ラッコの映画生活

ラッコの映画生活

PR

×

Calendar

Comments

Jeraldanact@ Проститутки метро Электросила Брат замминистра инфраструктуры Украины…
SdvillkeS@ ИнтерЛабСервис [url=https://chimmed.ru/ ]brueggemannal…
hydraGes@ Новая ссылка на гидру v3 новый сайт гидры v3 <a href=https://hydraruzpnew4afonion…
間違い@ Re:『沈黙の行方』トム・マクローリン監督(米・加2001)(02/21) 姉ではなく、妹です。 なので、弟ではなく…
RogerEQ@ Это вам будет по вкусу разработка сайтов веб сервис - <a hr…

Profile

racquo

racquo

Favorite Blog

コイケランド koike1970さん
Kabu + Plus エースNo1さん
行きかふ人も又 はる **さん
Nobubuのbu… Nobubuさん

Keyword Search

▼キーワード検索

2007.12.09
XML
カテゴリ: ヨーロッパ映画
JUNINATTEN

白黒92min
(DISCASにてレンタル)

0.jpg

1940年の作品でから1915年生まれのイングリッド・バーグマン二十代半ばのスウェーデン作品。イングリッド・バーグマン(スウェーデン風にはイングリット・ベルイマン)という女優さんは、自分がある程度映画というものに意識を持つ年令になったとき、既に(もちろんまだ現役でしたが、もしかしたらやや過去の)大女優さんだった。で何を実際に彼女の作品として見たのか見なかったのか、何歳の彼女を見たのか見なかったのか、兎に角イメージとして美しい人ではあったけれど、どこかオバサンっぽさを表情に持った人という感じで、有名ながらあまり好きではなかった。そしてその後かなりたってから彼女の若い頃の作品を見てその魅力がわかりました。内に秘めた深い情念を静かに表現する濃密な視線は魅力的です。半年ほど前に 『ワルプルギスの夜』 という彼女のデビュー期の作品を見ましたが、ハリウッドに行ってしまう彼女のスウェーデンでの最終期の作品でしょうか。イングマール・ベルイマンは20世紀を代表するスウェーデンの名監督ですが、この「 ベルイマンでスウェーデンの映画のレベルを過大評価してはならない 」とどなたかが書いておられました。手厳しいですが事実なのかも知れません。この作品も映画としてはそれほど良く出来た作品とも感じられませんでした。しかしそれでも若いバーグマンの、またハリウッドのアメリカ的世界ではなくスウェーデン語を話しヨーロピアンな雰囲気の世界の彼女を見られるのは嬉しいですね。

1.jpg

と言うわけで、映画全体としては題材のわりには描き方に深みが足りない感じ。イングリッド・バーグマン演じるのはスウェーデンの地方都市で薬剤師として働く女性で、失業中の元船員の男の愛人との悶着で彼に銃で撃たれるところから映画は始まる。彼女の口で語られる彼女の生い立ちや船員との出会い等はあるのだけれど、世間的に人と上手く親しい関係を持てない彼女の心の問題などイマイチはっきりとはしない感じ。でもそんな彼女が同じような孤独を抱えた船員と出会ったらしい。でも二人は互いに傷つけ合うような関係でもあって、で発砲騒ぎになったのでしょう。幸い銃弾は心臓をかすめて貫通し、一命はとりとめる。裁判の様子は新聞でも一面で報じられて、醜聞を抱えた彼女は偽名を使い、首都ストックホルムに出る。スウェーデンと言うと フリーセックス とか性解放も進んだ自由な国のように思う人もいるであろうけれど、やはりヨーロッパの北の辺境として古くさい、保守的な国だったのだと思います。19世紀末にはお隣のノルウェーではイプセンが『人形の家』を書いています。前に見た『ワルプルギスの夜』もこの作品も、女性のあり方とか、自由な恋愛とか、そういう時代の変化や社会的な葛藤が底流に流れている感じです。

取った・取られた って発想は嫌いですが)二人長期の旅行に旅立っていくのがラストです。彼女の 何故 がしっかり描かれてないだけにちょっと「なんだかな~!」ってストーリー展開です。的外れなボクの邪推かも知れませんが、映画の作られた時期から言って、女優バーグマンがハリウッドの取られていくことの比喩のような気もしないではありません。でも翳りをもった美しい女を演じた若いバーグマンは魅力的でした。




監督別作品リストはここから
アイウエオ順作品リストはここから
映画に関する雑文リストはここから





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.12.10 02:51:30
コメント(2) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: