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2009.05.03
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カテゴリ: カテゴリ未分類
LA BOHEME
Robert Dornhelm
114min(1:2.35)
(桜坂劇場 ホールBにて)


他の映画のレビューでオペラのことに触れることがあるので、お気づきの方もおられるかも知れませんが、ボクは相当のオペラ好きです。とは言っても特に好きなのはモーツァルト、ワーグナー、リヒャルト・シュトラウスなど独墺系のもの。このプッチーニとかヴェルディに代表されるようなイタリアオペラを自分から聴く(観る)ことはあまりありません。もちろんチケットを貰えば喜んでいそいそと出掛けますが。でもそんなイタリアオペラの中で最も好きな演目はこの『ラ・ボエーム』かも知れません。そもそも小学生の時に(自分から積極的にではありませんが)初めて劇場で観たオペラはプッチーニのこの『ラ・ボエーム』でした。

ところでオペラというのは、まず理想的なのは劇場で生を聴く(観る)こと。しかしいつもいつもそうはいかないので、普段の楽しみはCDなどで音だけを聴く。しかしDVDなどで映像を見ながら音を聞くのは、ボクの場合かなり稀です。映像入りのDVDを持っていても、普段はたいてい音のみを聴いています。

そんなわけでボクはオペラ映画には基本的に懐疑的。この辺にオペラのオペラたる所以がありそうなのだけれど、このブログでオペラ映画を取り上げるのは初めてなので、少しそのことを考察しておきたいと思った。

最近見た映画を例にとると、ダルデンヌ兄弟監督の『ロルナの祈り』で薬中でボロボロの青年を演じた俳優ジェレミー・レニエは、2ヶ月で15キロ体重を減量して撮影にあたった。つまり映画というのは基本は写実に向う。ではオペラは?。この『ラ・ボエーム』のミミも『椿姫』のヴィオレッタも最後は肺病で死んでいくが、どちらも80キロ、90キロある巨漢のソプラノが歌う(演じる)ことだってある。あるいは清純なうら若き乙女の役を、とうに40歳を過ぎた、どう見てもおばさん顔の歌手が演じることだって珍しくはない。つまりオペラというのは基本、歌がメインであって、ルックスは二の次なのだ。だいたい舞台セットだって映画的写実からは程遠い。

ズボン役と言って、女性歌手が若い男性の役を演じるオペラもある。『フィガロの結婚』のケルビーノや『薔薇の騎士』のオクタヴィアンがそうだけれど、これは宝塚の世界とはちょっと違う。








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Last updated  2009.05.03 09:15:16
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