cheers

Nov 17, 2004
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ここ、愛知県某市某学校では今日、『職場体験』というものが行われた。その名のとおり、実際仕事を体験させていただく授業の一環である。


つい先日のこと・・・。

F・I・S・果「・・・ジャンケン・・・」
ポン、と同時に勢い良く出された4本の腕。
私達は職場体験の班長を決めるためのジャンケンをしていた。
3人が飛び跳ね喜ぶなか、一人テンションの低い者がポツンと床に沈みこんだ。
気が付けば私は班長。ジャンケンには昔から弱かったのである。


そして、職場体験当日・・・。


果「…はぁ~~ィ…」
仕事場を前に、鼓動が激しい胸を気にしながら、シブシブ返事を返した。
果「しっ・・・失礼します!!」
私が挨拶をすると、後から他の三人も続いて声を上げた。
Hさん「はぁい、いらっしゃい!」
すると、担当のHさんが挨拶をして下さった。元気な挨拶からも窺えるように、優しい性格が滲み出ている。
果「今日は一日、宜しくお願いします!!」
S・F・I「お願いします!!」

挨拶を終えると、早速仕事が回ってきた。
Hさん「じゃあ二人窓拭き、もう二人は箱を組み立ててほしいんだけど・・・」
私の割り振られた仕事は箱の組み立て。もう一人はF君と一緒にやることになった。丁寧に教えてもらい、やっと自分一人でも出来るようにもなった。


七孤ちゃん、となれた口調で話すHさん。
そう、Hさんはウチの学校の一年生の母であり、小学三年生になる私の弟の同級生の母でもあるのだ。それなりに私も関わりが深かったので、ココの職場を選んだ。もう一つは、この職場で働く職員さんが、私と同じ陸上部の親だったためである。


何箱作ったのだろう、少しくたびれてきたときに仕事が乱れてきているのに気づく。
果(いけない!店員さんに喜ばれる仕事をしないと…!)
気を入れなおし、ようやく全部作り終えた。

内心、まだやるのかよ、と感じながらも、まだ仕事は始まったばかり。ここで嫌だとは逆立ちしても口に出来ない。

果「・・・お~わりッ!!!」
ようやく仕事が終わり、くたびれた肩を抑えながら、F君と二人で次の仕事を探しにいく。


何時間も同じ繰り返しが続き、やっとのお昼タイム・・・。
優しいHさんは、お昼はパンを出してくれるとおっしゃったのでお言葉に甘え、御馳走になることに。
しかも焼きたて、まさにジャぱんの世界にいるようで心が踊った。
そんな浮かれた気分のときに、散歩へ行っていいと許しが出たので、気分転換に30分散歩に出かけることにした。

歩道を走る、走る。
車道も走る、飛び出す。

すると前から車が見えたので皆避けた。
さっと通り過ぎたその車は身体に感じた風だけを残して去って行った。


筈だった・・・。


冷たい風と共に残ったのは嫌な空気。

思わず叫んでしまった。


I・S「どうした??」
果「今の・・・D先生・・・・ッ・・・だったよね?!!?」

思わず一瞬の間。


I・S・F・果「・・・ぅうわあぁッ!!!」
頭の中で過ぎったのは『サボり』
今の私達ならサボりに見られてもおかしくない。

そして前からも・・・

I・S・F・果「・・・げッ・・!!」

「おぉ~、お前ら何やっとるだ~?」
車を止め、声をかけたのはK先生。
I君「え・・・ちょっと気分転換に・・・」
S君「店の人から30分歩いてきてもいいって言われたもんで・・・」
皆、いっぱいいっぱいな理由をつけていたのが感じ取れる。
K先生「んじゃ、散歩の証拠写真に一枚!」
『カシャッ』
証拠写真も残っているところで、帰りながら言い訳を必死に考えてる自分がいた。


I・S・F・果「ただいま、戻りました~!!」

すると仕事が入り、同じ部活の親、Mさんが私に向かって手招きしている。

Mさん「七ちゃ~ん、おいで」
言われるがままについていくと、そこには美味しそうなワッフルがずらり。
Mさん「この袋にね、ワッフル入れて、シール張ってくんだよ」
果「はぁい」
ワッフル好きの私にとって、嬉しい仕事だった。
果「わっふるだぁ~vV」
満面の笑みを浮かべ呟くと、
Mさん「そうだよ、ワッフルだよ~。七ちゃん、食べちゃ駄目だゾ~、一個なくなってたら七ちゃんの仕業だなぁ?」
笑いながら愉しく終え、そしてついに最後の仕事。

I・F・S・果「・・・240枚・・・ですか・・・??」
仕事はスタンプ押し。240枚も完成させなければならなかった。
職員さん「コレだけで終わりだ!頑張れ~!」
笑ってさらりと言う職員さん。
これも食べていくための辛さ、頑張るしかないと胸に刻んだ。

S君の隣にはF君、I君の隣には私がいた。
S君とF君は、左端にスタンプを押す作業、I君は真ん中にスタンプを押す作業、そして私は完成物を整頓する作業だった。
I君「俺の右の人に変わってほしいんだけど・・・・」
果(私のことか・・・!!)
果「あっはっは。ごめんごめん、変わるから!」
もう、とにかくはやく終わらせたかったので、超スピードでスタンプを押した。
そして。

Hさん・S・F・I果「終わったぁ~!!!」
拍手が一斉にあがった。
Hさん「ご苦労様でした!」

そして、帰る間際Hさんが、
Hさん「好きなパンもってきや!なんでもいいよ!」
どこまでも優しいHさん。

I・S・F・果「今日一日有難う御座いました!!!!」







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Last updated  Nov 18, 2004 06:46:07 PM
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