っていらっしゃいました。こういうのは何年後かに見た時にホントに写真あると いい思い出に残りますよね~。楽しい思い出がたくさん詰まった写真がきっとカメラにしっかりと収まったことと思います!! 大勢の同期生や先輩方、花組の皆さんも駆けつけていたようで、会場は華やかな雰囲気でした。なんかさっそくテレビでの放送もあるらしいですね。 それはなんとか誰かに頼んでぜひ見たいなぁ。 キャスト、スタッフ、バンドなど関係者を含めた打ち上げが それぞれのホテルで1回ずつで計2回、そしてバンド飲み会がやはり2回。最終日にはバンドはしぶ〜く「さくら水産」で打ち上げ!(爆)いや、安いのになかなかつまみはグーでした。ま〜 晴れやかに無事に終わって関西チームともしばらくのお別れ。昭和を語らせたらキリがないような30年代、40年代の集まりで 私も含めて本格的な熟年バンドでしたが(笑)、毎日一緒に音楽を作り上げることができて楽しかったです。 そうやって毎日ほろ酔いでいい気分で帰った日々でした。 さて、この仕事の合間に9月2日が移動日であり、東京に帰る前に急遽、宙組の話題の「銀河英雄伝説」のチケットが取れて11時の回を観劇して来ました!いや〜っ、面白いですねー。結構、男の人にも受けそうな内容。アニメ好きにも応える内容と思います。小説もずいぶん前からベストセラーなんですね。しかも舞台もあっきーとかキスマイとかスタジオライフのイケメンたちが男版でもすでにやってるんですね!絶対 宝塚に長く残って行く大作のひとつになると思いました。みなさんもぜひ!かなめさん、素敵でしたよ〜。しっかり大劇場でお土産買って、現地を最後まで満喫して大満足。タカラヅカ万歳〜な この1週間でした〜。
2012.09.07
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暑い!暑い!本当に酷暑の夏!今年も節電を誓ったあの日の思いは どこへやら・・・。(爆)キビシい残暑お見舞い 申し上げます!さて、あの楽器の大事件から早3週間が経とうとしています。あの週はとにかく落ち着かなかったぁ。楽器が緊急入院したとは言え、修繕するにあたって最終的にどんな角度で指板やネックを落ち着かせるかでその後の自分のプレーにも大きく響くので 職人の拓ちゃんとよく話し合いました。駒の高さとネックの角度が若干あっていなかった時期もあり、そこに張力がかかるので さらにジョイント部分に負担がかかっていたようです・・・。最終的には 楽器が一番活きる形にしてほしくて、そうなると今までのネックの角度に対しての駒の高さとの間がかなり幅が開いていて弾きにくかったのが 少し自然な形に改善されそうです。どうりで 2弦にまたがる5度がハイポジションでは一緒に押さえづらかったわけだ・・・。(苦笑)普通のネックの高さ、角度の楽器って言うのを持たせてもらって 自分の持ってる楽器のネックの角度や張力とかなりの差があることがわかりました・・・。私のはずいぶんと珍しい角度になってたようで。とにかくそんなわけで、入院の様子を一度見に行って、とうとう解剖されてる自分の楽器の中身を見ることに!すごいっ。こんなになってるんだ・・・。ラベルも明るいところでは決して見れなかったので(笑)カメラ、カメラ・・・って感じで きっと100年前の持ち主が開けた以来くらいでしょう、ということでした。昔の人の修繕の痕跡をしっかり見せて頂き、ぺらぺらになった裏板を見て おわ〜っ、これが裏側の板なのねぇ〜と 触ってみたり。ちょっと貴重な体験!8/7以降はもう一台の楽器でひたすら新たな練習に入り、12日にピアニスト:菅美穂さんとのジョイントで三島市民文化会館の小ホールにて「ハッピーアワー クラシックライブ」の本番。なかなか弾くチャンスのないサンサーンスのピアノ5重奏を演奏!前半は弦カルだけの演奏で、モーツァルトのディベルティメント第2番と、第19番のカルテットの「不協和音」。三島のお客様に初めてイリスのSQと菅さんのピアノを合わせた室内楽を聴いて頂けました。 そして再び合わせの練習を経て、17日〜20日で恒例のイリス弦カルの北海道ツアー。もうこれも20年の月日が流れるなんて 感慨深いです。(感涙)17日に旭川入り。昨年やった旭川の「木楽輪(きらりん)」という木造ホールで夜コンサート。前売でほとんどハケてない!という恐ろしい事態にドキドキしていたのですが、当日券で駆けつけて下さったお客様がたくさんいて、終わってみたら去年よりも多くご来場頂けたようです。嬉しい!!菅さんと二回目のサンサーンス本番。ピアノがこちらはすごくクリアな響き。自主コンサートでここまで場所が離れていると 本番が開けるまではこちらでは何も手伝えないので すっかり現地のスタッフにおんぶにだっこになりますが、旭川のスタッフの皆さんも本当にいろいろと頑張って下さり、感謝感謝です。そして旭川の島田音楽院の島田さんご夫妻も駆けつけて下さり、ここ数年ご無沙汰していたので本当に嬉しい再会に話も沸いて メンバー共々すっかりいい気分で打ち上げとなり、なんとこの日は夜中3時近くまで飲んでしまった!翌18日、朝11時の列車で美唄へ移動。美唄のスタッフやもう一人の現地のピアニスト:奥山幸恵さんたちと駅で合流して、お昼ご飯のあとにいざっ アルテピアッツァへ。ここに来ることが本当に 北海道の一番の楽しみでもあります!まるでちょっとした「彫刻の森」のように、緑一面の草原と木々のハーモニーに安田侃さんの現代的フォルムの彫刻がやさしくマッチしていて 大好きな空間。練習も本番もここで出来るのは、幸せの極み。見て下さい、このアルテの自然!自然とともにあり、夏ならではの「蝉の声」や「虫の音」「雨の音」「風の通り道」をしっかりと感じながら演奏できる、東京では決して味わえない空間です。練習を終えたらもちろん、前夜祭と称して初めての美唄屋台村の焼き鳥屋さんで一杯。「焼き鳥で乾杯〜」を初めて経験!19日、お昼ご飯で美唄ではちょっと有名なラーメン屋「しらかば茶屋」へ。ここの塩ラーメンのすばらしく透き通ってるスープが最高に美味しいのだっ!そしてとりめし。食後には アルテの奥にある「カフェアルテ」へ。高原での音楽祭を思い出すようなシチュエーション。午後のまどろみをちょっと感じながら、本番会場のアルテのコンサート会場へ戻ってGP&本番。この日は猛暑で、コンサートが始まった時間もまだ陽が燦々と照っていて前半のモーツァルトの「不協和音」は 集中するのが難しいほどの湿気と暑さとの戦い。熱中症になるかと思った・・・。(泣)150名をゆうに越えるお客様は皆 うちわや扇子であおぎながら暑い中、それでもみんな生の楽器の音を存分に味わって下さってるのが手に取るようにわかって、嬉しかったな。後半は 奥山さんを交えてドヴォルザークのピアノ5重奏曲。数年前よりもずっと密度の濃い音楽が出来たのでは、と感じました。 本番後にはもちろん打ち上げ!奥山さんがサプライズで私たちイリスのために20周年を記念したケーキをプレゼントしてくれて、本当にびっくりするやら嬉しいやら!!(感涙) スタッフの皆さんの温かい応援があってこそ ここまでこれたことなので、現地の皆との交流ではそれまでのことをいろいろ思い出し、すべてに本当に頭が下がる思いでした。20日、いよいよ東京に帰る日。でも美唄ではいつも帰る直前にも大事な任務があります。ボランティア公演。いつもは美唄の養護学校を訪ねて演奏するのが続いていましたが、今回は始業式と重なり 学校の都合と合わなくて見合せることに。替わりに、2つの幼稚園からかわいい園児たちとお母さんたちへの演奏となることに。みんなの大好きそうなアニメや童謡の曲をいくつかセレクトし、サンサーンスの白鳥やモーツァルトなどのクラシックももちろん弾いて、みんな近くで楽器を見ながら楽しそうにしていました。このときこうやって生の音楽に触れて、近くで楽器を見たり聴いたりしたことが 大人になってから頭のどこかに記憶として残っていると嬉しいな。そうやって 夢のような、ホントに夢のような北海道での中身の濃い数日間が過ぎ去って イリスの2012年の夏は終わりました。はぁ、夏休みが終わっちゃった・・・。子供の時の、ちょっと淋しさを感じる あんな気分。(笑)しかし、一口に20年と言うけどこんなことを1992年からやっていたのかと思うと、自分でも信じられないくらい感慨深い思い。今年もツアーをしながら、いろんなものを感じていい夏休みでした。そんなわけで、東京に戻って来たところで先日22日、イリス弦楽四重奏団、20年目にして初のCDデビューを果たしました!!クラシック畑でレーベルを通じてCDを発表出来たのは感無量!ビジョン・クラシックというレーベルからリリースとなりました。アマゾンでもさっそく発売開始となっています。Kaoのミュージカル・ソロアルバムと共に、こちらの純クラシックな室内楽のCDも どうぞよろしくお願いいたします!冷房の効いた涼しい部屋で お茶の時間のお供にして頂けましたら幸いです。*******************************************************イリス弦楽四重奏団 / モーツァルト:ディヴェルティメント 第1番 第2番 第3番VISION CLASSIC VCCM-81202012年8月22日一般発売開始。 [収録曲]モーツァルト:ディヴェルティメント第1番 ニ長調 K.136モーツァルト:ディヴェルティメント第2番 変ロ長調 K.137モーツァルト:ディヴェルティメント第3番 へ長調 K.138[演奏者]植村 薫 (第1ヴァイオリン)大谷美佐子 (第2ヴァイオリン)後藤悠仁 (ヴィオラ)伊堂寺 聡 (チェロ)********************************************************ということで アカデミックに浸った数週間でしたが、来週から宝塚のディナーショーです!楽器がうまく、間に合ってくれるといいんだけど・・・。
2012.08.26
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なでしこ、すごいっ!また泣いちゃったよ~っ! この笑顔とプレーは本当に日本人に大きな元気と幸せを与えますね!フランス戦にちゃんと勝って、決勝まで進むなんて・・・世界一になってからさらに険しくなった道のりをよく乗り越えてる!プレーの内容もどんどん成長してるし、何といってもこのチームワーク! 高いレベルの中で一つの目標を皆で追いかけるって かっこいいなぁ~。 宝塚みたいだーぁ。(笑)金メダルまでもぅちょっとだ!! 明日の男子も これを追いかけて頑張って決勝戦に進んでほし〜い!! さて、その宝塚のほうですが…とうとう5日に、東京宝塚の星組公演「ダンサ・セレナータ/セレブリティ」が千秋楽となりました。 サヨナラ公演のリハーサルの日=3日にすずみんやれみちゃんなど退団者8名の皆さんが朝 オケ楽屋にご挨拶に来てくれて、すずみんは「いつも応援を本当にありがとうございます!」と笑顔で言って下さって、楽屋も拍手で盛り上がりました。スタッフにも細やかな気遣いのある方なんだなぁ~と感心。 そして最終日もちえちゃんたちを先頭に退団者のみんなもまた最後の挨拶に訪れてくれてオケ楽屋も大拍手となり、盛り上がりました! 舞台の様子は…皆さんの方がよくご存知かと思います!楽日もギンギンに盛り上がって、いい雰囲気の公演でしたね〜。会場の熱気も最高潮な感じっ。 ところが実は…私はオケピでその時、凄いことになっていたのです。無事に千秋楽 …と行きたかったのですが、最後の最後に大事件が!!なんとっ、連日のオケピに溜まり続ける湿気との戦いで 私のオールドの楽器があまりの湿気に耐えきれずに ヴァイオリンのネックがボディからごそっと 弾きながらもげてしまうという恐ろしい状態に!!ぎゃああああああああ〜〜〜!!ほら、白っぽい中の木が見えて来てるでしょう?! 最終回の二幕で最初のラテンな曲で一瞬16小節くらいのソロが挟まるのですが、それを弾きながら急に音が飛ばなくなってきておかしいなと思ったら みるみるうちに雑音だらけになり、次の曲の一瞬の休符の間によく見てみたら…楽器のネックが剥がれて来て、ボディとの間に隙間が出来てしまいっ、その影響で指板がさがってボディにくっついてる~っ!!げっっっっ!!!やばいじゃないですかっっ!楽器が自然崩壊する寸前っ。だから 弾いた時ボディの木が振動する度に指板との間で雑音になり、これ以上もう音を鳴らすことは危険な状態に! そこからは 隣のHちゃんに急いでジェスチャーで「ごめん!!楽器貸してぇぇ〜!」とSOSを出して、オケのコンサートの時のようにまずは隣の人の楽器と取り替えてもらい、とうとうその人の楽器で最後まで、すずみんのサヨナラ公演の丸々どソロの一曲も人の楽器で弾ききりましたっ。はぁぁぁ~、怖かった! テレビ撮りもあるだろうし、ミスが許されない超恐ろしい状況で人の楽器で音程のツボを探り当てながらのハイトーン決めはしびれたよんっっ。 その日は偶然に本家:宝塚からのスタッフで偶然バイオリンを持って上京していた子がいて、テープ演奏でオケが休みの間にそのスタッフさんの楽器を下手端のフルートの子が楽屋近くまで走って取りにいって借りて来てくれて、Hちゃんにはそのスタッフさんの楽器を弾いてもらい、とにかく事なきを得ました…。 いやはや、最後にすごい事件がありましたが なでしこのごとく、下手にいる弦チームとフルートの皆の連繋プレーとご協力により、この最大の窮地を脱することが出来て サヨナラ公演まで何事もなく最後まで演奏を続けることが出来、・・・ホント昨夜はマジで夜中まで飲まずにはいられなかったです! れみちゃんもすずみんもちゃんとオケ楽屋に最後に挨拶に来て下さって、みんな大拍手で送り出しました。もぅファンの方々とのパーティーの時間とかきっと迫ってたんだと思うんですが、最後に楽屋に立ち寄ってくれたのは嬉しいですね。二人とも美しい袴姿でしたよ〜!すずみんの時には 懐かしい元月組のあひちゃんが付き添いで来てくれていて、私たちと最後にここの楽屋前で話したことも覚えてる〜って嬉しそうに言っていました。そうやって何年か経った時に 思い出になって懐かしめるのは嬉しいですね。 そんなこんなのあたふたな千秋楽でしたが、どうやら2幕はこのテープ演奏の3曲の間に舞台上でも何かハプニングがあったようですね。礼真琴ちゃんのマイクが服の奥に入っちゃったとか?!上でも下でも あたふたしてた時間帯だったわけですね。ひゃーっ。 ということで、昨日6日は家でうだうだする予定が、いつも修理やメンテでお世話になってる楽器屋さんに出向いて 愛器も入院することに。 私の楽器や弓を担当してくれてるヴァイオリン制作職人の子は 蘭とむちゃんのファンなのですよ! で、他の組の公演もよく見に来てるんですが 今回の星組は本業が忙しくて休みが取れずに、見れないで終わっちゃったそうで・・・さんざん星組の今回の公演に関してヅカ話をしてきました。(笑) で、楽器をよく見てもらったら・・・どうやらそこだけでなく、かなりあちこちが湿気によって隙間が出来ていて、もぅこうなるのも時間の問題ってとこもあったみたい。ボディの肩のとこも、職人さんの使うナイフ道具が挟まるくらい 隙間が・・・。 古い楽器ほど湿気をたくさん吸い込みやすいので、今回はこの際もうきちんとオーバーホールしてもう一度最初から組み直すしか方法がないので、全部悪いとこ 修繕してしまいましょう、ということに。どうやら愛器の入院期間としては約3週間くらいで完治できそう、と。費用は20万くらいはかかるみたいです・・・おおぅ、メンテの出費としてはかなりの金額・・・。今週末からのいくつかの本番はミングル使用のセカンド楽器で頑張るしかなさそうです。 とにか〜く、4月末〜オケリハのあったオサさん&あさこちゃんの出てる東宝「エリザベート」から続いてこの星組公演に入ったので、丸3ヶ月、とにかく楽器も体もあまり休む暇がなかったので ここでしっかり休養をとって次に備えたいと思います! 私の次の担当は、今月末からの花組:愛音羽麗ちゃんのディナーショー「麗人」です!8月31日〜9月4日まで、宝塚ホテル&ホテルグランドパレス だそうです。ダットミュージックがディナーショーに関係するのも初めてみたいで、私も生徒さんのディナーショーは初参加なので ちょっと楽しみ。その時にはなんとか楽器が間に合うように、と職人さんにも頑張ってもらうことに。どうか音色や楽器の調子が甦ってくれますように〜。 ではみなさん、暑さの中 体に気をつけてお過ごし下さいね。オリンピック、応援し続けましょう!
2012.08.07
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猛暑!酷暑!なんつー暑さっっ。ここ数年の真夏の暑さは尋常じゃないですね。(泣)みなさん、熱中症とか大丈夫でしょうか?!特に、いつもこのページを楽しみに見て下さっている宝塚や帝劇、日生他 劇場などで入り待ち&出待ちをされているミュージカル・ファンの皆さま、ホントにこの暑さの中 炎天下にさらされるので どうかくれぐれも熱中症など体に気をつけて下さいね。さて、星組の公演「ダンサ・セレナータ/セレブリティー」も絶好調に進んでおります。新聞記者の招待日も皆 カンペキにいい感じだったし、2週目の怒濤の3連ちゃん=14日~16日の連休も 遠征を兼ねて観劇に訪れたお客様たちにホントに楽しんでいただけたかと思います!新人公演、いつもは2週目なんだけど 今回は連休もあったからか、今週3週目に入ってでした。一昨日の朝、新公の朝の恒例でイサアク役の真風涼帆ちゃんたちがオケ楽屋にご挨拶に訪れました。ドアを閉める前に「頑張ってね!」とみんなで拍手で送り出したら、はにかんだ感じで笑顔でお辞儀してました。すごく誠実な方ですね。で、新公の真風涼帆ちゃんのイサアク、新鮮でしたね~!!本公演でのいつもの、ちょっと「勘違い男」が入ったルイス(笑)がいい役どころで 可笑しみを持って見ていただけに、イサアクのちょっと陰のある人物像がまた全然違ったシリアスな雰囲気で 彼女なりのイサアク像になっていました。ダンスシーンは ちょっとだけ本公演よりテンポを緩めて進みました。激しいダンスのあとにすぐセリフとかあって肩で息をしてるのを見ると、いつものベテランのレギュラー組の礼音ちゃんたちは息が上がらないようにしながらセリフを深く言っていて、やっぱりそういうところが経験してどんどん勉強していくところなんだなぁ~と、新人の初々しさをまた感じました。最後のおひげ姿が ホントに良く似合うこと・・・いつの日か 風共のレッドバトラーが出来そうですね、ゆりかちゃん。相手役のモニカを演じた早乙女わかばちゃんは はっきりした顔立ちの、くるっとした目が愛くるしい松雪泰子似の美人な生徒さん!宝塚での正当派美人タイプですね。きっといい娘役トップにいずれなることでしょう!本公演のリタ役は おっちょこちょいで純粋な、ダンスの大好きな女の子を好演してますが、新公では落ち着いて大人っぽいモニカの役。また違った一面を見せてくれたと思います。今回もお客様の最後の拍手の温かいこと!なんだかこちらも嬉しくなりますね。(笑)数年後のみんなが楽しみでありますっ。さて、そんなこんなで新人公演という大きなイベントも終わったところで 昨日は夕方から渋谷の「東急シアターオーブ」に出かけ、こけら落とし公演「ウエストサイド物語」を観劇!!ヒカリエが4月に出来てから話は聞いていたもののまだ見ぬ世界だったので(笑)、今日は楽しみにして行きました。ヒカリエの中ももっとゆっくり散策したかったんだけど、なんせこの暑さでちょっと気が滅入って・・・結局、開演1時間前くらいに到着。ダットミュージックの仲間がここでもたくさん仕事してるので、こちらはほぼ男所帯と聞いていたオケピへの差し入れに まい泉の「黒豚ミニメンチカツバーガー&ミニヒレかつバーガー」をたくさん買い込んでいざっ オケ楽屋へ。久しぶりに会う人もたくさんいて、みんな元気そうで何より。差し入れも好評で良かった~。ウエストサイド、私も劇団四季で遥か大昔にやりましたが(笑)まずはなんと言っても この曲がよく出来てるんだよね、やっぱり・・・バーンスタインの素晴らしさは60年経っても色褪せない!ちっとも音楽が古くさく感じないし、しかもいろんな種類の音楽の組み合わせ方がハンパでなく難しいので クラシックとジャズの両方の要素がわかっていないと付いて行けないような音楽。リズム感がいつもそういうものを要求されるし、ダンスや演出とホントにぴたっと音楽が合っていて、動きのひとつひとつと音がリンクしてるのですごく意味があって楽しいです。映画を最初に見たときの衝撃というか、ミュージカルにこんなレベルの高いものがあるんだ~という驚愕と高揚感は 今でも忘れないし、実際 舞台版を経験するとやっぱり生オケの必要性はものすごく感じます。これこそ、ミュージカルの王道だなぁ~と。前回 オーチャードに来た時の来日ウエストも見ましたが、その時よりはキャストが今回ちょっと小ぶりなイメージが・・・。突き抜けてインパクトのあるキャストがちょっと少ない気がしました。その中では アニタ役の人は良かったな~。まぁ アニタはいつもかっこいい、強い感じの女の人がやって 歌もめちゃ上手い人が多いんだけどね。この演目は人種間の問題を扱うので、キャストもそういう路線からの濃い感じがいいね。やっぱり大陸はこのへんの裾野が違うよなぁ~と。スペイン語で交わされる会話が挟まったりすると、おお~っ やっぱり来日ものは違うなぁーと 当たり前だけど感動してしまうぅ。単一民族の日本語では感じない、言語間の音の楽しさ。あと、このダンスの振り付けがやっぱりバレエを基本にしていて すごくモダンなところが、いつ見てもかっこいいな~と感じます。オーブはミュージカル専用の劇場ということで、オケピは結構浅めに作ってあり(生音がちゃんと絡まる浅さ!嬉しい!)しかも結構広め。オケも十分入りやすい大きさでしょう。いつもの帝劇とか日生とかのオケピの狭さを経験してる身からすると、今日のオーブのオケピは広くていいわぁ。やってる人たちも皆 言ってましたし、私も終演後に皆に挨拶がてら覗いて広さも確認しました。10月の来日エリザベートをここでできるのは楽しみです!それにしても・・・・とうとう東京にミュージカル専用のちゃんとした劇場が出来るなんて時代が来るとは・・・!!ホントにこの業界がまだ世の中に知られてない頃からやってるけど、ミュージカルがこんなに受け入れられる時代が来てくれるとは思ってもみませんでした。嬉しいなぁ。さ~ 明日からまた星組の週末、頑張らねば!サッカーもさっそく先に始まって、女子&男子共に最高の滑り出しですね。舞台もオリンピックも、昼も夜も暑さの中でさらに熱く!ガッツだぜぃ。写真は オーブのロビーの様子。ちょっとした展望台ですね。六本木ヒルズの森ビルの上みたいだ~。夕暮れ~夜景にかけてはなかなか美しいですよ!
2012.07.28
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すっかりすっかりすっかり…ご無沙汰してしまいました。3ヶ月もブログを更新しないまま、日が経ってしまい…気がついたら夏になってたー。もしこのブログを楽しみにしてくださってる方がいらしたら、しばらく更新なくてごめんなさーい。Kaoは元気に活動中です。あれから4月はミングルのライブで春の京都を満喫、大阪、三河湾とライブ。三河湾では満月にぶつかり、念願のムーンリバー(月が海に映り、河になる)を見ることが出来て感激!自然のいとおしさを感じる春でした。4月中旬になって、純クラシックのユニット、イリス弦楽四重奏団の録音。1日でモーツァルトの細かい曲を9曲録音し、この夏にクラシックのレーベルから発売予定で、今まさにプレス中です!出来上がりが楽しみ~。それで下旬からエリザリハに入り、5月、6月を経て現在は、Kaoは東京宝塚の星組公演に勤務ですっ。礼音ちゃん、相変わらずダイナミックな踊りとちょっとハスキーな歌声が素敵!背が高いから やっぱり踊りや演技が大きくて、こういうダイナミックな魅力は数々の男前な星組の先頭を引っ張る意味でもいいですよね~。見とれるわ。(爆)今年は宝塚はオーシャンズ以来のこの公演でして、やっぱり宝塚は女子力アップするわぁ~。久しぶりでテンションあげあげになりますっ!(爆)これの前のユウヒくんの宙組公演のショー「クライマックス」の数曲をバイオリンソロで録音入れたりしたのですが、公演はチケット完売だったし あさこちゃんとオサさんの頑張ってた帝劇エリザベートでハプスブルグ家のお勤めが2ヶ月連日だったので、ユウヒくんのショー、録音した曲に果たしてどんな振りがついてどんな場面だったのかな~と 気になりながらも、見れないで終わってしまいました…。残念!ユウヒくんも圧倒的な人気でしたね!退団後は何をされていくのかな?ハプスブルグの抑圧された、きっちりしたクラシカルな音楽が続いていたので、この宝塚のサンバやらサルサやらってな音楽の開放感がホント心地いいです!さて、上記にも書きましたが、4月末から2週間の役者とのお稽古を経て 5/9に始まった東宝の「エリザベート」。私は2009年の大阪公演以来の、実に3年ぶりのエリザベート参加でした。やっぱりこの演目は本当に良くできていて 素晴らしい曲の数々。難しさもピカイチで、どのナンバーもオペラのように続いてるから どこも気を抜くところが全くないまま、シンフォニックな流れがひたすら続く壮大な作品。スコア上はかなりシンフォニックだけど、日本バージョンはどちからと言うと 外の出音はバンドチックなサウンドかな。(笑)今回は「精神病院」でバイオリンを弾く患者を演じる人が三代目の石田佳名子ちゃんに交替するとのことで、ウィーンコンサートの間に 楽屋で基本姿勢とだいたいの弓の振りだけを伝授し、4月頭に一度、みっちりと楽器の弾き振りの稽古をつけました。演出部が最初に用意してたのがなんとっ、バイオリンの楽器本体に対してチェロの弓がセッティングされてたっ…びっくり!!げーっ、そりゃあないよ。(爆)重たすぎて 持ち上げるには動きがつい鈍くなるし~。どのくらい重さや長さが違うのか、私の持ってる弓を見せてそれを使って演出部に稽古を見てもらいつつ納得して頂き、長さや見栄えが違うことも確認して(爆)本番までに安くていいから「バイオリンの弓を買うように」お願いして、無事に振り付け(?笑)を伝授しました。もちろんすぐに新しい弓が来て 無事にバイオリンの本体と弓が用意されて、良かった!かなちゃんが勘が良くて、姿勢や楽器の構え方などすぐに大事なことを覚えてくれるのですぐに良い立ち振舞いに。旅の最後まで頑張ってほしいです!エリザベートは東京公演が6/27までで、オケは翌日から旅バージョンのお稽古を2日間でやって 東京のフル編成27名から、旅用の17名バージョンになったようです…考えただけでも大変だなぁ。10名分も楽器が減り、そのほとんどが弦楽器。ウィーンコンサートでの大変さを思いだすなぁ。人数がいなくなった分、厚みが出ないのは仕方ないことなので 迫力やテンションのいるエリザはさぞかし苦労があることと思います。エリザチームは今、博多ですね。お祭りの時期だけどこのところ大雨が多いので、せめて美味しいものでも食べてのりきってくれてたらと思います!来週からは、新しく渋谷に出来る劇場「東急シアターオーブ」でウエストサイドの幕開け。こちらもダットミュージックでたくさんの仲間が行ってます!来日メンバーとの合同は楽しそう。帝劇では「ルドルフ」も始まってるし、初演の亜門さんバージョンはやってたから曲は思い出すけど、演出が外人さんだとだいぶ違うみたいですね。エリザベートで6月半ばまでキーボードを担当してたおじさんが、酔いどれピアニストの役で舞台上の役者としても絶賛出演中!(爆)そんなわけで、オケピのメンバーはみんな それぞれの持ち回りの作品でこの夏も頑張っております!劇場にお越しの際は ただの芝居ではない、「音楽との共同作業のミュージカル」なので、セリフと共にその音楽もどうぞ存分に楽しまれて下さいね!!あんまりいいショットがないですが・・・楽屋で群がる金管群。(笑)
2012.07.15
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マメに更新している皆さんのブログを見る度に、私はちっとも出来なくて申し訳ないなぁ、と思うこの頃。そのかわり、今日はどどーんと長いよ~っ。(笑)写真はクリエで撮った今回のミュージカルコンサートの出演者&オケ&裏方スタッフ一緒の写真と、パトリックからもらった自分のバンドのライブフライヤー&ステッカー。今や貴重な記念品。 さて前回のあと、1週間のブランクを経て最終日のスペシャル版「ウィーンミュージカル・コンサート」が 3月25日(日)にありました。ご覧になった方は、この日のスペシャルな舞台をしっかと胸に刻んで頂けたことと思います!たくさんの応援、ありがとうございました。この日は以前から「大変な一日になるよ~」と事務所の人にも言われていたので 覚悟の上の1日。前日に会場が塞がってるとのことで(故・裕次郎のプレミア上映会!こちらもすごかったんだなぁ。笑)仕込みが前日から出来ず、裏方スタッフはなんと夜中の0時に集合がかかるという前代未聞の集合時間!(爆)ミュージシャンも朝11時半に楽屋入りとなり、まずは「このあといっさいないだろう休憩を、今のうちにとっておいて」とのことで(汗)着いていきなりお弁当を食べる!楽屋では1週間ぶりに会ったミュージシャン仲間で 東京なのに「終演後はこのあとどこに移動だっけ、って感じだよね!」という話で盛り上がりました。「今夜、どこ行く~?」とか。(爆)そして昼から始まったオケ&歌とのサウンドチェックもままならぬまま、舞台稽古に突入。場当たりをしながら、全部歌う時間がないので 曲も途中までの人も。こちらにしてみたら、今までより曲が増え 次に来る曲順が違うために流れが違うので 普通は通し稽古で流れ確認し、次に使う楽器や持ち替えの時間、譜めくりのタイミングなどを通しで確認するのですが この日に至ってはそういうものを全く確認することができないので、ホントに 間違って楽譜を挟んでないかとか、そういう基本的な手順がヒヤヒヤ・・・・。DVDを録る、ってのに 通しができずにいきなり本番なんだから こちらも自分周りのモニターの聴こえ方も確認したいけど、あまり細かく言ってる暇も時間も全然ないので 聴こえなくても今までのみんなとのアンサンブルを信じて 覚悟して弾くことに。(汗)そうやって 曲順もバラバラにがっつり場当たりしながらのゲネプロが結局16時20分頃までぶっつづけに続き、オケメンバーもへろへろになったまま夜の弁当を食べる時間もなく(笑)17時からの本番に~!でも やはりこのコンサート、お客様に愛されてるのがよくわかります!幕が開いてお客様が皆 とても真剣に聴き入りながらこのコンサートの緊張感や高揚感を楽しんで下さっているのが ステージにいてよくわかりました。この25日スペシャルの涼風さんのレベッカや、瀬奈さんのヅカ時代を思わせるトートの曲などで また別の色合いで新たなハーモニーを生み出して下さいました!パトちゃんの歌ってた曲もこの日は芳雄くんバージョン、1幕最後のMAの曲も日本語。そして「僕こそミュージック」に至っては 2バージョン続けて演奏。はっきり言って・・・・このコンサートは出演者のトークがあまりなかったので ただでさえ曲数が多くてオケはひぃひぃ言ってましたが、この日の曲目はさらに超~過酷な曲数に膨れ上がり、どれもこれもメインディッシュの連続なので 前菜があまりなくて、弾きっぱなしのミュージシャンにはホントキツかった。特に後半のモーツァルト!とエリザの連続のあたり。完全に 2幕途中の一度目の「影を逃れて」で終わります、気分的に。(笑)ここからさらに エリザの大曲に気分を持続させて行くところが、最高に辛かったところ。そしてそれが終わった頃に、クラシックの大曲の「モツレク」が入るとこがまた!!みんな 本番にベストが持って行けるようにこのスケジュールの中でうまく調整するのは なかなか至難の技でしたが、ホントに頑張ったかと思います。いい雰囲気の中本番が終われて、カテコの緞帳が3回目くらいに最後に閉まったとたんに 岡本プロデューサーからのお達しで「DVDの撮り直しは なしでーす!!」の声に 出演者、指揮者、オケ、スタッフ一同 「は~っっ!!よかった~!」。(爆)緞帳中で拍手喝采でした。この1ヶ月リーヴァイの名曲にまた改めて触れてみて、難しい曲も多いけれどいいメロディはたくさんあったし、これだけの短いリハで 長い本番をこなせる、そういう全員のレベルの高さで成り立ったんだなぁとつくづく思いました。出演者の一路さん、新妻聖子ちゃん、土居裕子さんなど ブログに当日のことも書かれていますね。いい公演でした。本当に お疲れさまでした!!!表から見たことがないので(当たり前だっつーの!笑)DVDを見るのがある意味楽しみです。そうこうしてるうちに、仙台のミングルライブに突入。3月29日&30日、仙台に行って来ました~!29日はお天気も良く、暖かい一日。まずは この日の本番会場である仙台:秋保温泉の「篝火の湯 緑水亭」に到着。ひゃ~っ、立派な高級温泉旅館!!!ここの社長さんである高橋さん、実は以前 90年代に劇団四季で一緒にオケピの仕事をしていたミュージシャン仲間なのです!トランペット吹きが華麗なる転身を遂げての 高級旅館の若旦那!すごいっ。ホントにドラマみたいな話だよね~。(笑)でも いろいろ話を聞くと、去年の震災でこの旅館も大変な被害にあわれたとのこと。一時は ホテルの建物の間から空が見えるくらい 亀裂が入ってしまって大変だったそうですが、修繕に8ヶ月の期間をかけて完璧にホテルを改装し直し、昨年秋からやっとまた営業を始めることができるようになったそうです。「若旦那と若女将のミニコンサート」というのを定期的にロビーでやっていらっしゃり、その合間をぬって 私たちMINGLEも今回 平日にも関わらず、夜のロビーコンサートをさせて頂きました!本番の様子はこの若女将のブログで 皆さん、見て下さい!夕食のコースも美味しかったし、朝のバイキングもたくさんあって最高!そして自慢の温泉、露天風呂は篝火の神秘的な光に包まれ、自然の切り立つ岩肌にも見とれながら なめらかな、柔らかいお湯に浸かることが出来ます。何度もお湯に入っちゃったよん。(笑)翌朝 チェックアウト前に社長と久しぶりにゆっくりおしゃべり。本当に素晴らしいホテルでした!いろいろとお世話になり、ありがとうございました。皆さん、仙台方面に行かれることがあればぜひ 秋保温泉の「緑水亭」の露天に行ってみて下さい。日帰りコースもありますし、お泊まりされれば 翌朝の盛りだくさんなバイキングが楽しめまーす。出かける前に、社長とパチリ!またぜひ訪れたいと思います。 30日、緑水亭でのくつろぎの時間を後にして市内に移り夕方からライブ会場の「仙臺ZA」へ。そしてこの30日夜は、地元仙台のジャズシンガー:NAO Yasudaさんに一緒にジョイントして頂きました!ライブは19時から3回のステージ。どのステージも NAOさんの宣伝と多大なるご尽力のおかげで たくさんのお客様にお集まり頂き、MINGLEのライブ+ NAOさんとのコラボを聴いて下さいました。こうして地元のシンガーの方とご一緒出来るなんてとても意味あることなので ご縁を頂き、MINGLEにとっても ありがたいひととき!私の持って来たピックアップマイクが何故かトラブルで音が出なくて、ヴァイオリンだけが ほとんど生に近かったのだけが 超~超~残念!でも NAOさんの暖かいサポートで、私たちも 普段とは違ったMINGLEの色が出せたかもしれません。楽器だけで言葉を使わずに たくさんの想像力を働かせて音色や音楽を楽しんで頂く部分と、歌という形で直接的に歌詞を通じてアプローチする場面との両方があって、お客様には倍楽しんで頂けたかな、とも思い。NAOさん、たくさんのご尽力に深く感謝です!本当に ありがとうございました。また仙台でご一緒できる機会があれば幸いです。NAOさんとミングル隊長の小田島氏と共に!あちゃ~ 私だけ普段着やないかぁー。ぐわわぁぁーん。 ホッとする暇もあまりないまま、次の関西ライブに関してアレンジが残っていることに気づき、あちゃー!!今から頑張るぅーっ!
2012.04.02
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とうとう、「ウィーンミュージカル・コンサート」は 旅公演での楽日を昨日終えました!最終日の2幕の緞帳が開く前に、スタンバイ中の西野さんと1枚パチリ! いや~っ、とにかく疲れた!!(>_<)関係者の皆さま、ホントに本当にお疲れ様でした! シアタークリエの楽日の翌日に大阪入りして3月8日に始まったこのツアー、10日間で3箇所でのコンサート。計10回の本番。移動日にも昼本番が必ずあると言うハードスケジュール。 しかも初日の日は博多も名古屋も、ミュージシャンは朝9時半に劇場入りしてからサウンドチェック、歌合わせ含めてさらにサウンドチェック、休憩30分で初日本番。そして本番中も、普段のミュージカルオケの半分くらいの編成=たったの14人で、全曲休む曲なくフル演奏。ホントに、武岡さんのファニートークがないととても持たないです。(苦笑) 間の大休憩でちょっと休んでまた最初からこの40曲をひたすら弾いて…夜9時半とかにこれが終わって、やっと自分たちの時間。 そんなんだから もぅ飲むしかありませんっ!!(爆)飲まないと乗りきれなかった…。 ここんとこだいぶノンアルコールでいけてたのが、旅中はもぅ…毎日たらふく飲まずにはいられないしんどさでした。はぁぁ~。 楽譜を見るとみなさんきっとびっくりするかと思いますが、びっちりと書き込まれた譜面ばかりなのです。ちなみに写真をいくつか貼れるようになったので、今回の曲の楽譜の一部・・・こんなのが何曲もあるのですっ。 メインディッシュばかりをひたすら食べるようなしんどさなので(笑)、体力勝負と神経を使う闘い。難しいパッセージと超ロングトーンの嵐。こういう楽譜の内容的に、アメリカ産のブロードウェイものとは全く違う役割が回ってくるのだ~。どの楽器もそれぞれ大変なのでみんなかなり疲れ果ててはいましたが、12年も年月を共にしてる仲間たちとの気心知れた中での音作業なので、周りを信じて踏ん張れる状況であったのは ホントにありがたかったし、いいものが出来たかと思います! 各地での千秋楽はいつも盛り上がりますが、やっぱり祐さまがかなりあちこちに気を配ってみんなを盛り上げてくれていて、めちゃくちゃになりながらも(爆)きちんとオチがある数々の話しに感動します。\(^o^)/ 博多での千秋楽は懐かしい劇団四季時代の話しまで飛び出し、当時祐さまはあの劇場を作る時の劇場建設に関わる推進委員会みたいなのの営業部長だったらしく(笑)、その一年後だかに博多の舞台にたつはずだったのが半年後にその夢が途絶え(爆)、なんとそれから「長い時間かかってやっと来ることが出来ました!」と言うコメントが!! これには会場中がウケましたね~。 私を初め、オケにも何人かその四季での祐さんの最後の時間を共にしていただけに(みなさんもぅご存じでしょうが…95年の「美女と野獣」の東京初演の舞台稽古前まで主役のビーストをリハしてた祐さんね。笑)、「このあとの土居さんも出る劇団四季もよろしくね。」と言うでっかいスケールの心での祐さんのコメントは、いろいろ知っているだけに ちょっとびっくりするやら感動するやらでした…。 歌とのサウンドチェック後にちょっと残ってこちらが練習していると、いつも祐さんは劇場の客席を走り回って軽くランニングしたりしてて、へーっと面白がって思わず見てるといつもニコニコして笑顔で応えてくれて、ホントに楽しそうにやってるんですよ。微笑ましいっていうか。(笑) 昨夜の名古屋楽は、そんな祐さんのさらにスペシャルなコメントもあり、中日劇場の裏方さんから、パトリックや一路さんをしっかり讃えて皆さんに盛り上げて紹介するあたり、さすが座長ってな感じです!! さて、名古屋楽は見れた方はホントにラッキーでしたね! パトリックと芳雄くんのスペシャルコラボな闇広。 名古屋の初日の時に急に決まったんだけど、やっぱり外人の声量は深みがあって倍音のつかみがすごいあるので、安定感がありますねー。 パトリックがハイトーンをきちんと出せるのも、あの倍音の掴みがすごいあるから 音が掴めたって感じたらなんなく倍音の響きを体で作ってから するすると声を当てていきますね。 私たち楽器と同じような奏法だから すごく気持ちがわかります! 体の振動を感じてるのがすごいな。ああいうのはオペラを歌えるくらいのクラスのクラシカルな発声に基づいてるから 喉を壊すことなくていいですね!新妻聖子ちゃんや土居裕子さんもホントに素晴らしい歌唱力!パワフルでかっこいいです。 オケ仲間は誰一人具合悪くなることもなく(笑)、無事に旅先でのグルメ三昧を楽しみました! たぶんオケの情報だけでも軽くグルメ本が書けるくらい(爆)みんな飲み食べにはこだわりの店があり、そこでの数時間はホントに癒しの時間でした!全部お店を紹介出来ないのが残念ですっっ。が、看板メニューとか名前だけ羅列しちゃおうっ。どこも超~満足なお味です!興味がある方は 近くに行ったらぜひ、立ち寄ってみて下さい。 *大阪:梅田 鳥焼き 一本松 たこやき3ちゃん屋、まちゃど 焼き肉 米牛 インディアンカレー*福岡:博多 もつ鍋 やま中 独酌しずく 焼き鳥 にほん晴れ カレー&ハンバーグ バークレー *名古屋:栄 かない あつた蓬莱軒 神宮店 味仙 矢場店 ベトナム料理 アンナンブルー 海老フライサンド コンパル シロノワール コメダ珈琲店 天むす 千寿 いや~っ・・・10日間しか行ってないはずが、なんと言う 数々の店!いかにミュージシャンが食いしん坊か、よくわかりますよね?!(爆)今回のツアーの一押しは、博多の春吉近くのサバの店「独酌しずく」ですね。もぅサバづくしの最高のお料理と、美味しい日本酒で心地よくやられました~。(笑)あと、ひつまぶしはいつも名古屋:栄の松坂屋の中にある「あつた蓬莱軒」に行ってしまうのですが、 今回は時間があったので みんなでパワースポットの熱田神宮にもお参りに行くために、神宮店の方に行きました。やっぱりここのひつまぶしは最高に好き。ということで、エリザの初演から一緒の仲間たち一期生の集まりで キーボード:ちゅうちゃん、ドラムのおじいちゃんこと修ちゃん、名古屋が地元の指揮者の西野さん、パーカッションのユキちゃんと共に ひつまぶしの写真で・・・ツアーレポ、締めくくりますっ!25日のスペシャルまで1週間空きますが恐ろしいスケジュールの最終日、どうなることやら。皆さんっ、お祭り楽しんで下さい!!
2012.03.19
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みなさーん、曇り空でまだ寒さも残りますが 巷では花粉も飛びはじめたようで…春が少しずつやってくる準備中ですね。(*^o^*)お元気にお過ごしでしょうか?昨日は3月11日、東日本大震災の日。忘れもしない恐ろしい経験、人々の観念がここで大きく変わって 絆の温かさを本当に心から有り難く感じる一年となりましたね。私たちのこのミュージカルカンパニーでも、一昨日の大阪の初日を皮切りに 東北への思いを込めて、旅バージョンでは モーツァルトの「レクイエム」を演奏しています。東北の空に届くことを祈っています。さてさて、シアタークリエでの「ウィーンミュージカル・コンサート」、2月26日に初日が開けてから一度の休演日もなく、連日大入り満員状態で毎日の公演。本当にありがたい話しですね。3月7日(水)はクリエでの千秋楽でした。武岡さんがNHKの紅白の司会者みたいに「まずはこの曲…、この方からです!!」とか上手に紹介しつつ、笑いもちゃんと誘っててスゴイです。歌わないのに(爆)しっかりとした存在感があって、さすが!自分の存在を「刺身のツマ」に始まり、「割り箸に付いてるつまようじ」だったり、「ハンバーガーの中のピクルス」だったり、東京千秋楽は「水戸黄門の中のうっかり八兵衛」などと毎公演ごと日替わりの比喩表現も 何を言ってくれるのか、楽しみな感じになってます!(笑)とにかく曲はいい曲ばかり、そして手応えのある難しい曲ばかりで この編成でやるには神経を使うところだらけですが、いい意味の緊張感がずっとあって 本当に充実したコンサートです。インタビューコーナーが今回はパトリックのみで、他の出演者(とりわけ、山口祐一郎さん!笑)が話すコーナーがなくて、毎回真面目に終わってるのが 祐さまとしてはなんかつまんなかったのか(爆)…とうとう東京の千秋楽は、祐さまに盛り上げやる気スイッチが完全に入ってしまい、すごいことにっ!!(爆)一人ずつの最後のインタビューの間に ずっと指揮者の西野さんの譜面台横にある「メトロノーム」(A5の大きさくらいのもの)をマジマジと見つめていた祐さま。私のほとんど目の前にいつも立つので、最後の一部始終で何か企んでる様子はそうやって見えていたのですが(苦笑)、まさかあれを「メッセージ録音機」と勝手に見立てての突然の盛り上げ芝居には もぅもぅ爆笑するしかなく、ホントに涙出るほど笑いました。前日にもすでに予兆があり、カーテンコールで一度幕が閉まったあとにいつも普通にキレイに手を振るのに飽きたらしく、緞帳が閉まってる間に「えーっ、なんか普通でつまんないからなんかしようよー!」みたいにしきりに言ってて、「じゃあ席替えする?!どうする?」みたいに女性陣が応えてくれて相談する気配になった瞬間にまた緞帳が開き(笑)、皆結局急いで定位置に。それでもぅ祐さん的には面白く盛り上げたくて、むちゃくちゃになって手を振りまくってそれで終わりになるはずが…お客様の笑いに火をつけた形でいつになくまた盛り上がってしまい、ワーワー言われながら再々度のカーテンコールに。(爆)とにかくラフに盛り上がりたかったみたいです、祐さん!(笑)そんなこんなで東京も終わり、旅と25日のスペシャルのリハーサルではさらに井上芳雄ちゃん、涼風さん、瀬奈じゅんさんなどを交えてのチェック。あさこちゃんは久しぶりなので、すっかり可愛らしい女の子になってて ヅカで歌ってた曲になると懐かしいなぁ、と。(笑)…おっと、これ以上はサプライズで言えないので25日のお楽しみってことで!と言うことでツアーが始まり、大阪に入って9日には長い長い拘束時間で場当たりと旅公演のゲネプロをし、梅田芸術劇場での本番はあっという間に最終回まで来ました。今日お昼の12時からの公演後に博多入り。数年ぶりの博多!数日間ですが、ちょっと嬉しいな。(笑)みんなヘビーな曲目にヘトヘトになりながらも、頑張ってます!博多の皆さん、キャナルシティでお会いしましょうね~。そうそう、梅芸ではなんとっ、つい先月までオーシャンズで一緒だった柚木礼音ちゃんたちがドラマシティで「レオン」と言うコンサートをしていて、楽屋口でそっちに出てる知り合いのミュージシャンたちと遭遇!!10日にはこちらも二回本番で始まりが遅かったので、オケ女子の楽屋のモニターでドラマシティのレオンを半分ご観劇!(笑)こちらの本番始まるギリギリ前まで、「R、E、O、N!レオンっ!」ってのを見ながら、「星空のディスタンス」とかキラキラ、バリバリ…すっかりヅカ世界にしばしハマってましたよ。(爆)元気出ました!(笑)芳雄ちゃんと祐さまの闇広もキラキラと頑張ってます!聞き応えあるのでお楽しみに。(*^_^*)
2012.03.12
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皆さん、まだまだ寒さが続いていますがお元気でお過ごしでしょうか?!もうすぐ春というのに、風が冷たくてまだダウンのコートが手放せないですね。とは言え、この10日間はめまぐるしく寒いと感じてる暇もあまりなく(笑)バタバタと過ごしてました。先日のブログのあと、18日(土)に大阪日帰りで宝塚の録音仕事に行って来ました。高橋城先生のアレンジによる曲を2曲ほど。どうやら私の弾いた曲は、三木先生演出のショー「クライマックス」で使われる曲のようです!これって、宙組のユウヒくんのサヨナラ公演では?!ひゃ~っ、それは光栄っていうか、嬉しいっていうか。ぜひ、どんな振り付けでこれが活かされるのか公演見てみたいです!でも、ユウヒくん大人気だからサヨナラ公演のチケットなんて大変だろうなぁー。そうなると、あとからDVDかな。さて、翌19日はMINGLEのライブでした。ライブと言うより、今回はかなり立派なコンサートという雰囲気。さしずめ、MINGLEリサイタル、みたいな感じになりました!!初の日曜開催ということもあり、日曜日の午後、皆さんが代官山を散策して満喫してもらった中にMINGLEのアコースティック・コンサートが組み込まれたら嬉しいな、というのが 主催者MINGLE側のねらいでした。とにかく代官山は、少しお洒落な雑貨屋さんやら美味しいサンドイッチ屋さんやビストロ、カフェ、レストランなど立ち寄りたい場所もたくさん。そして今回の会場:ヒルサイドテラスの裏側にも、重要文化財の「旧朝倉邸」などあり、渋谷区とは思えないくらいの、小京都のような静寂の中でのお庭とおうちが拝見できるのです!「新」と「古」が同居している場所で、すごく魅力的。だから来て頂くお客様にも、周りのそんな環境もたくさん味わってもらいたくて1日遊んでもらえる雰囲気を作りたかったので、午後2時開催も冬の午後を楽しむにはもってこいでした。お天気が良くて感謝、感謝~。(笑)当日は、約100名近いお客様に囲まれて本当にあの場にいる皆さんと同じ空間で、耳に優しいアコースティックな状況で 楽器の音色や音楽にめいいっぱい酔いしれて頂きました!!良く響く場所だった~。弾いていて音がぐんぐん伸びて行って、気持ち良く空間に放たれるのは 演奏者にとって至極のひとときでした。そして、マイクを使わずにしてもホールがいいとあそこまで楽器の音色が美しく響き渡り、人の心に触れることができるのを また改めて実感しました。みんなにこの音が確実にホールを通じて届いているんだ、という実感があって 弾いていても楽しかった~。終演後にはCDをお買い上げ頂いた方もたくさんいらっしゃって、サインしたり来て下さったお客様とお話しして本当に嬉しかったぁ~!皆さん、このホールでのMINGLEの演奏を心から楽しんで下さり、「来て良かった!」というお言葉をたくさんの方々から頂きました。ご来場頂いた皆さま、そして関係者の皆さまも本当にありがとうございました!ミングルのコンサートの興奮がまだ覚めやらぬまま、22日からは次の仕事、シアタークリエでの「クンツェ&リーヴァイの世界/ウィーン・ミュージカルコンサート」のオケ練が開始。そして、26日(日)にはもぅ開幕となりました~!4日間でオケ練、歌合わせ、舞台稽古、ゲネプロとどんどんやって・・・いつの間にか、まだミングルのコンサートから1週間しか経ってないのに もぅずいぶん前みたいに感じるほど、みっちりスケジュールになっております・・・。ミングルのコンサートでも一緒だった弦カルメンバーで、今回も一緒に弦カルを担当。リーヴァイの代表作「エリザベート」「モーツァルト!」「MA」「レベッカ」の4作品の有名曲をとにかくどんどん、ガンガン・・・・いや~っ ものすごい数の曲数です!!!ひたすら、弾くっ!40曲近くあるコンサートってすごいよね~。(爆)武岡さんのコメント通り、いやもぅオケは大変なんですよ、弾きっぱなしで。しかもフル編成じゃないから、他の人のパートまで弾くことになってみんな大忙し。(笑)でもやっぱり、これだけ盛りだくさんだとミュージカル好きには応えるコンサートと思います!いろんな曲を 本編とは違ったキャストで聴けるのも楽しみですよね。当日券もたまに出てるみたいなので、どうぞ皆さん、ぜひコンサートで音楽を丸ごと満喫して下さいっ。クリエで、しかも今回はオケピじゃなく、ステージで!(笑)皆さまをお待ちしておりまーす。山口祐さまも、石川禅さんも、相変わらずの人気!そしてパトリックが今回も素晴らしい歌声を披露してくれています!ぜひ劇場の熱演を聴きに来て下さいね~。ということで、今回はミングルのコンサートでの弦カルメンバーでパチリ!この4人でクリエでも東京宝塚でもオケピでも頑張ってます。いつも見えないとこでの仕事なので、たまにはステージのきれいな写真も見てもらわないとね。(爆)
2012.02.27
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こんばんは~。お疲れさまです。なんか雪になりそうな微妙な雨模様・・・。なんとか日曜日は晴れてほしいので、この低気圧、早く収まってほしいです・・・。寒い毎日ですが、みなさんお元気にお過ごしですか?インフルエンザ、すごく流行ってるみたいですね~。気をつけなければっっっ!!宝塚星組の「オーシャンズ11」を終えてから、年末年始がとっても忙しかったので 少しばかり休憩~。時間ができて先のライブの予定を組んだり、泊まり先をリサーチしたり、今度のライブの準備やら お友達とお食事会やら。寝坊と夜更かしの連続で(爆)自由な時間を満喫しています!そのひとつで、7日に湖月わたるさんの「カラミティ・ジェーン」を見て来ました!わたるさんっ、熱演っっ!!オケピ仲間で11名でご観劇。この話、ちょっと懐かしいアメリカ西部劇チックな感じが最近ではなかなか見ない雰囲気のミュージカルではありますが(笑)、相手役の金児さんがいい感じに男くさくてかっこいいので(石原プロなのね、この方。)、わたるさんの「女性の中の男っぽさ」と「本来の女性らしさ」がすごくいい感じに自然に見えていて、つっぱって生きてきたジェーンの繊細さや豪快さ、女性ならではの感情の高ぶりなんかが すごくわたるさんに向いてる~って思いました。それに、いつも思うことなんだけど・・・・わたるさんっ、ほんっっっとに全てに真摯で熱演な感じですね。いつどんなときの公演を見ても、それをひしひしと感じるし、コメディ部分も最高~!なんか演技にそういう潔い美しさを感じます。後半のパパイヤ鈴木さんはまた一人でも会場を沸かしてくれるようなオーラとパワフルさを発揮していて、わたるさんと一緒になって 緊張のあまりちょっと痛々しいほどの母子の最初の再会の場面とかは、本当に緊張感ある盛り上がりです。入絵加奈子さんの強烈でお茶目な親友や、よくメールをする南海まりちゃんもかわいいアフロでいろんな役で各場面を盛り上げていて、ホントにほろっとしたり爆笑したり、楽しくていい公演でした。わたるさんに、大好きだというお酒をどっか~んとカメ壷で差し入れさせて頂きましたが、みなさんで飲んでくれてるといいなぁ~。19日までなんですね、大阪で最終日まで頑張ってほしいです!さて、私は先日、お誕生日を迎えました。もう誕生日だからって何ってわけでもないのかもしれない年ですが(笑)、公演中にはたいていぶつかることのない頃なのでいつもひっそり終わることが多いのです・・・。が、今年は違いました!仕事仲間やプライベートな友達にもたくさん祝って頂き、プレゼントもみなさんにいろいろな形で頂いてホントに嬉しい時間を過ごしました。わぁ~んっ、人を祝うのは得意なんだけど祝われるのは超~照れちゃうぅー。ありがとうございますぅぅ~。誕生日当日も、宝塚で裏方さんをやっていた人が自分の芝居の舞台があるということで仙川の小さな芝居小屋に出かけ、宝塚が休演日だったので、東京宝塚のスタッフやヅカ繋がりで仲良くなった友人たちと一緒に 帰りがけに生パスタの店で食事会しました!ゆっくりおしゃべりしながらの食事会は ホント楽しいな。人生の折り返し地点が近い感じです。(爆)明日は、低気圧迫ってるけど大阪日帰り。宝塚の大劇場用の録音です。最近は宝塚の音楽学校の方でなく、大阪市内での録音が多いです。何組のかなぁ~。スムーズに運ぶように、キリリと頑張らねばっ!そして、明後日19日はMINGLEのライブです!久しぶりに大編成で、生楽器だけのライブ。この時期は毎年いつもブルースアレイが多かったのですが、今年は代官山のお洒落な立地のところで 日曜の午後開催。お近くを通りかかるようでしたら、ぜひお気軽にお立ち寄り下さい。都会のサロンで静かな冬の午後を楽しんで頂けますように~!■■■■■■■■■■■■《MINGLE@代官山2012》アコースティック・ライブ■出演 MINGLEKao(Violin)川畑淳(Piano)小田島亨(Fl,Ob,EH,Fg,Cl,A-Cl,B-Cl,Ss,As,Ts,Bs)〈スペシャルサポートメンバー〉杉浦清美(Violin)出口貴子(Viola)橋本しのぶ(Cello)奥田真広(Percussion)■日時&場所2月19日(日)14:00~開演(13:30開場)代官山:ヒルサイドテラス プラザホール(渋谷区猿楽町29-10 B棟とC棟の間)□チケット料金:3,500円 当日 4,000円□お問い合わせtel.090-1405-8730(小田島)info@mingle-music.com■■■■■■■■■■それでは 今週も良い週末を~!代官山で お待ちしておりまーす。
2012.02.17
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こんにちは~。いつもこのブログを楽しみにして見て下さってる皆さん、今回はちっとも更新ができずにとうとう最終日終わってしまい、あまりレポできずにホントにすみませんっ。あと20歳若かったらこのスケジュールも楽にのりきれるだろうに・・・(笑)と、かなわぬ夢を思いつつ 連日ここまで頑張ってきました!そしてとうとう、昨日2月5日に東京宝塚の「オーシャンズ11」が千秋楽を迎え、無事に千秋楽終了。お正月公演にぴったりな華やかさがあって、文句なく楽しい演目でした!久しぶりに「手応えある作品」をやりきった感があります。今日やっとお休みになって、いろいろ振り返りながらブログ更新してみたいと思いまーす。柚希礼音ちゃん、彼女がまだ「王家に捧ぐ歌」で新人公演やってたような頃から こちらも毎日弾きながら注目してました。2007年頃に日生劇場でやった「KEAN」っていう轟アニキ(と、オケ内部では呼ばれてる。笑)の主演作品で礼音ちゃんがプリンス役をやっていて、確か 轟アニキ主催の打ち上げが楽日にあってそこにオケも呼ばれて、その時に礼音ちゃんと少しだけ話した記憶があります。背が高くて歌も上手くて華があったから、この人は絶対 将来トップになる人だな~と思ってました。あの時の礼音ちゃんがこんなに立派なトップスターになってるのを今回毎日見ていて ちょっと感慨深い思いです。最初がオケピから登場なので 毎日「おはようございまーす」と隣を通り過ぎて行くのですが、そう言うときは女の子な感じが普通にかわいい!(笑)舞台に上ったとたんにかっこいい男役になってるのが びっくりしちゃいますね。しかも礼音ちゃんの男役はなんかセクシーなんだよね。ジョージ・クルーニーのダニーがちょっとニヒルに笑うときの、あの妙なセクシーさが礼音ちゃんのダニーにもあって それが艶っぽくてステキでした。今回はとにかく、星組のレベルの高さにびっくり!みなさんめちゃくちゃ それぞれのキャラクターが際立ってて、よかったです。メンズの役がこれだけたくさん前面に出る演目も今までなかったかと思うので、本当に東京でのお正月の華やかな公演としてはぴったり!2枚目のダニーやラスティ、テリーはもちろんですが、オケ楽屋で人気だったのは ルーベン役の美城れんちゃん、トミーをやった壱城あずさちゃん、クィーン・ダイアナ役の白華れみちゃん!私は個人的には美城れんちゃんにオドロキました、こういうおっさん、いるいる~ぅと。(爆)若い人がよくあんな難しい脇役をこなしてて、しかも骨のある人物にしてるなぁ~と感心。あのちょっと偉そうな態度と味のある笑い声などは絶品でしたね。新人公演も、今回ここに書けないうちに過ぎちゃったけど(苦笑)本公演のライナスをやってた真風涼帆ちゃんは、礼音ちゃんのダニーとまた違った趣ですごいよかったです。彼女はホントに水さんに似てますね~。いつも言われちゃうのかもしれないけど。(笑)新公でオケピからの登場の時に、すごく背が高いのがわかってこれまたびっくり。ぜひトップになってほしいですね。人を惹き付けるものがあって、これからが楽しみ。そうそう、もう一人、これから将来が楽しみだな~と思う子が・・・礼真琴ちゃん。まだ下級生のようですが(よく知らなくてすみません!汗)、毎日舞台で銀色の衣装で踊ったり歌ったりしてるのを見てて すごく有望株だな~と思います!ダンスも歌も上手いし、キュートな魅力。ぜひこれからに期待したいですね。頑張ってほしいです。オーシャンズはセットも豪華で(スポンサーがNTTってのが大きい!)仕掛けもいろいろあり、イリュージョンとかもあって裏方さんたちは大変だったかと思います。見ている方は時間が短く感じるくらい、飽きさせないシチュエーションの連続で 久しぶりに痛快な感じのスピーディーな舞台でしたね。上を見てる暇があんまりないし、舞台が奥深いので誰がどこで何してるかわっぱりわかりませんが(笑)ラジオドラマのように セリフと音楽でもかなり楽しめました。東京の昨日の千秋楽は特に未紗のえるさんの退団と重なり、かなりのアドリブ入りで相当面白いことになっていたので(爆)来年頃だかいつかに(?)スカイステージでこの最終日の映像が流れるのを 今から楽しみに待っていたいです!!その時はどうなってるのか、全部しっかり見るぞ~。(笑)さて、未紗のえるさん、金曜、土曜とオケ楽屋に朝からご挨拶に訪れ、昨日の楽日ももちろん。そしてとうとう最後の卒業式もこちらがほろりと涙してしまいました。未紗さんはオケではいつも大人気で、昔から未紗さんが出るところはオケピのみんなも ひと目でも見たいという雰囲気。楽屋廻りでオケ楽屋を訪れたマヤさん。袴姿でブーケを持ってみんなの大拍手に深々と何度も頭を下げられ、ニコニコな笑顔でお礼の言葉を述べてお辞儀をなさって本当に丁寧な方だなぁ、と。本当の大スターってこういう人のこの雰囲気なんだよね。なんか人をさりげなく包み込んでしまうような、そして気取らず自然体な感じ。大笑いをあっという間に取ってしまう軽妙な演技、はたまたメルシー伯爵のような人間味のある深い役柄での真摯で奥深い演技、すべてが未紗のえるさんのそのお人柄から来ているっていうのが よくわかります!普段からそういう雰囲気のある、素晴らしいジェンヌさんでした。舞台では大地真央さんが同期生としてお花を差しあげていましたが、オケ楽屋にはカメラを持った愛華みれさんと久世星佳さんが付き添いでいらしてて(それもすごいよね~ 元トップスターばかり付き添ってる!笑)「この写真、みんなには届かないんだけど~ごめんねー」と愛華さんが言いながら(笑)写真を撮って下さいました。ついでにオケ側からもお願いして私たちの方のカメラでもオケ全員と記念撮影。愛華みれさんが「シャッター押しましょうか~?」と名乗り出て下さり、無事に最後の送り出しをしました。本当に長い間、お疲れさまです!!素晴らしい舞台を いつもありがとうございました。こうやって「オーシャンズ11」も幕を閉じました。大入り満員で連日立ち見もあり、チケットも完売だった今回の公演。オケも音楽でたくさん盛り上げることが出来、セリフバックなのにこちらはこちらでそれぞれ軽妙なアドリブも入ったりして 思わずニヤリとしてしまうようなかっこいい瞬間の音もあり、音楽的にもみんながひとつになって盛り上がっていけて、毎日 弾いていて楽しい作品でした。各所スタッフの皆さま、ホントにお疲れさまでした!終わってみて、いつの間にか年越しもしてお正月も越えてて もぅ2月になってることにびっくり・・・すでに2012年は1ヶ月終わってしまった!(爆)毎日劇場にいると1日があっという間な感じです。少しの間お休みをして、自分のライブやいろんな観劇やらをして、次のクリエでのコンサート=「クンツェ&リーバイの世界/ウィーン・ミュージカルコンサート」などに備えたいと思います!!おわっ、こちらもまたチケット完売かぁ~・・・すごいな。私はこのあと宝塚の5月の雪組担当だったのが、この年末の東宝バンパイアの参加で少し状況が変わり、5、6月とオサさんとアサコちゃんの東宝「エリザベート」の方に行くことになりました。これはこれで楽しみだな~。東宝リザベートは私は2009年の1月梅芸以来。東京宝塚はまた7月の星組に当たりそうです。舞台作り、また一緒に頑張ります!寒さの中、インフルエンザも流行ってるようなので 皆さんも気をつけて下さいね。また公演のご感想など、気軽にコメントして下さいね!いつも見て下さり、ありがとうございまーす。あ、今回はヅカピでのご挨拶状がオケにはなかったので「オーシャンズ11」のオケピの弦楽器&鍵盤楽器奏者たちの写真、公開しちゃいまーす!(笑)
2012.02.06
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こんばんは~。絵文字入りでやっとパソコンでブログ書けますっ!お正月明けて早々の旅だったので、とにかく最低限のもので生活するつもりで出かけて パソコンも持って行かなかったので、前回のお正月のブログは大阪からスマホ経由で頑張りましたっ。文字が小さくて(ある程度の大きさにしても画面が小さいからね・・・)写真もたいしたものがなかったので、文字だけで頑張りましたが・・・それにしても大阪での1週間の滞在は、ホントにあっという間でした。1月9日頃から公演後に少し時間がとれるようになり、通天閣近くに行ってとりあえずこてこての大阪を満喫して数年ぶりの「八重勝」に並んで二度漬け禁止の串カツをほおばりました!スマートボールもして心斎橋まで散歩して帰って来ました。翌日は天満のうどん屋「信長」で大阪のミュージシャンも含めて飲み会。その後、2軒目にはバイオリニスト:シーナさんのお店「BAR SHEENA」に立ち寄って1杯。11日は福島の「一本松」という鳥屋さんに。毎日美味しいものには事欠かなかったですっ。梅芸での「ダンス・オブ・ヴァンパイア」は 本当に回数が少なかったこともあって、あれよあれよという間に最終日になってしまいました。クコール劇場も毎日盛り上がって、トイレ時間もみなさん 短くなっちゃったかな。(笑)はじめちゃんは毎日 ホントによくネタを考えていて、素晴らしかったです!!大阪ではオケ共演日も毎日あって 楽しかった~。初演以来の参加でしたが、今回は本当にいろんなところがクリア出来て、オケもすごくまとまっていけた気がします!大変キツい演目でしたが、いつかちゃんとした編成で弾いてみたいもんですね。(笑)最終日の千秋楽を終えてミュージシャン数人で中津の近くの「まちゃど」ってお店でプチ打ち上げ。ほんの1時間くらいいて、20時台の新幹線に乗り・・・翌日の星組の「オーシャンズ11」の復習のため、新幹線で今一度楽譜をチェック。家に帰ってから それまで頑張ってくれたエキストラの人たちの演奏データをパソコンに送ってもらい、初日とどのくらいテンポや流れが変わっているか 最終チェックをして寝たのが朝の5時でした・・・。さて、13日に東京宝塚星組の「オーシャンズ11」の方へ出戻り。記者招待だと聞いていたので、ドキドキしながらも久しぶりのオーシャンズの本番を弾き、とりあえず流れは掴み直した感あり。(笑)う~ん、宝塚だっ!!(爆)このシャープでスタイリッシュな曲想は東宝のウィーン・ミュージカルにはない魅力。あっという間に切り替えられました。(笑)そして週末の2回本番x2日間をこなし、おまけに来週本番のクラシックの室内楽のリハーサルが夜20時~うちであるという・・・・ここまできて最大の超過密スケジュール。なんとか乗り越えて ホットカーペットで何度も気を失うように爆睡しつつ、夜中に起きて練習・・・。そしてこの休演日も朝11時~リハーサルでした・・・。本当に休んでないので 新人公演終わったら、ちょっとちゃんとリセットしなければ。ミュージシャンとはつくづく体力、気力、精神力だと実感致しますです・・・。(笑)オーシャンズ11も本当にチケット完売とかいうことで かなり大好評ですね!関わっている公演がそんな風に評価があがっているのはホントに嬉しいです。そうそう、昨年末に録ったまっつさんの雪組のバウ公演「インフィニティ」も相当ご好評頂いてるようですね!!嬉しいなぁ。作曲の高橋城先生よりお正月に直々に御礼のメールなど頂き、恐縮の限りです。作曲者に喜ばれる時ほど嬉しいことはないですね。今週はこれから新人公演が入って来ます!水さんそっくりの真風涼帆ちゃん、本当に楽しみですね。礼音ちゃんのニヒルでセクシーなダニーは最高ですが、真風涼帆ちゃんのダニーも楽しみだなぁ~。水曜日お稽古です。そんなわけで、やっと東京に落ち着きました。年賀状の返事が出せなかった皆さんにこれから寒中見舞いを書かなくては・・・。(苦笑)ということで、東京宝塚でまた皆さまをお待ちしております!!写真はヴァンパイアのかつらたち。またいつか再演があることを祈って・・・!そういえばすでに余談ですが、FC東京にかつていた馬場憂太くんの弟がこのバンパイアでヘルベルト役をやっていた馬場徹くん!そっか~一緒の舞台、やってたのかぁ。思わずお兄さんのこと、聞いちゃったよぉ。(笑)一緒に写真撮っとけばよかったなぁ。(笑)まぁ、また何かのミュージカルで会うかな?!
2012.01.17
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明けてしまいまして おめでとうございます!(笑)いつもブログを楽しんで下さっている皆様、昨年も見て頂き ありがとうございました。今年も私の職場のオケピを中心に、ミュージカルのこと、宝塚のこと、サッカーのこと、ライブのこと…などなど 時間を見つけて書いていきたいと思いまーす。本年もどうぞよろしくお願いいたします。さてさて、もぅ年末のことも書けずに年を越しちゃいましたが(苦笑)、12月24日=クリスマスイブには帝劇の「ダンス・オブ・バンパイア」が大変な盛り上がりの中 終わりました!!「最後の曲弾いたら舞台にすぐに行って~」と言われたので、手締めでもするのかとばかり思っていたらなんとっ、最後の最後に指揮者の西野さんが呼ばれたあとオケのメンバーもステージにあがって~と言われてびっくり!!初めて千秋楽のステージ上に出ました。(笑)ものすごい人の数でさらにびっくり。ちょっと感動的な瞬間でありました!(*^o^*)その後 25日には宝塚宙組の「クラシコ・イタリアーノ」の楽日昼公演を弦楽器みんなでご観劇!ホントは平日とかに行けたら良かったのですが、バンパイアとほとんどスケジュールがばっちり一緒で もぅバンパイアが終わって楽日しかスケジュールが合わなかったのです。(T_T)それでダメもとで楽日のチケットを知人にお願いしてみたのでした。そういう意味でホント見れてラッキーだったです。ユウヒくんもクールにかっこ良かったですが、北翔みっちゃんの心熱く頑固な仕立屋マスターとのやりとりは すごく緊張感が伝わって見応えありました!そんなことやってる間に、宝塚の星組「オーシャンズ11」の舞台稽古が12/29、30であって…入念な舞台稽古を経て、あっという間の大晦日と元旦のしばしの休み。とにかく旅前に年賀状を出したい人には大急ぎで書いて、夜中にポストに投函!(笑)元旦にはしっかり天皇杯を見て狂喜乱舞でテレビの前でFC東京を応援し、そうやって新しい1年の始まりは トーキョーの優勝と言う最高の幕開けとなりました!ひゃっほ~ぅ!!そして2日朝10時から仕事初め。例年のごとく東京宝塚で始まり、星組のゲネプロをやって3時半~はドキドキしながら 星組「オーシャンズ11」の初日が無事に開けました!はーっ、曲もいいし礼音ちゃんもかっこいいし、すごいいい雰囲気なんですが…なんせ自分のDNAにないジャズのテンポを最初から最後まで何曲も弾くので、とにかくしっかり数えないと乗り遅れちゃう気がして いつもの倍くらい気疲れしてます。慣れてくるかなぁ。毎回新鮮な緊張感でありますっ。初日のご挨拶、楽屋に礼音ちゃんや未沙のえるさんがいらして 未沙さんが今回で退団と聞いて ちょっと残念な気持ちー。今回も最後まで笑わせて下さる、素晴らしい役者さんですね。4日夜まで5回の本番をして昨日5日からエキストラにお願いし、私は現在、東宝のダンス・オブ・バンパイアの梅田芸術劇場に来ています…。こちらは今日は1日舞台稽古。朝早くから長い1日でした!明日7日に大阪の初日を迎えます。チケットすでに完売?!という噂もありますが(汗)、関西の皆さん、とにかく明日からも楽しみにしてて下さーい!こんなわけでホントに目まぐるしい毎日。12日までバンパイアを頑張って千秋楽までやって、翌日13日からは東京宝塚のオーシャンズに戻りまーす。どの公演もオケも全力で頑張ってますので、皆さん劇場で楽しんで下さいね!みなさんのコメントもお待ちしていま~す!は、今日は早く寝よーう。(苦笑)
2012.01.06
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こんばんはー。「激」忙しくてブログにきちんと報告してる暇がなくて、ツィッターでか細くつぶやいておりました!(笑)帝劇のダンス・オブ・バンパイア、とうとう東京公演の終わりに近づいておりますっっ。毎日演奏の質を高めていく感はクラシック魂がメキメキと刺激されて ひたすら究極を求める楽しさもあり、ダイナミックの幅やビブラートひとつとっても表現として適切かどうか、考えて冷静に判断しながら演奏していくのは こういう規模の大きい曲ならではの醍醐味があって、アカデミックな楽しみを見いだせる日々です!!幕間の、はじめちゃんの演じるクコール劇場はさらに盛り上がっていて(笑)、ホントにネタが尽きないのがすごい!私は先週末にまたはじめちゃんのリクエストで「故郷」を弾きましたが、数日前のモーツァルトや昨日のエリザの「闇が広がる」とか、今日の夜は音なしでしたが役者さんたち次々と出てきて、毎日笑わせてくれますよね~。クコールを見てから楽屋に行くためにエレベーターに乗ると一階で働いたあとのクコちゃんが乗ってくることがあり、「いぇ~い!」とエレベーターの中で拍手喝采、盛り上がったりもします。(笑)さて…先週末からは本当に今月最大のスケジュールの山場でした。もちろんまだ楽日までは休みないので山場の最後が続いてますが、バンパイアの公演中、大阪に行って現地宝塚のバウでの雪組公演「インフィニティ」の録音があり、朝早くからなんと夜中過ぎまで録音がかかり、最後にはもう疲れすぎて楽器がうまく首に挟まらないくらいでした。(苦笑)でも宝塚の録音メンバーではいつもお馴染みの人たちが和やかな雰囲気を演出して下さり、今や伝説とさえ言われる高橋城先生や大活躍の高橋恵ちゃんら、作曲者の先生方の自らの棒での録音は きびきびとした中にもユーモアがあり、長丁場で大変でしたが楽しく録音出来ました!インフィニティ、演出の稲葉さんによると東京の公演はなくてバウのみとか。マッツさんの人気もあってチケットも完売らしいですね。あの日に録った音がどんな場面で使われるのか、興味あるなぁ~。DVDとかでるのかなー?現地で見る方は どうぞ音も楽しんで下さいね。その録音翌朝にあまり寝てない状態で新幹線に飛び乗り、バンパイアの休演日にあたる19日には東京宝塚の来月の星組公演「オーシャンズ11」のオケリハーサル。昼からみっちり7時過ぎくらいまでやりましたかねぇ…。太田さんの曲、「カサブランカ」の時のような曲想もあり、お洒落でシャープ、スピード感あるイメージの曲がもりだくさん。曲調もテクノからハードロック、ジャズ、クラシカル、様々な要素が入っていて さすが~っ太田マン!!って感じで 年末の舞台稽古から楽しみです。さすがにこの曲調は、山口祐さまをもってしても東宝では歌わないなぁー。(笑)ヅカ特有のキリリ感を感じます!そんなわけで怒涛の週末を乗り越え、火曜日からまたバンパイアに復帰中。水曜の一回本番後にもう一度宝塚オケリハがあり、すでに昨日となった木曜日はバンパイア最後の二回公演。いきつけの「喫茶 蘭」のナポリタンもまたしばらく食べられないのかぁ~・・・。お店のお姉さんにも寂しがられました。(苦笑)ということで、クリスマスに向けてバンパイア、プレ千秋楽、そして24日の東京千秋楽まで盛り上げて行きますよ~!!!みなさんも劇場で最後まで盛り上がって下さいね~。どうぞ素敵なクリスマスを~!!今日は画像、撮ったぞぉぉー。(爆)今の私の職場でもある、狭いせまいオケピの写真!キーボードは3台あって、1番キーボードの後ろが弦楽器。私の横はオケピの壁です!近いでしょう?1列目の方の真下はこんな世界です。(笑)白っぽい布のところに指揮者が座ります。
2011.12.23
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お疲れさまです!毎日、疲労が溜まっている上に他の仕事も重なったりで休演日がなくて全然ツィッターもブログも更新できずにいました・・・・。いやはや・・・久しぶりに帝劇のピットに入って やっと耳慣れて来ましたが、とにかくピットが狭くて金管楽器とめちゃくちゃ近いので ものすごい音圧で毎日耳が疲れてて、ちょっと疲労度がマックスになっておりました・・・・。ドイツとかアメリカのTDVの様子をYoutubeなどで聞く限りは 弦楽器ももうちょっといそうですが(せめて3-3-3くらいの、9人くらいはパートが分かれるし最低でもそのくらいはいそうですが・・・)今回はとにかく2-2-1でたったの5人。なのに、ホルンは3人、トランペットは2人いてしっかり和音を組んで来るので こちらの一人一人の音量ではとても基盤を支えきれなくて、ホントにバランスが難しいです・・・。それでも いい曲なので、毎日 弾き始めるとあっという間に時間が過ぎます。(笑)先週は「ハンカチ週間」なるものもあり、なんかお客様にはハンカチが配られたようですね。文句無く楽しめる作品ということで、皆さまにはホントに心から楽しんで頂いてるようです!とうとう、クコール劇場でも音楽付きのに一度 参加しました~。最初の週にはレミの曲でしたね。クコール役の駒田はじめちゃんの中ですでにいろいろと趣向をこらした計画があるようで、私にはまずは「母さんの歌」の音楽を用意しておいて欲しい、という要望が先週きました!(笑)「母さんの歌」付きのクコール劇場は8日木曜日の夜公演でしたが、誰かご覧になられた方いたかしら・・・??掃除の途中(?見えないので途中でなかったらごめんなさい。笑)で母さんからの手紙を読む、という趣向だったようです。弦楽器群全員とベースの6人で参加しての音楽付き演出でした。(笑)みなさん、毎回このクコール劇場も楽しみにしているようなので 気になってなかなかトイレにも行けないですね。(爆)こちらも楽しんでいます!週末はちょっとMINGLEでクリスマスコンサートの仕事があり、ヴァンパイアを2日だけお休みして大阪上本町と神戸の北の西神南というところに行って来ました。関西は東京よりも寒かったですね~。でも親子でしばし生演奏を楽しんで頂き、クリスマス曲も入れつつ季節感をも感じるコンサートになりました。ということで、今週は土曜日までヴァンパイア、頑張りますよ~!!しかも宝塚の方の仕事も現地の録音、月曜日には来月の「オーシャンズ11」のリハーサルが始まるので ここから先また休みなしなので、体調に気をつけなければ!!!!今回は写真もなく、すみませんっ。またレポしまーす。今週も帝劇で皆さまをお待ちしておりますっ。
2011.12.13
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すっかりすっかりすっかり・・・ブログ更新が遅れておりました。(泣)前回のブログ更新のあと、11月の初めに仕事仲間のことでかなり衝撃的な悲しいことがあり、相当気落ちしておりました。ずっと90年代より仕事を共にしてきたピットの仲間の同級生が突然天国に逝ってしまったのです・・・毎日様々なことを考え込んでしまい、なかなか立ち直れずにいましたが、その後いろんな人の温かさやパワーにも触れる機会もあり、だんだん自分の元気を取り戻すことが出来ました。そうこうしているうちに、11月の月半ばになってしまい・・・16日から「ダンス・オブ・バンパイア」のオケ稽古が開始。ここからは毎日毎日稽古場でのリハーサルや舞台稽古などを重ね、とうとう先日27日の日曜日に帝劇でのバンパイアの幕が上がり、開場ならぬ、「開城」致しました~!!!帝劇での仕事はなんと3年弱ぶり。ホントに久しぶり。役者さんから舞台監督、劇場スタッフや警備員のおじさんまで、いろんな人に「久しぶり~!!」と言われて、ホントに皆さんとご一緒するのも久しぶりなんだな、と改めて実感。(笑)帝劇スタッフにいるFC東京のファンとも久々に仕事場で会えて(笑)「かおさん来るって言うから、2割増で気合い入れてオケピ作りましたよっ!」って励ましてくれて ホント嬉しかったです。「バンパイア」は2006年だかの初演を弾いたっきり、CDも録音したのにもらったまま聴いてなかったし(笑)前回の再演は私はやってなかったんだけど、とにかく曲が最高~にハッピーな感じだし、演目として文句無く楽しい作品なので ずっと「またきちんとやりたいな」と思っていました!!初演や再演でも 弦楽器は3-3-0-2でヴィオラなしの編成で8人いて、9パートに分かれるところもなんとかそれでやっていたのですが・・・さらにさらに過酷な編成が私たちを待ち受けていて(苦笑)、ま、私がやるときはいつもそうなんですが(笑)とうとう2-2-0-1という、東京宝塚よりもさらに1人少ない5人という編成でこの曲を弾き続けています!ホルン3本、ラッパ2本、トロンボーン1本の金管と共に フルオケとは似ても似つかない人数で弦楽器は5人!はっきり言って・・・・相当の体力がいります!!マラソンです、マラソン!(ってマラソンをホントには走ったことないけど。爆)曲続きでずっと弾き続けて終わるので、時間はあっという間に経っちゃってる感じですが とにかく「ロック界のリヒャルト・ワーグナー」と呼ばれたくらいの作曲家=ジム・スタインマンの音楽なので、とにかく音の重なりかたが分厚くてすごいんです!いろんなパートが同時にいろんなラインをやっていて重なっているので、ピット内の音圧も相当なもので・・・毎日 音の厚みの渦に巻き込まれながら弾いてるので、さすがに耳の疲労度がハンパ無くすごいのですが、その分 この音楽の熱いパワーがお客さんにガンガンに伝わってほしいので、フルパワーで頑張ってますよっっ!!初演の時に一度舞台通しを見たことがあったので ダンスシーンなどの圧巻な感じは覚えていますが、今回どんな風になってるのかなー。上の様子はまっっっっっっったく見えないのでホント穴蔵の中で弾いておりますが、皆さんが盛り上がってくれることを祈っています!!!今日は祐さまが初めて「クコール劇場」に出て来ましたね~。(笑)まだまだこれからパワーアップしていくみたいですので、休憩時間のクコール劇場もどうぞお楽しみに~!ダンスが好きな人も、歌が好きな人も、とにかくミュージカルとして後腐れなく楽しめる作品です。ぜひぜひ劇場へ遊びに来て下さいね~。皆さんからのパワーが私の励みですっ。上の様子もわからないので、ご感想などもどんどん聞かせて下さーい。と言うことで、今回は初日27日に アブロンシウス教授よりみんなに配られた初日祝いの手ぬぐいを激写~。うちのソファの上で広げてみたらかわいいです!
2011.11.30
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ああ~っ もぅ11月になってしまったよぉぉぉー。(汗)すみませんっ、無精癖がつい出てしまい、ブログがぁ・・・お休みモードに。(爆)月組のきりやんのアルジェ公演の仕事を終えて、あっという間の2週間。気がつけば、きりやんもまりもちゃんも来年には退団してしまうということが発表され・・・・ほぉぉー。そうであったかぁ。最近は昔のトップスターみたいに、あまり長くはやらないんですね。でも彼女はあれだけ歌えれば、宝塚を出てからもあちこちの公演で引っ張りだこかもしれないですね。(笑)さて、そんな風にいきなり毎日が突然仕事がなくなってどっか~んと空いたので、ここぞとばかりに見たかったものを10月後半、まずはご観劇に・・・。まずは何と言っても今年で最後、って言う舞浜でのシルク・ド・ソレイユの「ZED」。シルクのものは大好きで 今までもアレグリア、サルティンバンコ、コルテオなど見て来ましたが、どれも素晴らしいアートな世界!ファンタジックな空間にあっという間に虜になり、人間の持つ可能性をとことんまで魅せ付けられてホントにいつもびっくりするやら感動するやらで・・・・今回も「ハンド・トゥ・ハンド」やら「ソロ・ティシュー」という布を使った美しいアクトが印象的でした。エンターテイメントに関わる仕事の人にはやっぱり見て欲しいですね~。こういう規模の大きな、体を使ったアート作品は なかなか他では出来ないです!元オリンピック選手のレベルの人がたくさん出ていて、ため息の連続。1時間半なのにあっという間でした。観劇というと、もうひとつ。最近のいつもの自分の仕事場=東京宝塚を客席で眺めるのは初めてで、現在公演中の雪組「仮面の男」を見て来ました!バイオリン4人組で観劇に行って ちぎちゃんファンの子がチケットを頼んでくれてちぎちゃん席の応援枠で取って頂いたようですが、もぅあまりに前の方なので びっくり致しました・・・・。みんなが興奮する意味がよ~くわかりました。(爆)いや~っ、これはすごいね!(笑)お客さんに向かってあんな近くで美しい、かっこいいジェンヌさんたちが舞台からウィンクなんてしようもんなら、笑顔でわらいかけようもんなら、みんな「きゃ~っっっ!!!」ってなるわ、ホント・・・・。(爆)もちろん、ちゃんと冷静になって(?笑)初の会場のスピーカーからの音やピットからの生音の立ち上がり方なども聴いたので「へぇぇ~」って言うのもありました。「仮面の男」は演出上もなんかいろいろあったみたいでしたね。(苦笑)突拍子もないシーンなどもあって「?」ってなるとこもありましたが、東京はどうやら改訂バージョンらしい、とか。でもそんなことよりも、音月桂ちゃんの双子の演じ方とかすごい上手で 三銃士のみんなもかっこいかったからそういうところに熱いものを感じて、あんまり周りのことは気になりませんでした。・・・ってことは、だいぶ変わったってことなのかな?実は そのご観劇の数日前に、雪組の元生徒さんだったSちゃんが結婚して2次会の披露パーティーなどあり、私も飲み仲間として呼ばれてそのパーティーでヴァイオリンを演奏したこともあって 本番を終えた雪組生徒さんが たっくさんパーティーに来ていたので、かなりの確立で観劇日に生徒に面が割れてた気もします・・・・。「?!!!」って言う顔の人も。(笑)そうそう、その結婚パーティーはすごかったですよ~。豪華にも受付嬢も元ジェンヌの娘役トップ!!司会も元ジェンヌさん。当然のことながら昨年退団された水さんやその前に退団されたゆみこさんなどもいらしてました。先日月組で退団になったジェンヌさんも2人ばかり再会して こちらもびっくり。そっか~同期なんだね。Sちゃんのお願いで入場は「すみれ」で・・・という期待に応えて この日のお二人の入場用に特別バージョンで伴奏データを作り、それに生を重ねて演奏。「乾杯!」は思い出の曲かな、とカウント・ベイシーの「シャイニーストッキングス」のワンフレーズを。わかる人にはわかってもらえたかと思いますっ。(笑)Sちゃんへのお祝いの曲はライオンキングから「愛を感じて」を この日のためにソロバイオリンを書き下ろして演奏しました。Sちゃんがとても喜んでくれて、ホント良かった!男役だった彼女もすっかりかわいい女の子になっていて、旦那さんも満面の笑み。美しい花嫁さんでした。11月初めからラスベガスに行くと言ってたので、今頃 新婚旅行だわぁ~。いいなぁぁ~。音響チーフのKちゃんと いいね、いいねを連発していた私たちでしたー。幸せな人の顔をみるのは なんか嬉しいなぁ。さて、コンサート鑑賞の話でもうひとつ。10月30日に知る人ぞ知る、「ダンモ50」という「早稲田大学モダンジャズ研究会 創立50周年記念コンサート」というのがありました。わがMINGLEの隊長:小田島亨も このダンモコンサートのPart1の混合ユニットに出演ということで、私も関係者枠でチケットを買って行って参りました!いや~っ、すんごい長い、4時間にも及ぶコンサートでしたが(15時~19時!)ものすごい贅沢なコンサートでした!何と言ってもタモリさんの生を初めて見た~。(爆)伝説的に面白い人だったようで、頂いた冊子を読んでも昔からホントにあの笑いのセンスは変わっていないのですね!!今回も タモリさんのコーナーがばっちりあって、中州産業大学のタモリ教授シリーズ、懐かしい黒い眼帯と歯抜けの出で立ちでライブパフォーマンスもあり、最後にはブルースを熱唱!タモさん、上手いっっっ!!演奏グループも、ダンモの創世記メンバーの演奏から小田島隊長も出演のユニットもあり、スタイリッシュなアンサンブル・ジャズを聴かせてもらいました。他にも歌の丸山繁雄さんの熱い歌声、ベースの鈴木良雄さんとギターの増尾好秋さんの2人のユニットでの爽やかですべてを削ぎ落としたようなシンプルな温かい響きのジャズ、それからゲストのトランペットの日野皓正さんの変化に富んだ美しい音色とアプローチ。ホントに次から次へと たくさんのミュージシャンが出て来て、全然飽きるなんてことなく最後まで聴きこんでしまった~。(笑)ダンモってやっぱり 60~70年代には相当盛り上がっていたんですね~。私が生まれたくらいの頃の写真もあったし。(!)当時のプログラムや反省ノートなどの写真を見るとホントに面白くて、携帯もないしお互いに連絡取り合うには「連絡帳」みたいな、連絡場所は馴染みの喫茶店とか、こういう時代があってみんなが濃く繋がっていたから熱いやりとりもあって、こういう人たちが今も活躍してて、いつまでも信頼を深め合いながら 音楽も深めたり出来るんだな~って、ちょっと羨ましく感じながら いいコンサートに浸りきった気分でした。このあと もう一人のMINGLEのメンバー:明石敏子出演&バンマスをしてる川久保秀一さんのライブにも急いで駆けつけたのですが・・・4時間という予想外のダンモコンサートの長さのために、とんちゃんの方の川久保さんのライブにほとんど間に合わず・・・アンコールを含めて最後の4曲しか聴けず・・・ああああー川久保さん&とんちゃんっ、ごめんなさい!!まぁ、そんなわけで先週1週間は本当に面白い、刺激的な日々でした。そろそろ今週末はMINGLEもライブなので リハーサルが開始。準備に入りました。雪組の「仮面の男」でピアノを弾いてる川畑淳くんが来て 一緒にライブします!ちょっと宣伝~。■■■■■■■■■■《MINGLE@ISHIMORI#16 Special Session Live》■出演 MINGLEKao(Violin)川畑淳(Piano)小田島亨(Fl,Ob,EH,Fg,Cl,A-Cl,B-Cl,Ss,As,Ts,Bs)■日時 11月4日(金)19:20~開演(18:40開場)■場所 石森管楽器地下ホール(JR大久保駅より徒歩1分、新大久保駅より徒歩5分)■チケット ¥2500(1ドリンク付き)■お問い合わせtel.03-3360-4970(石森楽器)http://www.ishimori-co.com/■■■■■■■■■■どうぞお近くに来たら、お立ち寄り下さ~い。というわけで、今日は取って置きの1枚!先日の元ジェンヌのSちゃんの結婚パーティーで一緒になった、これまた久しぶりの元・タカラジェンヌのゆかちゃんこと山中千聖ちゃん(=千瀬聖ちゃん)と一緒にみんなで1枚。ゆかちゃんご本人の了承を得ておりますのでご紹介しちゃいま~す。彼女も背が高くて凛々しい男役だったのが、すっかりかわいいモデルさんのような美人な女の子に!スタイルもよくて超~かわいい!今週は雪組で司会もするみたいなので、みなさんも応援して上げて下さいね。
2011.11.02
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こんばんは。秋の夜長。久しぶりに夜中の静寂を楽しんでおりますっ。ムフフ。仕事モードに入ると 公演中はホントにまっしぐらに体調管理との戦いなのでさっさと寝るハメになるのですが、その反動もあってか、も~長い公演終わるとどぅしても夜中に起きてて深い静寂の中でせっせといろんなこと集中してこなす時間となってしまいます。(笑)音が出ること=練習以外は 夜中にはかどるんだなぁ、これが。(爆)さて、一昨日はこの1ヶ月間やってきた東京宝塚の月組公演「アルジェの男/ダンス・ロマネスク」が千秋楽でした!9月16日に始まったこの公演、きりやんも言っていましたが 始まった頃はホントに9月とは思えぬ暑さ、そして大きな台風騒ぎもあって電車もオール・ストップになった日も。台風の日は2回公演の日だったので関係者は朝から来ていて問題ありませんでしたが、お客様でチケットを持っていた方々が来られなかった方も大勢いらっしゃったことでしょう!もぅあの日は大休憩の時にみんな 楽屋のテレビに釘付けで、電車が次々と止まるたびに、どこの線が最後まで残って誰が家に辿り着けるか、とかで 楽屋中盛り上がって やれ「帝国ホテルに泊まろう!」だの「タクシーチケット出ないかなぁ」などとオケ楽屋は思いっきり イベント的な盛り上がりに。夜通し飲み会か、という話まで出たのに 終わってみたらほとんどの線で普通に運転開始になり・・・普通に解散となって結局笑い話になったり。最終日もなんだか夏みたいな暑さでしたね~、29度だってよ!!ピットが蒸し暑かったはずです・・・。でも そんな数々の境遇にも負けずに、きりやんとまりもちゃん率いる月組は一生懸命 毎日素晴らしい公演水準を保っていて、ホントに感心しました。一昨日の朝も恒例の生徒さんの 千秋楽のご挨拶から始まりました。組長さんの越乃リュウさんのキリリぶりは普段からなのですねー。退団者の4名の皆さんも一緒にご挨拶に訪れ、私たちの小さな楽屋に入りきらないくらいみんな詰め詰めして元気よくご挨拶されて行きました!公演はいつもにも増して、お客様の拍手が温かい、温かい!!あちこちに拍手があって、ショーも手拍子がたくさんあって 弾いていて盛り上がっているのがホントに嬉しかったです。見ていた皆さんのお話しによると、前半のまりもちゃんの踊り子シーンや 後半のカモメの群舞とかがすごくいいらしいですね~!一番音楽が鳴り続けているところで、一寸たりとも気が抜けない箇所なので その2曲ともは全く上でどんなことをしているのか知らないのです・・・東京楽日の公演のがスカパーやWOWOWで放送になる際には見なければっ。 退団者の皆さんの卒業式も終えて、オケ楽屋では終演後、いつものように軽く楽屋で乾杯。ここで飲み過ぎると公式オケ打ち上げで悲しい事態になるので(笑)みんな乾いたのどを潤すにもなんとかがぶ飲みをセーブしつつ(爆)、退団者のお部屋訪問を待ち・・・終演1時間くらいの間に トントンと4名が続けてご挨拶に訪れてくれました。彩央寿音ちゃんは期間中何度かオケ楽屋を訪れてくれていたので、オケには一番顔なじみだったかな。みんなの訪問が終わってさっそくオケは、打ち上げ会場へ移動~。鹿児島館のビルにある「奄美・鹿児島・沖縄料理 <麹蔵>」ってお店です。オケの打ち上げでよく使うところですが、ホントに素材がもともと美味しいのでここの料理はつまみもお酒も最高~!貸し切りで盛り上がりました。伊澤先生が前回5月に公演直前に体調を崩されて急遽出来なくなってしまったために、私たちダットミュージックとのお仕事は久しぶりとなり、今回の公演が終わって 先生も本当にホッとされたようで・・・ご挨拶のお言葉を述べていらっしゃるうちに先生も本当に緊張が解けたんですね、感極まって「・・泣いちゃいそうっ!!」って言いながら、本当に涙を流して 公演が無事に出来て終わったことを喜んでおられました。先生のお年から考えたら 本当にこうして今も指揮を降り続けて1時間半もの前半の公演を休みなく振っていらっしゃることが すでに奇跡のようなことなのですが、本当に元気でまたこうしてご一緒できることが嬉しかったです!オケのみんなも思わず もらい泣きしてしまいました。おしぼりで何度涙をぬぐったことか・・・。(笑)そんなわけで・・・月組公演、無事に終了しました。劇場に足を運んで下さった皆さん、本当に本当にどうもありがとうございました~!次回は本来なら12月の宙組・・・のはずだったのですが、私のストリングスチームは今回同じ時期にある帝国劇場の方の東宝ミュージカル「ダンス・オブ・バンパイア」に派遣され、そちらをやることになっております!この作品は初演をやっているのですが再演は私はやらなかったので久しぶり!帝劇でのミュージカル仕事も2年ぶりなので、入り口の警備員のおじさんたちもまだいるかなぁ~(笑)。役者友達とも久々に一緒になる人多いので、それはそれで楽しみです!ぜひ皆さん、11月27日~帝劇にも遊びに来て下さい!ものすごくかっこいいウィーン産のミュージカルですよ!そしてなんとか、宙組公演も見に行きたいと思っています。大変難しいスケジュールですが。あ、その前に来週雪組見るんだけどね。(笑)というわけで、今日のショットは カップルで出来上がったデコキティと退団者4名の直筆入りご挨拶カード!あんじちゃんのカードにはオケのプレイのことが書いてあるぅ~。
2011.10.18
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お疲れさまです。世の中またまた三連休~。そう言う時は こちらは怒濤の2x3。今回はホントに三連休多いなぁ~。ここに至るまでは 今週、ジェットコースターの上り状態ばりにゆっくりゆっくりと変則的なスケジュールが続き、今日から下りで勢いづいてのまず1日目~って感じ。10日まで集中して頑張るのみ、ですっ。さて、今週は実は1日だけ大阪に行って 18日からドラマシティで始まる花組公演「カナリア」の音楽録音を数曲 お手伝いしてきました!!これも再演の作品だそうで、以前は匠ひびきさん主演で行ったよう。匠ひびきさんなんて懐かしいなぁ~・・・。たくさんある曲のうち、今回録音したのは全部でたぶん10曲くらいでしょうか・・・。そのうちのさらに4曲くらいが私たちの担当でした。実際に公演が始まったら どの部分の曲なのか、そういうのは雰囲気を見てみたい気もしますね~。この三連休の前は1日1回が3日間も続いて ちょっと時間にも余裕があり、なんだか飲み会も自然と多くなったような。(笑)そんな中、スタッフさん&そのお友達が集まっていつの間にか楽しい飲み会チームが出来上がり、公演のたびに集まったりしていますが・・・・今回はそのまた友人である元ジェンヌさんも一緒に女子会になり、ワイワイと楽しく数時間のおしゃべり~。ジェンヌ時代の苦労話もいろいろ出ましたよ~。例えば「にんにく禁止」話とか、「ピンマイク話」とか。ピンマイクとは ジェンヌの皆さんが自分の顔の近く、頭や胸元に付けたり、オケの私たちも楽器に付けたりする小さな小さなマイクなんですが 普通の公演では、出演者もここまで多くないのでだいたい一人に1つっていうのが当たり前なんですが 宝塚ではいろんな人がちょっとずつセリフを言うので、トップクラスの数人以外はピンマイクの数が限られている中で出番で必要な人たちでタッグを組んで、チームワークで1つを回してみんなで使うそうなんです!!「裏ではひとつのピンマイクを多い時は10人くらいで回してる時があるので、公演裏ではみんな自分の出番が終わると舞台裏を走り回って 次の先輩や後輩たちのために自分の使っていたマイクを持って行ったりもしなくてはいけなくて・・・も~ 時間ないんですっ、着替え時間とかすっごいない、ない!!」って。あんなに華やかで優雅に見える舞台ですが、裏側の忙しさったらないんですね~。表に出ていない時はそういう意味で 特に忙しいのかもしれないですね。ピンマイクのチームワーク使用の話は私も初めて知ったので、びっっくりしました!へぇぇ~っ!!って感じ。音響的にもチャンネル数が限られているので、その限られたチャンネル数に 常に鳴っているオケと時折なる効果音(SEといいます= Sound Effectの略)と、セリフを言う生徒さんたちの声が入るわけですから、ジェンヌさんたちのマイクの人数が限られるってことなんですね。限られたピンマイクの数をリレーで使っているこの宝塚歌劇の方法は、音響業界でも珍しい使い方なので表彰されたこともあるくらいすごいことらしいです!!しかしっ・・・そうだったんですね~、それは確かに大変だわとにかく そういう裏でのバタバタな話とか出て、興味深い話題がいっぱい。あっという間の時間でした。・・・・ところで、皆さん、キャトルレーヴで今 宝塚とのコラボ作品で「ハローキティ」ちゃんのぬいぐるみマスコットが売ってるでしょう?!あの劇場のキャトルレーヴの真後ろがちょうどオケ楽屋なのですが、その廊下によくお店に出す前の商品がまだ箱に入った状態で置いてあるときがありますが その時にこのキティちゃんを見て「かわいいね~!」なんてこちらでも言っていたのですが・・・そのうちの黒い衣装の「フィナーレ」のキティちゃんを1つ買って来た弦楽器の女の子が、得意のキラキラでデコって翌日、なんとも豪華なトップスターのようなキティに仕上がっていて オケ楽屋でもみんなびっっくり!!!話題になりまくって、あまりにも可愛いので キャトルレーヴの人にも見てもらおう~とオケ楽屋の入り口に飾ってあります。お店の人もめちゃくちゃ喜んでみていって写真撮っていくくらいの人気になってくれたそうで・・・(笑)普通でもかわいいけど、ものすご~~~~くかわいくなりました!(爆)私たちの弦楽器の「デコミュート」を以前のブログでご紹介しましたが、それを作ってくれた彼女の最新作品でありますっ。(笑)見て下さいっ、今オケで話題のデコキティ!伊澤先生もびっっくりするやら、お喜びでありました~。娘役のデコ版もとうとう出来上がったらしく、さっき彼女がメールをくれて明日持って来てくれるそうです。(笑)どうやらトップカップルが出来そうです!それにしても・・・・これはデコ料金、高そうだ・・・。(爆)
2011.10.08
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寝よう寝ようと思いつつ、疲れてうたた寝してから また覚醒してしまいました。(笑)すっかりぐぐっと涼しくなって、夜にはずいぶんと冷え込むような季節になってきましたね。秋が確実に やって来ています。今日(と書いてますが、すでに昨日ですね。笑)は 月組、新人公演でした。いつもこの新公を楽しみにしています。何と言ってもみんなの初々しさに本当に「よしよしっ、がんばれ~!」ってな感じで、母親のような気持ちになって応援してしまいます。(もぅマジでそう言ってもおかしくない年齢なのだわん・・・Kao、泣笑)今朝も紫門ゆりやちゃんと愛希れいかちゃんの二人がオケ楽屋を訪ねてくれて恒例のご挨拶タイム!「昨日の新人公演のお稽古はありがとうございました!今日の新人公演もどうぞよろしくお願いします!」と、満面の笑みでちょっと恥ずかしそうにしながらご挨拶に来てくれて、オケ楽屋で拍手で迎えながら「頑張ってね~!」と言ったら「はいっ!」と元気よく答えてくれました。今日見る方々は 昼の本公演と夜の新人公演を両方楽しまれた方もいらっしゃるでしょうね~。1日中宝塚に浸るには最高の1日ですね~、それぞれの役柄の表現の違いや楽しみを一挙に味わえるなんて ヅカファンのとってチケットがプレミアものっていうのも頷けます。オケの方は昨日練習した時に 本公演よりもセリフがゆっくりだった箇所などもあり、急遽小節数を増やして演奏したりする箇所もあり、またキーチェンジ(歌の音域の問題で)の曲も数曲あったので新人用の譜面を間違わないようにするのがまず大事で、キュー出しの部分も違ったりで休憩時間に何度も 伊澤先生と口三味線で「タッ タラッタ タタタタラッタッ・・・」とか確認し合ったり。(笑)同じセリフなのに 演じる人や表現の仕方が違うとこんな風にも雰囲気が違う、っていうのが 新人公演で新たに発見があったりして面白いですね。ゆりやちゃんは 本当に純粋な、素直な子という印象ですね。演技にもそうした真面目さや素直さがにじみ出ていて、「ちょっとワルだったようには見えない」くらい(笑)感じのいい子だなぁ、という印象。一生懸命演じているところには好感が持てたし、歌も頑張っていました。アナ・ベルの役も難しい役ですが、歌の表現力のある愛風ゆめちゃんがやっていましたね。微妙なグリッサンドや小さく歌う箇所など、表現力に幅あってなかなかステキだったと思います。このアナベルのテーマになってるこの曲は、原曲はドビュッシーの「月の光」なのですが、今回の公演で足された曲なのかと思っていましたら・・・初演時からアナベルの曲として このドビュッシーにメロディを足してちゃんと存在していたナンバーだったのですね~。Youtubeで83年度版の「峰さを理」さんバージョンのをいくつか見ましたが、なんだか今見ると微笑ましくなりますね、昭和のヅカ~!!(笑)そこにもこのアナベルの曲があって、そうかーこの頃からちゃんとあるんだーと。そしてさらに思い出したことが・・・そういえば昔、峰さを理さんとは「アンネの日記」って言うので一緒になったことがあったなぁ、と。そうかぁ~あの方が このジュリアン役をやっていたのか~・・・と、Youtube を見て時代を感じつつ ふーぅむ。(笑)でも、このドビュッシーの曲を初演の74年や83年時に、こんな風にクラシックの曲をうまく取り入れたナンバーを用いてるということに驚きました。この前のコメントで少しつぶやきましたが、この「アルジェ」には私はすごく「ウエストサイド物語」の影響をひしひし感じます。世界のミュージカル業界をいっぺんで新しく塗り替えたと言われるほどのバーンスタインのあのミュージカルの初演が50年代後半~。そして映画も60年代には流行って、そこから瞬く間にあの楽曲の偉大さや、悲劇性と当時のアメリカの移民間の問題を現代劇としてを併せ持つあの芝居の濃さが 異なる世界に生きる生き様の中で燃え尽きて行く若い命や 若い恋愛を美しく、切なく描いている点で 本当に世界中にセンセーションを巻き起こしました。たぶん70年代の宝塚でも男役を通して、そうした世界の動きを日本独特の書法で描き出そうという試みが行われたと思います。音楽はまさにしょっぱなから「ウエストサイド」とそっくりなジャジーな出だし。スウィングを用いたリズムとの絡み。踊りもウエストサイドばりの踊りですよね。階級を飛び越えた愛情、というのも似てるし、最後の悲劇の終わり方も「ええ~?!」って感じで 衝撃的に終わる、みたいな・・・・。女の子が愛する人を突然失って途方に暮れて幕終わるあたりは「ウエスト」そのものだわぁ~。そういう意味で、今はもうあり得ない人種間や階級の問題っていうのは、平成生まれの人たちにとってはあまり理解しにくい内容なのかもしれないなぁ~ なんていうのも思ったり。それだけに、「アンリ」のような役はとくに難しいかもしれないけど、今日のたまきちちゃんやいつものみりおちゃんは 押さえた芝居の中にそうした胸のうちの苦しさをよく表現していて、クールにカッコよかったですね!というわけで、まだまだ10月16日まで「アルジェの男」は続きます!!どうぞ皆さま、温かい声援で宝塚の生徒さんたちを応援してあげて下さいね。このところ、100周年に向けてなのか、昔の作品を持って来てリバイバルするものが多くなっています。昭和のヅカスターではなし得なかった新しい魅力を、平成の今、新たな息吹を吹き込んでみなさんにお届け出来るよう、オケピットからも頑張りまーす。どうぞ劇場にも遊びに来て下さいね。ツィッターでのコメントも頂いたり、嬉しいです。ありがとうございます!みなさんのご感想も楽しみにしています!今日は 指揮者の伊澤先生と~。先生にも新公のプログラム、持ってもらいました!(笑)
2011.09.30
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おはようございまーす。まだまだ暑い残暑が続いていましたね。未だ湿気との戦いになるのは、びっくりしちゃいます。もぅ初秋なのに、こんなに暑いのもどうしていいやら。ノースリーブが手放せないKaoです。さてさて、宝塚エブリディな日々がやって参りました!!(笑)先日まで自分の活動でのライブやコンサートもガンガンとやった夏だったので、ここからはしばらくお仕事モードに突入。5月の「美女と野獣」以来の、東京宝塚の月組公演のヅカピ仕事です!なぜだか今年は、月組と縁があるようでまたしても『きりやん』率いるメンバーとの「アルジェの男」公演です。13日のセッティングを介して14、15日と朝早くから舞台稽古があり、久しぶりに指揮者の伊澤先生も復帰!5月に伊澤先生の体調がすぐれず急遽指揮者変更となってその後お会い出来なかったので 今回は伊澤先生とご一緒に出来て嬉しいな。16日(金)、朝10時からまずはゲネプロ通し。生徒さんたちはすでに大阪で1ヶ月の公演をしていらっしゃるのですが、私たち東京のオケチームとしてはゲネプロが初めての1,2幕の通しになるので とにかくどのセリフの次に音に入るのか、など このゲネプロを一度通した時に 何分、または何秒くらいで次の曲に行くのかなど芝居の流れを確認します。さっさと楽譜にきっかけのセリフを書き込んだり、次の曲の流れや芝居への繋がり方などをやりながら実感しつつ体に覚えて行く作業。あっという間に次の曲に進むので、まだ覚えきれていない曲のテンポ感をつかんだり、どのくらいのダイナミックスで弾いたらいいのか、全体とのバランスを計りながらやっていく感じで まずは次々と先を見て行くのが大事な時期。初日公演がいいものになるよう、このゲネでいろいろ修正点を絞り出します。そして、初日。本番前には恒例の組長さん&トップ&退団者のみなさん方による楽屋周りのご挨拶~。オケ楽屋でジェンヌ訪問を盛り上げるっ!(笑)そして15時半~、初日公演!そして今回は祝日もあるのでこのまま連続して19日(月)まで4日間2回本番=8回連続公演!うぐぐぐぅぅぅ~っ。3時間ちょっとの公演を1日2回、連続して弾き続けるっていうのは 本当に集中力が要るんですよ~。しかも休祝日は11時~&15時半。朝の11時は体がまだ前日の疲れをひきずっていて、シンドイ・・・寄る年波による、ってことか。なんてったって、若いときの20年前の劇団四季時代のスケジュールの時よりも 今の方が数倍スケジュールが過密になっているので、体調管理がとにかく重要。まぁそんな風に始まった「アルジェの男」。きりやんが昭和なヅカの雰囲気にぴったりで、70年代に鳳さんでやったこの演目、きりやんにはすっごく向いてると思います!「愛ってヤツが俺の胸をガンガン叩く・・・」ってあのセリフ、もぅ今じゃ絶対言わないってぐらいの熱い熱いセリフがまたヅカらしくて いいのであります!(笑)ショーは懐かしい80年代のヒット曲もいっぱい!!ストライクな時代の曲がいろいろ出てくるのでノリノリで弾くのは楽しいです!もちろん新曲も素敵だし~。最近のお気に入りは、ヤンさんの振り付けによる「ノートルダムのせむし男」の話のところの踊り。もぅ、ここの振り付けがあまりにもセクシー&スタイリッシュで 私は大好き!ヤンさんの踊りに似てるな~と思ったら・・・「ANJU」ってなってて、やっぱり~って。昔、ヤンさんが宝塚を出てすぐくらいの「LADY IN THE DARK」や「BROKEN ANGEL」などで弾いて一緒に仕事をしていたので、ヤンさんの踊りを近くで見ていて かっこいいなぁ~といつも思っていたし、なんか確かミュージシャンも一緒にみんなで宝塚でボーリングした覚えが・・・・。(爆)懐かしいなぁぁ~。そのヤンさんが今や振り付け師としても活躍してるなんて、素敵だな~と思いますっ。お稽古の日にはいらしてたのかな?久しぶりに会いたかったなぁ・・・。そぅそぅ、あと・・・今 オケ楽屋で大流行りのものがあります!もしかして皆さん、もう知ってる方もいるかな?!「ZUCCA x ZUCA」っていう、はるな檸檬さんの宝塚を題材にした漫画!もぅこれがまた、最高~に面白いのです!!!宝塚オタクになってハマってる人なら、この中身の話、いちいち頷いて笑えちゃう!!お茶会、入り出、大階段などのヅカ専門用語の説明もありつつ、ヅカにハマる女子の気持ちがいちいち面白く描かれていて、オケ楽屋でも「・・・!!そぅそぅ、あるある!」と 自分たちを重ね合わせて思わず笑ってしまったり。ホント、面白いですよ~。ネットでも今 週末以外の毎日更新されているようなので、皆さんっ、ぜひ覗いて見て下さい!ヅカだけでなく、何かに「ハマる」経験があれば この気持ちはいちいちわかると思いますっ。現役のヅカの人たちの名前も出てきて その絵がまたかわいくて、癒されます。(笑)私もさっそくヅカ関係者に宣伝したいと思いますっ!・・・というわけで、今日の1枚は オケ楽屋にて、みんなの休憩時間の共を抱いて~。(爆)10月16日まで、東京宝塚月組公演やってまーす。みなさん、劇場にもぜひぜひ来て下さいね!そしてヅカライフを満喫して下さいっ。劇場のオケピでお待ちしていまーす!
2011.09.20
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みなさーん、こんばんは~。今日は・・・あの大変な震災から半年。いろいろな思いを感じながらも、前に進んでいかなければならない全ての人たちの気持ちに近づけるよう、そして少しでも寄り添って励まして行けるよう、私たちも被災地の近くで音を奏でることが出来たら・・・そんな気持ちもあって、仙台での「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」は今年、東日本大震災復興を支援するプロジェクトとして今年も開催を決定し、私たちMINGLEもそれに賛同して応募し、今回、仙台で フェスティバルに参加して来ました!このプロジェクトは、偶然にも私たちMINGLEの元ピアニストとしても数回一緒にライブを重ねた榊原光裕氏が90年代に仙台市で立ち上げた大プロジェクトで、今年も彼は実行委員長として頑張っていたようです。・・・ようです、というのは 結局、彼のあまりの忙しさに連絡も通じなくて仙台市内で同じあたりにいたにも関わらず会えなかったのです。(苦笑)残念!今頃 プロジェクトのフィナーレが終わって、ホッとしていることと思います。ミングルで一緒にやっていた頃も榊原さんの話によくこのフェスティバルの話が出て来ていましたが、実際に行ってみて、本当に大きなお祭りでびっくりしました。これを立ち上げたなんて、すごいなぁ~。9日夜に仙台入りし、とりあえず本番の場所の楽器搬入口や駐車場のリサーチなどをして当たりをつけ、翌日に備えました。牛タン、食べたかったけど もぅ居酒屋しか開いてなくて・・・薄~い牛タンなら東京でだって食べたことあるから(爆)今回は分厚い牛タンをどこかで食べるまでは我慢っ!で、翌日10日の13時20分~14時までという枠で、電力ビルのグリーンプラザにてMINGLEのライブ!いつものピアソラやジョビンの名曲を含めて、私のアルバムからも2曲。そのうちの1曲「You'll never walk alone」。・・・今回ここでこれを弾くためにこの半年、MINGLEはライブを重ねながら この曲を被災地でみなさんに届けられるよう、毎回弾き続けて来ました。一人じゃないんだよ、僕たちがいつもそばに付いているよ、というこのメッセージを 仙台の人にずっとずっと届けたかった・・・。この半年の私たちの小さな思いがやっと自力で届けることが出来て、仙台の皆さんの前で生演奏でこれを弾けて ホントに今年の大きな目的をやっと達成できた気がします。ミニライブが終わってすぐに私たちに声をかけて下さる方々がいて、感激!仙台にやって来て明日のライブに出演するという人や、地元のライブハウスの方を紹介して下さる素敵な方がいたり、府中のジャズフェス関係者の方が私たちのエントリーを覚えてて下さって訪ねて下さったり、榊原氏と私の共通のお友達である東京のベーシストのTさんもホントに急に差し入れを持って現れて、え~っ、なんで仙台にいるの~?!・・・と、それはそれはびっくりするやら 嬉しいやら。きゃーっ。それに、元・タカラジェンヌの星組だった彩愛ひかるちゃんが、旦那さまとベビーを連れて一緒に会場に立ち寄ってくれました!久しぶりの再会!嬉しかったですっ。可愛いママだなぁ~。(笑)震災で仙台が・・・って時に心配になってすぐにひかちゃんにメールしたら、ちょうどベビーちゃんの誕生した頃で関東の実家に帰って来ていて 直接地震に遭わずにすんだ、というのを聞いて 連絡がとれてホッとしたものです。それ以来だったので、一目でも会えて元気が確認出来て嬉しかった~。今、新しい家族との生活、とても幸せそうでした。2時46分になり、すべての会場で「A」の音を1分間鳴らす鎮魂・祈り・再生の『音楽の星・地球「Aの音」~ここから~』という企画。「JSFの各ステージで2:46pmに各バンドが「A(ラ)」の音を1分間奏でます。」というのを聞き、私たちもひとつあとの「ばる」さんのステージ脇でReed小田島とヴァイオリンのKaoは自分の楽器を持ち、Aトーンを一緒に1分間奏でました・・・天まで届け。この祈りの音が、始まりのチューニングでありますように。片付けが終わって車に積み込んだ後は、ゆっくりと定禅寺のこのお祭りのメイン会場となっている勾当台公園の広場や定禅寺通りを散策。出店の牛タンとビールで乾杯~!杜の都:仙台に音が溢れるその雰囲気はとても盛り上がっていて、復興していく力を発している街だと確信しました。宇崎竜童さんも定禅寺ストリートの野外ステージでギター一本で百恵ちゃんの最後の曲となった「さよならの向こう側」を熱唱。どのユニットもみんな、自分たちの様々な思いを胸にこのステージで音を奏でていて、歩く度に通り全体に音が次々と聴こえて来るのは 本当に人を元気にしてくれます!最後に、市民会館近くの西公園まで歩き、子どもたちのビッグバンドのステージを発見。上を向いてあるこう、などの曲を演奏していて MINGLEのメンバーはカンパした時にもらった「ミニガンサ」で 子どもたちの音楽に合わせてパーカッション参加。(笑)こんな風に平和な時間が続くよう、祈るような気持ちで自然にシャカシャカと音楽参加してました・・・。本当に震災以後大変だったと思いますが、こうやって街のみんなが元気を取り戻していくのを応援するのは嬉しい気持ちでした。実行委員長なんていう大役の榊原さんたちも大変な苦労が裏ではきっとあると思いますが、頑張って続けて行ってほしいです!!私も自分に何ができるのか、わかならいなりにも出来る範囲で 自分に出来ることを見つけて、一人でも多くの人に元気になってほしいです。このフェスティバルに参加できて、本当によかった!!!・・・・と、定禅寺のことばかり書いてしまいましたが、その2日前の8日(木)には MINGLEの5回目のブルースアレイでのライブがありました!もちろん今回も、瑞泉さんとのコラボライブ。前半の終わり頃にはステージで瑞泉のお酒も宣伝し、お土産にはご来場者全員に私の大好きな梅酒ミニボトルをお持ち帰り~。ああーっ、なんて素敵なプレゼント!そして今回のカクテルがまたステキな・・・「You'll never walk alone」と言う名の、お抹茶を使った瑞泉梅酒との渋いコラボカクテル。美味しかったですよ~。ライブの方は、今回は弦楽器だけサポートに入ってもらい、後半にクルトワイルとジョビンの新しい曲も披露。室内楽的な魅力満載となったライブでした。クルトワイル、久しぶりにやったけど・・・面白い~音色の重なりが最高~。また冬にゆっくりやりたいです。ここでも元タカラジェンヌの、雪組男役だったサトちゃんこと彩夏涼ちゃんが3人でライブにご来場頂き、久しぶりにサトちゃんに会えました~!ステージに乗ってた弦全員と聞きに来てくれた弦の仲間も一緒に、全員 サトちゃんが卒業する作品で一緒に弾いてた仲間たちなのでその話題でも盛り上がっちゃった。(笑)さらにこの日は、この5月にやめてしまった舞台進行チーフだったHちゃんや音響チーフのKちゃんもいて、サトちゃんも懐かしいメンツにも会えたようでよかったよかった!思わずみんなで1枚、パチリと撮りました~。きゃーっ、サトちゃん男前やなぁ~。キリリ、変わってなくて美しいなぁぁー。ってなわけで、ブルースアレイはホントにいつも お洒落な空間でのひとときを楽しみます。また来年できるように、頑張りたいです!そんなわけで初秋の2つのライブ、今年の大きな目標をひとつ達成して 一区切り。いよいよ今週から、仕事モードに突入です!9月14日の舞台稽古から始まって16日の月組初日に向けて、「アルジェの男」。宝塚ファンの皆様、お待たせしました~!10月16日まで、どうぞ日比谷の東京宝塚にまた遊びに来て下さいね~!きりやんたちを盛り上げて、今回もオケピでいい雰囲気を作れるよう頑張りまーす。MINGLEのピアノのとんちゃんと久しぶりに一緒に撮った、定禅寺ジャズフェスでの1枚。
2011.09.11
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こんばんは~。8月もいよいよ終わりに近づき、夏が過ぎ去って行きますね。みなさんはどんな夏になりましたか?節電で大変と思っていましたが、もぅあまりの暑さに冷房をしないわけにいかなくて(笑)8月はガンガンに冷房使用してしまいました・・・でもこまめに電気を消すのと電気類をほとんどLEDにしただけあって、7月の電気料はかなり押さえられていました・・・ほほ~っ、さすがっLED。こんなに違うのか。ということで、20日過ぎからは月末にかけてクラシック三昧の毎日。久しぶりにこういうクラシック漬けの時間がたっぷり持てるのは冷静にいろんなことを考える時間があっていいですね。7月末に伊豆でも本番をしたイリス弦楽四重奏団の方で、26日~29日まで毎年の夏の恒例の北海道ツアーでした。いよいよこのツアーも今年で19年目に突入!すごいよね~ 各地のスタッフの方の温かさに本当に頭が下がります。そしてこういう周りの方々の努力を無駄にしないよう、とにかくいい音を届けて みなさんの気持ちに入って行ける様な音楽をしていくこと・・・それがイリスの務めなんだ、っていつも思います。今回はいつもと大きく違うのは、深川公演がなくなってしまったこと。それがとても残念。思わぬ衣装のある三番館や(笑)常宿のホテル板倉に全く行けないのがさみしかった~。美唄公演だけで北海道に行くのはもったいない話なので、なんとかいつもの美唄の他にもう一カ所公演をしようということになり、今回19年目にして初めて旭川で公演が決定!しかも自主企画ということになりました。中富良野に在住のピアニスト:菅美穂さんと協力してイリスの弦カルとピアノでジョイントコンサートをすることに。これがとてもいい刺激になりました。26日昼頃に旭川に到着。そのまま木造館こと「木楽輪」に移動してさっそくリハーサル。北海道のノリうちは久しぶりなので、早起きして移動のあとの本番はなかなか大変ではありましたが、なんとかのりきりました。ここではオール・ドヴォルザークというプログラム。さすがになかなかやらないですよね、オール・ドヴォルザークは。そういう意味では通好みのプログラムで 前半は弦カルで「ユーモレスク」と「糸杉」の全曲。後半に菅さんを交えて「ピアノ五重奏曲」をど~んと1曲。木楽輪はこぶりながらも山小屋風のロッジみたいな作りで、天井が高くなっているので木造の雰囲気がとっても温かくて音もすごくマイルドです。アコースティックを間近で聴くには最適の、室内楽向けのサロンでした。ドヴォルザークのピアノ五重奏は自分的にリベンジしたい部分がたくさんあったので、旭川で出来てすごい嬉しかったっ。内容が濃いので(笑)バランスを取るのが本当に難しいのがドヴォルザークの特徴です・・・。それにしても・・・最近アレンジをやってるKaoから見て、ドヴォルザークの糸杉のアレンジは・・・う~ん、う~ん・・・。(苦笑)ちとムズカシイものがありまする。歌バージョンを聴くとなお一層そう思ったり。私だったらこうはアレンジしないなぁ・・とか。(笑)旭川のお客様は本当に温かくイリスを迎えて下さいました。終演後、旭川のスタッフや菅さんたちと共に打ち上げを「清本」という居酒屋さんでして、来年また出来たらいいなぁ・・・と思いながら初めての旭川公演を終えたのでした~。翌27日、旭川から電車で美唄へ移動。恒例になっている美唄のお昼の食事処=たつみでやきとり付きのランチセットを頂き、いざアルテピアッツァへ。美唄在住のピアニスト:奥山幸恵さんと共に午後はたっぷりアルテで練習をし、夕方切り上げてその日の泊まりどころ「ゆ~りん館」へ。ここも何度か来ていますが、ホントに温泉もあってゆったり過ごせるところです!美唄市民会館の館長さんもスタッフの一員として駆けつけて下さって、大変親切にして頂きました。28日、この日はいよいよ美唄でのアルテピアッツァでの公演。朝アルテに荷物を置いて数年前からなかなかタイミングが合わずに食べられずにいた「こはれ」に出かけて、お昼ご飯は元祖塩そばを頂く。そして・・・夕方5時からアルテピアッツァでイリスのコンサート!奥山さんのピアノとももう9回目のジョイントになるそうで・・・そうなのかぁ~。感慨深いなぁ。前半は旭川と同じくユーモレスク&糸杉。後半は奥山さんを迎えて1曲目に「ケーゲルシュタット・トリオ」のヴァイオリン・バージョン(ヴィオラはやったことあったけど、初めてクラリネットのところ弾いて、発見がいっぱいありました!!)、2曲目に「モーツァルト:ピアノ協奏曲第14番」をピアノ五重奏バージョンで。アルテの広い空間の中に音が解き放たれて、すごく気持ち良かったです!たくさんのお客様に聴いて頂き、感謝です!夜は今月でお店を閉めるという「新撰組」で打ち上げ。ここでの打ち上げも常連になっていたので来年からお店がないのは淋しいです・・・。29日最終日は朝のチェックアウト後にこれまた恒例の「美唄養護学校」へのボランティア演奏に。「アンパンマンのマーチ」や「どらえもんの歌」「となりのトトロ」など、子どもたちの知っている曲がたくさんあったらしく、みんな超~興奮状態で聴いて楽しんでくれていました。最後には生徒さんたちが作ってくれた陶器の器をプレゼントに頂いて、ここでの1時間もあっという間の本番でした。帰り道、車で少し離れたところの美唄名物のとりめし&ラーメンのある「しらかば茶屋」へ。美唄でケーナ奏者として有名な阿部紀男さんもお昼ご飯に駆けつけて下さいました!阿部さんが本職のデザインのほうで私たちのポスターなどを作って下さってるのですっ。今度ケーナのライブも聴きたいですね~。美唄スタッフと別れて美唄を後にし、夕方からは深川スタッフだった坪田さんと会って札幌で定年退職祝いの食事会。今、深川のあの生き文=生きがい文化センターのパトリアホールの再開に向けて、コツコツと運動しているそうです!!頑張ってほしいですっ!私たちもあの生き文でずっとコンサートして来たので、またあの生き文でクラシックをみんなに届けたいです!そんなこんなで最終便で北海道を後にして、東京に戻って来ました。あ~あ、夏休みが終わっちゃったぁー。ホントにちょっと切なくなる時間ですね、夏の終わり。いつもそんな気分を味わいます。今年は7月&8月とよくあちこちに動いたな~。いろんな土地に行ってガンガンと生のコンサートをして、元気を伝えながら自分も元気になって帰って来た気がします。人と出会うことによって得るパワーってやっぱりすごいですよね!本当にリフレッシュされます。健康を保つ秘訣って もしかしたら、人に会って音楽を届けて、そのあとたくさんしゃべることなのかも。(爆)来月は一転して都会でのイベント!まずはMINGLEでブルースアレイ・ライブです!好評のこのライブももう5回目に瑞泉も今回もまた新しいカクテルを用意してくれています!しかも名前が「You'll never walk alone」というカクテル!サッカーファンにもぜひとも味わって頂きたい、抹茶と梅酒を使った絶妙なカクテルですっ。音楽とお酒と、お洒落な空間でゆったりした大人の時間を過ごして頂きたいです!■■■■■■■■■■《MINGLE@目黒ブルースアレイ # 5》Live■出演 MINGLEKao(Violin)明石敏子(Piano,Keyboard)小田島亨(Fl,Ob,EH,Fg,Cl,A-Cl,B-Cl,Ss,As,Ts,Bs)サポートメンバー杉浦清美(Violin)、出口貴子(Viola)、橋本しのぶ(Cello)■日時&場所9月8日(木)19:30~開演(18:00開場)□目黒:ブルースアレイhttp://www.bluesalley.co.jp/top.html(目黒区目黒1-3-14 ホテルウィング・インターナショナル目黒B1F)□チケット[A]¥4000(ミュージックチャージのみ。テーブル席指定。シートチャージ代¥525当日追加。)[B]¥10500(ミュージックチャージ、ミニディナー、1ドリンク、シートチャージ全て込み。)□お問い合わせtel.03-5496-4381(ブルースアレイ)■■■■■■■■■■さぁ、秋の準備が始まりますね。楽器もメンテをして、気合いを入れ直して新たに秋から改めて始動です。アレンジ、頑張らなくては!夏の思い出、奥山さんを交えて美唄での写真を1枚!
2011.08.30
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みなさーん、残暑お見舞い申し上げます。本当に暑い暑い夏・・・キビシイなんてひとことで片付けられないほど猛暑続きで 具合が悪くなりそうな気温の連続ですが、体調などいかがでしょうか??さて、8月に入ってKaoは何をやってるかと言うと・・・・神奈川県の演劇鑑賞会の主催による公演を手伝っております。山彦の会が作った作品:音楽劇「母さん」という作品で、9月初めまでに全12公演。うち最後の2回は東京宝塚のリハーサル&ミングルのライブのリハーサルにて出られないので、私の本番は9月3日までの10公演で弾いております。役者さんが8名、ミュージシャンは私とピアノで作曲者の、2名。内容的にも作詞や詩人のサトウハチローの一生を綴った音楽劇なので、当然のことながら童謡「小さい秋みつけた」や歌謡曲「りんごの唄」「長崎の鐘」などもあり、コンパクトではありながらもあったか~い雰囲気のものであります。そして 劇的な心情を綴ったハチローの、家族や母に対する複雑な気持ちをあらわにした作品でもあり、結構グッと来る部分があります。自分の母親に対する強い愛情を返してもらえなかった淋しさみたいなものが だんだんと鬱積していくうちに、思っていることとつい反対の行動をとってしまって さらに母親との距離が生まれてしまったりするのですが、本当は自分だけを見てて欲しくてしかたなかった甘えん坊な一面のあるハチローなのです。昨年夏にこの公演の東北公演があり、最終日に関係者みんなで「サトウハチロー記念館」に行ってすごく本人を身近に感じて帰って来ました。ハチローさんの次男の四郎さんのお話しはなんか生々しい人間模様さえ垣間見えて、言葉の端々に家族にしかわからないような葛藤もたくさんあったのだな、というのを感じるような語りぐさでした。ああいう生の時間を過ごしてからこの作品に向き合うと、詩に残る様なきれいごとだけではぬぐいきれない難しい部分もはっきり見えて来て 感情のひだの複雑さがぐっと心に突き刺さります。そういう意味では すごく大人っぽい作品だな、と思いますね・・・。さて、その「母さん」の公演が鎌倉や川崎での公演を経て、この先も藤沢、平塚、厚木、横須賀と続くのですが・・・途中お盆休みが挟まり、この数日はちょうど公演がお休みでした。そんなこともあり、急遽ミュージカル・ファンの友人たちとみんなで夜、女子会して美味しいものを食べに行くことに!!で、昼間は彼女たちと一緒に帝劇の「三銃士」を観劇することになりました!おお~っ、久しぶりな帝劇。未だ仕事ではここに復帰してないので(苦笑)もう2年くらいここには来てなかったですが、楽屋入り口の警備のおじさんたちに若い人が加わってて おうっ、ここにも世代交代が!(どこ見てんだっ!!爆)裏方のスタッフさんやオケ、役者の友達に差し入れなどしつつ・・・初めて「三銃士」を楽しみましたよ~。うんうん、冒険活劇だわっ。(笑)祐さまのロッカーぶりにはびっくり致しました・・・・!(爆)そうか、あの手があったか~というようなマイクの使い方に オドロキと笑いがこみ上げ、凛々しく歌い上げる祐さまはさすが~。(笑)芳雄ちゃんと三銃士もみんなベテラン揃いだし、キャラクターがしっかりしてて 見ていてスカ~ッとして面白かったです。夏はこういうスカッとしたのがいいね~。そうそう、あさこちゃんこと瀬奈さんもミレディ、見せ場がたくさんあってかっこよかったですよ~!やっぱりあの剣さばきはさすが~っ宝塚の元男役!!立ち回りみたいな場面が一番凛々しくて似合ってて(笑)格好いい!ああいう、映画ならアンジェリーナ・ジョリーとかがやりそうな役は彼女には最高に似合いますね。昨日はお客様感謝デーとかいうのにもハマっていたらしく、会場の雰囲気もとってもよかったみたいです。私みたいな初めて見たお客様もいらしたのかも!そして・・・夜はお楽しみの女子会でポルトガル料理屋さんへ。「タスキーニャ カラヴェーラ」といいます!以前に知人に誘われてグルメ会で伺った時に、すごく美味しかったのを覚えていたので・・・今回は直接電話で予約して。知人のツテでプラスアルファ料金で特別メニューにおまけの1品も付けて頂き・・・イベリコ豚!!なんとこの3000円のコースにちょっとお金を足して全15品ということでも~ぅポルトガルを堪能~! 美味しかった!!人間、こういう美味しいものを食べたりすると ホントにリフレッシュしますね!みんな満腹になって幸せな気分で帰宅。明日からの仕事、また頑張れそうですっ!来週は北海道で弦カルのコンサートもあります。そろそろ宣伝も必要みたいなので、ここにも宣伝しま~す!北海道の方、旭川や美唄で弦カルやピアノ5重奏が聴けますよ。ぜひ遊びにいらして下さいね。旭川は 木楽輪という、サロン的なスペースで。美唄は イリスがこの10年変わらずにお世話になっていますアルテピアッツァです!***************************************■KammerMusik イリス弦楽四重奏団によるドヴォルザークの世界 日時:8月26日(金)開演19:00 会場:旭川市神楽公民館木楽輪(木造館) 入場料:2,000円 ピアノ:菅美穂 曲目:ドヴォルザーク/ユーモレスク、弦楽四重奏曲「糸杉」、ピアノ五重奏イ長調 チケット取扱:ヤマハミュージック北海道旭川店、カワイ音楽教室旭川センター、 大雪クリスタルホール・ミュージアムショップ 問い合わせ:KlavierKan(菅0167-44-4585)■イリス弦楽四重奏団アルテピアッツァコンサート2011 日時:8月28日(日) 開演17:00 会場:美唄市アルテピアッツァ 入場料:一般2,000円、ペアチケット3,800円、学生500円 ピアノ:奥山幸恵 曲目:ドヴォルザーク/ユーモレスク、弦楽四重奏曲「糸杉」、 モーツァルト/ピアノ協奏曲第14番(ピアノ五重奏版)、 三重奏曲「ケーゲルシュタット・トリオ」 チケット取扱:美唄市民会館、 アルテピアッツァ美唄ギャラリー、コアビバイ・プロス 問い合わせ:アルテピアッツァ美唄(0126-63-3137)****************************************さぁ、いよいよ夏休みも後半へ突入!暑さに負けずに元気に夏を乗り切りましょう!!写真は昨日の帝劇で~。
2011.08.17
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皆さま、お疲れさまです。ここ数日は なんだか急に涼しいような、蒸し暑いような変な天気ですね。怒濤のライブ月間も佳境を迎え、26日のFMサルースへのMINGLE出演を経て、29日にはとうとうMINGLEのツアー最終日。お陰さまで この夏最後の大久保でのライブ、本当にたくさんのお客様がお集り下さって 一緒の空気の中で生音を楽しんで頂けてとってもとっても嬉しかったです!!ご来場頂いた皆さま、ありがとうございました~。今回の石森でのライブで もう15回目になるんですよ~!すごいなぁぁ~。ミングルの基地のようにして(笑)いろいろ実験的な曲も この空間で試させて頂いている石森ホール。生音を楽しむには本当にいい空間です。今回はそんなスペシャルなライブってこともあり、このツアーでやってきた「室内楽」を意識したアレンジの曲などもやりつつ 後半にはスペシャルゲストで、シンガーソングライターの川久保秀一さんが登場!!MINGLEのこの編成に 川久保さんが加わって、室内楽+歌というコラボは、初めての試みでした。私ももう少し余裕があれば、川久保さんの曲自体をMINGLE風にアレンジしてみたかったなぁ・・・。川久保さんのラジオでしゃべり慣れてる軽快なトークと、ミングルの小田島隊長の爆笑トークの掛け合いも なかなかの面白さがありました。川久保さんもあえてギターを使わずに このミングルの編成の中に混じって歌って下さり、それがとてもコラボって雰囲気で 面白かったな。川久保さんのブログにも たっぷりこの日の様子が描かれていますので、みなさん見て下さいね~。あ、ここにもMINGLEサポのレポが!(笑)終演後は、夏恒例のミングルサポ懇親会!大久保駅近くの中華料理のお店「全家福」にて 総勢21名での飲み放題&食べ放題!!ライブで本当にすべてを使い果たしたKaoも、ここでやっっっとみんなと一緒に待ちに待ったビールをしこたま飲んで紹興酒もしっかり頂き、料理も次々出て来てがんがんとたいらげ・・・2時間はあっっっと言う間に終わりました。ライブがちょっと予想以上に伸びてしまって(笑)お店の予約から30分も遅れてしまいましたが・・・お店スタッフの優しいフォローで美味しい料理もどんどん出て来て、すっかり満足してみんなで夏の夜を楽しみました!15名くらいの予約のつもりが21名になったので、お店のおじさんに端数を値切って~ってお願いしたら、クーポンの他にも値切ってくれて感激!懇親会のお開きで店の外に出た時には・・・シトシトと雨が降っておりました。はぁ~、終わった~!ホントに今月の8カ所でのライブは、好きなことだけして過ごした1ヶ月間って感じで どこの会場もいろんな発見や出会いがあって 心に刻まれる楽しいライブの連続でした。ステージを、生をやるって ホントに素晴らしい!もっともっと この生の楽しみを、多くの人に味わってもらいたいですっ。翌日、翌々日・・・と 疲れがどどどーっと押し寄せ、旅も続いてたので 少しおうちでのんびりしたいモードに。そうは言いつつ、もう昨日8月になったとたん 次の仕事=山彦の会の音楽劇「母さん」のお稽古が始まりました。8月は昨年ご一緒してた懐かしいメンバーと共に、小さな音楽劇の公演が神奈川県を中心に何本か。暑い夏に、キリキリせずにゆるいスケジュールであったかい気持ちになれるミュージカルを出来るのは ありがたいな。神奈川県の皆さん、「母さん」という音楽劇が近くに来ることあったら ぜひぜひ見に来て下さいね。サトウハチローを題材にした、母に対する温かい気持ちを思い出す素敵な作品です!ってなわけで、ライブで写真を撮ってくるのをすっかり忘れたので(笑)15回目の石森を記念して作ったミングルのライブ参加土産マグネット!黒いのでお願いしたのに、たった1枚だけ白いのが~!当たりってこと?!(笑)
2011.08.02
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こんばんは~。今月は本当に息つく暇なく次々と動いております。ミングルのライブツアーもいよいよ大詰め。ツアーも後半に突入し、台風にさからうようにして20日に車で京都入り。思ったよりも雨や風もひどくなく、刈谷のオアシスあたりではすでにきれいな夕焼けも見れたくらい。よかったぁ。翌日21日、朝から翌日の京都ライブのためにリハーサル。今回は特別ゲストで地元:京都のチェリストの友人に入ってもらってのライブなので、現地でのリハーサルが必要なのです。リハーサル会場に向かう頃にちょうど朝のFM京都をかけているとき、突然 私たちMINGLEの曲「Ring-Boo」がFMから流れ・・・・!!!?きゃ~っっ!!!すごいっ、すごいっ!!ピアソラの2曲も続けて、しかも3曲も連続での放送・・・・。は~っ、電波で自分たちの曲が流れる喜び~。車の中でその放送を聴きながら感動してる間にリハーサル会場に到着~。昼過ぎまでリハーサルをし、一旦おうちに戻ってから 改めていざ大阪へ。今日の会場は絵画のあるギャラリー!ギャラリー菊で、19時半~大きな絵画に囲まれてライブ開始!今回は この会場で今月行われた「マーラー」を主題にした絵画展とのコラボとあって、こちらも「マーラー」を主題にした曲を3曲 新たにアレンジしました!マーラーって交響曲と歌曲が圧倒的に多くて、器楽曲と呼べる曲はほとんど残していないので このミングルの3人の編成でどの曲が扱えるか、なかなかの挑戦!結局、交響曲1番の2楽章からの主題を使って「ダンス・オブ・ザ・タイタン」、交響曲5番の4楽章から「アダージェット」、そして「大地の歌」をMINGLE版で。これも ミングルの新たな一面としてこれからのレパートリーに加わって行く感じですね。絵画に囲まれてのライブ、1時間のつもりがあっという間に長くなっていましたが(笑)ちょっと刺激的な空間で楽しかった~!絵にある自由さ・・・何もないところからイメージや構想をひねりだして最後には大きなキャンバスに様々な色彩をもって表現され、本当に画家の皆さんが自由な感性で描かれている絵を間近で見ると 音楽ももっと独創的だったり表現として惹き付けるものがなければいけないな、と 本当に感性を深く刺激されます。アートな現場での空気を吸って、ヨーロッパでのその昔の 音楽家と画家たちとのコラボのような、そんな雰囲気を味わえたような瞬間でした。頭が柔軟になったような気がしました。(笑)5月に東京で一緒に仕事して、普段は宝塚劇場で指揮者をしているササちゃんこと佐々田愛一郎さんも奥さまと一緒に来て下さいました!ササちゃん、ありがと~う。終演後は、大阪に行くといつも必ず寄るお好み焼き屋さん「どんたく堂山」へ。90年代からずっと行ってるお店です。いつもトラキチのファンの方々で賑わってる、ジモッティな雰囲気のお店。ここのお好みを食べたらもぅほかのとこはなかなか入れませんよっ。いつもの、とん平とやきそばとネギ焼きとミックスを頼んで堪能~。大阪やぁ~ と深く実感する瞬間ですっ!さて、翌日22日は京都モダンタイムスでのライブ。ここ2年ほど年に数回やらせて頂いてますが、今回は関西で初めて編成を増やしたMINGLEを味わってもらうことに!東宝の「エリザベート」の大阪公演で知り合って一緒にリーバイものを関西で演奏する時にはいつも弦楽器の一員として 一緒に演奏してきた仲間の地元:京都のチェリスト=永野恵子ちゃんをゲストに迎えて、ミングルの曲を一緒に演奏。ホントに ひとつ楽器が加わるだけでもサウンドに新たな広がりが出て、やっていても新しい音がして楽しいですね~。そして最後には彼女のリクエストで今回のメインとも言える大曲=グランタンゴ!いやもぅ、この曲、とにかくアレンジが難しくて大変だったよん・・・。ピアソラの曲とは言え、元々はピアソラがチェロの名手:ロストロポーヴィッチに贈った曲ということもあって とにかくピアノもチェロも技術的に難しく書いてあって、元の楽譜が音楽的な構造の面白さよりも技術面に焦点のあたってるアレンジになってるので、もっと音楽の構造上の面白さや美しさを前面に出したいなぁ~と そこを考えてアレンジ!そしてこの日、初めてこの4人版のグランタンゴが初披露となりました。超~エキサイティング!!!ミングルの新しいレパートリーに確実に加わる一曲になったかと思います。サックス入りでこれをやってる人はまだ世界でもいないのでは?!(笑)永野恵子ちゃんのおかげで大入り、満員御礼~!!スバラシっ。ライブもすごく盛り上がって、楽しいひとときになりました。ご来場頂きました皆さま、ホントに本当にありがとうございました。終演後に飲むビールの美味しかったこと。汗かきどおしでしたが(笑)地方でも新しい試みが出来て、また一歩だけ前進。本当に先の見えないユニットだけど(笑)今月はかなり いろいろな意味での収穫があったように思います。さぁ、いよいよライブラッシュも大詰め!今週は今日26日の午後、18:10~18:30の間で、FMサルース(84.1MHz)「muse Amuse」のSound Museと言うコーナーに MINGLEがゲスト出演致します。インターネットの「サイマルラジオ」やスマートフォンでの「Tunein Radio」などを通じて全国的に放送をお楽しみ頂けます。ぜひ よかったら聴いて下さいね!生演奏付きと言われてるので、楽器持ち込んで演奏することになってます。そして29日金曜日には、MINGLEの基地:石森楽器の地下ホールで15回目のアコースティックライブ!今回はスペシャルゲストにJ-popのボーカル=川久保秀一さんをお招きして、異色コラボなこの夏の最終ライブです!!ぜひぜひ 遊びに来て下さ~い!そして終演後には、懇親会やります!初めての方でもどうぞ気軽にお立ち寄り下さいね。■■■■■■■■■■《MINGLE@ISHIMORI#15 Live》■出演 MINGLEKao(Violin)明石敏子(Piano)小田島亨(Fl,Ob,EH,Fg,Cl,A-Cl,B-Cl,Ss,As,Ts,Bs)スペシャルゲスト川久保秀一(Vo)■日時 7月29日(金)19:20~開演(18:40開場)■場所 石森管楽器地下ホール(JR大久保駅より徒歩1分、新大久保駅より徒歩5分)■チケット ¥2500(1ドリンク付き)■お問い合わせtel.03-3360-4970(石森楽器)http://www.ishimori-co.com/■■■■■■■■■■そんなわけで、関西ツアーご報告~。まずは永野恵子ちゃんとのツーショットで!ライブ最終日まで 頑張るぞ~!!
2011.07.26
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こんな時間に またまたこんばんは。今日は湿気、湿気、大湿気。それもそのはず・・・台風来てるって言うじゃないですか!しかもものすごい大きいって。今日から今週のライブ先=関西に出向くと言うのに、この台風に立ち向かって進むとは。(爆)なんとか通行止めになってないといいけど。さてさて・・・先週末は、震災のあった被災地:仙台でのMINGLEライブがありました。あの震災の数日前に、初めて東北でのライブの話がまとまって楽しみに日程を決めた矢先の大地震・・・テレビには仙台空港が津波に飲まれる瞬間が写っていて、連絡を取り付けたばかりのお店のスタッフやお店が本当に心配でした。その時から、私たちもこの7月15日の仙臺ZAでのライブを本当に待ち望んでいたし、なんとしてでも元気と勇気を届けて、そして春にも回ったライブでたくさんのお客様から仙台の皆さまへの気持ちも私たちに託され、それを音楽とともに大事に届けなければ・・・と ずっと感じていました。Youtubeにすでにアップしている私のCDから選んだ「復興応援曲」=You'll never walk aloneを やっと、やっっっっとこの被災地の皆さまに生で聴いて頂くことが出来ました!ああ~っ、感慨深い時間。本当に、お客様の心に少しだけ 優しく触れることが出来たのでは、と思う瞬間でした。仙臺ZAに初出演だった私たちのライブを聴きに立ち寄って下さった仙台の皆さん、一緒にいい夜を過ごすことが出来てよかった。音楽を心から楽しんで下さって、ありがとうございました。「幸せでした!」と言って下さったお客様たちやお店のスタッフの心に触れて、こちらも 来た甲斐があったなぁと心底思った仙台の夜でした。地元:仙台の歌手のNAO Yasudaさんも来て下さり、お酒までごちそうになり新しい出会い、楽しいひとときでした。翌日16日、磐越自動車道で新潟へ。16日&17日の2日間、「第18回新潟ジャズストリート」なるものに参加して来ました!!私にとっては、全く初めてのジャズフェス出演~!楽しかった~!!劇場仕事でりゅーとぴあなどに行ったことはありますが、自分たちのユニットで新潟市内のお店で しかもジャズフェスに参加しつつライブをすることになるなんて 今まで考えてもみませんでした。古町を中心に、市内35箇所の場所でジャズやその周辺を中心にしたライブをするというスタイル。MINGLEは16日は ふるまちモール6の「喫茶マキ」で18時~、17日には12時~ ジンギスカンのお店=「シープクラブ吉野」にて、16時~は みなとぴあ内の「ぽるとカーブドッチ」で・・・という3回のライブを行いました。2回ライブに連続で来て下さったお客様もいて、感激!!どこもなかなか生でもステキな響きのする場所ばかりでした。MINGLEの今回のキャッチコピーである「(ジャズ+ クラシック)÷ 室内楽 = MINGLE」という曲をたくさん味わって頂きました!!中でも「シープクラブ吉野」にあったヤマハの古いグランドは、茶色い木の色合いが素敵で、しかも鍵盤が現在では珍しくなってしまった象牙の鍵盤!!わぁ~、感動的。ぴたっと指に吸い付くようなこの象牙の感触は 独特ですよね~。ウン十年前の、ピアノの先生のお宅のグランドを思い出すぅぅー。とにかく 3回の本番は、あっという間に終わりました。3回目を終えてホッとして、やっと一息。駅近くの楽しみにしてたタレカツの店で堪能しながら定食を頂き、関越でいざ東京へ。3日間の仙台&新潟の本番が こうして無事終了~。夜中に帰って来たにも関わらず、意外と元気だったKaoは お風呂に入ってそのまま決戦を待つことに・・・・。そうよっっ、なんてったって なでしこの最終試合=決勝戦なんだから!!!そして・・・あとは皆さん ご存知の通り、朝7時くらいまで興奮のるつぼと化して ツィッターにもたくさんつぶやいてしまったけど(笑)・・・なでしこ、世界一!!!!すごいっっ。本当に感動した!!!アメリカのあんな大きな選手たちのパワープレーにでも、なでしこのチームプレーでなら そしてあの笑顔があれば 勝てるんだね!!!誰も諦めることなく最後までガンガンに前向きに戦ってたのが、超~かっこいかったですよね~!コミュニケーションも最高だったし、澤ちゃんの最後のスーパーゴールもすんごかった!そして試合の最初から アメリカがあんなに押してたにも関わらず、ずっとゴールが入らなかったことで 運がなでしこの方に向いてるってずっと思ってた!!朝からビールも飲んで(笑)涙、涙の朝でした・・・。世界一なんて、本当にすごい!日本中があの試合で元気になった、って 心から感じた瞬間でした。日本女子として誇り高い気分ですね~!なでしこの皆さん、本当にありがとう&おめでとう!!!そんな数日間を過ごして・・・いよいよ、今日から大阪&京都へ出向きます。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■MINGLE@VARIOUS PLACEShttp://web.me.com/kaoroon/MINGLE/Next_Live.html7/21(木) 大阪:梅田「ギャラリー菊」18:30 交流Party(ワイン・軽食付き) 19:30~Live start会費 ¥3,000 (芸術家¥2,000 小学生以下無料)お問い合わせ 090-3265-9331(菊本)大阪 梅田:ギャラリー菊〒530-0047 大阪市北区西天満4-9-2 西天満ビル1FTel.06-6314-09077/22(金) 京都:三条「モダンタイムス」18:30open 19:30~Live startGuest:永野恵子(Cello)MC ¥2,500 別途1oder要京都 三条:モダンタイムス 〒604-8001 京都市中京区木屋町三条上るエンパイヤビルB1Tel.075-212-8385■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ということで、関西方面の方~ ぜひぜひ遊びにお立ち寄り下さい。大阪は 絵画とのコラボレーションライブ、京都は チェロのゲスト入りライブです!写真は 仙台の仙臺ZAのステージ。
2011.07.20
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みなさん、お疲れさまです!暑い毎日、どんな風に過ごしていますか~?Kaoは4日のMINGLEの新宿Jでのライブを終えて、来週まで数曲のアレンジの最終段階へ。現在ピアソラの新たな曲のアレンジに挑戦!作曲家の原曲をゆっくり紐解きながら、分解して仕組みを知る子供のように(笑)なるほど~と感心の連続で偉大な作曲家たちの作品を吟味しつつ、MINGLE流にアレンジ。どんな味付けで新たに甦らせるかは、楽しみの極み!さしずめ夏の集中講座みたいなお勉強モードになっております。さてそんな中、リフレッシュを兼ねて梅田芸術劇場でやっている宝塚の雪組公演「ハウ・トゥー・サクシード」を見に、大阪まで1泊2日の小旅行に行って来ました!!大阪までは最近安いパック旅行がたくさん出ていますが、どうせ梅芸に行くならいつも劇場仕事で泊まるようなビジネスパックでなく、劇場の真上のインターナショナルに泊まれたらいいな~・・・という望みもかなえたいなぁ、という気持ちもあり。とにかく阪急インターナショナルに泊まる、という大きな目標をかかげながら値段もリーズナブルなイメージでリサーチを続け・・・とうとう7日の金曜日にも関わらずツインで13800円、1人6900円でインターナショナルに泊まることができる超~掘り出しプランを発見!!パックにすると新幹線や飛行機の便がかなり限られてしまうため、結局このホテル料金を利用しつつ、パックでなく往復交通費もそれぞれ取って行きはぷらっとこだまのグリーン車でのんびりと、帰りは飛行機の「スーパー旅割」を利用。これでほぼインターナショナルを利用するパック料金と同じくらいの値段で、好きな時間に動けるお得感もあって なかなかナイスなチョイスでした。そんなわけで7日は朝のこだまグリーンでいざ、大阪へ。勝手知ったる梅田に着いてまずすぐに久しぶりの「梅田はがくれ」で昼食。天ぶっかけ、最高美味しかった!久々にうまいうどんを食べて大阪に来た喜びを噛み締める瞬間~。ぎゃーおっ!!その後その足で再来週MINGLEがライブをする「ギャラリー菊」へ立ち寄り、展覧会「抽象への誘い展」を見学。オーナーの菊本さんと少しおしゃべりを楽しみ、雨の中ギャラリーをあとに新御堂筋を歩いて目的地:阪急インターナショナルへチェックイン。ホテルは・・・ビューバスルームへのグレードアップをして下さり、お風呂好きのKaoとしてはいきなり感激!ずいぶん前に剣幸さんのディナーショーの仕事で泊まって以来、ずっと憧れだったこのホテルの部屋に。ステキでした~。初めて川沿い側のお部屋!素晴らしい眺め。そうこうするうちにご観劇タイムに。今回は5月に一緒に東京宝塚の仕事をした指揮者のササちゃんこと佐々田さんにチケット手配をお願いしていたので、ササちゃんやダットミュージックのいつもの仕事仲間たちに会いに楽屋へちょっとご挨拶に行き、舞台袖のみんなにも挨拶して席に着き・・・音月桂ちゃんたちの七夕の夜公演「ハウ・トゥー・サクシード」をたっぷりと楽しみました!オサさんやコムちゃんも見に来ていて、なんとっこの公演は終演後のトークショー付き。出演者の他にOGもトーク出演とあってなんだかお得感がすごかったぁ。(笑)雪組は昨年の水さん退団時のロジェの仕事以来だったので、キムちゃんのトップを生で見るのは初めてでした。爽やかで痛快な男役がぴったりなキムちゃん、さすがの安定感でコメディを楽しそうに演じていました。ちぎちゃんのバドも最高~。動きとか自分で考えたりもしたのかな。(笑)キリリなちぎちゃんのイメージとは全く違う一面を見て、面白かったですね~。七夕なのに雨だったこともすっかり忘れて(笑)トークショーも満喫、今一度ミュージシャンやササちゃんたちと合流して お店の閉店まで飲み会。袖にいるみんなは今回全く舞台の様子が見えないので、私たちの見た印象も話したりしました。部屋に帰って・・・わぉ~!ビューバスルーム&部屋から見える夜景にオドロキ!なんとも美しい眺め。先ほどの劇場で同行の友人がゲットしたというDVDを部屋の大ビジョンでさらにご観劇。夜中1時~明け方4時までさらにもう一本観劇した気分。そして長い1日の果て、眠りにつく・・・・。翌8日も、ただ帰るだけではないのだっ!(笑)昼食後に同行の彼女にぜひ紹介したい場所が・・・。それが、宝塚の生みの親=小林一三先生の生き様に触れることができる、逸翁美術館&小林一三記念館。最近の私の関西のお気に入り場所。みんなにどんどん紹介したい、素敵な場所です!特に宝塚ファンには必見ですっ。梅田から阪急宝塚線に乗って「池田」で下車。駅から山側に向かって少し坂道を登ったところにある逸翁美術館。ここは 小林一三先生に関するものの展覧会を積極的に紹介しています。私も昨年夏に初めて伺って以来、ここのマグノリアホールで2回ほどコンサートをさせて頂き、音楽的にもいつもお世話になっている素晴らしい空間を持つ場所です!今回はお茶会で使用されたという茶器など、大事にされていた器に対する先生の美的センスを伺い知ることのできる貴重な展覧会。どうやら会期が明日からで今日は準備期間で本来は休館ということだったらしく見れないはずだったのですが、特別に明日からの展覧をプレビューでスタッフの方々と共に見せて頂くことが出来ました。ひとつひとつの茶器に 小林先生の手書きのメモや俳句がさりげなく箱の裏側などに書いてあり、器を見てはその器から歌舞伎の演目や歴史上の人物に共通するイメージを抱いて それらに名前を付けるなど、大変独特のセンスやユーモア、気品で物や人を大事にされた方であって 幅広い興味や深い洞察力に感心させられます。茶器の展覧を拝見したあと、近くの「小林一三記念館」に移動。ここは小林先生のお住まいであった「雅俗山荘」を昨年「小林一三記念館」として新たにオープンしたところで、初めて立ち寄ることが出来ました!いやぁ~っ ちょっと感動的なくらい、満足できる場所です。小林先生の生い立ちに触れながら、VTRも鑑賞。電鉄事業にはじまり、阪急電鉄を立ち上げ、宝塚歌劇を作り出し、周辺の住宅地を売りながら街作りをし、阪急百貨店、東宝映画など 本当に人々の生活に次々と 人々が「心から楽しみながら生活できる」という豊かさを自分も追い求め続けて、そしてそれを立ち上げて人々に開放し、街にして根付かせて行くという事業を行っていった方。現在の大きな企業の大元がすべてこの小林一三先生から始まっているのを知って、宝塚の舞台は その中のほんの1つではあるけれど それがこんな風に今発展して、数年後にとうとう100周年を迎えるまでになっている、というのが ホントにすごい力を持った方なのだとこの家でひしひしと感じます。お住まいもすごい洋館で、お家に入ってすぐの吹抜けの空間は 木の温かみを感じながらも気品ある玄関口。2階のそれぞれのお部屋も本当に品があるなぁ~と思わせるお部屋や、お庭、お茶室など。見て感じるところがたくさんある場所です。この品格が宝塚歌劇の「清く、正しく、美しく」に通じているのかと思うと すごく感慨深かったし、そういう気持ちになるような洗練された場所でした。宝塚の創設時のプログラムや楽譜、昔の映像などもあったりして 本当にあっという間に時間が経過!でも中身の濃い数時間を過ごしました。ギリギリまでここにいたおかげで、伊丹空港は近いにも関わらず、空港保安検査場に着いた時にはすでに出発便の検査時間の締め切り2分前!!!!ぎゃーっっ。とにかく無駄がなさ過ぎるくらい時間ギリギリまで 宝塚歌劇に浸りきった2日間の旅。(笑)帰って来てみたらとても昨日出かけたとは思えないほど、3泊4日くらいの中身のあった旅となりました~。いやはや、お疲れさまでございましたー。もう一度 時間のある時に、また小林先生の記念館を訪れたいです。アーティストとして忙しくしてる中で何かを忘れそうになったとき、あの場所を訪れて まっすぐとした信念を貫きながら気品を失わずに心の美しさを保ち続けることの大切さをいつも思い出したいな。発想の原点の大事さをも感じました。何かを生み出す、ということはこういう発想の展開があるのだ ということも。宝塚ファンのみなさんには、ぜひともこの創設者:小林一三先生の記念館や逸翁美術館を一度は訪れて頂きたいです!きっと「清く、正しく、美しく」の言葉の本当の意味がよく感じられる場所だと思いますよ~。ああ~ ホントに楽しく、中身の濃いプチ旅行だった・・・。記念館の前でパチリ。
2011.07.09
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あああ~っ 暑いっ!どうして?! 7月初めだよ、まだ・・・。(泣)こんな時期からこんなに暑くていいのだろうか・・・。家にいるとなると、節電とは言えクーラーがないと過ごせないくらい、天窓からサンサンと降り注ぐ太陽のお恵みを避けて通るわけにはいかず・・・・明るさはばっちりですが、なんせこの暑さ対策が毎夏大変なのでありまするー。おかげで昼間は電気をつけることはまったくないのですが、とにかく暑い!節電15%は自宅でも目標ではありますがクーラーなしでは過ごせる部屋でないので、他でなんとか・・・。そんなわけで、とうとう家中の電球をLEDに切り替え!細かいとこから省エネです。実際にいろいろLED電球に取り替えてみて思ったことは・・・ほとんどこれで明るさも保てるのに、消費電力が1/8~1/10くらい違うこと!!!すごいよね~、LED。買うにあたっていろいろと、かなりネットで入念にリサーチして買いに行きました。東芝やパナソニック、NEC、シャープなどなど・・・あちこちから出ていますが、この6月に出た種類のものもあったり。各メーカー、だいぶ出揃ってきていますが・・・今のところ、かなりのお気に入りは パナソニックのLDA7LGっていうこれです!40Wくらいの電球をつけてた場所は全部 これに取り替えましたが、密閉型器具にもOK、LEDの光の角度が電球より下に対してのみだったのが このタイプは全方向に約300度まで光が広がるので ほとんど普通の電球と変わらない光方向で、全体を明るくしてくれます。これを4つ取り替えただけでも、40Wx4だったのが7.2Wx4 に。あと、これもよかったよ~。やっぱりパナソニックのLDA4LH-E17=BHS。何がすごいかって、断熱材の入ってる器具にも対応しているのですっ!業界初なんだって。しかも斜め付け。これがすっごくいいんですよ。普通のLEDでは斜めに付けちゃうと光の方向が下に向かないのですが、これだと斜め付けしたあとに光方向を別に動かせるのです!すごい画期的!こんな感じで、音楽室のハロゲンをあと2つと玄関の軒灯を取り替えれば、完全にLEDのり替えが終わり!もうちょっとだっ。来月からの電気代に少しでも反映されてれば嬉しいなぁ。ちなみにKaoは昨年から電気の契約種別を「おとくなナイト10」というのにして 夜たくさん使う人用のにしたんですが・・・このおかげで結果的にはかなり安くはなりました。昼間の電気代がちょっと割高なんだけど、夜長~く起きてる人にはめちゃくちゃおススメです!一方の地デジ対策は・・・Kaoのとこは2006年のW杯でジダンさまをなんとかデジタルで見たいと思っていたので、その頃にすでにCATVを通じてデジタルに切り替えていました!なので、あの時はまだまだと思っていましたが、とうとう今月で一斉にアナログ放送が終わりになるんですね~。ふぅむ。それで一昨日は、実家の方まで地デジに切り替え。今、CATVを通じてそういうのをやるとホントに切り替え簡単なんですね~。しかもCATVは見なくて最低限の地デジ&BSが見れればいい、という2台目、3台目のTVが月々安く見れるとあって こちらはテレビを買ってくればいいだけで、楽でした。過疎地にいるお年寄りとか、大丈夫なのかなぁ。切り替え、ちゃんとみんな終わってるのかなぁ。そしてとうとう・・・MINGLEの怒濤のライブ・ラッシュが始まります!そろそろ本格的に練習しなければ。とうとう今月は・・・新潟のジャズフェスティバルにも参加!クロスオーバーなミングルならではのスタイルを 新しい土地でも聴いて頂きます。それにしてもまさか自分が、ジャズのフェスティバルにも顔を出すことになろうとは 全く考えてもみなかった・・・。(笑)初めての試みに、ワクワク&ドキドキ。イベントチックな今月のライブ、各地で楽しみです。まずは来週月曜日、タモリさんが共同オーナーを務めるというお店:新宿の「ジャズスポットJ」でライブです!■■■■■■■■■■《MINGLE@J Live》■出演 MINGLEKao(Violin)明石敏子(Piano)小田島亨(Fl,Ob,EH,Fg,Cl,A-Cl,B-Cl,Ss,As,Ts,Bs)■日時 7月4日(月)19:30~開演(18:30開場)■場所 新宿:ジャズスポットJ(都営地下鉄新宿線「新宿三丁目」、地下鉄丸の内線「新宿御苑」より徒歩5分)■チケット MC¥2500 (TC¥500要)■お問い合わせtel.03-3354-0335(J)http://www.jazzspot-j.com/■■■■■■■■■■暑い中、どうぞビールいっぱい飲みに、お立ち寄り下さ~い!世の中今日から 本格的な節電期間。サマータイム実行の会社もあるようですし、電車も数時間は冷房を止める時間もあるとか・・・。出かけるときも時間に余裕、いりそうですね。みんなで節電の夏、のりきろう!!ルーカス。トーキョーに帰って来てくれて めちゃ嬉し・・・・。
2011.07.01
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こんにちは~!蒸し暑いですねぇ。節電モードもかなりになってきて、駅まで歩いてひと汗かいて そのあと電車に乗ると、気持ちが悪くなるくらい暑かったりして・・・・仕事行く前から具合が悪くなりそうなくらいの湿気との戦い。皆さんはどうのりきっていますか~?今月に入って、二つの横浜でのイベント・・・・4日のY152における「Tango Dolce」のライブと6日のKAMOMEでの自分たちのユニット:MINGLEのライブ。やっぱり横浜は立地的に出かけるのが楽しい場所ですよね~!食べるのも飲むのも遊ぶのも見るのも、海の近くの景色があるって言うだけで なんだかステキ~。KAMOMEはまたやれる機会があれば ぜひやってみたいです。こ洒落た空間でお食事も美味しく、ライブもゆったり聴いてもらえるとあって 来て下さったお客様もみなさん喜んで下さいました。今や音楽はすっかり「配信」でとりあえず聴く、ってのが世の中の主流なんでしょうから(さみしいなぁ。泣)、生を聴く限りは「贅沢な時間を過ごす」というところにも焦点があたると思います。音楽が生で お食事も空間もお酒も、みんな総合した「贅沢な時間」をそこで過ごしたい、という気持ちになってもらえるような・・・これからもそういうライブにしていきたいです。さて・・・今月は少し時間ができたので、何か見れるうちに見ておこうと・・・現在青山劇場でやっている「MITSUKO」とクリエで先日までやっていた「風を結んで」を観劇。「MITSUKO」は関係者の通しGPを見たので、また公演は改めて今月末に見る予定ですが 安蘭さんが・・・とーこさんが本当にステキでした。歌も芝居も素晴らしかったし、凛とした強さを持ち合わせた女性を本当に清々しく好演していて、特に着物を来て出て来るシーンではゾクっとするくらい所作も美しくて、感動しました。ああいう何気ないシーンで「さすが宝塚だなぁ・・・」と 深く感動。『日本の美』を本当に体現していると思いました。普段の所作が美しいって ホントに心に響くなぁ。旦那さん役のマテは、以前一緒にやった時よりもずいぶんとマイルドなイメージに。(笑)まぁトート役とは全然違うし、歌詞も日本語となると大変だよねぇ。(苦笑)一方の「風を結んで」は、久しぶりのあっきー=中川晃教くんの演技&歌に酔いしれました。久々のミュージカルでのあっきーを満喫。主役のあっきーと共に最後まで三人組で演技していた藤岡さん&小西さん、大人気な感じですね!!コミカルでちょっぴり切ない感じのミュージカル、ぐっときました。あっきーは出身が仙台だし、いろんな思いも駆け巡っていることと実感。一生懸命さはいつもと変わらずに、熱い芝居や歌を繰り広げていてくれました。旅公演も頑張ってほしいな。シンセが前面すぎて生楽器の箱の音(=チェロやコントラバス、三味線?などの楽器の箱部分)があまり外に活かされてなかったのが、ちょっと残念。もうちょっとそういう楽器の音色も楽しみたい感じでした。私が見た日だけそうだったのかなぁ??18日にホテルグリーンプラザ箱根でミングルのロビーコンサート、そして翌日19日に三河湾沿いの「たらそ」でライブで・・・今日に至っております。(笑)箱根は気持ちのいいホテルでした。ロビーも広くて演奏もしやすかったし。多くのお客様に楽しんで頂けたかと思います!また伺えたらいいな。お食事やお風呂も満喫しました。「たらそ」では今回も・・・曇り~小雨。夏至近くで月が出ればムーンリバー(=月が海に写ってその光が川の流れのように筋を引くことから)が見れるかも!!それをバックに演奏を・・・・!!という、ここでしか成り立たないようなシチュエーションをもうひとつのライブの楽しみに 今回もこの時期にライブでトライしたのですが、残念ながら曇り。でも 海沿いで海にちなんだ曲を披露できるのは、なんだかこちらも感慨深いです。そんなわけで、今月はここからしばらく休日。来月のライブ・ラッシュに向けて、曲のアレンジの真っ最中です!来月はほぼMINGLE三昧な1ヶ月。見よっ、このたくさんのライブ!!(爆)ミングル始まって以来の、超~活動的な月になりそう。今回のフライヤーは派手ざんす。(笑)各地のライブ場所はここを見て、リンクを開いて確認して下さーい。7月4日のパーカッション入りの新宿を筆頭に、15日はいよいよ被災地:仙台へ、16&17日は新潟で「新潟ジャズストリート」なるジャズフェスに初参加!21日は大阪のギャラリーにて「マーラー」を主題にした絵画と音楽のコラボレーション、22日は京都でチェロ入りでライブ、26日にはFMサルースに今度はミングルが出演、ツアー最終日29日にはミングルの基地=石森地下ホールにて シンガーソングライターの川久保秀一さんをゲストに迎えて、15回目の懇親会付きライブ!!なんだか楽しみ。初めての箇所もあるし、大勢の人と会えそうでわくわくしますっ。どうぞ お近くの会場に気軽に来て飲み物も音楽も生を楽しんで下さいね~。いや~っ 久々のブログ更新で書くことがいっぱいになってしまった。(爆)たらそでお客さんも交えてライブ後に撮った写真、今回はのっけちゃお~う。
2011.06.21
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あちゃ~っっ!!すみませんっ。このページを楽しみにして下さってる方がもしいらっしゃったら、ごめんなさいっ。だいぶ期間が空いてしまいました・・・しかもっ、公演終わっとるやんっ!!更新できずに そのままになってて、ごめんなさいでした。先月の5月29日(日)に無事に月組、きりやんの美女と野獣=「バラの国の王子」が終わりました。当日の朝、組長さんをはじめ、きりやんたちと共に退団者の方々もオケ楽屋にご挨拶に訪れてくれて、あぁ~もう最終日なんだな、と思った次第です。組長さんの越乃リュウさんは 近くで見ると大きい方ですね~。完全なる男役サイズでドキドキ。(もっとも、そういう自分も男役サイズなので おお~っ、同士って感じなのですが。笑)きりやんは華奢な方ですね~。男役だけどこうして普段の感じがかわいらしいイメージが。それにしても 最終日の歌もバツグンでした!毎日、ほとんど大きな狂いもなくこの難しいメロディを完璧に歌いこなしていたきりやんに拍手ですっ!!退団者の5名のコメントはやっぱりうるうる・・・。いつもこの卒業式で、ほろりとさせられます。今回は特に、桐生園加ちゃん。あまりにも男役らしく堂々とクールでかっこいいコメントで、この感情を抑えた感じがまたさらにホロリとさせられて・・・おもわずピットでタオル、タオル・・・・。みんな新しい道に巣立って行きました。オケ楽屋に終演後最後にまた皆さんでご挨拶に来て下さり、みんなで盛り上げてサヨナラしました。今回はこの演目、震災のその当日に大劇場で幕開けだったらしく・・・それはそれはみんな関西からこちらに来ることをとても心配しつつ、やってきたことと思います。あの日のことは私も忘れないし、本当に3月が大変な月だったし何か「生きる」という根源的な部分で毎日を過ごして来た気がするので、エンタ-テイメントの世界から少し気持ちが離れていた時期でもありますが、4月になるにつれて、周りを元気づけていくのは自分たちなんだ、という意識が私たちの業界にしっかりと芽生えて来たのも本当です。月組の公演を楽しみにしていたけど見れなくなった、という方もきっとたくさんいたと思います。客席もそんなわけでたいへんさみしい日もたくさんありましたが、なんとか最後の方では取り戻し、公演終わってみれば大入り袋が出るまでになりました。よかったー。東京でなかなか指揮を振ることのなかったササちゃんこと佐々田愛一郎さんも、本当に充実した楽しい日々を過ごせたと言ってくれて、嬉しかったです!また7月には梅芸のハウトゥーを振るみたいですよ~。そんなわけで今回も無事に宝塚を終え、さっそくKaoはライブの準備にかかっております。明日、横浜でのY152とかいうイベントでお手伝いで出るのですが、初めての野外ステージで海の近くだし この湿気で楽器がぁ・・・!私は以前、ミュージカルの「雨に歌えば」で あまりの毎日の湿気の中で楽器を弾いていたばかりに最後には楽器が悲鳴をあげて、公演終了1週間後にネックからばきばきとまっぷたつに楽器が壊れたことがあるんです!!!なので・・・それ以来、すごい気になるー。そんな泣きそうな状況の時にヤマハの方がサイレントを貸して下さり、明日はそれをエレクトリック扱いで弾くことにしました。ありがたいですっ。(泣)初めてのエレクトリック使用なので、ちょっとそれはそれで楽しみ~。9月までに 野外のステージがいくつかあるかもしれないので、こういう時に使用するにはベストかもしれませんね!6月6日(月)には、横浜のカモメでMINGLEのライブです。初横浜。周りには周富徳さんの「生香園」などあってなかなか面白い場所です。お近くの方はどうぞ会社や買い物帰りにぶらっと立ち寄って聴いていって下さーい。(^o^)■■■■■■■■■■■MINGLE@KAMOME横浜■出演 MINGLEKao(Violin)明石敏子(Keyboard,Piano)小田島亨(Fl,Ob,EH,Fg,Cl,A-Cl,B-Cl,Ss,As,Ts,Bs)サポートメンバー畑中真利子(Per)■日時&場所6月6日(月)20:00~開演(19:00開場)□横浜:カモメ(横浜市中区住吉町6-76)http://www.yokohama-kamome.com/□チャージ料金:3,000円□お問い合わせtel.045-662-5357(カモメ)kamome@yokohama-kamome.com (お席のご予約)■■■■■■■■■■ということで、次回の宝塚担当は9月の・・・おっ、またしてもきりやんの月組!なんか縁がありますね~今年は。今回は退団者のオケに来たご挨拶状をパチリ~。
2011.06.03
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こんばんは~。5月なのになんだか雨が多くて、パッとしないお天気が続いていますが・・・皆さまお元気ですか?!東京宝塚は12日に、恒例の新人公演が終わりました~。新人公演の日っていうのは、本公演の先輩生徒さんたちも自然に気合いが入るのかな。(笑)いつもよりもピリリ、キリリとした雰囲気も感じたりして。朝はいつものごとく、新人の王様役の紫門ゆりやちゃんを筆頭に煌月爽矢ちゃんと愛風ゆめちゃんの3人がオケ楽屋にもご挨拶に。前日のお稽古の日も朝訪れてくれましたが「今日も新人公演、よろしくお願いします!」と元気よく紫門ゆりやちゃんがご挨拶。ホントに感じいい子だねぇ、ゆりやちゃん。オケ女子にひそかに人気です。そして・・・夜は新人公演。みんなピカピカしてたね!それに いい感じの緊張感!!昨日のリハーサルでこの部分は 本公演よりセリフがゆっくりだったなぁ、とか ソロ弾く時にはそういうことも思い出しながらテンポ設定を若干遅めにとったり。キー違いの曲もあり、こちらも改めて微調整。立ち見も入った新人公演、たくさんのお客様に見て頂けて よかったですね~。ベルの愛風ゆめちゃんの声が本当にかわいらしいベルの声で(あまり舞台が見えないので、声だけが頼り!笑)ちょっとアニメ声入ってる感じの、ちょうど劇団四季の野村玲子さんや堀内敬子ちゃんの頃のベルを思い出しました!ゆめちゃんの声は、最近の娘役さんの大人っぽい声とだいぶ違って 新鮮だったなぁ。野獣役の煌月爽矢ちゃんも、頑張ったね~!今回のこの演目の曲はすべて、メロディの音程の上下が言葉のイントネーションと逆に付いてたりするので、すっごく難しいと思うのです。「言葉」の流れや雰囲気で歌おうと思っても 音程感が甘くなったりするし、「音楽を主に音程で」歌おうと思うと言葉が逆の発音になるので、相当気をつけて言葉を発音しないと 言葉がぶっちぎれで文章がつながらなくなるし・・・・。指揮者の佐々田さんにスコアを見せてもらって、改めてその曲の難しさを感じました。いつもきりやんは 相当歌が上手いので(!!)あまりに自然に流れていて気づかないかもしれないけれど、音楽と言葉の組み合わせ方は かなり難しいタイプの音楽です。それだけに、一生懸命丁寧に歌っていた煌月爽矢ちゃんは とても好感が持てました。「青春のすべてを賭けた!」と ご挨拶で言っていましたね。(爆)ホントにその意気込みに皆「おお~っ!」と唸ってしまってウケたと同時に すごく意味もわかる~って思いました!紫門ゆりあちゃんも王様の役、いい感じでした。またご挨拶もちょっと感極まった感じで 初々しくて可愛かったなぁ。そんなわけで、無事に新人終えました。この2週目の新人のイベントが終わるとなんだかここからもう折り返しなのかぁ~と思う最近。今週も週末の今日&明日をのりきって頑張ります!そうそう、今度の休演日の16日(月)に Kaoは自分の活動としてFMサルースという横浜の青葉区中心のFM局の番組にゲスト出演することになりました!ほんの20~30分くらいの出演なので、きっとCD「FROM THE PIT」の曲を数曲かけて終わってしまうかと思いますが・・・皆さん、よかったら聴いてみて下さいね。FMサルースはインターネットの「サイマルラジオ」で聴くことが出来ます!■Kaoゲスト出演5月16日(月) 18:10~18:30FMサルース(84.1MHz)「muse Amuse」のSound Museと言うコーナーにゲスト出演FC東京&サッカーファンの皆さま、そしてミュージカルファンの皆さま、私たちMINGLEの「You'll never walk alone」(回転木馬より)も流れることと思います!どうぞお時間があれば 一瞬お耳を拝借~。
2011.05.14
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こんばんは~。・・・と 呑気な挨拶をしつつ、更新とんでもなく大幅大幅~に遅れておりますっ。うぐぐっっっ。なんだか 時間がなかったのです・・・・すみませんっ。4月の最終週から舞台稽古が本格的に始まり、そして4月29日に初日が開けて 東京宝塚の月組公演始まりました。「バラの国の王子」。劇団四季時代の「美女と野獣」を思い出しますね~。きりやん、毎日かぶりものしながら(笑)頑張っています!!暑いでしょうねぇ~、あの野獣の衣装は・・・・・。王子に変身するところとかが もぅ全く見えないので、どうなってるのかわかりませんが・・・気がつくと最後の方、美しい王子になっています。そしてショーは「ONE」。クラシックのチャイコフスキーやベートーベンの名曲を使ったショーは、弾く方も大変ですがかっこいい曲です!前回までは弦楽器のところは台の上に上がっていたので ある程度舞台の様子もわかったのですが、今回2月にオケピットのちょっとした改修工事があり、弦の部分の台をとってフラットにしたので ホントに舞台の様子があまりわかりません。(泣)前の方に出て来ると少しはわかるけど、ショーに至っては なんで皆さんが拍手してるとか、そういう意味が全くわからず。(笑)でもその分、マイク環境は素晴らしく良くなったんですよ~。音響設備がデジタルになって、スピーカーから音響卓(ミキサー卓)までがすべてがらりと変わったのです!!なので、今までのアナログ的音響よりもさらにクリアになってんどうやら外の出音は迫力が倍増したとも聴きます。自分たちで聞いたことないから、よくわからないんだけど・・・そうなのかな?お客様皆さんの反応は どうでしょうか?!それとそれと・・・今回は、本当は東京は伊澤先生という方が指揮をふる予定でしたが、先生の突然の体調不良により、大阪でこの公演を振って下さってた佐々田愛一郎さんが急遽 東京公演も振って下さることになり・・・私は初めてお仕事ご一緒しています!とってもとってもいい方で、もっと東京でも振って頂きたいです!!生徒さんたちも佐々田さんで公演は安心ですね、ずっと一緒にやってきた仲だしね。始まってすぐにGWに突入したので 朝早いスケジュールが続いており、7日の土曜日はスタミナをつけるべく、オケのダットミュージック恒例の「浅草:焼き肉の会」がありました!2回公演終了後にいそいそと浅草へ。安蘭さんたちの公演「MITSUKO」のリハーサルチームのキーボード夫妻も加わって、指揮者の佐々田さんや清川さんを含め、総勢9名。美味しく焼き肉を頂き、浅草寺にお参りをして さらに日本酒のお店で最後にちょっと飲んで、お開き~。これで明日の日曜日まで なんとか頑張れそうです!!(笑)そんなわけで、帰りの電車で指揮者の佐々田さんとドラムの丹ちゃんとパチリ。も~すっかりいい気持ちぃ~。(笑)さぁ、来週は新人公演、楽しみ!!
2011.05.08
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みなさんこんばんは~!春ですね~。ブログでちゃんと報告する時間もないまま、旅に出ておりました・・・。MINGLEの春のライブツアー、4月の1週目に続く第2弾!4月14日に京都入りし、15日の京都:モダンタイムス、16日は大阪:ギャラリー菊、そして17日は名古屋:アッコルダトゥーラというツアー。名古屋を終えて、その日の夜中に車を走らせて・・・18日未明に、東京に戻って来たところ。すでにその18日に東京宝塚のオケリハーサルがあるということで、帰りの車の中でも譜面とにらめっこしながら口じゃみせん。(爆)ギリギリまで奮闘。(笑)これから毎日弾くので、とりあえず全体像を把握~。ふむふむ・・・。最後までバタバタしてました。(笑)さて、ツアーの内容的には・・・相変わらず、大人向けな室内楽風インストユニットとして今回も、色彩や映像を意識したようなプログラミング。レギュラーメンバーのピアニスト:明石敏子ちゃんが今回のツアーも一身上の都合により参加できず、強力な代打「19時台の男!」(爆)=今やカメラマンかとあちこちで間違われるほど出で立ちがカメラマン的な、ミングルの前任ピアニスト=白石准さんにこのツアーもお願いする。そして1年ぶりの准さんとのツアー。車の中でも久しぶりに聞く准さんのたまの奇声。(爆)すっかり1年前にワープしたわぁ。(笑)15日は京都モダンタイムスで、ここ3年くらいお世話になっているライブハウスで、お食事やおつまみなどのフードもリーズナブルで美味しいお店です。京都の友人や地元ミュージシャンも飲み仲間を連れて来てくれて、終わってみんなと乾杯しながら話しをする時間は最高っ。私たちが京都の定宿として利用させて頂いているお宅のすぐ近くの、飲み屋さんの看板娘さんともお知り合いになれて・・・・次回はぜひお店に寄りたいと思います!!モダンタイムスのちょっとレトロなお店の雰囲気もステキです。マメマメなピアニスト兼カメラマン:白石准氏のページにさっそくモダンタイムスのお店の写真も・・・。翌16日は朝京都を出発して大阪へ移動。いつも行くジャズの老舗の「ロイヤルホース」の少し先の交差点近くに「ギャラリー菊」があります。16日はここで、絵画と音楽をコラボさせたミニコンサートがあり、3人の画家さんと7組の音楽家たちがそれぞれの意識を通わせ合った試み。MINGLEとしては、事前に数枚の絵を添付で見せて頂いた3人の画家さんのうち、矢野正治さんという方の絵に圧倒的なエネルギーを感じ、そこに描かれている乾いた地面や化石のような貝殻や星空などからヒントを得て、今回「月」や「砂」に通じた作品を3曲集めて弾きました。ほとんどの演奏者が皆クラシック曲の硬派な演目だった中、私たちミングルの軟派な曲がどうお客様に受け止められたか(苦笑)正直なところわかりませんが、お客様の中で「それまでクラシックしか聴いたことがなくて・・・カルチャーショックでした~ぁ」と言って下さったり、「楽しかったです」と声をかけて頂いた方々もいらっしゃって、私たちミングルにとっても大変刺激的で面白い一日でした。矢野正治先生ご本人と一緒に、ご本人の絵の前でミングル皆で記念撮影。すごくいい記念になりました~。詳しくはマメな准さんブログで。(爆)そしてその日は、京都に帰ってからも楽しいイベントがもうひとつ!二条城のライトアップに間に合ったのですっっ。春の桜を京都で愛でるのは最高の幸せ。夜桜のトンネルや月と桜のコラボは見事でした。超~底冷えな夜で、ホント寒かったけど。最終日17日、昼頃京都を後にして出発。いざ、名古屋へ。16時前には名古屋に到着し、初めてのお店「アッコルダトゥーラ」へ。テレビ塔近くの小道を入った、可愛らしい隠れ家のようなお店です。この日はここで、18時頃~各回少しずつBGM的にライブをする、というもの。「なだ万アプローズ」でもこういう仕事はしていた時期あるので、あまり違和感はないのですが・・・やはりBGM意識でやってみると、いつものミングルの良さであるメリハリのある曲が全く紹介できないのが ちょっと残念・・・・。ピアソラなんて、リズムのある曲はほとんど紹介できないし(なだ万の時には喜ばれたけど、ここではちょっと無理そうだし。)ライブのように話も挟めないので、逆に小田島氏の楽器の持ち替えも大変そう。やっぱりディナー時間を設けてそのあとのドルチェ時間にライブ開演、という他でやってるライブスタイルが、私たちには合ってるのかも・・・・という気がしました。それでもお店に来ていたお客様の中で、ジブリの聖司くんの話を楽しんでくれた若いグループの皆さんもいらっしゃって、どこで何がどう繋がって行くかわからないもんだなぁ~と。(笑)また機会があれば立ち寄りたいお店でした。というわけで、春のツアー・・・これで終了。来月、MINGLEは本当は府中のジャズ音楽祭に出演の予定だったのですが、この震災の影響を受けていろいろとイベント自体の方向も変わってしまい、地元中心な縮小規模での開催になったようでMINGLEの参加はなくなってしまいました・・・。残念!なので、ミングルとしては次のライブは6月の横浜ライブからになります。それまでは、お仕事モード再開。来週からは東京宝塚の5月月組公演「バラの国の王子」です!新しいオケピットの様子を探りたいと思いますっ。そんなこんなの春、まだちょっと寒いですね~。でもこの桜でちょっと元気な気持ちになりますね。
2011.04.20
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こんにちは。昼間の更新は久しぶりな気が・・・。今日は曇り空でちょっと寒々しいですが、この週末はみなさんいかがお過ごしですか?桜も咲いて来ましたね。でもいつもの年ほど桜を呑気に愛でている気持ちになれなくて、ちょっと心さみしい感じです。ちょっと震災騒ぎも落ち着いて来て、ライフラインも復興してきたし、さぁこれから!!・・・って時にまた、一昨日の夜の結構大きな余震でびっくり。なんだか東北地方の様子が 本当に気になります・・・。新たな余震での影響などは 大丈夫でしょうか??こんな状況の中、東京ではやっぱりライブをやって元気を取り戻そうとMINGLEは昨日8日の夜、石森管楽器の地下ホールでアコースティック・ライブを行いました!震災後は先週も今週のこのライブもたまたまアコースティックライブだったので、いつも通りな感じで電源を気にすることなく(笑)本番させて頂きました。こういう状況になって みなさん出かけることも大変だったりしたかもしれませんが、お客様がこうして来て下さって一緒の空間で音楽を楽しんでくれて、しばらく音に浸ったり人と言葉を交わし合ったり、そんな雰囲気がとても幸せな時間でした。やっぱりやってよかったな。前回のブログに書きましたが明石とんちゃんの突然のやむを得ぬ事情による今月ライブの全降板が引き続き、今週の石森ライブ&来週からの京都、大阪のギャラリー、名古屋は MINGLEのピアノ前任者の白石准さんが強力な助っ人として登場。昨夜も懐かしい自作の変拍子の曲を持って参加してくれました!さすが巨匠:白石氏~。そしてこの変更プログラムをまた新たに盛り上げてくれたもう一人の助っ人=パーカッションの畑中真利子ちゃん!「Lady Angel 107」という女の子ばかりのファンクなビッグバンドでパーカッションをやってるギャルでございます。2月のブルースアレイのMINGLEのライブでも半分くらいの曲目に参加してくれたんですが、今回もその彼女に5曲ほどジョイントを頼み、快く参加してくれました。・・・・何を隠そう、真利ちゃんは実は私の従妹なのだぁ。身内でスポーツ関係の仕事が多い中、唯一同じ業界で頑張ってる真利ちゃんなので、ぜひともこれからも若い世代でファンキーな音楽で周りを元気づけて、必死に頑張っていって活躍してほしいです!!「Lady Angel 107」はブルースアレイでも今月20日にライブあるようです。スタンダードなジャズをとてもファンキーに演奏する女の子バンドとしては強力なビッグバンドですよ~!みなさんもよかったらぜひ応援してあげて下さいね。というわけで、石森のライブ終了後は恒例のお店へ。お客さんの3分の2が第2の会場=私たちの行きつけの韓国料理屋「チャンナム家」に集合で(笑)楽しくご飯!あぁ、元気が出た。夏のMINGLE仙台公演に向けて、元気を順々に積み重ねて被災地にたくさん持って出かけたいです。帰りがけに新宿の街を通ったけど・・・今までに見たことない街の暗さ。今までが明る過ぎたんだよね。(苦笑)でもみんなで復興に向けて一歩ずつ、自分が強力できることを頑張りたいです、この暗い街がまた明るさを取り戻す日まで!写真は12月のパーティー仕事で一緒になった名古屋の従妹に続くまた従妹特集。(爆)パーカッションの真利ちゃんと。
2011.04.09
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